JPH0253197B2 - - Google Patents

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JPH0253197B2
JPH0253197B2 JP57160262A JP16026282A JPH0253197B2 JP H0253197 B2 JPH0253197 B2 JP H0253197B2 JP 57160262 A JP57160262 A JP 57160262A JP 16026282 A JP16026282 A JP 16026282A JP H0253197 B2 JPH0253197 B2 JP H0253197B2
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JP
Japan
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tightening
air motor
rotation
reaction
signal
Prior art date
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Application number
JP57160262A
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English (en)
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JPS5953168A (ja
Inventor
Haruo Arahori
Haruo Kita
Yasuhiro Shibukawa
Seiji Yagyu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Air Tools Co Ltd
Original Assignee
Fuji Air Tools Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Air Tools Co Ltd filed Critical Fuji Air Tools Co Ltd
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Publication of JPS5953168A publication Critical patent/JPS5953168A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はインパクトレンチの締付制御装置に
関するものである。
インパクトレンチは、締付作業時の反動が少な
いことから、ボルトやナツトの締付工具として比
較的多用されている工具である。このインパクト
レンチを用いて締付作業を行なうに当つては、例
えばボルトやナツトに作用する締付トルクが小さ
い内に締付作業を停止した場合には充分な締付力
が得られないし、また高いトルクに達するまで締
付作業を行なつた場合にはボルトが破損してしま
う、ということがあるため、安定した締付力を得
るのには、ボルトやナツトに作用する締付トルク
が所定の値に達した状態で締付作業を停止する必
要がある。現在のところ、この締付作業を停止す
るタイミングは、締付時の作動音や手応え等に基
づいた作業者の勘に頼つているのが実情であり、
したがつてその締付作業の精度はさほど高いもの
ではなかつた。一方、所定の締付トルクに達した
状態でインパクトレンチの作動を停止させる装置
も種々開発され、また実用化されてはいるが、こ
れら装置はその精度、仮格、取扱いの容易さ、等
の点において必ずしも満足し得るものではない。
この発明は上記に鑑みなされたもので、その目
的は、ボルトやナツトの締付トルクを精度良く、
自動的に制御することができ、しかも安価で、取
扱いの容易なインパクトレンチの締付制御装置を
提供することにある。
すなわち本発明のインパクトレンチの締付制御
装置は、エアーモータの出力軸の打撃後の反動回
転量を検出する反動回転量検出機構と、前記機構
によつて検出された反動回転量が所定回転量以上
であるか否かを判別すると共に所定回転量以上で
ある場合に信号を発生する比較器と、前記比較器
からの信号をカウントすると共に基準となる複数
カウント値に達したとき指令信号を発するカウン
タと、前記カウンタからの指令信号により給気通
路を閉じる給気遮断機構とを有するインパクトレ
ンチの締付制御装置であつて、さらに上記エアー
モータの始動時からの経過時間を計測するタイマ
ーと、上記エアーモータが始動してから所定時間
が経過するまでに上記比較器からの信号出力があ
つたときに警報信号を出力するトラブル検出手段
と、上記警報信号に基づいて作業者に警告を発す
る警告手段とを備えていることを特徴とするもの
である。
以下に本発明の具体的な実施例を図面を参照し
つつ詳細に説明する。
まず第1図及び第2図に示すように、このイン
パクトレンチAは、把持部1と、把持部1に連ら
なると共に前後方向に延びる本体ケーシング2と
を有している。本体ケーシング2は、把持部1の
上端部に一体的に連設された中央ケーシング3
と、中央ケーシング3の前端部からさらに前方へ
と延びる前部ケーシング4と、中央ケーシング3
の後部を覆う後部ケーシング5とを有しており、
中央ケーシング3内にはエアーモータ6が、前部
ケーシング4内には締付トルク発生機構7が、後
部ケーシング5内には反動回転量検出機構8がそ
れぞれ収納されている。締付トルク発生機構7
は、エアーモータ6の出力軸9の先端部にスプラ
インによつて結合されたカム11と、カム11に
よつて回転駆動されるハンマー12と、このハン
マー12を支持し、ハンマー12と共に回転する
ハンマー枠13と、ハンマー12からの打撃を受
けるアンビル14と、アンビル14に固着され、
ハンマー12の打撃によつてアンビル14と共に
回転駆動される主軸15とより成るもので、この
主軸15の先端部は前部ケーシング4のの前端部
を越えて外方へ導出され、締付用ソケツト(図示
せず)が着脱可能に取着し得るようなされてい
る。
エアーモータ6を作動させる空気は、把持部1
下端部に取着された給気管接続口17から把持部
1内の給気通路18を通り、給気弁機構19を経
て正逆切替及び流量調整弁機構21を介してエア
ーモータ6へと供給されるようになされており、
エアーモータ6からの排気は適宜経路を経て外部
へと放出される。上記給気弁機構19は、把持部
1の前方に操作ノブ22を突出させ、この操作ノ
ブ22と直結する弁棒23の内側先端部に弁子部
24を形成し、把持部1に嵌設したスリーブ状の
弁体25の内端孔縁を弁座26としたものであつ
て、操作ノブ22を押入することによつて弁子部
24を弁座26から引離し、この部分に形成され
る間隙及び弁体25内側を経て、弁体25に穿設
した透孔27を通り、エアーモータ6方向へと給
気し得るようなされている。また操作ノブ22の
裏面側には磁石28が、把持部1の前部にはリー
ドスイツチ29がそれぞれ取着されており、操作
ノブ22を押入してエアーモータ6への給気を開
始する際にリードスイツチ29が磁石28の近接
を検出し、後記する締付制御装置を起動させ得る
ようになつている。したがつて、このリードスイ
ツチ29の結線31,31はコネクタ32を介し
て外部へ導出されている。なお33は正逆切替用
レバー、34は流量調整用つまみである。
次に後部ケーシング5内に配設された反動回転
量検出機構8について説明するが、この機構8は
この場合、エアーモータ6の出力軸9に直結され
た回転デイスク35と、後部ケーシング5内に互
いに位相差をもたせて配設された一対のフオトイ
ンタラプター36,37とより成るロータリーエ
ンコーダ式のものである。回転デイスク35はそ
の周方向に沿つて多数のスリツト38を穿設した
もので、エアーモータ6の出力軸9後端部に固着
された導出シヤフト39の自由端部に、座金41
を介して、ボルト42によつて固着されている。
各フオトインタラプタ36,37は、回転デイス
ク35を介して互いに相対向する位置に配設され
た一組の発光ダイオードとフオトトランジスタと
より成るもので、その間を通過したスリツト38
の数、すなわち回転デイスク35及び出力軸9の
回転角度に対応した数の信号を発生する。そして
両フオトインタラプタ36,37を位相をずらせ
て配設してあるため、一方のフオトインタラプタ
36の信号と他方のフオトインタラプタ37のボ
ルトやナツトとは位相差を持つことになり、一方
の信号のパルスエツジにおける他方の信号のレベ
ルを判断することによつて回転デイスク35の回
転方向を検知することが可能となる。したがつ
て、上記のロータリーエンコーダを用いることに
よつて、ハンマー12がアンビル14に衝突した
後、この衝突の反動でエアーモータ6の出力軸9
が逆方向に戻る際の反動回転角度のみを検出する
ことができる。
上記反動回転量検出機構8を用いて締付トルク
の制御を行なう制御装置につき、第3図に基づい
て説明するが、この制御装置は前記のように、給
気弁機構19の操作ノブ22が押入されてエアー
モータ6への給気が開始され、操作ノブ22の磁
石28の近接をリードスイツチ29が検出した後
に作動するものである。第3図において、回転デ
イスク35及びフオトインタラプタ36,37は
上記したとうりのものであるが、フオトインタラ
プタ36,37からの各出力は、まずアンプ及び
シユミツト回路51,52によつてそれぞれ増
幅、波形整形される。増幅、波形整形された各出
力は左右回転切換スイツチ53へと送られるが、
このスイツチ53はいずれの方向が締付回転方向
であり、またいずれの方向が反動回転方向である
のかを定めておく部分である。前記のように、エ
アーモータ6の回転方向は正逆切替用レバー33
を操作することにより、正逆切替弁機構21によ
つて定められるものであるため、上記左右回転切
換スイツチ53は、切替用レバー33あるいは正
逆切替弁機構21と連動させるのが好ましい。そ
してアンプ及びシユミツト回路51,52からの
出力は左右回転切換スイツチ53を経て、回転方
向検出及び反動回転パルスパス回路54へと送ら
れるが、この回路54では上記スイツチ53の決
定に従い、両フオトインタラプタ36,37の出
力の位相差に基づいて締付回転方向と反動回転方
向との検出を行ない、反動回転パルスのみを選択
的に通過させる。反動回転パルスは次いでカウン
タ55へ送られ、ここで反動回転パルス数すなわ
ち反動回転角が計測される。計測された反動回転
角はその後、比較器56へ送られ、反動回転角設
定回路57によつて定められる基準反動回転角と
比角される。そして計測された反動回転角が基準
反動回転角より大なる場合には、比較器56から
カウンタ58へと信号を発する。計測された反動
回転角が基準反動回転角より小さい場合には、比
較器56から信号を発生せず、そのまま次の信号
の処理を行なう。カウンタ58では上記のよう
に、基準反動回転角より大きな反動回転量が生ず
る度数をカウントするが、この度数が、打撃数設
定回路59によつて設定された基準となる複数カ
ウント値に達した時に指令信号を発し、この指令
信号によりソレノイドバルブ等より成る給気遮断
機構60を作動させ、給気通路を閉じることによ
つてエアーモータ6の作動を停止させて、締付作
業を完了する。なお、61は二度締め及び締付初
期トラブル検出機構であつて、タイマー62と、
トラブル検出手段としての二度締め及び初期トラ
ブル検出回路と、警告手段を可視的に構成した警
告表示装置64とより成り、気動トルクレンチA
の把持部1に設けたリードスイツチ29の作動に
よつてタイマー62が作動した後、所定時間内に
比較器56から、基準反動回転角よりも大なる反
動回転角が生じた旨の比較器が送られてきた場合
に、締付の終了したボルト等を再度締付ている
か、あるいは締付の初期に何らかのトラブルが生
じていると判断して作業者に警告を発するもので
ある。上記のように締付作業が終了した後、操作
ノブ22を再び突出させて磁石28をリードスイ
ツチ29から引離すと、リードスイツチ29はこ
の状態を検出し、この検出信号によつて制御装置
を締付開始前の状態へと回復させ、次の締付作業
に備える。
以上に本発明の一実施例を説明したが、上記イ
ンパクトレンチAによれば、まず操作ノブ22を
操作することによつてエアーモータ6が作動して
締付を開始すると共にリードスイツチ29からの
信号によつて制御装置も起動状態となり、次いで
ボルト等へ作用する締付トルクがある程度大きく
なつて、エアーモータ6の出力軸9の反動回転が
所定角度以上でしかも所定回数以上発生する状態
となれば、この状態を検出して給気を遮断し、エ
アーモータ6を停止することができるので、きわ
めて精度の高い締付トルク制御を行なうことがで
きる。
なお上記のインパクトレンチAの本体と制御装
置とは別体に配設し、両者を給気用ホース及びこ
のホースに沿わせたリード線にて接続してもよい
し、制御装置を本体に内蔵させることもできる。
また反動回転角設定回路57及び打撃数設定回路
59における各設定値は一定にしておくこともあ
るが、ボルト等の寸法、材質の変化を考慮して、
デジタルスイツチによつて調整する。さらに、締
付トルク発生機構7としては上記のハンマー・ア
ンビル式のもののほか、流体の封じ込み部分に間
欠的な圧力増加を発生させ、この圧力増加によつ
て出力軸に衝撃的な作用力を与える形式のものを
用いることもある。
本発明のインパクトレンチの締付制御装置は上
記のように構成されたものであり、したがつて本
発明によればボルトやナツトの締付トルクを精度
良く、自動的に制御することができ、しかも安価
で取扱いの容易なインパクトレンチを提供するこ
とができる。また本願発明によれば、二度締めを
防止したり、初期トラブルを早期に発見し得ると
いう利点が生ずる。すなわち、エアモータが始動
してから所定時間内に比較器から、基準反動回転
角よりも大なる反動回転が生じた旨の信号の出力
があつた場合には、締付の終了したボルト等を再
度締付ているか、あるいは締付初期に何らかのト
ラブルが生じている訳であるから、その旨を作業
者に告知し、これにより上記不具合を早急に回避
し得ることになるためである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図は縦断正
面図、第2図は第1図の−視断面図、第3図
は制御装置のブロツク図である。 A…インパクトレンチ、6…エアーモータ、7
…締付トルク発生機構、8…反動回転量検出機
構、9…出力軸、56…比較器、58…カウン
タ、60…給気遮断機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エアーモータと、このエアーモータによつて
    駆動される締付トルク発生機構とを有するインパ
    クトレンチにおいて、前記エアーモータの出力軸
    の打撃後の反動回転量を検出する反動回転量検出
    機構と、前記機構によつて検出された反動回転量
    が所定回転量以上であるか否かを判別すると共に
    所定回転量以上である場合に信号を発生する比較
    器と、前記比較器からの信号をカウントすると共
    に基準となる複数カウント値に達したとき指令信
    号を発するカウンタと、前記カウンタからの指令
    信号により給気通路を閉じる給気遮断機構とを有
    するインパクトレンチの締付制御装置であつて、
    さらに上記エアーモータの始動時からの経過時間
    を計測するタイマーと、上記エアーモータが始動
    してから所定時間が経過するまでに上記比較器か
    らの信号出力があつたときに警報信号を出力する
    トラブル検出手段と、上記警報信号に基づいて作
    業者に警告を発する警告手段とを備えていること
    を特徴とするインパクトレンチの締付制御装置。
JP16026282A 1982-09-13 1982-09-13 インパクトレンチの締付制御装置 Granted JPS5953168A (ja)

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JP16026282A JPS5953168A (ja) 1982-09-13 1982-09-13 インパクトレンチの締付制御装置

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JP16026282A JPS5953168A (ja) 1982-09-13 1982-09-13 インパクトレンチの締付制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5953168A JPS5953168A (ja) 1984-03-27
JPH0253197B2 true JPH0253197B2 (ja) 1990-11-15

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ID=15711197

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JP16026282A Granted JPS5953168A (ja) 1982-09-13 1982-09-13 インパクトレンチの締付制御装置

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274579A (ja) * 1985-09-27 1987-04-06 石川 憲一 空気圧による振動ねじ締結方法および装置
JPH0818260B2 (ja) * 1987-04-14 1996-02-28 トヨタ自動車株式会社 インパクトレンチの締付力制御装置
JP2013107165A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd インパクト回転工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822666A (ja) * 1981-08-01 1983-02-10 株式会社 空研 インパクトレンチにおける締付力制御装置
JPS5822667A (ja) * 1981-08-01 1983-02-10 株式会社 空研 インパクトレンチにおける締付力制御装置

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JPS5953168A (ja) 1984-03-27

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