JPH0249129A - 測温用プローブ及び該プローブを有する電子体温計 - Google Patents

測温用プローブ及び該プローブを有する電子体温計

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JPH0249129A
JPH0249129A JP63192018A JP19201888A JPH0249129A JP H0249129 A JPH0249129 A JP H0249129A JP 63192018 A JP63192018 A JP 63192018A JP 19201888 A JP19201888 A JP 19201888A JP H0249129 A JPH0249129 A JP H0249129A
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JP
Japan
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probe
temperature measuring
temperature
measuring probe
temperature measurement
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Application number
JP63192018A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Ide
井出 徹也
Yasuhiro Yoshinaka
吉中 康浩
Yutaka Muramoto
村本 裕
Satoshi Yoshino
智 吉野
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は例えば電子体温計にコネクタ接続できる測温用
プローブに関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 体温は目的あるいは習慣により種々の部位で測定される
。測定部位は大略3つに分類でき、口中、腋下、直腸で
ある。これらの測定を剛体の棒状プローブで行おうとす
ると種々の不都合が生じる。
まず゛腋下に挟む場合、プローブが腋下の形状に逆らう
ことなく柔軟に変形するようなことはないので、腋下に
固定しにくい。また口中舌下部の場合、プローブの先端
が舌下部に当り被測定者が苦痛を伴ったり、測定する都
度測定位置がずれるので安定した測定条件を維持するこ
とが困難である。さらに直腸の場合、プローブの挿入時
の深さを常に一定にさせて測定することはむずかしく、
ここでも測定条件を安定させることは困難であった。
また、安定した温度測定を実施する場合、剛体の棒状プ
ローブでは先端の受熱表面積が小さいと共に、先端内部
におけるサーミスタの周囲には熱伝導性物質を充填する
為、先端で受けた熱量の一部をプローブの後端に逃がし
てしまい正確な温度測定の実現はむずかしくなる。
さらに、病院などで体温測定を実施する場合、患者数に
見合う数の体温計を用意する必要がある。万一複数の患
者に一本の体温計を兼用させ、その体温計の消毒が不完
全であった場合には患者間に病気が感染する可能性があ
る。また完全消毒を実施するためには体温計に防水機能
を付加させる必要があり、それに伴い体温計自体高価な
ものになってしまう。
このように、プローブと体温表示本体とをコードで接続
して一体化した電子体温計では、プローブ形状が一種類
となり、安定した測定条件を満たすことは困難である。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、測定部位の形状にかかわらず安
定した体温測定を実現すると共に、安全に利用できる測
温用プローブを提供することにある。
また、防水性、熱応答性にすぐれた測温用プローブを提
供することにある。
さらに、従来より、測温用の回路素子を備えた測温手段
を射出成形された剛体の棒状プローブに内蔵した構成の
電子体温計が周知である。
そして、この種の電子体温計を用し)での体温の測定は
、その目的に応じて、種々の部位で使用されるので、そ
れぞれの部位の形状に適した柔軟、なアダプタを剛体の
棒状プローブに交換可能にして各種備えるようにした提
案もなされている。
しかしながら、従来の電子体温計は上述のように構成さ
れているので、口中、腋下、直腸等の種々の部位で使用
すると以下の不都合が牛腸る。
すなわち、測定部位の形状に対して、剛体の棒状プロー
ブは、柔軟に変形することはできないので、測定部位に
固定が行ないにくい上に、被測定者に対して痛みを与え
るという問題点があった。
また、それぞれの部位の形状に適した柔軟なプローブを
使用すれば上記の問題は多少は解決されるが、このよう
な柔軟なプローブを例えば、射出成形で製造する場合に
は、肉薄に形成することは困難であるので、肉厚にされ
て形成されることになるが、この結果、プローブ自体の
熱容量は比較的大きくなり熱応答性が悪化するという問
題点があった。
さらに、このように部位の形状に適した専用のプローブ
を数種類用意することは、プローブの製造時の歩留まり
の悪化を招く結果、製造コストが割高となる問題点があ
った。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、測定される異なる部位に対して
固定し易く、被測定者に対して痛みや違和感を与えず、
しかも熱容量を比較的小さくできて熱応答性が良い測温
用プローブを提供することにある。また防水性、熱応答
性に優れるとともに、測定部位に適したアダプタと併用
することにより部品の共通化を行ない、低コストで生産
できる測温用プローブを提供することにある。さらに、
安全性を高くして使用できる測温用プローブを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に
係わる測温用プローブは以下の構成を備える。
即ち、測温用の回路素子を備えた測温部と、測定部位の
形状にほぼ沿う形状をした該測温部を支持する柔軟性支
持体とを含むようにしている。
また、好ましくは、柔軟性支持体に熱伝導率の高いキャ
ップを接合させ、この中に測温用の回路素子を納めたよ
うにしている。
さらに、好ましくは、柔軟性支持体の断面が偏平又は円
形であるようにしている。
そして、好ましくは、回路素子が柔軟性支持体中を貫通
する柔軟性基板の端部に装着されているようにしている
また、好ましくは、キャップの後縁を内曲げ構造としプ
ローブの母材モールド時に母材中にくい込ませてなるよ
うにしている。
さらに、好ましくは、キャップ中に納めた測温用の回路
素子の後方に空気層による断熱部を設けたようにしてい
る。
そして、好ましくは、口中検温に適した形状をもち、口
中内でのプローブのすべりを防止するためのヒダを備え
るようにしている。
また、好ましくは、腋下検温に適した形状をもち、扁平
の柔軟性支持体を中途で屈曲させプローブのすべりを防
止するためのヒダな備えた膝下用プローブに形成したよ
うにしている。
さらに、好ましくは、直腸用のプローブに形成し、プロ
ーブ本体に挿入の深さを示す目盛を設けたようにしてい
る。
そして、好ましくは、柔軟性支持体は、柔軟性基板を挟
むシース材を芯にして成形されているようにしている。
また、好ましくは、電子体温計本体に対して電気的に接
続可能とされるとともに、コネクタを介して前記体温計
本体に対して脱着自在にされるアダプタ付きの測温用プ
ローブであって、該測温用プローブは、測温用の回路素
子を内蔵した測温部が先端部に設けられてなる柱状の可
撓性を有する支持体を備えるようにしている。
さらに、好ましくは、測温用の回路素子を内包してなる
集熱体と該集熱体に内包される部分以外を内包してなる
柔軟なチューブ体とを連結してなる連結体を支持体に具
備してなる測温用プローブであって、前記連結体は、一
方の外周面を前記集熱体に圧入保持され、他方の外周面
を前記チューブ体に圧入溶着されてなり、前記支持体内
部が液密に形成されてなるようにしている。
そして、好ましくは、前記連結体は、前記集熱体とチュ
ーブ体との端面間に介在しかつ各々の外周面を滑らかに
接続する曲面状の外周面を突出させてなるようにしてい
る。
また、好ましくは、前記連結体は外周面より突出する起
伏部を有し、該起伏部を前記集熱体の内周面に液密に摩
擦係合させてなるようにしている。
さらに、好ましくは、マウスピースとして用いる口中測
温用アダプタを前記支持体に脱着可能に備えるようにし
ている。
そして、好ましくは、膝下部に設置させる形状を有する
膝下部測温用アダプタを前記支持体に脱着可能に備える
ようにしている。
また、好ましくは、直腸への挿入の深さを規制する直腸
部測温用アダプタを前記支持体に摺動自在に備えるよう
にしている。
さらに、好ましくは、前記アダプタは、可撓性且つ弾性
を有し且つ前記支持体との摺動部位で形成する円周の内
径寸法を前記支持体の外径寸法以下に設けて成るように
している。
そして、好ましくは、前記アダプタは、少なくとも対向
する2箇所の摺動部位を有するとともに、外周面を圧縮
されると前記2箇所の摺動部位が前記支持体の外径寸法
以上に離間可能に変形して成るようにしている。
また、好ましくは、前記アダプタは可撓性を有するヒダ
で摺動部位を形成して成るようにしている。
さらに、本発明に係わる電子体温計は、請求項1ないし
20のいずれかに記載の測温用プローブを有するように
している。
[作用] 以上の構成によれば、測定部位に応じた形状のプローブ
で温度を測定するので、人体に痛みを与える事は少ない
また、プローブが部位に適合するので、良好な体温測定
を実施できる。
または、水密性及び熱応答性にすぐれた測温用プローブ
を提供できるので、病院用などに優れた効果を発揮する
さらに、測定部位の形状に応じて、プローブが変形して
、被測定者に対して痛みを与えないで、良好な体温測定
をするように働く。
また、水密性に優れる上に、柔軟性の支持体は薄肉のチ
ューブであるので、あらゆる方向への可撓性に優れてお
り、さらに、熱容量が小さく構成されるので、熱応答性
に優れて、洗浄が容易であり、正確な測温を可能にする
ように働く。
さらに、プローブを共通化できて、それぞれの測定部位
に適したアダプタのみを装着して、各測定部位に最適な
プローブが低コストで提供できるようになる。
そして、支持体の外周面上を摺動するアダプタ、例えば
、マウスピース、腋下測温用アダプタ、そして直腸測温
用アダプタの摺動部位は自身の可撓性で支持体の外周面
を圧接する。これによリアダブクは支持体に良好に半固
定される。
また、外部からの力でアダプタを変形させたときに、支
持体の外径寸法以上に摺動部位を離間できるので、任意
な位置へのスムースな移動を実現し、外部からの力を解
除するとアダプタは変形を復元し、自身の可撓性で支持
体の外周面を圧接する。
さらに、アダプタは支持体の外周面上なヒダによる摺動
部位で摺動するので、摺動時の摩擦は軽減される。
また、集熱体は連結体より外れることはなく、液密な支
持体を形成することができる。
または、連結体より突出する外周面が集熱体とチューブ
体との外周面を滑らかな曲面で接続してくれる。
また、上述した構成を備える測温用プローブは電子体温
計に良好に適応する。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る実施例を
詳細に説明する。
く第1の実施例〉 第1図〜第3図は測温用プローブの一例を示す外観斜視
図である。尚、口中、腋下、直腸それぞれの部位に対し
て安定した測定を実施できるようにするために、測温用
プローブを偏平又は断面形状を円形に形成しである。
(口中測温用プローブ 及び腋下測温用プローブの基本構成の説明)まず、第1
図〜第3図において、10は口中測温用プローブであり
、30は腋下測温用プローブである。これら測温用プロ
ーブはそれぞれに偏平に且つ板状に成型されたボディ1
1,31を有しており、特に腋下測温用プローブ3oの
場合にはボディ31のほぼ中央付近で屈曲部を設けであ
る。また、口中測温用プローブ10の右側面から見た内
部構成を第4図の断面図を併せて参照しながら説明する
。尚、口中測温用プローブ10と腋下測温用プローブ3
0は内部構成の違いはないので、腋下測温用プローブ3
0の説明は省略する。
図において、ボディ11のほぼ中央部にはポリイミドフ
ィルム製、圧さ30μmから成るフレキシブルな基板1
2が内接され、この基板12の先端にはサーミスタ13
を、そして後端近傍には温度較正が出来るように調整用
の可変抵抗素子14を実装しである。また可変抵抗素子
14を調整できるように、温度特性の調整時にはボディ
11の上部に円形状の抵抗調整孔15を設けておくが、
調整後は封止する。そしてボデイ11の先端には舌状の
ステンレス製キャップ16が被冠され、キャップ16の
先端内部には感温部を構成するサーミスタ13が位置し
ている。
また、サーミスタ13に伝熱するために熱応答性の高い
アルミフィラーの混入したボッティング材17をキャッ
プ16の先端に充填させる。さらにキャップ16内にお
いて熱絶縁をはかるためサーミスタ13の後方に空気層
18を設けるため、ボッティング材17より後方位置に
ポリエチレン樹脂性シース材19が装着されている。ま
たポリエチレン樹脂性シース材19の外周な被冠するこ
とは勿論、ボディ11の先端近傍の外周を後方に向って
被冠するキャップ11の後縁20は、後縁20がボディ
11に埋め込まれるように内側に屈曲されて、形成時に
ボディ11に埋め込まれる。
従って、キャップ16をボディ11に彼方させるには、
ボディ成型時に基板12を固定し、この基板12に取り
付けたキャップ16の中にポリエチレン樹脂性シース材
19を装着して空気層18を設け、さらにエラストマー
ゴムを注入する。このときキャップ16の後縁20の外
周にもエラストマーゴムが流し込まれるようにする。こ
のようにしてエラストマーゴムの注入と共に、偏平なボ
ディ11が形成される。
尚、このようにしてキャップ16の後縁20が埋め込ま
れるので完全な水密性が達成される。
また、ボディ11の後縁からは基板12に形成されたコ
ネクタ端子21が露出している。
さて、口中測温用プローブ11は上述のような基本構成
であるが、口中測温用プローブは、口中検温に適するよ
うな形状、大きさをもち、かつ、口中内で測定時にすべ
らないようにヒダを設けている。また第2図の腋下測温
用プローブ30も腋下検温に最適な形状、大きさをもち
、・測定時にすべらないようヒダな設け、安定して測れ
る。特にボディ31に屈曲部32部分を設けることによ
り、プローブ引出しや挿入における操作性がよい。また
キャップ35内の構成及びボディ31の後端に露出した
コネクタ端子36の基本構成は口中測温用プローブと特
に違いはない。
(直腸測温用プローブの基本構成の説明)次に、直腸測
温用プローブについて説明する。
まず、第3図において40は直腸用プローブであり、第
5図は直腸用プローブ40の右側面から見た断面図であ
る。図において、上述した測温用プローブと同様にボデ
ィ41はエラストマーゴムを母材とし、外形においては
偏平な板状にせず円筒状に成型している。またボディ4
1の先端には円筒状のステンレス性キャップ42が被冠
され、上記測温用プローブと同様にボディ41の内部に
はポリイミドフィルム性、厚さ30μmから成るフレキ
シブルな基板43が内接されている。この基板43には
キャップ42の先端に位置するようにサーミスタ44が
実装され、また後端近傍には可変抵抗素子45が実装さ
れている。
そして、サーミスタ44はキャップ42先端に充填され
るボッティング材46により伝熱され、サーミスタ44
の後方位置にポリエチレン樹脂性シース材47を装着す
ることで空気層48を設けている。これによって感温部
が構成される。そしてポリエチレン樹脂性シース材47
をキャップ42の中に装着した後に、上記測定用プロー
ブのボディ成型方法と同様にエラストマーゴムを注入し
、円筒状のボディ41をかたどる。このときのキャップ
42の後縁49もボディ41の中に埋め込まれている。
また温度較正を行うため、可変抵抗素子45を調整する
さらに、ボディ41の外周には挿入側のほぼ先端50か
らの挿入量を明示させるための目盛が記入されており、
また所望の位置で挿入を停止させるためにボディ41の
外周上にゴムで成型されたストッパー51が嵌入されて
いる(尚、ストッパー51はボディ41上を摺動自在で
ある)。またボディ41の後端には基板43に形成した
コネクタ端子53を備えている。
(体温計本体の基本構成の説明) さて、測定部位に適した形状を有する各測温用プローブ
は、検出した温度情報をさらに精密に演算してその結果
を表示するため体温計本体に接続される。そして測温用
プローブと本体とが接続された状態でもって電子体温計
とする。尚、第7図において、60は第1の実施例に使
用する電子体温計の本体である。
第6図に第7図に示す本体60と第1図に示す口中測温
用プローブ10とを接続した電子体温計の電気的な面で
の基本構成を示す。この電子体温計は温度検出部100
、検出信号から温度値を演算する演算部200及び演算
結果を出力する表示部300の3部分に分けることがで
きる。本実施例の測温用プローブは温度検出部100と
関係が深いので、温度検出部の構成を比較的詳しく説明
する。この検出部100はコンデンサCと3つのインバ
ータINVから成る非安定マルチバイブレークから成り
、サーミスタ13の抵抗値に依存した発信周波数出力を
演算部200に出力するように構成されている。従って
、実施例の測温用プローブはマルチバイブレータ回路に
コネクタ端子21を介して接続されるものである。
第7図において、体温計本体60の箱体部61の右側面
には方形の液晶表示部62が設けられている。
(測温用プローブと 体温計本体の利用方法及びその効果の説明)さて、第1
の実施例の基本構成は上述の通りであり、次に各測定部
位に応じた利用方法を説明する。
まず、口中の温度を測定する場合には体温計本体60の
コネクタ63と口中測温用プローブ10のコンタクタ端
子21とを接続し、第4図のような状態にする。そして
口中測温用プローブ10の感温部であるキャップ16側
を舌の裏側に挿入し、エラストマーゴムが有するフレキ
シブルな性質により測定部位に対して痛みを与えること
なく、測定部位に適した形状に柔軟に変形し、すべり防
止用ヒダの為すべることなく、被測定者は安定した体温
測定を実施できる。また口中測温用プローブ10と体温
計本体60との接続にコネクタが利用されており、接続
作業をワンタッチで行なうことができる。
また、キャップ16の後縁2oをエラストマーゴムで成
型されたボディ11の中に埋め込んでいるため、口中測
温用プローブ10の消毒時における完全防水の機能を果
たすことができると共に、キャップ16がボディ11か
ら抜は出る心配も少ない。さらに抵抗調整孔15も可変
抵抗素子14を調整した後にシリコンゴムで塞いでしま
うので、この抵抗調整孔15からの液の侵入を防ぐこと
ができる。従って口中測温用プローブ10は消毒時に消
毒液を内部に浸透もしくは侵入させろことはなく、完全
な防水機能を備えることになった。
さらに、ボディ11及びキャップ16の形状がほぼ偏平
であるため、測定部位への挟み易さや安定性に冨み、接
触面がほぼ平面であることから痛みを生じさせる要素は
殆どなくなる。そして、吸熱表面積の増加にもなる。
また、例えば口中測温用プローブ10の内部においてサ
ーミスタ13とボディ11との間に空気層18を設けた
ことでサーミスタ13から他部への熱伝導を減少させる
ことは勿論、人体より吸収する熱量の一部をボディ11
側に逃がすことを極力防止できる。
次に、腋下の測定方法について簡単に説明する。
まず、腋下測温用プローブ3oのコネクタ端子36と体
温計本体60のコネクタ63とを接続し、腋下測温用プ
ローブ30のキャップ35側を腋に挟む。このとき腋下
測温用プローブ30がほぼ中央に設けた屈曲部32でほ
ぼ「<」の字型に曲がっているので、腋下測温用プロー
ブ30の先端(感温部)を腋下に突き当て易くなる。又
、プローブにはヒダがついているので、挟んだ時、すべ
りにくい。このようにして安定した体温測定を実施でき
る。また、腋下測温用プローブ30は上述口中測温用プ
ローブ10と基本的には同様の作用・効果を得ることが
できる。
次に、直腸の測定方法について簡単に説明する。
まず、直腸測温用プローブ40のコネクタ端子53と体
温計本体60のコネクタ63とを接続し、直腸に挿入す
る。このときボディ41の外周上を摺動するストッパー
51で予め挿入する深さの目盛の位置にセットしておく
。このようにすれば挿入深さを調整できることは勿論、
規制することもできる。従って直腸測温用プローブ4o
では測定条件を安定させることが可能である。
また、直腸測温用プローブ40は上述口中測温用プロー
ブ10と基本的には同様の作用・効果を得ることができ
る。
このように、各測温用プローブを測定部位に応じて選ぶ
ことができると共に、との測温用プローブに対しても1
台の体温計本体と接続できるため、体温計本体を1台だ
け用意しておけば良く体温測定用の部品の減少になる。
また生産側においても利用者側においても、測温用プロ
ーブの方にだけ量的なコスト的な負荷がかかるだけとな
り、負担を減少させることができる。
以上の説明により、第1の実施例は測定部位に応じた適
切な形状を有する測温用プローブで人体に対して支障な
く体温測定を実施できる。
(直腸測温用プローブの変形例) 次に、直腸測温用プローブの変形例について説明する。
まず、第8図は直腸測温用プローブ、の変形例であり、
80は直腸測温用プローブである。
図において、この直腸測温用プローブ80も直腸測温用
プローブ40と同様にポリイミド製、厚さ30μmから
成るフレキシブルな基板81を有し、感温部側となる先
端にはサーミスタ82をほぼ後端には可変抵抗素子83
をそれぞれ実装している。そしてサーミスタ82側の基
板81には円筒状ステンレス製のキャップ84が被冠さ
れ、このキャップ84の底にはサーミスタ82に伝熱す
るためにボッティング材85が充填されている。
また、キャップ84の後縁86には内側への屈曲処理が
施されておらず、円筒状でほぼ中央部が突出したABS
樹脂性のジヨイント87の一方の嵌合周面が嵌合される
。このジヨイント87の他方の嵌合周面は直径4mm、
内径3mmの円筒状塩化ビニール製のフレキシブルなチ
ューブ88と嵌合している。このチューブ88との嵌合
時にはテトラヒドロフラン溶液によって溶着する。そし
てチューブ88の外周面には直腸測温用プローブ40と
同様に挿入深さを明示する目盛が記入されており、その
深さを規制する円形状のストッパー91が外周面を摺動
可能に通されている。
また、基板81の可変抵抗素子83を調整した後に保護
カバー89がチューブ88に嵌入されている。そして基
板81の後端にはコネクタ端子90が形成されている。
以上のように構成されている直腸測温用プローブ80は
、直腸測温用プローブ40と同様な作用・効果を得るこ
とができる。また体温測定時の操作は特別に変らない。
く第2の実施例の説明〉 (第2の実施例によるプローブ110の説明)第9図は
第2の実施例によるプローブ110の中央部の断面を示
す断面図である。
第9図において、ボディ113の一端に形成された先端
円筒部113aには、直径が4mmで内径が3mm程度
の円筒状の軟質塩化ビニール製のチューブ111が、軟
質塩化ビニール製のブツシュ112で外周面を規制され
るようにして圧入されている。
また、このチューブ111の内部の最大直径となる中心
部分には、厚さ50jLm前後のポリイミドフィルム製
の可撓性を有した基板141が、図示のようにプローブ
110の略全長に渡って設けられている。この基板14
1の先端部分にはサーミスタ140が、また後端近傍に
は温度較正を行なうための調整用の可変抵抗素子114
と固定抵抗素子142とが実装されている。さらに、こ
の可変抵抗素子114の上方には抵抗調整孔145が穿
設されており、温度特性の温度較正時には、この抵抗調
整孔145を通してドライバー等を使用して可変抵抗素
子114を調節して、調整後に抵抗調整穴145をシリ
コンゴムで封止するようにしている。
一方、基板141上に実装されたサーミスタ140には
、半球状の底板な備えたステンレス製の円筒状のキャッ
プ116が、図示のように被冠されており、このキャッ
プ116の半球状の底板の内側には、サーミスタ140
に温度を伝熱するボッティング材1°46が充填されて
いる。
また、このキャップ116は、硬質塩化ビニル樹脂製の
円筒状で形成されたジヨイント119を介して、上記の
チューブ111とは一体的にされて構成されるが、この
ジヨイント119には○リング118を収容する溝が形
成されており、図示のようにキャップ116がジヨイン
ト119に圧入された状態では、0リング118の外形
が規制されて変形し、防水性を確保する一方、この状態
にしてから、テトラヒドロフラン溶液等によって夫々の
接合部分を溶着して着設するように構成する。
一方、上記の基板141の可変抵抗素子114及び固定
抵抗142の上面部は、ポリエチレン製のシース材14
4が設けられており、シース材144で図示の状態を保
持しておいて、軟質塩化ビニールを注入して、偏平形状
のボディ113を形成するようにしている。
したがって、キャップ116をジヨイント119に被冠
させるには、ボディ113の成形後に、ボディ113の
先端円筒部113aにチューブ11の一方の端部をテト
ラヒドロフラン溶液にて溶着、着設して、さらにそのチ
ューブ111の外周部に軟質塩化ビニール製ブツシュ1
12を同様にテトラヒドロフラン溶液により溶着、着設
する。
次に、チューブ111の先端部に硬質塩化ビニール製ジ
ヨイント119を、同様にテトラヒドロフラン溶液によ
り溶着し、0リング118をセットして、最後にキャッ
プ116を圧入被冠させて組立を終える。
以上のように組立てることで、プローブ110の水密性
が確保される。
そして、チューブ111には、日中、腋下、直腸のそれ
ぞれの部位に対して安定した測定を実施できるようにす
るために、エラストマーゴム等により成形される専用ア
ダプタが装着されるが、第9図において、図中二点鎖線
で示されるマウスピース117や、不図示の腋下測温用
ホルダ121や、直腸測温用ストッパ131が測定の部
位に応じて交換可能にされて設けられる。
一方、ボディ113の後端部分からは、基板141に形
成されたコネクタ端子115が外部に露出するようにし
て設けられている。
(プローブ110を口中プローブとして使用する場合の
説明) 第10図は上記のプローブ110にマウスピース117
を設けた様子を示した外観斜視図である。図示のように
口でくわえやすい形状を有したマウスピース117をチ
ューブ111に設けることで口中プローブとしての使用
が可能となる。またマウスピース117はチューブ11
1の外周面上を摺動自在に設けられている。
(プローブ110を腋下プローブとして使用する場合の
説明) 第11図は第2の実施例によるプローブ110に腋下測
温用ホルダ121を設けた様子を示した外観斜視図であ
る。図示のように腕で保持される形状を有した腋下測温
用ホルダ121をチューブ111に設けることで腋下プ
ローブとしての使用が可能となる。また腋下測温用ホル
ダ121はチューブ111の外周面上な摺動自在に設け
られている。
(プローブ110を直腸プローブとして使用する場合の
説明) 第12図はプローブ110に直腸測温用ストッパ131
を設けた様子を示した外観斜視図である。プローブ11
0を直腸プローブとして使用する場合には、前述のチュ
ーブ111と同様の構成から成るチューブ134の外周
面上に設けられた目盛132を目安にして、直腸への挿
入の深さを規制するために、円盤形状のフランジを設け
た直腸測温用ストッパ131を、チューブ111の長手
方向に摺動した後に、最適の位置で固定して使用される
以上はプローブ110が異なる測定部位に適したアダプ
タを有する各プローブとして構成される説明をしたが、
このプローブ110には、検出した温度情報をさらに精
密に演算して、その演算結果を表示するために演算手段
と表示手段とを備える体温計本体に接続される。
そして、このようにプローブILOと体温計本体160
とが接続された状態で電子体温計として機能することに
なる。
(体温計本体160の基本構成の説明)第13図は体温
計本体160を示した外観斜視図である。第13図にお
いて、体温計本体160の箱体部161の右側面には長
方形の液晶表示部162が設けられる一方、体温計本体
160の角部からは、先端にコネクタ163を電気的に
接続しているコード164が後述の演算部800に接続
されて設けられている。
第14図はプローブ10と体温計本体160とが接続さ
れた使用状態を示した外観斜視図であり、プローブ11
0のコネクタ端子115にコネクタ163を接続してい
る様子が示されている。
次に、第15図に第13図に示された体温計本体160
と第9図に示されたプローブ110とを接続した状態の
電子体温計の電気的な概略構成図を示す。第15図にお
いて、電子体温計は温度検出部700、プローブ110
で検出された検出信号から温度値を演算する演算部80
0と、演算結果を表示出力する表示部900の3部分に
大別される。この内、温度検出部700はサーミスタ1
40と1個のコンデンサCと1個の抵抗器と3つのイン
バータINVを図示のように接続して非安定マルチバイ
ブレータとして構成して1.サーミスタ140の抵抗値
に依存した発信周波数出力を演算部800に出力するよ
うに構成されている。
以上説明した構成の電子体温計の動作について次に説明
する。まず、口中の温度を測定する場合には体温計本体
160のコネクタ163と口中プローブ110のコネク
タ端子115とを接続し、第14図のような状態にする
。そしてプローブ110の感温部であるキャップ116
を舌の裏側に挿入されると、チューブ111が有する可
撓性により測定部位に対して痛みや違和感等を与えるこ
となく、測定部位に適した形状に柔軟に変形して、マウ
スピース117も移動することなく、被測定者は安定し
た体温測定を行なうことができる。
また、プローブ110と体温計本体160とは脱着が容
易にできるようにコネクタ163で接続されている上に
、上述のように防水性も確保されているのでプローブ1
10を容易に消毒、洗浄できるようになる。
さらに、プローブ110のチューブ111は、薄肉であ
るので従来の射出成形で形成されたものに比べ熱容量が
小さいので、サーミスタ140から他部分への熱伝導を
減少させて、人体より吸収する熱量の一部なボディ11
3側に逃がすことを極力防止するようになる。
次に、腋下測定方法について説明すると、上記と同様の
使用状態にして、腋下測温用ホルダ121を上腕部に挟
むことで、腋下に突き当て易くなりしかも位置がずれに
くくなり安定した体温測定を実施できる。
最後に、直腸の測定方法について簡単に説明すると、上
記と同様の使用状態にしてかう、チューブ111の外周
上を摺動する直腸測温用ストッパ131で予め挿入する
深さの目盛の位置にセットしてから、直腸に挿入する。
このようにして、挿入深さを調整して過剰に挿入される
ことを規制する。
このように、各部位の側温用プローブ110を測定部位
に応じて選ぶことができると共に、との側温用プローブ
に対しても1台の体温計本体160と接続できるため、
体温計本体160を1台だけ用意しておけば良いので、
体温計の部品点数の減少もできるようになる。
また生産者、ならびに利用者においても、側温用プロー
ブに余分なコスト的負荷が及ぶことになるが、このコス
ト的負荷は上述したチューブ111に着脱されるアダプ
タのみであるから側温用プローブを大量生産する事がで
きるので生産コストは大幅に減少させることができる。
以上の説明により第2の実施例によれば、測定部位の形
状に適合する可撓性のあるプローブで測温を行うので、
測温時の痛さと違和感を低減する上に、測温の正確さが
確保できとともに、防水性、熱応答性に優れているので
、洗浄に適すると共に、迅速な測温かできる。
く第3の実施例の説明〉 (第3の実施例によるプローブ170の説明)第16図
は第3の実施例によるプローブ170の構成を示す外観
斜視図、第17図は第16図のプローブ170の構成を
示す拡散分解図、第18図は第3の実施例による直腸測
温用ストッパ171を示す側面図、第19図は第16図
のプローブ170を示す正面図である。
第16図〜第19図において、第3の実施例によるプロ
ーブ170は前述の第2の実施例において直腸プローブ
として用いたプローブ110と同様の構成及び機能を有
しており、例えば第16図のようにブツシュ112はブ
ツシュ112° ボディ13はボディ13′、可変抵抗
素子14は可変抵抗素子114’、そしてコネクタ11
5はコネクタ115°にそれぞれ対応する。また挿入深
さの調節はチューブ134°の長手方向に目盛132°
を参考に摺動移動させる直腸測温用ストッパ171で規
制する。この直腸測温用ストッパ171は可撓性及び弾
力性を有するゴムで製作され、材質等はスチレン系エラ
ストマーゴム、ゴム硬度(JIS:A)40’である。
また直腸測温用ストッパ】71の形状においては、第1
6図に示した一点鎖線Mの示すチューブ134°の挿入
方向の断面形状がどの位置においても同形の三角形をし
たプローブ挿入穴(以下、「挿入穴」という)172を
有し、第18図に示すように挿入穴172に内接する二
点鎖線で示した円173を想定した場合の円の直径dは
、チューブ134°の外径と比較して同外径寸法以下に
設定されている。そこで、挿入穴172にチューブ13
4°を挿入すると、第19図に示す如く、チューブ13
4°の外周面は挿入穴172の内周面に3箇所で圧接さ
れると共に、この圧接部174〜176をそれぞれ矢印
0.P、Qの示す方向にそれぞれ押圧する。この押圧す
る力はチューブ134′の外径りが挿入していないとき
の挿入穴172に内接する円を想定した場合の円の直径
dに比較して大きければ大きいほど強くなり、またゴム
の硬度の異なる材質の直腸測温用ストッパを用いれば、
押圧する力を種々選択することができる。従ってチュー
ブ134゛を直腸測温用ストッパ171に挿通させた状
態では、常に上記3つの圧接部174〜176において
押圧する力が働き、プローブ170の感温部116°側
を下方に向けてもチューブ134′の外周面と直腸測温
用ストッパ71の内周面の圧接部との間に発生する摩擦
力が直腸測温用ストッパ171の重量に勝つ力を有する
ので、両者の相対的なずれが生じることはなくなる。
更に、直腸測温用ストッパ171の形状において、直腸
測温用ストッパ171の一方の側面171aには中心軸
からラジアル方向にフランジ177が延びており、直腸
へ挿入する場合にはフランジ177による広い側面17
0aが人体に当接、するため、それ以上の挿入を規制す
る。
さて、プローブ170を用いて体温測定を行う場合には
、まず、チューブ134°を直腸測温用ストッパ171
の側面171b側の挿入穴172より挿入し、チューブ
134°の外周面と直腸測温用ストッパ171の内周面
とを相対的に摺動させながら使用者にとって適正な挿入
深さに調節する。この調節が終了すると、直腸測温用ス
トッパ171はチューブ134゛に半固定された状態を
保持する。そして通常の直腸における体温の測定を行う
が、測定部位にチューブ134′を挿入し、直腸測温用
ストッパ171が人体に当接すると、フランジ174を
有した側面171aでそれ以上の挿入を規制する。この
規制は直腸測温用ストッパ171がチューブ134°に
半固定された状態で保持されるためである。尚、半固定
が3箇所の圧接部174〜176での部分接触であるこ
とから、相対的な摺動抵抗は小さく、直腸測温用ストッ
パ171をチューブ134°の外周面上に比較的小さな
力で摺動させることができるので、プローブ170に直
腸測温用ストッパ171を位置決めしやすい構成となる
以上の説明により第3の実施例によれば、直腸測温用ス
トッパをプローブのチューブに容易に位置決めできると
共に、直腸測温用ストッパを任意の位置において半固定
した状態を保持できるので安全な直腸の検温を実施する
ことができる。
以上の第3の実施例では、特に直腸の検温を行う場合の
プローブの直腸測温用ストッパを例に挙げて説明したが
、本発明はこれに限定されるものではなく、マウスピー
ス或は腋下測温用ホルダに適応させることもできる。
次に、第3の実施例に用いた直腸測温用ストッパを変形
した第1の変形例〜第4の変形例を以下に説明する。
(第1の変形例の説明) まず、第1の変形例を第20図を用いて説明する。尚、
使用される直腸用のプローブは前述の第3の実施例によ
るプローブ70である。
第20図は第1の変形例による直腸測温用ストッパを示
す側面図である。第20図において、第1の変形例を示
す直腸測温用ストッパ180は前述の直腸測温用ストッ
パ171と同様の材質から成り、一方の側面180aに
は前述の第3の実施例と同様に中心軸よりラジアル方向
に延びるフランジ181を有している。また第1の変形
例ではチューブ134°の挿入方向における断面形状が
スプライン状の挿入穴182を有し、前述の挿入穴17
2による圧接部の数より多くの圧接部を設定しており、
ここでも挿入されるチューブ134′の外径りに対して
、挿入しないときの挿入穴182に内接する二点鎖線の
円183を想定した場合に、円183の内径d゛が外径
りの寸法以下となるように設定されている。またスプラ
イン状の挿入穴182においては、第20図の如く、8
つの圧接部184が突出するように圧接部184と交互
に溝182が8つ配設されている。
以上の構成から成る第1の変形例においても、前述の第
3の実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
(第2の変形例の説明) 次に、第2の変形例を第21図を用いて説明する。尚、
使用されるプローブは前述の第3の実施例で説明した直
腸用のプローブ170である。
第21図は第2の変形例による直腸測温用ストッパ19
0を示す側面図である。第21図において、第2の変形
例を示す直腸測温用ストッパ190は前述の直腸測温用
ストッパ171と同様の材質から成り、一方の側面19
0aには前述の第3の実施例と同様に中心軸よりラジア
ル方向に延びるフランジ191を有している。また第2
の変形例ではチューブ134゛の挿入方向における断面
形状が菱形の一種である正方形をした挿入穴192を有
し、前述の挿入穴172による圧接部の数より多くの圧
接部を設定しており、ここでも挿入されるチューブ13
4゛の外径りに対して、挿入していないときの挿入穴1
92に内接する2点鎖線の円193を想定した場合に、
円193の内径d”が外径りの寸法以下となるように設
定されている。また菱形をした挿入穴192においては
、第21図の如く、4つの圧接部194〜197でチュ
ーブ134°に半固定させる。
以上の構成から成る第2の変形例においても、前述の第
3の実施例と同様の作用・効果を得ることができる。こ
の第2の変形例では挿入穴の断面形状を正方形としてい
るが、本発明においては例えば菱形として長方形等も含
まれるものとする。
さて、第3の実施例の変形例として第1の変形例と第2
の変形例を挙げたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば、種々
変形可能である。
(第3の変形例の説明) 次に、第3の変形例を第22図及び第23図(a)、(
b)、(c)を用いて説明する。尚、使用されるプロー
ブは前述の第3の実施例で用いた直腸用のプローブ17
0である。
第22図は第3の変形例を示す直腸測温用ストッパ20
0の外観斜視図、第23図(a)(b)、(c)は第3
の変形例によるプローブの組立方法を示すR−R断面図
である。第22図において、第3の変形例を示す直腸測
温用ストッパ200は前述の直腸測温用ストッパ171
と同様の材質から成り、一方の側面200aには前述の
第3の実施例と同様に中心軸よりラジアル方向に延びる
フランジ201を有している。また第3の変形例ではチ
ューブ134°の挿入方向における断面形状がほぼ菱形
をした挿入穴202を有し、この挿入穴202の短軸方
向の内面に圧接部2゜3.204を設定している。この
挿入穴202の構造においては前述の挿入穴172等に
おける圧接部の機能を果す。またほぼ菱形をした挿入穴
202の長軸方向の内面205,206に対応した外面
207,208において、フランジ201を有した側面
と反対側の側面200bの近傍に一対の指押部209,
210が突設されている。この指押部209,210の
外面にはスベリ止めの複数の筋が配設されている。
次に、第3の変形例によるプローブと直腸測温用ストッ
パとの組み立て方法を説明する。
直腸測温用ストッパ200にプローブ170のチューブ
134°を挿入する場合には、まず第23図(a)の状
態から第23図(b)の状態に変形するために矢印A、
A’の示す方向に指押部109.210をつまみ、短軸
部203.204の間を矢印B、B’の示す方向に広げ
る。この短軸部間の広がりは少なくともチューブ134
°の外径寸法りより大きめに設定し、チューブ134゛
の挿通を第22図の矢印Tの示す方向にスムースに行わ
せる。そしてチューブ134°の外周面に設けられた目
盛132′を目安に挿入深さの位置決めを行う。挿入深
さの位置が決まると指押部209.210をつまんでい
る力を解除する。これにより今まで広がっていた短軸部
103,204は矢印B、B’の示す方向とは逆に間を
狭め、通常の間隔に復元しようとする。ここで通常の短
軸部間の距離に対してチューブ134′の外径寸法りが
上回るので、挿入穴202の短軸部203゜204の2
箇所でチューブ134°の外周面は圧接挾持される。こ
のようにして直腸測温用ストッパ200はプローブ17
0のチューブ134′に確実に半固定される。
以上の説明により第3の変形例によれば、直腸測温用ス
トッパをチューブの任意な位置にスムースに移動可能で
あると共に、前述の第3の実施例と同様な作用・効果を
得ることができる。
また、第3の変形例では挿入穴の断面形状を菱形とした
が、例えば楕円形としても同様の作用・効果を得ること
ができる。
(第4の変形例の説明) 次に、第4の変形例を第24図及び第25図を用いて説
明する。尚、使用されるプローブは前述の第3の実施例
で用いた直腸用のプローブ70である。
第24図は第4の変形例を示す直腸測温用ストッパ22
0の外観斜視図、第25図は第4の変形例によるプロー
ブ170と直腸測温用ストッパ220とのアセンブリの
部分断面図である。
第24図において、第4の変形例を示す直腸測温用スト
ッパ220は前述の直腸測温用ストッパ171と同様の
材質から成り、一方の側面220aには前述の第3の実
施例と同様に中心軸よりラジアル方向に延びるフランジ
221を有している。また第4の変形例では直腸測温用
ストッパ220にチューブ134゛の外径寸法りより大
きく且つ断面S−8での断面形状が円形に設けられた挿
入穴222を有している。またフランジ221を有する
側面220aには矢印Uの示す方向に僅かに突出する肉
厚の薄いヒダ223が挿入穴222の開口部を形成して
いる。このヒダ223により形成される口径はチューブ
134°の外径寸法り以下に形成し、中心軸からラジア
ル方向に複数の切り込みを設けてチューブの挿通がスム
ーズになるように設定している。またヒダ223の中心
軸方向を向く先端部223aは僅かに矢印U方向に窄む
ように設けられている。
以上の如く構成された直腸測温用ストッパを用いて直腸
の検温を行う場合には、第25図の如く、直腸測温用ス
トッパ220の側面220b側の挿入穴222よりチュ
ーブ134°を挿入する。この場合には、挿入穴222
の内径がチューブ134′の外径寸法りより大きく設け
られているので、挿入深さの位置決めを行う場合、挿入
穴222の内周面とチューブ134″の外周面との間に
は摩擦が生じることはない。一方、ヒダ223が形成す
る口径はチューブ134゛の外径寸法りより小さく設定
されているのでチューブ134°が挿入されるとヒダ2
23はチューブ134°の外周面とを中心軸の方向に向
って押圧する。また直腸測温用ストッパ220は自身の
ヒダ223でチューブ134゛に半固定される。
以上の説明により第4の変形例によれば、プローブのチ
ューブの外周面と直腸測温用プローブとの間の摺動抵抗
を極力減少し、前述の第3の実施例と同様の作用・効果
を得ることができる。
また、第4の変形例を応用して、挿入穴222の複数箇
所にヒダ223と同様のヒダを配設しても良い。
更に、挿入穴自身の断面形状はチューブの外周面との間
にクリアランスを生じる程度であれば、特に限定される
ものではない。
く第4の実施例〉 第26図は第4の実施例による測温用プローブ310の
側断面図、第27図は第26図に示すE−E部の拡大図
である。
第26図、第27図において、ボディ313の一端に形
成された先端円筒部313aには、直径が4mmで内径
が、3mm程度の薄肉な円筒状の軟質塩化ビニール製の
チューブ体311が、軟質塩化ビニール製のブツシュ3
12で外周面を規制されるようにして圧入されている。
また、このチューブ体311の内部の最大直径となる中
心部分には、厚さ50μm前後のポリイミドフィルム製
の可撓性を有した基板341が、図示のように測温用プ
ローブ310の略全長に渡って設けられている。この基
板341の先端部分にはサーミスタ340が、また後端
近傍には温度較正を行なうための調整用の可変抵抗素子
314と固定抵抗素子342とが実装されている。さら
に、この可変抵抗素子314の上方には抵抗調整孔34
5が穿設されており、温度特性の温度較正時には、この
抵抗調整孔345を通してドライバー等を使用して可変
抵抗素子314を調節し、調整後に抵抗調整孔345を
シリコンゴムで封止するようにしている。
一方、基板341上に実装されたサーミスタ340には
、半球状の底板を備えたステンレス製の円筒状のキャッ
プ316が、図示のように被冠されており、このキャッ
プ316の半球状の底板の内側には、サーミスタ340
に温度を伝熱するボッティング材346が充填されてい
る。
また、このキャップ316は、硬質塩化ビニル樹脂製の
円筒状に形成されたジヨイント319を介して、上記の
チューブ体311とは一体的にされて構成される。この
ジヨイント319は射出成形により成形され、中心部に
は基板341を挿入する孔部326が形成されている。
またキャップ316に圧入する先端部位の外周面には竹
の子状の起伏部320〜322とOリング318を収容
する周溝323とが連ねて形成され、また軸方向での中
央部にはキャップ316の端面を当接させることにより
キャップ316の被冠量な規制するフランジ324が形
成されている。さらにフランジ324を境に後端部位に
はチューブ体311に圧入可能な外径を有する円筒部3
25が形成されている8図示のようにキャップ316が
ジヨイント319に圧入保持された状態では、0リング
318の外形が規制されて変形し、このリング自身の付
勢により嵌合を強化すると共に、3段に連なる竹の子状
の起伏部320〜32.2がキャップ316の内周面に
摩擦係合する。
さらに、フランジ324の外周面は滑らかな曲面を有し
、キャップ316とフランジ324との径方向での隣り
合うそれぞれの外周面に段差が生じないように形成され
てなる0以上のように、キャップ316とフランジ32
4との間には確実な圧入保持による防水性が確保される
。またキャップ316とジヨイント319とを連結した
後には、テトラヒドロフラン溶液を円筒部325の外周
面に塗布し、この状態で円筒部325をチューブ体31
1に圧入すると、各々の面が溶着して着設するが、ここ
でもフランジ319の外周面とチューブ体311の外周
面との径方向での段差が生じないように形成される。こ
こで、テトラヒドロフラン溶液には塩化ビニールを溶か
す性質があるので、簡単にジヨイント319とチューブ
体311とを強固に溶着し、優れた防水機能を与えてく
れる。
尚、本発明ではテトラヒドロフラン溶液に限らず、同様
の溶着を行うものであればこれに限定されるものではな
い。
そして、前述した基板341の可変抵抗素子314及び
固定抵抗素子342の上面部は、ポリプロピレン製のシ
ース材344が設けられており、シース材344で図示
の状態を保持しておいて、軟質塩化ビニールを注入して
、偏平形状のボディ313を形成するようにしている。
したがって、キャップ316をジヨイント319に被冠
させるには、ボディ313の成形後に、ボディ313の
先端円筒部313aにチューブ体311の一方の端部な
テトラヒドロフラン溶液にて溶着、着設して、さらにそ
のチューブ体311の外周部に軟質塩化ビニール製ブツ
シュ312を同様にテトラヒドロフラン溶液により溶着
、着設する。
次に、チューブ体311の先端部に硬質塩化ビニール製
のジヨイント319を、同様にテトラヒドロフラン溶液
により溶着し、Oリング318をセットして、最後にキ
ャップ316を圧入被冠させて組立を終える。これによ
りキャップ316とジヨイント319との間で強い嵌合
状態が保持される。
以上のように組立てることで、測温用プローブ310の
水密性が確保される。
そして、チューブ体311には、口中、腋下、直腸のそ
れぞれの部位に対して安定した測定を実施できるように
するために、エラストマーゴム等により成形される専用
アダプタが装着されるが、第26図において、図中二点
鎖線で示されるマウスピース317や、不図示の液下測
温用ホルダや、直腸測温用ストッパが測定の部位に応じ
て交換可能にされて設けられる。
一方、ボディ313の後端部分からは、基板341に形
成されたコネクタ端子315が外部に露出するようにし
て設けられている。
以上の説明により第4の実施例によれば、キャップから
チューブ体にかけての外表面がジヨイントにより滑らか
に段差無く形成されているので、例えば直腸等の粘膜を
傷つけるような心配はないので安全性を高くすることが
できると共に、キャップ或はチューブ体との連結部位が
防水性に優れ、またキャップにおいては不意に外れるこ
とのない強固な連結状態を保持できる。また押出成形に
より軟質な素材で薄肉なチューブ体を形成しているので
強度は非常に高く、容易に破損するようなことはなくな
り、製造コストを安価に提供してくれる。
さらに、0リングを介在させれば液密性が強化され、防
水性はより完全なものになり、消毒時において消毒液が
毛細管現象により内部へ浸水することを防止できる。
ここで、上述した第4の実施例において、基板341は
リード線など電気的接続があり、柔軟性を有していれば
基板である必要はない。
次に、第4の実施例を変形した変形例について第28図
を用いて説明する。
第28図は第4の実施例の変形例の要部を示す側断面図
である。第28図において、測温用プローブ310″は
前述の測温用プローブ310と同様の構成からなり、こ
の変形例においてもキャップ316′とチューブ体31
1°とがジヨイント319°で連結されている。ジヨイ
ント319°は中央部より先端に向けて4段の竹の千秋
の突起部320’ 、321°、322°、327が配
設され、一方、中央部より後方に向けて円筒状の円筒部
325°が形成されている。このジヨイント319′は
前述したジヨイント319のようにフランジを設けてお
らず、組立時にはキャップ316°とチューブ体31ビ
との端面同士を直に当接させている。
そして、ジヨイント319°は前述のジヨイント319
に用いたOリングが具備されておらず、複数の突起部に
よりキャップ316°内での液密な圧入係止状態が形成
される。またジヨイント319° とチューブ体311
°とは前述と同様の方法でテトラヒドロフラン溶液によ
り液密に溶着される。
このように、ジヨイントとキャップとの連結においては
、Oリングを用いなくても前述の第4の実施例と同様に
液密に工大保持させることができる。
[発明の効果] 以上の説明により本発明によれば、測定部位の形状に適
合する可撓性のあるプローブで測温を行うので、測温の
快適さと、正確さを期待できる。
また、本発明の測温用プローブは防水性、熱応答性にす
ぐれているので、洗浄に適すると共に、迅速な測温に資
するので、病院用の用途に好適な製品を提供できる効果
がある。
また、測定部位の形状に適合する可撓性のあるプローブ
で測温を行うので、測温時の痛さと違和感を低減する上
に、測温の正確さが確保できとともに、防水性、熱応答
性に優れているので、洗浄に適すると共に、迅速な測温
かできる。
さらに、可撓性を有するアダプタを摺動部位でプローブ
の支持体に半固定させることで口中、腋下、直腸の測温
時の安全性が確保できる。またアダプタを外力により変
形させたり、摺動部位にヒダを設けることで、支持体の
外周面上をスムースに移動させることができる。
また、集熱体からチューブ体にかけての外表面が連結体
により滑らかに段差無く形成されているので、例えば直
腸等の粘膜を傷つけるような心配はないので安全性を高
く・することができると共に、集熱体或はチューブ体と
の連結部位が防水性に優れ、また集熱体においては不意
に外れることのない強固な連結状態を保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は第1の実施例による測温用プローブの
構成を示す外観斜視図、 第4図は第1図の測温用プローブの断面を示す概略断面
図、 第5図は第3図の直腸の測温用プローブの概略断面図、 第6図は第1の実施例の電子体温計の電気的な基本構成
を示す概略構成図、 第7図は第1の実施例の電子体温計の本体を示す外観斜
視図、 第8図は第1の実施例の変形例による直腸の測温用プロ
ーブの概略断面図である。 第9図は第2の実施例によるプローブ110の断面を示
す断面図、 第10図は第9図のプローブ110にマウスピース17
を設けた様子を示した外観斜視図、第11図は第9図の
プローブ110に腋下測温用ホルダ121を設けた様子
を示した外観斜視図、 第12図は第9図のプローブ110に直腸測温用ストッ
パ131を設けた様子を示した外観斜視図、 第13図は第2の実施例による体温計本体160を示し
た外観斜視図、 第14図は第2の実施例によるプローブ110と体温計
本体160とが接続された使用状態を示した外観斜視図
、 第15図は第13図に示された体温計本体160と第9
図に示されたプローブ110とを接続した状態の電子体
温計の電気的な概略構成図、第16図は第3の実施例に
よるプローブ170の構成を示す外観斜視図、 第17図は第16図のプローブ1.70の構成を示す拡
散分解図、 第18図は第3の実施例による直腸測温用ストッパ71
を示す側面図、 第19図は第16図のプローブ170を示す正面図、 第20図は第1の変形例による直腸測温用ストッパを示
す側面図、 第21図は第2の変形例による直腸測温用ストッパ19
0を示す側面図、 第22図は第3の変形例を示す直腸測温用ストッパ20
0の外観斜視図、 第23図(a)、(b)、(c)は第3の変形例による
プローブの組立方法を示すR−R断面図、 第24図は第4の変形例を示す直腸測温用ストッパ22
0の外観斜視図、 第25図は第4の変形例によるプローブ170と直腸測
温用ストッパ220とのアセンブリの部分断面図、 第26図は第4の実施例による測温用プローブ10の側
断面図、 第27図は第26図に示すE−E部の拡大図、第28図
は第4の実施例の変形例の要部を示す側断面図である。 図中、10・・・口中測温用プローブ、11゜31.4
1・・・ボディ、12.43.81・・・基板、13.
44.82・・・サーミスタ、14,3445.83・
・・可変抵抗素子、15.33・・・抵抗調整孔、16
,35,42.84・・・キャップ、17.46.85
・・・ボッティング材、18゜48、・・・空気層、1
9.47・・・ポリエチェン樹脂性シース材、20,4
9.86・・・後縁、21゜36.53・・・コネクタ
端子、64・・・コート、30・・・腋下測温用プロー
ブ、32・・・屈曲部、40.80・・・直腸測温用プ
ローブ、50・・・先端、51.91・・・ストッパー
 89・・・保護カバー60・・・体温計本体、61・
・・箱体部、62・・・表示部、63・・・コネクタ、
87・・・ジヨイント、88・・・チューブ、400,
700・・・温度検出部、500.800・・・演算部
、500,900・・・表示部、]、10.170・・
・プローブ、111゜134.134’ ・・・チュー
ブ、112゜112′・・・ブツシュ、113,113
’・・・ボディ、114,114°・・・可変抵抗素子
、115.115°・・・コネクタ端子、116゜11
6゛・・・キャップ、117・・・マウスピース、12
1・・・腋下測温用ホルダ、131,171180.2
00,220・・・直腸測温用ストッパ、132.13
2’ ・・・目盛、118・・・0リング、119・・
・ジヨイント、140・・・サーミスタ、141・・・
基板、142・・・固定抵抗素子、144・・・ポリエ
チレン製シース材、145・・・抵抗調整孔、146・
・・ボッティング材、160・・・体温計本体、161
・・・箱体部、162・・・表示部、163 ・・・コ
ネクタ、164−・・コード、171a。 171b、180a、190a、200a200b、2
20a、220b−・・側面、172182.192,
202,222・・・挿入穴、173.183,193
・・・円、174〜176゜184.194〜197・
・・圧接部、177゜181.201,221・・・フ
ランジ、185・・・窪み、203,204・・・短軸
部、205206・・・長軸部、207,208・・・
外面、209.210・・・指押部、223・・・ヒダ
、310.310’ 、350,360・・・測温用プ
ローブ、311,311° 351 361・・・チューブ体、312・・・ブツシュ、31
3・・・ボディ、313a・・・先端円筒部、314・
・・可変抵抗素子、315・・・コネクタ端子、316
.316°、352,362・・・キャップ、317・
・・マウスピース、318・・・0リング、319.3
19 ・・・ジヨイント 320〜322,320 〜322 .327゜356
・・・突起部、323・・・周溝、324・・・フラン
ジ、325・・・円筒部、326・・・孔部、340゜
353・・・サーミスタ、341,341’354・・
・基板、342・・・固定抵抗素子、344・・・シー
ス材、345・・・抵抗調整孔、346.355・・・
ボッティング材、363・・・段差である。 第 図 第7図 +14 第12図 第19園 200a 第22図 第24図 第23区 第27図 第28図

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測温用の回路素子を備えた測温部と、測定部位の
    形状にほぼ沿う形状をした該測温部を支持する柔軟性支
    持体とを含む測温用プローブ。
  2. (2)柔軟性支持体に熱伝導率の高いキャップを接合さ
    せ、この中に測温用の回路素子を納めたことを特徴とす
    る請求項1記載の測温用プローブ。
  3. (3)柔軟性支持体の断面が偏平又は円形であることを
    特徴とする請求項1または2記載の測温用プローブ。
  4. (4)回路素子が柔軟性支持体中を貫通する柔軟性基板
    の端部に装着されていることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の測温用プローブ。
  5. (5)キャップの後縁を内曲げ構造としプローブの母材
    モールド時に母材中にくい込ませてなることを特徴とす
    る請求項2記載の測温用 プローブ。
  6. (6)キャップ中に納めた測温用の回路素子の後方に空
    気層による断熱部を設けたことを特徴とする請求項2記
    載の測温用プローブ。
  7. (7)口中検温に適した形状をもち、口中内でのプロー
    ブのすべりを防止するためのヒダを備えることを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載の測温用プロー
    ブ。
  8. (8)腋下検温に適した形状をもち、扁平の柔軟性支持
    体を中途で屈曲させプローブのすべてを防止するための
    ヒダを備えた膝下用プローブに形成したことを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれかに記載の測温用プローブ
  9. (9)直腸用のプローブに形成し、プローブ本体に挿入
    の深さを示す目盛を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の測温用プローブ。
  10. (10)柔軟性支持体は、柔軟性基板を挟むシース材を
    芯にして成形されていることを特徴とする請求項4記載
    の測温用プローブ。
  11. (11)電子体温計本体に対して電気的に接続可能とさ
    れるとともに、コネクタを介して前記体温計本体に対し
    て脱着自在にされるアダプタ付きの測温用プローブであ
    つて、 該測温用プローブは、測温用の回路素子を内蔵した測温
    部が先端部に設けられてなる柱状の可撓性を有する支持
    体を備えることを特徴とする測温用プローブ。
  12. (12)測温用の回路素子を内包してなる集熱体と該集
    熱体に内包される部分以外を内包してなる柔軟なチュー
    ブ体とを連結してなる柱状の連結体を支持体に具備して
    なる測温用プローブであつて、 前記連結体は、一方の外周面を前記集熱体 に圧入保持され、他方の外周面を前記チューブ体に圧入
    溶着されてなり、前記支持体内部が液密に形成されてな
    ることを特徴とする測温用プローブ。
  13. (13)前記連結体は、前記集熱体とチューブ体との端
    面間に介在しかつ各々の外周面を滑らかに接続する曲面
    状の外周面を突出させてなることを特徴とする請求項1
    2記載の測温用プローブ。
  14. (14)前記連結体は外周面より突出する起伏部を有し
    、該起伏部を前記集熱体の内周面に液密に摩擦係合させ
    てなることを特徴とする請求項11または12記載の測
    温用プローブ。
  15. (15)マウスピースとして用いる口中測温用アダプタ
    を前記支持体に脱着可能に備えることを特徴とする請求
    項3、4、5、6、7、10、11、12、13または
    14記載の測温用プローブ。
  16. (16)膝下部に設置させる形状を有する膝下部測温用
    アダプタを前記支持体に脱着可能に備えることを特徴と
    する請求項3、4、5、6、8、10、11、12、1
    3または14記載の測温用プローブ。
  17. (17)直腸への挿入の深さを規制する直腸部測温用ア
    ダプタを前記支持体に摺動自在に備えることを特徴とす
    る請求項3、4、5、6、9、10、11、12、13
    または14記載の測温用プローブ。
  18. (18)前記アダプタは、可撓性且つ弾性を有し且つ前
    記支持体との摺動部位で形成する円周の内径寸法を前記
    支持体の外径寸法以下に設けて成ることを特徴とする請
    求項15ないし17のいずれかに記載の測温用プローブ
  19. (19)前記アダプタは、少なくとも対向する2箇所の
    摺動部位を有するとともに、外周面を圧縮されると前記
    2箇所の摺動部位が前記支持体の外径寸法以上に離間可
    能に変形して成ることを特徴とする請求項18記載の測
    温用プローブ。
  20. (20)前記アダプタは可撓性を有するヒダで摺動部位
    を形成して成ることを特徴とする請求項19記載の測温
    用プローブ。
  21. (21)請求項1ないし20のいずれかに記載の測温用
    プローブを有する電子体温計。
JP63192018A 1987-09-28 1988-08-02 測温用プローブ及び該プローブを有する電子体温計 Pending JPH0249129A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090288481A1 (en) * 2007-09-14 2009-11-26 Epiq Sensor-Nite Nv Temperature sensor
US7988355B2 (en) * 2005-11-03 2011-08-02 Tyco Healthcare Group Lp Electronic thermometer with flex circuit location
US9313910B2 (en) 2007-05-22 2016-04-12 Covidien Lp Multiple configuration electronic thermometer
US9453768B2 (en) 2007-12-31 2016-09-27 Covidien Ag Method of making a molded thermometer probe component

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