JPH0255056A

JPH0255056A - 身体拘束用具

Info

Publication number: JPH0255056A
Application number: JP1156907A
Authority: JP
Inventors: Jamie S Leach; ジャミー・エス・リーチ
Original assignee: CJ LEACHCO Inc
Current assignee: CJ LEACHCO Inc
Priority date: 1988-08-18
Filing date: 1989-06-21
Publication date: 1990-02-23
Also published as: EP0355950A1; CA1312848C; US4834459A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野］本発明は幼児及び小さい子供を子供用椅子その他に坐っ
た状態のままにさせる為の繊維製の身体拘束用具に関す
る。該身体拘束用具は真直な状態で坐る為には拘束され
ることを必要とする身体的或は精神的病気を持つもっと
年配の人を拘束する為にもまた有益である。

〔従来技術の説明〕

従来から、子供用椅子その他に幼児を真直に坐らせてお
く為に多くの身体拘束用具が考案されてきた。幼児が椅
子で体を揺り動かすことによって体が下方にずれ、結局
椅子から滑り落ちてしまう傾向があることは良く知られ
ている。そうした椅子からの滑り落ちを防止し得る身体
拘束用具は勿論、一般に身体拘束用具の一部分を幼児の
股に通しそして腰の周囲へと伸延させたものであること
が要求される。

幼児用椅子その他椅子からの幼児の滑り落ちを防止する
目的を安全且つ安価に実現する為の多くの用具が考案さ
れた。例えば米国特許筒４．２３５．４７４号には、幼
児を椅子に保持するハーネスが例示される。このハーネ
スは股部分を具備する胴セクションを有し、該股部分は
幼児の臀部周囲に伸延しそして腹部を横断して上昇する
。股部分が腹部と交叉する部分の上端付近には、椅子の
後方周囲へと伸延し得そして身体拘束用具を椅子に固定
しそれにより幼児の滑り落ちを防止する一対のストラッ
プ或は翼が設けられる。前記米国特許に示されるハーネ
スは更に、幼児の背中に沿って身体拘束用具から上方へ
と伸延し、椅子背当ての上方部分にぴったりと被さるよ
う寸法付けされたポケットを有している。この形式のハ
ーネスは幼児の腕及び足の動きを拘束し或は弱めること
がなく、また幼児の背中は股部分からポケットへと上方
に伸延して椅子の上部に被せられるハーネス部分によっ
て支持される。

支持用ハーネスは米国特許筒４．０５０．７３７号にも
また例示される。この支持用ハーネスには一対の腐スト
ラップが設けられ、該肩ストラップは幼児の肩を覆って
伸延しそして商標名ベルクロの如きフックアンドループ
形式の締め具付ストラップによって、ハーネスを設けた
繊維パネルの中央に位置付けされた股部分から幼児の背
中に沿って上方に突出する舌部に固定される。股部分に
は対向する一対の翼が担持され、それら翼は支持用ハー
ネスを椅子に固定する為に椅子の背当て周囲に伸延させ
得るベルトを具備している。

米国特許第４．０３７．７６４号には、幼児をストラッ
プで吊下げ、次いで親が持ち運ぶ或は幼児の頭部上方に
位置付けされた支持部材に乗せて運搬することの出来る
幼児運搬具が記載される。この幼児運搬具は幼児の臀部
を横断して上方に伸延する延長部分を具備する大きなパ
ネルを具備し、前記延長部分は幼児腹部の各側周囲にお
けるパネル部分から伸延しそしてパネルの臀部後方のル
ープアンドフック式締め具付ストリップその他締め具要
素と係合する、大きく且つ扁平な翼と係合される。

前記幼児運搬具の腹部から上方へと一対の細長ストリッ
プが伸延され、該細長ストリップは幼児の頭部上方に位
置付けされた大きな湾曲部或はループを形成し、これに
よって幼児を幼児運搬具に坐らせた状態で運搬し得る。

米国特許第４．６７６、５５４号には、人を椅子に拘束
し且つ支持する為の物品が例示され且つ記載される。該
拘束用物品はその２つの角部に一対のストラップを担持
するハート型の着座部分を具備する。前記ストラップは
着座部分を、前記拘束用物品を使用する椅子の座部角部
の桟に結ぶ為に使用し得る。一対の細長ストラップが着
座部のハート型部分の先端から伸°延され、この拘束用
物品を性器領域を横断して腹部位置へと上方に引き上げ
た場合に前記細長ストラップを胴体各側周囲及び椅子の
桟或は背当ての周囲へと伸延させ、そこで結び或は固定
することにより前記拘束用物品の股部分に坐った人の胴
体に対する所望の拘束状態が得られる。この物品に於て
は、拘束された幼児或はその他の人の背中は椅子の背中
の桟或は構造部材に対して引き寄せられ、そのため拘束
される人は不快感を感じる。

幼児その他の人を椅子に坐った状態で拘束する為に使用
し得るその他装置は、米国特許第２．４０４゜１０８号
及び米国特許第１．３７６、６２５号に示される。

【発明の目的１本発明の重要な目的は特別の技術無しで使用し得る比較
的廉価な、組立及び清掃の非常に容易な身体拘束用具を
提供することにある。

本発明の別の目的は、坐ったままの状態の身体障害者を
、うつぶせ状態に滑り出さないよう或は坐っている椅子
から滑り落ちないよう補助する為に有効に使用し得る身
体拘束用具を提供することにある。

本発明の別の目的は、子供用椅子その他に坐った幼児を
そこから滑り落ちないよう拘束する為に使用し得る二次
おむつ一掬束構造を提供し、同時に、幼児の為の予備の
二次おむつを提供することにある。

本発明の更に他の目的は、容易に清掃し得且つ寸法調節
によって任意寸法或は形式の椅子に使用し得、しかもそ
の寸法に関わらずハンドバッグその他に支障なく納める
為のコンパクト形状に折畳みし得る身体拘束用具を提供
することにある。

本発明の他の目的及び利益は以下の詳細な説明によって
明らかである。

〔発明の概要〕

本発明は、構造は非常に簡単であるが、幼児或は長時間
真直に坐ることが出来ず坐った位置からうつぶせ状態に
滑り出してしまう任意の年令の人を拘束する為に効果的
な身体拘束用具である。本発明は小さな子供及び幼児を
拘束することに於て主たる有用性を有し、こうした用途
及び子供用椅子或は類似の坐り用構造体に固定する為に
しばしば寸法付けされるが、本用具はその寸法を大きく
することによってもっと年令の高い人或は車椅子或は大
型の椅子に坐り、食事中、会話中或はその他長い時間比
較的真直な姿勢のままでいる為には補助を必要とする人
の為に等しく有効に使用し得るものである。

本発明は該略すれば、内側及び外側を有する細長の腰帯
を含むものである。腰帯は、端部を突き合わせた状態で
前記腰帯の中央部分に連結された一対の腰帯質を含み、
これら腰帯質は連結状態で身体拘束用具の一方側に沿っ
て伸延する上方縁部を画定する。身体拘束用具は台形形
状の股部分を更に具備し、該股部分は内側及び外側を有
している。前記股部分は腰帯部分の細長の上方縁部と平
行状態で伸延する細長の固定用縁部を具備する。

股部分の固定用縁部はその一端に於て、該固定用縁部か
ら股部分の最も狭幅の部分へと収斂状態で伸延する一対
の側方縁部と交叉する。股部分の最も狭幅の部分は腰帯
の中央部分に連結される。この位置に於て股部分の横方
向縁部は腰帯の一対の下方縁部内部へと湾曲される。

本身体拘束用具の股部分及び腰帯は、好ましくは代表的
には柔軟な可撓性材料である単一の繊維パネルから形成
される。

股部分の細長の固定用縁部の先端の、収斂状態で伸延す
る一対の側方縁部と交叉する細長の固定用縁部の先端に
隣合う位置には、該細長の固定用縁部の各端部に夫々隣
合わせにその一方が位置付けされるようにして、一対の
第１の締め具が位置付けられる。腰帯の中央部分と隣合
う内側部分には、一対の第１の締め具同士を係合させそ
うした係合状態に於て股部分の細長の固定用縁部と腰帯
の上縁部とが一般に円形配列状態とされる締め具手段が
設けられる。股部分のこのような円形形状及び腰帯の一
部分とが、着座状態からうつぶせ状態へと滑り出さない
よう拘束するべき胴体の上腹部を包囲する。この後、腰
帯の翼部分は拘束するべき人が坐る椅子の裏側へと伸延
されそこで互いに係合され、身体拘束用具及びそれによ
って包囲された人を椅子に坐った状態で共に固定する。

〔実施例の説明〕身体拘束用具は全体を参照番号８で示され、例示された
具体例に於ては全体を参照番号ｌＯによって示される台
形形状の繊維製の股部分を具備している。股部分ｌｏは
、一対の収斂する側方縁部１２及び１４と、これら側方
縁部１２．１４の間を伸延し且つ交叉する細長の固定用
縁部１６とを具備する。細長の固定用縁部１６は、その
中央が股部分に連結された、全体を参照番号１８によっ
て示される腰帯の長手方向軸と平行に伸延する。

腰帯１８は身体拘束用具の腰帯の中央部分２４を介して
端部突合わせ状態で連結された一対の細長の腰帯質２ｏ
及び２２を具備する０台形形状の股部分は一対の湾曲縁
部２６及び２８を介して一対の細長の腰帯質２０及び２
２に夫々連結される。

腰帯１８は自由上端部３０に於て終端する。一方の細長
の腰帯質２０の端部には、フックか或はループ形式のタ
ブ３２が身体拘束用具を構成する繊維表面に逢着され、
接着され、そうでなければ適宜固定される。他方の細長
の腰帯質２２の端部には、身体拘束用具を形成するパネ
ルの反対側に類似のパッチ或はタブ３４が、パッチ或は
タブ３２と相対するようにして固定される。各タブ３２
及び３４は身体拘束用具の使用状況に於て第３図及び４
図に示される様式で相互に係合する。これらタブ３２或
は３４は、相互の結合が容易に達成されるよう、一方は
フック形式の材料であり他方はループ形式の材料である
。

腰帯１８の中央部分２４内側の自由上端部３０にすぐ隣
合って且つ整列状態でベルクロ材料製の細長帯３６が設
けられる。股部分１０の、細長の固定用縁部１６にすぐ
隣合う各角部及び外側にはベルクロ材料製の一対のパッ
チ或はタブ３８及び４０が固着される。細長帯３６は、
フック或はループ何れの形式でも良いが、細長の固定用
縁部１６に隣合うタブ３８及び４０は、係合を容易に為
し得るよう、前記細長帯３６と対応するフック或はルー
プ、即ち異なる形式のものが使用される。

安全環４２が、可撓性の繊維材料製のパネルの外側の、
股部分１０が腰帯１８と交叉する位置付近に位置付けさ
れ固定される。

吏１及Ｕ立１本発明の身体拘束用具の使用に際しては、該用具を構成
する材料から成るパネルを先ず椅子に平に置き拘束する
べき人をそこに坐らせる。例示目的上、第４図に幼児の
拘束状態が示される。拘束用具は、股部分１０の外側を
椅子の上面に対面させた状態で椅子に配置される。この
時、腰帯１８は椅子の前方端に向けられ、細長の固定用
縁部１６は椅子の背当てに沿って上方に折曲げられ、拘
束するべき人の腰が位置付けされる概略高さとされる。

本発明の身体拘束用具は大きい子供のみならず非常に小
さい幼児に使用し得、そして老化或は身体の運動機能調
節に悪影響を与える何らかの精神的或は身体的障害によ
って真直に坐り続けることが困雛な大人にさえも使用し
得ることを理解されたい、前述の如く、細長の固定用縁
部１６は椅子に坐る人の背中の、腰に対応する位置（背
中の小部分に於て）を横断し七伸延される。この時腰帯
１８の自由上端部３０は拘束するべき人のウェストライ
ンに沿って伸延される。

腰帯１８が説明された位置へと引き上げられその中央部
分２４が拘束するべき人の腹部を横断して伸延されると
、股部分１ｏの上方部分が第３図に示されるような円形
形状に移動され、細長の固定用縁部１６に隣合う角部分
が体の前方及び周囲に持ち来たされる。タブ３８及び４
ｏは体に沿って湾曲され、次いで細長帯３６に向けられ
ることから、第３図に示される様式でそこに固定され得
る。この時点で腰帯１８の股部分１０及び中央部分２４
は拘束するべき人の腹部、臀部そして背骨の下方部分を
取巻く。

次いで、細長の腰帯翼２０及び２２が拘束するべき人の
体の股部分１０の外側に沿って引き寄せられ臀部及び背
骨の下方部分に隣合わされる。第４図に示される例では
椅子は参照番号４４で示され座４６と上方に伸延する背
当て４８とを具備している。

細長の腰帯翼２０及び２２は、椅子４４の背当て４８の
背後に巻付けられ、その各端部が重ねられる０次いで細
長の腰帯翼２０及び２２が、タブ同士を第３図に例示さ
れる様式で接触させることによって相互係止される。

第２図に示されるように、股部分が湾曲されタブ３８及
び４０が帯３６と係合されると、安全環４２が、椅子の
座の上面の直上且つ椅子の背当て４８に直ぐ隣合った位
置に露出される。身体拘束用具の使用者はこの時、もし
そうした予防手段が所望であれば拘束用ストラップ或は
可撓性の引き紐を安全環４２及び椅子４４の背当て４８
に固定し得る。これは、腰帯１８の細長の腰帯翼２０及
び２２が互いに外れ腰帯が椅子の背当てからはずれた場
合でさえも、椅子に坐った人の体を椅子に留めておく追
加的な安全性を提供する。

以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で多くの変更を成し得ることを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の身体拘束用具の正面図である。第２図は本発明の身体拘束用具の正面図であり、ここで
は第１図に示される平坦状態から身体拘束状態への折り
曲げが為された後の状態が示される０台形の股部分が拘
束するべき幼児その他の人の股及び臀部に沿、つて伸延
する状態へと折り曲げられている。第３図は身体拘束用具が拘束状態へと完全に折り曲げら
れた後の状態で示される平面図である。第４図は幼児を子供用椅子に拘束する為の使用状態にあ
る身体拘束用具の側面図である。尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。８：身体拘束用具ｌＯ二股部分１６：細長の固定用縁部１８：腰帯２０．２２：細長の腰帯翼２４：中央部分２６．２８：湾曲縁部３０：自由上端部３２．３４．３８．４０：タブ３６：細長帯４２：安全環４８：背当て＝臣二二＝目、旦＝＝＝［百目、土

Claims

【特許請求の範囲】

１．　人が坐った状態からうつむき状態へとずり落ちる
のを防止する為の身体拘束用具であって、内側及び外側
を有する可撓性の腰帯にして、互いに反対方向に伸延し
前記腰帯の中央部分を介して端部突合わせ状態で連結さ
れ、前記中央部分とは反対側の端部が自由端部である一
対の翼を具備し、細長の上方縁部に於て終端する前記腰
帯と、内側及び外側を具備する可撓性の台形形状の股部
分にして、前記腰帯の前記細長の上方縁部と平行に伸延
する細長縁部を有し、対向する一対の収斂する側方縁部
を具備し、その最も狭幅の部分に於て前期腰帯の前記中
央部分に連結され、前記腰帯と共に寄せ集め状態で一般
にＴ字形の、可撓性の、内側及び外側を具備する単一平
面パネルを形成する、前記股部分と、前記一対の収斂する側方縁部の各端部の各々に隣接して
その一つが設けられる前記台形形状の股部分の外側に固
定された第１の一対の締め具と、前記腰帯の中央部分の
内側に固定され、前記股部分の一対の収斂する側方縁部
と前記腰帯の細長の上方縁部とが一般に円形形状を為す
よう、前記第１の一対の締め具と係合する為の係合手段
と、前記腰帯が拘束用の包囲体を形成するよう、前記腰
帯の自由端同士を調節自在に相互結合させる為の結合手
段とを包含する前記身体拘束用具。
２．　股部分と腰帯とは繊維製の単一部材である特許請
求の範囲第１項記載の身体拘束用具。
３．　第１の一対の締め具の各々は、フック或は該フッ
クと係合するループがそこから突出する材料製のタブで
あり、第１の一対の締め具と係合する為の係合手段は、
フックアンドループによる係合の為の必要に応じてフッ
ク或は該フックと係合するループがそこから突出する材
料製の少くとも一本の帯を含んでいる特許請求の範囲第
１項記載の身体拘束用具。
４．　腰帯の自由端同士を調節自在に相互結合させる為
の結合手段は、フックと係合するループが設けられた材
料製の第１のストリップを前記腰帯の一対の翼の一方の
自由端部に具備し、フックが設けられた材料製の第２の
ストリップを前記腰帯の一対の翼の他方の自由端部に具
備している特許請求の範囲第１項記載の身体拘束用具。
５．　第１の一対の締め具の各々は、フック或は該フッ
クと係合するループがそこから突出する材料製のタブで
あり、第１の一対の締め具と係合する為の係合手段は、
フックアンドループによる係合の為の必要に応じてフッ
ク或は該フックと係合するループがそこから突出する材
料製の少くとも一つの帯を含んでいる特許請求の範囲第
２項記載の身体拘束用具。
６．　腰帯の自由端同士を調節自在に相互結合させる為
の結合手段は、フックと係合するループが設けられた材
料製の第１のストリップを前記腰帯の一対の翼の一方の
自由端部に具備し、フックが設けられた材料製の第２の
ストリップを前記腰帯の一対の翼の他方の自由端部に具
備している特許請求の範囲第２項記載の身体拘束用具。
７．　腰帯の自由端同士を調節自在に相互結合させる為
の結合手段は、フックと係合するループが設けられた材
料製の第１のストリップを前記腰帯の一対の翼の一方の
自由端部に具備し、フックが設けられた材料製の第２の
ストリップを前記腰帯の一対の翼の他方の自由端部に具
備している特許請求の範囲第５項記載の身体拘束用具。
８．　腰帯の自由端同士を調節自在に相互結合させる為
の結合手段は、フックと係合するループが設けられた材
料製の第１のストリップを前記腰帯の一対の翼の一方の
自由端部に具備し、フックが設けられた材料製の第２の
ストリップを前記腰帯の一対の翼の他方の自由端部に具
備している特許請求の範囲第３項記載の身体拘束用具。