JPH0246336Y2 - - Google Patents

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JPH0246336Y2
JPH0246336Y2 JP1985128162U JP12816285U JPH0246336Y2 JP H0246336 Y2 JPH0246336 Y2 JP H0246336Y2 JP 1985128162 U JP1985128162 U JP 1985128162U JP 12816285 U JP12816285 U JP 12816285U JP H0246336 Y2 JPH0246336 Y2 JP H0246336Y2
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JP
Japan
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opening
nozzle
closing mechanism
ventilation hole
cold air
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JP1985128162U
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JPS6236709U (ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は関節リユーマチ等の疼痛疾患の痛みの
緩和を目的とする低温治療に供する低温空気噴射
装置の冷風付与部の改良に関する。
従来の技術 公知の従来の技術として実開昭59−130718が
ある。この公報に示される技術は冷媒凝縮ユニツ
トと冷風発生ユニツトとからなり、冷風発生ユニ
ツトに存する空気冷却器には導入管と導出管が接
続され、該導入管と導出管の位置を切替える切替
機構が設けられている。この公報には人体の患部
へ冷風を付与する冷風付与部の構造は示されてい
ないが、通常、従来この種の装置においては冷風
を導くホースの先端に先細りの筒体でなるノズル
が取着される。
考案が解決しようとする問題点 従来の技術として示した実開昭59−130718の
装置の場合発生した冷風を患部へ長時間投与し続
けると患部に凍傷を起こす危険性がある。そこで
凍傷を避ける為に施療者はノズルを持ちこのノズ
ルを動かしながら患部に冷風を投与しなければな
らず施療手数が多く掛つてしまうという欠点があ
る。
問題点を解決するための手段 本装置は従来技術の問題点を解決したもので、
施療者の手数を減らし、しかも凍傷を起こさせる
ことのない低温空気噴射装置の開閉機構付ノズル
を提供することを目的としている。
即ち本考案は、ノズル1の側壁に開設した通気
孔6を開閉する開閉機構2がノズル1の適宜位置
に設けられたことを特徴とする低温空気噴射装置
の開閉機構付ノズルである。
また、開閉機構2は通気孔6を塞ぐ弁体7と弁
体7を作動させるソレノイド8とからなるもので
ある。
また、開閉機構2を構成するソレノイド8はノ
ズル1の通気孔6を覆うように取着したケース1
1に収納され、ケース11には冷風を放擲する窓
状穴21が設けれてなるものである。
実施例 本考案の実施例を添付の図面に基づいて詳述す
る。
第1図及び第2図に示すものは冷風を噴射する
ノズル1に開閉機構2を設けた開閉機構付ノズル
の第一実施例であり、ノズル1は筒状の基台部3
の一端に回動部4を回動可能に取着してなる。基
台部3の他端は冷風を導びくホース5に接続さ
れ、冷風を噴射する口端20が回動部4の先端に
形成される。
基台部3の側面上部には通気孔6が開設され、
該通気孔6は開閉機構2で開閉される。
開閉機構2は、通気孔6に密着する弁体7と、
弁体7に連結され中心に空洞部24を有し該空洞
部24にプランジヤ9を摺動自在に保持するソレ
ノイド8と、プランジヤ9を常時押し出し方向に
押圧する弾力を有するばね10と、弁体7及びソ
レノイド8等を収納するケース11とで構成され
る。ケース11の周壁下部には窓状穴21が複数
個開設される。
第3図及び第4図に示すものは開閉機構付ノズ
ルの第二実施例であり、ノズル1は基台部3に回
動部4を取着してなり、基台部3の側面上部に開
設される通気孔6を閉塞するかあるいは基台部3
の一端開口部22を閉塞する弁体7が基台部3の
内部に設けられる。弁体7は円板状に形成され該
弁体7の周部の適宜箇所には軸13が貫通止着さ
れ、軸13の一端部には従動桿14が取着され、
従動桿14とプランジヤ9とは連結棒23で連結
される。
基台部3の外側部適宜位置には電磁石12と電
磁石12の空洞部24に摺動自在に保持されるプ
ランジヤ9とでなるソレノイド8が取着され、プ
ランジヤ9の先端と基台部3の外側部適宜位置に
取着した止め具15との間に伸張力を有するばね
10が嵌められる。
尚、第二実施例では軸13を回動させるために
従動桿14、連結棒23及びソレノイド8を設け
たが、ソレノイド8の代りにモーター、リンクを
用いてもよく、また従動桿14、連結棒23及び
ソレノイド8の代りにロータリーソレノイドを用
いてもよい。電源16から得る電力は一定周期に
間欠動作するタイマー17に制御されソレノイド
8に付与される。
基台部3の両側部はコ字形アーム18で支持さ
れ、コ字形アーム18は装置本体(図示省略)か
ら延設されるアーム19で支持される。
作 用 本考案は、ノズル1を装置本体から延設される
アーム19で支持し、ノズル1の口端20を人体
の患部に接近させ、ノズル1の通気孔6を繰り返
し開閉作動させながら冷風を口端20から噴射さ
せて患部を冷却治療するものである。
ノズル1の基台部3に開設した通気孔6を開閉
する開閉機構2の第一実施例の作用は、まずソレ
ノイド8への通電によりばね10の伸張力に抗し
てプランジヤ9を電磁石12の空洞部24に引き
込み、通気孔6に密着している弁体7を引き上げ
通気孔6を開放する。次にソレノイド8への通電
を休止することによりばね10の伸張力によりプ
ランジヤ9を電磁石12の空洞部24から押し出
しプランジヤ9の先端に取着された弁体7を通気
孔6に密着させ通気孔6を閉塞する。
ホース5から基台部3に導かれる冷風は、通気
孔6が開放されている時には冷風の一部は通気孔
6を通りさらに窓状穴21を通つて外気中へ放出
され、残りの冷風は基台部3の一端開口部22へ
流れ口端20から噴射される。
通気孔6が閉塞している時には冷風の全部が一
端開口部22へ流れる。
通気孔6の開閉の繰り返しにより冷風は口端2
0から強く噴射されたり弱く噴射されたりする事
を繰り返す。
電源16は、任意に設定される通電時間と任意
に設定される休止時間とを連続して操り返し信号
を発生するタイマー17に制御されて通電と停止
を繰り返しながらソレノイド8へ供給される。加
電時の電磁石12はプランジヤ9を吸引し非加電
時の電磁石12はプランジヤ9の吸引を解く。
開閉機構2の第二実施例の作用は、まずソレノ
イド8の電磁石12の吸引によりばね10の伸縮
力に抗してプランジヤ9を電磁石12の空洞部2
4に引き込み、基台部3の一端開口部22を閉塞
していた弁体7を連結棒23、従動桿14を介し
て軸13を回動させ軸13の回動と同時に弁体7
を回動させ通気孔6を閉塞し基台部3の一端開口
部22を開放する。
電磁石12の吸引を解くことによりばね10の
伸縮力によりプランジヤ9を電磁石12の空洞部
24から押し出しプランジヤ9に連結された弁体
7を回動し基台部3の一端開口部22を閉塞する
と同時に通気孔6を開放する。
ホース5から基台部3に導かれる冷風は、通気
孔6が開放されている時は通気孔6を通つて総て
外部へ放擲され通気孔6が閉塞されている時は基
台部3の一端開口部22へ総て流れる。
基台部3の一端開口部22へ流れ来る冷風は回
動部4の通孔を通り口端20から噴射される。
第二実施例のノズル1では開閉機構2が通気孔
6の開閉を繰り返すと口端20からの冷風は噴射
したり噴射を停止したりすることを繰り返す。
考案の効果 ノズルの基台部の一側部に通気孔を開設し、該
通気孔を一定期間をもつて交互に繰り返し開閉す
る開閉機構を基台部の側部適宜箇所に設けた為、
通気孔を閉塞しているときは口端から噴射する冷
風の量を最大として患部を強く冷却し、通気孔を
開放しているときは口端から噴射する冷風の量を
最少として患部を弱く冷却するかもしくは冷却を
中止することができる。従つて患部に対し強冷却
と弱冷却とを交互に連続的に行なうことができ
る。その為患部を過冷却することなく冷却治療に
適する使用態様ができると共に、一定部位を長時
間強く冷却して凍傷を起こすという恐れもなく、
安心して本装置を施療に用いることができるもの
となつた。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案の実施例を示しており、第
1図は本考案の第一実施例の斜視図、第2図は本
考案の第一実施例の部分断面図、第3図は本考案
の第二実施例の側面図、第4図は第3図の断面
図、第5図は弁体、ソレノイド等を示す部分斜視
図、第6図はソレノイドを作動させる電気回路の
ブロツク図を夫々示している。 1……ノズル、2……開閉機構、6……通気
孔、7……弁体、8……ソレノイド、11……ケ
ース、21……窓状穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ノズル1の側壁に開設した通気孔6を開閉す
    る開閉機構2がノズル1の適宜位置に設けられ
    て成り、冷風を噴射する前記ノズル1には装置
    本体で作る低温空気を導くホース5が接続さ
    れ、前記通気孔6は専ら冷風を逃すものである
    ことを特徴とする冷却治療用の低温空気噴射装
    置の開閉機構付ノズル。 (2) 開閉機構2は通気孔6を塞ぐ弁体7と弁体7
    を作動させるソレノイド8とからなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    低温空気噴射装置の開閉機構付ノズル。 (3) 開閉機構2を構成するソレノイド8はノズル
    1の通気孔6を覆うように取着したケース11
    に収納されケース11には冷風を放擲するする
    窓状穴21が設けられてなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の低温空気
    噴射装置の開閉機構付ノズル。
JP1985128162U 1985-08-20 1985-08-20 Expired JPH0246336Y2 (ja)

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JP1985128162U JPH0246336Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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JP1985128162U JPH0246336Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS6236709U JPS6236709U (ja) 1987-03-04
JPH0246336Y2 true JPH0246336Y2 (ja) 1990-12-06

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ID=31023583

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JP1985128162U Expired JPH0246336Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59130718U (ja) * 1983-02-23 1984-09-01 イワソ−株式会社 極低温風治療装置

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Publication number Publication date
JPS6236709U (ja) 1987-03-04

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