JPH02500325A - 斑入り - Google Patents

斑入り

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JPH02500325A
JPH02500325A JP50529987A JP50529987A JPH02500325A JP H02500325 A JPH02500325 A JP H02500325A JP 50529987 A JP50529987 A JP 50529987A JP 50529987 A JP50529987 A JP 50529987A JP H02500325 A JPH02500325 A JP H02500325A
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フランカム・リチャード
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 斑 入 り 技術分野 本発明は遺伝物質を操作することにより植物および動物に斑入り模様(var  iegat 1on)を導入する方法を提供する。
背景技術 観賞用植物および動物の新しい形態のものは商業的価値が大きいことが多い。注 目を集めている一つの新しい形態のものは斑入り模様である。斑入り模様は生物 の外観または色ならびに生物の生化学的特性の変化を包含する。
斑入り模様はいくつかの原因、すなわち:a、突然変異葉緑素と正常葉緑素との 分離(植物において) b、核キメラ C0体細胞の突然変異を起すトランスポゾンの不安定d、ウィルス感染 e0位置効果による斑入り(PEV) によって起る。
パターン遺伝子は扇形模様、水玉模様および他の可変模様を生じさせるが、通常 典型的な斑入り模様を生成しない。
a〜eのうちPEVのみが遺伝的に安定である。PEVは染色体転位の切断位置 近くにおける遺伝子のモザイク発現である。これは従来ショウジヨウバエのいく つかの種、植物および真田について説明されている。このことはこの現象がおそ らくいたる所に見られることを示唆するものである。
PEVの分子的根拠は1930年にエッチ、ジュー。ミュラー()1.J、 M uller)によってこの現象が発見されて以来未だ知られていない。
従来斑入りの開発は斑入りの自然発生に頼っていた。その理由は計画的な明確な 方法で斑入り模様を生成することが従来不可能であったからである。
最近本発明者はPEVおよびいくつかの他の形態の斑入りはアンチセンス転写ま たはプロモーター・オフルージョン(読み過し転写)から生じ、前者は切断位置 が影響を受けた遺伝子の3′側に在る場合に作用し、後者は切断位置が影響を受 けた遺伝子の5′側に在る場合に作用する。実質的に偶発的な証拠のほかにこの ような仮説を支持する直接的な証拠がある。
本発明は斑入りの原因を理解することによって遺伝子工学を使用して斑入り模様 を計画的に生成する手段に到達するという認識から出発している。アンチセンス (anti−sense)RNAを生成するかあるいはプロモーター・オフルー ジョン(occlusion)をもたらす遺伝子構造体(construct) は、生きている生物の任意の種の適当な遺伝子型中に挿入された場合に、斑入り 表現型を生成することができる。
(a)アンチセンス転写 アンチセンスRNAは遺伝子の機能を変えるために従来広く使用されている(ア イデント(Izant)およびワイントララブ(Weintraub) 、rサ イエンス」ン狙、345〜352(1985) ;グリーン(Green) ら 、「アニュアル・レビュー・オブ・バイオケミストリイ(Annual Rev iew of Biochemistry) J 55.569〜597 (1 986) )、 Lかし、アンチセンスRNA は斑入り模様を生成するという 目的では従来使用されていない。
アンチセンス転写は、遺伝子工学を使用して、問題とする遺伝子に対してセンス (sense) mRNAおよびアンチセンスRNAの両方を生成する遺伝子型 を生成することにより表現型斑入り模様を生成するために使用することができる 。アンチセンスRNAは遺伝子のすべてまたは部分に対するものとすることがで きる。アンチセンスRNA転写はセンスmRNAに相補的な塩基配列を有してい るため、これらはハイブリッドを形成し、従ってセンスmRNAの大部分または すべてを不活性化する。
表現型の斑入りは、すべてのセンスmRNAがいくつかの細胞においてハイブリ ッドを形成し、不活性化されるが、他のものにおいては十分なセンスmRNAが ハイブリッド形成を逃れて機能的生成物をもたらす限界値においてアンチセンス /センス転写が行われる場合に生しる。
異なる遺伝子型の表現型発現はハイブリッドを形成していない野生型mRNAの 量によって決まる。従って、前記発現はセンス転写対アンチセンス転写の比によ って決まる。
遺伝子の一部分にとってセンスmRNAおよびアンチセンスRNAの両方を含む 斑入り突然変異の自然に起る例が、眼に斑点が付くように着色されているキイロ ショウジョウバエについて報告されている(キッド(Kidd)およびヤング( Young) 、rネエイチャー」災、89〜91 (1986) )、しかし 、この文献には斑入り表現型を生じる際に含まれる詳細な機構は記載されておら ず、また研究結果と斑入りの計画的な生成との関係についても言及されていない 。
(b)プロモーター・オフルージョン プロモーター・オフルージョンは原核生物における遺伝子の機能を抑制するため の手段としてよく知られている(アドヒア(Adhya)およびゴッテスマン( Go t Lesman)、「セル(Cell) 」29.939〜944 ( 1982) )。しかし、従来プロモーター・オフルージョンは斑入り表現型の 計画的生成に適用されたことがない。
プロモーター・オフルージョンは転写停止信号を有していない遺伝子が別の遺伝 子の上流で同じ転写配向に位置している場合に起る。上流のプロモーターからの 転写は、非機能的な読み過し転写産物を生成することにより、下流遺伝子の正常 な転写を妨害することがある。斑入り表現型は、下流遺伝子が時々正常な転写産 物を生成する場合に、偶然的にいくつかの細胞は転写産物を有していない(かつ 突然変位表現型を有している)が、他の細胞は機能的転写産物を有している(か つ野生型表現型を有している)ような結果をもたらすことがあ゛る。
この現象が自然に起ることは眼を斑点が付くように着色したキイロショウジョウ バエについて報告されている(キッド、ケリー(Kel 1ey)およびヤング 、「モレキュラー−アンド・セルラー・バイオロジ4−(Molecular  and CellularBiology) J 6−13094〜3108  (1986) 、関連する詳細な説明は第3104頁)。
しかし、この文献は斑入りを生成する詳細な機構については言及していない、さ らに、この文献は研究結果と斑入りの計画的生成との関連についても言及してい ない。 ゛光101示 本発明は生存する生物の任意の種において安定で明確な斑入りを生成する遺伝子 操作方法を提供する。
第1の例においては、本発明は、少くとも1個の遺伝子の表現型発現が斑入りで ある遺伝子操作された生物において、少くとも1個の機能的遺伝子、および生物 に転写することができ、前記遺伝子が断続的に発現されるように前記遺伝子の発 現を妨害することができる少くとも1個の挿入されたDNA配列を有することを 特徴とする遺伝子操作された生物を提供する。
前記挿入されたDNA配列は前記遺伝子から転写されたlllRNAの少くとも 一部分に相補的なn+RNAに対する暗号づけを行うのが好ましく、また前記挿 入されたDNA配列がカリフラワー・モザイクウィルスの535プロモーターの ようなプロモーターを含むのが好ましい。
また、本発明の範囲内には、前記生物中に転写することができかつ少くとも1個 の機能的遺伝子の発現を妨害することができる少くとも1個のDNA配列を、前 記遺伝子が前記生物において断続的に発現されるように、前記生物またはその配 偶子中に挿入することを特徴とする遺伝子操作によって生物に斑を入れる方法が 含まれる。
本発明の他の面においては、問題とする種の染色体DNA中に挿入するのに適し たレプリコン、遺伝子クローニング部位および該遺伝子クローニング部位に挿入 された少くとも1個の遺伝子の発現を妨害することができるDNA配列を′有す ることを特徴とするベクター系を提供する。
本発明の好ましい生物は少くとも1個の遺伝子を有し、該遺伝子はプロモーター と、該プロモーターが前記遺伝子のアンチセンスコピーの転写を促進して前記遺 伝子のセンスコピーから転写された+nRNAに対してハイブリッド形成可能な メツセージを発生するように配向するよう、前記遺伝子に対して3′において組 み合わせられているか、あるいは該遺伝子は前記プロモーターと、該プロモータ ーが前記遺伝子と組み合わされている任意のプロモーター配列の上流に位置し、 かつ読み過し転写によって細長い非機能的m RN Aを生じさせて、前記生物 において前記遺伝子の斑入り発現を生じることができるよう、前記遺伝子に対し て5゛において組み合わせられている。
本発明の一つの面においては、挿入されたDNA配列は機能的遺伝子のイントロ ン中に挿入することができる。
さらに、ある遺伝子構造体の場合には、転写しようとする配列を越えてプロモー ターに対して3′に転写停止配列を挿入するのが望ましい。
温度変動、光、極微量元素の濃度、栄養条件、重金属またはホルモンなどのよう な条件に応じて操作中に変動するプロモーターを選択することにより、このよう な外部刺激しだいで斑を入れることができる。
上述の方法は、微生物、植物または動物、特に商業的に成長させた花を持ってい る植物を含む生きている生物の任意の種における遺伝子に対して斑入れを行うこ とができる。
本明細書および請求の範囲において、生物は多細胞体またさらに、1個または2 個以上の遺伝子を構造体中に入れることにより、異なる遺伝子を含む多数の構造 体を使用して形質転換することにより、あるいは一つの配置方向に在る遺伝子が センス転写およびアンチセンス転写を受け、反対の配置方向に在る別の遺伝子が プロモーター・オフルージョン(読み過し転写)を受けるように構造体を作るこ とにより、同時に多数の遺伝子を斑入りにすることができる。
N皿Ω呈垂星脱肌 第1図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の機能的形態に欠けて いる品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用することができるセン ス構造体およびアンチセンス構造体を示す線図、 第2図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の機能的形態に欠けて いる品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用することができるセン ス構造体およびアンチセンス構造体を一部分の長さについて示す線図、第3図は 、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の1個または2個以上の機能的 コピーを含む品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用することがで きるアンチセンス構造体を示す線図、 第4図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の1個または2個以上 の機能的コピーを含む品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用する ことができるアンチセンス構造体を示す線図、 第5図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の機能的対立遺伝子に 欠けている品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用するこができる プロモーター・オフルージョン構造体を示す線図、第6図はpW6 hsp70 −一エレメント形質転換ベクター・プラスミドを示す線図である。
日を する最 の 法 二股的去汰 遺伝子クローニングおよび問題とする菌株(strain)中に挿入するための 構造体の作成はマニアチス(Maniatis)など(「コールド・スプリング ・ハーバ−(Cold Spring Harbor) J +(1982)  )のような標準的な分子生物学のテキストに記載されている標準方法に従って行 う。
斑入り遺伝子発現を生成するのに使用することができる構造体に対する一般化し たモデルは第1図〜第5図に示されている。
第1図〜第4図はアンチセンスRNA /センスo+RNAハイブリッド形成タ イプの構造体を例示する。
第5図はプロモーター・オフルージョンタイプの構造体を例示する。
第1図、第2図および第5図に例示したタイプの構造体は、問題とする遺伝子の 正常な機能的形態が欠けている植物、微生物または動物の種牛に(適当なものと して)挿入することができる。
第3図および第4図に例示するタイプの構造体は、問題とする遺伝子の正常な機 能的形態を含んでいる植物、微生物または動物の種牛に(適当なものとして)挿 入することができる。これらの挿入は双子葉植物におけるTiプラスミドによっ て媒介された形質転換(ホーシュ(Horsct+)ら、「サイエンス」淫J、 1229〜1231 (1985) ) 、咄乳動物の胎児へのDNAの微量注 射法(パルミタ−(Palmiter)ら、「ネエイチャー」更曵、611〜6 15 (1982) )、ショウジヨウバエにおけるPエレメントで媒介された 形質転換(スプラドリング(Spradling) (1986)、「ドロソフ ィラ(Drosophila)・ア・プラクティカル・アプローチ(A Pra ctical Approach) Jディー、ビー、ロバーツ(D、B。
Roberts)i、アイアールエル・プレス・オックスフォード(IRL P ress 0xford)、第175〜199頁;カレス・アール。
イー、(Karess R,E、) (1985)、「ディーエヌエー・クロー ニング(DNA Cloning) ・第2巻」クロバー・ディー、ニー。
(Gloνer D、A、) 号、アイアールエル・プレス・オックスフォード 、第121〜141頁)のような標準方法を使用して行う。
すべての図面において直線および破線はDNAの二重らせんの2本の相補的スト ランドを示す。
すべての図面はプロモーター(Δ)および転写停止信号(ロ)を有する遺伝子を 示す。第2図および第4図は共にイントロンおよびエクソンを有する遺伝子を示 す。第1図、第3図および第5図において遺伝子はイントロンを有していること があり、また有していないことがある。
第1図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の機能的形態に欠けて いる品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用することができるセン ス構造体およびアンチセンス構造体の一例を示す。
遺伝子構造体はセンスmRNAおよびアンチセンス転写の両方に導く。(a)で は、遺伝子構造体は、5゛プロモーターを有する問題とする遺伝子をとり、追加 のプロモーターを、これがアンチセンス転写を生じさせるような配向において遺 伝子の3′端を映えた位置に挿入することにより作られる。この転写はセンスス トランドから転写されたmRNAに加えられる。転写停止信号は、遺伝子の5′ プロモーターを越えた位置に挿入されてアンチセンス転写を停止している状態が 図示されている。これを使用するのは随意である。
(b)に示す別の構造体はセンス配向およびアンチセンス配向の両方の位置に在 る問題とする遺伝子を有する。また、この構造体は問題とする遺伝子に対してセ ンスmRNAおよびアンチセンスRNAの両方に導く。
第2図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の機能的形態に欠けて いる品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用することができるセン ス構造体およびアンチセンス構造体の一例を一部分の長さにわたって示す。この 遺伝子構造体は長さの一部分に対して相補的であるRNAの生成に導(。イント ロンおよびエクソンを有する遺伝子を上部に示す。
挿入断片はプロモーターおよび転写停止信号と、これらの間の転写可能なりNA とからなる。
挿入断片を遺伝子自体とは反対の転写配向において遺伝子あイントロン中に入れ ると、遺伝子プロモーターは挿入断片のアンチセンスストランドの転写を指示す るが、挿入されたプロモーターは挿入断片のセンスストランドの転写を指示し、 部分的に相補的でありハイプリント形成することができる2個のRNA分子に導 く。
第3図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の1個または2個以上 の機能的コピーを含む品種中ム二挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用す ることができるアンチセンス構造体の一例を示す。この構造体は、アンチセンス I’lNAが生成するように、プロモーターと転写停止信号との間に逆位の転写 された領域を有する。また、転写停止信号中にあるいはこれを越えて延在する大 きな逆位を有する構造体も適当である。また、転写の際に遺伝子の一部分に対し てアンチセンスであるRNAを生じる逆位を遺伝子内に有する構造体も適当であ る。斑入りを生成するためにこのような挿入断片のいくつかのコピーを必要とす ることがある。
第4図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の1個または2個以上 の機能的コピーを含む品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用する ことができるアンチセンス構造体の一例を示す。この遺伝子構造体は遺伝子の一 部分に対してアンチセンスRNAを生成し、問題とする遺伝子からセンスml? NAまでハイプリント形成することができる。イントロンおよびエクソンを有す る遺伝子が図示されている。
この構造体はプロモーターおよび転写停止信号と、これらの間にアンチセンス配 向において挿入されたイントロン断片とからなる。遺伝子および構造体からの転 写は、これらが相補的塩基配列を有する領域を具えるようにハイブリッド形成し ているものとして図示されている。構造体がプロモーターと転写停止信号との間 に転写された遺伝子部分(エクソンの一部分またはすべて、あるいはエクソンお よびイントロンの両方の複数個の部分)を有している場合には、同じ目的を達成 することができる。
第5図は、形質転換ベクターを使用して問題とする遺伝子の機能的対立遺伝子に 欠けている品種中に挿入した場合に、斑入りを生成するのに使用することができ るプロモーター・オフルージョン構造体の一例を示す。この遺伝子構造体は問題 とする遺伝子からの極めて正常な転写を抑制することができる非機能的読み過し 転写を生じる。問題とする遺伝子を図面の上部に示し、転写可能なりNAに加え たプロモーターであって転写停止信号を有していないものを図面の中央部に示し 、これらの2個のDNA断片を結合することにより作られた構造体を図面の下部 に示す。遺伝子プロモーターが転写停止信号を有している場合には、異なる酵素 を使用し上流ブロモ°−ターを使用してこれ(例えば、rRNA遺伝子)を押え ることができる。
第6図はpW6 hsp70−wPエレメント形質転換ベクター・プラスミドの 顕著な特徴を示す図(一定の比に縮尺されてはいない)である。hsp70プロ モーター(P)およびリーダー配列の部分は截頭白色遺伝子(それ自身のプロモ ーターは存在していない)に融合され、Pエレメント形質転換ビヘクター・プラ スミド内に配置されている。白色遺伝子の截頭第1イントロンが図示され、白色 遺伝子の3′端にポリリンカー(PL)が図示されている* Nde I 1N he I % 5ph1 、Acc I 、、旧ndnl、C1a I、Pst l、5tulおよびBao+H■は実施例1〜3において言及されている制限部 位である。
Pエレメント配列(図示せず)はhsp70プロモーターに対して5゛に位置し 、ポリリンカー(PL)に対して3′に位置する。
次の実施例は本発明方法を実施するのに使用することができるプロトコールを例 示する。 ・ 災血勇上 白色突然変位ストック(mutant 5tock)に挿入したアンチセンス/ センス構造体を使用して白色遺伝子発現を斑入りにすることによりキイロショウ ジョウバエにおいて眼の色を斑入りにする方法。
第1工程はpW6からhsp70プロモーターを除去する工程である( hsp 70−白色遺伝子Pエレメント・ベクタープラスミド(タレメンツ(K1e+m enz) 、うエバー(1+1eber)およびゲージング(Gehring)  ’エヌエーアール(NAR) J 15.3947〜3959 (1987) の第6図参照〕。これは、p賀6DNAを制限酵素Nhe Iによって消化し、 切断されたプラスミドを再結合させ、これを使用して大腸菌を形質転換すること により達成された。生成したプラスミドはpW6hP−であった。形質転換体か らのプラスミドDNAをゲル電気泳動させて、大きさが8.3kbから7.5k bまで小さくなったことを確認した。
次いで、適当な形質転換体からのプラスミドDNAを、CsCIt密度勾配遠心 分離により精製した。
第2工程はhsp70プロモーター断片を単離する工程である。 Nhe Iお よびAcc IによるpW6DNAの二重制限酵素消化を行い、次いでゲル電気 泳動および231bp断片(hsp70プロモーターおよびリーダー配列の一部 分を含む)の抽出を行った。シーンクリーン(Gene clean 、商品名 )を使用して抽出断片を精製し、標準方法を使用して両末端を満たした(マニア チスら、「コールド・スプリング・ハーバ−」(19B2) )。
第3工程はhsp70プロモーター断片をアンチセンス配向しているpW6hP −プラスミド中に挿入する工程である。
pW6hP−DNAをStu Iによって3゛ポリリンカーにおいて切断し、ア ルカリ性ホスファターゼで処理し、上述の工程2で単離したhsp70プロモー ターに連結した。このDNAを使用して大腸菌を形質転換し、DNAをいくつか の形質転換体から単離した。これらの形質転換体の制限マツピング(restr iction n+apping)を使用してプラスミド(pW6A)が白色遺 伝子断片に対して必要なアンチセンス配向をしているhsp70プロモーター断 片と同一であることを確めた。5ph1およびPst Iを使用した二重消化に よって所望のプラスミドから約250bp断片を生成した。
第4工程は白色遺伝子プロモーターを第1イントロン中に入っている遺伝子の一 部分と共に単離する工程である。
C3W9 (完全な白色遺伝子の一層を有するPエレメントベクター)を旧nc nおよび旧ndI[[制限酵素によって二重消化し、次いでゲル電気泳動および 1.6kb白色プロモーター断片の抽出を行った。ジーン・クリーン(商品名) を使用して抽出断片を精製し、上述のようにして両末端を満たした。
第5工程は白色遺伝子プロモーター断片をPエレメント形質転換ベクター中の白 色遺伝子の正面に挿入する工程である。NheIを使用して工程3からの叶6^ プラスミドDNAを切断し、両末端を上述のようにして満たし、アルカリ性ホス ファターゼで処理し、上述の工程4からの白色遺伝子と連結した。生成したプラ スミドを使用して大腸菌を形質転換し、DNAをいくつかの形質転換体から単離 した。NdeIおよびNhe Iによる二重消化を使用する制限マツピングは正 しい意味の配向をしている遺伝子プロモーターを有するプラスミドから2.25 kb断片を生成した。生成したPエレメント形質転換ベクタープラスミド(pW 6AS)は、正常な白色遺伝子のセンス転写を行わせる位置に正常な白色遺伝子 プロモーターを有し、またそのアンチセンス転写を生じる位置にhsp70プロ モーターを有する。
pWSAS内のセンス/アンチセンス白色構造体を、Pエレメントで媒介された 形質転換を使用してキイロショウジョウバエのストックw I I I I中に 挿入した(スブラドリング(1986)、「ドロソフィラ・ア・プラクティカル ・アプローチ」ディー、ビー、ロバーツ編、アイアールエル・プレス・オックス フォード、第175〜199頁;カレス・アール。
イー、 (1985)、「ディーエヌエー・クローニング・第2巻」クロバー・ ディー、ニー、号、アイアールエル・プレス・オックスフォード、第121〜1 41頁)。精製したpW6AS DNAを、ウィングスークリップド(wing s−clipped) P Xレメント・ヘルパー(prT25.7wc) D NAによって、ディコリオネイトされた(dechorio’nated)幼虫 中に同時注射した。得られた子孫を反対の性を有するwI I I @ハエと交 配し、その子孫を正常な条件下に飼養した。成功した形質転換体をある程度眼に 色がついている(即ち、白色ではない)これらの子孫として選択した。スプラド リングおよびカレス(上述の文献を参照のこと)が記載しているような標準方法 を使用して、成功した形質転換体がホモ接合ストックまたは平衡型ストックであ ることを確かめた。若干のストックは生存しているホモ接合形質転換体を生成せ ず、平衡型ストックとして維持される。
斑入りの眼を生成するためにこれらのストックに必要な温度処理は、白色遺伝子 のセンス/アンチセンスPエレメント構造体の挿入に関する染色体部位によって 左右される。
さなぎ期間中に熱ショックを加えるかあるいは一層高い温度に移行することによ りhsp70プロモーターを誘発させた場合に、一層大きい割合の突然変異体( 白色)細胞が見い出される。これらのストックをX染色体についてw r +  + 8を使用して試験した。
実施m 白色°ストックに挿入したアンチセンス構造体を使用して白色遺伝子発現を斑入 りにすることによりキイロショウジョウバエにおいて眼の色を斑入りにする方法 。
第1工程はpW6からhsp70プロモーターを除去する工程である( hsp 70−白色遺伝子Pエレメント・ベクタープラスミド(タレメンツ(Kleme nz) 、ウニバー(Weber)およびゲージング(Gehring) 「エ ヌエーアール(NAR) J 15.3947〜3959 (1987)の第6 図参照〕。これは、p警6DNAを制限酵素Nhe Iによって消化し、切断さ れたプラスミドを再結合させ、これを使用して大腸菌を形質転換することにより 達成された。生成したプラスミドはpW6hP−であった。形質転換体からのプ ラスミドDNAをゲル電気泳動させて、大きさが8.3kbから7.5kbまで 小さくなったことを確認した。
第2工程はhsp70プロモーター断片を単離する工程である。Nhelおよび Acc Iによるpi?6DNAの二重制限酵素消化を行い、次いで゛ゲル電気 泳動および231bp断片(hsp70プロモーターおよびリーダー配列の一部 分を含む)の抽出を行った。シーンクリーン(商品名)を使用して抽出断片を精 製し、標準方法を使用して末端を満たした(マニアチスら、「コールド・スプリ ング・ハーバ−J (1982) )。
第3工程はhsp70プロモーター断片をアンチセンス配向しているpW6hP −プラスミド中に挿入する工程である。
pW6hP−DNAをStu Iによって3′ポリリンカーにおいて切断し、ア ルカリ性ホスファターゼで処理し、上述の工程2で単離したhsp70プロモー ターに連結した。このDNAを使用して大腸菌を形質転換し、DNAをいくつか の形質転換体から単離した。これらの形質転換体の制限マツピングを使用してプ ラスミド(pW6A)が白色遺伝子断片に対して正しいアンチセンス配向をして いるhsp70プロモーター断片と同一であることを確めた。sph Iおよび Pstlを使用した二重消化によって所望のプラスミドから約250bp断片を 生成した。
第4工程はhsp70プロモーターと白色遺伝子断片の3゛端との間の断片を除 去する工程である。 pW6AからのDNAをPst IおよびCj2a Iに よって二重消化し、制限DNAを31ヌクレアーゼで処理して突出部を除去し、 再結合してpW6A2を生成した。
第5工程はバラ色の遺伝子を単離する工程である。プラスミド・プリル(pla smid pryl)からのDNA (ルピン(Rubin)およびスプラドリ ング「サイエンス」幻工、348〜353(1982) )をHindlI[に よって消化し、制限DNAをゲル電気泳動させ、バラ色遺伝子座を有する7、2 kb断片を単離し、ジーン・クリーン(商品名)を使用して精製し、両末端を上 述のようにして満たした。
第6エ程はバラ色遺伝子を構造体中に3′ポリリンカーにおいて挿入する工程で ある。pWA2からのDNAをBamHnによって消化し、制限DNAの両末端 を上述のようにして満たし、バラ色断片に結合させた。生成したPエレメント形 質転換ベクター(p [W6A2. ry) )は、アンチセンス配向において 断片の3′端に付着しているhsp70プロモーター、白色遺伝子座(大部分の 暗号配列から構成されているが、第1エクソン、大部分のイントロンおよび最後 のエクソンの一部分に欠けている)のほかに完全に機能的なバラ色遺伝子を含む 。
Pエレメントで媒介された形質転換を使用して、アンチセンス白色構造体および p [W6A2. ryal内のバラ色遺伝子を、キイロショウジョウバエ・ス トックry506中に挿入した(スプラドリング(1986) 、rドロソフィ ラ・ア・プラクティカル・アプローチ」ディー、ビー、ロハーツ編、アイアール エル・プレス・オックスフォード、第175〜199頁;カレス・アール、イー 、 (1985)、「ディーエヌエー・クローニング・第2巻」クロバー・ディ ー、ニー、績、アイアールエル・プレス・オンクスフオード、第121〜141 頁)。精製したp〔讐6A2. ry) DNAを、ウィングスークリップドP エレメント・ヘルパー(pn25.7wc) DNAによって、ディコリオネイ トされた幼虫中に同時注射した。得られた子孫を反対の性を有するr y S  O6ハエと交配し、その子孫を正常な条件下に飼養した。成功した形質転換体を 通常の野生型の眼に赤色がついている(即ち、ry” )これらの子孫として選 択した。スプラドリングおよびカレス(上述の文献を参照のこと)が記載してい るような標準方法を使用して、成功した形質転換体がホモ接合ストックまたは平 衡型ストックであることを確かめた。若干のストックは生存しているホモ接合形 質転換体を生成せず、平衡型ストックとして維持される。
通常、温度ショック(37°C11時間)または温度の移行(幼虫期間では18 °Cで育て、さなぎ期間では29°Cに移した)が、斑入りの眼を生成するため にこれらのストックに必要であり、その詳細は白色アンチセンスPエレメント構 造体の挿入に関する染色体部位によって左右される。多くの場合に、斑入り白色 構造体を生成するにはアンチセンス白色構造体コピー数を増加する必要がある。
構造体コピー数の増加は、形質転換したストックの幼虫にヘルパーPエレメント (p n 25.7wc)を微量注射し、子孫を飼養し、これらをr y SO &に交配し、ストックを生成することによってPエレメントアンチセンス白色遺 伝子構造体を再起動させることにより行った。これらのストックを、上述のよう に熱ショックおよびさなぎ期間中における一層高い温度への移行を利用して、斑 入りの眼について試験した。
1止±1 白色突然変位ストックに挿入したプロモーター・オフルージョン構造体を使用し て白色遺伝子発現を斑入りにすることによりキイロショウジョウバエにおいて眼 の色を斑入りにする方法。
第1工程はプロモーターを含むrRNA遺伝子スペーサーを単離する工程である 。pDm238 (完全rRNA遺伝子を含むプラスミド)をI(indlII によって切断し、制御DNAを電気泳動させ、5.4kbのrRNA断片を抽出 した。シーンクリーンを使用して抽出断片を精製し、上述のようにして両末端を 満たした。
第2工程はこのrRNAスペーサー断片をpWs [5’端でポリリンクされて いるもの(the polylinked)を有する点においてpW6とは異な るhsp70白色遺伝子Pエレメント・ベクタープラスミド(クレメンツ(Kl emenz) ら、「エヌエーアール」■、3947〜3959 (1987)  )に挿入する工程である。
pW8からのDNAをStu Iによって切断し、アルカリ性ホスファターゼで 処理し、rRNAスペーサー断片と結合させた。
生成したプラスミドを使用して大腸菌を形質転換し、DNAをいくつかの変質転 換体から単離した。EcoRI 、Hae mによる二重消化を利用する制限マ ツピングにおいて、正しい(センス)配向をしているrRNAスペーサー(プロ モーター)(pW8rPo)によってプラスミドから約4.3kb 0)rRN Aスペーサー断片が生成した。
pWlErPO内の白色遺伝子プロモーター・オフルージョン構造体をキイロシ ョウジョウバエ・ストックw””中に、Pエレメントで媒介された形質転換を使 用して挿入した(スプラドリング(1986、「ドロソフィラ・ア・プラクティ カル・アプローチ」ディー、ビー、ロバーツ繁、アイアールエル・プレス・オッ クスフォード、第175〜199 頁;hレス・アール、イー、 (1985) 、「ディーエヌエー・クローニング・第2巻」クロバー・ディー、ニー、繁、ア イアールエル・プレス・オックスフォード、第121〜141頁)。精製したp W8rPODNAを、ウィングスークリップドPエレメント・ヘルパー(p n  25.7wc) DNAによって、ディコリオネイトされた幼虫中に同時注射 した。得られた子孫を反対の性を有するw I I 1 mハエと交配し、その 子孫を幼虫段階からさなぎ段階まで18〜28°Cの温度移行を使用して飼養し た。
成功した形質転換体をある程度眼に色がついている(即ち、白色ではない)これ らの子孫として選択した。スプラドリングおよびカレス(上述の文献を参照のこ と)が記載しているような標準方法を使用して、成功した形質転換体がホモ接合 ストックまたは平衡型ストックであることを確かめた。若干のストックは生存し ているホモ接合形質転換体を生成せず、平衡型ストックとして維持される。
斑入りの眼を生成するためにこれらのストックに必要な温度処理は、白色遺伝子 プロモーター・オクルージョンPエレメント構造体の挿入に関する染色体部位に よって左右される。斑入りはストックを18°Cで込み合ってない理想的な条件 において飼養した場合に見い出される可能性が一層大きい。一層小さい割合の突 然変異(白色)細胞は、さなぎ期間中に熱ションクを加えるかあるいは一層高い 温度に移行することによりhsp70ブ9モーターを誘発させた場合に、一層大 きい割合の突然変異体(白色)細胞が見い出される。これらのストックをX染色 体についてw + + + 8を使用して試験した。
工1劃b111 本発明は植物および動物の種において安定で明確な表現型斑入りを提供するのに 使用することができる。
これらの方法の最も重要な適用は植物において斑入りの葉および花を生成するこ とであり、ネコ、イヌおよび他の動物において斑入り毛皮を生成することである と思われる。
また本発明は動物界の他の門、特に鳥および昆虫に適用することができる。
アンチセンスRNA RNA テン+センスRNA rrrm F工απε1 ロゴTn1 饗 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)平成元年 2月 27日 特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/AU 8710 O291 、発明の名称 斑 入 リ 3、特許出願人 名称 マツコーリー・ユニバージティー代表者 ヤーベリー・ダイアン 国 籍 オーストラリア国 1988年 2月19日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文) 1 通1、少くとも1個の遺伝子の表現型発現 が斑入りである遺伝子操作された多細胞生物において、 少くとも1個の機能的遺伝子、および生物において転写することができ、前記表 現型発現を前記生物内において斑入りを達成するよう変動させるために前記遺伝 子が断続的に発現されるよう前記遺伝子の発現を妨害することができる少くとも 1個の挿入されたDN^配列を有することを特徴とする遺伝子操作された多細胞 生物。
2、前記挿入されたDNA配列は前記遺伝子から転写されたmRNAの少くとも 一部分に相補的なmRNAに対する暗号づけ配列を含む請求項1記載の遺伝子操 作された多細胞生物。
3、前記挿入されたDNA配列はプロモーターを含む請求項1または2記載の遺 伝子操作された多細胞生物。
4o 前記挿入されたDNA配列は少(とも1個の機能的遺伝子を暗号づけする 配列を含む請求項1記載の遺伝子操作された多細胞生物。
5、 前記挿入されたDNA配列はプロモーターの制御下に前記遺伝子から転写 されたmRNAの少くとも一部分に相補的な+nRNAに対する暗号づけ配列を 含む請求項1記載の遺伝子操作された多細胞生物。
6、前記挿入されたDNA配列は少くとも1個の機能的遺伝子を暗号づけする第 1配列、および少くとも1個の機能的遺伝子から転写されたmRNAの少くとも 一部分に相補的なmRNAを暗号づけする第2配列を含み、前記第1および第2 の配列は別個のプロモーターの制御下にある請求項5記載の遺伝子操作された多 細胞生物。
7、 前記挿入されたDNA配列は第1プロモーターの制御下にある少くとも1 個の機能的遺伝子を暗号づけする配列を含み、前記挿入されたDNA配列は前記 第1プロモーターに対して5′に位置しかつ少くとも1個の分別遺伝子と同じ方 向に転写される少くとも1個の追加プロモーターを含む請求項1記載の遺伝子操 作された多細胞生物。
8、少くとも1個の機能的遺伝子が前記生物またはその配偶子中に存在し、前記 挿入されたDNA配列は少くとも1個のプロモーターを含み、前記挿入されたD NA配列は前記少くとも1個の機能的遺伝子に対して5′に位置しかつ前記少く とも1個の機能的遺伝子と同じ方向に転写されている請求項1記載の遺伝子操作 された多細胞生物。
9、前記挿入されたDNA配列はプロモーターを含んでおり、前記挿入されたD NA配列の一方のストランドの転写が少くとも1個の機能的遺伝子のプロモータ の制御下にありかつ前記挿入された遺伝子の他方のストランドの転写が前記挿入 されたDNA配列中に存在するプロモーターの制御下にあるように、前記少くと も1個の機能的遺伝子のイントロン中に挿入されている請求項1記載の遺伝子操 作された多細胞生物。
10、前記生物は植物である請求項1記載の遺伝子操作された多細胞生物。
11、前記生物は動物である請求項1記載の遺伝子操作された多細胞生物。
12、遺伝子操作によって多細胞生物に斑を入れるに当り、前記生物中に転写す ることができかつ少くとも1個の機能的遺伝子の発現を妨害することができる少 くとも1個のDNA配列を、前記表現型発現を前記生物において斑入りが達成さ れるよう変動させるために前記遺伝子が前記生物において断続的に発現されるよ うに、前記生物またはその配偶子中に挿入することを特徴とする遺伝子操作によ って多細胞生物に斑を入れる方法。
13、前記挿入されたDNA配列は前記遺伝子から転写されたmRNAの少くと も一部分に相補的なmRNAに対する暗号づけ配列を含む請求項12記載の方法 。
14、前記挿入されたDNA配列は少くとも1個のプロモータ15、前記挿入さ れたDNA配列は少くとも1個の機能的遺伝子を暗号づけする配列を含む請求項 12記載の方法。
16、前記挿入されたDNA配列はプロモーターの制御下に前記遺伝子から転写 されたmRNAの少くとも一部分に相補的なmRNAを暗号づけする配列を含む 請求項12記載の方法。
17、前記挿入されたDNA配列は少くとも1個の機能的遺伝子を暗号づけする 第1配列、および少くとも1個の機能的遺伝子から転写されたmRNAの少くと も一部分に相補的なmRNAを暗号づけする第2配列を含み、前記第1および第 2の配列は別個のプロモーターの制御下にある請求項16記載の方法。
18、前記挿入されたDNA配列は第1プロモーターの制御下にある少くとも1 個の機能的遺伝子を暗号づけする配列、および前記第1プロモーターに対して5 ′に位置しかつ少くとも1個の分別遺伝子と同じ方向に転写される少くとも1個 の追加プロモーターを含む請求項12記載の方法。
19、少くとも1個の機能的遺伝子が前記生物またはその配偶子中に存在し、前 記挿入されたDNA配列はプロモーターを含み、前記挿入されたDNA配列は前 記少くとも1個の機能的遺伝子に対して5゛に位置しかつ前記少くとも1個の機 能的遺伝子と同じ方向に転写される請求項12記載の方法。
20、前記挿入されたDNA配列はプロモーターを含んでおり、前記挿入された DNA配列の一方のストランドの転写が少くとも1個の機能的遺伝子のプロモー タの制御下にありかつ前記挿入された遺伝子の他方のストランドの転写が前記挿 入されたDNA配列中に存在するプロモーターの制御下にあるように、前記少く とも1個の機能的遺伝子のイントロン中に挿入される請求項13記戦の方法。
21、少くとも1個の機能的遺伝子はその正常な制御配列を含んでいる請求項1 5記載の方法。
22、前記挿入されたDNA配列は少くとも1個の機能的遺伝子から転写された mRNAの少くとも一部分に相補的なmRNAを暗号づけする配列に対して3′ に位置する転写停止信号を含む請求項13記載の方法。
23、前記プロモーターがカリフラワー・モザイクウィルスの355プロモータ ーである請求項14記載の方法。
24、少くとも1個の機能的遺伝子は制御するプロモーターを外部刺激によって 調節され、かつ/または前記挿入されたDNA配列は外部刺激によって調節され るプロモーターを含む請求項14記載の方法。
25、前記外部刺激が温度変動、光、極微量元素の濃度、栄養条件、重金属およ びホルモンからなる群から選定されている請求項24記載の方法。
26、前記多細胞生物が植物である請求項12記載の方法。
27、前記多細胞生物が動物である請求項12記載の方法。
28、請求項12記載の方法゛によって生成した斑入り植物または動物の品種。
国際調査報告 −1=−、、、、−、、、,1,、、、、、−=、PCτ/ノコ1Uεフ100 291+2゛I′″パ6°I’ate−1cl°”PCT/AUεフ10029 1A、’1NEX■7=Pξロ廿込T’((aL酵スにΣ≠フゴσα;−α乱M 乙工λ=G■す、にπ/λU3700291AU 24208/84 DK 4 91/84 り 118393 +P59192091・NL 118393  N〕 84041B 話 8400801NJ70597/87

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少くとも1個の遺伝子の表現型発現が斑入りである遺伝子操作された生物に おいて、 少くとも1個の機能的遺伝子、および生物において転写することができ、前記遺 伝子が断続的に発現されるよう前記遺伝子の発現を妨害することがてきる少くと も1個の挿入されたDNA配列を有することを特徴とする遺伝子操作された生物 。
  2. 2.前記挿入されたDNA配列は前記遺伝子から転写されたmRNAの少くとも 一部分に相補的なmRNAに対する暗号づけを行う請求項1記載の生物。
  3. 3.前記挿入されたDNA配列はプロモーターを含む請求項1または2記載の生 物。
  4. 4.少くとも1個の遺伝子を有し、該遺伝子はプロモーターと、該プロモーター が前記遺伝子のアンチセンスコピーの転写を促進して前記遺伝子のセンスコピー から転写されたmRNAに対してハイブリッド形成可能なメッセージを発生する ように配向するよう、前記遺伝子に対して3′において組み合わせられているか 、あるいは該遺伝子は前記プロモーターと、該プロモーターが前記遺伝子と組み 合わされている任意のプロモーター配列の上流に位置しかつ読み過し転写によっ て細長い非機能的mRNAを生じさせて、前記生物において前記遺伝子の斑入り 発現を生じることができるよう、前記遺伝子に対して5′において組み合わせら れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の遺伝子操作 された生物。
  5. 5.前記プロモーターおよび前記遺伝子の両方が前記生物またはその配偶子中に 挿入され、前記プロモーターはアンチセンス・ストランド中において前記遺伝子 に対して3′に位置している請求項4記載の生物。
  6. 6.前記遺伝子は前記生物またはその配偶子中に存在していて機能的であり、前 記プロモーターは前記アンチセンス・ストランドにおいて前記遺伝子に対して3 ′に挿入されている請求項4記載の生物。
  7. 7.前記遺伝子は前記生物またはその配偶子中に存在していて機能的であり、前 記プロモーターは前記遺伝子に対して5′に挿入されている請求項4記載の生物 。
  8. 8.前記プロモーターおよび前記遺伝子の両方が前記生物またはその配偶子中に 挿入され、前記プロモーターは前記遺伝子に対して5′に位置している請求項4 記載の生物。
  9. 9.前記挿入されたDNA配列が前記アンチセンス・ストランドにおいて前記遺 伝子のイントロン中に挿入されている請求項2または3記載の生物。
  10. 10.植物である請求項1〜9のいずれか一つの項に記載の生物。
  11. 11.動物である請求項1〜9のいずれか一つの項に記載の生物。
  12. 12.遺伝子操作によって生物に斑を入れるに当り、前記生物市に転写すること ができかつ少くとも1個の機能的遺伝子の発現を妨害することができる少くとも 1個のDNA配列を、前記遺伝子が前記生物において断続的に発現されるように 前記生物またはその配偶子中に挿入することを特徴とする遺伝子操作によって生 物に斑を入れる方法。
  13. 13.前記挿入されたDNA配列は前記遺伝子から転写されたmRNAの少くと も一部分に相補的なmRNAに対する暗号である請求項12記載の方法。
  14. 14.前記挿入されたDNA配列はプロモーターを含んでいる請求項12または 13記載の生物。
  15. 15.a)問題とする少くとも1個の遺伝子を含むDNA配列をクローニングし ; b)プロモーターを前記DNA配列中に、前記プロモーターが前記遺伝子のアン チセンスコピーの転写を促進して前記遺伝子のセンスコピーから転写されたmR NAに対してハイブリッド形成可能なメッセージを発生するように配向するよう 、前記遺伝子に対して3′において挿入するか、あるいは前記プロモーターが前 記遺伝子と組み合わされている任意のプロモーター配列の上流に位置しかつ読み 過し転写によって細長い非機能的mRNAを生じさせることができるよう、前記 遺伝子に対して5′において挿入し; c)形質転換ベクターを使用して前記遺伝子構造体を問題とする種中に挿入しす る ことを特徴とする請求項12〜14のいずれか一つの項に記載の方法。
  16. 16.前記プロモーターは前記遺伝子に対して3′に挿入されている請求項15 記載の方法。
  17. 17.前記プロモーターは前記遺伝子に対して5′に挿入されている請求項15 記載の方法。
  18. 18.前記遺伝子はその正常なコントロール配列を含んでいる請求項12〜17 のいずれか一つの項に記載の方法。
  19. 19.さらに、前記遺伝子のセンスコピーまたはアンチセンスコピーのいずれか に対して3′に転写停止信号を挿入する請求項12〜18のいずれか一つの項に 記載の方法。
  20. 20.前記挿入されたDNA配列を前記遺伝子のイントロン中に挿入する請求項 13または14記載の方法。
  21. 21.前記挿入されたプロモーターがカリフラワー・モザイクウイルスのS35 プロモーターである請求項12〜20のいずれか一つの項に記載の方法。
  22. 22.前記挿入されたプロモーターが外部刺激によって調節された促進能力を有 する請求項12〜21のいずれか一つの項に記載の方法。
  23. 23.前記外部刺激が温度変動、光、極微量元素の濃度、栄養条件、重金属また はホルモンを含む請求項22記載の方法。
  24. 24.前記種が植物の種である請求項12〜23のいずれか一つの項に記載の方 法。
  25. 25.前記種が動物の種である請求項12〜23のいずれか一つの項に記載の方 法。
  26. 26.請求項12〜25のいずれか一つの項に記載の方法によって生成した斑入 りの植物または動物の種。
  27. 27.問題とする種の染色体DNA中に挿入するのに適したレプリコン、遺伝子 クローニング部位および該遺伝子クローニング部位に挿入された少くとも1個の 遺伝子の発現を妨害することができるDNA配列を有することを特徴とするベク ター系。
  28. 28.前記遺伝子クローニング部位がポリリンカー配列である請求項27記載の ベクター系。
  29. 29.さらに、前記クローニング部位に対して3′に転写停止配列を有する請求 項27または28記載のベクター系。
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