JPH0257875B2 - - Google Patents

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JPH0257875B2
JPH0257875B2 JP6115883A JP6115883A JPH0257875B2 JP H0257875 B2 JPH0257875 B2 JP H0257875B2 JP 6115883 A JP6115883 A JP 6115883A JP 6115883 A JP6115883 A JP 6115883A JP H0257875 B2 JPH0257875 B2 JP H0257875B2
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JP
Japan
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pulse
response
interrogation
circuit
time
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JP6115883A
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JPS59187279A (ja
Inventor
Hideji Nishimura
Kaoru Kudo
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS59187279A publication Critical patent/JPS59187279A/ja
Publication of JPH0257875B2 publication Critical patent/JPH0257875B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/74Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/76Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は干渉除去方式に関し、特にレーダと併
設して使用する呼掛応答方式において複数の呼掛
者によつて応答者が受ける干渉および複数の応答
者によつて呼掛者が受ける干渉、ならびに妨害等
による他動的干渉等を除去するための干渉除去方
式に関する。
レーダと併設され、通常複数の送受信局が質問
局としてその有効送受信範囲を重複させつつ呼掛
者として予め設定する搬送周波数による質問パル
スを発射し、この質問パルスに応答して質問パル
スとは異なる搬送周波数の応答パルスを発射する
レスポンダを搭載した、航空機等の応答局として
の応答者との間で質問ならびに応答パルスの授受
を介して互いに識別し合う呼掛応答方式はよく知
られている。
呼掛応答方式においては、通常、応答者はレス
ポンダを搭載した航空機を対象としこれを応答局
として運用しているがこの応答局はレスポンダを
有する船舶もしくは車輌、あるいは人間集団等を
移動局としても原理的には全く同様に運用しうる
ものでありこのような応答局を含む応答者を対象
とする呼掛応答方式による識別も近時しばしば利
用されていることもまたよく知られている。
しかしながら、従来のこの種の呼掛応答方式に
は次に述べるような欠点がある。
すなわち、呼掛者と応答者との間で授受される
質問パルスおよび応答パルスはそれぞれ予め特定
する既知の固定周波数ならびに固定の信号形式を
採用しており、通常複数の応答者と複数の呼掛者
との間でこれら同一の固定周波数ならびに信号形
式を用いて実施される呼掛、応答によつて次の2
つの基本的な運用上の問題が発生する。
その1は、複数の呼掛者と複数の応答者とは互
いに常時かつ任意に呼掛および応答を実施しう
る、いわゆるallcall方式で運用されるため、質問
および応答における電波の干渉が避けられずこの
ため正常な呼掛応答がしばしば阻害されるという
欠点がある。
その2は、質問パルスと応答パルスとがそれぞ
れ予め特定する一定の周波数および信号形式であ
るため、外部からの混信パルスおよび妨害パルス
等による影響を受け易く、特に人為的に行なわれ
る妨害パルスに対してはこの影響の受け方が著し
く容易に正常な運用を阻害されてしまうという欠
点がある。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、レーダ
装置と併用する呼掛者と応答者との間で運用され
る呼掛応答方式において、レーダ装置によつて取
得する目標情報によつて特定する個別目標ごとに
それぞれの距離情報に対応する時間で質問パルス
を目標ごとに時分割して発射するという手段を備
えて個別目標ごとの呼掛応答を図ることにより、
干渉を大幅に除去し得るとともに妨害に対する排
除能力も著しく改善し、しかも一周波数でも呼掛
応答が可能となる干渉除去方式を提供することに
ある。
本発明の方式は、レーダ装置を併併置して運用
する複数の送受信局を呼掛者としこの呼掛者の発
射する質問パルスに対する応答パルスをレスポン
ダを介して発射する複数の応答者と前記呼掛者と
が前記質問パルスおよび応答パルスの授受を介し
て相互に存在を認識し合う呼掛応答における干渉
を除去する干渉除去方式であつて、前記呼掛者と
前記応答者がそれぞれ互いに同期しかつ時間的に
ランダムな第1,第2,第3および第4の少なく
とも4個の時系列パルスを呼掛応答の処理時間フ
レームごとに発生するランダム時系列パルス発生
手段と、前記呼掛者が前記第1の時系列パルスに
時間的に対応した質問開始パルスと前記第2の時
系列パルスに対して前記レーダ装置による前記応
答者の測距分だけ時間的に先行した識別パルスと
前記第3の時系列パルスに時間的に対応し前記応
答者が前記呼掛者までの距離を知るための距離測
定パルスとを質問パルスとして送出する質問手段
と、前記応答者が前記質問開始パルスの受信にも
とづいて前記第2の時系列パルスのタイミングで
前記識別パルスを受信すべく発生する第1の待受
ゲート時間内に前記識別パルスを捕捉することに
よつて前記呼掛者による正規の前記質問パルス受
信を確認しかつ前記距離測定パルスの受信タイミ
ングと前記第3の時系列パルスのタイミングによ
つて前記呼掛者までの測距を行ないさらに前記第
4の時系列パルスに時間的に対応した応答パルス
を送出する応答手段と、前記呼掛者が前記レーダ
装置による前記応答者の測距分だけ前記第4の時
系列パルスよりも遅延させたタイミングで前記応
答パルスを受信すべく発生する第2の待受ゲート
時間内で前記応答パルスを捕捉して前記応答者の
応答を確認する応答確認手段とを備えて前記複数
の呼掛者および応答者による質問パルスおよび応
答パルスもしくは妨害信号による干渉を除去する
構成を有する。
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図A,Bは本発明の第一の実施例を示すブロ
ツク図である。
第1図Aは第一の実施例による干渉除去方式を
実施する呼掛応答方式の呼掛者としての質問局
を、また第2図Bは応答者としての応答局の構成
を示すブロツク図である。
第1図Aに示す質問局1は、基準クロツク信号
発生回路11,ランダム時間パルス発生回路1
2,パルス発生回路13,距離/時間変換回路1
4,送信回路15,ゲート回路16,送受切替回
路17,アンテナ18,受信回路19,待受時間
ゲート発生回路20,遅延回路21および一致検
出回路22を備えて構成され、また併設して利用
する2次元レーダ装置1000を併記して示して
いる。また、第1図Bに示す応答局2は、第1図
Aと同じ送信回路15,受信回路19のほか、ア
ンテナ21,送受切替回路22,一致検出回路2
3,ゲート回路24,測距回路25,基準クロツ
ク信号発生回路26,ランダム時間パルス発生回
路27,パルス発生回路28,待受時間ゲート発
生回路29を備えて構成される。
第1図Aにおいて、基準クロツク信号発生回路
11で高安定度の発振器によつて基準クロツク信
号を発生し、ランダム時間パルス発生回路12は
この基準クロツク信号を出力ライン111を介し
て入力して予め設定したPN(PseudoNoise,擬
似雑音)符号系列のランダム時間パルス列を発生
する。予め設定したPN符号系列は既知であり、
従つてランダム時間パルスの生起時間間隔もシス
テム内で既知となる。
ランダム時間パルス発生回路12は、良く知ら
れているようにn段のシフトレジスタと、このn
段のシフトレジスタの状態の理論的結合をその入
力に帰還する理論回路とで構成されたPN符号発
生回路によつて2n−1個の論理値符号系列、すな
わち最長符号系列によるランダム符号系列のPN
符号を発生し、パルス形成回路を介して既知のラ
ンダム時間間隔で生起するランダム時間パルスを
発生しこれをパルス発生回路13に送出する。
パルス発生回路13は、このランダム時間パル
スに対応する時間で呼掛けを行なう1応答局当り
予め設定する個数、本実施例の場合は3個のパル
スを質問パルスとして発生し、これらの質問パル
スを応答局2に発射することによつて次のように
して応答局2からの応答パルスを受けている。
第2図a〜eは第1図A,Bに示す第一の実施
例における主要パルスの時間的特徴を示す主要パ
ルスタイムチヤートである。以下に第2図a〜e
を参照しながら第1図の実施例について説明す
る。
第2図において、時間T0は呼掛応答処理を行
なう1応答局当りの所要時間であり、またこれを
4等分する時間Tは、第2図bの各質問パルスの
発射タイミングに対応して予め設定される時間フ
レームで、本実施例においてはT0/4ずつの4
フレームとしている。質問パルスは各フレームの
開始時間から時間Taの期間に時間的にランダム
で発射されるが、この時間Taは時間Tからレー
ダ測距による最大レンジに対応する時間および測
距処理に要する時間等に対応する時間Tbを減じ
たものである。
いま、1回当りの呼掛応答シーケンスについて
説明する。
前述した如く、ランダム時間パルス発生回路1
2によつて第2図aに示す時間T1,T2,T3およ
びT4等のランダム時刻にパルス幅てのランダム
時間パルスp1,p2、およびp3がパルス発生回路1
3に供給され、またランダム時間パルスp4は待受
時間ゲート回路20に供給される。一方レーダ装
置1000によつて取得した応答局2の距離情報
は出力ライン141を介して送出され、距離/時
間変換回路14で下記(1)式によつて電波伝搬時間
tdに変換演算され、距離時間情報tdとして出力ラ
イン142を介してパルス発生回路13に供給さ
れる。
td=L/C…(1) (1)式においてLは距離情報、Cは電波伝搬速度
を示す。
パルス発生回路13はランダム時間パルス発生
回路12からのランダム時間パルスp1,p2、およ
びp3と、距離/時間変換回路14からの距離時間
情報tdを受けると、ランダム時間パルスp1,p2
およびp3の発生時刻T1,T2およびT3は既知であ
るので第2図bに示す質問パルスP1を発生した
のち、距離時間信号tdに相当する時間、時刻T2
より早い時刻T′2に質問パルスP2を発生せしめ、
応答局側で時刻T2において質問パルスP2を受信
できるように質問局側では電波伝搬時間tdだけ早
く質問パルスP2を送出したのち時刻T3において
質問パルスP3を送出する。
上述した質問パルスP1,P2およびP3のうち質
問パルスP1を特に質問開始パルスと称する。
送信回路15は出力ライン131を介して前記
質問パルスP1,P2およびP3を入力し、予め特定
する周波数の搬送波をパルス変調し、出力ライン
152を介して送受切替回路17に送出、さらに
入出力ライン171、アンテナ18を介して応答
局2へ質問パルス電波181として送信する。送
受切替回路17は通常、送信状態に設定されてお
り、質問パルスP3が送出されたのち、パルス発
生回路13から出力ライン132を介して供給さ
れるランダムパルス信号p3によつて起動されるゲ
ート回路16によつて応答局からの応答パルスを
受信できるように出力ライン161を介してゲー
ト信号を受け受信状態に切替えられる。送受切替
回路17は次のランダム時間パルスp1の発生によ
つてゲート回路16がリセツトされることによつ
て送信状態に復帰せしめられる。
待受時間ゲート発生回路20は、ランダム時間
パルスp3とp4とがランダム時間パルス発生回路1
2から供給されると第2図eに示す待受ゲート時
間信号Gg1を発生しこれを出力ライン201を介
して遅延回路21に送出する。遅延回路21はこ
の待受ゲート時間信号Gg1を距離/時間変換回路
14から出力ライン142を介して受ける距離時
間情報tdによつて時間tdだけ遅延し、第2図eに
示す如く時刻T4で応答局2から送信される応答
パルスP4を時刻T4+tdで受信できるように、出
力ライン211を介して待受ゲート信号Gg2とし
て一致検出回路22に供給する。
レーダ装置1000のアンテナと同期して回転
するアンテナ18は指向性アンテナであり、レー
ダ装置1000によつて選択された方向および距
離にある応答局2に対して質問パルスP1,P2
よびP3が発射されると同時に、その距離にある
応答局2からの応答パルスP4のみを受信できる
ように待受ゲートを設けて選択受信する。
応答局2は第1図Bに示す如く、質問局1から
の質問パルスP1,P2およびP3をアンテナ21,
入出力ライン211、送受切替回路22、出力ラ
イン221を介して受信回路19に入力し、これ
によつて復調した第2図Cに示す受信パルスP1′,
P2′およびP3′を検出するが、これらは質問パルス
の発生時刻T1,T2′およびT3よりも質問局1から
応答局2までの距離に相当する電波伝搬時間tdだ
け遅れて受信される。
応答局2の基準クロツク信号発生回路26は質
問局1のものと同一であり、相互に時刻同期が確
保されており、ランダム時間パルス発生回路27
からは質問局1と同一のPN符号系列によつて同
一の時刻T1,T2,T3およびT4で第2図aに示す
ランダム時間パルスp1,p2,p3およびp4を発生す
る。
いま受信パルスP1′が検出され、これが入力ラ
イン291を介して待受時間ゲート発生回路29
に供給されると、時刻T2で待受時間ゲート発生
回路29から第2図cに示す待受ゲート信号Ga
が出力ライン292を介して一致検出回路23に
供給され、時刻T2で到来する受信パルスP2′のみ
が検出される。この受信パルスP2′は、質問局1
から予め電波伝搬時間tdだけ早く送信された質問
パルスP2に対応するものであり、該当する質問
局1からの質問パルスのみが検知されることとな
る。これにより他の質問局からの他の応答局に送
出された質問パルスが除去でき、また他の距離に
ある他の応答局もこの質問パルスに応答すること
なく干渉を低減することができる。このことか
ら、質問パルスP2を特に識別パルスと称する。
時刻T2で一致検出回路23によつて受信パルス
P2′が検出されると出力ライン241を介してゲ
ート回路24にトリガ信号が供給され、ゲート回
路24のゲートが開き、次の受信パルスP3′とラ
ンダム時間パルス発生回路27から入力するラン
ダム時間パルスp3とが測距回路25に送出され
る。
測距回路25は、時刻T3で発生したランダム
時間パルスp3と第2図cに示す受信パルスP3′と
の時間差を計測することによつて質問局1からの
距離を算出し、これを出力ライン251に送出し
たうえ応答局2側で質問局1からの距離表示を行
なう。このことから質問パルスP3を特に距離測
定パルスと称する。
距離が測定されると測距回路25から出力ライ
ン252を介して送受切替回路22およびパルス
発生回路28へトリガ信号が供給され、送受切替
回路22はアンテナ21を送信回路19に切替え
ると同時に、ランダム時間発生回路27からの時
刻T4におけるランダム時間パルスp4がパルス発
生回路28に送出され、このパルス発生回路28
によつて第2図dに示す応答パルスP4が出力ラ
イン281を介して送信回路15に送出される。
送信回路15はこの応答パルスP4によつて質問
パルスの搬送波と同じ、もしくは予め特定する周
波数の搬送波をパルス変調し、出力ライン22
2,送受切替回路22,入出力ライン211およ
びアンテナ21を介して応答パルス電波212と
して質問局1に送信する。
応答局から送信された応答パルス電波212は
質問局1からのアンテナ18によつて捕捉され、
送受切替回路17,出力ライン172を介して受
信回路19に入力され、これによつて復調された
のち第2図eに示す応答パルスP4′として検出さ
れ、出力ライン191を介して一致検出回路22
に供給される。
一方、一致検出回路22へは遅延回路21から
電波伝搬時間tdに相当する時間ランダム時刻T4
よりも遅れた時刻で応答パルス受信出力P4′を受
けるために、第2図eに示す待受時間ゲート信号
Gg2が供給されており、応答局2から送信された
応答パルス受信出力との一致が検出され目標とす
る応答局による応答パルスのみを選択受信しうる
ように設定される。
こうして、アンテナ18の指向性によつて選択
される方向でかつ目標とする距離にある応答局か
らの応答パルスのみが受信され干渉を大幅に除去
することができる。
このようにして、質問局1から方向および距離
によつて選別された目標とする応答局2のみが応
答パルスを発射し、他の応答局は応答パルス電波
を発射することなく、また他の質問局からの質問
に応答している各応答局からの応答パルスは質問
局1では排除しうることによつて干渉が大幅に除
去される。
前述した動作は、処理時間フレームTごとに質
問局と応答局とによつて次次に時分割しつつ実行
することによつてレーダ装置1000による距離
を知る1対の質問局と応答局のみが1つの搬送波
を使用して他の質問局および応答局による干渉も
しくは妨害を排除しつつ呼掛応答を実施すること
が可能となる。
第3図A,Bは本発明の第二の実施例を示すブ
ロツク図である。
第3図Aは第二の実施例における質問局の構成
を示すブロツク図であり、第3図Bは応答局の構
成を示すブロツク図である。
第3図AおよびBによつて示す第二の実施例の
構成は、それぞれ送信回路30および受信回路3
1のみが第1図AおよびBに示す送信回路15,
受信回路19と異なるのみで他の同一記号で示す
ものは、それぞれ同一の内容のものでありこれら
に関する詳細な説明は省略する。
第3図AおよびBによつて示す第二の実施例に
おいては、第1図による第1の実施例では質問パ
局から発射される質問パルスおよび応答局から発
射する応答パルスがそれぞれ予め設定した無変調
の搬送波パルスとしているのに対し、予め定める
デジタル符号系列によつて搬送波に角度変調を与
えて送出せしめるものであり、いわゆるスペクト
ラム拡散技術における拡散変調を搬送波パルスに
応用したものである。この拡散変調を受けた搬送
波パルスを質問パルスおよび応答パルスとして利
用する呼掛応答は、この拡散変調に利用したデジ
タル符号系列パターンを知る質問局と応答局間に
おいてのみ送受信しうるものであり、これによつ
て、特に妨害等による干渉に対しても極めて排除
性の高い呼掛応答を実施することができ、また、
複数の質問者ごとにそれぞれ異なるデジタル符号
系列を与えることによつて応答局に質問局の識別
能力を付与することができると同時にさらに相互
干渉を大幅に低減できるようにシステムを運用す
ることが可能となる。
ここでは直接拡散変調方式を用いた実施例につ
いて説明する。第3図Aにおいて、送信回路30
は、PN符号発生回路301,周波数シンセサイ
ザ302,平衡変調器303,送信電力増幅回路
304および加算器305を備えて構成され、ま
た受信回路31は、周波数シンセサイザ311,
PN符号発生回路312,平衡変調器313,周
波数ミクサ314,IF(中間周波数)フイルタ3
15および復調回路316を備えて構成される。
パルス発生回路13から質問パルスP1,P2
よびP3がPN符号発生器301に供給されるごと
にPN符号発生器301は予め設定したPN符号
を出力しこれを出力ライン3011を介して加算
器305に送出する。
加算器305には入力ライン151を介して2
値の論理符号系列によるデータ情報が必要に応じ
て入力されこの2入力をデジタル加算したうえ出
力ライン3051を介して平衡変調器303に送
出される。
平衡変調器303で周波数シンセサイザ302
から出力ライン3021を介して受ける予め定め
た周波数の搬送波と加算器305の出力とを平衡
変調することによつて予め定めたPN符号系列に
対応して搬送波がスペクトル拡散変調を受け出力
ライン3031を介して送信電力増幅回路304
に送出して所定のレベルの質問パルスとして出力
ライン152を介して送出する。
このようにしてスペクトラム直接拡散変調を受
けた質問パルスが質問局1から応答局2に向けて
発射されると応答局2からもこれと同じ信号形式
の応答パルスが発射され、この応答パルスは質問
局1のアンテナ18によつて捕捉されたのち送受
切替回路17を介して受信回路31に入力され
る。
受信回路31は、周波数シンセサイザ311に
よつて送信回路30の有する周波数シンセサイザ
303の出力する周波数と中間周波数だけシフト
した周波数の搬送周波数を出力、これを出力ライ
ン3111を介して平衡変調器313に送出し、
また送信回路30の有するPN符号発器301と
正確に周期を保持し同一の論理符号系列パターン
のPN符号を発生するPN符号発生器312の出
力を出力ライン312を介して平衡変調器313
に送出に送出することにより平衡変調器313に
よつていわゆる送信信号の写像としての局部基準
信号が発生し、これを出力ライン3131を介し
て周波数ミクサ314に送出し、出力ライン17
2を介して入力する受信信号を周波数ミクサ31
4で混合することによつて逆拡散が行なわれ同一
のPN符号による直接拡散変調を受けた信号が検
出されこれを出力ライン3141を介してIFフ
イルタ315に送出し、IFフイルタ315によ
つてフイルタリングしたのち出力ライン3151
を介して復調回路316に送出して復調すること
によつて第2図eに示す応答パルスP4′が再生さ
れる。
第3図Bに示す応答局2も第3図Aに示す送信
回路30と受信回路31を備え、出力ライン26
1を介して基準クロツク信号発生回路26から基
準クロツク信号を受けつつ受信回路31によつて
質問パルスの受信処理を行ない、送信回路30に
よつて応答パルスの送信を行なうが、これらの送
受信については送受信すべき信号の個数のみが異
なる程度であり、基本的には第3図Aによつて説
明した内容とほぼ同一であるので省略する。
第4図A,Bは本発明の第三の実施例を示すブ
ロツク図である。第4図Aは第三の実施例におけ
る質問局、第4図Bは応答局の構成を示すブロツ
ク図である。
第4図AおよびBは、第1図AおよびBに示す
構成のうち送信回路および受信回路だけを変更
し、送信すべき質問パルスおよび応答パルスを、
通常、スペクトラム拡散における基本的変調技術
の1つとして直接拡散変調、周波数ホツピング拡
散変調とともによく知られるパルス化周波数変調
によつて変調した搬送波によつて形成せしめ、こ
のような質問パルス、応答パルスの授受を介して
呼掛応答を行なおうとするものである。
パルス化周波数変調は、パルス化した搬送波を
予め設定した広い周波数帯域で掃引して角度変調
するもので、相互に変調の内容を知るものだけが
これを送受信しうることによつて質問,応答に対
する妨害等を大幅に除去しうるものである。
第4図Aにおいて送信回路32は、掃引信号発
生回路321,発信回路322および送信電力増
幅回路323を備えて構成され、また受信回路3
3は入力増幅回路331および復調回路332を
備えて構成される。
送信回路32は、出力ライン131を介してラ
ンダム時間パルスを掃引信号発生回路321に入
力するごとに掃引信号を発生しこれを出力ライン
3211を介して発信回路322に送出する。
掃引信号は、発振回路322の有するVCO
(VoltageControlOscillator)の制御電圧として
利用するものであり、このVCOによつて発生す
る搬送周波数を予め設定する周波数帯域で周波数
掃引して周波数変調波とするためにこの周波数掃
引の内容に対応して設定する電圧変化率の鋸歯状
電圧である。
発信回路322はこの掃引信号によつて制御さ
れて予め設定する変調率の周波数変調搬送波を発
生し、これを出力ライン3221を介して送信電
力増幅回路323に送出したうえパルス化周波数
変調による質問パルスとして送出する。
第4図Bに示す応答局2もこの送信回路32を
備えて応答パルスを発射し、質問局1ではこの応
答パルスを受信回路33に受信する。
受信回路33は、この入力をいつたん入力増幅
回路331によつて所定のレベルに増幅したの
ち、出力ライン3311を介して復調回路332
に送出しこれによつて周波数変調前の搬送周波数
に変換して出力ライン191に送出する。
第4図Bに示す応答局2は、受信回路33によ
つて応答局1から発射されたパルス化周波数変調
による質問パルスを復調し、また送信回路32か
らパルス化周波数変調を行なつた応答パルスを出
力し、このようにして質問パルス,応答パルスと
ともにパルス化周波数変調した搬送波を出力して
干渉を大幅に除去した呼掛応答を実施することが
できる。
第5図A,Bは第四の実施例を示すブロツク図
である。第5図Aは第四の実施例による質問局1
の構成、第5図Bは応答局2の構成を示すブロツ
ク図である。
第5図AおよびBに示す質問局1および応答局
2の構成内容はそれぞれの有する同一の送信回路
34および受信回路35の構成内容が、第3図A
およびBに示す送信回路30および受信回路31
に対し次の内容が付加された点だけが異なる。
すなわち送信回路34は第5図Aに示す如く第
3図Aにおける送信回路30に対してPN符号発
生器306を追加したものであり、また受信回路
35は第3図Aに示す受信回路31にPN符号発
生器317が追加されたものである。また、これ
ら送,受信回路におけるPN符号発生器はいずれ
も基準クロツク信号発生回路11から出力ライン
112を介して基準クロツク信号の供給を受けて
動作する。
第5図AおよびBによつて示す第四の実施例
は、第3図A,Bに示す第二の実施例で発生する
質問パルスおよび応答パルスの搬送波をPN符号
によつて周波数ホツピングさせ、かつこれを他の
PN符号で直接拡散変調せしめることによつて妨
害等による干渉,混信等に対する排除性をさらに
改善しようとするものである。
この周波数ホツピング技術は、スペクトラム拡
散における基本技術として直接拡散技術とともに
よく知られているもので、基本的には予め設定す
る符号系列パターンの符号変化に対応して搬送周
波数を予め設定する不連続な変化パターン、すな
わち周波数ホツピングパターンに従つて不連続に
シフト(ホツプ)させるものであり、第四の実施
例においては次のようにして第二の実施例におけ
る搬送波をさらに周波数ホツピングしたうえ、こ
れに直接拡散変調を施しこのような複合拡散変調
処理を施した搬送波を質問および応答パルスの搬
送波としている。
すなわち、第5図Aにおける送信回路34は、
PN符号発生器301のほかにこれとほぼ同じ機
能を有するPN符号発生器306を備え、パルス
発生回路13から出力するランダム時間パルスを
出力ライン131を介して入力するごとに予め設
定した符号系列パターンのPN符号を発生しこれ
を周波数シンセサイザ302に送出する。
周波数シンセサイザ302はこのようなPN符
号を入力するごとに論理値‘1”,“0”の変化パ
ターンに対応しかつ論理値変化ごとに不連続に変
化する予め設定した周波数ホツピングパターンで
搬送周波数を発生しこれを平衡変調器303に送
出する。
平衡変調器304は加算器305から送出され
た直接拡散符号と周波数シンセサイザ302の出
力との平衡変調を行ない、直接拡散変調と周波数
ホツピングとを複合した搬送波による質問パルス
を形成せしめている。
第5図Bに示す応答局2もこの送信回路34に
よつて同じ信号形式の応答パルスを発生しこれを
質問局1に対して発射する。
質問局1の受信回路35はこの応答パルスをア
ンテナ18および送受切替回路17を介して受
け、周波数ミクサ314に入力する。
周波数ミクサ314には平衡変調器313から
局部基準信号が入力されるが、受信回路35にあ
つてはこの局部基準信号は送信回路34から出力
される拡散変調信号と写像のものとする必要があ
り、このためPN符号発生器306と正確に同期
したPN符号発生器317から出力するPN符号
を出力ライン3171を介して周波数シンセサイ
ザ311に送出し、このシンセサイザ出力をPN
符号発生器301と正確に同期したPN符号発生
器312の出力と平衡変調器313で変調するこ
とによつて得られる。
このようにして得られる平衡変調器313の出
力する局部基準信号と、出力ライン172を介し
て入力する直接/周波数ホツピングの複合拡散を
受けた受信信号とを周波数ミクサ314で周波数
ミクシングして逆拡散を行ない、フイルタリング
および複調処理によつて応答パルスP4′が再生さ
れる。
第5図Bに示す応答局2も送信回路34および
受信回路35を備え、これらは基準クロツク信号
発生回路26から基準クロツク信号をうけつつ質
問パルスを受信回路35によつて受処信理したう
え、送信回路35によつて応答パルスを発生して
いるが、これらの処理は基本的には第5図Aにお
ける動作とほぼ同一であるので詳細な説明は省略
するが、この場合質問局1と応答局の送,受信回
路における同一の信号のPN符号発生器はそれぞ
れ正確に同期を保持してそれぞれ前述した送受信
処理理を実施しており、他の構成内容の動作につ
いては第1図A,Bによつて説明した内容と同様
である。
第6図A,Bは本発明の第五の実施例を示すブ
ロツク図である。
第6図Aは第五の実施例による質問局1の構
成、第6図Bは第五の実施例による応答局2の構
成を示すブロツク図である。
第6図AおよびBに示す質問局1および応答局
2の構成内容は、送信回路36および受信回路3
7の構成内容が第4図AおよびBに示す送信およ
び受信回路と次の点が異なるものである。
すなわち、送信回路36は送信回路32にPN
符号発生器324、周波数シンセサイザ325を
追加し、発信回路322を後述する如く1部構成
内容を追加した変調回路326に変更したもので
あり、また受信回路37は、PN符号発生器33
3,平衡変調器334,周波数シンセサイザ33
5,周波数ミクサ336,IFフイルタ337,
PN符号発生器338を追加した構成としてい
る。
第6図A,Bに示す第五の実施例は、第4図
A,Bに示す第三の実施例で発生する質問パルス
および応答パルスの搬送波をPN符号によつてパ
ルスごとに周波数ホツピングさせるとともにこれ
をパルス化周波数変調によつて変調した搬送波と
し、このような搬送波による質問パルス、応答パ
ルスを用いて呼掛応答を行なうものである。
このパルス化周波数変調自体については第4図
A,Bによつて詳述してあるので、このパルス化
周波数変調とともに重畳して実施する周波数ホツ
ピングによる処理内容を主として説明する。
第6図Aに示す送信回路36は、基準クロツク
信号発生回路11から出力ライン112を介して
基準クロツク信号を受けつつPN符号発生器32
4がパルス発生回路13からランダム時間パルス
を入力するごとに予め設定した符号系列パターン
のPN符号を発生しこれを周波数シンセサイザ3
25に送出する。
周波数シンセサイザ325はこのPN符号を入
力するごとにこのPN符号の変化パターンに対応
した予め設定する周波数ホツピングパターンで変
化する搬送周波数を発生しこれを発信回路326
に送出する。
変調回路326は、掃引信号発生回路321か
ら受ける掃引信号によつて、周波数シンセサイザ
から供給されるホツピング周波数をパルス化周波
数変調し、こうしてパルス化周波数変調と周波数
ホツピングを複合した搬送波を形成、これを送信
電力増幅回路323に送出して所定のレベルとし
たうえ、送受切替回路17,アンテナ18を介し
て質問パルス電波として応答局2へ発射する。
第6図Bに示す応答局2もこの送信回路36に
よつて同じ信号形式の応答パルスを発生しこれを
質問局1に対して発射する。
質問局1の受信回路37は、この入力をアンテ
ナ18および送受切替回路17を介して周波数ミ
クサ336に入力する。
周波数ミクサ336にはまた、平衡変調器33
4から局部基準信号が入力されるが、この局部基
準信号は送信回路36から出力される質問パルス
とは写像のものであり、PN符号発生器324と
正確に同期したPN符号発生器333から出力す
るPN符号を周波数シンセサイザ335に送出
し、このシンセサイザ出力と、PN符号発生器3
24と正確に同期したPN符号発生器338の出
力とを平衡変調器334で変調することによつて
得られる。
このようにして得られる平衡変調器334の出
力する局部基準信号と、出力ライン172を介し
て入力する、パルス化周波数変調と周波数ホツピ
ングとによる複合拡散を受けた受信信号とを周波
数ミクサ336で周波数ミクシングして逆拡散を
行ない、IFフイルタ337でフイルタリングし
復調回路332で復調処理を行なつて応答パルス
P4′を再生する。
第6図Bに示す応答局2も、送信回路36およ
び受信回路37を備え、質問パルスを受信回路3
7によつて受信処理したうえ送信回路36によつ
て応答パルスを発生しているが、これらの処理は
基本的には第6図Aにおける動作とほぼ同一であ
るので詳細な説明は省略する。
本発明は呼掛応答方式における呼掛者が、併設
して利用するレーダ装置によつて取得した既知の
距離情報に基づいて特定する応答者のみを対象と
し、この応答者のみが応答しうる質問パルスを予
め設定する時間間隔で発射して他の応答者を排除
しつつ呼掛応答を行なうことによつて他の呼掛も
しくは応答者による質問および応答による干渉を
根本的には除去する点に基本的な特徴を有するも
のであり、第1,2,3,4,5および6図にそ
れぞれのA,Bに示す第一,二,三,四および五
の実施例の変形も種種考えられる。
たとえば、基準クロツク信号発生回路11およ
びランダム時間パルス発生回路12によつて発生
するランダム時間パルスPN符号を利用している
が、これは他の合成符号たとえばゴールド符号も
しくはその他これらに類似の符号系列のものを設
定しても容易に実施しうることは明らかである。
さらに、前述した各実施例においては質問局と
応答局とがそれぞれ1式ずつの場合を例として説
明しているがこれらはそれぞれ複数としても一向
に差支えないことは明らかであり、なおこの場合
複数の質問局が相互に同期を保持して運用される
ようにすれば干渉除去能力がさらに増大したもの
となることも明らかである。
なお、前述した各実施例における距離情報は2
次元のレーダ装置1000によつて取得したもの
としているが、このレーダ装置1000は3次元
のレーダ装置としても一向に差支えなく以上はす
べて本発明の主旨を損なうことなくいずれも容易
に実施しうるものである。
以上説明した如く本発明によれば、呼掛応答方
式により質問パルスによる呼掛、および応答パル
スにより応答を介して互いに識別し合う複数の呼
掛者と応答者とがうける干渉を除去する干渉除去
方式において、呼掛応答方式と併用するレーダ装
置によつて取得した距離情報に基づいて応答さす
べき応答者のみが受信しうる質問パルスを呼掛者
から応答者に発射するとともにこの質問パルスに
対して応答者がレスポンスする応答パルスを、質
問パルスを発射した呼掛者のみが受信しうるとい
う基本的干渉除去手段に加え、さらに所望に応じ
質問パルスおよび応答パルスを予め設定するデジ
タル符号系列の符号変化に対応して角度変調もし
くは周波数変換、あるいはまたこれらの複合なら
びに周波数変調等を施した搬送波によつて形成せ
しめるというパルス搬送波変調手段を備えて特定
の呼掛者と応答者のみによる呼掛および応答の実
施を図ることにより、1周波数による呼掛応答を
可能ならしめるとともに、他の呼掛者もしくは応
答者、あるいはこれら両者による干渉を基本的に
除去し、かつ妨害等による故意の干渉,混信等も
基本的に排除し得る極めて干渉除去能力の高い干
渉除去方式が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本発明の第一の実施例による質
問局(呼掛者)Aおよび(応答者)Bの構成を示
すブロツク図、第2図a〜eは第1図の実施例に
おける主要パルスの時間的特性を示す主要パルス
タイムチヤート、第3図A,Bは本発明の第二の
実施例による質問局Aおよび応答局Bの構成を示
すブロツク図、第4図A,Bは本発明の第三の実
施例による質問局Aおよび応答局Bの構成を示す
ブロツク図、第5図A,Bは本発明の第四の実施
例による質問局Aおよび応答局Bの構成を示すブ
ロツク図、第6図A,Bは本発明の第五の実施例
による質問局Aおよび応答局Bの構成を示すブロ
ツク図である。 1…質問局、2…応答局、11,26…基準ク
ロツク信号発生回路、12,27…ランダム時間
パルス発生回路、13,28…パルス発生回路、
14…距離/時間変換回路、15,30,32,
34,36…送信回路、16,24…ゲート回
路、17,22…送受切替回路、18,21…ア
ンテナ、19,31,33,35,37…受信回
路、20,29…待受時間ゲート発生回路、21
…遅延回路、22,23…一致検出回路、25…
測距回路、301,306,312,317,3
24,333,338…PN符号発生器、30
2,311,325,335…周波数シンセサイ
ザ、303,313,334…平衡変調器、30
4,323…送信電力増幅回路、305…加算
器、314,336…周波数ミクサ、315,3
37…IFフイルタ、316,332…復調回路、
321…掃引信号発生回路、322…発信回路、
326…変調回路、331…入力増幅回路、10
00…レーダ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レーダ装置を併置して運用する複数の送受信
    局を呼掛者としこの呼掛者の発射する質問パルス
    に対する応答パルスをレスポンダを介して発射す
    る複数の応答者と前記呼掛者とが前記質問パルス
    および応答パルスの授受を介して相互に存在を認
    識し合う呼掛応答における干渉を除去する干渉除
    去方式であつて、前記呼掛者と前記応答者がそれ
    ぞれ互いに同期しかつ時間的にランダムな第1,
    第2,第3および第4の少なくとも4個の時系列
    パルスを呼掛応答の処理時間フレームごとに発生
    するランダム時系列パルス発生手段と、前記呼掛
    者が前記第1の時系列パルスに時間的に対応した
    質問開始パルスと前記第2の時系列パルスに対し
    て前記レーダ装置による前記応答者の測距分だけ
    時間的に先行した識別パルスと前記第3の時系列
    パルスに時間的に対応し前記応答者が前記呼掛者
    までの距離を知るための距離測定パルスとを質問
    パルスとして送出する質問手段と、前記応答者が
    前記質問開始パルスの受信にもとづいて前記第2
    の時系列パルスのタイミングで前記識別パルスを
    受信すべく発生する第1の待受ゲート時間内に前
    記識別パルスを捕捉することによつて前記呼掛者
    による正規の前記質問パルス受信を確認しかつ前
    記距離測定パルスの受信タイミングと前記第3の
    時系列パルスのタイミングによつて前記呼掛者ま
    での測距を行ないさらに前記第4の時系列パルス
    に時間的に対応した応答パルスを送出する応答手
    段と、前記呼掛者が前記レーダ装置による前記応
    答者の測距分だけ前記第4時系列パルスよりも遅
    延させたタイミングで前記応答パルスを受信すべ
    く発生する第2の待受ゲート時間内で前記応答パ
    ルスを捕捉して前記応答者の応答を確認する応答
    確認手段とを備えて前記複数の呼掛者および応答
    者による質問パルスおよび応答パルスもしくは妨
    害信号による干渉を除去することを特徴とする干
    渉除去方式。 2 前記質問パルスおよび応答パルスの搬送周波
    数が予め設定したデジタル符号系列の符号変化に
    対応して角度変調を施されたものであることを特
    徴とする特許請求範囲第1項記載の干渉除去方
    式。 3 前記質問パルスおよび応答パルスが予め設定
    した周波数変化範囲にわたつて角度変調を受けた
    搬送波であることを特徴する特許請求範囲第1項
    記載の干渉除去方式。 4 前記質問パルスおよび応答パルスの搬送周波
    数が予め設定したデジタル符号変化に対応して角
    度変調されたうえこの搬送周波数が予め設定した
    デジタル符号系列の符号変化に対応してパルスご
    とに変化したものであること特徴とする特許請求
    範囲第1項記載の干渉除去方式。 5 前記質問パルスおよび応答パルスを予め設定
    した周波数変化範囲にわたつて角度変調を受けた
    搬送波とするとともにこの搬送波が予め設定した
    デジタル符号系列の符号変化に対応してパルスご
    とに変化したものであることを特徴とする特許請
    求範囲第1項記載の干渉除去方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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