JPH025190Y2 - - Google Patents

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JPH025190Y2
JPH025190Y2 JP1985144502U JP14450285U JPH025190Y2 JP H025190 Y2 JPH025190 Y2 JP H025190Y2 JP 1985144502 U JP1985144502 U JP 1985144502U JP 14450285 U JP14450285 U JP 14450285U JP H025190 Y2 JPH025190 Y2 JP H025190Y2
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JP
Japan
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fastener
sleeve
covering
net
synthetic resin
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JP1985144502U
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JPS6252395U (ja
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  • Insulating Bodies (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、被覆用スリーブに関する。さらに詳
しくは、本考案は、束線やワイヤー、配管等の被
覆に用いられる合成樹脂製ネツトよりなるフアス
ナー付の被覆用スリーブの改良に係わるものであ
る。
[従来技術] 束線、電線、ワイヤー、チユーブ、ホース、リ
ボンケーブルなどの被覆用に、合成樹脂のモノフ
イラメントで編組したネツトよりなり長手方向
に、フアスナーを設けて開閉自在とした被覆用ス
リーブが知られている。第4図はその一例を示す
図で、1は比較的大きな径で弾性のある、例えば
ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等からなる合
成樹脂モノフイラメントを編組したネツトであ
る。2は、該ネツト1をスリーブ状に巻いたとき
の長手方向側縁部に設けられたフアスナー、3,
3aは、ネツト1の端部である。フアスナー2は
フアスナー閉鎖用ツールよつて閉鎖される。フア
スナー閉鎖用ツールは、例えば、第5図に示すよ
うなものである。このフアスナー閉鎖用ツール6
は、ペンチ状のものであつて、先端にフアスナー
を挟圧・把持する把持部6a,6bを有してお
り、次のようにフアスナー2を閉鎖する。フアス
ナー2の向かい合い結合する部分を、一部当接さ
せて噛み合わせ、その当接部を、フアスナー閉鎖
用ツール6の把持部6a,6bで挟圧しながら被
覆用スリーブの長手方向(第5図の矢印A方向)
に引つ張ることによつて、フアスナー2を閉鎖す
ることができる。尚、フアスナー2を解くには、
次の様にする。閉鎖されて向かい合つているフア
スナー2の対の一方を、端部2aまたは2bにお
いて、フアスナー閉鎖用ツール6の把持部6a,
6bで把持し、その把持された部分を、当該部分
にスリーブ面と垂直方向の力が加わるように、把
持部6a,6bで捻ることによつて、フアスナー
2を解いて行く。また、その様な力を手で加えて
もフアスナーを解くことができる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のスリーブは、両端からし
か開くことができないため次の欠点があつた。
スリーブによつて被覆された長尺物の中央近辺
に損傷等が見つかつた場合、例えば、ホースの中
央にから水漏れがしているのが見つかつた場合、
その損傷箇所を補修するためには、スリーブの両
端のいずれかから、フアスナー2を解かねばなら
ない。従つて、損傷が中央部近くにある場合であ
つても、相当長くの距離フアスナー2を解かなけ
ればならず、作業効率が悪い。点検など種々の作
業についても同じように作業効率が悪い。しか
も、そのとき、長尺物が被覆スリーブ外へはみ出
してしまうことがあり、補修点検に難渋する。仮
りに、長尺物の中央部に補修個所があつたとして
も、フアスナー2の端部2a、又は2bから補修
個所に到る距離でのフアスナー2の錠止は解かれ
ねばならないから、その間における長尺物の被覆
スリーブからのはみ出しは避けられない。
本考案は、このような問題を解消した被覆用ス
リーブを提供するものである。
[問題を解決するための手段] 本考案は、合成樹脂モノフイラメントで編組し
たネツトより成る被覆用のスリーブであつて、そ
のスリーブの長手方向に、フアスナー閉鎖用ツー
ルによつて閉鎖するフアスナーを設け、該フアス
ナーの長手方向途中に1つ以上フアスナーの欠如
部を設けたことを要旨とする。
[作用] 被覆スリーブに被覆されている長尺物の補修点
検等で、その補修等の箇所に近いフアスナーの欠
如部からフアスナーを解き始め短い距離だけフア
スナーを解けばよいので、即ち、フアスナーを長
手方向全体にわたつて錠止を解き被覆スリーブ全
体を開くことがなくなるので点検作業の効率がよ
くなる。また点検中、被覆スリーブからの補修点
検すべき個所以外の長尺物のはみ出しも起らな
い。
[実施例] 以下、本考案を図面に基いて説明する。第1図
は本考案に係わる被覆用スリーブの一実施例の斜
視図、第2図はその使用状態の斜視図、第3図は
他の実施例の斜視図である。これらの図中第4図
と同一符号のものは同図と同様の意味を持つもの
とする。4および4aは、フアスナー2の端部2
aから2bまでの途中に適宜の間隔をあけて設け
られたフアスナー2の取付け欠如部である。この
欠如部4又は4aに、第5図で示したようなフア
スナー閉鎖用ツール6の先端を挿入してフアスナ
ー2を把持しあるいはフアスナー2の欠如部4ま
たは4aに指を入れて、その後従来技術の欄で述
べたようにして、フアスナー2を図面の右方向ま
たは左方向に向かつて解いて行く。なお、欠如部
4または4aからは、図面の右、左方向何れの方
向にも、同時にあるいは時間的な差をおいて、フ
アスナー2を解き進めることができる。また、フ
アスナー2の両端のいずれ側からも、フアスナー
閉鎖用ツール6または手で、フアスナー2を解い
て行くこともできる。つまり、本実施例の被覆用
のスリーブでは、6方向にフアスナーを解くこと
ができる。かかる実施例が長尺物を被覆し、その
長尺物に補修箇所があつた場合、フアスナー2の
欠如部4,4a、及びフアスナー2の両末端の中
からその補修箇所に最も近い部分から、補修箇所
に向かつてフアスナー2を解き始めることによつ
て、短距離フアスナー2を解くだけで、長尺物の
補修箇所において、スリーブを開くことができ
る。そのため、補修作業が効率よく実施できる。
補修だけでなく、点検などの種々の操作も同様に
効率よく実施できる。尚、この欠如部4,4aの
数は、被覆スリーブの長手方向の長さに応じて適
宜決定すればよい。第2図は第1図における欠如
部4aから図面右方向へ向かつてフアスナー2の
錠止を解き被覆スリーブの一部分を開いた状態を
示すものである。
第3図は、第1図で示す被覆スリーブの変形例
である。すなわち、第1図に示す被服スリーブは
合成樹脂モノフイラメントをバイアス状ネツトに
編組した例を示すものであるが、特にこのように
編組したものは、端部3,3aで合成樹脂モノフ
イラメント同志がすべり合つて図示のようにほつ
れ易い。そこで、両端部3および3a、ならびに
両端部間に適宜の間隔をおいて円周方向に合成樹
脂モノフイラメント同志を融着させてすべり止め
した熱融着区域5を設けて、ほつれを防止すると
共に、バイヤス状ネツトの補強をはかつたもので
ある。複数ある熱融着区域5のうち、スリーブの
両端でなく、スリーブの内部にあるものは、更に
次の効果をもつ。この部分に沿つてスリーブを切
断しても、フイラメントがほつれることがない。
従つて、スリーブの販売時や使用時等に、スリー
ブの長さ調整用に、切断するのに非常に好都合で
ある。
熱融着区域5を形成させるにはフアスナー2の
錠止を解いてバイアスネツトを平らに拡げ、合成
樹脂モノフイラメントの融点よりも稍々高温に加
熱した加熱ごてを当接させることによつて行うこ
とができる。
[効果] 本考案は以上のべたように、合成樹脂モノフイ
ラメントで編組したネツトよりなり、長手方向に
開閉用フアスナーを設けた被覆スリーブの該フア
スナーの取付け途中にフアスナーの欠如部を設け
た構成としてなるもので、被覆された電線、束
線、配管、ワイヤー、ホース等の補修点検する場
合に、点検個所にすばやく到達できる補修作業性
のよい被覆材料である。例えば、ホースの水漏れ
箇所の補修が迅速に実施できる。また、コネクタ
でつながれた電線を本考案のスリーブで被覆すれ
ば、コネクタ近くのフアスナー欠如部からスリー
ブを開けることによつてそのコネクタ部分をテス
タで調べる様なことが迅速に実施できる。
更に、長尺物の補修等のために、補修箇所回り
のスリーブを最小限開けばよいので、補修箇所か
ら離れた位置の長尺物がスリーブからはみ出す事
態がなくなる。そのため、はみ出し部をスリーブ
内に挿入する等の、無駄な作業が不要となる。
また、本考案は、単に複数のフアスナー付スリ
ーブをつないだものでないために、次の利点も有
している。つまり、スリーブをつなぐ作業や処理
が不要であるし、また、つなぎ部分がある場合に
そこに施す特別な加工も不要であるし、更にその
様な場合に生じるつなぎ部分からのスリーブの弱
化が起きない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同じく使用状態を示す斜視図、第3図は他の実施
例の斜視図、第4図は従来のフアスナー付被覆ス
リーブの斜視図、第5図はフアスナー閉鎖用ツー
ルを示す斜視図である。 1……ネツト、2……フアスナー、3,3a…
…ネツトの端部、4,4a……欠如部、6……フ
アスナー閉鎖用ツール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂モノフイラメントで編組したネツトよ
    り成る被覆用のスリーブであつて、 そのスリーブの長手方向に、フアスナー閉鎖用
    ツールによつて閉鎖するフアスナーを設け、 該フアスナーの長手方向途中に1つ以上フアス
    ナーの欠如部を設けた被覆用のスリーブ。
JP1985144502U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH025190Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985144502U JPH025190Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985144502U JPH025190Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6252395U JPS6252395U (ja) 1987-04-01
JPH025190Y2 true JPH025190Y2 (ja) 1990-02-07

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ID=31055165

Family Applications (1)

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JP1985144502U Expired JPH025190Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940622U (ja) * 1982-09-10 1984-03-15 石川島播磨重工業株式会社 掘進機のカツタヘツドに於ける軸受装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940622U (ja) * 1982-09-10 1984-03-15 石川島播磨重工業株式会社 掘進機のカツタヘツドに於ける軸受装置

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JPS6252395U (ja) 1987-04-01

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