JPH02504505A - 植物病原線虫の生物学的制御用組成物 - Google Patents

植物病原線虫の生物学的制御用組成物

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JPH02504505A
JPH02504505A JP63507137A JP50713788A JPH02504505A JP H02504505 A JPH02504505 A JP H02504505A JP 63507137 A JP63507137 A JP 63507137A JP 50713788 A JP50713788 A JP 50713788A JP H02504505 A JPH02504505 A JP H02504505A
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ロドリゲス‐カバナ,アール
ミルチ,ロバート・オースチン
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アイジーン・バイオテクノロジイ・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 植物病原線虫の生物学的制御用組成物 発明の分野 本発明は、土壌中の植物病原体の生物学的制御用の有機体組成物の機能特性の最 適方法およびその使用に関する。さらに詳しくは、本発明は特異的な有機窒素お よび有機炭素物質を用い、低炭素:窒素(C: N)比および高ケルダール(K  jeldahl)  rタンパク質」含量を有し、植物毒性でなく、植物病原 線虫および/またはその卵を原生土壌微生物による破壊に対して影響されやすく する、すなわち、生物学的抑制剤として間接的に作用し、土壌中の線虫集団を抑 制する最適化かつコスト効果の土壌改良剤を処方する従来にない方法に関する。
ヒトは、何世紀もの間、有機および無機土壌改良剤を土壌に加え、土壌産出力を 改良し、作物の収穫量を増加させてきた。これらのうちいくつかの土壌改良剤の 殺線虫効果は、しばらくの間は認められており、それに対する観察が、例えば、 アール・ロドリゲスーカバナ(R,Rodriguez−Kabana) 、ジ ャーナル・オブ・ネマトロジー(J。
Nematol、) 、上8 : 129〜135 (1986) 村よびアー ル・ロドリゲスーカバナ、シイ・モルガンージョーンズおよびアイ・チェッ)  (R,Rodrigues−KabanaSG、Morgan−Jonesおよ び1.Chet)、プラント・アンド・ソイル(Plant and 5oil ) 、l 00 : 237〜247 (1987)にて公表されており、その 内容を参考のためここに挙げる。特に注目すべきは、この文献の239頁であり 、それはC:N比が20よりも小さい場合には、有機土壌改良剤は殺線虫性であ るが、C:N比が11以下に落ちると、該土壌改良剤は植物毒性であることを開 示している。
最大の殺線虫効果を有する土壌改良剤は油ケーキとミールまたはきゅう肥と堆肥 であるが、まt;、ある有機窒素土壌改良剤、特に、低炭素:窒素(C: N) 比およびケルプール窒素法により測定した場合に高「タンパク質」含量であるも のも、量的に土壌に添加した場合、あたかも線虫に対する毒素であるかのように 作用することが判明した。植物−病原土壌線虫の制御用のこれら有機窒素土壌改 良剤のうち最も興味深いものは、原素のようなアンモニア性窒素を含有する物質 (例えば、ジェイ・ティー・ウォルカ−(J 、 T 、Walker)、ジャ ーナル・オブ・ネマトロジイ、3:43〜49(1971)参照)およびキチン および関連ムコ多糖類を含有する物質(例えば、エム・ビイ・リンフオード、エ フ・ヤップおよびジェイ・エム・オリビエラ(M、B、Linford、 F、 YapおよびJ 、M、O1iviera) 、フィル・サイエンス(Soil  5cience) 、 45 : 127〜l 41 (1938);アール ・ミッチェルおよびエム・アレキサングー(R,MitchellおよびM +  A 1exander) 、プラント・ディシーズ・レポーター(Plant Dis−Reporter) 、±5:487(1961年7月15日);ソイ ル・サイエンス・ソサイエティ(Soil Sc、Soc、) 、  26 :  556〜558 (1962);アイ・エッチ・ミアン、シイ・ポドイ、アー ル・エイ・シェルビイ、アール・ロドリゲスーカバナおよびシイ・モルガンージ 1−ンズ(1、H,Mian、 G、Bodoy%R,A、5helby%R。
Rodr iguez−K abanaおよびG 、Morgan−J one s) 、ネマトロビ力(N ematropica) *上2ニア1〜84 ( 1982);シイ・ゴドイ(G 、 G odoy) 、アーノいロドリゲスー カバナ、アール・エイウシエル〜74 (1983);アール・ロドリゲスーカ バナ、シイ・モルガン−ジョーンズおよびビイ・オウンリー・ジンティス(B、 0wn1eyGintis) 、ネマトロビ力、上土=lO〜25(19−84 )およびエイ・ケイ・カルプレス、アール・ロドリゲスーカバナおよびシイ・モ ルガンージβ−ンズ、ネマトロビカ、16:153〜166(1986)参照、 また、マツクカンドリス、イーストウッドおよびミルチ(McCandliss 、EastwoodおよびMilch) 、米国特許第4536207号も参照 )である。ジェイ・ティー・ウォルカーは、ジャーナル・オブ・ネマトロジイ、 l : 193−280 (1969)において、大豆ミールを用いる土壌改良 剤および原素を用いる土壌改良剤の殺線虫効果を研究しているが、この文献は尿 素および大豆ミールの両方を用いる土壌改良剤について検討していない。
原素は高施用割合(例えば、2300mg窒素/土壌1 kg)にて優れt;殺 線虫剤であるが、その低C:N比のため、尿素はこれらの濃度では植物毒性であ ることもまた証明されている。しかしながら、尿素の高土壌濃度の有害効果は、 土壌中の微生物の代謝活性を十分に刺激するのに要する有効な炭素を加えた尿素 土壌改良剤を補充することにより克服することができる(例えば;7エプナー( Huebner) +学位論文:植物寄生線虫の制御用ヘミセルロース廃棄物お よび尿素1番号DA8212687.オーパン大学(1982)、ケミストリー ・アブストラクツ(Chemistry Abstracts)。
97 : 67774b ;アール・ロドリゲスーカバナおよびビイ・ニス・キ ング(P、S、King)、ネマトロピ力、10:38−44 (1980); およびアール・エイ・フェブナー、アール・ロドリゲスーカバナおよびアール・ エム・パターソン(R,M、Patterson) +ネマトロピカ、上l:3 7〜54 (1983)参照)。
尿素を大豆ミールと組み合わせることによって肥料を製造することが知られてい る(例えば、キースナーら(Keyssner at at、)、米国特許第1 857914号およびバスキン(Baskin) 、米国特許第3558299 号参照)。
線虫制御における用途としての大豆ミール組成物が開示されているが、これらの 文献は大豆ミールを組み合わせた尿素の使用を教示していない(例えば、ウォル カー、前掲:コダマら(Kodama etal、)、米国特許第366057 1号;マックブレイヤー(McBrayer) 、米国特許第4442092号 (大豆ミールの代わりにゴマミールを使用);カルリールら(Carlile  at al、) 、米国特許第434243号(大豆ミールの代わりに綿実ミー ルを使用;線虫の代わりに昆虫および根切り虫を制御);マックカンドリスら、 米国特許第4536207号(大豆ミールの代わりに甲殻類廃棄物本発明は、植 物成長培地に加えた場合に、植物−病原線虫集団の有効な抑制剤である物質の組 成物および処方剤、ならびにその使用方法に関する。
従って、本発明は以下の範躊の殺線虫または静線虫組成物を包含する:(A)大 豆ミール−尿素組成物、所望によりさらに(A−1)キチン−タンパク質複合体 または(A−2)別のアンモニア性窒素源を含有していてもよい大豆ミール−尿 素組成物。
図面の簡単な記載 第1図は、ケルダールタンパク質(%)に対してCAN比をプロットシt;グラ フであり、この1具体例に記載の好ましいキチン−タンパク質複合体、尿素、大 豆ミール処方は、4以下の低C:N比で、少なくとも70%の高ケルダールタン パク質(%)の組み合わせであることを示す。
発明の詳説 この中のすべての%および比率は、特に断らない限り重量%および重量比である 。
本発明によれば、広く種々の植物病原線虫を制御することができる。かかる線虫 は内部寄生とすることができ、メロイドジン(M e lo idogyne) 属のネコブ(root−knot)線虫、グラチレンカス(P ratylen chus)属のネグサレ(root−1esion)線虫、ヘテロデラまI;は グロポデラ(HeteroderaまたはG 1obodera)属のシスト形 成(cyst−forming)線虫、チレンカラス(Tylenchulus )属のシトラス(citrus)線虫、ロチレンカラス(Rotylenchu lus)属のレニフオーム(reniform)線虫およびラド7オラス(Ra dophol、us)属のパローイング(burrowing)線虫からなる群 より選択されるものを包含するが、これらに限定されるものではない。該植物病 原線虫は外部寄生とすることができ、キシフィネマ(X iphinema)属 のダガー(dagger)線虫、トリコドラス(Trichodorus)属の スチュービイ根(stubby−root)線虫、ロチレンカスまたはへりコチ レンカス属のスパイラル(spiral)線虫、ベロノライマス(B elon olaimus)属のスティング(sting)線虫およびパラチレンカス(P  aratylen−chus)属のビン(pin)線虫からなる群より選択さ れるものを包含するが、これらに限定されるものではない。また、該植物病原線 虫は、アフェレンコイデス(A phe Iencho 1des)属のリーフ (leaf)線虫およびデュチレンカス(D utylenchus)属の球茎 (bulb andstem)線虫からなる群より選択される1種またはそれ以 上の属t−包本発明の大豆ミール−尿素組成物において、その起源から供給され る尿素(本発明において、「尿素」なる語は、しばしば、「尿素源」を意味する のに用いられ、すなわち、インブチルジエンジ尿素(IBDU)、クロトニリジ エンジ尿素(CDU) 、ジフルホリリデントリウレイド、オキサリルジウレイ ドおよびトリウレット(triuret)のような農業において尿素源として用 いることのできるいずれのよく知られた無機また(ま有機物質もここでは用いる ことができる)に対する大豆ミールの重量比は、約2:l〜8:11好ましくは 、約2=1〜6:lである。該大豆ミール−尿素組成物の全C:N比は、ケルダ ールタンパク質約70%以上、約75〜137.5%、好ましくは約81.25 〜125%に対応する窒素含量(%)約12〜22%、好ましくは約13〜20 %で、約5以下、好ましくは約4以下である。本発明の大豆ミール−尿素組成物 中の大豆ミールおよび尿素または尿素原物質の実際の重量は、実際問題として、 該組成物を混合する土壌1kg当I;り約1〜3gの大豆ミールと尿素を供給す るような量である。これらの施用値は、おおまかには、深さ約6インチまでの混 合に基づき(散布またはバンド(bind)を基準に)、処理ニーカー当たり大 豆ミールと尿素約1〜3トンと言い換えられる。
大豆ミールの一部または全部を、綿実ミール、ヒマワリ種子ミール、あまにミー ル、落花生ミール、サフラワーミール、コーングルテンミール、ホホバミール、 ゴマミール、乾燥シトラスパルプ、脱水または天日乾燥アルファルファ等のよう な他の野菜、果実およびナツツミールと置き換えることができる。
本発明の大豆ミールおよび尿素組成物は、後記のように乾燥ブレンドによりまt ;はペレット処方を介して製造することができる。
A−1,キチン−含有組成物 キチン−タンパク質複合体は、節足動物の外骨格甲ら、特に該節足動物が挟角類 または大顎類である外骨格甲らから誘導することができる。また、キチン−タン パク質複合体は該グルコサミンを含有する微生物、特に工業的発酵工程からの廃 棄生成物である微生物から誘導され;かかる微生物は糸状真菌であり、特に該微 生物がクエン酸または抗生物質生成発酵工程からのものである場合、グルコサミ ン源はその菌糸体であることが好ましい。さらには、節足動物と微生物源の両者 の、好ましくは節足動物が甲殻類であり、微生物が糸状真菌である供給源からの 混合物を用いることができる。キチン−タンパク質複合体は、米国特許第453 6207号に記載されているように、甲殻類甲らの脱ミネラル化により得ること ができる。
この好ましい具体例においては、例示として、キチン−タンパク質複合体−尿素 −大豆ミールを用いており、キチン−タンパク質複合体の尿素ないしミールに対 する割合は、尿素約1.0部に対し゛て、各々、キチン−タンパク質複合体約1 .5〜3.5部、およびミール約3.0〜5.0部である。さらに好ましくは、 キチン−タンパク質複合体:尿素二大豆ミールの比率は、約25%のキチン−タ ンパク質複合体、約lO%の尿素および約40%の大豆ミールを含有するように 処方したクランドサン”618 (C1andoSan”618) I:見られ るような約2.5 : l : 4.0である。粉末カニミールおよび脱ミール 化カニ甲らは約50%のキチン−タンパク質複合体を含有し、一方脱ミネラル化 甲らは約75%のキチン−タンパク質複合体を含有する。
該キチン−含有組成物は、有機源からのCAN比が少なくとも50%、好ましく は少なくとも80%で、約1=1〜約6:1、好ましくは約4=1またはそれ以 下の全CAN比を有することが好ましい。さらには、ケルダール「タンパク質」 含量は、少なくとも約25%、好ましくは少なくとも約70%、最も好ましくは 80%以上たは一部のキチン−タンパク質複合体の代わりに用いることができる 。
八 組成物の施用 本発明の殺線虫まI;は静線虫組成物は、それを好適な植物成長媒体、例えば、 無機クレイ鉱物および有機腐植土物質の両方を含有する土壌と一緒に混合して用 いられ、該混合物をその選択された作物の板帯に到達させることが好ましい。園 芸施用用の植物成長媒体は、一般に、ポット土壌(potting 5oil) である;原則としては、無機成長媒体も用いることができるが、それらは必須の 微生物相を含有していなければならず、さもないと所望の効果が達成されない。
施用を容易にし、アンモニア性窒素を徐々に放出するには、該組成物を顆粒、ペ レットまt;はブリ、ル形態にて施用することが好ましその方法の態様において 、本発明は、少な(とも、静線虫的に効果的な、かつ非植物毒性量の所望の土壌 改良剤を、好適な植物成長媒体と混合し、植物−箔厚線虫の増殖を抑制する。好 ましくは、該混合は、植物成長媒体に播種または定植をする少なくとも1週間前 に行なう。商業的規模においては、キチナーゼおよびウレアーゼ酵素活性のレベ ル強化および土壌中のアンモニアのレベル強化をもたらす放線菌および他の正常 な土壌微生物の増殖および繁殖を刺激するため、これらの組成物を、好ましくは 、生種子(living 5eed)または苗木および若木の植込みの1〜3週 間前に、耕作し、かつハローでならし、耕し、耕作機で耕すか、あるいはそうで なく農地の表土(ホライゾンA)および底土(ホライゾンB)層に、ポットおよ び苗床ストック土の全層に混入する。
実施例1 大豆ミールおよび尿素組成物の肥料および殺線虫効果線虫感染土壌を改良する効 果を、土壌1kg当たり0.25〜1.00gの濃度(0,025〜0.10% w/w)での尿素土壌改良剤および土壌1kg当たり1.0〜4.Ogの濃度( 0,1〜0.4%W/W)での大豆ミール土壌改良剤を用いて測定した。
改良土壌と対照土壌を、ポリ塩化ビニル円筒形ボッ)(10an直径、i容量) に入れ、該ポットを温室のテーブル上に1〜3週間放置し、該土壌改良剤を土壌 微生物により部分的に分解させた。改良および未処理土壌を、完全にランダムな 取決めにて温室内に配置しt;。各土壌改良まI;は旭理には、8つの複製品( ポット)を用いに。
第1の定植: この1〜3週間の「インキュベーション」期間後、5個の「サマー(またはイエ ロー)クルクネックJ  (Summar(またはY e 1 low)Cro okneck)カポチャ(クカービタ・ペポφエル)(Cucurbita p ep。
L)種子を各ポットに定植した。該植物に毎日水を与え、ついで該土壌から取り 出し、各ポットから2X100ccの土壌サンプルを採取した。第1のサンプル を用い、ロドリゲスーカバナおよびボペ(Rodriguez−Kabanaお よびP ops) +ネマトロピカ、11:175〜185 (1981)に記 載されている「サラグポウルJ (saladbow 1 )インキュベーショ ン法を用いて線虫数を測定し;第2のサンプルは微生物分析および化学分析用に 用いた。微生物分析用のサンプルは、使用前には5℃にて湿式貯蔵した。残りの 土壌をアルミニウムホイル上に広げ、25〜27℃にて空気乾燥し、その後、そ れをさらに分析するまで暗室中、4“Cのポリエチレンバッグ中に貯蔵した。
カポチャ作物を洗浄し、その根においてエム・アレナリアCM。
arenaria)により引き起こされたえい層数を計数した。枝条の高さなら びに枝条および根の新たな重量もまI;測定した。加えて、根の2種の主観的評 価を行なっt;。第1は、0〜10の等級(0はえい瘤がないことを意味し、l Oはゼック(Zeck)、プフランテエンシ3ツツーナクト(Pflanzen schutz−Nacht) +  24 : l 41 ” 144(197 1)に記載の最大のえい瘤レベルを意味する)に基づ(根コブ丸い瘤指数法であ る。第2の主観的評価は、1〜5の等級(1は最良の根状態(壊死組織のない豊 富な根毛および細根)を意味し、5は最悪の状態(根が限定された発育であって 、根毛または健康な根がなく、広範な壊死組織を示している)を意味する)に基 づく根の一般的外見評価である。
土壌のpHは、脱ミネラル化水10rnQを含有するプラスチック容器中に空気 乾燥土壌logを懸濁させて測定した。該懸濁液を撹拌し、30分間放置し、そ の後、該pHをモデル12・コーニング−pHメーター(Model  l 2   Corning pHmeter)を用いて測定しt2゜pH測定後、該土 壌懸濁液をさらに脱ミネラル化水10rnQを用いて希釈し、該希釈懸濁液10 rMtを、導電率の測定用に遠心分離(5000×gにて20分間)に付した。
該懸濁液の導電率は、導電セル(k−1,0)を備えたモデル・アール・シイ1 6・ビイ2・インダストリアル・インスツルメント・ウェストストーン・ブリッ ジ(ModelRC16B 2 1 ndustrial  I nstrum ents Wheststone Bridge)を用いて測定した。
第2の定植: カポチャ作物および土壌サンプルを取り出しt;後、各ポット中の残りの土壌を 徹底的に混合し、1本の4週齢の「ルトガース」(Rutgers) )マド( リコバーシコン・ニスカレンタム・ミル(Lycopersicon escu lentum Mill、)の苗木を定植した。これらをさらに5ないし8週間 の期間、カポチャについて記載されているように維持しt;。この期間後、トマ ト作物を取り出し、洗浄し、カポチャについて記載されているように測定し、評 価した。
すべてのデータは、標準因子分析操作台よび統計的有意性についての標準試験を 用いて分析した。
実施例2 大豆ミール−尿素組成物の殺線虫および肥料特性に対するキチンおよびリン酸塩 添加の効果 甲殻類(例えば、カニ、ザリガニ、ロブスタ−、プローンおよびシュリンプ)の 加工処理操作および工業発酵工程(例えば、クエン酸、抗生物質および酵素の生 成)の真菌菌糸体残渣から得られた種々のキチン−含有廃棄物を大豆ミール−尿 素組成物に添加する効果を、実施例1に記載の方法によって温室実験にて研究し た。
カニ甲ら・キチン組成物は、メリーランド州、コロンビアにあるアイジーン・バ イオチクノロシイ・インコーポレイテ ラド(I G E N E B iot echnology、 I nc、)により登録商標クランドサン” (C1a ndo S an”)の下に市販されており、マツクランドリス。
イーストウッドおよびミルチ(McCandliss、 Eastwoodおよ びMilch)  (米国特許第4536207号)に記載の方法により、食用 のカニの肉を取り出した後、ブルークラブ(カルリネクティス・サピダス(Ca llinectes 5apidus) )のハサミおよび胴体から製造しt二 。
組成物              種類クランドサン1601    脱ミー ル化カニ甲らクランドサン’719(1220)  脱ミネラル化カニ甲らグラ ンドサン’901     75%クランドサン”601および25%クランド サン1719 (1220)これらの研究において用いた他のキチン−含有物質 は、シュリンプ、ザリガニおよびカブトガニから得られた甲らを包含する。かか る物質ならびにその他の未処理カニ甲ら(カニ「ミール」または[カニ・スクラ ップ・ミール」)をすべて水洗いし、ついで約16時間100〜110℃にて一 夜熱風乾燥した。ついで、該乾燥甲ら物質を、すべての該物質がNo、25のU 、S、A、標準シープを通るような粒径にまですり砕き、粉砕した。最後に、該 物質を、ツイン・シェル(V字円錐形)ブレングー中、室温にて約10分間大豆 ミールおよび原素源とドライ混合し、はとんどまたは全く粒子の分離がないよう に該混合物を十分に均質化させた。
前記物質に加えて、農業グレードのリン酸ジアンモニウムおよび三重過リン酸塩 ならびに商業的クエン酸発酵工程から得られt;キチン−含有真菌菌糸体かすも まI;研究し、土壌改良剤としてのその効果を測定した。菌糸体をトラマル(t rammel)にて(石灰を用いることなく)採集し、真空濾過し、ついで60 °Cにて約20時間空気乾燥しt;。ついで、約lO%の湿式クエン酸菌糸体で ある該乾燥菌糸体を粉砕し、シーブし、他のすべての試験物質と同じ方法にて処 理した。
代表的データを表4〜7に示す。表4および6は、キチン(カニミールおよび真 菌菌糸体のような)およびリン酸塩を包含する種々の補助剤を追加した大豆−尿 素組成物の線虫抑制効果を示す。あるクランドサン1組成物も含まれている。表 5および7は、表48よび6の組成物、各々の植物成長効果を示す。
実施例3 クランドサン1618およびテミク(Temik)を用い、以下の表8.9、l Oおよび11に示されている記載に従って実験を行なった。クランドサン161 8単独の、およびテミク1と組み合わせた宵益な効果を示す。
ペ@恕 1  さ 工業利用性 前の開示かられかるように、本発明は、一方で、一連の土壌改良生成物中のてキ チン−含有生物学的廃棄物を提供し、他方で大豆−ミール−尿素をベースとする 土壌改良組成物を提供することで工業上有用であり、それらはいずれも園芸およ び農業施用において有用な靜線虫および殺線虫ならびに植物栄養作用特性を有す るとして特徴付けられる。
前記実施例において個々に用いた反応物および/まt;は操作条件の代わりに、 本発明の一般的にまたは明確にに記載されているものを用いることにより、該実 施例を同様の結果にて繰り返すことができる。前の記載から、本発明の属する分 野における当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、容易にそ の本質的特徴を突止めることができ、種々の取り扱いおよび条件に適合するよう に種々の変形および修正を行なうことができる。
ケルダールークシパク質−% 国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.選択された作物の植物病原線虫に拮抗するアンモニアおよび酵素を生成する 正常な土壌微生物相の繁殖および発育の刺激能を有する土壌改良組成物であって 、 (a)野菜、果実またはナッツミールおよび(b)尿素源の混合物からなり、該 組成物中の(a):(b)により供給される尿素の重量比が約2:1〜8:1で あり、該組成物中の(a)および(b)の量は、該組成物を混合する土壌1kg 当たり該組成物約1〜3gを供給するように適合させることを特徴とする土壌改 良組成物。
  2. 2.成分(a)が大豆ミールであり、尿素源が尿素である請求項1記載の組成物 。
  3. 3.炭素原子の窒素原子に対する比率が、5〜1以下である請求項2記載の組成 物。
  4. 4.高ケルタールタンパク質含量を有する請求項2記載の組成物。
  5. 5.植物成長媒体を、殺線史的に有効量の請求項2記載の組成物と混合してなる 物質の組成物。
  6. 6.さらに、植物病原線虫の成長をなお一層抑制し、組成物の選択作物に対する 植物毒性をなお一層減少させるのに効果的な濃度および量のキチン−タンパク質 複合体またはリン酸アンモニウムからなる請求項2記載の組成物。
  7. 7.キチン−タンパク質複合体源が海産食物加工処理操作の乾燥した甲殻類甲ら 廃棄物であるか、または工業発酵後に残存している真菌菌糸体残渣である請求項 6記載の組成物。
  8. 8.植物−病原線虫の成長維持能を有する植物成長媒体中の該植物−病原線虫の 成長を抑制する方法であって、少なくとも静線虫的に効果的かつ非植物毒性量の 請求項1記載の組成物を、該植物成長媒体と混合し、該線虫の成長を抑制するこ とを特徴とする植物−病原線虫の成長抑制方法。
  9. 9.混合を植物成長媒体に播種または定植する少なくとも1週間前に行なう請求 項8記載の方法。
  10. 10.作物が落葉性果実またはナッツ作物である請求項8記載の方法。
  11. 11.植物−病原線虫の成長維持能を有する植物成長媒体中の該植物−病原線虫 の成長を抑制する方法であって、請求項1記載の組成物を、媒体1kg当たり組 成物1.0〜3.0gの割合にて該媒体に施用することを特徴とする植物−病原 線虫の成長抑制方法。
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