JPH02502168A - 多数の窪みを有するプレート内のサンプル位置を視覚的に確認する装置と方法並びに装置の使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 多数の窪みを有するプレート内のサンプル位置を視覚的に確認する装置と方法並 びに装置の使用方法発明の詳細な説明 本発明は、サンプルを透明な多数の窪みを有するプレート内の窪みに加える場合 の手作業を容易にする手段に関するものであり、更に詳しくは、サンプル溶液が 加えられていない窪みからサンプル溶液をたやすく区別で幹且つ分類できる方法 でサンプル溶液が加えられている多数の窪みを有するプレート内の窪みを自動的 に明示する技術の方法、装置、及び用法に関するものである。

身体中の流体及び他の媒体の分析を行なうために多くの方法が、現在のところ、 医療や生物学の分野や診療の分野で行なわれている。とりわけこれらの分析的方 法のなかで、各種の免疫分析（ＲＩＡ法）が通常採用されているが、それは、高 い感度と選択性が結合されており、また多数のサンプルを比較的容易に検査する ことが可能だからである。放射線免疫分析は、各種の高分子及び低分子の分子量 の定量分析にしばしば採用されている方法の１つである。この方法は、分析物と 同じ物置である放射線トレーサ抗原や分析物に反する抗体を利用する。

しかし、最近の数年の間、免疫分析に新しい方法が開発され、これは、放射能に は依存せず、その代りにトレーサとして例えば酵素を利用するものである。この 酵素連結免疫分析法（ＥＬＩＳＡ法）は、そのような分析方法の１つである。

ＥＬＩＳＡ法は適当な条件が与えられると、感度においてＲＩＡ法に等しく、時 としてより高感度である。その上、放射能トレーサが使用されないので、サンプ ルは最終的なスペクトル光度測定を含む全ての操作過程で互いに出来る限り近ず けて置いておくことが出来る。

ＥＬＩＳＡ法技術のために特に設計された多種の機械装置を現在市場で入手可能 である。この分野での突破口は、標準サイズで設計されたいわゆるｒ多数の窪み を有するプレート（マルチフェルプレート）１である。このタイプのＥＬＩ　Ｓ Ａ法によその他の目的で使用されている。多数の窪みを有するプレートの最も普 通の実施態様は、サイズが１２５ｘ８５ｔａの透明プラスチックから成り、９６ 個の小さい窪みを有したものである。

おのおのの窪みは大体３５０μｍの容量を運ぶことが出来、それぞれがｒ試験管 １と考えられている。かくして、多数の窪みを有するプレートのタイプでは、９ ６個の相違したサンプルが、極めて小さい場所で取り扱うことが出来るものであ る。

更に、多数の窪みを有するプレートはそれ自体で特にその使用に向けられた器具 や装置の開発をもたらした。注入、分配、洗浄、スペクトル光度測定のための器 具を採用すれば、合理的な操作が容易に行なえるであろうし、はとんどの試験施 設で合理的コストでかなりの程度にオートメーション化されるであろう、このよ うな可能性にもかかわらず、個々のサンプルの追加は未だにほとんどの試験施設 で手作業で行なわれている。

サンプルの手にによる追加に関しては問題があるが、それは、サンプルを加えて いるとき場所の限定が通常大変困難である点である。その理由の１つは、はとん どのサンプルが半透明か色が着いていないからである。また操作者はサンプルが 加えられているときプレートを常時見ているわけではない、窪み間の短い距離と それらの小さな寸法も困難の理由である。サンプルの窪みの位置は容易に混同さ れあるいは見落され、また、２つの異なるサンプルが同一の窪み中に加えられ、 誤った分析結果をもたらし、由々しい結果を招来しかねない、更に、操作は操作 者の目を最も疲れさせる。

この発明の１つの目的は、上記の困難を除去するか少なくともかなり減少させる ことである。また、ある簡単な方法でサンプル溶液を加えるのと同時にそれが加 えられていることを示す視覚的表示を得ることを可能にすることもこの発明の目 的であ化された発明により達成される０本発明の出現以前には、窪みの中にサン プル溶液を加えることについての瞬時的表示に関する装置は利用できる状態には なかった。加えられたサンプルの簡単、早く且つ確実な表示を可能にするため、 加えられたサンプルそれ自体と送られた光の上のサンプルのレンズ効果とが本発 明で利用される。そのレンズ効果は、表面張力を低下させる蛋白質、洗剤または その他の素材を通常含むサンプル溶液の凸面に依存し、また、窪みの底の形状に も依存する。適当な距離を開けて上からと別の窪みを通して簡単に観察できる幾 何学パターンまたはスクリーンを配置する時、参考パターンが得られるが、それ はサンプルを加えるとき光の屈折のためかなり変化する。幾何学パターンまたは スクリーンの視覚上のイメージは、窪みの中で平な底に小さくなるが丸い底では 底では大きくなる。出来るだけ明瞭な表示を得るため、それは、幾何学パターン またはスクリーンの中で有意義に対比されねばならない。

これは、光源を幾何学パターンまたはスクリーンの下に置き、一部を透かし照ら すことにより行なえる。

鮮明な表示は、サンプル付加が行なわれたらすぐにサンプルが加えられている場 所を示しプレート上の連続性に依存しないやり方で得られる。

本発明は、以下添付の図面と共に更に説明される。

Ｎ１区は、本発明装置の実施例の斜面図、第２図は、第１図Ａ−Ａ線断面図、 第３図は、第１図、第２図の装置の上に置いた多数の窪みを有するプレートの平 面図、 第４図は、第１図、第２図の装置の上に置いた別の多数の窪みを有するプレート の平面図である。

Ｎ１図に示す本発明の実施例は、木のサイズと形状に等しい平行６面体の形をし たケーシング１から成る。ケーシング１の下面は望ましくはゴムサポートが付い ており、また、図示していないが、大体１５度の傾くことが出来るように、端縁 に折畳み可能なサポートを取り付けてもよい、上面には、多数の窪みを有するプ レートが適合するセクション２と、通気孔のついたセクション３が設けられてい る。メインスイッチ（図示せず）と給電コード５は通常の方法でケーシング１内 にある変圧器（図示せず）が主電圧に連結できるような従来の手段で配備されて いる。変圧器は、発生した熱がケーシング下方の隙間（図示せず）とケーシング １の上部の排気用の穴を有するセクション３とを通る気流により排気されるよう にケーシングｌ内に装備される。

纂２図からもっと明瞭に理解されるであろうが、多数の窪みを有するプレートを 適合するセクション２は、ケーシング１の上部パネル１０に対して穴となったス ペースから成る。ホルダ一手段１１は、セクション２の開口周囲の上部パネル１ ｏの下側に取りつけられるフランジによって区画され、内方へ伸びると共に多数 の窪みを有するプレートを置くことができるスクリーン２０を保持するフランジ １２に向って、大体３＋ｏｍの立ち下フた穴によって多数の窪みを有するプレー トを適合させるセクション２を形成している。ホルダ一手段１１は、更に水平な 底部分１４に対し大体１０ｍ！＋フランジから下方に伸びる垂直部分１３で区画 されている。ホルダ一手段は、“Ｃｏｂｅｘ”なる商標のほぼ透明なプラスチッ ク材料を真空プレスすることによりそのサンプルが製造されている。

第２図に示されているスクリーン２０は、多数の窪みを有するプレートの底のサ イズと同じサイズであり同じ形である透明素材原料でできたシートから製造され 、多数の窪みを有するプレートの個々の窪みの場所に対応した円形部分を除き、 シート全面をカバーする不透明部分を有している。このスクリーン２０によって 、不要の光の一部のマスキングが行なわれる。それによって、各窪みは、より容 易に互いに区別され、本発明により得られる光学効果が顕著に現れる。

シート３０は、ホルダ一手段１１の底部分１４とサイズ、形が同じである透明物 質から構成られ、全表面にわたり大体２゜５ｍｍの交差間隔のグリッド網目のパ ターン表面３１を有している。綱目はスクリーン内２０の不透明部分と園様に透 明物質の上に直接シルクスクリーン印刷が行なわれている。

光源４０は、プレキシガラスで出来たブレニド４１、プリント基板４６及びミニ チュアランプ４５ａ−ｅから成る。このプレート４１は、１０■程度の厚みがあ り、少なくともホルダ一手段１１の底部分１４に対応したサイズとなっている。

プレート４１の上部表面４３は、拡散光を放散するため磨かれておりプレートの 下表面から、穴４２ａ−ｅが８ＩＤＩＩｌ程度の深さで穴開けされている。プリ ント基板４６の上には、前記の穴４２ａ−ｅに嵌ってミニチュアランプ４５ａ− ｅが置かれ、プリント基板４６には、ミニチュアランプ４５ａ−ｅへの電力供給 のため、プリント回路（図示せず）が通常の方法で形成されている。変圧器から プリント基板への電力供給も同じく通常の手段が用いられる。光源４０は、ホル ダ一手段１１に直接連結してマウントされ、光が均一して分散するように、ラン プと共に光を出す、好ましい実施例としては、１０個のランプが光源に沿フて位 置する２つの列に配備され、各列の中央のランプが外側のランプよりわずかに長 い間隔を置く、光の最大効果を得るためには、プレート４１の全サイドには、底 部分１４に対応する上面４３の一部を除いて反射層を装備させる。上述の光源４ ０は、消費電力が小さく、高い熱を発生しないものである。

さもないと、サンプルに悪影響を及ぼすことになる。

第１図及び第２図のように多数の窪みを有するプレートが装置のセクション２内 に置かれた場合、シート３０のパターン表面３１は、個々の窪みの底と、スクリ ーン内の対応した透明セクションを通して視認される。パターン表面がグリッド 網目から成るとき、サンプル溶液のない窪みとして第３図及び第４図内のＡ２． Ｂ１．Ｂ２．Ｂ３．及びＣ２の位置に従って現れる。サンプル゛溶液のあるＡｔ 、Ａ３．Ａ４及びＣ１の位置において、多数の窪みｔ有するプレートが平らな底 を有するものであれば、第３図のようにグリッド網目は縮小するであろうし、そ の窪みが丸い底を有するタイプのものであるならば、第４図のように拡大される 。第３図とＮ４図から明らかなように、多数の窪みを有するプレートのタイプに 関係なく空の窪みとサンプル溶液の入った窪みの間に顕著な相違が現れる。

図面に示される実施例は、本発明の１例とみなされるべきで、本発明はクレーム で定義される通りのものである０例えば、光源は別の形態でもよいし、他の光源 からの光を使用して省略することが出来る０表面３１のパターンは、グリッド網 目に限定されるものではなく、別の規則正しくした線、点、文字、その他のシン ボルなどの模様でもよく、更には不規則の数字、文字、その他のシンボルでもよ く、これらは全て本発明の範囲内である。

４枦１ｔ−−門一一一市１１内−＾ｓｉ、＋ｓ＋、＊ｅ１１＠、ｐ（τ７ＳＥＥ ７１０Ｏ”６２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．表面パターンが窪みの底を通して見ることができ、また、サンプル溶液が加 えられている窪みを通して観察されるときパターン表面の自で見える映像が顕著 な相違を示すようにして多数の窪みを有するプレートをパターン表面からある距 離して設置したことを特徴とする多数の窪みを有するプレートの窪み内のサンプ ル溶液の存在の表示方法 ２．光源によりパターン表面を照明することを特徴とする特許請求の範囲第１項 の多数の窪みを有するプレートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示方法 ３．シートの下に位置する光源からパターン表面が置かれるシートの部分を通過 する光を当てることを特徴とする特許請求の範囲第２項の多数の窪みを有するプ レートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示方法 ４．パターン表面３１が窪みの底を通して観察されるとき、加えられているサン プル溶液により映像において顕著な相違が窪み中に示されるように、パターン表 面３１と、パターン表面３１から所定の距離を開けて多数の窪みを有するプレー トを保持するためのホルダー手段１１を設けたことを特徴とする多数の窪みを有 するプレートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示装置 ５．パターン表面３１がスクリーンまたは幾何模様を保持するシート３０上に設 けられていることを特徴とする特許請求の範囲第４項の多数の窪みを有するプレ ートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示装置 ６．ホルダー手段１１によって保持された多数の窪みを有するプレートの窪みに 対応した半透明の区画と不透明素材によるマスキングを有するスクリーン２０を 設けたことを特徴とする特許請求の範囲第４項または第５項の多数の窪みを有す るプレートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示装置７．光源４０を有すること を特徴とする特許請求の範囲第４項第５項または第６項の多数の窪みを有するプ レートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示装置 ８．光源４０が拡散表面４３のあるプレート４１と、この表面４３に光を均等に 分散させるランプとから成ることを特徴とする特許請求の範囲第７項の多数の窪 みを有するプレートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示装置 ９．パターン表面３１を有するシート３０が前記プレートの拡散表面の上に載せ られ且つそのシートが透明であることを特徴とする特許請求の範囲第８項のプレ ートの窪み内のサンプル溶液の存在の表示装置 １０．サンプル内の光の屈折によるパターンの変化に基づいて窪み内のサンプル 溶液の存在の視覚的表示のため多数の窪みを有するプレートの下にある距離を開 けて配置されたパターン表面を使用する使用方法 １１．パターン表面が少なくとも部分的に透明となったシートの上に配置され、 光がと光線通過のために使用される特許請求の範囲第１０項のパターン表面を使 用する使用方法発明の詳細な説明