JPH024715Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH024715Y2
JPH024715Y2 JP10882785U JP10882785U JPH024715Y2 JP H024715 Y2 JPH024715 Y2 JP H024715Y2 JP 10882785 U JP10882785 U JP 10882785U JP 10882785 U JP10882785 U JP 10882785U JP H024715 Y2 JPH024715 Y2 JP H024715Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
yarn
circumferential surface
outer circumferential
inner circumferential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10882785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6218199U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10882785U priority Critical patent/JPH024715Y2/ja
Publication of JPS6218199U publication Critical patent/JPS6218199U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH024715Y2 publication Critical patent/JPH024715Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hair Curling (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 本考案は、手品具に関すものであつて、操作が
簡単で、しかも楽しく遊べる手品具を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案は、中空部を囲む内周面壁、外周面壁、
上面壁、下面壁からなるリング形状をなし、少な
くとも内周面壁を含む内周面部と、少なくとも外
周面壁を含む外周面部と、少なくとも上面壁もし
くは下面壁の何れか一方を含む蓋部とを備え、内
周面部に外周面部を90゜の中心角の範囲内におい
て回転自在に取付け、その内周面部および外周面
部の蓋部を着脱可能に取付け、内周面壁と外周面
壁とに4個の透孔を、内周面部および外周面部の
回動が規制された状態時において相互に対向する
ように等間隔にそれぞれ設けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案は、外周面壁の4個の透孔と内周面壁の
4個の透孔とを対向させ、その外周面壁および内
周面壁の4個の透孔に2本の毛糸を十字状に直交
させて通し、その状態で外周面部と内周面部とを
相互に90゜回動させることにより、2本の毛糸は
中空部に引き込まれ、外周面壁の透孔から突出し
ている外側の毛糸と、内周面壁の透孔から突出し
ている内側の毛糸とが相互に90゜入れ替わる。そ
して、この状態で相互に直交する内側の2本の毛
糸の何れか一方を内周面壁のぎりぎりのところで
2ケ所切断し、その切断した内側の毛糸と直交す
る外側の毛糸を外周面壁のぎりぎりのところで2
ケ所切断することにより、外観上は恰も2本の毛
糸をリングの外周面壁と内周面壁とにおいてそれ
ぞれ切断してしまつたように見えるが、実際には
1本の毛糸のみが切断され、他方の毛糸は切断さ
れておらず、直交する外側の毛糸と内側の毛糸と
が中空部を通つて1本につながつているのであ
る。この結果、それぞれ切断してしまつたかのよ
うに見える2本の毛糸を1本につなげたように見
せることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る手品具の一実施例を添付図
面を参照して説明する。
この実施例における本考案の手品具は、合成樹
脂製からなり、内周面部1と、ストツパー板2
と、外周面部3と、蓋部4とを備える。
前記内周面部1は、第1図乃至第4図に示すよ
うに、内周面壁10と下面壁11とから構成され
たリング形状をなす。内周面壁10に4個の透孔
12を等間隔に、すなわち90゜の中心角毎に設け
る。下面壁の上面に段部13をリング状に設け、
その下面壁11の内周面壁11側寄りの上面に4
個の突起14を等間隔に、かつ上述の透孔12の
中間に位置するように一体に突設する。この4個
の突起14の内の1個を巾広とする。下面壁11
の外面よりひし形の2個の装飾突起15を外方に
一体に突設する。この装飾突起15は肉厚が下面
壁11の肉厚と等しく、上述の巾広の突起14と
それと時計方向に隣り合う突起14とにそれぞれ
対応して設けられている。
前記ストツパー板2は、第1図、第2図、第5
図に示すように、内径が内周面部1の内周面壁1
0の外径と等しく、かつ外径が内周面部1の段部
13の径より大きく下面壁11の外径より小さい
リング形状をなす。内周縁部に上述の内周面部1
の突起14と対応させて嵌合溝20を設ける。外
周縁部に90゜の中心角の範囲の巾狭部を設けて2
個のストツパー段部21,22を形成する。この
2個のストツパー段部21,22は巾狭の嵌合溝
20の中間にそれぞれ位置する。かくしてなるス
トツパー板2を内周面部1の内周面壁10に外嵌
し、ストツパー板2の嵌合溝20を内周面部1の
突起14に嵌合して、ストツパー板2を内周面部
1に固定する。
前記外周面部3は、第1図、第2図、第6図、
第7図に示すように、外周面壁30と下面壁31
とから構成されたリング形状をなす、外周面壁3
0の高さを外周面部3を内周面部1上に載置した
際に外周面壁30の上面と内周面壁10の上面と
が面一となるような高さとする。その外周面部3
0に4個の透孔32を等間隔に、すなわち90゜の
中心角毎に設ける。その外周面壁30の内面に嵌
合突起33を透孔32の中間に位置するように軸
方向に一体に設けると共に、外周面壁30の外面
にひし形の3個の装飾突起34を透孔32の中間
に位置するように外方に一体に突設する。この嵌
合突起33と3個の装飾突起34は等間隔に設け
られており、3個の装飾突起34は下面が下面壁
31の下面と面一になるように突設されており、
かつ肉厚が上述の内周面部1の装飾突起15の肉
厚と等しい。下面壁31の内径および厚さを上述
の内周面部1の段部13の外径および高さと等し
くする。その下面壁31の上面に係合突起35
を、嵌合突起33から時計方向に135゜変位した透
孔32と対応させて設ける。かくしてなる外周面
部3の下面壁31を内周面部1の下面壁11とス
トツパー板2との間に回動自在に嵌装すると共
に、外周面部3の係合突起35をストツパー板2
の2個のストツパー段部21,22間の巾狭部に
位置させて、外周面部3を内周面部1に90゜の中
心角の範囲内において回動自在に取付ける。
前記蓋部4は、第1図、第2図、第8図、第9
図に示すように、上面壁40と外周面壁41とか
ら構成されたリング形状をなす。上面壁40の内
径および外径を内周面部1の内周面壁10の内径
および外周面部3の外周面壁30の外径と等しく
する。この上面壁40の外面にひし形状の4個の
装飾突起42を等間隔に、すなわち90゜の中心角
毎に設ける。この4個の装飾突起42はその肉厚
が内周面部1および外周面部3の装飾突起15,
34の肉厚と等しい。外周面壁41の外径と外周
面部3の外周面壁30の内径と等しく、かつ外周
面壁41の高さを外周面部3の外周面壁30の高
さより若干低くする。この外周面壁41に4個の
開口部43を等間隔に、かつ装飾突起42の中間
に位置するように設けると共に、その外周面壁4
1に1個の切欠44を4個の装飾突起42の内の
1個に対応して設ける。かくしてなる蓋部4の外
周面壁41を外周面部3の外周面壁30に嵌合す
ると共に、蓋部4の切欠44を外周面部3の嵌合
突起33に嵌合して、蓋部4を内周面部1および
外周面部3に着脱自在に取付ける。
このように、この実施例における本考案の手品
具は、中空部5を囲む内周面壁11、外周面壁3
0,41、上面壁40、下面壁11,2,31か
らなるリング形状をなす。
この実施例における本考案の手品具は、以上の
如き構成よりなり、以下その遊び方について説明
する。
まず、本考案の手品具と、太さ、長さ、色、模
様がほぼ同じの2本の毛糸6,7と、はさみ8
と、ピン9とを備えておく。このとき、外周面部
3および蓋部4を内周面部1およびストツパー板
2に対して反時計方向に回転させ、外周面部3の
係合突起35をストツパー板2の一方(左側)の
ストツパー段部21に当接させておく。
次に、一方の毛糸6をピン9に引つ掛け(第1
0図参照)、この毛糸6をピン9を介して一直線
上に対向する外周面部3の透孔32および内周面
部1の透孔12に通す(第11図参照)。続いて
他方の毛糸7を同様にして一方の毛糸6に対して
直交するように、内周面部1および外周面部3の
透孔12,32に通す(第12図参照)。このと
き、第13図に示すように、2本の毛糸6,7が
内周面部1、外周面部3の透孔12,32および
中空部5を通つて直交する。なお、手品の遊び方
を分り易く説明するために、一方の毛糸6を実線
で示し、他方の毛糸7を破線で示す。ここで、2
本の毛糸6,7の両端をそれぞれ引張つて、2本
の毛糸6,7が本考案の手品具を介して直交して
いることを見せる。すなわち、一方の毛糸6の一
端を引張ると、一方の毛糸6の他端が縮まり、そ
の一方の毛糸6の他端を引張ると、一方の毛糸6
の一端が縮まり、また同様に他方の毛糸7の一端
を引張ると、他方の毛糸7の他端が縮まるので、
2本の毛糸6,7が本考案の手品具を介してただ
単に直交していることを相手に理解させることが
できる。
それから、第14図に示すように、本考案の手
品具を左手で持ち、本考案の手品具を水平にして
手の陰になるようにする。この場合、本考案の手
品具全体を隠す必要がなく、相手方から少し見え
難くする程度で十分である。続いて、右手ではさ
み8をとりに行く。このとき、相手の視線をはさ
み8の方に向けさせ、その間に外周面部3、蓋部
4を内周面部1、ストツパー板2に対して時計方
向(矢印方向)に係合突起35が他方(右側)の
ストツパー段部22に当るまで回転させる。する
と、第15図に示すように、本考案の手品具を介
して相互に直交する2本の毛糸6,7は、中空部
5中に引き込まれ、外周面壁30の透孔32から
突出している外側の毛糸と、内周面壁10の透孔
12から突出している内側の毛糸とが相互に90゜
入れ替わる。このために、相手には以前と同様に
2本の毛糸6,7が本考案の手品具を介してただ
単に直交しているかのように見える。ここで、本
考案の手品具と相互に直交する2本の毛糸6,7
を相手に見せ、さらに2本の毛糸6,7の両端を
それぞれ引張つて、2本の毛糸6,7が以前と同
様に本考案の手品具を介して恰もただ単に直交し
ているかのように相手に見せる。すなわち、一方
の毛糸6の一端を引張ると、中空部5に引き込ま
れた部分の毛糸および引張られた外側の毛糸と直
交する内側の毛糸を介して、一方の毛糸6の他端
が縮まり、その一方の毛糸6の他端を引張ると、
一方の毛糸6の一端が縮まり、同様に他方の毛糸
7の一端を引張ると、その他方の毛糸7の他端が
縮まり、しかも引張る外側の毛糸と直交する内側
の毛糸が素早く移動するので、2本の毛糸が以前
と同様に本考案の手品具を介して恰もただ単に直
交しているかのように相手に錯覚させることがで
きる。
次に、本考案の手品具の内側の直交する2本の
毛糸6,7の何れか切断したいかを相手に指示さ
せる。相手が指示した毛糸(ここでは破線で示す
他方の毛糸7とする。)7を内周面壁10のぎり
ぎりのところで2ケ所(第15図のイで示す。)
はさみ8で切断し、切断した中の毛糸を捨てる。
続いて、「それでは、こちらの毛糸はリングの外
側で切ります。」と言つて、切断した内側の毛糸
と直交する外側の毛糸(実はこの外側の毛糸7は
第15図に示すように内側で切断した毛糸7と中
空部5中に引き込まれた毛糸を介して1本につな
がつていたもので、内側で切断した毛糸7と直交
する外周面壁30の透孔32より突出している。)
を外周面壁30のぎりぎりのとこので2ケ所(第
15図のロで示す。)はさみ8で切断し、切断し
た両端の毛糸を捨てる(第16図参照)。このよ
うにして直交する2本の毛糸を恰も本考案の手品
具の内側と外側とでそれぞれ切断したかのように
相手に見せる。このとき、第17図に示すよう
に、破線で示す他方の毛糸7が内周面壁10と外
周面壁30とで切断されており、実線で示す一方
の毛糸6が外側の部分と内側の部分とが中空部5
中に引き込まれた部分を介して一本につながつて
いる。
それから、両手で残つた毛糸6の両端と本考案
の手品具をつかみ(第18図参照)、本考案の手
品具を回転させながら両手を左右に引いて毛糸6
の両端に向つてすべらせる。すると、内周面部
1、ストツパー板2と外周面部3、蓋部4とが相
互に90゜回転し、一方の毛糸6が自動的に一直線
につながる(第19図参照)。このとき、第20
図に示すように、外周面部3および蓋部4が内周
面部1およびストツパー板2に対して反時計方向
に回転して係合突起35が一方(左側)のストツ
パー段部21に当接し、一方の毛糸6が外周面壁
30の透孔32、中空部5、内周面壁10の透孔
12を通つて一直線になる。この毛糸6の一端を
をつかみ、本考案の手品具から引張り出し、確か
に1本の毛糸であることを相手に見せる。
このように、本考案の手品具の内側と外側とで
それぞれ切断した2本の毛糸を1本につなげたよ
うに見せることができる。これに、2本の毛糸
6,7が本考案の手品具の中空部5中に引き込ま
れて、外周面壁30より突出している毛糸と内周
面壁10より突出している毛糸とが90゜入れ替わ
つているので、直交する外側の毛糸と内側の毛糸
とを外周面壁30と内周面壁10とのぎりぎりの
ところで切断すると、恰も2本の毛糸をそれぞれ
切断したかのように見えるが、実際には1本の毛
糸7のみを切断し、他の1本の毛糸6は切断され
ておらず、直交する外側の部分と内側の部分とが
中空部5に引き込まれた部分を介して1本につな
がつているのである。この結果、それぞれ切断し
てしまつたかのように見える2本の毛糸を1本に
つなげたように見せることができる。
なお、次に手品を初めから見せる場合は、蓋部
4を外して中空部5中に残つている切断された毛
糸を取除き、再び蓋部4をセツトする。
〔考案の効果〕 以上から明らかなように、本考案の手品具は、
簡単にかつ楽しく遊ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案に係る手品具の一実施例を示
し、第1図は蓋部を外した状態の平面図、第2図
は一部断面図、第3図は内周面部の平面図、第4
図は第3図における−線断面図、第5図はス
トツパー板の平面図、第6図は外周面部の平面
図、第7図は第6図における−線断面図、第
8図は蓋部の底面図、第9図は第8図における
−線断面図、第10図はピンに毛糸を引掛けた
状態の斜視図、第11図は毛糸を本考案の手品具
に通す状態の斜視図、第12図は2本の毛糸を本
考案の手品具に直交させて通した状態の斜視図、
第13図は第12図の蓋部を除いた状態の平面
図、第14図は外周面部および蓋部を回転させて
いる状態の斜視図、第15図は第14図の蓋部を
除いた状態の平面図、第16図は毛糸を切断して
いる状態の斜視図、第17図は第16図の蓋部を
除いた状態の平面図、第18図は残つた毛糸と本
考案の手品具とを持つている状態の斜視図、第1
9図は残つた毛糸を1本につなげた状態の斜視
図、第20図は第19図の蓋部を除いた状態の平
面図である。 1……内周面部、10……内周面壁、11……
下面壁、12……透孔、2……ストツパー板、2
1,22……ストツパー段部、3……外周面部、
30……外周面壁、31……下面壁、32……透
孔、35……係合突起、4……蓋部、40……上
面壁、41……外周面壁、5……中空部、6,7
……毛糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空部を囲む内周面壁、外周面壁、上面壁、下
    面壁からなるリング形状をなし、少なくとも内周
    面壁を含む内周面部と、少なくとも外周面壁を含
    む外周面部と、少なくとも上面壁もしくは下面壁
    の何れか一方を含む蓋部とを備え、内周面部に外
    周面部を90゜の中心角の範囲内において回動自在
    に取付け、その内周面部および外周面部に蓋部を
    着脱可能に取付け、内周面壁と外周面壁とに4個
    の透孔を、内周面部および外周面部の回動が規制
    された状態時において相互に対向するように等間
    隔にそれぞれ設けたことを特徴とする手品具。
JP10882785U 1985-07-18 1985-07-18 Expired JPH024715Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10882785U JPH024715Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10882785U JPH024715Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6218199U JPS6218199U (ja) 1987-02-03
JPH024715Y2 true JPH024715Y2 (ja) 1990-02-05

Family

ID=30986377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10882785U Expired JPH024715Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH024715Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6218199U (ja) 1987-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH024715Y2 (ja)
JPS6182694U (ja)
JPS581348Y2 (ja) ブロック独楽
JPH02106047U (ja)
JPS607022Y2 (ja) コンセント
JPH0423596Y2 (ja)
JPH0334238Y2 (ja)
JPS6386790U (ja)
JPH0414424U (ja)
JPS62158594U (ja)
JPS62161373U (ja)
JPH02106624U (ja)
JPH0336689U (ja)
JPS635613U (ja)
JPS6374239U (ja)
KR19990023628U (ko) 팽이
JPH01119034U (ja)
JPS63131955U (ja)
JPS62132964U (ja)
JPS61191159U (ja)
JPS61105256U (ja)
JPH0584380U (ja) ゲームおもちゃ
JPS63172467U (ja)
JPS62133577U (ja)
JPH0482998U (ja)