JPH0250049A - 太陽エネルギ変換パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は太陽エネルギを熱あるいは熱と電気に変換して
取り出すようにした太陽エネルギ変換パネルに関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来の太陽エンルギ変換パネルとしては、特開昭６３−
８８９７８号等数多くの提案がなされている。

そして、これらの従来例のものにあっては、−枚のパネ
ル内における集熱器や太陽電池素子の数及び面積が、一
定であり、−枚のパネル内でこれを変更することができ
ない構成となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の太陽エネルギ変換パネルでは、集熱量や発電量を
増加したり、減少させたりするには、上記定容量のパネ
ルを複数個連結したり、取除く必要があり、その際、集
熱器の媒体となる液体用配管及び太陽電池の配線等に手
間がかかり、コスト高になる欠点があった。またパネル
相互間の熱媒体の通路抵抗が大きかった。

本発明は上記のことにかんがみなされたもので、需要側
の負荷状況により、一定量のパネル単位体を必要数連結
するという簡単な工数で目的とする容量の太陽エネルギ
変換パネルを提供することを目的とするものである。

また上記必要数だけ連結するパネル単位体相互の連結部
通路の流路抵抗の増加をなくすることができる太陽エネ
ルギ変換パネルを提供することを目的とするものである
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明に係る太陽エネルギ
変換パネルは熱媒体通路を備えたパネル単位体を、所要
個数だけ上記熱媒体用通路の配管端部で接続した構成と
なっている。

また隣接する上記各パネル単位の熱媒体用通路の配管端
部の相互を当接した状態で熱溶着した構成となっている
。

〔作　用〕

パネル単位体の相互の配管端部で接続することにより、
パネル全体の容量が需要側の負荷状況に応じて任意に変
えられる。

そして上記隣接する各パネル単位体相互の接続部は配管
端部の相互を当接して熱溶着したことにより、この部分
の管路系は他の部分より小径になることがなく、流路抵
抗は他の部分と同じになる。

〔実　施　例〕

本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図から第３図は本発明の第１の実施例を示すもので
、図中Ａはパネル単位体であり、このパネル単位体Ａは
パネル本体１とベント２とヘッダ３とからなっている。

上記パネル本体１には複数の熱媒体通路が平行に設けて
あり、このパネル本体１の一端部に、上記熱媒体通路の
相互を連通ずるベント２が接着されており、他端部に、
上記熱媒体通路の上流側端に接続する入口管３ａと、下
流側端に接続する出口管３ｂを備えたヘッダ３が接着さ
れている。上記ヘッダ３の入口管３ａの端部は、出口管
３ｂの内径に嵌合するための小径部３Ｃが形成されてい
る。

４はパネル本体１に取付けられた太陽光を受ける太陽電
池素子である。

上記のように構成された各パネル単位体Ａは第２図に示
すように、複数個連結して１つの太陽エネルギ変換パネ
ルを構成する。この実施例の場合、パネル単位体Ａを２
個ずつ連結した構成体を左右に組合わせて容量アップを
図った構成となっている。

上記各パネル単位体Ａの連結はヘッダ３の入口管３ａの
小径部３Ｃを、１つ前のパネル単位体Ａの出口管３ｂの
内径に差し込むことにより接合部５で接合される。

第２図に示す構成において、左側の入口３ａから供給さ
れた熱媒体は矢印６．〜６．を経て、この間媒体通路に
て太陽エネルギを吸収した後、出口３ｂから排出される
。またこのとき、太陽電池素子４にて太陽エネルギの一
部が電気エネルギに変換される。

第３図、第４図は本発明の第２の実施例を示すもので、
パネル単位体Ｂを構成するパネル本体１１の両側端部に
ヘッダ１２が接着される構成となっている。上記ヘッダ
１２の相互の入口管１２ａと出口管１２ｂはこの両管１
２ａ。

１２ｂの内径に嵌合する連結管１２ｃにて連結されるよ
うになっている。

上記のように構成された各パネル単位体Ｂは第４図に示
すように、隣接するもの相互のヘッダ１２の入口、出口
管１２ａ、１２ｂを連結管１２ｃにて連結することによ
り、必要個数だけ連結する。

この第４図に示す構成において、入口から供給された熱
媒体は、矢印１６１．〜１６４で示すように、各パネル
本体１１を経て太陽エネルギを吸収した後、矢印１６５
〜１６８に示す経路を通号て出口へと排出される。

なお、上記実施例における各ヘッダ１２において、他の
ヘッダ等に接続されない入口管１２ａ。

出口管１２ｂは適当な手段で閉塞しておく。

第５図から第７図は本発明の第３の実施例を示すもので
、パネル単位体ｃ、ｃ’を構成するパネル本体２２．２
２’の両側端部にヘッダが熱溶着される構成となってい
る。

そして第５図に示すものは、両側端に出入口２３ａ、２
３ｂを有するヘッダ２３．２３を用いるものであり、第
６図に示すものは、一方に出入口２３ａ、２３ｂを両側
端に有するヘッダ２３を、他方に一側端と側面に出入口
２４ａ１２４ｂを有するヘッダ２４が用いられている。

上記のように構成された各パネル単位体Ｃ１Ｃ′は第７
図に示すように、両側端に出入口２３ａ、２３ｂを有す
るヘッダ２３．２３を用いたパネル単位体Ｃを複数個な
らべ、その両側に、−側端と側面に出入口２４ａ、２４
ｂを有するヘッダ２４を用いたパネル単位体Ｃ′を配置
し、それぞれの隣接するパネル単位体Ｃ１Ｃ′のヘッダ
２３．２４の対向する出入口２３ａ。

２３ｂ、２４ａの相互を対接し、これを熱溶着すること
により連結して太陽エネルギ変換パネルの構成体が構成
される。

なお上記実施例では構成体の両側に側面に１個の出入口
２４ｂを存するヘッダ２４を用いたパネル単位体ｃ’　
、ｃ’　を配置した例を示したが、一方にだけ上記パネ
ル単位体Ｃ′を用い、あるいは、両端に出入口２３ａ、
２３ｂを有するヘッダ２３を用いたパネル単位体Ｃ１Ｃ
だけで構成体を構成してもよい。この場合、両側部に開
口するそれぞれ２個の出入口の一方を部材２５にて閉塞
する。

上記構成において、入口から供給された熱媒体は矢印２
６１．〜２６ｎで示すように、各パネル本体２２を経て
太陽エネルギを吸収した後、矢印２７１．〜２７ｎで示
す経路を通って出口へと排出される。

このとき、各パネル単位体ｃ、ｃ’は各ヘッダ２３．２
４の対向する出入口２３ａ、２３ｂ。

２４ａにて接続されるが、この各接続部は各出入口を対
接して溶着されていることにより、この接続部の通路断
面積はヘッダの他の部と略同−１少なくとも小さくなら
ない。このため、この部分の流路抵抗の増加はない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、需要側の負荷状況により一定量のパネ
ル単位体Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｃ’を必要数連結するという簡単
な数で目的とする容量の太陽エネルギ変換パネルを得る
ことができる。

また上記必要数だけ連結するパネル単位体Ｃ２Ｃ′相互
の連結部通路の連結部での流路抵抗の増加をなくすこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の第１の実施例を示すもので、
第１図はパネル単位体の分解斜視図、第２図は全体平面
図、第３図、第４図は本発明の第２の実施例を示すもの
で、第３図はパネル単位体の分解斜視図、第４図は全体
平面図、第５図から第７図は本発明の第３の実施例を示
すもので、第５図、第６図はパネル単位体の分解斜視図
、第７図は全体平面図である。 １．１１．２２はパネル本体、２はベント、３．１２，
２３．２４はヘッダ。 出願人　　株式会社　小　松　製　作　所代理人　　弁
理士　　米　原　正　章

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱媒体通路を備えたパネル単位体を、所要個数だ
   け上記熱媒体用通路の配管端部で接続したことを特徴と
   する太陽エネルギ変換パネル。
2. （２）隣接する各パネル単位体の熱媒体用通路の配管端
   部の相互を当接した状態で熱溶着したことを特徴とする
   請求項１記載の太陽エネルギ変換パネル。