JPH0246837A - 定位脳手術用器具 - Google Patents

定位脳手術用器具

Info

Publication number
JPH0246837A
JPH0246837A JP63198557A JP19855788A JPH0246837A JP H0246837 A JPH0246837 A JP H0246837A JP 63198557 A JP63198557 A JP 63198557A JP 19855788 A JP19855788 A JP 19855788A JP H0246837 A JPH0246837 A JP H0246837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mantle
tip
injection needle
injection
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63198557A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhide Ito
伊藤 治英
Akihiro Kitamura
北村 昭洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUI IKA KK
Original Assignee
MARUI IKA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARUI IKA KK filed Critical MARUI IKA KK
Priority to JP63198557A priority Critical patent/JPH0246837A/ja
Publication of JPH0246837A publication Critical patent/JPH0246837A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、血腫内凝血を粉砕、吸引、除去するようにし
た定位脳手術用器具に関する。
(従来の技術) X線逼影、CTスキャンで脳内の手術目標のXYZ座標
値を求め、頭蓋骨に穿頭した挿入穴から手術目標へプロ
ーベ鉗子を挿入し、脳内血腫等を鉗子先端に引っ掛けて
除去する手術は、定位脳手術として知られている。この
手術は、頭蓋骨に挿入穴を穿頭するだけで済むのでそれ
だけ簡単ではあるが、ブローベ鉗子によって血腫を完全
に除去するためには極めて難儀であり高度の技術を必要
とするものであった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、水流で凝血を粉砕し、吸引器で吸引除去する
のみならず、細い血管を損傷することなく温存し、使用
した噴出水は必ず吸引器に回収するようにした定位脳手
術用器具を提供することを目的上する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の定位脳手術用器具
は、先端を噴射ノズルとした噴射針と、該噴射針に並行
して設けられる吸引管とを有する内套と;先端を盲端と
しかつ先端近傍に窓を開口するとともに該内套を着脱可
能に収納する外套管と;を存するものである。
本発明の定位脳手術用器具をさらに詳細に言えば、先端
を噴射ノズルとした噴射針と、該噴射針に並行して設け
られる吸引管とを有する内套と;先端を盲端としかつ先
端近傍に窓を開口するとともに該内套を着脱可能に収納
する外套管と;加圧室と:該別圧室内に収納載置される
滅菌生理食塩水をみたしたソフトボトルと;一端が該ソ
フトボトルの排水口に接続されかつ他端が開閉調節器を
介して該噴射針に接続される連結管と;を備え、該加圧
室には安全性のあるガスを圧入して加圧し、該ソフトボ
トルを加圧圧縮して内部の滅菌生理食塩水を噴射ノズル
から噴出可能とし、外套管の窓内に圧排された凝血を間
欠的に噴出する水で粉砕し、吸引管によって噴出水とと
もに吸引するようにしたものである。
該内套の先端部分近傍にパッキング部材を設け、該内套
を外套内に挿入したとき、外套の内面と内套の外面との
間隙を閉塞して気密状態を維持するようにすれば、吸引
力が血腫内に限定されるので極めて効率良く血腫の除去
が行われる。
該加圧室の加圧を行う安全性のあるガスとしては、酸素
ガス、窒素ガス等が用いられる。これらのガスはガスボ
ンベ又は壁の配管から加圧室に圧入されるものである。
該加圧室の圧力としては、0〜30kg/crA程度に
加圧されるように構成され、現実には5〜30 kg 
/ c+i程度に加圧されて使用されるのが好適である
該噴射針の先端噴射ノズルには内径0.1〜012閣程
度の掻めて小さい孔が開穿されており、滅菌生理食塩水
が極細流として噴出せしめられる。
該開閉調節器は該連結管の開閉を行って、水流の噴出の
調節を行うものであり、術者が手又は足で操作するよう
に構成される。
また、外套管の先端を盲端とし先端部近傍に窓を開口す
るかわりに、外套管の先端を開口端とし内套を該開口端
から出没させるようにした構成を採用することもできる
。この場合には、外套管内の内套を自在に回転させて操
作することができるという利点がある。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
図中、1は本発明の定位脳手術用器具で、外套管3内に
内套5が着脱可能に挿入されるようになっている。該外
套管3の先端は盲端となっておりかつその先端近傍には
窓7が開口している。9は該外套の基端部近傍に設けら
れた目盛り部で、該目盛り部9に摺動自在に止着される
マーク部材10が取りつけられている。該内套5は、先
端を噴射ノズル14aとした噴射針14と、該噴射針1
4に並行して設けられる吸引管16とを存している。
第8図は凶変への水流の供給機構を示す概略説明図であ
る。同図において、2は加圧室となる耐圧シリンダーで
ある。該耐圧シリンダー2内には滅菌生理食塩水をみた
した市販のポリエチレン製のソフトボトル4が収納載置
されている。6は耐圧性の連結管で、その一端には連結
針8が取りつけられ、該連結針8を該ソフトボトル4の
排水口10に挿通せしめることによって、連通せしめら
れる。12は該連結管6の他端に連結されかつ該連結6
の開閉を行う開閉調節器である。前記噴射針14は該開
閉調1’ff器12の先端に交換可能に装着される。該
噴射針14に並行して吸引管16が設けられている。
該吸引管16の先端の形状は、第2図(b)及び第4図
に示すごとく、下端部には側方に開口する吸引口16a
が設けられ、かつ該吸引管16の下端壁は側方に延出し
て、噴射ノズル14aから噴射する水流を受ける噴射水
受は壁16bとなっている。
該凶変5を外套管3内に挿入する場合、第2図(a)に
示す如く、該窓7と該吸引口16a及び下端壁16bと
を一致させることが必要である。外套管3と凶変5との
挿入位置を決めるために、外套3の基端部には径大なる
受は段部3aが設けられ、該段部3aの上端部に位置決
めするための係止溝3bが穿設されている(第6図)。
一方、該凶変5の上部には、該受は段部3aに挿着する
挿入段部5aが設けられ、該挿入段部5aには該溝3b
に挿入係止する係止突起5bが突設されている(第5図
)、従って、該外套管3に凶変5を挿着する場合には、
該係止溝3bに係止突起5bを係止させない限り挿着で
きないから、常に所定の位置、即ち窓7と吸引口16a
とが一致する状態で挿着されることとなる。
また、該凶変5の先端部分近傍にパッキング部材5cを
設け、該凶変5を外套管3内に挿入したとき、外套管3
の内面と凶変5の外面との間隙を閉塞して気密状態を維
持するようにすれば、吸引管16による吸引力が血腫内
に限定されるので極めて効率良く血腫の除去が行われる
例えば、駒井式定位脳手術装置を使用する場合には該装
置Aは、頭部Xに装着される円環状の水平リングBと、
該水平リングBに接続された支持部Cに回動可能に取付
けられる湾曲状支持杆りと、該支持杆りのガイド溝Eに
摺動自在に装着される把持具Fとから構成されている(
第7図)。咳把持具Fに定位脳手術用器具1を挿着し、
その先端を頭蓋骨に開穿した挿通孔Hに挿入して血腫等
の除去を行うものである。該定位脳手術装置A自体は市
販品であり、その他の杉田式装置、レクセル式装置であ
れ、脳内の所望位置に定位脳手術用器具1を固定するこ
とができるものである。
前記吸引管16は、図示しない吸引ポンプに接続ホース
17を介して接続されている。吸引方式としては、手術
室に設置されている壁掛は吸引器でもよいし、ボークプ
ル吸引器でもよいものである。1日はガスボンベで、人
体に混入しても安全なガス、例えば酸素ガス、窒素ガス
等が封入されている。該ガスボンベ1日は圧力計19を
備えた圧力調整器20を介在させた接続管21によって
該耐圧シリンダー2に接続されており、該耐圧シリンダ
ー2内に安全性のあるガスを圧入して該耐圧シリンダー
2内を加圧状態とし、該ソフトボトル4を加圧圧縮して
内部の滅菌生理食塩水を連結管6及び開閉調節器12を
通って噴射針14の先端噴射ノズル14aから噴出せし
める。ガスの供給方式としては、上記のごとく、ガスボ
ンベを利用する他に壁に配管されたガスを利用すること
もできる。
該開閉調節器12は滅菌生理食塩水の流路の開閉を行っ
て、水流の噴出のtAvJを行うものである。該開閉調
節器12の操作は、図示の例では、術者が手でオンオフ
スイッチを操作する例を示しであるが、フットスイッチ
を足で操作するように構成することも勿論可能である。
ガスボンベ18から加圧室2に圧入される酸素ガス、窒
素ガス等の安全性のあるガスは、細菌の混入はなく極め
て衛生的に管理されるものである。該加圧室、即ち耐圧
シリンダー2の圧力とじては、0〜30kg/cni程
度に加圧されるように構成され、現実には5〜20kg
/co!程度に加圧されて使用される。
該噴射針14の先端噴射ノズル14aには内径0.1〜
0.12mo+程度の極めて小さい噴出孔が開穿されて
おり、滅菌生理食塩水が極細流として噴出せしめられる
吸引管16の吸引力は、特に限定はないが、例えば0〜
500胴Hg、好ましくは100〜500 mm Hg
である。
第9図は耐圧シリンダー2の一部断面摘示側面図である
。該耐圧シリンダー2は、上1i 2 a 、底板2b
及び筒状側Fi2cを有しており、その内部にはソフト
ボトル4が直立状態で収納載置されている。
22は該耐圧シリンダー2の上部に設けられたハンガー
で、図示しない支柱に該耐圧シリンダー2を懸架する際
に用いられるものである。24は上jli2aに設けら
れたガス入口で、前記したガスボンベ18と接続管21
によって接続される。26は上板2aに設けられた排気
バルブで、手術の終了後等に耐圧シリンダー2内のガス
を排気するためのものである。28は上板2aに設けら
れた安全弁で、事故等により耐圧シリンダー2に予定以
上の圧力がかかった場合に、ガスを外部に自動的に放出
する作用を果たすものである。
30は該耐圧シリンダー2の底板2bの中央部に穿設さ
れた挿通孔である。該挿通孔30には上端に連結針8を
設けかつ側部に連結凸部32を突設した取付金具34が
挿着されている。該連結凸部32には連結管6の一端が
嵌着接続される。該連結針8はソフトボトル4の下端部
の排水口10に差し込まれてソフトボトル4の内部と連
結管6とが連通ずるようになっている。36は該取付金
具34の下端部に取付けられた摘みで、該連結管6へ流
出する水量を調節する作用を行う。
38は該耐圧シリンダー2の筒状側板2Cの下部の両側
に設けられた監視窓で、耐圧シリンダー2の内部を目視
観察することができるようになっている。
第10図は開閉調節器12部分の断面説明図及び第11
図は開閉調節器12部分の斜視図である同図において、
40は開閉調節器12の本体12aの基端部に着脱可能
に装着された後端金具で、該後端金具40の基端部には
接続金具41が装着されている。該接続金具41には連
結管6の他端が接続されるようになっている。42は該
開閉調節器本体12aの長平方向の中央部に穿設された
貫通路である。該貫通路42には可撓性ホース44が交
換可能に挿通されている。46は該貫通路42に直交し
て連通ずる下部貫通孔である。該下部貫通孔46にはロ
ックナツト4日が装着されており、該ロックナツト48
には調整ネジ49が螺合されている。該調整ネジ49を
緩めかつ該後端金具40を取り外すことによって該可撓
性ホース44を取り出し交換することができる。
50は該下部貫通孔46に対応して穿設され同様に該貫
通路42に直交して連通ずる上部貫通孔である。該上部
貫通孔50にはバネ手段52によって常時下方に付勢さ
れる押圧ロッド54が上下方向に摺動自在に取付けられ
ている。56は該押圧ロッド54とバネ手段52とを収
納支持しかつ該開閉調節器本体12aの上面に固定され
た枠体である。該押圧ロッド54の上端部には放水トリ
ガ58の基端部が回動可能に取付けられている。
60は該枠体56の上部壁62の先端部を上方に折曲し
て形成された支点壁で、該放水トリガ58の先端部を下
方に押圧すると、該放水トリガ58の基端部近傍が該支
点壁60に当接した状態で回動し、該放水トリガ5日の
基端部が上方に移動し、即ち該押圧ロッド54が上昇す
る。したがって、該放水トリガ58を押圧しない状態で
は、第10図に示すごとく、該可撓性ホース44は該押
圧ロッド54に押圧されて閉塞されており、ソフトボト
ル4から圧送されてくる滅菌生理食塩水はストップされ
た状態となっているが、該放水トリガ58を下方に押し
下げると、該押圧ロッド54は上昇して該可撓性ホース
44は開放し滅菌生理食塩水は放出されることとなる。
62は該開閉調節器本体12aの先端に取付けられる先
端金具で、該開閉調節器本体12aの先端に着脱自在に
螺着される円筒状基端部62aと、該基端部62aに段
部62bを介して連接される先端突起部62cを有して
いる。該先端突起部62cには挿通孔64が穿設されて
おり、該挿通孔64には噴射針14が挿通され固定され
る。この噴射針14を交換する場合には、該先端金具6
2を該開閉調節器本体12aから外し、古い噴射針14
を取り外して新しい噴射針14を挿通孔64に挿通し再
び該先端金具62を該開閉調節器本体12aに装着すれ
ばよい。
なお、本発明装置を使用する場合には高い圧力がかかる
こととなるので、特別の記載がなくても各部材は耐圧性
のものが用いられることはいうまでもない。
また、噴射ノズル14aの噴射孔は、前記したごとく極
めて小さいために滅菌生理食塩水中に微細な塵埃が混入
しても詰まるため、該開閉調節器12の滅菌生理食塩水
の流路の適宜位置にフィルターを装着しておけば、噴射
孔の詰まりが回避できる。
以上のような構成により、例えば圧力150kg/ct
Aの窒素1ンベ18に接続された加圧室2の圧力を15
kg/c++1に調整する。該加圧室2のソフトボトル
4は加圧圧縮されて内部にみたされた滅菌食塩水を連結
針8、連結管6を介して開閉調節器12に流出せしめる
。該開閉調節器12を操作することによって滅菌生理食
塩水の流路は開閉され、流路間の状態では開閉調節器1
2の先端に取付けられた噴射針14の先端から極細水流
が噴出せしめられ、流路間の状態では水流は停止する。
血腫等を外套管3の窓7の内部に吸い込みつつ、この水
流の水圧によってその吸い込まれた血腫等の凝血部分の
みを粉砕し、吸引管16で吸引除去するのみならず、細
い血管を損傷することなく温存し、使用した噴射水は必
ず吸引器に回収するようにする。
第1図に示した貯蔵場りは、吸引した凝血及び水を一時
的に貯えるものである。Jは透明チューブで、吸引管1
6の基端に接続されている。Kl、に2は三方活栓で、
該透明チューブJと垂直管M+ 、Mz との通路を開
厨する。Nは該貯蔵場り内に設置されたフィルターメツ
シュである。なお、Sは内含5を開閉調節器12に接続
するために吸引管16の基端部近傍に取付けられた接続
金具である。
各部材の具体的寸法等の一例について述べておく。
外套管3は、定位脳手術装置の内の、駒井式、杉田式、
レクセル弐等に適合した外径のものを選ぶ。例えば、レ
クセル式では、外径4mm、内径3.3胴の盲端の管を
使用する。先端部は脳内に穿入するため丸くする。その
先端より2〜3mmの位置に径6.2mmx1.7mn
+の水滴状の窓7を形成する。長さは17〜20cmと
する。
内含5は、前記したごとく、噴射針14と吸引管工6と
を並行状態に結合したものである。吸引管16の外径は
2[III!I、内径1.5鴫で、噴射針14例の側壁
に径1.8市の吸引口16aを開穿し、下端壁は側方に
延出して噴出水受は壁16bとなっている。噴射針14
の先端は吸引管16の先端より5mm短く、外径0.6
5au++、内径0. 1mmとして水流を噴射させる
なお、外套管3の先端の水滴状の窓7は、2〜3個の複
数とすることも可能である。この場合、内含5の構造も
窓7に対応する構造とする必要がある。即ち、噴射針1
4及び吸引管16を複数個設け、それぞれ上記した構造
を存するように構成する。このとき、水の噴射は複数個
が同時に噴射し又は1個ずつ噴射できるように開閉iF
1節器12にスイッチ機構(図示の例では放水トリガ5
8)を構成しておく。
また、外套管3の先端部に水滴状の窓7を設けるかわり
に、外套管3の先端を開口端(図示せず)としておき、
該開口端から内含5の先端が出没できるように構成して
おいてもよい。この場合、外套管3の開口端から内含5
の先端を、例えば5−程度、出し、上記したと同様に水
を噴射しつつ吸引動作を行うことによって血腫等の除去
を行うことができる、外套管3の先端部に窓7を開口し
た場合には、水の噴射方向を変える場合には、外套管3
と内容5の両方を移動させる必要があるが、外套管3の
先端を開口端とした場合には、外套管3を移動させるご
となく内容5のみを回転させることによって簡単に水の
噴射方向を変更することができるという利点がある。こ
の場合に、外套管3の先端開口部分及び内容の先端部分
は円滑としておくことはいうまでもない。
実際の脳内血腫の除去にあたっては、外套管3の窓7に
吸引管16の吸引口16a及び噴射針14からの水流の
噴射方向を合わせて、水流を間欠的に噴射する。1秒間
噴射し、数秒休む方法を取り、吸引管16に吸われる内
容の色調と量を観察する。通常は、滅菌生理食塩水20
0mj2を使用している。最後に、CTスキャンで血腫
除去の程度を判定し、手術を終了する。
図示の例では、噴射針14及び噴射ノズル14aを一本
設けた例を示したが、これを二本以上もうけてもよいこ
とはいうまでもない。
本発明の開閉調節器12を、図示の実施例の如く、手に
よって水流路の開閉を行う場合には正確かつ迅速な開閉
が行えるという利点がある。一方、開閉調節器12を足
で操作するように構成すれば、手の場合よりも安定した
操作が行えるという有利さがある。該開閉調節器12を
足で操作する構成としては、例えば、図示した開閉調節
器12は手による握り操作部分のみの構成とし、水流の
開閉調節機構部分を連結管6の中間部分に設け、この開
閉調節機構を足で操作するようにすることができる。
本発明では導電性の生理食塩水を用いているが、作動源
として電気を用いていないため、マイクロショック、マ
クロショックの危険が全くないという大きな利点がある
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、■脳内血腫等の粉砕除
去を極めて安全にかつ効果的に行うことができ、■噴射
水流の調節は圧力調節ででき設定圧力の範囲内で自由に
選択できる、■消毒・滅菌が確実で細菌の混入のおそれ
が全(なく、■装置自体からの雑音の発生がない、■開
閉調節器(ハンドピース)が小型、軽量で扱い易い、と
いう極めて大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の要部の拡大正面図、第3図は外套管と内容とを分解し
て示す斜視図、第4図は内容の先端部の拡大斜視図、第
5図は内容の上部部分の要部拡大斜視図、第6図は外套
管の上部部分の拡大斜視図、第7図は定位脳手術用装置
の使用状態を示す斜視図、第8図は本発明の定位脳手術
用器具への水流の供給及び吸引の機構を示す概略説明図
、第9図は加圧室の一部断面正面図、第10図は開閉調
節器の断面図及び第11図は開閉調節器部分の斜視図で
ある。 1・・・定位脳手術用器具、2・−・耐圧シリンダー3
・−・・外套管、4・−・・ソフトボトル、5・・−・
内容、5C・−・・パッキング部材、6−・・連結管、
7・−・窓、8・一連結針、12−・・・開閉11節器
、14・・・噴射針、14a・−噴射ノズル、16・・
・吸引管、16a・・・吸引口、16b−−一下端壁、
18・・・ガスボンベ、58・・・放水トリガ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端を噴射ノズルとした噴射針と、該噴射針に並
    行して設けられる吸引管とを有する内套と;先端を盲端
    としかつ先端近傍に窓を開口するとともに該内套を着脱
    可能に収納する外套管と;を有することを特徴とする定
    位脳手術用器具。
  2. (2)先端を噴射ノズルとした噴射針と、該噴射針に並
    行して設けられる吸引管とを有する内套と;先端を盲端
    としかつ先端近傍に窓を開口するとともに該内套を着脱
    可能に収納する外套管と;加圧室と;該加圧室内に収納
    載置される滅菌生理食塩水をみたしたソフトボトルと;
    一端が該ソフトボトルの排水口に接続、されかつ他端が
    開閉調節器を介して該噴射針に接続される連結管と;を
    有することを特徴とする定位脳手術用器具。
  3. (3)該内套の先端部分近傍にパッキング部材を設け、
    該内套を外套内に挿入したとき、外套の内面と内套の外
    面との間隙を閉塞して気密状態を維持するようにした請
    求項(1)又は(2)記載の定位脳手術用器具。
  4. (4)先端を噴射ノズルとした噴射針と、該噴射針に並
    行して設けられる吸引管とを有する内套と;先端を開口
    端とするとともに該内套を着脱可能に収納する外套管と
    ;を有することを特徴とする定位脳手術用器具。
  5. (5)先端を噴射ノズルとした噴射針と、該噴射針に並
    行して設けられる吸引管とを有する内套と;先端を開口
    端とするとともに該内套を着脱可能に収納する外套管と
    ;加圧室と;該加圧室内に収納載置される滅菌生理食塩
    水をみたしたソフトボトルと;一端が該ソフトボトルの
    排水口に接続されかつ他端が開閉調節器を介して該噴射
    針に接続される連結管と;を有することを特徴とする定
    位脳手術用器具。
  6. (6)該内套の先端部分近傍にパッキング部材を設け、
    該内套を外套内に挿入したとき、外套の内面と内套の外
    面との間隙を閉塞して気密状態を維持するようにした請
    求項(4)又は(5)記載の定位脳手術用器具。
JP63198557A 1988-08-09 1988-08-09 定位脳手術用器具 Pending JPH0246837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198557A JPH0246837A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 定位脳手術用器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198557A JPH0246837A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 定位脳手術用器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0246837A true JPH0246837A (ja) 1990-02-16

Family

ID=16393163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63198557A Pending JPH0246837A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 定位脳手術用器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0246837A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4913698A (en) Aqua-stream and aspirator for brain surgery
EP0746353A1 (en) Surgical irrigation apparatus
US20190046167A1 (en) Biopsy device with fluid delivery to tissue specimens
US5197948A (en) Intra-abdominal organ manipulator, irrigator and aspirator
US4850352A (en) Laser-surgical instrument with evacuation tip
US5098387A (en) Device for irrigation of and aspiration from body cavities
EP0411170A1 (en) Water jet cutter and aspirator for brain surgery
US20110245715A1 (en) Biopsy probe having a tissue specimen collector
AU2011253790B2 (en) Biopsy device with fluid delivery to tissue specimens
WO2002089722A1 (en) Medical rinsing and sucking device
CA2157007A1 (en) Endoscopic cannulated instrument flushing apparatus
ATE306222T1 (de) Chirurgische flüssigstrahlvorrichtungen
AU8402098A (en) Pneumatic tissue dissector with exhaust system
US20050273063A1 (en) Surgical suction instrument
CA2852356A1 (en) Medical spraying device with nozzle, and method for producing a spray cone
US20110112515A1 (en) Actuated self unplugging surgical sucker wand
CN114344669A (zh) 冲洗吸引管及手术装置
AU2014202800A1 (en) Medical spraying device with pressure reduction valve, and method for producing a spray cone
US20060058730A1 (en) Apparatus and method for cleaning a surgically prepared, concave bone surface
JP2002065806A (ja) 医療用洗浄吸引装置
EP0578376A1 (en) Ultrasonic surgical aspirator
WO2010070387A1 (en) Surgical device for washing wounds and surgical sites
JPH0246837A (ja) 定位脳手術用器具
CN108113730A (zh) 一种具有吸引和冲洗功能的咬骨钳
US20180311021A1 (en) Dental cleaning instrument