JPH02504304A - 改良された蒸発特性を示す温度変化装置 - Google Patents

改良された蒸発特性を示す温度変化装置

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JPH02504304A
JPH02504304A JP63506713A JP50671388A JPH02504304A JP H02504304 A JPH02504304 A JP H02504304A JP 63506713 A JP63506713 A JP 63506713A JP 50671388 A JP50671388 A JP 50671388A JP H02504304 A JPH02504304 A JP H02504304A
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トーマス,デニス・エイ
サビン,カリン・エム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された蒸発特性を示す温度変化装置発明の背景 この発明は、温度変化装置および、特に携帯用のまたは使い捨ての、食料もしく は飲料クーラーに関するものである。
20〜25℃の平均的な環境温度にほとんど無期限で貯蔵できる食料および飲料 があるが、消費する直前まで冷却すべきものものある。一般に、これらの食料お よび飲料の冷却は、電気的に作動する冷蔵装置によりなされる。これらの食料お よび飲料を冷却するためのこれらの装置の使用は、必ずしも実際的なものとは限 らない。なぜならば冷蔵庫は一般に電源を必要とし、それらは常に携帯用でなく 、かつそれらは食料または飲料を即座に冷却しないからである。
要求に応じて冷却した材料を提供するもう1つの方法は、携帯用の断熱した容器 を用いるものである。しかしながら、これらの容器は単にそれらの中に入れられ た食料および飲料の前の温度を維持するよう作用するか、あるいは所望の冷却効 果を得るために氷を用いることが必要である。氷とともに用いるときには、断熱 容器は食料もしくは飲料よりも嵩高くかつ重たいものになる。さらに、多くの場 合、冷却させることが必要なときに氷は容易に得ることができない。
氷はまた独立して、食料または飲料を急速に冷却するのに用いられてきた。しか しながら、冷却のために氷を単独で使用することは、しばしば望ましいことでは ない。なぜならば氷は0℃以上で限られた時間のみしか貯蔵できないからである 。さらに、冷却することの必要なときに、氷を得ることができないかもしれない 。
食料および飲料の冷却に加えて、携帯用の冷却装置が非常に望まれるような他の 多くの用途がある。これらには、組織もしくは臓器の冷却、冷湿布の調製、およ び、外科的な手法の一部としての低温学的な破壊を含む医学的な用途、必要に応 じた冷却水または他の液体の製造、生物学的な種の保存、保護衣服の冷却を含む 工業的な用途、ならびに美容的な用途が含まれる。携帯用の冷却装置は、すべて のこれらの分野において広く用いることができるはずである。
内蔵小型化冷却装置を製造する多くの試みは、冷却蒸気を直接に大気中に放出で きるように、大気圧以上の圧力で貯蔵された冷却液体の使用によるものであった 。残念ながら、このようなシステムに利用可能な多くの冷却液体は可燃性であり 、有毒であり、環境に対し有害であるか、あるいは意図する目的に適した量では 爆発の危険があるほど高い圧力で液体の形態で存在するものである。逆に、大気 に放出させることのできる他の利用可能な冷却液体、たとえば二酸化炭素は、比 較的低い比熱であり、蒸発潜熱である。
その結果、二酸化炭素を放出する冷却装置は、携帯用装置として実際に許容され るものよりもかさばるものである。
携帯用装置において冷却効果を与える他の方法は、蒸発が起こるチャンバとは別 チャンバ中において冷却蒸気が吸収または吸着されるものである。そのようなシ ステムにおいては、密閉されたチャンバ中で減圧下に冷却液体が蒸発し、その周 囲から熱を吸収する。沸騰した液体から発生した蒸気は、連続的に第1のチャン バから除去され、その蒸気を吸収する乾燥材または吸収材を含んだ第2のチャン バに放出される。
1つのチャンバのまわりで冷却効果を生じる2つのチャンバの使用は、S i  ege lの米国特許第4,250,720号および、Cleghorn等の英 国特許第2,095.386号に説明されている。これらの特許は、チューブに よって連結された2つのチャンバ装置を開示している。
Siegel特許は、冷却液体として水を用いており、一方C1eghorn等 の特許は水に限定されていない。Si ege 1特許は、食料または飲料を冷 却するのにそのような冷却装置を用いることをもくろんでいる。
しかしながら、S i ege 1特許およびCleghorn特許のどちらに おいても、冷却する対象物の温度の低下および第1のチャンバの伝熱面積の低下 の双方の結果として、急速な初期の冷却効果が徐々に緩やかになる。伝熱面積の 低下は、液体と接触している第1のチャンバの部分が液体の蒸発および液面の低 下とともに低下するという事実によるものである。さらに、これらのシステムに おいては、蒸発工程は、液体が蒸発できる表面積により限定されている。これに 加えて、このシステムでは、蒸発する液体のコントロールされない沸騰によって 、蒸発相に移る液体の量を効果的に最小にできない。
したがって、この発明の1つの目的は、液体の蒸発による潜熱の低下を緩和させ て、それによって冷却プロセスを早めるための手段を有した内蔵吸収冷却装置を 提供することにある。
この発明のもう1つの目的は、液体が蒸発する表面積を増加させることによって 蒸発プロセスを促進することにある。その結果として、同様に冷却プロセスも促 進されるであろう。
この発明のもう1つの目的は、蒸発相における液体の移動を制限することによっ て蒸発プロセスをコントロールすることにある。
他の目的は、添付した図面および以下のこの発明の詳細な説明により明らかとな ろう。
発明要約 この発明は、好ましくは20℃で少なくとも約9mmHgの蒸気圧を有する液体 を含んだ第1のチャンバと、その液体に対する吸収材(sorbent)を含ん だ第2のチャンバと、第1および第2のチャンバを連結する導管と、チャンバ間 の導管を通る流れを妨げるだめの導管内のバルブと、そのバルブを開く手段とを 備える小型化冷却装置である。第2のチャンバは最初減圧にされている。このた め、バルブが開いたとき、第1および第2のチャンバは連結され、これらの間の 流体の流通が可能になる。第2のチャンバは減圧にされているため、第1のチャ ンバ中の圧力は低下する。
圧力の低下が第1のチャンバ中で液体を蒸発させ、そして、液体が第1のチャン バから蒸発した液体の蒸発潜熱に等しい熱を奪うときにだけこの液体から気体へ の相変化が起こり得るので、第1のチャンバは冷却される。蒸気は導管を通って 、吸収材により吸収され吸着される第2のチャンバ中に到達する。吸収材はまた 、吸収されまたは吸着された蒸気中に含まれていた熱のすべてを吸収し、そして 吸収−吸着プロセスが化学反応を含むならば、吸収材はまた反応熱を吸収する。
好ましい態様においては、液体は水であり、第1のチャンバの内部表面は、液体 に対するウィッキング(vicking)材料により与えられる。ウィッキング 材料は第1のチャンバの内部表面をおおい、第1のチャンバの内部を覆うことの できるようなゲル形成ポリマーおよび水ウィッキングポリマーのような、高い親 水性材料からなることが好ましい。
この発明の1つの態様においては、液体は、液体の沸騰を促進するような核剤と 混合されている。第1のチャンバからの蒸発しなかった液体が、導管を通り第2 のチャンバ中に流入するのを防ぐための相分離器は、有利には装置内に備えられ る。吸収材料は吸収剤(adsorbent)または吸着剤(absorben t)であってもよく、第2のチャンバは好ましくは第1のチャンバ中の液体のす べてを本質的に吸収または吸着し得るのに十分な吸収材を含むことが好ましい。
装置全体は好ましくは使い捨てである。
使用において、蒸発プロセスは第1チヤンバ中における液面の低下をもたらすが 、好ましい態様においては、ウィッキング材料が第1のチャンバの内部表面上の 液体を保持する。これにより、液体と第1のチャンバの内部表面の間の本質的な 接触面積が維持され、第1のチャンバの有効伝熱面積の減少および結果として生 じる冷却プロセスの緩慢を排除する。
この発明は、必要に応じタイムリーに周囲の温度より、食料、飲料、または他の 材料もしくは物品を冷却し、有用な温度の変化を示し、冷却プロセスから生じた 熱を保持し、あるいは吸収材からの熱を冷却した材料に戻すのを阻止し、無制限 な期間、冷却潜在能力を失うことなく貯蔵することができ、人間の用途における 安全性の政府の基準に合致することのできる、内蔵急速冷却装置を提供するもの である。
図面の簡単な説明 図面は、この発明に従う冷却装置の模式図である。
発明の詳細な説明 第1図において、冷却装置10は、ウィッキング材料16により内部表面14を 覆われた第1のチャンバ12を有しており、好ましい態様においては、ウィッキ ング材料16により内部表面14はフロラキングまたはスプレーされており、第 1のチャンバ12は冷却液体18により満たされている。冷却装置10はまた、 断熱材22により囲まれた第2のチャンバ20を含んでおり、吸収材24により 少なくとも部分的に満たされている。s2のチャンバはまた、冷却液体の蒸気の みを含む程度にまで減圧されていることが有利である。
第1および第2のチャンバ12および2oは、導管28により連結されており、 バルブ3oは導管28中に介在しており、バルブ30が開いたときにだけ導管2 8を通るチャンバ12および20間の液体の流通がなされるようにされている。
バルブ30が開かれるまでは冷却装置10の作用は停止(すなわち系は静的であ り冷却は起こらない)状態であり、バルブ30が開くと、導管28は第1および 第2のチャンバ12および20間に流体の流通を与える。第1および第2のチャ ンバ10および20間のバルブ3oを開けると、第2のチャンバ20が減圧にさ れているため、チャンバ12中の圧力が低下する。バルブ30を開けたときの第 1のチャンバ12の圧力低下は、周囲の温度で液体18を沸騰させ、液体/蒸気 混合物32にする。この液体から気体への相変化は、液体18が第1のチャンバ 12がら、蒸発した液体18の蒸発潜熱に等しい熱を除去するときにのみ起こる 。これは、第1のチャンバ12を冷却させる。次に、冷却された第1のチャンバ 12は、矢印33で示すように周囲の材料から熱を奪う。
液体/蒸気混合物32は、従来がらの液体−蒸気収集器および分離器34を通過 し、蒸気から液体18を分離して、分離した液体18を液体還流ライン38を通 り第1のチャンバに戻し、蒸気を導管28を通して第2のチャンバ2゜に送る。
第2のチャンバに一旦入ると、蒸気は吸収材24により吸収または吸着される。
これにより、第1のチャンバ12内の減圧した蒸気圧が維持され、より多くの液 体18が沸騰して蒸気となり、さらにチャンバ12の温度を低下させる。蒸気の 連続的な除去により、液体18の蒸気圧以下に第1のチャンバ12内の圧力が維 持され、それによって液体18が蒸発し吸収材24が飽和するか、液体18が蒸 発し切るか、あるいは液体18の温度がその沸点以下にまで降下するまで、連続 的に液体18が沸騰し蒸気を生じる。
蒸発プロセスの間、第1のチャンバ12内の液面が降下する。ウィッキング材料 16は第1のチャンバ12の内部表面14上の液体18を保持し、第1のチャン バ12の有効伝熱表面積を減少させ、それによって冷却プロセスを緩慢にさせる であろう、液体18と内部表面14の間の接触面積の低下を防止する。
この発明の3つの重要な成分は、蒸発する液体、吸収材、およびウィッキング材 料である。液体および吸収材は相補的でなければならず(すなわち、吸収材は液 体により生じた蒸気を吸収または吸着できるものでなければならず)、3つのこ れらの成分のすべてに対する適切な選択は、短時間に温度の有用な変化をもたら すことができ、安全性に対する政府の基準に合致し、経済的な組合わせとなるで あろう。
この発明において用いられる冷却液体は、圧力の低下が高い蒸気生成速度をもた らすように、好ましくは周囲の温度において高い蒸気圧を有するものである。2 0℃における液体の蒸気圧は、好ましくは少なくとも約9mmHgであり、さら に好ましくは、少なくとも約15もしくは20mmHgである。さらに、(食物 製品の冷却のような成る用途では、液体が、事故か何かで、周囲に放出された場 合にも、政府の基準に合致しなければならない。この発明の種々の用途に対し適 切な特性を有する液体としては、メチルアルコールおよびエチルアルコールなど のような種々のアルコール、アセトンおよびアセトアルデヒドのようなケトンも しくはアルデヒド、水、フレオンC318,114,21,11,114B2. 113および112などのようなフレオン類が含まれる。好ましい液体は水であ る。
さらに、冷却液体は、液体がより迅速にスムーズに蒸発するよう、かつ液体の過 冷却が起こらぬように、沸騰を促進するように液体よりも大きな蒸気圧を有する 効果的な量の混合し得る核剤と混ぜることができる。適当な核剤には、エチルア ルコール、アセトン、メチルアルコール、プロピルアルコールおよびイソブチル アルコールが含まれ、これらはすべて水と混合し得る。たとえば、核剤と適合し 得る液体との組合わせは、水中の5%エチルアルコールまたはメチルアルコール 中の5%アセトンの組合わせかもしれない。好ましくは核剤は25℃において少 なくとも約25mmHgの蒸気圧を有し、さらに好ましくは少なくとも約35m mHgの蒸気圧を有する。他の方法として、化学実験の用途で用いられているよ うな従来の沸騰石のような固形の核剤を用いることもできる。
第2のチャンバ20中に用いられる吸収物質は、好ましくは、液体により生ずる 蒸気のすべてを吸収しかつ吸着することができ、また好ましくは食料との接触が 起こるがもじれない環境における用途に対する政府の安全基準に適合するもので ある。種々の用途に適合する吸収材には、酸化バリウム、過塩素酸マグネシウム 、硫酸カルシウム、酸化カルシウム、活性化炭素、塩化カルシウム、グリセリン 、シリカゲル、アルミナゲル、水素化カルシウム、無水燐酸、燐酸、水酸化カリ ウム、硫酸、塩化リチウム、エチレングリコールおよび硫酸ナトリウムが含まれ る。
ウィッキング材料16の選択においては、システムの条件および使用する特定の 冷却液体18に応じて、多くの材料を選択することができる。ウィッキング材料 は、冷却液体18に対する親和性およびウィッキング能力を本質的に有する布ま たは織物のような簡単なものでもよい。しだがっで、たとえば、冷却液体が水の 場合、また、フィルタ材料、天然セルロース、再生セルロース、セルロース誘導 体、吸取り紙または他の適当な材料からなる、布、シート、フェルトまたはフロ ラキング材料をウィッキング材料とすることができる。
最も好ましいウィッキング材料は、蒸発チャンバの内部表面をコーティングする ことのできるゲル形成ポリマーのような、非常に親水性のものである。このよう な材料として好ましくは、酢酸塩化ビニル、塩化ビニリデン、テトラフルオロエ チレン、メチルメタクリレート、ヘキサヒドロ(hexanedoic aci d) 、ジヒドO−2,5−フランジオン、プロペン酸(propenoic  acid)、1.3−イソベンゾフランジオン、1h−ピロール−2,5−ジオ ンもしくはヘキサヒドロ−2h−アゼピン−2−オンのアルキル、アリールおよ びアミノ誘導体ポリマーからなる。
ウィッキング材料はスプレー、フロック、または他の方法で第1チヤンバの内部 表面にコートもしくは塗布することができる。好ましい態様においては、ウィッ キング材料は静電的にその表面上に堆積される。他の態様においては、ウィッキ ング材料は非水系溶剤のような適当な溶剤に混合され、第1チヤンバの内部表面 にこの溶液が塗布される。
他の好ましい態様においては、ウィッキング材料は蒸発室の激しい沸騰を調整す ることができ、このため蒸気相中における液体の移動を減することができる。こ のような態様においてNウィッキング材料は多孔性の空隙を含んだもしくはスポ ンジのような構造を形成したポリマーであり1第1チヤンバのすべてもしくは一 部を充填することができる。
断熱材22はいかなる従来の断熱材をも用いることができるが、好ましくは低価 格のポリスチレンフオームのような高価でなく容易に形成できる材料である。
バルブは、従来から知られている種々のタイプのものを用いることができる。
この発明はまた、ここに説明した冷却装置の使用の方法をも含む。この方法は、 ここに述べたタイプの冷却装置を提供し、第1チヤンバ12および第2チャンバ 200間のバルブを開き、それによって、第1のチャンバ中の圧力を減少し、液 体を沸騰させ、蒸気を生成し、この蒸気を吸収材料で集め、吸収材が本質的に飽 和するか、第1のチャンバ中のもとの液体のすべてを本質的に吸収材によって集 めるかする、平衡の条件が達成されるまで、吸収材中において蒸気を集めること により第2のチャンバから蒸気を除去するステップを含んでいる。プロセスは好 ましくは、ワンショットプロセスであり、したがって、第1のチャンバ12と第 2のチャンバ20を連結する導管28内のバルブ30の開口は好ましくは非可逆 的である。同時に、系は閉ざされた系である。言い換えれば、冷却液体は系から 逃げることなく、冷却液体もしくは吸収材を第1のチャンバ12もしくは第2の チャンバ20から逃す手段もない。
国際調査報告

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.液体を含み、該液体に対するウィッキング材料により与えられた内部表面を 有する第1のチャンバと、前記液体に対する吸収材を含んだ第2の減圧チャンバ と、前記第1および第2のチャンバを連結する導管と、前記チャンバ間の前記導 管を通る流れを妨げるための前記導管内のバルブと、 前記バルブを開き、前記第1および第2のチャンバを連結させ、前記法体を蒸発 させ、蒸気を前記導管に通して前記吸収材に導き、これによって前記液体の蒸気 により前記第1のチャンバを冷却させるアクチュエータとを備える、内蔵冷却装 置。
  2. 2.前記法体に対するウィッキング材料が親水性ゲル形成ポリマーを備える、請 求項1に記載の装置。
  3. 3.前記液体に対するウィッキング材料が、酢酸塩化ビニル、塩化ビニリデン、 テトラフルオロエチレン、メチルメタクリレート、ヘキサンニ酸、ジヒドロ−2 ,5−フランジオン、プロペン酸、1,3−イソベンゾフランジオン、1h−ピ ロール−2,5−ジオンおよびヘキサヒドロ−2h−アゼピン−2−オンからな るグループから選ばれるアルキル、アリールおよびアミノ誘導体ポリマーからな る、請求項1の装置。
  4. 4.前記ウィッキング材料が多孔質の空間を含んだ構造を形成する、請求項1の 装置。
  5. 5.前記多孔質の構造が本質的に前記第1のチャンバ内に満たされている、請求 項4の装置。
  6. 6.前記ウィッキング材料が前記第1のチャンバの内部をおおっている、請求項 1の装置。
  7. 7.前記ウィッキング材料が静電的に前記第1のチャンバの内部表面に塗布され る、請求項6の装置。
  8. 8.前記液体に対する前記ウィッキング材料が、綿、天然セルロース、再生セル ロース、またはセルロース誘導体からなる、請求項1の装置。
  9. 9.前記液体が20℃で約9mmHg以上の蒸気圧を有する、請求項1の装置。
  10. 10.前記液体が水である、請求項1の装置。
  11. 11.前記第1のチャンバ中に25℃で約25mmHg以上の素気圧を有する核 剤をさらに備え、前記バルブを開いた結果として前記第1のチャンバの圧力が低 下したとき、前記チャンバの沸騰を促進する、請求項1の装置。
  12. 12.前記核剤がエチルアルコール、アセトン、メチルアルコール、プロピルア ルコールまたはイソブチルアルコールである、請求項11の装置。
  13. 13.前記第2のチャンバが断熱材と接触している、請求項1の装置。
  14. 14.(a) i)法体を含んだ第1のチャンバであって、前記液体に対するウィッキング材料 により与えられた内部表面を有する第1のチャンバと、 ii)前記液体に対する吸収材を含んだ第2の減圧チャンバと、 iii)前記第1および第2のチャンバを連結する導管と、 iv)閉じたとき前記第1のチャンバおよび前記第2のチャンバ間の流通を妨げ る導管内のバルブと、v)前記バルブを開き、前記第1および第2のチャンバを 連結するための手段 とを備える冷却装置を提供し、 (b)前記バルブを開け、前記第1のチャンバおよび前記第2のチャンバ間の流 通を許し、それによって前記第1のチャンバ内の圧力を減少し、前記液体を沸騰 させ、蒸気を生成し、その蒸気を前記導管を通して前記第2のチャンバに送り、 (c)前記吸収材が本質的に飽和するか、あるいは前記第1のチャンバ内にもと もと存在する液体のすべてを本質的に前記吸収材により集めるかする、平衡状態 に達するまで、前記吸収材中に蒸気を集めることによって、前記第2のチャンバ から蒸気を除去する各工程を備える冷却方法。
  15. 15.前記液体に対する前記ウィッキング材料が親水性のゲル生成ポリマーであ る、請求項14の方法。
  16. 16.前記液体に対する前記ウィッキング材料が、酢酸塩化ビニル、塩化ビニリ デン、テトラフルオロエチレン、メチルメタクリレート、ヘキサンニ酸、ジヒド ロ−2,5−フランジオン、プロペン酸、1,3−イソベンゾフランジオン、1 h−ピロール−2,5−ジオンおよびヘキサヒドロ−2h−アゼピン−2−オン からなる群より選ばれる、アルキル、アリールおよびアミノ誘導体ポリマーから なる、請求項14の方法。
  17. 17.前記ウイッキング材料が多孔質の空間を含んだ構造を生成する、請求項1 4の方法。
  18. 18.前記多孔質構造が本質的に前記第1のチャンバ内に満たされている、請求 項17の方法。
  19. 19.前記ウィッキング材料が前記第1のチャンバの内部表面をおおっている、 請求項14の方法。
  20. 20.前記ウィッキング材料が静電的に内部表面に塗布されている、請求項19 の方法。
  21. 21.前記ウィッキング材料が、綿、天然セルロース、再生セルロース、または セルロース誘導体からなる、請求項14の方法。
  22. 22.前記液体が20℃で約9mmHg以上の蒸気圧を有する、請求項14の方 法。
  23. 23.前記液体が水である、請求項14の方法。
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