JPH0248331Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248331Y2 JPH0248331Y2 JP17454887U JP17454887U JPH0248331Y2 JP H0248331 Y2 JPH0248331 Y2 JP H0248331Y2 JP 17454887 U JP17454887 U JP 17454887U JP 17454887 U JP17454887 U JP 17454887U JP H0248331 Y2 JPH0248331 Y2 JP H0248331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- binding material
- saw blade
- rotary saw
- shearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 20
- 238000010008 shearing Methods 0.000 claims description 15
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、故紙やパルプ等の品物を結束してい
るワイヤ、バンド等の結束材を切断するための装
置に関するものである。
るワイヤ、バンド等の結束材を切断するための装
置に関するものである。
(従来の技術およびその問題点)
例えば故紙やパルプ等の製紙原料は、輸送に際
しては通常はばらばらにならないように、品物自
体を金属製ワイヤ等の結束材で適当な大きさに結
束し、そして、加工の直前で、この結束材を切断
してばらした後パルパー等の加工機械に投入して
いる。このような、結束材の切断は、従来例えば
実開昭60−70505号公報に開示されるように、回
転刃により行なつている。
しては通常はばらばらにならないように、品物自
体を金属製ワイヤ等の結束材で適当な大きさに結
束し、そして、加工の直前で、この結束材を切断
してばらした後パルパー等の加工機械に投入して
いる。このような、結束材の切断は、従来例えば
実開昭60−70505号公報に開示されるように、回
転刃により行なつている。
ところが、前記故紙やパルプ等の品物に於いて
は、結束材は通常、品物自体の中に食い込んでい
るので、前述の装置により結束材を切断するに
は、回転刃を品物自体の中に食い込むように構成
しなければならないし、またこの回転刃によつて
結束材を切断位置までもたらさなければならず、
単なる回転刃ではこれが比較的難かしく、工夫が
必要である。また、回転刃を品物自体の中に食い
込ませるため、この回転刃は品物自体を切り裂く
ことにより、多量の切屑が発生するという不都合
が生じ、かかる点に対しての対策が必要である。
は、結束材は通常、品物自体の中に食い込んでい
るので、前述の装置により結束材を切断するに
は、回転刃を品物自体の中に食い込むように構成
しなければならないし、またこの回転刃によつて
結束材を切断位置までもたらさなければならず、
単なる回転刃ではこれが比較的難かしく、工夫が
必要である。また、回転刃を品物自体の中に食い
込ませるため、この回転刃は品物自体を切り裂く
ことにより、多量の切屑が発生するという不都合
が生じ、かかる点に対しての対策が必要である。
本考案はかかる問題点を解決することを目的と
するものである。
するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の構成を実施例に対応する第1図〜第4
図に基づいて説明すると、本考案は結束材1で結
束された品物2の移送経路3に適宜突出させて回
転鋸刃4を装置すると共に、該回転鋸刃4の一側
aに、これと共に剪断部5を構成する固定剪断刃
6を装置し、該回転鋸刃4の他側bの刃部は角7
を切欠いたものである。
図に基づいて説明すると、本考案は結束材1で結
束された品物2の移送経路3に適宜突出させて回
転鋸刃4を装置すると共に、該回転鋸刃4の一側
aに、これと共に剪断部5を構成する固定剪断刃
6を装置し、該回転鋸刃4の他側bの刃部は角7
を切欠いたものである。
(作用)
以上の構成に於いて、回転鋸刃4を第2図中反
時計回りに回転させながら、結束材1で結束され
た品物2を、ローラーコンベヤー8等による移送
経路3に沿つて図中右方向に移動させる。
時計回りに回転させながら、結束材1で結束され
た品物2を、ローラーコンベヤー8等による移送
経路3に沿つて図中右方向に移動させる。
しかして品物2が回転鋸刃4の位置に至ると、
該回転鋸刃4は品物2自体の底部を切り裂き、そ
して品物2はこのように底部を切り裂かれながら
移送経路3を進行する。そして、結束材1が回転
鋸刃4の位置に至ると、回転鋸刃4の刃部10は
該結束材1を引つ掛けて、その回転方向に移動す
る。こうして結束材1は固定剪断刃6の位置まで
動かされて、該固定剪断刃6と刃部10により構
成される剪断部5により切断され、しかる後適宜
の除去機構により切断した結束材1を除去するこ
とにより品物2の結束を解除することができる。
このように本考案では、品物2の移送経路3に適
宜突出させた回転鋸刃4により結束材1を引つ掛
けて剪断部5まで移動するので、品部2に食い込
んでいる結束材1でも確実に切断することができ
るのである。
該回転鋸刃4は品物2自体の底部を切り裂き、そ
して品物2はこのように底部を切り裂かれながら
移送経路3を進行する。そして、結束材1が回転
鋸刃4の位置に至ると、回転鋸刃4の刃部10は
該結束材1を引つ掛けて、その回転方向に移動す
る。こうして結束材1は固定剪断刃6の位置まで
動かされて、該固定剪断刃6と刃部10により構
成される剪断部5により切断され、しかる後適宜
の除去機構により切断した結束材1を除去するこ
とにより品物2の結束を解除することができる。
このように本考案では、品物2の移送経路3に適
宜突出させた回転鋸刃4により結束材1を引つ掛
けて剪断部5まで移動するので、品部2に食い込
んでいる結束材1でも確実に切断することができ
るのである。
以上の如く回転鋸刃4は品物2自体も切り裂く
のであるが、本考案に於いて該回転鋸刃4は、一
側aにのみ、固定剪断刃6と共に剪断部5を構成
する刃部を構成し、他側bの刃部は角7を切欠い
ているので、品物2は一側aに対応する部分は切
断されるものの、他側bに対応する部分は切断さ
れず、従つて品物2の切り裂かれた部分は独立し
た切断片とならずに、他側bでつながつた状態と
なるので、切屑として落下することがない。
のであるが、本考案に於いて該回転鋸刃4は、一
側aにのみ、固定剪断刃6と共に剪断部5を構成
する刃部を構成し、他側bの刃部は角7を切欠い
ているので、品物2は一側aに対応する部分は切
断されるものの、他側bに対応する部分は切断さ
れず、従つて品物2の切り裂かれた部分は独立し
た切断片とならずに、他側bでつながつた状態と
なるので、切屑として落下することがない。
(考案の効果)
本考案は以上の通り、品物の移送経路に適宜突
出させた回転鋸刃により結束材を引つ掛けて剪断
部まで移動するので、品物に食い込んでいる結束
材でも確実に切断することができると共に、この
ように切断する構成とすることにより、切断に際
して品物自体も切り裂くものでありながら、回転
鋸刃は、剪断部を構成する一側にのみ刃部を構成
し、他側の刃部は角を切り欠いているので、切断
される品物の部分は、独立した切断片とならず
に、他とつながつた状態となるので、切屑として
落下することがなく、故紙やパルプ等の加工現場
における環境衛生を改善できると共に、清掃等の
手間も省け、生産効率を向上することができると
いう効果がある。
出させた回転鋸刃により結束材を引つ掛けて剪断
部まで移動するので、品物に食い込んでいる結束
材でも確実に切断することができると共に、この
ように切断する構成とすることにより、切断に際
して品物自体も切り裂くものでありながら、回転
鋸刃は、剪断部を構成する一側にのみ刃部を構成
し、他側の刃部は角を切り欠いているので、切断
される品物の部分は、独立した切断片とならず
に、他とつながつた状態となるので、切屑として
落下することがなく、故紙やパルプ等の加工現場
における環境衛生を改善できると共に、清掃等の
手間も省け、生産効率を向上することができると
いう効果がある。
第1図〜第4図は本考案の実施例に対応するも
ので、第1図は結束材により結束した品物の一例
説明図、第2図a,bは夫々要部側面説明図、要
部平面説明図、第3図は要部斜視図、第4図は回
転鋸刃の要部拡大斜視図である。 符号1……結束材、2……品物、3……移送経
路、4……回転鋸刃、5……剪断部、6……固定
剪断刃、7……角、8……ローラーコンベヤー、
9……刃部、a……一側、b……他側。
ので、第1図は結束材により結束した品物の一例
説明図、第2図a,bは夫々要部側面説明図、要
部平面説明図、第3図は要部斜視図、第4図は回
転鋸刃の要部拡大斜視図である。 符号1……結束材、2……品物、3……移送経
路、4……回転鋸刃、5……剪断部、6……固定
剪断刃、7……角、8……ローラーコンベヤー、
9……刃部、a……一側、b……他側。
Claims (1)
- 結束材で結束された品物の移送経路に適宜突出
させて回転鋸刃を装置すると共に、該回転鋸刃の
一側に、これと共に剪断部を構成する固定剪断刃
を装置し、該回転鋸刃の他側の刃部は角を切欠い
たことを特徴とする結束材切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454887U JPH0248331Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454887U JPH0248331Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0178505U JPH0178505U (ja) | 1989-05-26 |
JPH0248331Y2 true JPH0248331Y2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=31466397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17454887U Expired JPH0248331Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248331Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP17454887U patent/JPH0248331Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0178505U (ja) | 1989-05-26 |
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