JPH0258117A - ディスプレイ付座標入力装置 - Google Patents

ディスプレイ付座標入力装置

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Publication number
JPH0258117A
JPH0258117A JP63208223A JP20822388A JPH0258117A JP H0258117 A JPH0258117 A JP H0258117A JP 63208223 A JP63208223 A JP 63208223A JP 20822388 A JP20822388 A JP 20822388A JP H0258117 A JPH0258117 A JP H0258117A
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JP
Japan
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circuit
time difference
input
ultrasonic
signal
Prior art date
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Pending
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JP63208223A
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English (en)
Inventor
Azuma Murakami
東 村上
Norio Akamatsu
則男 赤松
Kazuo Aoki
一男 青木
Yasuhiro Fukuzaki
康弘 福崎
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Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、超音波振動を発生する位置指示器によりディ
スプレイユニットの表示面上に指示した位置を検出する
ディスプレイ付座標入力装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、出願人は電磁波を利用した座標入力装置に関する
提案を行っている。
前記座標入力装置は、多数のループコイルをX方向及び
Y方向に並設したループコイル群よりなるタブレットと
、所定の周波数を同調周波数とする同調回路を有する位
置指示器と、前記タブレットのループコイル群より一の
ループコイルを順次選択する選択手段と、前記所定の周
波数の交流信号を発生する信号発生手段と、前記所定の
周波数の交流信号を検出する信号検出手段と、前記選択
手段により選択されたループコイルに順次、前記信号発
生手段及び信号検出手段を交互に接続する接続切替手段
と、前記信号検出手段により検出される交流信号に基づ
いて、前記位置指示器による指定位置の座標値を求める
座標検出手段とを備えている。この座標入力装置により
、電磁波を利用して前記位置指示器による指示位置を検
出することができる。
(発明が解決しようとする課題) タブレット上に描いた手書き文字や図形等が正しく入力
されているか否かを確認すると共に、入力された文字等
の訂正を簡単に行なえるようにするためには、前記タブ
レットと入力された文字等を表示するディスプレイユニ
ットを組み合わせる必要がある。また、ディスプレイユ
ニットには、CRTディスプレイ、ELディスプレイ、
LCDディスプレイ、プラズマディスプレイ等がある。
これらのディスプレイユニットと電磁波を利用した座標
入力装置を組み合わせた場合、ディスプレイユニットか
ら発生する電磁波ノイズにより、座標人力装置が誤動作
するという問題点があった。
本発明の目的は上記問題点に鑑みて、ディスプレイユニ
ットから発生する電磁波ノイズの影響を受けないディス
プレイ付座標入力装置を提供することにある。
゛(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、請求項1では、
少なくとも超音波振動子を含み、タイミング信号に基づ
いて、パルス状の所定の周波数の超音波振動を発生する
発振回路を有する位置指示器と、透明で超音波振動伝搬
性を有する材質からなる方形の板を表示面に備えたディ
スプレイユニットと、前記板の一の直交する縁にそれぞ
れ設けられた前記超音波振動を検出する複数のマイクロ
フォンと、前記タイミング信号を発生するタイミング信
号発生回路と、前記タイミング信号を発生した時間と前
記複数のマイクロフォンにより前記超音波振動を検出し
た時間との時間差を検出する時間差検出回路と、前記時
間差検出の結果に基づいて、前記位置指示器による指定
位置の座標値を算出する座標算出回路とからディスプレ
イ付座標入力装置を構成した。
また、請求項2では、少なくとも超音波振動子を含み、
パルス状の所定の周波数の超音波振動を所定の周期で発
生する発振回路を有する位置指示器と、透明で超音波振
動伝搬性を有する材質からなる方形の板を表示面に備え
たディスプレイユニットと、前記板の4つの縁に設けら
れた前記超音波振動を検出する複数のマイクロフォンと
、前記複数のマイクによる前記超音波振動の検出結果に
基づいて、前記板の2組の対向する縁にそれぞれ設けら
れたマイクロフォンへの前記超音波振動の到達時間の差
をそれぞれ検出する時間差検出回路と、前記時間差検出
の結果に基づいて、前記位置指示器による指定位置の座
標値を算出する座標算出手段とからディスプレイ付座標
入力装置を構成した。
(作 用) 本発明の請求項1によれば、位置指示器により、タイミ
ング信号に基づいてパルス状の所定の周波数の超音波振
動が発生され、複数のマイクロフォンにより、ディスプ
レイユニットの表示面に備わる板を介して伝搬される前
記超音波振動が検出され、タイミング信号発生回路によ
り、前記タイミング信号が発生される。また、時間差検
出回路により、前記タイミング信号を発生した時間と前
記複数のマイクロフォンにより前記超音波振動を検出し
た時間との時間差が検出され、座標算出回路により、前
記時間差に基づいて、前記位置指示器による指定位置の
座標値が算出される。
また、請求項2によれば、位置指示器により、パルス状
の所定の周波数の超音波振動が所定の周期で発生され、
複数のマイクロフォンにより、ディスプレイユニットの
表示面に備わる板を介して伝搬される前記超音波振動が
検出され、時間差検出回路により、前記複数のマイクロ
フォンによる前記超音波振動の検出結果に基づいて、前
記板の2組の対向する縁にそれぞれ設けられたマイクロ
フォンへの前記超音波振動の到達時間の差がそれぞれ検
出され、座標算出手段により、前記時間差検出の結果に
基づいて、前記位置指示器による指定位置の座標値が算
出される。
(実施例) 第1図は本発明の請求項1の一実施例の概要を示す概略
構成図である。図において、110は位置を指定するた
めの位置指示器、例えば、スタイラスペン、120はデ
ィスプレイユニット2で、その方形の表示面には超音波
伝搬性を有するガラス板120aを備えている。131
は矩形のX方向セラミックマイクで、ディスプレイユニ
ット120のX−Y座標のY軸に沿ってガラス板120
aの1つの縁に配設されている。132は矩形のY方向
セラミックマイクで、ディスプレイユニット120のX
−Y座標用のX軸に沿ってガラス板120aの1つの縁
に配設されている。140はタイミング信号発生回路で
、位置指示器に後述するタイミング信号を出力する。1
50は時間差検出回路で、セラミックマイク131,1
32からの出力信号とタイミング信号発生回路と140
から出力されるタイミング信号との時間差を検出する。
170は座標算出回路で、前記時間差に基づいて、位置
指示器110により、ガラス板120aに指示された位
置の座標値を求める。180は表示制御回路で、前記座
標値に対応したディスプレイユニット120の表示面に
表示を行う。
前記位置指示器110は、第2図に示すようにペン型を
なし、その内部には超音波振動子111aを含む発振回
路111が内蔵されて、いる。超音波振動子111aは
、その振動子の先端部分が位置指示器110の先端部分
に突出するように配設されている。また、発振回路11
1は、タイミング信号発生回路140からタイミング信
号を入力し、このタイミング信号に基づいて、パルス状
の所定の周波数の超音波振動を発生する。
前記ディスプレイユニット120の表示面には、透明で
超音波伝搬性を有する方形のガラス板120aを備えて
いる。ガラス板120aはX軸方向に長さLXを、Y軸
方向に長さLYをそれぞれ有している。
前記X方向セラミックマイク131は、ガラス板120
aを伝搬してくる超音波振動を検出して、これを電気信
号に変換して時間差検出回路150に出力する。また、
X方向セラミックマイク132は、セラミックマイク1
31と同暉に、ガラス板120aを伝搬してくる超音波
振動を検出して、これを電気信号に変換して時間差検出
回路150に出力する。
前記タイミング信号発生回路140は、第3図のブロッ
ク図に示すように、クロック信号発生回路141とタイ
ミング信号発生カウンタ142とから構成される。クロ
ック信号発生回路141は、座標検出の分解能に対応し
た周期tのクロック信号を発生する。タイミング信号発
生カウンタ142は、前記クロック信号に基づいて、計
時すると共に所定のタイミング発生周期Tで、パルス状
のタイミング信号を発生する。
前記タイミング発生周期Tは、前記位置指示器110の
発生する超音波振動が、ガラス板120のX軸方向の長
さLXまたはY軸方向の長さLYの長い方の距離を伝搬
するのに要する時間の定数倍、例えば1.2倍としてい
る。
前記時間差検出回路150は、第3図のブロック図に示
すように第1.第2の帯域フィルタ(以下、BPFと称
す)151,152、第1゛、第2の整流回路153,
154、第1.第2のパルス検出回路155,156、
X方向時間カウンタ157、Y方向時間カウンタ158
、X方向時間レジスタ159、Y方向時間レジスタ16
0から構成されている。
前記第1.第2のBPF151,152は、同一に構成
され、前記位置指示器110の発生する超音波振動の周
波数を中心とした所定の帯域幅内の周波数の信号を通過
させる帯域フィルタである。
第1のBPF151の入力はX方向セラミックマイク1
31の出力に接続され、第2のBPF 152の入力は
X方向セラミックマイク132の出力に接続される。
前記第1.第2の整流回路153,154はそれぞれダ
イオード及びコンデンサからなり、同一に構成されてい
る。第1の整流回路153は、第1のBPF151の出
力信号を入力し、これを整流して出力する。第2の整流
回路154は、第2のBPF152の出力信号を入力し
、これを整流して出力する。
前記第1.第2のパルス検出回路155,156は、そ
れぞれコンパレータ及びフリップフロップからなり、同
一に構成されている。第1のパルス検出回路155は、
第1の整流回路153の出力信号を入力し、所定の電圧
レベル以上のパルスが入力したときに、このパルスのリ
ーディングエツジを検出して、前記クロック信号発生回
路141から出力されるクロック信号に同期した、1ク
ロックパルス幅のパルス信号を出力する。第2のパルス
検出回路156は、第2の整流回路154の出力信号を
入力し、所定の電圧レベル以上のパルスが入力したとき
に、このパルスのリーディングエツジを検出して、前記
クロック信号に同期した、1クロックパルス幅のパルス
信号を出力する。
前記X方向時間カウンタ157は、カウンタからなり、
前記クロック信号により計時を行い、前記タイミング信
号発生カウンタ142から出力されるタイミング信号に
よりリセットされて、再び計時を行なうようになってい
る。
前記Y方向時間カウンタ158は、カウンタからなり、
前記クロック信号により計時を行い、前記タイミング信
号によりリセットされて、再び計時を行うようになって
いる。
前記X方向時間レジスタ159は、X方向時間、カウン
タ157の計時データと第1のパルス検出回路155か
ら出力されるパルス信号とを入力し、このパルス信号の
立上りでX方向時間カウンタ157の計時データを保持
する。
前記Y方向時間レジスタ160は、Y方向時間カウンタ
158の計時データと第2のパルス検出回路156から
出力されるパルス信号と゛を入力し、このパルス信号の
立上りでY方向時間カウンタ158の計時データを保持
する。
前記座標算出回路170は、X方向乗算器171とY方
向乗算器172により構成される。
前記X方向乗算器171は、(1〉式に示すように、X
方向時間レジスタ159から出力される計時データXD
と、クロック信号の周期tと、前記位置指示器110の
発生する超音波振動がガラス板120aを伝搬する伝搬
速度Vを乗算した値しXlをX座標値として表示制御回
路180に出力する。
LXI  −XD−t−v      ・−(1)前記
Y方向乗算器172は、(2)式に示すように、Y方向
時間レジスタ160から出力される計時データYDと、
クロック信号の周期tと、前記超音波振動の伝搬速度V
とを乗算した値LYIをY座標値として表示制御回路1
80に出力する。
LYI−YD参t−■   ・・・(2)前記表示制御
回路180は、ディスプレイユニット120の前記X座
標値LXIとY座標値LY1に対応した表示位置に表示
を行う。
次に、前述の構成よりなる請求項1の一実施例の動作を
、第4図に示すタイミングチャートに基づいて説明する
ここでは、前記位置指示器110の先端に突出している
超音波振動子111aを、第1図に示すガラス板120
a表面の点Pに接触させて位置を指示した場合の動作を
説明する。
前記位置指示器110の発振回路111は、りイミング
信号発生カウンタ142から出力されるタイミング信号
に基づいて、超音波振動子111aにより、パルス状の
超音波振動を発生する。
超音波振動子111aにより発生したパルス状の超音波
振動は、ガラス板120aを伝搬してX方向セラミック
マイク131とY方向セラミックマイク132に伝わる
。前記点Pの位置からX方向セラミックマイク131ま
で、超音波振動が伝搬するのに要するX方向伝搬時間t
x経過した後に、X方向セラミックマイク131は超音
波振動を検出して電気信号aを出力する。また、点Pの
位置からY方向セラミックマイク132まで、超音波振
動が伝搬するのに要するY方向伝搬時間ty経過した後
に、Y方向セラミックマイク132は超音波振動を検出
して電気信号すを出力する。
前記第1のBPF151は、X方向セラミックマイク1
31の出力信号を入力して、前記超音波振動の周波数を
中心とした所定の帯域幅内の周波数の信号Cを出力する
。また、第2のBPF152は、Y方向セラミックマイ
ク132の出力信号を入力して、前記超音波振動の周波
数を中心とした所定の帯域幅内の周波数の信号dを出力
する。
第1の整流回路153は前記信号Cを整流した信号りを
出力し、第2の整流回路154は前記信号dを整流した
信号iを出力する。第1のパルス検出回路155は、前
記信号りを入力し、前記超音波振動のパルス信号のリー
ディングエツジを検出して、パルス信号jを出力する。
第2のパルス検出回路156は、前記信号iを入力し、
前記超音波振動のパルス信号のリーディングエツジを検
出して、パルス信号りを出力する。
また、X方向時間カウンタ157とY方向時間カウンタ
158は、前記タイミング信号によりリセットされて、
クロック信号に基づいて計時を行っている。X方向時間
レジスタ159は、前記信号jの立上りで、X方向時間
カウンタ157の計時データXDを保持して出力する。
Y方向時間レジスタ160は、前記信号りの立上りで、
Y方向時間カウンタ158の計時データYDを保持して
出力する。
前記X方向乗算器171は、前記X方向の計時データX
Dとクロック信号の周期tとを乗算してX方向伝搬時間
txを算出し、更に、このX方向伝搬時間txと前記超
音波振動の伝搬速度Vとを乗算して、点PのX座標値L
X1を算出して出力する。前記Y方向乗算器172は、
前記Y方向の計時データYDとクロック信号の周期tと
を乗算してY方向伝搬時Pal t yを算出し、更に
、このY方向伝搬時間tyと前記超音波振動の伝搬速度
■とを乗算して、点PのY座標値LYIを算出して出力
する。これらのX、Y座標値LXI、LYIに基づいて
、表示制御回路180は、ディスプレイユニット120
の点Pに対応した位置に表示を行う。
尚、本実施例では、X方向乗算器171及びY方向乗算
器172により指定位置の座標値を算出しているが、マ
イクロコンピュータ等を用いてソフトウェアにより算出
するようにしてもよい。
次に、本発明の請求項2の一実施例を説明する。
第5図は請求項2の一実施例の概要を示す概略構成図で
ある。図において、210は位置を指定するための位置
指示器、例えばスタイラスペン、220はディスプレイ
ユニットで、その表示面には超音波伝搬性を有する方形
のガラス板220を備えている。231はX方向第1の
マイクで、矩形のセラミックマイクからなり、ディスプ
レイユニット220のX−Y座標のY軸に沿ってガラス
板220aの辺に配設されている。232はX方向第2
のマイクで、矩形のセラミックマイクからなり、X方向
第1のマイク231が配設されている辺に対向する辺の
縁に沿って配設されている。
またX方向第1のマイク231とX方向第2のマイク2
32との間は、距離LXで平行に保たれている。233
はX方向第1のマイクで、矩形のセラミックマイクから
なり、ディスプレイユニット220のX−Y座標のX軸
に沿ってガラス板220aの辺に配設されている。23
4はX方向第2のマイクで、矩形のセラミックマイクか
らなり、X方向第1のマイク233が配設されている辺
に対向する辺の縁に沿って配設されている。また、Y方
向第1のマイク233とY方向第2のマイク234との
間は、距離LYで平行に保たれている。
300は時間差検出回路、400はCPU、500は表
示制御回路である。
前記座標算出手段は、CPU400及びCPU400を
動作させるプログラムより構成される。
前記位置指示器210は、第6図に示すようにペン型を
なし、その内部には発振器212、カウンタ213、超
音波振動子214及び電池215から構成される発振回
路211が内蔵されている。
超音波振動子214は、その振動子の先端部が位置指示
器210の先端部分に突出するように配設されている。
また、発振器212は、所定の周波数のクロック信号を
発生し、カウンタ213は前記クロック信号に基づいて
カウントを行うと共に所定の周期Tでパルス信号を出力
する。超音波振動子214は、カウンタ213から出力
されるパルス信号を入力したときにパルス状の所定の周
波数の超音波振動を発生する。前記カウンタ213から
出力されるパルス信号の周期Tは、前記超音波振動が、
ガラス板220aの前記距離LXまたは距離LYの長い
方の距離を伝搬するのに要する時間の2倍より大きい値
、例えば2.2倍にする。
前記X方向筒1.第2のマイク231,232、Y方向
第1.第2のマイク233,234のそれぞれは、ガラ
ス板220aを伝搬してくる超音波振動を検出して、こ
れを電気信号に変換して時間差検出回路300に出力す
る。
前記時間差検出回路300は、第7図のブロック図に示
すように、クロック信号発生回路310、パルス整形回
路320、X方向時間差検出回路340、Y方向時間差
検出回路360及び割込み信号発生回路390から構成
される。
前記クロック信号発生回路310は、座標検出の分解能
に対応した周期tのクロック信号CKを発生する。
前記パルス整形回路320は、第1乃至第4の帯域フィ
ルタ(以下、BPFと称す)321乃至324、第1乃
至第4の整流回路325乃至328及び第1乃至第4の
パルス検出回路329乃至332から構成されている。
前記第1乃至第4のBPF321乃至324のそれぞれ
は、同一に構成され、前記位置指示器210の発生する
超音波振動の周波数を中心とした所定の帯域幅内の周波
数の信号を通過させる。第1のBPF321の入力には
X方向第1のマイク231の出力が、第2のBPF32
2の入力にはX方向第2のマイク232の出力が、第3
のBPF323の入力にはY方向第1のマイク233の
出力が、第4のBPF324の入力にはY方向第2のマ
イク234の出力がそれぞれ接続されている。
前記第1乃至第4の整流回路325乃至328のそれぞ
れは、同一に構成され、入力される交流信号を整流して
出・力する。第1の整流回路325の入力は第1のBP
F321の出力に、第2の整流回路326の入力は第2
のBPF322の出力に、第3の整流回路327の入力
は、第3のBPF323の出力に、第4の整流回路32
8の人力は第4のBPF324の出力に、それぞれ接続
されている。
前記第1乃至第4のパルス検出回路329乃至332の
それぞれは、コンパレータとフリップフロップとからな
り、同一に構成され、所定の電圧レベル以上のパルスが
入力したと、きに、このパルスのリーディングエツジを
検出して、前記クロック信号発生回路310から出力さ
れるクロック信号CKに同期した、1クロツタパルス幅
のパルス信号を出力する。第1のパルス検出回路329
の入力は第1の整流回路325の出力に、第2のパルス
検出回路330の入力は第2の整流回路326の出力に
、第3のパルス検出回路331の人力は第3の整流回路
327の出力に、第4のパルス検出回路332の入力は
第4の整流回路328の出力にそれぞれ接続されている
前記X方向時間差検出回路340は、2人力のOR回路
341.2人力のAND回路342乃至346、JK型
ラフリップフロップ34フ至349.2人カッ’N O
R回路350、NOT回路351.352、ヘキサDタ
イプフリップフロップ353、カウンタ354、トライ
ステート出力のレジスタ355及びコンパレータ356
から構成される。
前記第1のパルス検出回路329の出力は、OR回路3
41の一方の入力とAND回路342の一方の入力に接
続され、前記第2のパルス検出回路330の出力は、O
R回路341の他方の入力とAND回路343の一方の
入力に接続されている。OR回路341の出力はAND
回路344の一方の入力とフリップフロップ353の第
1の入力D1に接続されている。
フリップフロップ353の第1の出力Qlは第2の入力
D2に、第2の出力Q2は第3の入力D3にそれぞれ接
続されると共に、第2の出力Q2はAND回路345の
一方の入力に、第3の出力Q3はAND回路345の他
方の入力にそれぞれ接続されている。また、フリップフ
ロップ353のクロックパルス入力端子CPには前記ク
ロック信号CKが入力されている。
AND回路342の出力は、JK型ラフリップフロップ
34フJ入力に接続されている。JK型ラフリップフロ
ップ34フに入力は接地され、Q出力はレジスタ355
の最上位ビットの入力とNOR回路350の一方の入力
に接続され、クロックパルス入力端子CPには前記クロ
ック信号CKが入力されている。AND回路343の出
力は、JK型ラフリップフロップ348J入力に接続さ
れている。J K型フリップフロップ348のに入力は
接地され、Q出力はレジスタ355の最上位から2番目
のビットの入力とNOR回路350の他方の人力に接続
され、クロックパルス入力端子CPには前記クロック信
号CKが入力されている。
NOR回路350の出力は、AND回路342の他方の
入力とAND回路343の他方の入力に接続されている
。AND回路344の出力は、JK型ラフリップフロッ
プ349J入力に接続されている。JK型ラフリップフ
ロップ349Q出力は、カウンタ354のイネーブル端
子Eと、AND回路346の一方の入力に接続されると
共にNOT回路351を介してAND回路344の他方
の入力に接続されている。AND回路345の出力は、
AND回路346の入力に接続されている。AND回路
346の出力はレジスタ355のクロックパルス入力端
子CPに接続されている。カウンタ354の出力はレジ
スタ355の下位ビットの入力とコンパレータ356の
A入力に接続されている。また、カウンタ35のクロッ
クパルス入力端子CPには前記クロック信号CKが入力
されている。コンパレータ356の入力には超音波振動
がガラス板220aの前記X1マイク231とX2マイ
ク232との間の距離LXを伝搬するのに要する時間t
xmaxをクロック信号CKの周期tで除算した値x 
+naxが設定されている。コンバレタ356のA>B
出力は、JK型ラフリップフロップ349に入力に接続
されると共にNOT回路352を介してカウンタ354
のクリア端子CLRに接続されている。
前記カウンタ354は、イネーブル端子Eへの入力信号
が論理″1″のとき動作状態になり、クリア端子CLR
に論理“O”の信号が人力したときに、出力データを0
にする。
前記Y方向時間差検出回路360は、2人力のOR回路
361.2人力のAND回路362乃至366、JK型
ラフリップフロップ36フ至369.2人力のNOR回
路370、NOT回路371.372、ヘキサDタイプ
フリップフロップ3・73、カウンタ374、トライス
テート出力のレジスタ375及びコンパレータ376か
らなり、X方向時間差検出回路340と同一に構成され
ている。但し、コンパレータ376のB入力には超音波
振動がガラス板220aのX1マイク233とX2マイ
ク234との間の距離LYを伝搬するのに要する時間t
ymaxをクロック信号CKの周期tで除算した値Y 
a+axが設定されている。
前記割込み信号発生回路30は、J K型フリップフロ
ップ391,392.2人力のAND回路393及びN
OT回路394から構成される。
前記JKフリップフロップ391のJ入力は、前記X方
向時間差検出回路340のAND回路346の出力に接
続され、K入力は接地され、Q出力はAND回路393
の一方の入力に接続されている。JK型ラフリップフロ
ップ392J入力は、前記Y方向時間差検出回路360
のAND回路366の出力に接続され、K入力は接地さ
れ、Q出力はAND回路393の他方の入力に接続され
ている。また、JK型ラフリップフロップ391392
のクロックパルス入力端子CPには、クロック信号CK
が入力されている。前記N07回路394の入力は、前
記CPU400の出力ポートP1に接続されている。ま
た、NOT回路394の出力は、JK型ラフリップフロ
ップ34フ348゜367.368,391,392の
それぞれのクリア端子CLRに接続されている。JK型
ラフリップフロップ34フ348,367.368,3
91.392のそれぞれは、クリア端子CLRに論理“
0”の信号が入力されるとQ出力を論理″0”にする。
前記CPU400のデータバスDBは、X方向時間差検
出回路340のレジスタ355の出力とY方向時間差検
出回路360のレジスタ375の出力に接続されている
。これにより、CPU400は、データバスDBを介し
て第8図(a)(b)に示すデータフォーマットで、レ
ジスタ355に保持されるX方向時間差データXDとレ
ジスタ375に保持されるY方向時間差データYDとを
入力することができるようになっている。
第8図(a)に示すX方向時間差データのXl。
X2のビットはX方向第1.第2のマイク231゜23
2のどちらが先に、超音波振動を検出したかを示す。X
l−1” X2−“0゛のときは、X方向第1のマイク
231が先に超音波振動を検出したことを示し、Xl−
“O”、X2−“1”のときはX方向第2のマイク23
2が先に超音波振動を検出したことを示し、Xl−“1
” X2−“1”のときは、両方のマイクが同時に超音
波振動を検出したことを示し、Xl−“0“、 X2−
“1″のときは、両方のマイク共に超音波振動を検出し
ていないことを示す。
第8図(b)に示すY方向時間差データのYl。
Ylのビットも同様に、Y方向第1.第2のマイク23
3,234による超音波振動の検出順序を示している。
また、CPU400のデータバスDBは表示制御回路5
00にも接続され、表示制御回路500はディスプレイ
ユニット220に接続されている。
前記表示制御回路500は、データバスDBを介してC
PU400から表示位置を示すX座標値とY座標値とを
入力し、これらの座標値に対応したディスプレイユニッ
ト220の表示位置に表示を行う。
次に、X方向時間差検出回路340の動作を第8図に示
すタイミングチャートに基づいて説明する。
前記X方向節1のマイク231及びX方向第2のマイク
232により、ガラス板220aを伝搬する超音波振動
が検出されると、パルス整形回路320からパルス信号
A、Bが出力される。このパルス信号A、Bの最初にO
R回路341に入力したパルス信号によりJK型ラフリ
ップフロップ349セットされてQ出力の信号Cは論理
′1mになる。これにより、カウンタ354がカウンタ
を開始する。パルス信号A、Bの2番目にOR回路34
1に入力したパルス信号は、フリップフロップ353と
AND回路345によりタイミング調整のために遅延さ
れた信号りになり、AND回路346を介してレジスタ
355に入力される。
このパルス信号りにより、カウンタ354の出力値△X
がレジスタ355に保持される。また、カウンタ354
の出力値△XがX方向の最大伝搬時間txmaxをクロ
ック信号CKの周期tで除算した値x l1axを越え
ると、コンパレータ356のA>B出力の信号Eは論理
″1”になる。これにより。JK型ラフリップフロップ
349リセットされ、Q出力の信号Cは論理′0“にな
り、カウンタ354はカウントを停止する。また、信号
EはNOT回路352により反転されて、カウンタ35
4のクリア端子CLRに入力される。
これにより、カウンタ354の出力値△Xは0になる。
また、X方向第1のマイク231がX方向第2のマイク
232よりも先に超音波振動を検出したときには、この
超音波振動のパルス信号により、JK型ラフリップフロ
ップ34フセットされて、このQ出力の信号X1は論理
“1″になる。
X方向第2のマイク232がX方向第1のマイク231
よりも先に超音波振動を検出したときには、この超音波
振動のパルス信号により、J K型フリップフロップ3
48がセットされて、このQ出力の信号X2は論理“1
″になる。X方向第1.第2のマイク231,232が
同時に超音波振動を検出したときは、JK型ラフリップ
フロップ34フ348の両方がセットされる。
前記Y方向時間検出回路360の動作も、前述したX方
向時間差検出回路340の動作と同様である。
次に割込み信号発生回路390の動作を説明する。
JK型ラフリップフロップ391.X方向時間差検出回
路340のレジスタ355にX方向時間差データXDを
保持するためのパルス信号によりセットされて、Q出力
の信号が論理“1″になる。
JK型マフリップフロップ392、Y方向時間差検出回
路360のレジスタ375にY方向時間差データYDを
保持するためのパルス信号によりセットされて、Q出力
の信号が論理“1”になる。
AND回路393は、JK型ラフリップフロップ391
392の両方のQ出力の信号が論理“1”になったとき
に、CPU400に割込み信号INTを論理“1#にし
て出力する。
次に、CPU400がX方向時間差データXDとY方向
時間差データYDに基づいて、位置指示器210による
指定位置の座標値を算出する動作を第10図に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
ここでは、位置指示器210の先端に突出している超音
波振動子214を、第5図に示すガラス板210aの表
面の点Pに接触させて位置を指示した場合の動作を説明
する。
前記点PからX方向第1.第2のマイク231232ま
での距離をそれぞれLXI 、LX2とし、点PからY
方向第1.第2のマイク233.234までの距離をそ
れぞれLYL、LY2とすると次式が成立する。
LX−LXL +LX2    ・・・(3)LY−L
YI +LY2    ・・・(4)また、超音波振動
がガラス板220aの距MLXi、LX2 、LYI 
、LY2を伝搬するのに要する時間をそれぞれt xi
 、  t x2 、  t yl 、  t y2と
すると次式が成立する。
t xma x −t xi + t x2 −・−(
5)tymax−tyL+ty2 −(6)次に、l 
txl−tx2  l−△tx、1tyl−ty21−
Δtyに置換すると、txl<tx2のときの点PのX
座標値であるLXIは次式で表わされる。
LXI −LX−(1−Δt x/ t xma x)
 /2・・・(7) txl>tx2のときのLXlは次式で表わされる。
LXI−LX−(1+Δtx/lxmax)/2・・・
(8) txl=tx2のときのLXlは次式で表わされる。
LXI  −LX/2        ・・・(9)ま
た、tyl<ty2のときの点PのY座標値であるLY
Iは次式で表わされる。
LYI−LY−(1−△t y/ t yma x) 
/2・・・(10) tyl>ty2のときのLYIは次式で表わされる。
LYI −LY−(1+△t y/ t yma x)
 /2・・・(11) tyl=ty2のときのLYIは次式で表わされる。
LYL −LY/2      ・・・(12)前記(
7)乃至(12)式に基づいて、CPU400は点Pの
座標値を算出する。
前記CPU400は、割込み信号INTが論理“1“で
あるか否かを常時監視している(SL )。
割込み信号INTが論理“1″になると、X方向時間差
データXD及びY方向時間差データYDを読み取る(S
2 )  (S3 )。次に、出力ポートP1に論理“
1″のパルス信号を出力する(S4)。
これにより、割込み信号発生回路390のJK型ラフリ
ップフロップ391392、X方向時間差検出回路34
0のJK型ラフリップフロップ34フ348及びY方向
時間差検出回路360のJKKフリップフロップ367
.358がリセットされ、それぞれのQ出力の信号が論
理“0“になる。次に、X方向時間差値ΔXとクロック
信号CKの周期tとを乗算して、X方向の時間差Δtx
を求め(S5 ) 、Y方向時間差値△Yとクロック信
号CKの周期tとを乗算して、Y方向の時間差Δtyを
求める(S6)。次に、X方向時間差データXDのXl
のビットが論理″1“で、Xlのビットが論理“0“で
あるか否かを判定する(S7)。
この判定の結果、XI −”1″、Xl−“0”でない
ときはS9の処理に移行し、Xi−“1”、Xl−“0
“のときは前記(7)式に基づいて、点PのX座標値L
Xlを算出し、S13の処理に移行する(S8)。
S7の判定の結果、Xl−“1# Xl−“0#でない
ときは、Xl−“0“ Xl−“1″であるか否かの判
定を行う(S9)。この判定の結果、Xl−“0“、X
l−“1″でないときはSllの処理に移行し、Xl−
“0” Xl−“1”のときは前記(8)式に基づいて
、点PのX座標値LXIを算出し、S13の処理に移行
する( S 10)。
S9の判定の結果、Xl−“0″ Xl−“1″でない
ときは、Xl−“1“、Xl−“1”であるか否かを判
定する( S 11)。この判定の結果、XI−“1.
Xl−“1“でないときはSlの処理に移行し、Xl−
“1” Xl “1″のときは前記(9)式に基づいて
、点PのX座標値を算出し、S13の処理に移行する(
 S 12)。
次に、Y方向時間差データYDのY1ビットが論理“1
″で、Y2ビットが論理“0“であるか否かを判定する
( S 13)。この判定の結果、Yl−“1”、Y2
− ”O”でないときはS15の処理に移行し、Yl−
“1” Y2−0゛のときは前記(10)式に基づいて
、点PのY座標値LYIを算出する( S 14)。
813の判定の結果、Yl −”1” 、Y2−“0゜
でないときは、Yl−“0”、Y2−“1“であるか否
かの判定を行う(S 15)。この判定の結果、Yl−
“0”、Y2−“1”でないときはS17の処理に移行
し、Yl−“0”、Y2−“1″のときは前記(11)
式に基づいて、点PのY座標値LY1を算出する( 5
16)。
Sl5の判定の結果、Yl−“0″ Y2−“1”でな
いときは、Yl −”1″、Y2−“1#であるか否か
の判定を行う(S 17)。この判定の結果、Yl−“
1”、Y2−“1”でないときはSlの処理に移行し、
Yl−“1“ Y2−“1”のときは前記(12)式に
基づいて、点PのY座標値LYlを算出する( 818
)。これらの処理により、点Pの座標値が算出される。
これらのX、Y座標値LXI、LYIに基づいて、表示
制御回路500は、ディスプレイユニット220の点P
に対応した位置に表示を行う。
前述の計算処理の伴う定数、LX、LYS txmax
、tymax、tは予めCPU400のプログラムに設
定されている。
尚、本実施例では、X方向第1.第2のマイク231.
232への超音波振動の伝達時間の差の検出と、Y方向
第1.第2のマイク233,234への超音波振動の伝
達時間の差の検出をハードウェアによって行っているが
ソフトウェアで行っても良い。
また、本実施例では、座標算出手段をCPU400によ
るソフトウェアで構成したが、ハードウェアで構成して
も、同様に座標値を算出することができることは言うま
でもないことである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の請求項1によれば、少な
くとも超音波振動子を含み、タイミング信号に基づいて
、パルス状の所定の周波数の超音波振動を発生する発振
回路を有する位置指示器と、透明で超音波振動伝搬性を
有する材質からなる方形の板を表示面に備えたディスプ
レイユニットと、前記板の一の直交する縁にそれぞれ設
けられた前記超音波振動を検出する複数のマイクロフォ
ンと、前記タイミング信号を発生するタイミング信号発
生回路と、前記タイミング信号を発生した時間と前記複
数のマイクロフォンにより前記超音波振動を検出した時
間との時間差を検出する時間差検出回路と、前記時間差
検出の結果に基づいて、前記位置指示器による指定位置
の座標値を算出する座標算出回路とからディスプレイ付
座標入力装置を構成したので、超音波振動により位置指
示器の指定位置を検出するため、ディスプレイユニット
から発生する電磁波ノイズの影響を受けて誤動作するこ
となく、指定位置の座標値を求めることができる。更に
、ディスプレイユニットの表示面に備わる板を超音波振
動伝搬の媒体としているため構造が簡単になるという利
点を有する。
また、本発明の請求項2によれば、少なくとも超音波振
動子を含み、パルス状の所定の周波数の超音波振動を所
定の周期で発生する発振回路を有する位置指示器と、透
明で超音波振動伝搬性を有する材質からなる方形の仮を
表示面に備えたディスプレイユニットと、前記板の4つ
の縁に設けられた前記超音波振動を検出する複数のマイ
クロフォンと、前記複数のマイクロフォンによる前記超
音波振動の検出結果に基づいて、前記板の2組の対向す
る縁にそれぞれ設けられたマイクロフォンへの前記超音
波振動の到達時間の差をそれぞれ検出する時間差検出回
路と、前記時間差検出の結果に基づいて、前記位置指示
器による指定位置の座標値を算出する座標算出手段とか
らディスプレイ付座標入力装置を構成したので、超音波
振動により、位置指示器の指定位置を検出するため、デ
ィスプレイユニットから発生する電磁波ノイズの影響を
受けて誤動作することなく、指定位置の座標値を求める
ことができる。また、ディスプレイユニットの表示面に
備わる阪を超音波振動伝搬の媒体としているため構造が
簡単になる。更に、位置指示器は、時間差検出回路及び
座標算出手順とコドで接続する必要が無いため、コード
で接続されている場合に感じる煩わしさが無くなるとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の請求項1の一実施例の概要を示す概略
構成図、第2図は請求項1における位置指示器の一例を
示す断面図、第3図は請求項1の一実施例のブロック図
、第4図は請求項1の一実施例のタイミングチャート、
第5図は請求項2の一実施例の概要を示す概略構成図、
第6図は請求項2の位置指示器の一例を示す断面図、第
7図は請求項2の一実施例のブロック図、第8図(a)
は請求項2の一実施例におけるX方向時間差データフォ
ーマットを示す図、第8図(b)は請求項2の一実施例
におけるY方向時間差データフォーマットを示す図、第
9図は請求項2の一実施例におけるX方向時間差検出回
路のタイミングチャート、第10図は請求項2の一実施
例における座標算出手順を示すプログラムフローチャー
トである。 110.210・・・位置指示器、111,211・・
・発振回路、1lla、214・・・超音波振動子、1
20.220・・・ディスプレイユニット、120a、
220a・・・ガラス板、11・・・X方向セラミック
マイク、132・・・Y方向セラミックマイク、140
・・・タイミング信号発生回路、150・・・時間差検
出回路、170・・・座標算出回路、180・・・表示
制御回路、231・・・X方向第1のマイク、232・
・・X方向第2のマイク、233・・・Y方向第1のマ
イク、234・・・Y方向第2のマイク、300・・・
時間差検出回路、400・・・CPU (座標算出手段
)、500・・・表示制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも超音波振動子を含み、タイミング信号
    に基づいて、パルス状の所定の周波数の超音波振動を発
    生する発振回路を有する位置指示器と、透明で超音波振
    動伝搬性を有する材質からなる方形の板を表示面に備え
    たディスプレイユニットと、 前記板の一の直交する縁にそれぞれ設けられた前記超音
    波振動を検出する複数のマイクロフォンと、 前記タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路
    と、 前記タイミング信号を発生した時間と前記複数のマイク
    ロフォンにより前記超音波振動を検出した時間との時間
    差を検出する時間差検出回路と、前記時間差検出の結果
    に基づいて、前記位置指示器による指定位置の座標値を
    算出する座標算出回路とからなる、 ことを特徴とするディスプレイ付座標入力装置。
  2. (2)少なくとも超音波振動子を含み、パルス状の所定
    の周波数の超音波振動を所定の周期で発生する発振回路
    を有する位置指示器と、 透明で超音波振動伝搬性を有する材質からなる方形の板
    を表示面に備えたディスプレイユニットと、 前記板の4つの縁に設けられた前記超音波振動を検出す
    る複数のマイクロフォンと、 前記複数のマイクによる前記超音波振動の検出結果に基
    づいて、前記板の2組の対向する縁にそれぞれ設けられ
    たマイクロフォンへの前記超音波振動の到達時間の差を
    それぞれ検出する時間差検出回路と、 前記時間差検出の結果に基づいて、前記位置指示器によ
    る指定位置の座標値を算出する座標算出手段とからなる
    、 ことを特徴とするディスプレイ付座標入力装置。
JP63208223A 1988-08-24 1988-08-24 ディスプレイ付座標入力装置 Pending JPH0258117A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2364665A (en) * 2000-07-11 2002-02-06 Grandpeak Engineering Ltd Method of bending sheet material and an article produced by bending sheet material

Cited By (2)

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GB2364665A (en) * 2000-07-11 2002-02-06 Grandpeak Engineering Ltd Method of bending sheet material and an article produced by bending sheet material
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