JPH0252952A - 廃熱利用施設 - Google Patents
廃熱利用施設Info
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- JPH0252952A JPH0252952A JP63202914A JP20291488A JPH0252952A JP H0252952 A JPH0252952 A JP H0252952A JP 63202914 A JP63202914 A JP 63202914A JP 20291488 A JP20291488 A JP 20291488A JP H0252952 A JPH0252952 A JP H0252952A
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- waste
- wastes
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- Pending
Links
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Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、有機系廃棄物を埋め立てた廃棄物埋立地盤
上に構築され、その廃棄物埋立地盤中において有機物の
分解に伴って発生する熱やガス(メタン)により熱媒体
を温めてそれを利用する廃熱利用施設に関するものであ
る。
上に構築され、その廃棄物埋立地盤中において有機物の
分解に伴って発生する熱やガス(メタン)により熱媒体
を温めてそれを利用する廃熱利用施設に関するものであ
る。
「従来の技術」
一般に、都市ごみ、下水濃縮汚泥、食品製造カスなどの
有機系廃棄物を処理する場合には、その有機系廃棄物と
残土とを交互に埋め立てて厚さ 2〜31程度の廃棄物
層と厚さ0.51程度の残土層とをサンドイッチ状に積
層させ、さらに最上部の廃棄物層を厚さ数lの残土層で
覆うことによって深さ20〜40mの゛廃棄物埋立地盤
を形成し、これにより上記有機系廃棄物を残土層の嫌気
性細菌等により自然発酵させて分解処理するようにして
いる。
有機系廃棄物を処理する場合には、その有機系廃棄物と
残土とを交互に埋め立てて厚さ 2〜31程度の廃棄物
層と厚さ0.51程度の残土層とをサンドイッチ状に積
層させ、さらに最上部の廃棄物層を厚さ数lの残土層で
覆うことによって深さ20〜40mの゛廃棄物埋立地盤
を形成し、これにより上記有機系廃棄物を残土層の嫌気
性細菌等により自然発酵させて分解処理するようにして
いる。
一方、このような廃棄物埋立地盤は、通常、10000
x”以上という広い面積を有しているため、その廃棄物
埋立地盤を単なる有機系廃棄物の処理場としてだけでな
く、より存効に活用することが望まれており、そのため
に、上記有機系廃棄物の埋め立てが終了した後、その埋
立地を廃棄物埋立地盤としてその上に各種の施設などを
構築することが考えられている。
x”以上という広い面積を有しているため、その廃棄物
埋立地盤を単なる有機系廃棄物の処理場としてだけでな
く、より存効に活用することが望まれており、そのため
に、上記有機系廃棄物の埋め立てが終了した後、その埋
立地を廃棄物埋立地盤としてその上に各種の施設などを
構築することが考えられている。
「発明が解決しようとする課題」
ところが、上記のような廃棄物埋立地盤では、地表面が
厚さ数置の残土層で覆われているにも拘わらず、上記有
機系廃棄物の発酵により発生した熱やガスが地表面から
放出されるため、その上に構築することのできる施設が
極めて限定されてしまい、その上、このような有機系廃
棄物を埋め立てた地盤は軟弱なため、その上に建築構造
物を構築する場合、地盤の沈下が課題となっていた。
厚さ数置の残土層で覆われているにも拘わらず、上記有
機系廃棄物の発酵により発生した熱やガスが地表面から
放出されるため、その上に構築することのできる施設が
極めて限定されてしまい、その上、このような有機系廃
棄物を埋め立てた地盤は軟弱なため、その上に建築構造
物を構築する場合、地盤の沈下が課題となっていた。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するため
、廃棄物埋立地盤上にその地盤中で発生する熱やガスな
どを積極的に利用する廃熱利用施設を横築すると共に、
その施設の構成に必須な設備を地盤の強化にも利用する
ことを目的としている。
、廃棄物埋立地盤上にその地盤中で発生する熱やガスな
どを積極的に利用する廃熱利用施設を横築すると共に、
その施設の構成に必須な設備を地盤の強化にも利用する
ことを目的としている。
「課題を解決するための手段」
この発明の廃熱利用施設は、有機系廃棄物を埋め立てた
廃棄物埋立地盤上に横築され、その廃棄物埋立地盤中に
おいて有機物の分解に伴って発生する熱により熱媒体を
温めてそれを利用するものであって、上記廃棄物埋立地
盤中に上記熱媒体を流通させる熱交換用配管が埋設され
、この熱交換用配管が上記廃熱利用施設の基礎となって
いるものである。
廃棄物埋立地盤上に横築され、その廃棄物埋立地盤中に
おいて有機物の分解に伴って発生する熱により熱媒体を
温めてそれを利用するものであって、上記廃棄物埋立地
盤中に上記熱媒体を流通させる熱交換用配管が埋設され
、この熱交換用配管が上記廃熱利用施設の基礎となって
いるものである。
「実施例」
以下、この発明の廃熱利用施設の一実施例を第1図を参
照して説明する。
照して説明する。
この実施例の廃熱利用施設が構築されている廃棄物埋立
地盤Iは、都市ごみ、下水濃縮汚泥、食品製造カス等の
有機系廃棄物と残土とを交互に埋め立てて厚さ 2〜3
1程度の廃棄物層2と厚さ0.5R程度の残土層3とを
サンドイツチ法に積層し、さらに最上部の廃棄物層2を
厚さ数lの残土層4で覆って形成されたものであり、深
さ方向に20〜401の規模を存している。そして、こ
の廃棄物埋立地盤1では、上記有機系廃棄物が残土中の
鎌気性細菌等により自然発酵して分解処理されるが、そ
のため、上記有機系廃棄物の発酵に伴う発熱が、15〜
20年間に亙って続き (有機物の分解速度や埋立mに
依存)、最盛期の温度は50〜70℃に達する。
地盤Iは、都市ごみ、下水濃縮汚泥、食品製造カス等の
有機系廃棄物と残土とを交互に埋め立てて厚さ 2〜3
1程度の廃棄物層2と厚さ0.5R程度の残土層3とを
サンドイツチ法に積層し、さらに最上部の廃棄物層2を
厚さ数lの残土層4で覆って形成されたものであり、深
さ方向に20〜401の規模を存している。そして、こ
の廃棄物埋立地盤1では、上記有機系廃棄物が残土中の
鎌気性細菌等により自然発酵して分解処理されるが、そ
のため、上記有機系廃棄物の発酵に伴う発熱が、15〜
20年間に亙って続き (有機物の分解速度や埋立mに
依存)、最盛期の温度は50〜70℃に達する。
この廃棄物埋立地盤I中には、多数の熱交換用配管5・
・・が各F!i!棄物層2の上面に沿って延びるように
埋設されており、これらの熱交換用配管5内に水を流通
させ、その水を各廃棄物B2との熱交換により加温して
温水を製造するようになっている。そして、上記各熱交
換用配管5内で製造された温水は、上記廃棄物埋立地盤
!上に構築された廃熱利用施設に供給されるようになっ
ている。
・・が各F!i!棄物層2の上面に沿って延びるように
埋設されており、これらの熱交換用配管5内に水を流通
させ、その水を各廃棄物B2との熱交換により加温して
温水を製造するようになっている。そして、上記各熱交
換用配管5内で製造された温水は、上記廃棄物埋立地盤
!上に構築された廃熱利用施設に供給されるようになっ
ている。
そして、上記廃熱利用施設は、温泉、温水1プール等の
レジャー施設6、および熱帯植物の栽培施設7、ウナギ
の養殖場8などから構成されているものであって、上記
各熱交換用配管5から供給される温水を温泉および温水
プール等に利用(−次利用)すると共に、−次利用後の
温水を用いて、熱帯植物等の栽培、ウナギ等の養殖など
を行なうようにしたものである。また、上記各熱交換用
配管5は、上記各廃熱利用施設の基礎となっており、上
記廃棄物埋立地盤lを強化して安定j、た地盤を構成す
ると共に、その地盤に上記各廃熱利用施設の荷重を安全
に支持さU−るようになっている。
レジャー施設6、および熱帯植物の栽培施設7、ウナギ
の養殖場8などから構成されているものであって、上記
各熱交換用配管5から供給される温水を温泉および温水
プール等に利用(−次利用)すると共に、−次利用後の
温水を用いて、熱帯植物等の栽培、ウナギ等の養殖など
を行なうようにしたものである。また、上記各熱交換用
配管5は、上記各廃熱利用施設の基礎となっており、上
記廃棄物埋立地盤lを強化して安定j、た地盤を構成す
ると共に、その地盤に上記各廃熱利用施設の荷重を安全
に支持さU−るようになっている。
なお、上記廃棄物埋立地盤Iでは、上記有機系廃棄物の
発酵によって発熱するだけでなく、その発酵に伴ってメ
タン、二酸化炭素等のガスが発生ずるが、そのうちのメ
タンガスは燃料として利用ずろことができる。このため
、上記廃棄物埋立地盤l内に上記熱交換用配管5と別の
メタン回収配管を埋設し、このメタン回収配管で回収し
たメタンガスの燃焼等によって、上記熱交換用配管5か
ら口(給される温水をさらに加熱し、その温水を空調等
に利・用することもできる。そして、その場合、」二記
廃棄物埋立地盤!中の最上部に位置する廃棄物層2の上
面にビニールシートなどの可撓性シートを張っておき、
その可撓性シートの下に溜まったメタンガスを回収する
ようにすれば、上記廃棄物層2から発生ずるメタンガス
を効率良く回収することができる。
発酵によって発熱するだけでなく、その発酵に伴ってメ
タン、二酸化炭素等のガスが発生ずるが、そのうちのメ
タンガスは燃料として利用ずろことができる。このため
、上記廃棄物埋立地盤l内に上記熱交換用配管5と別の
メタン回収配管を埋設し、このメタン回収配管で回収し
たメタンガスの燃焼等によって、上記熱交換用配管5か
ら口(給される温水をさらに加熱し、その温水を空調等
に利・用することもできる。そして、その場合、」二記
廃棄物埋立地盤!中の最上部に位置する廃棄物層2の上
面にビニールシートなどの可撓性シートを張っておき、
その可撓性シートの下に溜まったメタンガスを回収する
ようにすれば、上記廃棄物層2から発生ずるメタンガス
を効率良く回収することができる。
また、このようにして廃棄物埋立地盤lから得られる温
水は、温泉、温水プール等のレジャー施設6、および熱
帯植物の栽培施設7、ウナギの養殖場8などに利用する
ことができるだけでなく、温度差発電、海水の淡水化な
どにも利用することができる。
水は、温泉、温水プール等のレジャー施設6、および熱
帯植物の栽培施設7、ウナギの養殖場8などに利用する
ことができるだけでなく、温度差発電、海水の淡水化な
どにも利用することができる。
「発明の効果」
この発明の廃熱利用施設によれば、有機系廃棄物を埋め
立てた廃棄物埋立地盤中に熱媒体を流通させる熱交換用
配管を埋設し、この熱交換用配管を上記、廃熱利用施設
の基礎としたので、上記廃棄物埋立地盤中で発生する熱
を、温泉、温水プール、および熱帯植物の栽培、ウナギ
の養殖などに有効に利用することができ、かつ上記廃棄
物埋立地盤を強化して安定した地盤を構成することがで
きると共に、その廃棄物埋立地盤に上記廃熱利用施設の
荷重を安全に支持さ仕ることができる。
立てた廃棄物埋立地盤中に熱媒体を流通させる熱交換用
配管を埋設し、この熱交換用配管を上記、廃熱利用施設
の基礎としたので、上記廃棄物埋立地盤中で発生する熱
を、温泉、温水プール、および熱帯植物の栽培、ウナギ
の養殖などに有効に利用することができ、かつ上記廃棄
物埋立地盤を強化して安定した地盤を構成することがで
きると共に、その廃棄物埋立地盤に上記廃熱利用施設の
荷重を安全に支持さ仕ることができる。
第1図は、この発明の廃熱利用施設の一実施例を示す概
略構成図である。 1・・・・・・廃棄物埋立地盤、5・・・・・・熱交換
用配管、6・・・・・・廃熱利用施設(レジャー施設)
、7・・・・・・廃熱利用施設(熱帯植物の栽培施設)
、8・・・・・・廃熱利用施設(ウナギの養殖場)。
略構成図である。 1・・・・・・廃棄物埋立地盤、5・・・・・・熱交換
用配管、6・・・・・・廃熱利用施設(レジャー施設)
、7・・・・・・廃熱利用施設(熱帯植物の栽培施設)
、8・・・・・・廃熱利用施設(ウナギの養殖場)。
Claims (1)
- 有機系廃棄物を埋め立てた廃棄物埋立地盤上に構築され
、その廃棄物埋立地盤中において有機物の分解に伴って
発生する熱により熱媒体を温めてそれを利用する廃熱利
用施設であって、上記廃棄物埋立地盤中に上記熱媒体を
流通させる熱交換用配管が埋設され、この熱交換用配管
が上記廃熱利用施設の基礎となっていることを特徴とす
る廃熱利用施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202914A JPH0252952A (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 廃熱利用施設 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202914A JPH0252952A (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 廃熱利用施設 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252952A true JPH0252952A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16465260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63202914A Pending JPH0252952A (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 廃熱利用施設 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0252952A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04154A (ja) * | 1990-04-14 | 1992-01-06 | Tomochika Matsumoto | 腐熱ボイラー装置 |
DE112012006722B4 (de) | 2012-07-20 | 2021-11-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Verbinderabdeckung und Verbinder-Verbindungsvorrichtung |
-
1988
- 1988-08-15 JP JP63202914A patent/JPH0252952A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04154A (ja) * | 1990-04-14 | 1992-01-06 | Tomochika Matsumoto | 腐熱ボイラー装置 |
DE112012006722B4 (de) | 2012-07-20 | 2021-11-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Verbinderabdeckung und Verbinder-Verbindungsvorrichtung |
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