JPH0250424A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

Info

Publication number
JPH0250424A
JPH0250424A JP19985088A JP19985088A JPH0250424A JP H0250424 A JPH0250424 A JP H0250424A JP 19985088 A JP19985088 A JP 19985088A JP 19985088 A JP19985088 A JP 19985088A JP H0250424 A JPH0250424 A JP H0250424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency power
plasma
power source
plasma processing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19985088A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidesato Iguchi
井口 英里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19985088A priority Critical patent/JPH0250424A/ja
Publication of JPH0250424A publication Critical patent/JPH0250424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロ波を利用したプラズマ処理技術に係り
、特にプラズマエツチングの加工形状の制御に適用して
有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
フィクロ波を利用したプラズマエツチング技術について
は、たとえば、株式会社工業調査会、昭和61年3月1
日発行、「電子材料」昭和61年3月号、P103〜P
109、および産業図書株式会社、昭和55年7月10
日発行、「半導体プラズマプロセス技術J P138〜
153に記載があるように、試料に高周波バイアス電圧
を印加する枚葉式プラズマエツチング装置がある。
その橿要は、マイクロ波に磁界を加えることによって高
密度のプラズマを発生させる一方、試料が載置される試
料載置台に高周波バイアス電圧を印加することによって
、試料に照射されるイオンの衝撃エネルギーを独立に制
御するものである。
そこで、従来の枚葉式プラズマエツチング装置において
は、高周波印加電橋を兼ねる試料載置台に固定された周
波数の高周波電源が接続させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記枚葉式プラズマエツチング装置における
シリコン酸化膜のスルーホール加工において、試料に照
射されるイオンの衝撃エネルギーの制御を行う高周波電
源の周波数を13.56M&から400K)tzに変え
ることにより、加工形状が変化することを本発明者は見
出した。
そこで、本発明の目的は、マイクロ波を利用したプラズ
マ処理を行う枚葉式プラズマエツチング装置において、
エツチングの加工形状を制御できるプラズマ処理装置を
提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、本発明のプラズマ処理装置は、試料に照射さ
れるイオンのisエネルギーをプラズマの発生と独立に
制御できる高周波電源を試料載置台に接続したプラズマ
処理装置であって、前記高周波電源の周波数が可変でき
るものである。
〔作用〕
そこで、本発明のプラズマ処理装置によれば、試料に照
射されるイオンの衝撃エネルギーをプラズマの発生と独
立に制御できる高周波電源の周波数が可変できることに
よって、プラズマエツチングにおける試料の加工形状を
制御することができる。
たとえば、試料載置台にIMHz未満の高周波電源が接
続された場合は、マイクロ波放電により解離されて生じ
たイオンを加速する作用のみを行うのに対し、IMHz
以上の高周波電源が接続された場合には、マイクロ波放
電に加え、さらに高周波放電を生じ、この高周波放電に
よりさらに解離されて生じたイオンの加速を促進する作
用を行うことにより、エツチングの加工形状が変化する
からである。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例であるプラズマエツチング装
置の要部を示す断面図、第2図は本実施例の高周波電源
にIMHz未満、たとえば400に翫の高周波電源を用
いた場合の放電状態とスルーホール加工を示す拡大断面
図、第3図は本実施例の高周波電源にIMHz以上、た
とえば13.56 M七の高周波電源を用いた場合の放
電状態とスルーホール加工を示す拡大断面図、第4図は
本実施例の高周波電源に400KHzの高周波電源と1
3.56M&の高周波電源とを用いた場合のスルーホー
ル加工を示す拡大断面図である。
本実施例のプラズマ処理装置は、たとえば、エツチング
レジストパターンが形成された半導体ウェハ(以下、ウ
ェハという)をエツチングするマイクロ波プラズマエツ
チング装置であり、その要部は下記のように構成されて
いる。
第1図に示すように、このプラズマエツチング装置1の
チャンバ2の中央部には、図示しないエレベータ機構な
どによって上下動可能なウェハ(試料)載置台3が設け
られ、チャンバ2の側壁に設けられたシャッタ4から挿
入されたウェハ(試料) 5がその上面中央に水平に載
置されるようになっている。
ウェハ載置台3には、容量6aを介して高周波電源7a
と、容量6bを介して高周波電源7bとが接続され、こ
れらの高周波電源?a、7bは切換スイッチ8で切り換
えられ、さらに、高周波印加電極を兼ねるウェハ載置台
3の近傍に接地電極9が配設され、ウェハ載置台3と接
地電極9との間に所定の高周波バイアス電圧が印加され
るようになっている。
チャンバ2の側壁には排気口10およびガス供給口11
が設けられ、チャンバ2の内部が所定の真空度に維持さ
れるとともに、反応ガスGが供給されるようになってい
る。
チャンバ2は、ウェハ載置台3の上方部分が石英からな
るベルジャ12によって構成され、ベルジャ12の外周
には発散磁場形成用コイルC1が、その上方には電子を
サイクロイド運動させるECR(ε1ectrorr 
Cyclotron Re5onance)用コイルC
2がそれぞれ配設され、これらによってウェハ載置台3
の上方に所定の磁束密度からなる磁場が形成されるよう
になっている。
チャンバ2の上方には横り字状をなす導波管13が設け
られ、その奥端に取り付けられたマグネトロン14から
発生される周波数2.45GHzのマイクロ波がチャン
バ2の内部に導入されるようになっている。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、チャンバ2の側壁のシャッタ4から挿入されたウ
ェハ5が下降位置にあるウェハ載置台3に載置されると
、エレベータ機構によりウェハ載置台3が上昇して、所
定の位置で停止する。
すると、排気口10から大気が吸引されてチャンバ2の
内部が所定の真空度(約10−’〜1O−4To r 
r)に維持され、反応ガスGがガス供給口11から供給
される。
次いで、ECR用コイルC2によって磁束密度875ガ
ウス以上の磁場が、また、発散磁場形成用コイルC1に
よって上記磁束密度よりは幾分弱い発散磁場がウェハ載
置台3の上方に形成され、400に&の高周波電源7a
、または13.56 M七の高周波電源7bからウェハ
載置台3に高周波バイアス電圧が印加されると同時に、
マグネトロン14からマイクロ波が発生される。
この時発生されたマイクロ波は、導波管13内を伝わり
、チャンバ2の内部へ導入され、磁場とマイクロ波との
相互作用によって、チャンバ2の内部にラジカルRや+
イオン■などを含む高密度のプラズマが発生され、高周
波バイアス電圧によって衝撃エネルギーの制御された+
イオンIおよびラジカルRによるウェハ5のエツチング
処理が開始される。
ここで、400に七の高周波電源7aと13゜56MH
zの高周波電源7bとを用いた場合の違いについて、第
2図および第3図に基づいて説明する。
まず、第2図(a)は400KHzの高周波電源7aに
より高周波バイアス電圧を印加した場合の放電状態を示
す拡大断面図、第2図(b)はその時のスルーホール加
工を示す拡大断面図である。
切換スイッチ8が400KHzの高周波電源7a側に切
り換えられると、ウェハ載置台3に40OK七の高周波
電源7aにより高周波バイアス電圧が印加されたウェハ
5付近の放電状態は、第2図(a)のように、マイクロ
波放電P直  により生じた+イオン!とラジカルI’
lのうち、+イオンIが高周波電源7aによって形成さ
れた電界Hにより加速される。
さらに、加速された+イオン■がウェハ5に対して垂直
に入射されるため、第2図(5)のように、基板15上
の絶縁膜16のスルーホールTは垂直形状となる。
一方、第3図(a)は13.56MHzの高周波型IP
、 1bにより高周波バイアス電圧を印加した場合の放
電状態を示す拡大断面図、第3図ら)はその時のスルー
ホール加工を示す拡大断面図である。
同様に、切換スイッチ8が13.56MHzの高周波電
源7b側に切り換えられると、ウェハ載置台3に13.
56MHzの高周波電源7bにより高周波バイアス電圧
が印加されたウェハ5付近の放電状態は、放電効率が大
きいために、第3図(a)のようにマイクロ波放電P1
 に加えて、ウェハ載置台3と接地電極9との間にさら
に高周波放電P、を生じ、従って、反応ガスGはマイク
ロ波放電P1  に加え、高周波放電P、によってさら
に解離される。
さらに、これらのマイクロ波放電P、および高周波放電
P、により生じた+イオンIは、13.56MHzの高
周波電源7bによって形成されたイオンシースSにより
加速され、また、過剰に形成されたラジカルRは、ウェ
ハ5上に等方的なポリマを堆積する。
従って、ラジカルRにより形成されたポリマと垂直に入
射される+イオン■との作用により、第3図(ハ)のよ
うに、基板15上の絶縁膜16のスルーホールTはテー
パ形状となる。
このように、ウェハ載置台3に400KHzの高周波バ
イアス電圧を印加した場合と、13.56 M七の高周
波バイアス電圧を印加した場合とでは、基板15上の絶
縁膜16のスルーホールTの加工形状は異なる。
また、第1図において、これらの高周波電R7a、7b
を切り換えた場合、たとえば、エツチングの前半に40
0KHzの高周波電源7a、エツチングの後半に13.
56MHzの高周波電源7bを用いた場合には、第4図
のように、基板15上の絶縁膜16のスルーホールTは
下部が垂直形状、上部がテーパ形状の加工形状が形成さ
れる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
たとえば、本実施例では、IMHz未満として400に
七、IM七以上として13.56 M七の2つの高周波
電源をそれぞれ単独に、あるいはそれらを組み合わせて
用いた場合について説明したが、本発明は前記実施例に
限定されず、数100KHzから数10MHzまでの高
周波電源をそれぞれ単独に、あるいは複数の高周波電源
を組み合わせて用いることによって、より一層の加工形
状の制御が可能となる。
また、本実施例では、基板上の絶縁膜を加工するスルー
ホール加工について説明したが、LDD(Lightl
y Doped Drain)構造のスペーサ形状の加
工制御などにも適用可能である。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその利用分野である半導体ウェハのプラズマ処理装置
に適用した場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、光デイスク用基板の微細加工など他のプ
ラズマ処理に適用することも可能である。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
試料に照射されるイオンの衝撃エネルギーをプラズマの
発生と独立に制御できる高周波電源の周波数が可変でき
ることによって、マイクロ波放電および高周波放電を発
生させ、イオンの衝撃エネルギーを可変することができ
る。
従って、エツチングの加工形状が変化し、プラズマエツ
チングにおける試料の加工形状を制御することができる
さらに、エツチングレジストパターンの微細化に伴う加
工の高精度化が可能となり、新規デバイス構造、たとえ
ば、多層配線実現のための多層構造基板などに対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるプラズマエツチング装
置の要部を示す断面図、 第2省翁燥実施例の高周波電源に400KHzの高周波
電源を用いた場合の放電状態とスルーホーの高周波電源
を用いた場合の放電状態とスルーホール加工を示す拡大
断面図、 第4図は本実施例の高周波電源に400KHzの高周波
電源と13.56MHzの高周波電源とを用いた場合の
スルーホール加工を示す拡大断面図である。 ャンバ、3・・・半導体ウェハ(試料)載置台、4・・
・シャッタ、5・・・半導体ウェハ(試料)、(ia、
13b−−・容量、7a・・・400に七(IMHz未
満)の高周波電源、7b・・・13゜56M七(IMH
z以上)の高周波電源、8・・・切換スイッチ、9・・
・接地電極、lO・・・排気口、11・・・ガス供給口
、12・・・ベルジャ、13・・・導波管、14・・・
マグネトロン、15・・・基板、16・・・絶縁膜、C
1・・・発散磁場形成用コイル、C2・・・ECR用コ
イル、G・・・反応ガス、Pl  ・・・マイクロ波放
電、P2  ・・・高周波放電、■・・・+イオン、R
・・・ラジカル、H・・・電界、S・・・イオンシース
、T優・・スルーホール。 1・・・プラズマエツチング装置、2・・・チ第 図 第 図 (a) (b) (a) 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料に照射されるイオンの衝撃エネルギーをプラズ
    マの発生と独立に制御できる高周波電源を試料載置台に
    接続したプラズマ処理装置であって、前記高周波電源の
    周波数が可変であることを特徴とするプラズマ処理装置
    。 2、チャンバ内にマイクロ波と磁場との相互作用による
    プラズマを発生させて所定のプラズマ処理を行うことを
    特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。 3、チャンバの周囲にECR用コイルと発散磁場形成用
    コイルとを配設したことを特徴とする請求項1記載のプ
    ラズマ処理装置。
JP19985088A 1988-08-12 1988-08-12 プラズマ処理装置 Pending JPH0250424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19985088A JPH0250424A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 プラズマ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19985088A JPH0250424A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 プラズマ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0250424A true JPH0250424A (ja) 1990-02-20

Family

ID=16414691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19985088A Pending JPH0250424A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 プラズマ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0250424A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1126189A (ja) * 1997-07-07 1999-01-29 Hitachi Ltd プラズマ処理方法及び装置
WO2008023700A1 (fr) * 2006-08-25 2008-02-28 Tokyo Electron Limited Procédé de gravure, dispositif de gravure, programme informatique, et support d'enregistrement

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1126189A (ja) * 1997-07-07 1999-01-29 Hitachi Ltd プラズマ処理方法及び装置
WO2008023700A1 (fr) * 2006-08-25 2008-02-28 Tokyo Electron Limited Procédé de gravure, dispositif de gravure, programme informatique, et support d'enregistrement
JP2008053516A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Tokyo Electron Ltd エッチング方法及びエッチング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8337713B2 (en) Methods for RF pulsing of a narrow gap capacitively coupled reactor
US5851600A (en) Plasma process method and apparatus
KR100394484B1 (ko) 플라즈마 처리 방법 및 장치
EP0805475B1 (en) Plasma processing apparatus
KR970005035B1 (ko) 플라즈마발생방법 및 그 장치
EP0591975B1 (en) Two parallel plate electrode type dry etching apparatus
JP2001181848A (ja) プラズマ処理装置
US20050126711A1 (en) Plasma processing apparatus
JPS63155728A (ja) プラズマ処理装置
JPH11288798A (ja) プラズマ生成装置
US7779783B2 (en) Plasma processing device
JPH0250424A (ja) プラズマ処理装置
JP2569019B2 (ja) エッチング方法及びその装置
JP2951797B2 (ja) プラズマ発生装置
JP2851765B2 (ja) プラズマ発生方法およびその装置
KR100785960B1 (ko) 플라즈마 처리 장치
JPH08195379A (ja) プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置
JPH025413A (ja) プラズマ処理装置
JP3164188B2 (ja) プラズマ処理装置
JP2800766B2 (ja) プラズマ処理方法及びその装置
JP3082331B2 (ja) 半導体製造装置および半導体装置の製造方法
JPS61174726A (ja) 薄膜形成方法
US20020168814A1 (en) Plasma processing method and apparatus
JP2675000B2 (ja) プラズマ処理装置
JPH08241797A (ja) プラズマ処理装置