JPH0255357B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0255357B2 JPH0255357B2 JP59272636A JP27263684A JPH0255357B2 JP H0255357 B2 JPH0255357 B2 JP H0255357B2 JP 59272636 A JP59272636 A JP 59272636A JP 27263684 A JP27263684 A JP 27263684A JP H0255357 B2 JPH0255357 B2 JP H0255357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- air
- hydraulic jack
- air venting
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000013022 venting Methods 0.000 claims description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 2
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、エレベータの乗かごを油圧ジヤツ
キにより昇降させる油圧エレベータ装置で、特に
油圧ジヤツキの改良に関するものである。
キにより昇降させる油圧エレベータ装置で、特に
油圧ジヤツキの改良に関するものである。
第2図は従来の油圧エレベータ装置の断面図を
示すもので、図において、1はエレベータの昇降
路、2は昇降路1の底部1aから立設されたジヤ
ツキ台、3はジヤツキ台2上に配設した油圧ジヤ
ツキ、4は昇降路壁で、この昇降路壁4に上記油
圧ジヤツキ3がブラケツト5を介して支持してい
る。6は油圧ジヤツキ3の上端に設けた滑車7か
ら垂下したワイヤー8の下端に吊下げられている
乗かご、9は油圧ジヤツキ3の頭部に備えた空気
抜き装置、10は配管口である。
示すもので、図において、1はエレベータの昇降
路、2は昇降路1の底部1aから立設されたジヤ
ツキ台、3はジヤツキ台2上に配設した油圧ジヤ
ツキ、4は昇降路壁で、この昇降路壁4に上記油
圧ジヤツキ3がブラケツト5を介して支持してい
る。6は油圧ジヤツキ3の上端に設けた滑車7か
ら垂下したワイヤー8の下端に吊下げられている
乗かご、9は油圧ジヤツキ3の頭部に備えた空気
抜き装置、10は配管口である。
第3図は油圧ジヤツキ3の詳細断面図で、文献
(SEMAG、「HYDRAULIC」PUMP UNITS
AND CYLINDRS FOR LIFTS AND
ELEVATORS 1979年)に示されている。第3
図において、11はジヤツキケーシングの中に収
容されている油、12は空気層、13はジヤツキ
頭部14に設けた空気抜き通路、15は空気抜き
装置9のボール弁、16は空気抜きねじ、17は
ジヤツキケーシングの接続ねじ部である。
(SEMAG、「HYDRAULIC」PUMP UNITS
AND CYLINDRS FOR LIFTS AND
ELEVATORS 1979年)に示されている。第3
図において、11はジヤツキケーシングの中に収
容されている油、12は空気層、13はジヤツキ
頭部14に設けた空気抜き通路、15は空気抜き
装置9のボール弁、16は空気抜きねじ、17は
ジヤツキケーシングの接続ねじ部である。
次に動作について説明する。油圧エレベータの
据付け作業時あるいは保守点検時には、まず油圧
ジヤツキ3の上部に溜つた空気12を抜く。この
場合、常は乗かご6上に作業者が乗り(第2図参
照)、空気抜きねじ16を緩める。これにより空
気12は通路13を経てボール弁15の囲りを通
り空気抜きねじ16の隙間を通つて外部へ排出さ
れる。その後ねじ16の隙間から油が漏れ出たと
き空気抜き作業は完するので、この時点で空気抜
きねじ16を締め付ける。一方、配管口10の向
きは昇降路1に油圧ジヤツキ3を据付ける際に決
められているので容易に変更することはできな
い。また油圧エレベータの昇降行程が大きくなる
と油圧ジヤツキ3は接続ねじ部17による構造を
とつている。
据付け作業時あるいは保守点検時には、まず油圧
ジヤツキ3の上部に溜つた空気12を抜く。この
場合、常は乗かご6上に作業者が乗り(第2図参
照)、空気抜きねじ16を緩める。これにより空
気12は通路13を経てボール弁15の囲りを通
り空気抜きねじ16の隙間を通つて外部へ排出さ
れる。その後ねじ16の隙間から油が漏れ出たと
き空気抜き作業は完するので、この時点で空気抜
きねじ16を締め付ける。一方、配管口10の向
きは昇降路1に油圧ジヤツキ3を据付ける際に決
められているので容易に変更することはできな
い。また油圧エレベータの昇降行程が大きくなる
と油圧ジヤツキ3は接続ねじ部17による構造を
とつている。
従来の油圧ジヤツキは以上のように構成されて
いるので、配管口10の向きを決定してしまう
と、空気抜き装置9の方向も決まつてしまうた
め、例えば空気抜き装置9が昇降路壁4側にある
と空気抜き作業ができなくなる。また、配管口1
0と空気抜き装置9とが同じ向きのために製作時
に接続ねじ部17およびその溶接等を管理する方
法もあるが、誤まつて製作した場合に変更が不可
能となる等の問題点があつた。
いるので、配管口10の向きを決定してしまう
と、空気抜き装置9の方向も決まつてしまうた
め、例えば空気抜き装置9が昇降路壁4側にある
と空気抜き作業ができなくなる。また、配管口1
0と空気抜き装置9とが同じ向きのために製作時
に接続ねじ部17およびその溶接等を管理する方
法もあるが、誤まつて製作した場合に変更が不可
能となる等の問題点があつた。
この発明は上記のように問題点を解消するため
になされたもので、昇降路壁と油圧ジヤツキとが
接近する場合であつても、配管口の向きに左右さ
れることなく油圧ジヤツキの空気抜き作業が容易
に行なうことのできる油圧エレベータ装置を得る
ことを目的とする。
になされたもので、昇降路壁と油圧ジヤツキとが
接近する場合であつても、配管口の向きに左右さ
れることなく油圧ジヤツキの空気抜き作業が容易
に行なうことのできる油圧エレベータ装置を得る
ことを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、ワイヤーを
介して乗かごを昇降動作させる油圧ジヤツキを有
する油圧エレベータ装置において、上記油圧ジヤ
ツキの頭部にプランジヤを支承するリテーナを嵌
着するとともに、これを覆い取付けた蓋体に空気
抜き装置を設け、これら蓋体をリテーナとの接合
面のいずれか一方に、上記リテーナに設けた空気
抜き通路と上記空気抜き装置側の空気抜き通路と
を接続する環状の溝部を形成し、上記蓋体ととも
に上記空気抜き装置の位置を溝部に沿つて移動可
能としたことを特徴とするものである。
介して乗かごを昇降動作させる油圧ジヤツキを有
する油圧エレベータ装置において、上記油圧ジヤ
ツキの頭部にプランジヤを支承するリテーナを嵌
着するとともに、これを覆い取付けた蓋体に空気
抜き装置を設け、これら蓋体をリテーナとの接合
面のいずれか一方に、上記リテーナに設けた空気
抜き通路と上記空気抜き装置側の空気抜き通路と
を接続する環状の溝部を形成し、上記蓋体ととも
に上記空気抜き装置の位置を溝部に沿つて移動可
能としたことを特徴とするものである。
この発明における油圧エレベータ装置は、空気
抜き装置との経路において上記リテーナと蓋体と
の接合面のいずれか一方に環状溝部を設けたの
で、プランジヤを支承するリテーナに対してこれ
に重積した上記蓋体とともに空気抜き装置の位置
が移動でき、これにより、油圧ジヤツキの配管口
の向きに関係なく空気抜き装置の位置が自在に変
えられる。
抜き装置との経路において上記リテーナと蓋体と
の接合面のいずれか一方に環状溝部を設けたの
で、プランジヤを支承するリテーナに対してこれ
に重積した上記蓋体とともに空気抜き装置の位置
が移動でき、これにより、油圧ジヤツキの配管口
の向きに関係なく空気抜き装置の位置が自在に変
えられる。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図は油圧ジヤツキ3の断面図であつて、
第3図と同一部分は同一符号を示している。18
は油圧ジヤツキ3の頭部に嵌着されプランジヤを
支承するリテーナ、19はこのリテーナ18の厚
み方向(上下方向)に貫通した空気抜き経路、2
0は上記リテーナ18は覆つて取付けた蓋体に上
下方向に設けた空気抜き装置9の空気抜き経路
で、これら両経路19,20は上記蓋体のリテー
ナ19との接合面に設けた環状の溝部21によつ
て連通されている。
る。第1図は油圧ジヤツキ3の断面図であつて、
第3図と同一部分は同一符号を示している。18
は油圧ジヤツキ3の頭部に嵌着されプランジヤを
支承するリテーナ、19はこのリテーナ18の厚
み方向(上下方向)に貫通した空気抜き経路、2
0は上記リテーナ18は覆つて取付けた蓋体に上
下方向に設けた空気抜き装置9の空気抜き経路
で、これら両経路19,20は上記蓋体のリテー
ナ19との接合面に設けた環状の溝部21によつ
て連通されている。
上記のように構成された油圧ジヤツキ3は、空
気抜き作業を行なうと、ジヤツキ内の空気12は
リテーナ18の経路19から環状の溝部21を経
て経路20よりボール弁15の囲りを通り空気抜
きねじ16の隙間から外部へ排出される。したが
つて経路20は環状溝部21上に配置されていれ
ばいずれの位置にあつてもよいので、両経路1
9,20が設けられている部品の組立ては経路の
位置を考慮に入れる必要はない。これによつて油
圧ジヤツキ3を昇降路壁に据付けた場合、配管口
10を昇降路壁の穴に合わせた際に空気抜き装置
9の位置が昇降路壁側にあれば、空気抜き装置3
の位置を回転移動させればよいことになる。
気抜き作業を行なうと、ジヤツキ内の空気12は
リテーナ18の経路19から環状の溝部21を経
て経路20よりボール弁15の囲りを通り空気抜
きねじ16の隙間から外部へ排出される。したが
つて経路20は環状溝部21上に配置されていれ
ばいずれの位置にあつてもよいので、両経路1
9,20が設けられている部品の組立ては経路の
位置を考慮に入れる必要はない。これによつて油
圧ジヤツキ3を昇降路壁に据付けた場合、配管口
10を昇降路壁の穴に合わせた際に空気抜き装置
9の位置が昇降路壁側にあれば、空気抜き装置3
の位置を回転移動させればよいことになる。
なお、上記実施例では経路20側の頭部部品に
溝部21を設けたが、リテーナ18側に溝部を設
けることであつてもよい。また溝部21の形状は
断面が角形のもの以外半円形が三角形であつても
よい。
溝部21を設けたが、リテーナ18側に溝部を設
けることであつてもよい。また溝部21の形状は
断面が角形のもの以外半円形が三角形であつても
よい。
以上のように、この発明によれば、油圧ジヤツ
キの頭部にプランジヤを支承するリテーナを嵌着
するとともに、これを覆い取付けた蓋体に空気抜
き置を設け、これら蓋体とリテーナとの接合面の
いずれか一方に、上記リテーナに設けた空気抜き
通路と上記空気抜き装置側の空気抜き通路とを接
続する環状の溝部を形成したので、プランジヤを
支承するリテーナに対して上記蓋体を回動させ
て、配管口の向きに左右されることなく空気抜き
装置の移動することができ、これにより昇降路壁
と油圧ジヤツキとが接近する場合でもジヤツキの
空気抜き作業が容易に行なえ、保守、点検作業が
作業性よく能率よく行なえる等の効果がある。
キの頭部にプランジヤを支承するリテーナを嵌着
するとともに、これを覆い取付けた蓋体に空気抜
き置を設け、これら蓋体とリテーナとの接合面の
いずれか一方に、上記リテーナに設けた空気抜き
通路と上記空気抜き装置側の空気抜き通路とを接
続する環状の溝部を形成したので、プランジヤを
支承するリテーナに対して上記蓋体を回動させ
て、配管口の向きに左右されることなく空気抜き
装置の移動することができ、これにより昇降路壁
と油圧ジヤツキとが接近する場合でもジヤツキの
空気抜き作業が容易に行なえ、保守、点検作業が
作業性よく能率よく行なえる等の効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す油圧エレベ
ータ装置の油圧ジヤツキの断面図、第2図は従来
の油圧エレベータ装置の断面図、第3図は同じく
油圧ジヤツキの断面図である。 3……油圧ジヤツキ、9……空気抜き装置、1
0……配管口、15……ボール弁、16……空気
抜きねじ、18……リテーナ、19,20……空
気抜き経路、21……環状の溝部。なお、図中、
同一符号は同一又は相当部分を示す。
ータ装置の油圧ジヤツキの断面図、第2図は従来
の油圧エレベータ装置の断面図、第3図は同じく
油圧ジヤツキの断面図である。 3……油圧ジヤツキ、9……空気抜き装置、1
0……配管口、15……ボール弁、16……空気
抜きねじ、18……リテーナ、19,20……空
気抜き経路、21……環状の溝部。なお、図中、
同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 ワイヤーを介して乗かごを昇降動作させる油
圧ジヤツキを有する油圧エレベータ装置におい
て、上記油圧ジヤツキの頭部にプランジヤを支承
するリテーナを嵌着するとともに、これを覆い取
付けた蓋体に空気抜き装置を設け、これら蓋体と
リテーナとの接合面のいずれか一方に、上記リテ
ーナに設けた空気抜き通路と上記空気抜き装置側
の空気抜き通路とを接続する環状の溝部を形成
し、上記蓋体とともに上記空気抜き装置の位置を
溝部に沿つて移動可能としたことを特徴とする油
圧エレベータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27263684A JPS61150979A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 油圧エレベ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27263684A JPS61150979A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 油圧エレベ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61150979A JPS61150979A (ja) | 1986-07-09 |
JPH0255357B2 true JPH0255357B2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=17516682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27263684A Granted JPS61150979A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 油圧エレベ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61150979A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811834U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-25 | 富士通株式会社 | デ−タタブレツト |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP27263684A patent/JPS61150979A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811834U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-25 | 富士通株式会社 | デ−タタブレツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61150979A (ja) | 1986-07-09 |
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