JPH0255597A - 電動機の保護装置 - Google Patents
電動機の保護装置Info
- Publication number
- JPH0255597A JPH0255597A JP63203755A JP20375588A JPH0255597A JP H0255597 A JPH0255597 A JP H0255597A JP 63203755 A JP63203755 A JP 63203755A JP 20375588 A JP20375588 A JP 20375588A JP H0255597 A JPH0255597 A JP H0255597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- load current
- motor
- current
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 title 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 13
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は電動機の保護装置に関する。
（従来の技術）
電動機の寿命を決める要素は種々あるが、最も大きなも
のとして絶縁物の劣化がある。従って、巻線の温度上昇
値は使用している絶縁物の絶縁階級に応じ規定されてい
る温度」１昇限度以下にすることが大切である。
のとして絶縁物の劣化がある。従って、巻線の温度上昇
値は使用している絶縁物の絶縁階級に応じ規定されてい
る温度」１昇限度以下にすることが大切である。
従来、この電動機の巻線保護は負荷電流を検出し、電動
機の熱特性に合わせた保護特性を持つ継電器を使用する
か、巻線の温度を監視する単一要素の保護装置や監視装
置の組合わせであった。ところが巻線の温度上昇原因と
しては過負荷、始動渋滞、高繁度始動、冷却効果の減少
、電源供給系統の事故（相電圧不平衡、電圧変動）、異
常に高い周囲温度等があり上記の装置では電動機の温度
がその絶縁の許容温度まで上昇していないで、運転続行
可能であっても電動機を止めてしまうなどの問題や負荷
電流に見合った電動機の適正温度保護や監視ができない
問題を有していた。
機の熱特性に合わせた保護特性を持つ継電器を使用する
か、巻線の温度を監視する単一要素の保護装置や監視装
置の組合わせであった。ところが巻線の温度上昇原因と
しては過負荷、始動渋滞、高繁度始動、冷却効果の減少
、電源供給系統の事故（相電圧不平衡、電圧変動）、異
常に高い周囲温度等があり上記の装置では電動機の温度
がその絶縁の許容温度まで上昇していないで、運転続行
可能であっても電動機を止めてしまうなどの問題や負荷
電流に見合った電動機の適正温度保護や監視ができない
問題を有していた。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は上記のような問題を解消するためになされたも
のであり、その目的は電動機の負荷機械の負荷量が軽い
場合や周囲温度等の使用条件が異なる場合でも、現状の
運転温度を考慮し、事前予測を行うことにより、許容温
度まで運転できる電動機の保護装置を提供することにあ
る。
のであり、その目的は電動機の負荷機械の負荷量が軽い
場合や周囲温度等の使用条件が異なる場合でも、現状の
運転温度を考慮し、事前予測を行うことにより、許容温
度まで運転できる電動機の保護装置を提供することにあ
る。
（課題を解決するための手段）
本発明は電動機の巻線温度に関する保護装置において、
電動機の負荷電流と巻線温度を検出する回路とマイクロ
コンピュータなどを使用した保護装置の組合わせにより
構成され、予め電動機の絶縁種別、熱時定数や定格電流
値などを設定し、負荷電流値が変化した時、負荷電流の
変化前の温度を基準にして、変化後の電流から巻線の許
容温度上昇値までの時間を上記設定値を使用し計算し、
計算された時間と負荷電流が変化した時からの経過時間
を比較し、経過時間が計算以上になったら警報を発し、
しゃ断器を引外しさせるようにした電動機の保護装置で
ある。
電動機の負荷電流と巻線温度を検出する回路とマイクロ
コンピュータなどを使用した保護装置の組合わせにより
構成され、予め電動機の絶縁種別、熱時定数や定格電流
値などを設定し、負荷電流値が変化した時、負荷電流の
変化前の温度を基準にして、変化後の電流から巻線の許
容温度上昇値までの時間を上記設定値を使用し計算し、
計算された時間と負荷電流が変化した時からの経過時間
を比較し、経過時間が計算以上になったら警報を発し、
しゃ断器を引外しさせるようにした電動機の保護装置で
ある。
（作 用）
本発明は、電動機の負荷電流と巻線温度の検出を行い、
マイクロコンピュータなどを使用した保護装置により演
算・比較し許容温度限界まで運転可能な保護を行うもの
である。
マイクロコンピュータなどを使用した保護装置により演
算・比較し許容温度限界まで運転可能な保護を行うもの
である。
（実施例）
以下、本発明を図面に示す一実施例について説明する。
第１図は本発明によるシステム構成図を示したもので、
電動機１１の負荷電流は変流器１２により検出され、巻
線温度は巻線に埋込まれた温度検出器Ｉ３により検出す
る。これらの検出要素は保護装置１４に取り入れて演算
・比較し、許容温度限界までの運転可否を保護装置１４
にて判定する。
電動機１１の負荷電流は変流器１２により検出され、巻
線温度は巻線に埋込まれた温度検出器Ｉ３により検出す
る。これらの検出要素は保護装置１４に取り入れて演算
・比較し、許容温度限界までの運転可否を保護装置１４
にて判定する。
第２図は保護装置１４で処理を行う許容温度限界までの
時間を計算し、運転可否を判定するまでの一例を示すフ
ローチャー１・図である。
時間を計算し、運転可否を判定するまでの一例を示すフ
ローチャー１・図である。
第１図における検出要素は、保護装置に入力され入力デ
ータとして取扱われる。
ータとして取扱われる。
保護装置では電動機熱時定数、許容温度上昇値。
定格電流を初期値として登録しておき、前記入力データ
から下式により許容時間を計算する。
から下式により許容時間を計算する。
ここで、ｔは許容時間、では電動機熱時定数、θは許容
温度上昇限度、 θ。は定格運転時温度上昇、ａは過負
荷時電流値／定格電流値である。
温度上昇限度、 θ。は定格運転時温度上昇、ａは過負
荷時電流値／定格電流値である。
又、第２図に於て、ステップ２１は初期値の設定回路、
２２．２７はデータ入力回路、２３．２６．２８は判定
回路、２４．２５は演算回路、２９は出力回路である。
２２．２７はデータ入力回路、２３．２６．２８は判定
回路、２４．２５は演算回路、２９は出力回路である。
第２図に示すように負荷電流値が設定電流値以上変化し
た場合、上式により、許容温度上昇値までの時間ｔを計
算する。この計算された時間ｔと負荷電流が設定値以上
に変化した時からの経過時間ｔａを比較する。経過時間
ｔａが計算時間を以上になったらその時点で再度入力デ
ータの負荷電流と初期値である設定電流の比較を行う。
た場合、上式により、許容温度上昇値までの時間ｔを計
算する。この計算された時間ｔと負荷電流が設定値以上
に変化した時からの経過時間ｔａを比較する。経過時間
ｔａが計算時間を以上になったらその時点で再度入力デ
ータの負荷電流と初期値である設定電流の比較を行う。
許容時間を経過後も負荷電流が設定値以上であれば警報
を発し、電動機を停止させる。尚、負荷電流の読み込み
は電流の急変による誤判断を防ぐため、定時間後、比較
判定を行う。
を発し、電動機を停止させる。尚、負荷電流の読み込み
は電流の急変による誤判断を防ぐため、定時間後、比較
判定を行う。
電動機は、実際の使用条件が規定した使用条件より過酷
であれば各部の温度上昇限度を超過し絶繊物の劣化を起
し、その寿命を著しく短縮することになる。又、逆に軽
負荷であれば不経済な使用になる。
であれば各部の温度上昇限度を超過し絶繊物の劣化を起
し、その寿命を著しく短縮することになる。又、逆に軽
負荷であれば不経済な使用になる。
ところが、以上説明したように本発明によれば予測計算
を行うことにより、許容温度まで運転可能な保護装置を
提供できる。
を行うことにより、許容温度まで運転可能な保護装置を
提供できる。
第１図は本発明の一実施例を示す保護装置の構成図、第
２図は保護装置のフローチャート説明図である。 １１・・・電動機 １２・・・変流器１３・
・・巻線温度検出器 １４・・・保護装置代理人 弁
理士 則 近 憲 佑 同 山 下 第 図
２図は保護装置のフローチャート説明図である。 １１・・・電動機 １２・・・変流器１３・
・・巻線温度検出器 １４・・・保護装置代理人 弁
理士 則 近 憲 佑 同 山 下 第 図
Claims (1)
- 電動機の負荷電流を検出する第１の回路と、前記電動機
の巻線温度を検出する第２の回路と、これら第１及び第
２の回路のデータを基に負荷電流に見合った許容温度上
昇値までの時間を予測計算する予測計算回路と、この第
３の回路の予測時間及び前記負荷電流が変化した時から
の経過時間を比較する比較回路と、前記電動機の運転継
続の可否を判定する判定回路とからなる電動機の保護装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63203755A JPH0255597A (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 電動機の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63203755A JPH0255597A (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 電動機の保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255597A true JPH0255597A (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=16479302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63203755A Pending JPH0255597A (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 電動機の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0255597A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100835218B1 (ko) * | 2001-07-23 | 2008-06-05 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 전동기 과열 방지 장치 및 그 방법 |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP63203755A patent/JPH0255597A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100835218B1 (ko) * | 2001-07-23 | 2008-06-05 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 전동기 과열 방지 장치 및 그 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100517122B1 (ko) | 돌입전류 방지용 저항기의 보호방법 | |
| US7796366B2 (en) | AC arc fault detection and protection | |
| EP1796238B1 (en) | DC arc fault detection and protection | |
| JP5520639B2 (ja) | 電力変換装置および過負荷保護方法 | |
| JP4736006B2 (ja) | モータ始動制御装置およびモータ始動における保護方法 | |
| BRPI0806497B1 (pt) | Aparelho e método para proteção de sobrecorrente em circuito | |
| GB2253957A (en) | Protecting and determining operating life of electric machine | |
| EP1093681B1 (en) | Solid state overload relay | |
| EP2356728B1 (en) | Overload protection of a voltage reduction device | |
| EP0995251B1 (en) | Solid state overload relay | |
| JPH0255597A (ja) | 電動機の保護装置 | |
| KR101386507B1 (ko) | 압축기 보호장치 및 그 제어방법 | |
| US20110172840A1 (en) | Centrally controlled protection system having reduced energy let-through mode | |
| JP2014027875A (ja) | 負荷回路の保護装置 | |
| JPH08223777A (ja) | 負荷制御装置 | |
| JPH099684A (ja) | インバータ駆動電動機の熱保護装置 | |
| JP2941664B2 (ja) | 同期機の過励磁制限装置 | |
| KR100221240B1 (ko) | 과부하 보호용 과전류 계전기(51lr)의 전동기 보호용 디지탈 보호 계전 방법 | |
| KR100221239B1 (ko) | 열동형 계전기(thr)의 전동기 보호용 디지탈 보호계전 방법 | |
| KR100221238B1 (ko) | 역상 과전류 계전기(nsr)의 전동기 보호용 디지탈 보호 계전 방법 | |
| KR102039576B1 (ko) | 배터리 시스템의 하이브리드 릴레이 | |
| US20240128737A1 (en) | Thermal failure prediction module and method for solid state circuit protection device | |
| JPH05316637A (ja) | 電動機制御装置 | |
| JPH05276644A (ja) | 保護継電装置および整定値算出装置 | |
| US20200244063A1 (en) | Assembly for monitoring a winding threshold temperature |