JPH0247346A - 靴甲皮用材料 - Google Patents

靴甲皮用材料

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JPH0247346A
JPH0247346A JP19455688A JP19455688A JPH0247346A JP H0247346 A JPH0247346 A JP H0247346A JP 19455688 A JP19455688 A JP 19455688A JP 19455688 A JP19455688 A JP 19455688A JP H0247346 A JPH0247346 A JP H0247346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitted
stitches
side layer
yarn
warp
Prior art date
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Pending
Application number
JP19455688A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Uranishi
浦西 敏行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Frontier Co Ltd
Original Assignee
Teijin Shoji Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Shoji Co Ltd filed Critical Teijin Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、靴甲皮用材料に関する。
(従来技術) 従来からスニーカー等のスポーツ用靴の甲皮材料には、
高vM度の厚地織物が使用されてきた。この厚地織物に
よるものは、経方向、および緯方向の伸びが小さく甲皮
材料に要求される特性の1つを満たしているが、反面、
重いことや、通気性がないことによる着用時のムレの問
題があった。
一方、かかる織物に代えて編物を使用するものも試みら
れている。例えば、実公昭55−/11046号には、
編物の甲皮材料が開示されている。実公昭55−410
46号に示されているような編物は、これ自体では使用
することが出来ずウレタン樹脂等をラミネートして使用
している。このようなラミネート材では甲皮材料として
の厚みや形態保持性を付与することが出来、また、軽い
ことも従来の厚地織物と比較して優れている。しかしな
がら、かかるラミネート材は、使用されるウレタン樹脂
の耐久性が十分でなく問題であった。
(発明の目的) 本発明の目的は、かかる従来の問題点を解消して、しか
も、甲皮材料として要求されている特性、すなわち、一
定の厚さを有すること、経方向、緯方向にも伸度が小さ
く、さらに、軽いこと、また、適度の通気性を有し、靴
を製造する際の成型性にも優れた甲皮材料を提案するこ
とにある。
(発明の構成) 本発明は、複数のオサを使用して編成される両面経編地
からなり、オサ振りすることなく同一針で編成する編目
を連続して2以上編成する経方向連続編目列と、緯方向
に往復して該経方向連続編目列と交差して配置される挿
入糸とからなる表側層と、1針以上のオサ振りをする編
方によりトリコット編に編成されている表側層とを結接
する編目より形成され、該結接編目を構成する糸に単糸
繊度10デニール以上の合成IIIが用いられて編成さ
れていることを特徴とする靴甲皮用材料にある。
本発明の靴甲皮用材料は、両面経編地からなるが、かか
る編地はダブルラッセル機を使用するか、ダブルトリコ
ット機を使用して編成される。
すなわち、本発明は複数のオサを使用して編成するが、
該オサの1つにより編成される編目は、経方向連続編目
列であって、これはオサを緯方向に振ることなく同一の
針により編成される編目が連続して2以上経方向に配置
されているものである。
ここにオサ振りをすることなくという意味は、1針以上
の緯方向に振られないという意味であって、同一針の回
りで運動して編目を形成することを排除するものでない
ことはいうまでもない。
第1図は、本発明に用いる両面経編地の編成法を示す編
方図であって、第1図において、1に示すものは第1オ
サにより編成される組織であるが、この場合は第1オサ
は全くオサ振りせず同一針によりのみ編目を編成してい
る。このような組織では、編目が経方向に並び経方向連
続編目列を形成するが、編目間では糸がほぼ経方向に平
行に配列される。また、このような経方向連続編目列は
、第1図の編方のみならず、第2図や、第3図の1に示
す編方によるものでもよい。(第2図、第3図は同じく
本発明に用いる両面経編地の編成法を示す編方図である
) さらに、本発明に使用する編地は他のオサの給糸が挿入
糸として使用され緯方向に往復して前記経方向連続編目
列と交差して配置される(第1〜3図の例では、2で示
す編方により挿入糸を編成する)。該挿入糸は、緯方向
に往復して配WIされるので、該経方向連続編目列とほ
ぼ直交するように交差している。本発明に使用する編物
は、該経方向連続編目によるものと、挿入糸とで表側層
を形成するが、該表側層は、さらに第3のオサにより編
成される組織を組み合わせて形成してもよい。
すなわち、第1〜3図の例では、3に示す編方により1
および2の編方と共に表側層を形成している。
次に、本発明に使用する編物は、表側層として別のオサ
によりトリコット編に編成されているが、かかるトリコ
ット編には、1−2/1−0や、1−0/2−3の組織
によるものが好ましく例示される。
本発明においては、該表側層と表側層とが結接編目によ
り一体的に構成されていることが重要であり、該結接方
法には、第1〜3図に示す編方によるものが例示される
。該編物の厚さは、該表側層とiIIllwIの間隔に
より左右されるが、該間隔は該表側層と該表側層とを編
成する針床の間隔により決定されるので、必要により厚
さを調節することができる。該甲皮材料の厚さは、3〜
10.の範囲に調節することが好ましく、101111
11を越えると該結接糸に太デニールのものを使用して
もヘタリ等が発生するので好ましくない。このヘタリを
防止するため本発明に使用する編物では、該結接糸に単
糸繍度が10デニール以上の太デニールの合成繊維を使
用する必要ある。太デニールの合成繊維としては、モノ
フィラメント糸を使用するものが好適に例示される。か
かる合成繊維の種類としては、ナイロン、ポリエステル
等の公知の!1f4が使用されるが、熱セット性のよい
ポリエステル1IIIf1を使用するものや、異色に染
色されるナイロン繊維を使用するものが好ましい。また
、結接編目以外に使用する糸としては、特に限定しない
が耐久性に優れた合成繊維を使用することものがよい。
また、複数のオサに供給する糸には、異色に染色される
ものを組み合わせて使用するものが好ましく例示され、
例えば、分散染料で染色されるレギュラーのポリエステ
ルlI緒とカチオン染料で染色されるカチオン染料可染
性ポリエステルとを組合わせて使用するものや、単にポ
リエステルとナイロンとを組合わせたものが例示される
(発明の作用) 本発明の甲皮材料は、かかる構成によりなるため甲皮材
料として要求されている特性、すなわち、一定の厚さを
有すること、経方向、緯方向にも伸度が小さく、さらに
、軽いこと、また、適度の通気性を有し、靴を製造する
際の成型性にも優れたものである。
第4図は、本発明の甲皮材料を示す斜視図である。第4
図において、1.2.3は表側層を形成するものであっ
て、1は第1図の1に示す編方により経方向に連続編目
列(鎖編目)を形成したものであり、2は第1図の2に
よって、挿入編を形成し、3は第1図の3により編成し
たものであるから、経方向および緯方向に糸がそれぞれ
配列されるので通常の編物と異なり伸度が小さいもので
ある。第4図の5は、第1図の5の編方によりトリコッ
ト編に編成され表側層を形成する。第4図の4は、結接
編目を示しているが、これを編成する結接糸に太デニー
ルのフィラメントを使用することにより厚さ方向に必要
な弾性特性を付与することができる。かくして、本発明
によれば、従来の厚地織物とは異なって、軽くて、かつ
通気性に優れた材料を提供することができる。しかも、
本発明の甲皮材料は、編物で形成されているので、その
構造上靴の成型性に優れており柔らかな丸みのある形状
を靴に与えることができる。
(実施例1) ダブルラッセル機の5枚オサを用いて、第1図に示した
編方により経編物を編成するに際して、1.2.3に供
給する糸には、ポリエステルマルチフィラメント糸(1
00de/30 fil)を使用し、4に供給する糸に
は、ポリエステルモノフィラメント糸(30de/1 
fit)を使用し、5に供給する糸には、ナイロンマル
チフィラメント糸(75de/36 fll)を用いて
編成し、該編物を通常の染色仕上げ工程に通して仕上げ
た。得られたものは、甲皮材料としての必要な厚み(5
++ue)を有し、ポリウレタン樹脂をラミネートして
いないにも拘らず、厚さ方向に弾力性・を有し、また、
表側層が鎖編目と挿入糸により編成されているため、経
方向、緯方向の伸度が小さく靴用の甲皮材料として優れ
たものであった。
(実施例2) 実施例1と同様の編方により経編物を編成するに際して
、1.2.3に供給する糸には、ポリエステルマルチフ
ィラメント糸(100de/36 fil)を使用し、
4に供給する糸には、ナイロンモノフィラメント糸(3
0de/1 fil)を使用し、5に供給する糸には、
ポリエステルマルチフィラメント糸(75de/36 
fil)を用いて編成し、該編物を通常の染色仕上げ工
程に通して、ナイロン糸のみを染色する方法により仕上
げた。得られたものは、甲皮材料としての必要な厚み(
4,5m5)を有し、ポリウレタン樹脂をラミネートし
ていないにも拘らず、厚さ方向に弾力性を有し、また、
表側層が鎖編目と挿入糸により編成されているため、経
方向、緯方向の伸度が小さく社用の甲皮材料として優れ
たものであった。また、靴甲皮用材料の中間層に使用し
たナイロン糸のみを染色したため甲皮用材料の表面から
見ると色相としてボカシの効果があり、新規な外観を与
えるものであった。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、本発明の甲皮材料の経編物を編成する方
法例を示す編方図、第4図は、本発明の靴甲皮用材料を
示す斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のオサを使用して編成される両面経編地からなり、
    オサ振りすることなく同一針で編成する編目を連続して
    2以上編成する経方向連続編目列と、緯方向に往復して
    該経方向連続編目列と交差して配置される挿入糸とから
    なる表側層と、1針以上のオサ振りをする編方によりト
    リコット編に編成される表側層とを結接する編目より形
    成され、該結接編目を構成する糸に単糸繊度10デニー
    ル以上の合成繊維が用いられて編成されていることを特
    徴とする靴甲皮用材料。
JP19455688A 1988-08-05 1988-08-05 靴甲皮用材料 Pending JPH0247346A (ja)

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JP19455688A JPH0247346A (ja) 1988-08-05 1988-08-05 靴甲皮用材料

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JP19455688A JPH0247346A (ja) 1988-08-05 1988-08-05 靴甲皮用材料

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JP19455688A Pending JPH0247346A (ja) 1988-08-05 1988-08-05 靴甲皮用材料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088021A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Seiren Co., Ltd. 立体構造経編地

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088021A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Seiren Co., Ltd. 立体構造経編地
US7174750B2 (en) 2003-03-31 2007-02-13 Seiren Co., Ltd. Warp knit fabric with steric structure

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