JPH02504242A - 装飾的形態用油圧切断ブレードアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧式の食品切断装置用の切断ブレードアセンブリに関する。より詳 しくは、本発明はコア領域と周辺のスクラップ領域とを画定し、食料製品のコア 領域が認識可能な装飾的形態に切り取られるカッターブレードアセンブリに関す るものである。

〔従来の技術〕

多くの食料製品、特に野菜や果物は、缶詰めや冷凍の何れかによって、販売の前 に加工される。加工される製品が例えばエントウ豆のように元来が食べるに適し た大きさのものでない限り、製品は通常、缶詰めや冷凍の如き保存加工に先立っ て切り取られてスライスされたり或いは賽の目にされて食べられる大きさにされ る。

このようなスライスや賽の目切り、及びその他の切断作業は伝統的に、機械的な カッターによって行われてきた。しかしながら、比較的近年の食料製品切断技術 の進歩の結果、油圧切断装置を普通に使用することとなり、この装置は比較的大 量の食料製品を非常に高速で切断することが可能である。一時間あたり１３．６ 　）ン（３０，０００ポンド）から２２．７　トン（５０，０００ボンド）の切 断能力も例外的なものではない。

ジャガイモを切断する典型的な油圧切断装置においては、ジャガイモは水を満た したタンク中へと落とされ、次いで導管を通して整列シュートへと給送される。

整列シュートにおいてジャガイモは整列されて、ジャガイモのコアを複数の小さ な片に切断するカッターブレードアセンブリに当接する前に高速へと加速される 。油圧切断装置、即ち取引的には油圧ナイフとして知られているものは、ジャガ イモが適切に整列されカッターブレードアセンブリに当接する直前に高速に加速 される得るのであれば、非常に大量のジャガイモを切断するのに使用することが できる。

フィッシャーらの米国特許第４，３７２．１８４号は、ジャガイモの切り取りを 行うのに使用するカッターブレードアセンブリを開示している。

非常に自明なことであるが、油圧カッターナイフには単にジャガイモだけでなく 、各種の用途がある。それらの幾つかを挙げれば、ビート、ピクルス、人参、林 檎、パイナツプル及び文字通り数多くの他の食料製品が含まれる。

どの従来技術にも、ジャガイモのコアを装飾的な形態に切断し、例えばシーフー ドのファーストフードレストラン用の魚の形状のフライドポテトのようにして加 工食品の商品価値を高めるために油圧ナイフ装置を使用する方法を開示乃至教示 するものはない、或いはまた小さな子供用のアルファベット形フライドポテトの ような、特定の市場グループに関連して製品の食用アピール度を高めるためのも のもない。

装飾的な形態の食料製品は、多年にわたって開発され、また成功裡に市販されて いる。しかしながら普遍的な原則として、それらは元の細胞質状態にある食料製 品から直接に切断されたものとは異なる、成形された製品である。この例として は、押し出しされ次いで横断スライスされるか、或いはクツキーカッター形式の 装置によってシート切断されるクツキー及びパスタ生地が含まれる。横断スラ□ イスを行い得るような装飾的な形態のジャガイモのコアを直接に切り出すことは 、これまで試みられていない。

〔発明の解決しようとする課題〕

そこで本発明の課題は、カッターブレードアセンブリを通過する食料製品のコア を装飾的な、認識可能な形状に切断するために、油圧切断装置に使用できるカッ ターブレードアセンブリを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は、特定の装飾的形状を存する残余の断面コア領域をもたらす長手方向 通路の周辺セグメントを画定するために複数のストリップナイフが使用されてて るカッターブレードアセンブリを使用することによって達成される。

ストリップナイフに対する製品の衝突に伴う動的な力の故に、そしてストリップ ナイフを頻繁に研ぐ必要性のために、クツキーカッターのようにして全体的な形 状を単一のストリップナイフから形成することは実際的ではない、これに代えて 、周辺のフレームが幾つかの平行な連続面へと細分されて、それぞれが周辺領域 の特定のセグメントを画定するストリップナイフを含むようにされる。

ストリップナイフ上の端部タブが周辺フレームの切り込みの中に挿入され、その 位置においてしっかりと保持されて、周辺フレームに挿入されたこれらのタブの 圧縮によって、周辺フレームの各部が一緒にボルト止めされる場合にストリップ ナイフから来るぐらつきを最小限にしている。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は油圧切断装置概略的な説明図である。

第２図は装飾文字Ｍを切り出すためのカッターブレードアセンブリの頂部平面図 である。

第３図はＭの形状に部分的に切断されたジャガイモのコアの、説明的な斜視図で ある。

第４図は装飾的なコアＭを切り出すためのカッターブレードアセンブリの説明的 な斜視図である。

第５図はカッターブレードリング及びブレードの説明的な側面図である。

第６図は単一の魚形状のコアを切り出すためのカッターブレードアセンブリの説 明図である。

第７図は二つの魚形状のコアを切り出すためのカッターブレードアセンブリの説 明図である。

第８図は装飾的なＡの形状のコアを切り出すためのカッターブレードアセンブリ の説明図である。

第９図は装飾的なＸの形状のコアを切り出すためのカッターブレードアセンブリ の説明図である。

第１０図は装飾的なＫの形状のコアを切り出すためのカッターブレードアセンブ リの説明図である。

〔実施例〕

第１図は概略的な形式において、ジャガイモを切断するために使用する油圧切断 装置の主な部品を示している。ジャガイモ１７は水を満たした受容タンク２０の 中へと入れられる０通常は一枚インベラの遠心ポンプである食品ポンプ２１が受 容タンク２０から吸引を行い、水及びこれに浮いているジャガイモ１７をタンク からノズルガン２２へと給送する。

ノズルガン２２はペンチエリ−管として機能し、カッターブレードアセンブリ１ ０のナイフブレードに当接する直前にジャガイモ１７を加速し整列させるために 用いられる。切断される製品の種類、その大きさ、コアの密度及び物理的性質に 応じて、カッターブレードアセノブ１月００ナイフブレードに当接する点におけ る名目上の速度は、毎秒１２メートル（４０フイート）から１８メートル（６０ フイート）の範囲で変化される。

この場合には装飾的な形状のジャガイモのコア１８である切断された製品、並び に周囲のスクラップ１９は、カッターブレードアセンブリ１０から出て減速ルー プ２３に入るが、これは事実上、ペンチエリ−管の残りの半分である。この減速 ループは受容タンク２０上部の点に戻り、そこにおいて水、切断されたコア１８ 及びスクラップ１９はチェーン分離装Ｗ２４上に降ろされる。水はチェーン分離 装置２４を通り抜けて受容タンク２０に戻る。チェーン分離装置２４は典型的に は無端ループチェーン又は脱水シェーカーであり、ジャガイモを油圧切断装置ア センブリから機械的に取り出すために使用される。装飾的なコア１８及びスクラ ップ１９は次いで、通常は図示しない選別コンベヤーによって機械的に分離され る０次いでコア１８はやはり通常は機械的にスライスされて、湯通し、冷凍及び 販売用の包装といった手順によりさらに加工するために適当な厚みとされる。

今日使用されているカッターブレードアセンブリは通常、一時間あたり１３．６ 　）ン（３０，０００ボンド）から２２．７　）ン（５０，０００ボンド）の能 力で稼働されており、最高一時間当たり製品４５．４　）ン（１００，０００ボ ンド）までの能力で稼働されうる。８時間交代勤務の過程を辿る間に、即ちこれ は比較的大量の食料製品がカシタープレードアセンブリを通過することを表すも のであるが、その結果としてこの過程の間に、ストリップナイフは大体８時間の 交代勤務時間当たりに一度、取り外されて研磨される。

第２図、第４図及び第５図を参照すると、本発明者のカッターブレードアセンブ リが、第３図に示された如きＭの形状を有するジャガイモのコアを作成するよう 設計された実施形態でもって開示されている。第２図及び第３図に示されている 如き装飾的なＭを作成するためには、ジャガイモのコア領域においてＭを画定す るようジャガイモの周囲の部分を切り取るべく、複数のストリップナイフが使用 されねばならない、第４図及び第５図に示されている如きストリップナイフ１５ の端部タブがリング１１．１２及び１３の切り込み１４へと挿入されて、長手方 向通路の多セグメント周辺容積を全体でもって画定する。長手方向通路の種々の セグメントを画定するように複数のストリップナイフ１５を配列することにより 、残される断面コア領域は認識可能な各種の装飾的な形態に形成することができ る。第２図、第３図及び第４図に示された如き装飾的なＭの場合には、６枚のス トリップナイフが必要であり、その結実装飾的なＭの形状のコアと、１２個所に 及ぶ周囲の領域が生ずる。第２図を参照すると、カッタープレードアセンブリ１ ０上にまさに当接しようとする点において、丸ごとのジャガイモ１７が概略的に 表されている。ジャガイモ１７がＭの断面形状を有するジャガイモコアと、１２ 個の別々の周りのスクラップへと切断されることが理解されよう。

第５図は、カッターブレードアセンブリにおけるストリップナイフのぐらつきを 最小限にする結果をもたらす、本発明の特徴を示す説明的な側面図である。スト リップナイフ１５の端部タブ部分はリング１３の水平表面よりも僅かに上に持ち 上げられており、ストリップナイフを有するすべてのリングが孔部１６を通るボ ルトを用いて一緒にボルト止めされた場合には、ストリップナイフ１５はその位 置でしっかりとクランプされる。

第４図及び第５図に示されている如きこの構成は、ストリップナイフ１５の取り 外し及び研磨の目的で迅速に分解することのできるカッターブレードアセンブリ をもたらす。

第６図から第１０図は、各種の異なる装飾的輪郭形状でもって、装飾的な形態の コアを生ずるよう構成されているストリップナイフの他の輪郭を示している。第 ６図及び第７図は、魚の形状を有する装飾的なコアをもたらすストリップナイフ 輪郭を開示している。第６図は一匹の魚の形状のコアを形作るために６枚のスト リップナイフを用いている。６枚のストリップナイフを保持するためには、３個 の部分的なリングの使用が必要とされる。第７図は食品のコアが二匹の装飾的な 魚の部分へと切断される結果をもたらすストリップナイフ輪郭を開示しており、 ８枚のストリップナイフ及び４個の部分リングを使用することが必要となる。第 ８図、第９図及び第１０図はＡ、Ｘ及びＫの形のコア形状をもたらす他のストリ ップナイフ輪郭を開示している。実際においては、アルファベットの実質的にす べての文字、及び星形や三角形などの装飾的な幾何学形状が、ストリップナイフ の輪郭形状を変化させることによって容易に作成できることが見出されている。

以上においては本発明の現在好ましい実施例が図示され記述されてきたが、本発 明はこれらに限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲の範晴内において 実用上程々に具体化されうるちのであることは明確に理解されよう。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の７第１項）１．特許出願番 号 ＰＣＴ／ＵＳ　８７１０２２６３ ２、発明の名称 装飾的形態用油圧切断ブレードアセンブリ３、特許出願人 メンデンホール、ジョージ・エイ ４、代　理　人 ｆｆｉ　（０３）　６６３−７８０８　（代）５６　　捕正書の提出年月日 １９８８年１０月４日 ７、添付書類の目録 （１）補正書の写しく翻訳文）　　　　　　　　　　　１　通請求の範囲 １　液体媒体で満たされるよう構成された製品受容タンクと、食料製品を前記タ ンク内へと送出する手段と、前記媒体及び前記製品を前記タンクから取り出すた めの食品ポンプと、製品給送ラインと、前記ポンプが前記製品を前記製品給送ラ インへと送出することと、前記製品を分離し、整列し、加速してカッターブレー ドアセンブリへと給送する前記供給ラインの傾斜部分と、切断された製品を送出 するための前記カッターブレードアセンブリの後ろ側の手段とを有する、食料製 品を装飾的な形態に切断する装置において、 製品及び液体媒体を通過させる長手方向通過のための大きさ及び形状の内側長手 方向通路を有する周辺フレームと、前記周辺フレームの長手方向通路内に次々に 配置され、前記長手方向通路を通過する製品のコアを切断するだめのある画定さ れたコア断面領域と食料製品の周縁部分を切断するための複数の周縁セグメント へと前記長手方向通路を分割することにより装飾的に形造られた食料製品のコア を形成する、複数の連続的に配列されたストリップナイフと、 前記複数のストリップナイフが、装飾的な形態を有するコアの断面形状をもたら す長手方向通路の前記周縁セグメントを画定する大きさ及び形状であること、か らなるカッターブレードアセンブリの改良を特徴とする装置。

２　前記複数のストリップナイフが、魚の形状を画定しているコア切断領域をも たらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項１記載の装置。

３　前記複数のストリップナイフが、文字数字の形状を画定しているコア切断領 域をもたらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項１記載の装置。

４　前記複数のストリップナイフが、人の形状を画定しているコア切断領域をも たらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項１記載の装置。

５　前記複数のストリップナイフが、動物の形状を画定しているコア切断領域を もたらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項１記載の装置。

６　前記複数のストリップナイフが、認識可能な幾何学形の形状を画定している コア切断領域をもたらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項１記載の装 置。

７　前記複数のストリップナイフはさらに、長手方向通路を介しての食料製品の 通過の際の所与の時点において食料製品の何れか一つの部分と接触しているブレ ードの長さ及び数を制限するよう配置され形作られており、かくして切断されて いる食料製品に加わる摩擦力及び剪断力並びにその結果の食料製品の減速が最小 限となるようにする、請求項１記載のカッターブレードアセンブリ。

８　前記複数のストリップナイフが、魚の形状を画定しているコア切断領域をも たらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項７記載の装置。

９　前記複数のストリップナイフが、文字数字の形状を画定しているコア切断領 域をもたらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項７記載の装置。

１０　　前記複数のストリップナイフが、人の形状を画定しているコア切断領域 をもたらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項７記戦の装置。

１１　　前記複数のストリップナイフが、動物の形状を画定しているコア切断領 域をもたらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項７記載の装置。

１２　　前記複数のストリップナイフが、認識可能な幾何学形の形状を画定して いるコア切断領域をもたらす長手方向通路のセグメントを特徴する請求項７記載 の装置。

国際調査報告 国際調査報告 υＳ　８７０２２６３ ＳＡ　　　　１８７３７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　液体媒体で満たされるよう構成された製品受容タンクと、食料製品を前記タ ンク内へと送出する手段と、前記媒体及び前記製品を前記タンクから取り出すた めの食品ポンプと、製品給送ラインと、前記ポンプが前記製品を前記製品給送ラ インヘと送出することと、前記製品を分離し、整列し、加速してカッターブレー ドアセンプリヘと給送する前記供給ラインの傾斜部分と、切断された製品を送出 するための前記カッターブレードアセンブリの後ろ側の手段とを有する、食料製 品を装飾的な形態に切断する装置において、 製品及び液体媒体を通過させる長手方向通過のための大きさ及び形状の内側長手 方向通路を有する周辺フレームと、前記周辺フレームの長手方向通路内に配置さ れ、前記長手方向通路を通過する製品のコアを切断するためのある画定されたコ ア断面領域と、食料製品の周縁部分を切断するための複数の周縁セグメントヘと 前記長手方向通路を分割する複数のストリップナイフと、 前記複数のストリップナイフが、装飾的な形態を有するコアの断面形状をもたら す長手方向通路の前記周縁セグメントを画定する大きさ及び形状であること、か らなるカッターブレードアセンブリの改良を特徴とする装置。 ２　前記複数のストリップナイフが、魚の形状を画定しているコア切断領域をも たらす長手方向通路のセグメントを画定する、請求項１記載の装置。 ３　前記複数のストリップナイフが、文字数字の形状を画定しているコア切断領 域をもたらす長手方向通路のセグメントを画定する、請求項１記載の装置。 ４　前記複数のストリップナイフが、人の形状を画定しているコア切断領域をも たらす長手方向通路のセグメントを画定する、請求項１記載の装置。 ５　前記複数のストリップナイフが、動物の形状を画定しているコア切断領域を もたらす長手方向通路のセグメントを画定する、請求項１記載の装置。 ６　前記複数のストリップナイフが、認識可能な幾何学形の形状を画定している コア切断領域をもたらす長手方向通路のセグメントを画定する、請求項１記載の 装置。