JPH0246211Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0246211Y2
JPH0246211Y2 JP1739083U JP1739083U JPH0246211Y2 JP H0246211 Y2 JPH0246211 Y2 JP H0246211Y2 JP 1739083 U JP1739083 U JP 1739083U JP 1739083 U JP1739083 U JP 1739083U JP H0246211 Y2 JPH0246211 Y2 JP H0246211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
crossing point
power supply
zero
alternating current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1739083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59126541U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1739083U priority Critical patent/JPS59126541U/ja
Publication of JPS59126541U publication Critical patent/JPS59126541U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0246211Y2 publication Critical patent/JPH0246211Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Relay Circuits (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オフイスオートメーシヨン装置など
のように、主機器と補助機器とからなる装置にお
ける該補助機器に好適な交流電力供給装置に関す
る。
近年、事務処理等の合理化のため一環として、
オフイスオートメーシヨン装置(以下、OA装置
という)の企業への導入が著しく促進されてい
る。かかるOA装置は、コンピユータを主機器と
し、キーボード,デイスプレイ,プリンタなどの
周辺機器,端末機器を副機器としてなり、コンピ
ユータは専らデータの処理、記憶を行なうのに対
して、周辺機器、端末機器はデータの入出力を行
なうものである。
ところで、データの入出力操作は、特別なデー
タを除いて、通常ユーザが直接行なうものであ
り、このために、周辺機器、端末機器はユーザの
近くに設置されている。これに対して、コンピユ
ータは、空間的な問題から周辺機器や端末機器と
は別の場所に配置されるのが一般的である。この
ように配置された夫々の機器は、個々に電源開閉
スイツチが設けられ、かかる電源開閉スイツチを
操作することにより、夫々の機器に電力を供給す
ることができるようにしている。
しかしながら、異なる場所に設置されたコンピ
ユータ、周辺機器、端末機器を作動状態にするた
めに、夫々電源開閉スイツチを操作していくこと
は非常にわずらわしいことであり、特に、連続的
に使用されることが少ないOA装置に対しては、
不使用時、コンピユータを含めた全ての機器の電
源を切つて非作動状態にすることが省エネルギー
の上から好ましいが、このような場合には、さら
に、電源開閉スイツチの操作がわずらわしくな
る。
かかる問題点を解決する一つの方法として、コ
ンピユータ、周辺機器、端末機器の交流電源の投
入、遮断を遠隔制御によつて行なうようにするこ
とが考えられる。このためには、各機器に遠隔制
御信号によつて制御される電力供給装置を設け、
かかる電力供給装置により、電力供給線路を開閉
することができるようにする必要がある。もちろ
ん、この場合にも、周辺機器、端末機器独自で電
源の供給、遮断も行なうことができることが望ま
しい。このために、電源供給装置は、電源開閉ス
イツチを介して夫々の機器に接続されることにな
る。
ところで、かかる電力供給装置は、電力供給線
路を開閉するためのスイツチング回路を当然含む
ことになるが、たとえば、周辺機器としてのプリ
ンタは、作動時の消費電力が大きいことから、ス
イツチング回路が閉じた瞬間には、ピーク値で最
大30Aもの大電流が流れる可能性があり、この
ために、スイツチング回路が破損してしまうこと
がある。
また、電力供給装置を作動状態にして電力供給
線路を閉じた状態にあるときに、電源開閉スイツ
チを操作する場合、この電源開閉スイツチが閉じ
た瞬間にも同様に大電流が流れる可能性があり、
電源開閉スイツチを損傷することになる。
本考案の目的は、かかる問題点を解消し、主機
器に付属し、消費電力が大きい副機器への電力供
給開始時の供給電流を充分に小さくし、以つて、
電力供給線路に設けられたスイツチ手段を保護す
ることを可能とした電力供給装置を提供するにあ
る。
この目的を達成するために、本考案は、電源か
らの交流電流の零交叉点を検出し、該零交叉点で
副機器への電力の供給を開始することができるよ
うにした点に特徴がある。
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図は本考案による電力供給装置を用いたオ
フイスオートメーシヨン装置の一具体例を示す構
成図であつて、1は主機器、2は副機器、3は電
源開閉スイツチ、4は遠隔電力制御装置、5は電
力供給装置、6は遠隔制御信号受信装置、7は遠
隔制御信号送信装置、8,9は電源プラグであ
る。
第1図において、主機器1はコンピユータであ
つて、電源プラグ9を交流電源(図示せず)に接
続することにより、主機器1に交流電力が供給さ
れる。また、副機器2はプリンタなどの消費電力
が大きい機器であつて、副機器2に取りつけられ
た電源開閉スイツチ3を介して交流電力が供給さ
れる。
第1図はかかる主機器1と副機器2との駆動電
力の供給、遮断を遠隔制御可能にするために、遠
隔電力制御装置4をさらに取りつけたものであつ
て、かかる遠隔制御を必要としない場合には、電
源プラグ8からの電力供給線路を直接電源開閉ス
イツチ3に接続すればよい。
遠隔電力制御装置4は本考案に係わる電力供給
装置5と遠隔制御信号受信装置6とからなる。電
力供給装置5は、電源プラグ8を交流電源に結合
することにより交流電力が供給され、図示しない
降圧装置、直流電圧発生装置によりバイアス電圧
aを発生し、遠隔制御信号受信装置6を作動状態
にする。また、電力供給装置5は、電源プラグ8
と電源開閉スイツチ3との間の電力供給線路を接
続、遮断するスイツチング回路が設けられてお
り、遠隔制御信号受信装置6から制御電圧bが供
給され、かつ、電源開閉スイツチ3が閉じている
ときに、上記のスイツチング回路が閉じ、副機器
2に交流電力が供給される。
遠隔制御信号受信装置6は、作動状態にあると
きに、遠隔制御信号送信装置7から電力供給を行
なわせるための遠隔制御信号dを受信すると、電
力供給装置5と主機器1とに夫々制御電圧b,c
を送る。この制御電圧cにより、主機器1ではそ
の電源装置(図示せず)に電源プラグ9を通して
交流電力が供給されて主機器1は稼動する。ま
た、遠隔制御信号受信装置6は、遠隔制御信号送
信装置7から電力供給を停止させるための遠隔制
御信号を受信すると、電力供給装置5、主機器
1への制御電圧b,cの供給が停止され、主機器
1は稼動を停止し、また、副機器2も稼動してい
たとすると停止する。
このようにして、主機器1、副機器2は夫々交
流電力の供給について遠隔制御されるが、電源プ
ラグ8,9を常時交流電源に結合しておくことに
より、副機器2は主機器1の稼動期間内で稼動す
ることになり、遠隔制御信号受信装置6で発生さ
れる制御電圧bは、主機器1が稼動ているか否か
を判断するための目安となるものである。
第2図は本発明による電力供給装置の一実施例
を示す回路図であつて、10は制御電圧入力端
子、11,12,13はD型フリツプフロツプ回
路、14,15,16はインバータ、17,18
はスイツチング回路、191,192,201,2
2は発光ダイオード、211,212,221,2
2はホトダイオード、23は抵抗、24は全波
整流回路、25はリレー、26は発光ダイオー
ド、27はホトトランジスタ、28は抵抗、2
9,29′は交流入力端子、30はインバータ、
31,31′は交流入力端子、32は全波整流回
路、33はリレー、34は発光ダイオード、35
はホトトランジスタ、36は抵抗、37は電力供
給線路、38,39は零交叉点検出回路である。
なお、2は副機器、3は電源開閉スイツチであつ
て、第1図に示されるものである。
第2図において、交流入力端子29,29′は
電源プラグ8(第1図)からの電力供給線路に接
続され、交流電源(図示せず)からの交流電力
が、交流入力端子29,29′から電源開閉スイ
ツチ3を介して副機器2に供給されるように、電
力供給線路37が設けられている。交流入力端子
29,29′と電源開閉スイツチ3との間の電力
供給線路37には、スイツチング回路17,18
が直列に挿入されており、電力供給線路37を導
通状態あるいは遮断状態にする。
スイツチング回路17は、発光ダイオード19
とホトダイオード211とが対をなし、また、発
光ダイオード192とホトダイオード212とが対
をなしたホトカプラでもつて構成され、D型フリ
ツプフロツプ回路(以下、D−FFという)11
のQ出力を制御信号としてオン、オフ制御され
る。また、スイツチング回路18も、発光ダイオ
ード201とホトダイオード221とが対をなし、
発光ダイオード202とホトダイオード222とが
対をなしたホトカプラでもつて構成されており、
D−FF13のQ出力を制御信号としてオン、オ
フ制御される。
D−FF11は、遠隔制御信号受信装置6から
の制御電圧bをデータ入力とし、全波整流回路3
2とリレー33とからなる零交叉点検出回路39
の出力信号をクロツク入力としている。また、D
−FF13はD−FF12のQ出力をデータ入力と
し、零交叉点検出回路39の出力信号をクロツク
入力としている。さらに、D−FF12は入力端
子10からの制御電圧bをデータ入力とし、全波
整流回路24とリレー25とからなる零交叉点検
出回路38の出力信号をクロツク入力としてお
り、零交叉点検出回路39の出力信号によりリセ
ツトされる。リレー25は発光ダイオード26と
ホトトランジスタ27とからなるホトカプラで構
成され、またリレー33も発光ダイオード34と
ホトトランジスタ35とからなるホトカプラで構
成されている。
交流入力端子31,31′には、電源プラグ8
(第1図)を通して供給される交流電圧が降圧さ
れた所定の交流電圧が供給され、また、抵抗23
は電力供給線路37に流れる交流電流を制限する
ためのものである。
なお、+B電源電圧は、電源プラグ8(第1図)
を交流電源に結合すると同時に供給されるバイア
ス電圧であり、交流入力端子29,29′に供給
される交流電圧が100Vの商用交流電圧とすると、
+B電源電圧、制御電圧bは夫々+5Vの直流電
圧であつて、交流入力端子31,31′に供給さ
れる交流電圧は12Vである。
次に、この実施例の動作について説明する。
まず、電源プラグ8(第1図)を交流電源に差
し込むと、交流入力端子29,29′は交流電源
に接続されるとともに、+B電源電圧が供給され
て各回路は作動状態となる。D−FF11,13
はリセツトされ、制御電圧入力端子10は低レベ
ル(以下、“L”という)であつてD−FF11,
13のQ出力は、“L”であり、これらQ出力は
インバータ15,16で反転され、高レベル(以
下“H”という)の制御信号がスイツチング回路
17,18の発光ダイオード192,202のカソ
ード側に供給される。このために、発光ダイオー
ド191,192,201,202には電流が流れ
ず、ホトダイオード211,212,221,222
は全てオフ状態にある、したがつて、スイツチン
グ回路17,18はオフ状態にあつて電力供給線
路37は遮断状態にあり、電源開閉スイツチ3を
操作しても副機器2には交流電力が供給されな
い。
一方、交流入力端子31,31′には所定の交
流電圧が供給される。この交流電圧は全波整流回
路32で正極性に全波整流され、リレー33に供
給される。リレー33では、整流された交流電圧
が所定レベル以上になると、その交流電圧に応じ
て発光ダイオード34に電流が流れ、発光ダイオ
ード34はこの電流量に応じた発光量の光を発生
する。ホトトランジスタ35は受光量に生じた電
流を発生し、この結果、交流入力端子31,3
1′に供給される交流電圧の零交叉点の直前で立
上り、その直後で立下るパルス信号を発生する。
このパルス信号はD−FF11,13のクロツク
端子CKに供給され、その立上り部分でD−FF1
1,13に作用するクロツク信号となる。また、
リレー33からのパルス信号はインバータ14を
介してD−FF12のリセツト端子に供給され、
その立上り部分で作用するリセツト信号となる。
なお、インバータ14は、このパルス信号を若干
遅延及び波形整理させるものであつて、D−FF
13のデータ取り込みタイミングよりもD−FF
12のリセツトのタイミングを若干遅らせ、D−
FF13がD−FF12のQ出力を取り込む間D−
FF12がそのデータ入力を保持しておくことが
できるようにする。なお、D−FF12をこのよ
うにリセツトする理由は、後の説明で明らかにな
る。
次に、遠隔制御信号d(第1図)により主機器
1(第1図)が稼動し、これとともに、制御電圧
入力端子10に“H”の制御電圧bが供給される
と、D−FF11のデータ入力は、“H”となる。
このデータ入力はクロツク信号によつて取り込ま
れ、Q出力は交流電流の零交叉点の近傍のこの零
交叉点よりも早いタイミングで“H”となる。こ
のQ出力はインバータ15で反転されて“L”と
なり、この結果、ホトダイオード211,212
オン状態となつてスイツチング回路17はオン状
態になる。
このとき、電源開閉スイツチ3が開いている
と、電力供給線路37には交流電流が流れない。
このために、全波整流回路24とリレー25とか
らなる零交叉点検出回路38は作動せず、D−
FF12にはクロツク信号が供給されないことに
なり、D−FF12,13はQ出力が“L”であ
る状態を継続する。この結果、スイツチング回路
18はオフ状態に保持される。
これに対して、スイツチング回路17がオン状
態になつたときに既に電源開閉スイツチ3が閉じ
ていると、あるいは、スイツチング回路17がオ
ン状態になつた後、電源開閉スイツチ3が閉じる
と、交流入力端子29,29′から電力供給線路
37を介して副機器2に交流電流が流れるが、こ
の電力供給線路37には、スイツチング回路17
とともに、抵抗23と零交叉点検出回路38とが
直列に挿入されており、この零交叉点検出回路3
8に交流が流れることになる。そして、この零交
叉点検出回路38は全波整流回路32とリレー3
3とからなる零交叉点検出回路39と同様に動作
して交流電圧の零交叉点近傍で上記と同様に立上
り、立下るパルス信号を発生する。このパルス信
号はインバータ30で反転され、D−FF12の
クロツク端子CKに供給され、その立上りでD−
FF12にデータ入力の取り込みを行なわせる。
したがつて、D−FF11,12は交流電圧の零
交叉点近傍でデータ入力の取り込みを行なうが、
D−FF11のデータ入力の取り込みタイミング
が交流電圧の零交叉点の直前であるのに対し、D
−FF12のデータ入力の取り込みタイミングは
交流電圧の零交叉点の直後となる。
そこで、D−FF12は交流電流の零交叉点の
直後で“H”のデータ入力を取り込み、そのQ出
力は“H”となる。この“H”のQ出力は、D−
FF13において、リレー33からのクロツク信
号によつてデータ入力として取り込まれる。この
D−FF13のデータ入力の取り込みタイミング
は、D−FF12のデータ入力取り込み後の次の
交流電圧の零交叉点の直前である。したがつて、
D−FF13のQ出力は交流電流の零交叉点の直
前で“H”となる。D−FF13のQ出力が“H”
となると直ちにD−FF12はインバータ14か
らのリセツト信号によりリセツトされるが、次
に、D−FF13がD−FF12のQ出力を取り込
む前に、D−FF12は“H”の制御電圧bを取
り込んでおり、制御電圧bが“H”である限り、
D−FF13のQ出力は“H”に保持される。D
−FF12,13のこの一連の動作を要約すると、
まず、零交叉点検出回路38からのクロツク信号
により、D−FF12は交流電圧の零交叉点の直
後にデータ入力を取り込んでQ出力を“H”と
し、零交叉点検出回路39からのクロツク信号に
より、次の交流電圧の零交叉点の直前にD−FF
13がD−FF12のQ出力を取り込み、その直
後、インバータ14からのリセツト信号により、
D−FF12はリセツトされる。そしてこの動作
が繰り返えされる。したがつて、D−FF13の
Q出力が“H”になることにより、スイツチング
回路18はオン状態となる。
以上のように、制御電圧入力端子10からの制
御電圧bが“H”となつた後、スイツチング回路
17がオン状態となるタイミングは、交流電流の
零交叉点の直前である。したがつて、電源開閉ス
イツチ3が閉じているときにスイツチング回路1
7がオンした瞬間の電流値は充分に小さく、スイ
ツチング回路17のスイツチング素子、すなわ
ち、ホトダイオード211,212の損傷を避ける
ことができる。またスイツチング回路18がオン
状態になるタイミングは交流電流の零交叉点の直
後であるから、スイツチング回路18がオンした
瞬間の電流値も充分小さく、そのスイツチング素
子、すなわち、ホトダイオード221,222の損
傷も避けられる。
また、スイツチング回路17がオン状態になつ
たのちに電源開閉スイツチ3が閉じられた場合に
は、抵抗23によつて電力供給線路37に流れる
電流は制限されて充分小さく、電源開閉スイツチ
3を閉じた瞬間での電流は左程大きくならない。
したがつて、電源開閉スイツチ3の損傷も避ける
ことができる。
以上のように、副機器2へ電源投入するときの
電流を小さく抑えることができ、電力供給線路3
7に挿入されているスイツチ手段が保護されるこ
とになる。
次に、副機器2への電力供給を停止する場合の
この実施例の動作について説明する。
まず、主機器1(第1図)が稼動を停止した場
合であるが、この場合には、制御電圧bは“L”
となる。このために、D−FF11,12のQ出
力は夫々“L”となり、また、D−FF13のQ
出力も“L”となる。したがつて、スイツチング
回路17,18はともにオフ状態となり、電力供
給線路37は遮断状態となつて副機器2への電力
の供給は停止する。
次に、制御電圧bは“H”であるが、電源開閉
スイツチ3を開いた場合には、当然副機器2への
電力の供給は停止するが、これとともに、零交叉
点検出回路38にも交流電流が流れなくなり、D
−FF12にはロツク信号が供給されない。
D−FF12は、先に述べたように、D−FF1
3がD−FF12のQ出力を取り込んだ後直ちに
リセツトされるものであるから、クロツク信号が
供給されなくなると、D−FF12はデータ入力
を取り込むことができず、そのQ出力は“L”に
固定されてしまい、D−FF13のQ出力も“L”
となつてスイツチング回路18はオフ状態とな
る。しかし、D−FF11には常時クロツク信号
が供給されているから、D−FF11のQ出力は
“H”であつてスイツチング回路17はオン状態
のままにある。
このように、電源開閉スイツチ3を開いた場合
にはスイツチング回路18のみがオフ状態にな
り、再度電源開閉スイツチ3を閉じたときには、
上記のように、スイツチング回路18が交流電流
の零交叉点近傍でオン状態となるから、電源開閉
スイツチ3の損傷を防止することができる。
以上のように、主機器の稼動時にのみ副機器に
電力を供給することができることになり、この場
合、電力供給線路に挿入されたスイツチング回路
や電源開閉回路などのスイツチ手段は、それらが
オンするときに流れる電流を充分に小さくするこ
とができるから、これらスイツチ手段の損傷を防
止することができる。しかも、スイツチング回路
17,18、あるいは、リレー25,33として
は、接点式の機械式リレーを用いるのではなく、
無接式のソリツドステート光学式リレー、すなわ
ち、ホトカプラによる光学式リレーを用いている
ものであるから、長寿命化、動作の高速化、オ
ン、オフ切替時のタイムラグの減少などが図れて
精度の向上が実現されるとともに、装置の小型
化、軽量化や組立作業性の向上なども実現され
る。
なお、上記実施例ではOA装置を例として説明
したが、本考案はこれに限るものではない。
以上説明したように、本考案によれば、主機器
の稼動時にのみ副機器を稼動するように、副機器
への電力供給を制御することができ、副機器のみ
の稼動に伴なう不要な電力の消費を防止すること
ができるとともに、交流電源から副機器へ電力供
給線路に挿入されたスイツチ手段がオンするとき
の電流を充分に小さくすることができて該スイツ
チ手段の損傷を防止することができ、省エネルギ
ーを促進して長寿命かつ高信頼性の電力供給装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電力供給装置を用いた装
置の一例を示すブロツク図、第2図は本発明によ
る電力供給装置の一実施例を示す回路図である。 1……主機器、2……副機器、3……電源開閉
スイツチ、5……電力供給装置、10……制御電
圧入力端子、11,12,13……D型フリツプ
フロツプ回路、17,18……スイツチング回
路、24……全波整流回路、25……リレー、2
9,29′,31,31′……交流入力端子、32
……全波整流回路、33……リレー、37……電
力供給線路、38,39……零交叉点検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主機器に付属し、電源開閉スイツチを備えた副
    機器に交流電源からの交流電力を供給するように
    した交流電力供給装置において、該交流電力の電
    路を開閉する第1,第2のスイツチング回路と、
    前記交流電源からの交流電流の零交叉点を検出す
    る第1の零交叉点検出回路と、前記主機器の動作
    時該第1の零交叉点検出回路の出力信号により作
    動し前記第1のスイツチング回路を導通状態にす
    る第1の制御回路と、該第1のスイツチング回路
    の導通と前記電源開閉スイツチの投入とにより前
    記交流電流が供給され該交流電流の零交叉点を検
    出する第2の零交叉点検出回路と、該第2の零交
    叉点検出回路の出力信号により作動し前記第2の
    スイツチング回路を導通状態にする第2の制御回
    路とを設け、前記副機器への前記交流電力の供給
    開始タイミングを前記交流電流の零交叉点近傍に
    設定することができるように構成したことを特徴
    とする交流電力供給装置。
JP1739083U 1983-02-10 1983-02-10 電力供給装置 Granted JPS59126541U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1739083U JPS59126541U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 電力供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1739083U JPS59126541U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 電力供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59126541U JPS59126541U (ja) 1984-08-25
JPH0246211Y2 true JPH0246211Y2 (ja) 1990-12-06

Family

ID=30148615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1739083U Granted JPS59126541U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 電力供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59126541U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59126541U (ja) 1984-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5526261B2 (ja) 待機電力遮断装置及びその制御方法
KR20070057788A (ko) 대기모드에서 전력 소비가 없는 전력 공급용 제어장치
JP2005124398A (ja) 電力変換集積回路およびプログラミング方法
CN111917103A (zh) 一种用于电源模组的可关断电源ic的主备电转换检测电路
US6175311B1 (en) On-line UPS controllable from far end
CN101464720A (zh) 电源供应器
JPH0246211Y2 (ja)
CN216649543U (zh) 芯片供电电路、驱动控制芯片及电源电路
CN112180798B (zh) 时序控制电路、电源控制电路和变频器
KR100417339B1 (ko) 절전형 배터리 충전 장치
CN211127146U (zh) 一种智能多路触摸单火开关的控制电路及开关
JP2003070183A (ja) 停電バックアップ電源装置
US20190013694A1 (en) Switching control method for a dual auxiliary power supply
CN212343314U (zh) 一种用于电源模组的可关断电源ic的主备电转换检测电路
CN220934861U (zh) 一种防反接的bms唤醒电路
CN103580514B (zh) 电源供应系统及其电源控制电路
KR100371164B1 (ko) 절전 기능을 가지는 전기 기기
KR200253465Y1 (ko) 절전형 배터리 충전 장치
US20240055879A1 (en) Battery management circuit, battery assembly and power tool system thereof
CN210573650U (zh) 一种远程物联智控电脑电源
JPH09163630A (ja) 電源装置
JPH029361Y2 (ja)
JP3294328B2 (ja) 制御電源装置
TWI408539B (zh) 電源供應器
JPS612411A (ja) フオトアイソレ−シヨン回路