JPH0254184A - 電源遮断装置 - Google Patents

電源遮断装置

Info

Publication number
JPH0254184A
JPH0254184A JP20542588A JP20542588A JPH0254184A JP H0254184 A JPH0254184 A JP H0254184A JP 20542588 A JP20542588 A JP 20542588A JP 20542588 A JP20542588 A JP 20542588A JP H0254184 A JPH0254184 A JP H0254184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
electrostatic energy
partial discharge
section
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20542588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tanaka
秀郎 田中
Yasuhiro Yamashita
山下 泰浩
Yoshio Maruyama
義雄 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP20542588A priority Critical patent/JPH0254184A/ja
Publication of JPH0254184A publication Critical patent/JPH0254184A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は架橋ポリエチレン絶縁型カケープル等の試料の
課電試験を行なう際に、試料の破壊前に電源を遮断する
装置に関するものである。
[従来の技術] プラスチック絶縁電カケープル等の試料の課電試験にお
いては試験用変圧器を用いて試料に高電圧を印加し試料
に破壊が発生するとその破壊を検知して電源を遮断して
いるが、従来はこの電源の遮断にオーブンサーキットブ
レーカ−や電磁開閉リレーや半導体リレー等を用い、試
料に破壊が発生してから電源が遮断されるまでの時間は
数百1′NS以上を要していた。
[発明が解決しようとする課題] 前記のように試料に破壊が発生してからこれを検知して
電源を遮断する方法では、破壊発生直後の続流により試
料に損傷、焼損が生じてしまうので、試料破壊の原因と
なった試料中の欠陥を検証することができないという問
題点があった。
また試料に高電圧を印加すると試料に静電エネルギーが
蓄積されるので、試料の破壊発生前に電源を遮断しよう
としても蓄積静電エネルギーが原因となって破壊が引き
起される場合があり、しかも試料の破壊前にできるだけ
速やかに電源を遮断しようとしても変圧器1次側の大電
流を高速で遮断するのは容易でないという問題点があっ
た。
そこで本発明は、試料に蓄積された静電エネルギーを速
やかに除去して電源を高速遮断することにより試料が破
壊しないようにした電源遮断装置を提供することを目的
とするものである。
[課電を解決するための手段] 前記の目的を達成するために本発明の電源遮断装置は、
架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル等の試料の課電試験
を行なう試験用変圧器の1次側に電源遮断部を接続し、
2次巻線に試料の接続部を接続し、この試料の蓄積静電
エネルギーを放電除去する放電除去回路部を前記試料接
続部に並列に接続し、また試料に発生する部分放電を検
出する部分放電検出部を設けるとともに、この部分放電
検出部の検出信号を受けて前記の蓄積静電エネルギー放
電除去回路部と電源遮断部とにトリガ信号を出力する制
御信号発生部を設け、これにより試料中の部分放電の発
生を部分放電検出部で検出して制御信号発生部からトリ
ガ信号を出し、蓄積静電エネルギー放電除去回路部を閉
路させるとともに、変圧器1次側電源を電源遮断部で遮
断するようにしたものである。
[作用] 前記の試料接続部に架橋ポリエチレン絶縁電カケープル
等を接続して課電試験を開始すると、変圧器2次側高電
圧が試料ケーブルに印加される。
この高電圧印加により試料には静電エネルギーが蓄積さ
れ、また部分放電が起ってその放電パルスが発生する。
部分放電検出部はこの部分放電パルスを検出してその検
出信号を制御信号発生部に出力する。
前記の検出信号を受けた制御信号発生部は、蓄積静電エ
ネルギー放電除去回路部と電源遮断部にそれぞれトリガ
信号を出力する。
試料接続部に並列に接続された蓄積静電エネルギー放電
除去回路部は、前記のトリガ信号を受けると閉路して試
料の蓄積静電エネルギーを放電して除去し、試料の破壊
を防ぐ。
また変圧器1次側の電源遮断部は、前記のトリガ信号を
受けると動作して試料破壊前に1次側の電源回路を遮断
する。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面により説明する0図面は本発
明の1実施例の回路を示したものであり、1は交流商用
電源、2は試験用変圧器、3はその1次巻線、4は2次
巻線である。
点線内の回路5は1次巻線3に直列に接続された1次I
Pl電源遮断部であり、この電源遮断部5にはたとえば
逆並列にしたGTOサイリスタ5a、5bを用いる。
6は架橋ポリエチレン絶縁電カケープル等の試料Aを2
次巻線4に接続する試料接続部であり、6a、6bはそ
の接続端子である。
7は2次巻84に並列に接続されたコンデンサ、8はこ
のコンデンサ7に直列に接続されて前記試料接続部6に
接続された試料A中に発生する部分放電を検出する部分
放電検出部、9は前記部分放電検出部8の出力を受けて
トリガ信号を発生する制御信号発生部である。
点線内の回路10は前記の試料接続部6に並列に接続さ
れて試料Aの蓄積静電エネルギーを放電除去する回路部
である。この蓄積静電エネルギー放電除去回路部10は
閉路したときに高圧大電流が流れるのでそれに耐えるよ
うな回路機器を用いる。
たとえば3点ギャップ式ダイバータを用いその放電電極
10a 、10bを前記試料接続端子68.6bに並列
に接続し、起動用針電極10cに接続された起動パルス
発生器10dを制御信号発生部9に接続する。
前記の制御信号発生部9の1つの制御信号出力91は蓄
積静電エネルギー放電除去回路部10の起動パルス発生
器10dをトリガして放電させ、他の制御信号出力95
は電源遮断部5のGTOサイリスタ5a、5bのゲート
をトリガしてターンオフさせる。
前記のように構成した本発明の電源遮断装置により架橋
ポリエチレン絶縁電カケープル等の試料の課電試験を行
なうには、試料ケーブルの導体と絶縁層外面を試料接続
端子6a、6b間に接続し、この試料Aに試験電圧を印
加する。これにより試料Aには静電エネルギーが蓄積さ
れるとともに大小種々の部分放電が起って放電パルスが
発生する。
この部分放電の電荷量はそれに対応する電圧値として部
分放電検出部8に検出される。試料Aの蓄積静電エネル
ギー量が増加してその部分放電電荷量が一定レベルたと
えば5ピコクーロンになると、それに対応する電圧値を
検出した部分放電検出部8の出力信号が制御信号発生部
9に入力し、この制御信号発生部9においては適宜の論
理演算回路等を経てノイズ等が混入しない2つの制御信
号出力91.95にして出す。
この制御信号発生部9の1つの制御信号出力91は前記
の蓄積静電エネルギー放電除去回路部10に入力してこ
の放電除去回路部10を閉路する0図示の例ではこの制
御信号出力91により起動パルス発生器10dがトリガ
されて起動用針を極10cに放電が生じ放電電極10a
 、10b間が放電して放電除去回路部10を閉路する
この蓄積静電エネルギー放電除去回路部10の閉路によ
り試料Aに蓄積された静電エネルギーは放電除去回路部
10を経て放電して除去されるので試料Aの破壊がまぬ
がれることになる。
また、前記の制御信号発生部9の他の制御信号出力95
が変圧器2の1次側の電源遮断部5に入力し、そのGT
Oサイリスタ5a、5bのゲートをトリガしてターンオ
フさせ変圧器1次側の電源回路を遮断する。このように
して試料の破壊以前に電源を遮断することが可能となる
実験結果によれば、15011112、絶縁厚さ4甫、
長さ10mの6にV架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル
を試料Aとし、50Hz、220にVの交流電圧を印加
して課電試験を行ないデータレコーダ等に記録したとこ
ろ、電圧印加後85分後に部分放電パルスが発生し始め
、最初の部分放電パルス発生後12uaで部分放電検出
部8が部分放電パルス検出信号を出力し、この検出信号
出力後18μsで蓄積静電エネルギー放電除去回路部1
0が閉路し、その後250IJs+で試料の蓄積静電エ
ネルギーが除去され、またこの部分放電検出部8が部分
放電パルス検出信号を出力してから約1.51s後に電
源遮断部5のGTOサイリスタ5a、5bがターンオフ
して21S以内に変圧器2の1次側を遮断し試料の破壊
を防止した。
この後に試料を解体して部分放電発生点を検証した結果
、試料中に存在したボイドから発生した約1.2圓長の
トリーが発見され、これが部分放電発生点であることが
確認された。
なお、前記の試料Aは、前記のようなケーブルのほかに
、ケーブル接続部や他の部分放電を生ずる対象物も適用
することができ、電源遮断部5には前記のようなGTO
サイリスタのほかに適宜の大電流遮断装置を用いてもよ
く、蓄積静電エネルギー放電除去回路部10には前記の
ような3点ギャップ式ダイバータのほかに適宜の回路装
置を用いることができる。
[発明の効果] 前述のように本発明は、試料の部分放電の発生を検出し
て試料の蓄積静電エネルギーを放電し除去するとともに
1次側電源を遮断するようにしたので、試料の破壊以前
に電源を遮断することができ、したがって試料を損傷、
焼損させることなく、破壊の原因となる欠陥等をその成
長の初期段階で停止させて検証することが可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実線例を示す図である。 2:変圧器      3:1次巻線 4:2次巻線     5:電源遮断部6:試料接続部
    8:部分放電検出部9:制御信号発生部 10:蓄積静電エネルギー放電除去回路部特許出願人 
古河電気工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 変圧器の1次側に接続された電源遮断部と、変圧器2次
    巻線に接続された試料接続部と、前記試料接続部の蓄積
    静電エネルギーを除去する蓄積静電エネルギー放電除去
    回路部と、前記試料接続部の部分放電を検出する部分放
    電検出部と、前記部分放電検出部の検出信号を受けて前
    記蓄積静電エネルギー放電除去回路部と電源遮断部にト
    リガ信号を出力する制御信号発生部とを具備することを
    特徴とする電源遮断装置。
JP20542588A 1988-08-18 1988-08-18 電源遮断装置 Pending JPH0254184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20542588A JPH0254184A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 電源遮断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20542588A JPH0254184A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 電源遮断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0254184A true JPH0254184A (ja) 1990-02-23

Family

ID=16506638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20542588A Pending JPH0254184A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 電源遮断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0254184A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6198611B1 (en) Arc fault circuit interrupter without DC supply
US4164772A (en) AC fault current limiting circuit
US4144487A (en) Electrical cable fault locating apparatus
JP2017096831A (ja) 電力ケーブルの絶縁劣化診断方法、および絶縁劣化診断装置
US3277342A (en) Overload sensing circuit for line type modulator
JPH0254184A (ja) 電源遮断装置
JPH0266470A (ja) 電源遮断装置
JP2002062330A (ja) コイルターン間絶縁健全性評価装置及び方法
JP2000304834A (ja) しゃ断器の試験装置
JPH10243549A (ja) 鉄共振監視保護装置
JPH0254185A (ja) 電源遮断装置
JPH0266469A (ja) 電源遮断装置
JPH09292434A (ja) インパルス電圧に対する有害欠陥検出法
Wada et al. Partial discharge inception voltage for two insulating materials (PVC and PE) under inverter surge voltage
Woodford et al. Transmission line energization with breaker pre-strike
JPH06308189A (ja) ケーブルの部分放電検出方法
KR100585378B1 (ko) 누전 차단기
JP2005003548A (ja) 固体絶縁ケーブルの試験方法
RU2306574C1 (ru) Устройство для испытания выключателей высокого напряжения на включающую способность
JPS6382374A (ja) 電力ケ−ブルの絶縁欠陥検出方法
JPS62192675A (ja) 耐電圧寿命試験装置
JP2001116789A (ja) 絶縁体の残留電荷測定方法及びこれを用いた電力ケーブルの絶縁劣化診断方法
JP2628715B2 (ja) 電力ケーブル試験装置
JPS61169671A (ja) 点火栓の点火不良検出装置
JPS61155662A (ja) 点火栓の点火不良検出装置