JPH024696A - 飲料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、果肉や繊維質を含む果汁飲料を供給する飲料
供給装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、果肉や繊維質を含む飲料供給装置としては、特開
昭５９−６２５００号公報に開示される様に透明容器に
果肉や繊維質を含む果汁飲料を保冷した状態で収納し、
更に該透明容器内に攪拌装置を装備して果汁飲料の攪拌
を行い果肉と液体の分離を防いだ状態で、前記透明容器
の下方に設けた飲料供給部より飲料供給を行う方式が一
般的である。

しかしながら、かかる方式の飲料供給装置では、−船釣
な使い方として、１日の供給終了時に透明容器に残った
飲料は捨てないといけないため無駄が多い。

この無駄を防ぐため、飲料の長期間の保存を行えるポス
トミックス方式が望まれており、その−例としての飲料
供給装置の概略図を第３図に示す。

以下第３図に示す飲料供給装置について説明すると、飲
料供給装置（１）下方に設けられた冷却ユニット（２）
よりエバポレータ（３）が導かれ、該エバポレータ（３
）は果肉や繊維質を含む高粘度の濃縮原料を収容した原
料タンク（４）及び水道管（５）より供給された水を貯
水したジスターン（６）に各々巻回され、前記原料タン
ク（４）に収容された濃縮原料及び前記ジスターン（６
）に貯水された希釈水の冷却を行う。

上述の状態にて前記飲料供給装置（１）に設けられた飲
料供給部（図示せず）を押圧操作すれば、ポンプ（７）
は駆動するとともに電磁弁（８）は開弁する。また混合
弁（９）には該ポンプ（７）の駆動により前記原料タン
ク（４）より濃縮原料が供給されるとともに前記電磁弁
（８）の開弁ずれば前記ジスターン（６）とのヘッド差
により希釈水が供給される。

更に前記混合弁（９）を開弁ずれば、飲める濃度に希釈
された希釈飲料が飲料供給部（１０）へと供給される。

尚原料タンク（４）への濃縮原料の補供は蓋（１１）を
開蓋して行うものとする。

（ハ）発明かが決しようとする課題 前述の第３図に示す飲料供給装置では、濃縮原料の補充
の度に、濃縮原料は外気に触れることになり、更に原料
タンクは取りはずして洗浄しにくいため、衛生上好まし
くないという課題が存在する。

またかかる飲料供給装置を販売用として用いた場合には
、濃縮原料を希釈してそのままカップへと注ぐため、前
述の特開昭５９−６２５００号公報に開示される飲料供
給装置の様に供給する飲料をお客に展示して販売効果を
高めるとともにお客に安心感を与えるということができ
ないという課題が存在する。

本発明の飲料供給装置では、飲料原料の供給には可撓性
材料で形成された原料容器を一対のローラ部材により圧
延して飲料原料の供給を行い、飲料原料の補充は原料容
器ごと取り替えるため、衛生的であり、更に透明材料で
形成された展示用容器を介して飲料供給を行うため、展
示（こよる効果を損なわないポストミックス方式の飲料
供給装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は前記課題を解決するためになされたものであり
、給水源と希釈水供給バルブとの間に配管された希釈水
ラインと、内部を高粘度の濃縮された飲料原料が通過す
る飲料原料ラインと、可撓性材料で形成され、該飲料原
料を収納するとともに端部に吐出口を設け、該吐出口が
前記飲料原料ラインに着脱可能に連結された原料容器と
、該原料容器を挾持して圧延可能な一対のローラ部材と
、飲料原料供給の都度駆動し、該一対のローラ部材を変
位させ前記原料容器を圧延して前記吐出口より飲料原料
を絞り出きせる駆動源と、透明材料で形成きれ、前記希
釈水ライン及び飲料原料ラインより各々供給される希釈
水及び飲料原料を混合した飲料を展示するとともに下部
に設けられた飲料供給バルブより飲料の供給を行う展示
用容器とを具備したことにより前記課題を解決する。

（＊）作用 本発明の飲料供給装置によれば、飲料原料の供給は飲料
原料供給の都度駆動源を駆動させて一対のローラ部材を
変位させ、原料容器を圧延して吐出口より飲料原料を絞
り出し、飲料原料ラインへと供給するため、高粘度の飲
料原料の供給をスムーズに行える。また吐出口は飲料原
料ラインに着脱可能に連続されているため、原料容器が
空になったら原料容器ごと交換すればよい。

そして希釈水ライン及び飲料原料ラインより各々供給さ
れる希釈水及び飲料原料を混合した飲料を透明材料で形
成された展示用容器にて展示した後、展示用容器の下部
に設けられた飲料供給バルブより飲料の供給を行う。

（へ〉実施例 図面に従って本発明の詳細な説明すると、第１図は実施
例としての飲料供給装置の要部構成を説明する概略図、
第２図は同飲料供給装置の要部平面図である。

第１図及び第２図において、飲料供給装置（１２）は、
断熱材（１３）・・・（１３）及びフロントパネル（１
４）で形成される上部国体（１５）と圧縮機（１６）、
凝縮器（１７〉、ファン（１８）等の冷却ユニットを内
部に配設した下部国体（１９）とより構成される。

また前記上部国体（１５）内には水道管（２０）より水
を水供給ライン（２１）を介して供給される給水源とし
ての希釈水タンク（２２）が配設されており、該希釈水
タンク（２２）の外側壁には前記冷却ユニットより導か
れた第１の蒸発器（２３）が巻回され、前記希釈水タン
ク（２２）の冷却を行っている。

尚前記冷却ユニットから導かれた第２の蒸発器（２４）
は前記上部国体（１５）内の底部に配設され、ファン（
２５）により冷気を前記上部国体（１５）内部へと拡散
し、前記上部国体（１５）内の冷却を行っている。

給水源としての前記希釈水タンク（２２）と電磁パルプ
である希釈水供給バルブ（２６）との間に希釈水ライン
（２７）は配管されている。

また前記上部国体（１５）内には可撓性材料で形成され
、端部のおねじ形状の外周（２８ｇ＞内に穿設された吐
出口（２８）を設け、高粘度の濃縮された飲料原料を収
納した歯みがきチューブ状の原料容器（２９〉が配設さ
れている。

該吐出口（２８）はおねじ状の外周（２８ａ）が飲料原
料ライン（３０）の端部に設けられためねじ部（３０ａ
）に噛合されているため、該飲料原料ライン（３０）と
着脱可能となっている。

そして前記原料容器（２９）は、一対のローラ部材（３
１ａ）（３１ｂ）により挾持された状態にあり、該一対
のローラ部材（３１ａ）（３１ｂ）は両端を一対の摺動
部材（３２ａ）（３２ｂ）に各々回動可能に支持され、
該一対の摺動部材（３２ａ）（３２ｂ）は両端をフレー
ム部材（３３）に回動可能に支持された一対のウオーム
軸（３４ａ）（３４ｂ〉に噛合している。

該一対のウオーム軸（３４ａ）（３４ｂ）は各々ギア（
３５ａ）（３ｓｂ）を端部に嵌合固定しており、ギア（
３５ｂ）は正逆回転式のモータ（３６）の出力軸（３７
）に嵌合固定されたギア（３８）に噛合している。一方
ギア（３５ａ）はギア（３８）に噛合するとともに前記
フレーム部材（３３）に回動可能に支持されたギア（３
９）に噛合している。

上記の構成にてモータ（３６）が正転駆動すれば、一対
のつオーム軸（３４ａ）（３４ｂ）は正転し、一対の摺
動部材（３２ａ）（３２ｂ）を第２図Ａ矢印方向に移動
させ、一方モータ（３６）が逆転駆動すれば、一対のつ
オーム軸（３４ａ）（３４ｂ）は逆転し、一対の摺動部
材（３２ｇ）（３２ｂ）は第２図Ｂ矢印方向に移動する
。

よってモータ（３６）が正転駆動すれば一対の摺動部材
（３２ａ）（３２ｂ）は第２図Ａ印方向に摺動し、これ
に伴い一対のローラ部材（３１ａ）（３１ｂ＞は原料容
器（２９）を挾持した状態でころがりながら第２図Ａ印
方向に移動するため、原料容器（２９）を圧延し、吐出
口（２８）より飲料原料を絞り出す。

また原料容器（２９）力ｌら絞り出された飲料原料は前
記飲料原料ライン（３０）へと導かれ、前記飲料原料ラ
イン（３０）は混合装置（４０）へと連続している。

該混合装置（４０）は前記希釈水ライン（２７）が連通
しており、前記飲料原料ライン（３０）及び前記希釈水
ライン（２７）より各々供給される飲料原料及び希釈水
を混合するため、内部に希釈水の送出圧力により回転す
る攪拌層（図示せず）が配設されている。

尚希釈水供給バルブ（３０）の入口側は水道管（２ｏ）
の水圧により加圧された状態にあるため、該希釈水供給
バルブ（３０）を開弁ずれば、希釈水は混合装置（４０
）に圧送される。

一方混合装置（４０）で混合された飲料は透明材料で形
成された展示用容器（４１）に導かれる。

該展示用容器（４１）の上蓋部材（４２）には水位検出
装置（４３）及び前記展示用容器（４１）に収容された
飲料の攪拌を行う攪拌装置が取付けられている。

更に前記展示用容器（４１）の下部には、チューブパル
プである飲料供給バルブ（４５）を備えており、カップ
（４６）によりレバ一部（４５ａ）を押圧すれば、チュ
ーブ（４５ｂ）は開き、前記展示用容器（４４）に貯溜
した飲料が、該カップ（４６）へと供給きれる。

尚フロントパネル下部（１４ａ）は取りはずし可能であ
り、該フロントパネル下部（１４ａ）を取りはずせば、
展示用容器（４１）は上蓋部材（４２）より離間させる
ことができるため、該展示用容器（４１）は容易に取り
はずせる状態で上部国体に取付けられていることになる
。

以上が第１図及び第２図番こ示す飲料供給装置の構成の
説明である。

次にかかる飲料供給装置の動作について説明すると、ま
ず展示用容器（４１）には水位検出装置（４３）の下端
部に設けられた検出部が飲料内に存在する量の飲料が収
納されており、上部国体（１５）内部は冷却されている
ため、該展示用容器（４１）内の飲料も冷却された状態
にある。また前記展示用容器（４１）は透明材料により
形成されているため、飲料の゛展示が行える状態にある
。この状態で利用者がレバ一部（４５ａ）をカップ（４
６）にて押圧すれば、チューブ（４５ｂ）は開き、該カ
ップ（４６）に前記展示用容器（４１）内に収容きれて
いた飲料が供給きれる。

一方かかる飲料の供給により前記展示用容器（４１）内
の飲料の量は減り、水位検出装置（４３）の下端部に設
けられた検出部は飲料と離間するため、作動し、制御部
（図示せず）に作動信号を出力し、該制御部はモータ（
３６）及び希釈水供給バルブ（３０）に各々駆動信号及
び開弁信号を出力し、該モータ（３６）を正転させると
ともに該希釈水供給バルブ（３０）を開弁させる。

これにより原料容器（２９）は一対のローラ部材（３１
ａ）（３１ｂ）により圧延きれ、吐出口（２９）より飲
料原料が絞り出きれ、飲料原料ライン（３０）を介して
混合装置（４０）に飲料原料を供給するとともに、該混
合装置（４０）には希釈水ライン（２７）を介して希釈
水が供給され、前記混合装置（４０）内で混合が行われ
た後、混合された飲料が前記展示用容器（４１）へと供
給きれる。

そして前記展示用容器（４１）に前記水位検出装置く４
３）の下端部に設けられた検出部が飲料内に存在するま
で飲料の供給を行った時点で、前記水位検出装置（４３
）は前記制御部に作動信号を出力する。

該作動信号を入力した前記制御部は前記モータ（３６）
及び前記希釈水供給バルブ（３０）に各々停止信号及び
閉弁信号を出力し、前記モータ（３６）は停止し、飲料
原料の供給を完了させるとともに前記希釈水供給バルブ
（３０）は閉弁し、希釈水の供給を完了させる。

この状態で、次の飲料供給の準備が完了する。

尚原料容器（２９）が空になった場合は、飲料供給装置
（１２）内に設けられたモータ操作装置（図示せず）を
モータ（３６）が逆転する様に操作すれば、第２図Ｂ矢
印方向に一対のローラ部材（３１ａ）（３１ｂ）は空に
なった原料容器（２９）から離間し、この状態でおねじ
状の吐出口（２８）の外周（２８ａ）を飲料原料ライン
（３）の端部に設けられためねじ部（３０ａ）より離間
させ、空になった原料容器（２９）の取りはずしを行う
。

また新しい原料容器（２９）を取りつけるときは上述の
逆動作を行い、吐出口（２８）を飲料原料ライン（３０
）に連続して、前記モータ操作装置をモータ（３６）が
正転する様に操作し、前記一対のローラ部材（３１ａ）
（３１ｂ）が交換する新しい原料容器（２９）の端部を
挾持する位置まで移動させる。

以上が第１図及び第２図に示す飲料供給装置の動作であ
る。

（ト）発明の効果 本発明の飲料供給装置によれば、飲料原料の補充は、飲
料原料を収納した原料容器毎とりえるため、衛生的であ
り、また一対のローラ部材により原料容器を圧延して飲
料原料を送出するため、高粘度の飲料原料をスムーズに
送出することができる。更に希釈水と飲料原料を混合し
た飲料を、展示することができる展示用容器を設けたた
め、利用者は飲料供給装置より供給される飲料を見たう
丸で利用の有無を判定できるため、販売用に本発明の飲
料供給装置を用いればサービスの向上が図れるという利
点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例としての飲料供給装置の要部構
成を説明する概略図、第２図は同装置の要部平面図、第
３図は従来の飲料供給装置の概略図である。 （１２）・・・飲料供給装置、　（２２〉・・・希釈タ
ンク、（２６）・・・希釈水供給バルブ、　（２７）・
・・希釈水ライン、　（２８）・・・吐出口、　（２９
）・・・原料容器、　（３０）・・・飲料原料ライン、
（３１ｇ）（３１ｂ）・・・一対のローラ部材、　（３
６）・・・モータ、　（４１）・・・展示用容器、（４
５）・・・飲料供給バルブ。 第２図 ３０ａ 第３ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、給水源と希釈水供給バルブとの間に配管された希釈
   水ラインと、内部を高粘度の濃縮された飲料原料が通過
   する飲料原料ラインと、可撓性材料で形成され、該飲料
   原料を収納するとともに端部に吐出口を設け、該吐出口
   が前記飲料原料ラインに着脱可能に連結された原料容器
   と、該原料容器を挾持して圧延可能な一対のローラ部材
   と、飲料原料供給の都度駆動し、該一対のローラ部材を
   変位させ前記原料容器を圧延して前記吐出口より飲料原
   料を絞り出させる駆動源と、透明材料で形成され、前記
   希釈水ライン及び飲料原料ラインより各々供給される希
   釈水及び飲料原料を混合した飲料を展示するとともに下
   部に設けられた飲料供給バルブより飲料の供給を行う展
   示用容器とを具備したことを特徴とする飲料供給装置。