JPH0246913Y2 - - Google Patents

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JPH0246913Y2
JPH0246913Y2 JP10410082U JP10410082U JPH0246913Y2 JP H0246913 Y2 JPH0246913 Y2 JP H0246913Y2 JP 10410082 U JP10410082 U JP 10410082U JP 10410082 U JP10410082 U JP 10410082U JP H0246913 Y2 JPH0246913 Y2 JP H0246913Y2
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air
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air supply
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JP10410082U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は主として、放射性物質を含む粉塵の雰
囲気で作業する際に使用される携帯用の空気供給
装置に関し、より詳しくはそのフイルタ交換用開
口5又はエアーホース接続用開口18に着脱自在
に開口閉塞体6を取付け得るようにしたものに関
する。
〔考案の技術的背景およびその問題点〕
従来、この種の装置としては、第1図に示す如
きものが存在していた。この従来型装置は、矩形
の箱状をなす装置本体3を有し、該本体の三方の
側面が先き下がり傾斜した斜面に形成され、その
側面にフイルタ交換用開口5が形成されている。
そしてこの開口5にカートリツジ型のエアーフイ
ルタ4の取付け部が嵌着される。それと共に、装
置本体3の上端面にはエアーホース1の一端が連
通され、そのエアーホース1の他端が防塵マスク
13に連通されている。そして、装置本体3に
は、図示せぬ送気フアンが内装され、その送気フ
アンに携帯型の直流電源が接続されている。而し
て、作業者は、装置本体3を背中または、腰部に
取付け防塵マスク13を顔面側に取り付ける。そ
して、図示せぬ送気フアンを駆動することによ
り、装置本体3の周囲の空気をエアーフイルタ4
により、濾過し、放射性粉塵を含まない清浄な空
気を防塵マスク13内に送気するものである。し
かしながら、この従来型空気供給装置は次のよう
なの欠点を有していた。
この空気供給装置を使用し、エアーフイルタ4
に一定以上の塵埃が付着しそれを交換する必要が
生じたとする。すると、作業者が、該エアーフイ
ルタ4を取り外すことになるが、それにより装置
本体3のフイルタ交換用開口5が無防備に開放さ
れることになる。そのため、作業者の手その他に
付着した放射性物質を含む塵埃がフイルター交換
用開口5から装置本体3内に侵入することがしば
しばあつた。すると、該フイルタ交換用開口5に
新たなエアーフイルタ4を取付けたとしても、既
に装置本体3に侵入した放射性物質を含む塵埃
は、図示せぬ送気フアンによつて作業者の防塵マ
スク6内に送られる。そして、作業者の呼吸器管
に侵入していた。又、エアーホース1を防塵マス
ク13に着脱する際にもその接続用開口18に放
射性物質等を含む塵埃が前記同様に侵入する虞れ
があつた。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、以上のような問題点に鑑がみ
エアーフイルタ4の交換の際その他にフイルタ交
換用開口5又はエアーホース接続用開口18から
放射性物質を含む塵埃その他が侵入しないように
した携帯用の空気供給装置を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
本装置は、下流側が空気供給用のエアーホース
1を介して防塵マスク13に連通されると共に、
送気フアン2を内装した装置本体3と、上流側に
カートリツジ型のエアーフイルタ4を着脱自在に
取付け得るように前記装置本体3に設けられたフ
イルタ交換用開口5と、を具備する空気供給装置
において、前記開口5に着脱自在に嵌着されるフ
ランジ付の環状輪部7と、該環状輪部7の中心部
に設けられ該環状輪部7の内側を開閉自在に閉塞
するゴム膜11と、を具備する開口閉塞体6を有
し、少なくとも空気供給時には前記ゴム膜11が
前記本体の内側に弾性変形すると共に、前記エア
ーフイルタ4が取り外された時には、前記ゴム膜
11が弾性復帰状態にあり前記環状輪部7を閉塞
状態に維持するように構成したことを特徴とする
携帯用の空気供給装置である。従つて、フイルタ
交換の際、フイルタ交換用開口5内に放射性物質
等の塵埃が入つたとしても、開口閉塞体6の存在
により装置本体3内にそれが侵入することを防止
する。そして該開口閉塞体6に放射性物質を含む
塵埃その他が付着してないことを確認して、空気
供給装置を駆動し、安全にその装置を使用し得
る。又、開口閉塞体6は前記開口に着脱自在に取
付けたものであるから、該開口閉塞体6が放射性
物質等で汚染された場合には、それを取り外すこ
とにより空気供給装置を安全に使用し得るものと
なる。同様にエアーホース1の着脱の際エアーホ
ース接続用開口から前記塵埃が侵入することも防
止し得る。
〔考案の実施例〕
次に、図面に基づき本考案の一実施例につき詳
細に説明する。
第2図は、本考案の空気供給装置の平面図を示
し、第3図は同立面一部断面図、第4図は同右側
面図、第5図は本考案の装置の使用状態を示す側
面図。本装置は、装置本体3が、第5図および第
2図〜第3図から明きらかなようにその後面が半
円筒状曲面に形成され、作業の邪魔にならないよ
うにその突部を滑らかに形成している。そして、
該本体の両端円心位置に夫々フイルター交換用開
口5を形成する。この開口5は第3図の如く内面
にフイルター螺着用の内ネジが螺刻されると共に
装置本体3の中心側に於ける開口5の縁部に内フ
ランジ8がわずかに突設され、該フランジ8に開
口閉塞体6が嵌着されるように構成している。こ
の開口閉塞体6は第3図及び第4図の如く、環状
輪部7の内面から中心に向かう放射状の骨部9を
有する。そして、その中心に形成された心部の一
端面にゴム膜11の中心部のみが被着されてい
る。このゴム膜11の直径は、環状リング7の内
径より大に形成された逆止弁タイプのものであ
る。即ち、装置本体3に内装された送気フアン2
の駆動によりエアーフイルタ4からの空気が該装
置本体3に流入するときは、そのゴム膜11が装
置本体3の中心側に傘状に湾曲して空気を該装置
本体3内に取り入れることができる。そして、そ
の空気を送気フアン2のケーシングの中心から吸
気し、該ケーシングの周縁部に形成された吐出孔
12よりエアーホース1を介しエアーホース接続
用開口18から第5図の防塵マスク13に清浄な
空気を供給するものである。一方、送気フアン2
が停止しているときには、ゴム膜11はその復元
力により図のような状態を保ち、フイルター交換
用開口5を閉塞する。なお、本考案においては、
前記の如く開口閉塞体6をそれぞれ有する二つの
フイルター交換用開口5が装置本体3の両端面に
設けられている。さらに、この開口閉塞体6は前
記のエアーホース接続用開口18内にも嵌着され
ている。次に、フイルター交換用開口5に螺着締
結されたエアーフイルタ4は、その外周が装置本
体3の外周曲面にほぼ一致するように形成され、
それにより装置本体3及びエアーフイルター4が
作業上の邪魔になることを極力さけている。な
お、本実施例では開口閉塞体6のフランジ部がエ
アーフイルタ4と装置本体3との気密用パツキン
の機能を有する。同様にエアーホース1と防塵マ
スク13との気密用パツキンの機能を有する。
又、装置本体3の上面には、送気フアン2に駆動
用のスイツチ14が取付けられると共に、該スイ
ツチを介して送気フアン2の駆動モータ15に一
端が接続されるコード16が取付けられ、該コー
ド16の他端が図示せぬ携帯用直流電源に接続さ
れている。また、装置本体3の前面には第4図、
第5図に示す如くバンド挿通用の取付け部17が
形成され、装置本体3が作業者の腰に巻き付けら
れたバンドに取り付けられるものとする。なお、
本考案は上記実施例に限定されるものでは勿論な
く、例えば開口閉塞体6が逆止弁タイプのもので
はなく、開閉自在なものであつてもよい。その場
合には、フイルター交換の際にフイルター交換用
開口5を閉塞し、その交換後には該開口を開くも
のとすればよい。又、実施例においては本装置
は、面体タイプの防塵マスク13に接続されてい
るが、これに限ることなくフードタイプののに接
続するものであつてもよい。さらに、開口閉塞体
6の取り付け位置は、フイルター交換用開口5と
エアーホース接続用開口18とのいずれか一方の
みであつても、或いは両者であつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような構成からなり、エアーフ
イルタ4が取り外されたときには、ゴム膜11が
弾性復帰状態にあり、環状輪部7を閉塞状態に維
持するように構成したから、フイルタ交換の際、
装置本体3内に塵埃が不容易に浸入することを防
止する。それにより装置本体3内に放射性物質等
を含む塵埃が浸入し、それが作業者の呼吸器に浸
入することを防止する。また、本装置の開口閉塞
体6はフイルタ交換用開口5に着脱自在に取付け
られているから、開口閉塞体6に塵埃等が不着し
た場合には、目視または各種検出装置によりそれ
を確認し、開口閉塞体6を取り除くことにより本
装置等を常に清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来型携帯用空気供給装置、第2図は
本考案の携帯用空気供給装置の平面図、第3図は
同立面縦断面図、第4図は同側面図、第5図は本
装置の使用状態を示す側面図、第6図は本装置に
用いられる開口閉塞体6の一部破断斜視図。 1……エアーホース、2……送気フアン、3…
…装置本体、4……エアーフイルタ、5……フイ
ルタ交換用開口、6……開口閉塞体、7……環状
輪部、8……内フランジ、9……骨部、10……
芯部、11……ゴム膜、12……吐出口、13…
…防塵マスク、14……スイツチ、15……駆動
モータ、16……コード、17……取付け部、1
8……エアーホース接続用開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下流側が空気供給用のエアーホース1を介して
    防塵マスク13に連通されると共に、送気フアン
    2を内装した装置本体3と、上流側にカートリツ
    ジ型のエアーフイルタ4を着脱自在に取付け得る
    ように前記装置本体3に設けられたフイルタ交換
    用開口5と、を具備する空気供給装置において、
    前記開口5に着脱自在に嵌着されるフランジ付の
    環状輪部7と、該環状輪部7の中心部に設けられ
    該環状輪部7の内側を開閉自在に閉塞するゴム膜
    11と、を具備する開口閉塞体6を有し、少なく
    とも空気供給時には前記ゴム膜11が前記本体の
    内側に弾性変形すると共に、前記エアーフイルタ
    4が取り外された時には、前記ゴム膜11が弾性
    復帰状態にあり前記環状輪部7を閉塞状態に維持
    するように構成したことを特徴とする携帯用の空
    気供給装置。
JP10410082U 1982-07-08 1982-07-08 携帯用の空気供給装置 Granted JPS598344U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10410082U JPS598344U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 携帯用の空気供給装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10410082U JPS598344U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 携帯用の空気供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS598344U JPS598344U (ja) 1984-01-19
JPH0246913Y2 true JPH0246913Y2 (ja) 1990-12-11

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ID=30244579

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JP10410082U Granted JPS598344U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 携帯用の空気供給装置

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JPS598344U (ja) 1984-01-19

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