JPH0257778A - 空気作動弁 - Google Patents
空気作動弁Info
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- JPH0257778A JPH0257778A JP63203164A JP20316488A JPH0257778A JP H0257778 A JPH0257778 A JP H0257778A JP 63203164 A JP63203164 A JP 63203164A JP 20316488 A JP20316488 A JP 20316488A JP H0257778 A JPH0257778 A JP H0257778A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は沸騰水型原子炉による原子力発電プラント(以
下、BWR型発電プラントと呼ぶ)において、制御棒駆
動用に使用される空気作動弁に関する。
下、BWR型発電プラントと呼ぶ)において、制御棒駆
動用に使用される空気作動弁に関する。
(従来の技術)
BWR型発電プラントにおいては、原子炉制御棒の炉心
への緊急挿入を空気゛作動弁によって行っている。すな
わち、アキュムレータ内に高圧水の形でエネルギを蓄積
しておき、平常は液圧作動の制御棒駆動機構と前記アキ
ュムレータ間を空気作動弁によって遮断しておく、而し
て、緊急時には前記空気作動弁を開放して前記アキュム
レータ内に蓄積したエネルギを、制御棒駆動機構に一挙
に投入し制御棒の緊急挿入を行うようにしている。
への緊急挿入を空気゛作動弁によって行っている。すな
わち、アキュムレータ内に高圧水の形でエネルギを蓄積
しておき、平常は液圧作動の制御棒駆動機構と前記アキ
ュムレータ間を空気作動弁によって遮断しておく、而し
て、緊急時には前記空気作動弁を開放して前記アキュム
レータ内に蓄積したエネルギを、制御棒駆動機構に一挙
に投入し制御棒の緊急挿入を行うようにしている。
第4図は従来の空気作動弁による制御棒緊急挿入系の系
統図を示す。この図において、原子炉圧力容器1内には
炉心2が収容され、3として1箇のみ代表として示す多
数の原子炉制御棒は、それぞれに対応する制御棒駆動機
構4によって炉心2に対して挿抜され、炉心2の反応度
を制御するものである。
統図を示す。この図において、原子炉圧力容器1内には
炉心2が収容され、3として1箇のみ代表として示す多
数の原子炉制御棒は、それぞれに対応する制御棒駆動機
構4によって炉心2に対して挿抜され、炉心2の反応度
を制御するものである。
制御棒駆動機構4は上面に炉水圧力が作用し、下面に配
管5を通じて印加される後述の駆動水圧系11の駆動水
圧が作用するピストン4aを有するものとしてあり、制
御棒3に対する駆動力は前記面圧力の差圧によって発生
される。
管5を通じて印加される後述の駆動水圧系11の駆動水
圧が作用するピストン4aを有するものとしてあり、制
御棒3に対する駆動力は前記面圧力の差圧によって発生
される。
前記駆動水圧系11は、高圧の窒素が充填された金属タ
ンク6と、・内部に浮遊ピストン7を具えたアキュムレ
ータ8と、このアキュムレータ8のピストン7下方部分
を前記金属タンク6に連通させる配管9と、前記配管5
に設けた空気作動弁10とにより構成されている。なお
、空気作動弁10は平常は閉状態に保持されている。配
管5のアキュムレータ8と空気作動弁10との間で、高
圧水を吐出する加圧ポンプ13の吐出口に連通ずる配管
12が分岐されている。前記の高圧水によって前記アキ
ュムレータ8内の浮遊ピストン7は押し下げられ、金属
タンク6からの高圧窒素の圧力と前記高圧水の圧力とが
均衡する位置で停止している。
ンク6と、・内部に浮遊ピストン7を具えたアキュムレ
ータ8と、このアキュムレータ8のピストン7下方部分
を前記金属タンク6に連通させる配管9と、前記配管5
に設けた空気作動弁10とにより構成されている。なお
、空気作動弁10は平常は閉状態に保持されている。配
管5のアキュムレータ8と空気作動弁10との間で、高
圧水を吐出する加圧ポンプ13の吐出口に連通ずる配管
12が分岐されている。前記の高圧水によって前記アキ
ュムレータ8内の浮遊ピストン7は押し下げられ、金属
タンク6からの高圧窒素の圧力と前記高圧水の圧力とが
均衡する位置で停止している。
BWR型発電プラントの正常運転中、駆動水圧系11は
前記の状態に維持される。今、原子炉を緊急に停止すべ
き事態が発生したとする。この時は、空気作動弁10に
対して開信号が発せられる。
前記の状態に維持される。今、原子炉を緊急に停止すべ
き事態が発生したとする。この時は、空気作動弁10に
対して開信号が発せられる。
前記信号によって空気作動弁10が開くと、アキュムレ
ータ8内、の高圧水は浮遊ピストン7下面に作用してい
る窒素ガスの圧力により、配管5を通じて制御棒駆動機
構4に向けて急激に放出され、ピストン4a上下面の差
圧を上向きのものとし、制御棒3を炉心2内に緊急挿入
して原子炉を安全に停止させる。
ータ8内、の高圧水は浮遊ピストン7下面に作用してい
る窒素ガスの圧力により、配管5を通じて制御棒駆動機
構4に向けて急激に放出され、ピストン4a上下面の差
圧を上向きのものとし、制御棒3を炉心2内に緊急挿入
して原子炉を安全に停止させる。
第5図は前記駆動水圧系11において使用されている空
気作動弁10の詳細を、弁開放状態で示す縦断面図であ
る。この図において、空気作動弁1oは、弁棒14の下
端に形成された弁体14aと協働する弁シート15を有
するボディ16と、ボディ14上面を閉鎖し弁体14を
可摺動に貫通させるボンネット17と、このボンネット
上端に設けられ前記弁体14をシールするグランドパッ
キング19aと、このグランドパッキングを押圧する押
え板19bと、前記ボンネット17に逆U字状の脚片1
8a下端において取り付けられ、上部に円筒状のばね室
18bを具えたヨーク18と、このヨーク上端に設けら
れ下面を大気中に開放した浅い円筒状のダイヤフラム取
付体22aと、前記逆U字状の脚片の間で連結板20を
介して前記弁体14と連結され、ばね室18b底面に螺
スされたばね受21を可・摺動に貫通し、その上端に前
記ダイヤフラム取付体22a上面に装着したダイヤフラ
ム22と協働する作動板23を固着された上部軸24と
、ダイヤフラム22上面を覆ってダイヤフラムとの間に
空室25を形成する上M26と、上蓋26中心に設けら
れ空室25に連通ずる空気供給口27と、前記ばね室1
8b内のばね受21上面と前記作動板23下面との間に
装着されたばね28とを有する。なお、ボディ16の側
周面には前記弁シート15上方の空間に連通ずる開口2
9が、また前記ボディ16下面には弁シート15下方の
空間に連通ずる開口30がそれぞれ設けられている。な
お、空気作動弁閉状態において開口29は第4図に示す
ように制御棒駆動機構4に連通され、弁シート15上部
の空間には原子炉圧力容器内の水圧が作用し、開口30
はアキュムレータ8に連通し弁シート15下方の空間に
は高圧が作用している。
気作動弁10の詳細を、弁開放状態で示す縦断面図であ
る。この図において、空気作動弁1oは、弁棒14の下
端に形成された弁体14aと協働する弁シート15を有
するボディ16と、ボディ14上面を閉鎖し弁体14を
可摺動に貫通させるボンネット17と、このボンネット
上端に設けられ前記弁体14をシールするグランドパッ
キング19aと、このグランドパッキングを押圧する押
え板19bと、前記ボンネット17に逆U字状の脚片1
8a下端において取り付けられ、上部に円筒状のばね室
18bを具えたヨーク18と、このヨーク上端に設けら
れ下面を大気中に開放した浅い円筒状のダイヤフラム取
付体22aと、前記逆U字状の脚片の間で連結板20を
介して前記弁体14と連結され、ばね室18b底面に螺
スされたばね受21を可・摺動に貫通し、その上端に前
記ダイヤフラム取付体22a上面に装着したダイヤフラ
ム22と協働する作動板23を固着された上部軸24と
、ダイヤフラム22上面を覆ってダイヤフラムとの間に
空室25を形成する上M26と、上蓋26中心に設けら
れ空室25に連通ずる空気供給口27と、前記ばね室1
8b内のばね受21上面と前記作動板23下面との間に
装着されたばね28とを有する。なお、ボディ16の側
周面には前記弁シート15上方の空間に連通ずる開口2
9が、また前記ボディ16下面には弁シート15下方の
空間に連通ずる開口30がそれぞれ設けられている。な
お、空気作動弁閉状態において開口29は第4図に示す
ように制御棒駆動機構4に連通され、弁シート15上部
の空間には原子炉圧力容器内の水圧が作用し、開口30
はアキュムレータ8に連通し弁シート15下方の空間に
は高圧が作用している。
上記構成の従来の空気作動弁10は次のように作動する
。すなねち、空気供給口27から圧力空気が供給される
と、ダイヤフラムは空室25内の圧力上昇によって下方
に凸にたわみ、作動板23を介して上部軸24.弁体1
4を押し下げ、弁体14aを弁シート15に押圧接触さ
せ、開口29.30間を遮断し空気作動弁10を図示の
開状態から閉状態に移行させる。なお、この弁閉状態を
形成するのに必要な空気圧は、ばね受21を回動させて
その軸方向位置を調整し、作動板23に印加される上向
きのばね力を調整することによってなされる。
。すなねち、空気供給口27から圧力空気が供給される
と、ダイヤフラムは空室25内の圧力上昇によって下方
に凸にたわみ、作動板23を介して上部軸24.弁体1
4を押し下げ、弁体14aを弁シート15に押圧接触さ
せ、開口29.30間を遮断し空気作動弁10を図示の
開状態から閉状態に移行させる。なお、この弁閉状態を
形成するのに必要な空気圧は、ばね受21を回動させて
その軸方向位置を調整し、作動板23に印加される上向
きのばね力を調整することによってなされる。
一方、空気作動弁10を図示の開状態に復帰させるには
、空室25内の空気を排除すればよい。
、空室25内の空気を排除すればよい。
前記の空気を排除すれば、ばね28が作動板23に印加
しているばね力によって上部軸24.弁体14は押し上
げられ、弁体14aは弁シート15から離れて開口29
.30間は連通され空気作動弁10は開状態に復帰され
る。
しているばね力によって上部軸24.弁体14は押し上
げられ、弁体14aは弁シート15から離れて開口29
.30間は連通され空気作動弁10は開状態に復帰され
る。
なお、前記空室25に対する空気圧の供給、排除は、原
子炉緊急事態の発生とその修復とに基づいてなされる。
子炉緊急事態の発生とその修復とに基づいてなされる。
(発明が解決しようとする課題)
上記構成の従来の空気作動弁を有する制御棒緊急挿入駆
動系においては、アキュムレータ8内の高圧水は、原子
炉圧力容器内が高圧となる原子炉定格運転時にも、制御
棒を十分に仕様値内で炉心に挿入することができる一定
の値に保持されなければならない。
動系においては、アキュムレータ8内の高圧水は、原子
炉圧力容器内が高圧となる原子炉定格運転時にも、制御
棒を十分に仕様値内で炉心に挿入することができる一定
の値に保持されなければならない。
一方、原子炉圧力容器内の圧力はその起動時の大気圧か
ら定格運転時の高圧状態まで広範囲に変化する。ところ
が、前記のように緊急挿入駆動系のアキュムレータ8内
の高圧水は、原子炉圧力容器内が最高圧力の時でも制御
棒の挿入がなされる一定値に保持されているため、原子
炉圧力容器内の圧力如何によって制御棒緊急挿入速度に
遅速を生じる。すなわち、原子炉圧力容器内圧力が低圧
であれば、アキュムレータ8内の蓄積エネルギは相対的
に大であるため大きな挿入速度が得られ、原子炉圧力容
器内の圧力が高圧であれば、前記の逆となって制御棒挿
入速度が低下するものである。
ら定格運転時の高圧状態まで広範囲に変化する。ところ
が、前記のように緊急挿入駆動系のアキュムレータ8内
の高圧水は、原子炉圧力容器内が最高圧力の時でも制御
棒の挿入がなされる一定値に保持されているため、原子
炉圧力容器内の圧力如何によって制御棒緊急挿入速度に
遅速を生じる。すなわち、原子炉圧力容器内圧力が低圧
であれば、アキュムレータ8内の蓄積エネルギは相対的
に大であるため大きな挿入速度が得られ、原子炉圧力容
器内の圧力が高圧であれば、前記の逆となって制御棒挿
入速度が低下するものである。
第6図は横軸を原子炉圧力容器内圧力とし、縦軸を制御
棒挿入速度として両者の関係を示すグラフで、このグラ
フからも原子炉圧力容器内圧力が高くなるにつれ、制御
棒挿入速度が低下することが分かる。
棒挿入速度として両者の関係を示すグラフで、このグラ
フからも原子炉圧力容器内圧力が高くなるにつれ、制御
棒挿入速度が低下することが分かる。
前記の大きな速度で制御棒が緊急挿入される時、制御棒
その他に加わる挿入時および停止時の衝撃力も大きくな
り、それ等に機械的に悪影響をおよぼすおそれがある。
その他に加わる挿入時および停止時の衝撃力も大きくな
り、それ等に機械的に悪影響をおよぼすおそれがある。
本発明は上記の事情に基づきなされてもので、原子炉圧
力容器内の圧力の低い場合には制御棒挿入速度を制限す
ることができる空気作動弁を提供することを目的として
いる。
力容器内の圧力の低い場合には制御棒挿入速度を制限す
ることができる空気作動弁を提供することを目的として
いる。
[発明の構成]
(m1題を解決するための手段)
本発明の空気作動弁は、弁棒の下端に形成された弁体と
協働する弁シートを有するボディと、ボディ上面を閉鎖
し弁棒を可摺動に貫通させるボンネットと、このボンネ
ット上端に設けられ前記弁棒をシールするグランドパッ
キングと、このグランドパッキングを押圧する押え板と
、前記ボンネットに逆U字状の脚片下端において取り付
けられ。
協働する弁シートを有するボディと、ボディ上面を閉鎖
し弁棒を可摺動に貫通させるボンネットと、このボンネ
ット上端に設けられ前記弁棒をシールするグランドパッ
キングと、このグランドパッキングを押圧する押え板と
、前記ボンネットに逆U字状の脚片下端において取り付
けられ。
上部に円筒状のばね室を具えたヨークと、このヨーク上
端に設けられ下面を大気中に開放した浅い円筒状のダイ
ヤフラム取付体と、前記逆U字状の脚片の間で連結板を
介して前記弁体と連結され、ばね室底面に螺入されたば
ね受を可摺動に貫通し、その上端に前記ダイヤフラム取
付体上面に装着したダイヤフラムと協働する作動板を固
着された上部軸と、ダイヤフラム上面を覆ってダイヤフ
ラムとの間に空室を形成する上蓋と、上蓋中心に設けら
れ空室に連通する空気供給口と、前記ばね室内のばね受
止面と前記作動板下面との間に装着されたばねとを有す
るものにおいて、前記脚片の一方には突出方向にばね圧
を印加した作動子を可摺動に収容したシリンダを設け、
前記シリンダ内下方に向けたばね圧を印加され下面に空
気作動弁の開放時原子炉容器内圧力が印加されるピスト
ンを設け、このピストンにはピストン下降時前記作動子
を前進位置に位置させて前記連結板と協働して前記弁棒
の上昇を制限し、ピストン上昇時前記作動子を後退位置
に位置させて前記連結板との協働を解除させる板カムを
設けたことを特徴とする。
端に設けられ下面を大気中に開放した浅い円筒状のダイ
ヤフラム取付体と、前記逆U字状の脚片の間で連結板を
介して前記弁体と連結され、ばね室底面に螺入されたば
ね受を可摺動に貫通し、その上端に前記ダイヤフラム取
付体上面に装着したダイヤフラムと協働する作動板を固
着された上部軸と、ダイヤフラム上面を覆ってダイヤフ
ラムとの間に空室を形成する上蓋と、上蓋中心に設けら
れ空室に連通する空気供給口と、前記ばね室内のばね受
止面と前記作動板下面との間に装着されたばねとを有す
るものにおいて、前記脚片の一方には突出方向にばね圧
を印加した作動子を可摺動に収容したシリンダを設け、
前記シリンダ内下方に向けたばね圧を印加され下面に空
気作動弁の開放時原子炉容器内圧力が印加されるピスト
ンを設け、このピストンにはピストン下降時前記作動子
を前進位置に位置させて前記連結板と協働して前記弁棒
の上昇を制限し、ピストン上昇時前記作動子を後退位置
に位置させて前記連結板との協働を解除させる板カムを
設けたことを特徴とする。
(作用)
上記構成の本発明空気作動弁においては、原子炉圧力容
器内圧力が低圧の時は空気作動弁の弁の開度を定める弁
棒の上昇を、前記突出位置にある作動子が前記連結板と
協働して制限し弁開度を制限するから、圧力容器内と制
御棒駆動系との相対的圧力差が大であっても、アキュム
レータから前記制御棒駆動機構への駆動流体の速度は制
限され。
器内圧力が低圧の時は空気作動弁の弁の開度を定める弁
棒の上昇を、前記突出位置にある作動子が前記連結板と
協働して制限し弁開度を制限するから、圧力容器内と制
御棒駆動系との相対的圧力差が大であっても、アキュム
レータから前記制御棒駆動機構への駆動流体の速度は制
限され。
制御棒が過大な速度で挿入されることはない。
(実施例)
第5図と同一部分には同一符号を付した第1図は、本発
明一実施例全体の縦断面図、第2図、第3図はその要部
を拡大して示す縦断面図である。
明一実施例全体の縦断面図、第2図、第3図はその要部
を拡大して示す縦断面図である。
先ず、第1図においてヨーク18の一方の脚片18aに
は、第2図、第3図につき後に詳細を説明する構成で、
連結板20と協働して弁棒の動きを制限する弁開度制限
機構31が設けられている。
は、第2図、第3図につき後に詳細を説明する構成で、
連結板20と協働して弁棒の動きを制限する弁開度制限
機構31が設けられている。
この開度制限機構31は、原子炉圧力容器1内の圧力が
低圧の場合には、その先端を前記ばね受21下端と連結
板20上端との間に臨ませた作動子32が前進位置にお
かれ、前記圧力が高圧の場合には構体位置にあるように
されている。
低圧の場合には、その先端を前記ばね受21下端と連結
板20上端との間に臨ませた作動子32が前進位置にお
かれ、前記圧力が高圧の場合には構体位置にあるように
されている。
その構造を第2図、第3図につき説明する。第2図にお
いて、前記作動子32は例えば角柱状とされ同じく角筒
状のシリンダ33内に可摺動に収容され、シリンダ33
内に設けたばね34により突出方向のばね力を印加され
ている。また、シリンダ33の周壁にはその上下面に軸
方向の長孔33aが対向してそれぞれ設けられている。
いて、前記作動子32は例えば角柱状とされ同じく角筒
状のシリンダ33内に可摺動に収容され、シリンダ33
内に設けたばね34により突出方向のばね力を印加され
ている。また、シリンダ33の周壁にはその上下面に軸
方向の長孔33aが対向してそれぞれ設けられている。
また。
作動子32にはその突出端側を作動子細に垂直な壁面3
5aとし、その反対側を下に向けて前記壁面35aとの
距離を漸増するように傾斜した壁面35bとした長孔3
5が、前記シリンダの長孔33aに対応する位置に穿設
されている。
5aとし、その反対側を下に向けて前記壁面35aとの
距離を漸増するように傾斜した壁面35bとした長孔3
5が、前記シリンダの長孔33aに対応する位置に穿設
されている。
先端に前記壁面35aに平行な細長い先端部36aを具
え、壁面35a側を直線状縁部とし反対側を前記壁面3
5bに対応する傾斜縁部としたカム部36bを具えた板
カム36は、その基端においてシリンダ37内のピスト
ン38の中心に垂直に立設され、その先端部36aを前
記作動子32の長孔35に臨ませている。
え、壁面35a側を直線状縁部とし反対側を前記壁面3
5bに対応する傾斜縁部としたカム部36bを具えた板
カム36は、その基端においてシリンダ37内のピスト
ン38の中心に垂直に立設され、その先端部36aを前
記作動子32の長孔35に臨ませている。
シリンダ37内のピストン38下面には、配管30によ
って空気作動弁10の二次側、すなわち駆動水圧系11
の配IW12に連通されている。また、ピストン38上
面にはばね40によって下向きのばわ力が印加されてい
る。なお1図中41はバッキングを示す。
って空気作動弁10の二次側、すなわち駆動水圧系11
の配IW12に連通されている。また、ピストン38上
面にはばね40によって下向きのばわ力が印加されてい
る。なお1図中41はバッキングを示す。
上記構成の空気作動弁は次のように作動する。
先ず、空気作動弁10開状態(制御棒緊急挿入時)にお
いてピストン38下面に作用する圧力、すなわち原子炉
圧力容器l内の圧力が低い場合には、第2図に示すよう
にピストン38はばね40のばね力により圧下されてお
り、板カム36のカム部36bはシリンダ33の下面壁
の長孔より下方に位置している。そのため、作動子32
はばね34により突出されており、作動子32の先端は
上部軸24に近接されている。弁棒14が前記説明した
順序によって上昇し、空気作動弁10を開状態とするに
際して前記作動子32の先端は連結板20の上面と当接
し、弁棒14の上昇を停止させ空気作動弁10の開度を
制限する。
いてピストン38下面に作用する圧力、すなわち原子炉
圧力容器l内の圧力が低い場合には、第2図に示すよう
にピストン38はばね40のばね力により圧下されてお
り、板カム36のカム部36bはシリンダ33の下面壁
の長孔より下方に位置している。そのため、作動子32
はばね34により突出されており、作動子32の先端は
上部軸24に近接されている。弁棒14が前記説明した
順序によって上昇し、空気作動弁10を開状態とするに
際して前記作動子32の先端は連結板20の上面と当接
し、弁棒14の上昇を停止させ空気作動弁10の開度を
制限する。
一方、前記原子炉圧力容器1内の圧力が高い場合には、
第3図に示すようにピストン38ばばね40のばね力に
抗して押し上げられ、板カム36も上昇する。而して、
板カムのカム36bの斜面部は1作動子32の長孔35
の傾斜した壁面35bと協働して作動子32を後退させ
る。これにより、連結板20に対する拘束は消失し弁棒
14は限度−杯まで上昇し、空気作動弁10は全開され
る。
第3図に示すようにピストン38ばばね40のばね力に
抗して押し上げられ、板カム36も上昇する。而して、
板カムのカム36bの斜面部は1作動子32の長孔35
の傾斜した壁面35bと協働して作動子32を後退させ
る。これにより、連結板20に対する拘束は消失し弁棒
14は限度−杯まで上昇し、空気作動弁10は全開され
る。
上記のように原子炉圧力容器1内が低圧の時には空気作
動弁10の開度を制限して、制御棒駆動機構4への高圧
流体の流入を制限しているので。
動弁10の開度を制限して、制御棒駆動機構4への高圧
流体の流入を制限しているので。
制御棒挿入速度が過当に大となるおそれはない。
また、前記原子炉圧力容器1内の圧力が高い場合には空
気作動弁10を全開させて本来の速度で制御棒の挿入を
行わせることができる。
気作動弁10を全開させて本来の速度で制御棒の挿入を
行わせることができる。
上記のように本発明の空気作動弁においては。
原子炉圧力容器内の圧力が低圧である場合に制御棒挿入
速度が過大とならないようにすることができるので、挿
入時、停止時に制御棒その他が衝撃によって破壊される
おそれはない。
速度が過大とならないようにすることができるので、挿
入時、停止時に制御棒その他が衝撃によって破壊される
おそれはない。
なお、上記実施例において原子炉圧力容器内のどの圧力
値から空気作動弁の開度制限を行うかは。
値から空気作動弁の開度制限を行うかは。
シリンダ37内のピストン38に圧下刃を印加するばね
40を適宜選定することによって定めることができる。
40を適宜選定することによって定めることができる。
[発明の効果]
本発明の空気作動弁は、原子炉圧力容器内の圧力一定値
以下においてその開度が自動的に制限されるので、これ
を使用した制御棒駆動水圧系によれば原子炉圧力容器内
低圧時の制御棒駆動速度を制限することができ、過大な
挿入速度に基づく制御棒その他の破壊、損傷を未然に防
止することができる。
以下においてその開度が自動的に制限されるので、これ
を使用した制御棒駆動水圧系によれば原子炉圧力容器内
低圧時の制御棒駆動速度を制限することができ、過大な
挿入速度に基づく制御棒その他の破壊、損傷を未然に防
止することができる。
第1図は本発明一実施例の縦断面図、第2図はその要部
の縦断面図、第3図は前記要部の他の状態における縦断
面図1.第4図はBWRの概略と制御棒駆動系とを示す
模式図、第5図はその空気作動弁の縦断面図、第6図は
第4図における制御棒駆動系の問題点を説明するグラフ
である。 1・・・・・・原子炉圧力容器 2・・・・・・炉心
3・・・・・・制御棒 4・・・・・・制御棒駆動機構
6・・・・・・金属タンク7・・・・・・浮遊ピスト
ン 8・・・・・・アキュムレータ10・・・・・・空
気作動′弁 13・・・・・・ポンプ 14・・・・・
・弁体 14a・・・・・・弁体 15・・・・・・弁
シート 16・・・・・・ボディ 17・・・・・・ボ
ンネット 18・・・・・・ヨーク 18a・・・・・
・逆U字状脚片 18b・・・・・・ばね室19a・・
・・・・グランドパッキング 19b・・・・・・押え
板 20・・・・・・連結板 21・・・・・・ばね受
22・・・・・・ダイヤフラム 22a・・・・・・
ダイヤフラム取付体23・・・・・・作動板 24・・
・・・・上部軸 25・・・・・・空室 26・・・・
・・上蓋 27・・・・・・空気供給口 28・・・・
・・ばね 29.30・・・・・・開口限機構 32・
・・・・・作動子 31・・・・・・弁開度制
の縦断面図、第3図は前記要部の他の状態における縦断
面図1.第4図はBWRの概略と制御棒駆動系とを示す
模式図、第5図はその空気作動弁の縦断面図、第6図は
第4図における制御棒駆動系の問題点を説明するグラフ
である。 1・・・・・・原子炉圧力容器 2・・・・・・炉心
3・・・・・・制御棒 4・・・・・・制御棒駆動機構
6・・・・・・金属タンク7・・・・・・浮遊ピスト
ン 8・・・・・・アキュムレータ10・・・・・・空
気作動′弁 13・・・・・・ポンプ 14・・・・・
・弁体 14a・・・・・・弁体 15・・・・・・弁
シート 16・・・・・・ボディ 17・・・・・・ボ
ンネット 18・・・・・・ヨーク 18a・・・・・
・逆U字状脚片 18b・・・・・・ばね室19a・・
・・・・グランドパッキング 19b・・・・・・押え
板 20・・・・・・連結板 21・・・・・・ばね受
22・・・・・・ダイヤフラム 22a・・・・・・
ダイヤフラム取付体23・・・・・・作動板 24・・
・・・・上部軸 25・・・・・・空室 26・・・・
・・上蓋 27・・・・・・空気供給口 28・・・・
・・ばね 29.30・・・・・・開口限機構 32・
・・・・・作動子 31・・・・・・弁開度制
Claims (1)
- 弁棒の下端に形成された弁体と協働する弁シートを有す
るボディと、ボディ上面を閉鎖し弁棒を可摺動に貫通さ
せるボンネツトと、このボンネツト上端に設けられ前記
弁棒をシールするグランドパッキングと、このグランド
パッキングを押圧する押え板と、前記ボンネツトに逆U
字状の脚片下端において取り付けられ、上部に円筒状の
ばね室を具えたヨークと、このヨーク上端に設けられ下
面を大気中に開放した浅い円筒状のダイヤフラム取付体
と、前記逆U字状の脚片の間で連結板を介して前記弁棒
と連結され、ばね室底面に螺入されたばね受を可摺動に
貫通し、その上端に前記ダイヤフラム取付体上面に装着
したダイヤフラムと協働する作動板を固着された上部軸
と、ダイヤフラム上面を覆ってダイヤフラムとの間に空
室を形成する上蓋と、上蓋中心に設けられ空室に連通す
る空気供給口と、前記ばね室内のばね受上面と前記作動
板下面との間に装着されたばねとを有するものにおいて
、前記脚片の一方には突出方向にばね圧を印加した作動
子を可摺動に収容したシリンダを設け、前記シリンダ内
下方に向けたばね圧を印加され下面に空気作動弁の開放
時原子炉容器内圧力が印加されるピストンを設け、この
ピストンにはピストン下降時前記作動子を前進位置に位
置させて前記連結板と協働して前記弁棒の上昇を制限し
、ピストン上昇時前記作動子を後退位置に位置させて前
記連結板との協働を解除させる板カムを設けたことを特
徴とする空気作動弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203164A JPH0257778A (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | 空気作動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203164A JPH0257778A (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | 空気作動弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257778A true JPH0257778A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16469506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63203164A Pending JPH0257778A (ja) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | 空気作動弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0257778A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5373213B1 (ja) * | 2013-03-06 | 2013-12-18 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 気体供給装置及び原子力プラントの空気又は窒素供給装置 |
JPWO2013047185A1 (ja) * | 2011-09-26 | 2015-03-26 | ニプロ株式会社 | 輸液ポンプ |
-
1988
- 1988-08-17 JP JP63203164A patent/JPH0257778A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013047185A1 (ja) * | 2011-09-26 | 2015-03-26 | ニプロ株式会社 | 輸液ポンプ |
US9463275B2 (en) | 2011-09-26 | 2016-10-11 | Nipro Corporation | Infusion pump |
JP5373213B1 (ja) * | 2013-03-06 | 2013-12-18 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 気体供給装置及び原子力プラントの空気又は窒素供給装置 |
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