JPH0250009A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油ＦＦ温風機、温水ボイラ等に用いる燃焼装
置に関するものである。

従来の技術 一般にこの種の燃焼装置は第６図に示すように、バーナ
ケース暑、給気ファンｂを駆動するモータＣ１及び気化
筒ｄ、炎口部ｅを有し、モータＣの軸端に取付けた混合
板５によりポンプ（図示せず）より送られた燃料を気化
混合し、炎口部ｅにて燃焼する。また二次空気は気化筒
ｄの外周部より二次空気孔９を介して炎口部ｅの中央に
送る形式となっていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながらこのタイプの燃焼装置は、二次空気量の比
率が少な（空気過剰率も小さい（一般に１１〜１．５）
。また、二次空気量が少いため燃焼範囲も狭いものであ
った。空気過剰率が小さいということは燃焼排ガス中の
水分の結露温度が高く、排気管内で結露し漏水を生ずる
恐れがあり、強燃焼〜弱燃焼の切替中（ＴＯＲ）は弱燃
焼時の排気ガス温度を下げすぎないため、太き（できな
い（弱燃焼が少なくできない）ものであった。また弱燃
焼をより少ないものにしようとすると排気ガスが結露し
、機器寿命を低下させるという問題もあった。

本発明はかかる従来の課題を解決するもので、空気過剰
率を大きくし、かつ機器寿命を低下させることなく燃焼
範囲を広くすることを目的としたものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明の燃焼装置は、従来の中
部からの二次空気にさらに炎口外周部から三次空気を導
入し空気過剰率を増すとともに、−次空気入口部にダン
パ機構を設けて一次空気量を絞るようにすることにより
弱燃焼時においてもさらに空気過剰率を高める構成とし
である。

作　　用 本発明は上記構成によって燃焼巾が拡大し、かつ、強〜
弱燃焼の巾も広（（ＴＤＲを拡大）なり、さらに空気過
剰率を高めるため、低燃焼時における排気ガス温度が高
（なり、また結露限界温度も低くなるため、弱燃焼での
結露の恐れも少なくなり安全な燃焼機器を提供できるも
のである。

実施例 以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。

第１図において１はバーナケースで、給気ファン２、お
よび混合板３を駆動する直流モータ４を取付である。５
はバーナケース１の一端開口側に設けた気化筒で、その
前側段付部５ｍには炎口部６を設け、また放射状の二次
空気孔部５ｂが複数段けである。８は気化筒取付用の仕
切板で、中央に開口部８ａを設け、ここに−次エアダン
パ７を設けて開度調節を行うようになっている。８ｂは
仕切板８の周縁部に設けた孔である。９は気化筒５の先
端部５ｃを覆うシェルタで、シェルタパツキン１０にて
シールしである。１１はバーナフランジで、フランジパ
ツキン１２を介してシェルタ９に取付けである。前記シ
ェルタ９には複数個の三次空気孔９ｍが設けてあり、バ
ーナフランジ１１との間の隙間１３より三次空気が炎口
部外周に導入されるようになっている。

第２図及び第３図に一次エアダンパ７の詳細を示す。同
図において、ダンパ７は固定軸１４を支点として可動軸
１５と可動リンク１６及びスライド軸１７とスライドリ
ンク１８により、開度が可変されるようになっており、
スライドリンク１８は、電磁ソレノイド１９の鉄芯２０
に連結して駆動されるようになっている。

上記構成において燃焼空気は直流モータ４により駆動さ
れる給気ファン２から送られる。一方燃料はポンプ（図
示せず）から送油パイプ２１を介して供給され、気化筒
５で気化し燃焼空気と混合して炎口部６で燃焼する。こ
のとき給気ファン２の空気は気化筒５の外周側２２にも
送られ、二次空気孔部５ｂを介して炎口部６の中央から
噴出する。一方気化筒５の外周側２２の空気はシェルタ
９の三次空気孔９ｍからバーナフランジ１１との間の隙
間１３より噴出し、三次空気を供給するウ一方、仕切板
８の開口部８ａからは一次空気が供給されているが、こ
の仕切板８の開口部８ａは一次エアダンパ了で開度を調
節、すなわち強撚焼時は空気量を多く必要とするため開
度を全開にし、九車は強撚焼時よりも高くなる。

発明の効果 以上のように本発明の燃焼装置によれば、第４図及び第
５図に示すように、正常燃焼の巾が広くとれより、安定
した燃焼が得られる。すなわち、同図は燃焼空気量を一
定とした場合において横軸に入力変化量（発熱量）、縦
軸にＣＯ発生量をプロットしたグラフであり、正常燃焼
の巾をＣＯの発生が急に多くなる（−例としてＧ　Ｏ＝
２００ＰＩＧ　’）までとするとその正常燃焼の範囲は
拡大していることがわかる。なお第４図は強撚焼時の燃
焼巾、第５図は弱燃焼時の燃焼巾を示している。

また、三次空気を導入することにより空気過剰率を太き
（できるので、機器にセットした場合特に弱燃焼時にお
ける排気ガス温度を高めることになり、排気ガス中の水
分の結露を防止することもできる。また高い空気過剰率
は結露限界温度を下げるため、結露防止効果は相乗的に
向上する。このことは、機器にセットした場合の弱燃焼
発熱量を小さくする（ＴＤＲを拡大）ことができること
を示し、機器としての快適性、省エネ効果を増し、また
０Ｎ１０ＦＦの頻度も少なくなるため機器の寿命も向上
する。さらに三次空気を供給することにより気化筒の外
周側を空気が流れるため、バーナケース及びシェルタの
表面温度を低下させ、機器の安全性も高めるものである
。加えてダンパ機構の調節により弱燃焼時における二次
・三次空気比手を増加させるので、弱燃焼であっても結
露するようなことがなくなり、機器の寿命が一段と向上
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における燃焼装置の断面図、
第２図は一次エアダンパ部のリンク機構を説明する断面
図、第３図は第２図の縦断面図、第４図は強撚焼時の燃
焼巾を示すグラフ、第５図は、弱燃焼時の燃焼巾を示す
グラフ、第６図は従来例を示す断面図である。 １・・・・・・バーナケース、２・・・・・・給気ファ
ン、４・・・・・・モータ、５・・・・・・気化筒、５
ｂ・・・・・・二次空気孔部、６・・・・・・炎口部、
７・・・・・・ダンパ、８・・・・・・仕切板、８！・
・・・・・開口部、８ｂ・・・・・・孔、９・・・・・
・シェルタ、９ａ・・・・・・三次空気孔。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名　−
ｍ− −ｍ− ｂ　　− ８−・− ハ′−ナケース 給気ファン モータ 気に間 次空気孔耶 炎口部 ダンパ 儒可板 第２図 九 ９−・−シＩルダ ９ｏ−ミ戻空気孔 第 図 第 図 第 図 ス刀 λカ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給気ファン駆動用のモータを内蔵したバーナケースと、
   このバーナケース内の一端開口側に仕切板を介して設け
   た気化筒と、この気化筒の端部開口に装着した炎口部と
   、前記気化筒の端部外周を覆う如くバーナケースの一端
   開口に接続したシェルタとを備え、かつ上記仕切板には
   前記給気ファンからの空気を気化筒内に導く開口部なら
   びに気化筒外周とバーナケースとの間に導く孔を形成し
   、炎口部には前記気化筒外周部の空気の一部を炎口部中
   央から噴出させる二次空気孔部を形成するとともに、シ
   ェルタには同気化部外周の空気の一部を炎口部の外周に
   供給する三次空気孔を設け、かつ前記気化筒内に空気を
   導く仕切板の開口部には燃焼量に応じて該仕切板の開口
   面積を可変するダンパ機構を設けた燃焼装置。