JPH0251813A - 成形ケース入り遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は成形ケース入り遮断器に関する。

発明の背景 電気機器を２つの電源、たとえば標準電源系統と補助ま
たは緊急電源系統との間でいずれかに接続するよう配置
する場合、インターロック機構を用いて両型源を同時に
電気機器に接続するのを防止する。

米国特許箱３，３１９，０２０号、第３，３１２．７９
７号、第３，６４７，９９７号および第３．７０５，２
８０号に、種々の定格の遮断器および電気スイッチ用の
インターロック機構の代表的な例が開示されている。

米国特許箱３．７７１１１．６３３号「自動電源切替装
置」に記載された「移動ビーム（Ｗａｌｋ４ｎｇ　ｂｅ
ａｇｅ）　Ｊインターロック機構は、ベルクランクの両
端にポストを回転自在に取り付けたベルクランク構成を
用いている。ポストは遮断器ケースの底部の開口を貫通
して、遮断器の＝Ｊ動接点アームと相互作用する。

米国特許箱４，４９９，３４４号「遮断器隔室用インタ
ーロック構造」には、別々の隔室に装着された大電流定
格の遮断器間の慢雑な機械的相互接続が記載されている
。

発明の要旨 この発明の目的は、成形プラスチック製クロスバ−アセ
ンブリを使用する形式の成形ケース入り遮断器用の簡単
かつ安価なインターロック構造を提供することにある。

この発明によれば、成形プラスチック製クロスバ−アセ
ンブリを含む１対の成形ケース入り遮断器に、ベルクラ
ンク式インターロック機構を組合わせる。クロスバ−ア
センブリは、可動接点アームを支持するための一体形成
されたヨークと、接点アームを電気的に分離するための
一体形成されたバリアとを含む。一体形成バリアの下側
で遮断器の底部に貫通穴を設けて、インターロック機構
に装着した絶縁ポろトがここを通してバリアと相互作用
できるようにする。

具体的な構成 第１図は、１対の成形ケース入り一体化保護ユニットを
パネルボードに装着した斜視図であり、第２図は第１図
の一体化保護ユニットをカバーを外して示す斜視図であ
る。それぞれケース１３、カバー１４および一体化付属
品カバー１５からなる一体化保護ユニット１１および１
２がバネルボ−ド１９に取り付けられている。付属品カ
バー１５の上面に挿入された定格プラグ１６は、この−
体化保護ユニットの電流（アンペア）定格を設定する。

一体化保護ユニットは米国特許出願節０６１．２４４号
（１９８７年６１１１２日出願）「成形ケース入り遮断
器付属品エンクロージャ」に記載されている。本明ｗＪ
書においては、一体化保護ユニットは少なくとも１つの
付属品機能とともに過電流保護の両方をになうものであ
る。保護ユニットをインターロック（連動連結）してイ
ンターロックアセンブリ１０を構成し、片方の回路保護
ユニット１１の操作ハンドル１７が「ＯＮ」位置にある
とき、他方の回路保護ユニット１２の操作ハンドル１８
はｒＯＦＦＪ状態に留まらなければいけない。これによ
り、２つの別々の電源を同時に同じ配電系に接続する事
態を防ぐ。このような・１■態が起こるのを防ぐために
、「移動ビーム」インターロック機構２０、たとえば米
国特許箱３゜７７８．６３３号に記載の機構をパネルボ
ードに、１対のネジ２２を支持ブラケット２１にあけた
対応する貫通穴２３を通して締結することにより取り付
ける。インターロック機構は、ベルクランク・レバー２
４をブラケット２１に枢軸ビン２５で回転自在に取り付
け、１対の直立絶縁ポスト２６゜２７をベルクランク・
レバー２４の両端に枢軸ビン２８．２９で回転自在に取
り付けて構成される。

はとんどの場合、製造の時点でこのようなインターロッ
ク機構を取り付けておかないと、適当な電気規格の承認
が得られない。

インターロック機構２０の作動について説明する前に、
第２図に示すような、一体化保護ユニット１１用の、ク
ロスバ−・アセンブリ３０と遮断器ケース１３との間の
装着関係について説明しておくのが理解しやすいだろう
。クロスバ−・アセンブリは、米国特許箱４，７３３，
２１１号に記載のものと同様の成形プラスチック製クロ
スバ３１を含む。クロスバー３１をケース内に装管する
には、クロスバ−の両端から突出する一体形成ピン３２
．３３をケースの外側壁６３．６４に形成した相補形長
溝３４．３５に挿入する。限流遮断器に関する前記米国
特許箱４，７３３，２１１号に記載されているように、
クロスバー３１はそこに一体形成された３個のヨーク３
６〜３８を含み、これらのヨーク３６〜３８が対応する
３個の可動接点アーム３９〜４１を支持している。可動
接点アーム３９〜４１は、この遮断器が接続された個々
の相同路のいずれか１つに短絡状態が発生したら、クロ
スバ−とは独立に移動できるように配設されている。し
たがって、前記米国特許箱４゜４９９．３４４号に記載
されているように、隣接する遮断器同士をインターロッ
ク（連結）する手段として接点アームを使用することは
、限流遮断器には適切でない。可動接点４２〜４４が可
動接点アーム３９〜４１のクロスバー３１とは反対側の
端部に取り付けられている。クロスバー３１をケース内
で回転自在に支持し、また可動接点アーム３９〜４１を
電気的に分離するために、１対の回転可能なバッフル（
バリア）５０．５１がクロスバ−に一体形成されている
。これらの回転可能なバッフル５０．５１は、ケースの
内側壁４８゜４９に形成された１対の半円形スロット５
２，５３に形成された対応する７ｉ？７５４．５５に収
容される。これらの回転可能なバッフル５０．５１は、
個別の隔室６７〜６９間を電気的に隔離し、一方隔室内
に設けられた固定隔壁７０〜７２に形成されたスロット
４５〜４７は、可動接点アームの回転運動を許すが、接
点分離の際に発生する副生ガスが隔室に入るのを許さな
い。前に第２図で示した直立ポスト２６．２７を受は入
れるために、バリア支持構５４．５５の底部に貫通して
１対の貫通穴５８．５９が形成されている。このような
貫通穴は１つ必要なだけであるが、第２の貫通穴を追加
すれば、インターロック保護ユニッｈ　間の間隔を変え
ることができる。回転可能なバッフル５１に一体形成さ
れたカム面５６が、直立ポスト２６．２７の一方とＦ目
互作用して、インターロック（連動連結）機能を果たす
。直立ポスト２６（２７）は貫通穴５９を貫通し、回転
可能なバッフル５１に形成されたカム５６と相互作用す
る。クロスバー３１のプラスチック材料とポスト２６，
２７の絶縁材料は、該当する電気規格の要求条件に従っ
て、ケース１３の内部と外部環境との間に必要な電気的
分離を達成する。もしもそうしたければ、クロスパル単
独での絶縁特性を十分に大きくして、非絶縁性ポストを
使用可能にしてもよい。

これは、インターロック機構のポストが可動接点アーム
と相互作用する前記米国特許箱３．７７８゜６３３号に
記載のインターロック構成とは異なる。

クロスバ−アセンブリ３０とインター口・ンク機横２０
との間の相互作用は、第３図を参照するのがわかりやす
い。第３図に示すように、一体化保護ユニット１１．１
２はパネルボード１９に取り付けられ、インターロック
機構２０はブラケット２１によりパネルボード１９の底
部に取り付けられている。絶縁ポスト２６．２７はパネ
ルボード１９の底部にあけた対応する貫通穴６５．６６
を貫通する。ポストはさらに、一体化保護ユニットのケ
ース１３の底部にあけた貫通穴５８．５９を貫通する。

クロスバ−アセンブリ３０は一体化保護ユニットのケー
ス１３内に、前述した通りピン３２．３３および長溝３
４，３５を介して装着されている。その操作ハンドル１
７がＩ［ＮＪ状態にある一体化保護ユニット１１におい
て、可動接点４２〜４４は固定接点６０〜６２に当接し
て、この一体化保護ユニットを通る回路を完成している
。バッフル５１およびそれに一体形成されたカム面５６
は絶縁ポスト２７の頂部に当接していない。その操作ハ
ンドル１８がｒｏＦＦＪ位置にある一体化保護ユニット
１２の各部材の配置は、可動接点４２〜４４が対応する
固定接点６０〜６２と接触しておらす、ベルクランク・
レバー２４の反対端の絶縁ポスト、２６が対応するバッ
フル５１のカム面５５に当接して、クロスバー３１が回
転するのを防止し、これにより可動接点４２〜４４が固
定接点６０〜６２に接触するのを防止している。一体化
保護ユニット１１内の接点がすでに閉じられているとき
、オペレータが間違って一体化保護ユニット１２内の接
点を閉じようとしても、操作ハハンドル１８は、カム５
６と直立ポスト２６の頂部との係合によりｒＯＦＦコ位
置に強制保持されている。

第２図に示すように、バリア支持ｆｔ５４，５５の底部
に貫通穴５８．５９を設けることにより、インターロッ
ク機構を、パネルボードを設置する場所で現場設置する
ことができ、そうしても該当する電気規格の承認事項に
抵触することもない。

インターロック機構の取り付けの際、遮断器ケースおよ
びカバーはそのままであり、遮断器ケースの底部に追加
の穴を形成する必要もないからである。

以上説明した通り、この発明によれば、一体化保護ユニ
ット同士をインターロック（連動連結）する簡単かつ安
価な手段が得られる。ベルクランク・レバーで相互連結
された絶縁ポストと組合わせて成形プラスチック製クロ
スバ−を用いることにより、一体化保護ユニットの内部
と外部との間の電気的分離を達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、パネルボードに装着した１対の成形ケース一
体化保護ユニットを、これと組合わせるベルクランク式
のインターロック機構とともに示す斜視図、 第２図は第１図の一体化保護ユニットを、カバを外しク
ロスバ−アセンブリを取り出して示す斜視図、そして 第３図は第１図の３−３線方向に見た一体化保護ユニッ
トの断面図である。 １１．１２ニ一体化保護ユニット、 １３；ケース、１４，１５７カバー １６二定格プラグ、ｉ７．ｉｇ：ａ作ハンドル、１９：
パネルボード、 ２０：インターロック機構、２１ニブラケツト、２２：
ネジ、２３：貫通穴、 ２４：ベルクランク・レバー ２５；ピン、２６．２７：ポスト、 ２８．２９：ピン、 ３０：クロスバ−アセンブリ、 ３１：クロスバ−，３２，３３：ピン、３４．３５：長
溝、３６〜３８：ヨーク、３９〜４１：可動接点アーム
、 ４２〜４４：可動接点、５０，５１：ｚ＜−ノフル、５
２，５３：半円スロット、５４，５５：Ｌ５６：カム面
、５８，５９：貫通穴、 ６７〜６９：隔室。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、成形プラスチック製クロスバーが成形プラスチック
   製ケース内に収容され、上記クロスバーはこれに一体形
   成された少なくとも１つのヨークと少なくとも１つのバ
   ッフルとを含み、上記ヨークは対応する可動接点アーム
   を支持し、上記バッフルは上記ケース内に一体形成され
   た内部壁に形成された対応する溝内に回転自在に配置さ
   れ、ポスト受入れ手段が上記溝内に形成され、上記ポス
   トは上記バッフルと相互作用するように配置され、これ
   により上記クロスバーおよび上記可動接点アームが閉位
   置に回転するのを防止する成形ケース入り遮断器。 ２、上記クロスバーの両端から突出する１対のピンが、
   上記ケースの反対側外壁に形成された１対の対応する長
   溝に収容された請求項１に記載の成形ケース入り遮断器
   。 ３、上記溝内に形成されたポスト受入れ手段が貫通穴を
   含む請求項１に記載の成形ケース入り遮断器。 ４、上記可動接点アームが上記クロスバーとは独立に回
   転できるように配置された請求項１に記載の成形ケース
   入り遮断器。 ５、上記バッフルが上記ポストを上記クロスバーから遠
   去けるカム面を含む請求項１に記載の成形ケース入り遮
   断器。 ６、パネルボードに取り付けた第１遮断器と、同じパネ
   ルボードに取り付けた第２遮断器とを備え、 上記第１遮断器に回転自在に装着された第１成形プラス
   チック製クロスバーが第１可動接点アームおよび第１バ
   ッフルを含み、第１バッフルが上記第１遮断器内の第１
   内壁に一体形成された第１有孔溝に配置され、 第２成形ケース入り遮断器が上記パネルボードに取り付
   けられ、 上記第２遮断器に回転自在に装着された第２成形プラス
   チック製クロスバーが第２可動接点アームおよび第２バ
   ッフルを含み、第２バッフルが上記第２遮断器内の第２
   内壁に一体形成された第２有孔溝に配置され、 さらに上記パネルボードに取り付けられたベルクランク
   ・レバー、このベルクランク・レバーの一端に回転自在
   に取り付けられた第１絶縁ポストおよびベルクランク・
   レバーの他端に回転自在に取り付けられた第２絶縁ポス
   トを含むインターロック機構を備える １対のインターロックされた遮断器。 ７、上記第１絶縁ポストが上記第１有孔溝に挿入され、
   上記第２絶縁ポストが上記第２有孔溝に挿入された請求
   項６に記載の１対のインターロックされた遮断器。 ８、上記ベルクランク・レバーが上記パネルボードに有
   孔ブラケットを介して取り付けられた請求項６に記載の
   １対のインターロックされた遮断器。 ９、それぞれ成形プラスチック製クロスバーが成形ケー
   ス入り遮断器それぞれに一体形成された有孔溝内に支持
   された構成の１対の第１および第２成形ケース入り遮断
   器を用意し、 ベルクランク・レバーおよびこのベルクランク・レバー
   の両端に回転自在に取り付けられた１対の直立ポストを
   含むインターロック機構を設け、片方のポストを片方の
   有孔溝に挿入し、他方のポストを他方の有孔溝に挿入す
   る 工程を含む１対の成形ケース入り遮断器をインターロッ
   クする方法。 １０、上記ポストを上記絶縁クロスバーに対して、上記
   クロスバーの片方の回転を阻止するように配置する工程
   を含む請求項９に記載の１対の成形ケース入り遮断器を
   インターロックする方法。