JPH0244694Y2 - - Google Patents

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JPH0244694Y2
JPH0244694Y2 JP2597487U JP2597487U JPH0244694Y2 JP H0244694 Y2 JPH0244694 Y2 JP H0244694Y2 JP 2597487 U JP2597487 U JP 2597487U JP 2597487 U JP2597487 U JP 2597487U JP H0244694 Y2 JPH0244694 Y2 JP H0244694Y2
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plate
corrugated
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core paper
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JP2597487U
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JPS63132559U (ja
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、動物運搬箱に関するものである。
(従来の技術) 二十日鼡等の実験動物は無菌状態で運搬しなけ
ればならない為、一般的には内壁面に防水用の樹
脂膜をラミネート加工した段ボール材等運搬箱体
1の正・背面部2,3に、通気窓部4を形成し、
該窓部は、第2図のAと同Bとが在る。先づ第2
図のAの通気窓部4の構成を説明すると、正・背
面部2,3の面上に切欠開口部5を形成し、該開
口部の内壁面から、大気中の雑菌を通過させるこ
となく大気の空気のみ通気せしめる防菌フイルタ
ー9を介在せしめて無数の通気孔8を穿設せしめ
た合成樹脂プレート7を貼設固定して成る。又第
2図のBの通気窓部4の構成を説明すると、正・
背面部2,3の面上に無数の穿孔部6を穿設し、
該穿孔部に合致する穿孔部無数の穿孔部8を穿設
せしめた合成樹脂プレート7を、箱体1の内壁面
から貼設固定し、箱体1の外壁面から大気中の雑
菌を通過させることなく大気の空気のみ通気せし
める防菌フイルター9を貼設固定して成るもので
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来物では、箱体1本体の内壁面全体にコーテ
イングした合成樹脂剤及び無数の穿孔部8を形成
した合成樹脂プレート7の存在を必須とする為、
用済後の当該箱体1を病院等に装備する焼却炉に
て焼却処分すると、ばい煙乃至有毒ガスが発生す
る為、当該箱体1の構造材料上焼却処分にするこ
とが出来ない。その為焼却しても上記欠点を発生
しない構成の動物運搬箱の出現が待たれていた。
(問題点を解決する為の手段) 本考案は、以下の技術的手段を構ずることによ
つて、上記の問題点を解決した。
即ち、箱体1の段ボール材に於いて、波板状中
芯紙Sの両面に平滑板状外側板T1、同内側板T2
を貼設した構成に於いて、前記波板状中芯紙Sと
平滑板状外側板T2間に、20〜30μ程度の鉄箔Xを
介在せしめて構成した鉄箔入り段ボール材10を
全面的に利用したことを特徴とするものである。
又鉄箔入り段ボール材10の無数の通気孔部6の
内壁面に、前記通気孔部6に合致する通気孔8a
を穿孔した同材10の補強板11を貼設せしめ、
同外壁面に、防菌フイルター9を貼設して通気窓
部4を一体構成したことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 箱体1の段ボール材に於いて、波板状中芯紙S
の両面に平滑板状外側板T1と同内側板T2を貼設
した構成に於いて、前記波板状中芯紙Sと平滑板
状内側板T2間に、20〜30μ程度の鉄箔Xを介在せ
しめて構成した鉄箔入り段ボール材10を全面的
に利用したことを特徴とするものである。
そして、その構成の鉄箔入り段ボール材10を
資材として利用し、無数の通気孔部6の内壁面
に、前記通気孔部6に合致する通気孔8aを穿孔
した同材10の補強板11を貼設せしめ、同外壁
面に、防菌フイルター9を貼設して通気窓部4を
一体構成した。
前記補強板11は、波板を直交方向に二枚重ね
て構成する波板状中芯紙Sとその両面に平滑板状
内外側板T1,T2、とから成る段ボール材を使用
する場合には、20〜30μ程度の鉄箔Xは、前記と
同様中芯紙Sと内側板T2との間に介在せしめる
ものとする。
更に、補強板11は、正・背面部2,3の内壁
面の高位一杯の高さに構成する。
(効果) 箱体1の段ボール材に於いて、波板状中芯紙S
の両面に平滑板状外側板T1と同内側板T2を貼設
した構成に於いて、前記波板状中芯紙Sと平滑板
状内側板T2間に、20〜30μ程度の鉄箔Xを介在せ
しめて構成した鉄箔入り段ボール材10を、箱体
1の全面的に利用したことを特徴とするものであ
る。又鉄箔入り段ボール材10の無数の通気孔部
6の内壁面に、前記通気孔部6に合致する通気孔
8aを穿孔した同材10の補強板11を貼設せし
め、同外壁面に、防菌フイルター9を貼設して通
気窓部4を一体構成したことを特徴とするもので
あるから、箱体1本体を焼却処分するに際して
も、20〜30μ程度の鉄箔Xは容易に溶けて燃える
ので、樹脂剤がコーテイングされていない為、悪
臭公害やばい煙等の社会的公害を解消し得る構成
を提供すると共に、正・背面部2,3の面上に形
成した通気窓部4の内壁面にあつては、内壁面の
高位一杯の高さに構成している為、著しい強度補
強の効果を発揮する等諸多の優れた有益性をもた
らす考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、箱体1本体の旋蓋状態に於ける斜視
図、第2図のA,Bは、従来物に於ける箱体1の
正・背面部2,3に於ける縦断側面図、第3図
は、本考案に於ける同縦断側面図である。 符号表、1……動物運搬箱体、2,3……正・
背面部、4……通気窓部、5……切欠開口部、6
……無数の通気孔部、7……合成樹脂プレート、
8……通気孔、9……防菌フイルター、10……
鉄箔入り段ボール材、11……補強板、S……波
板状中芯紙、T1,T2……平滑板状内外側板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体1の段ボール材に於いて、波板状中芯紙S
    の両面に平滑板状外側板T1、同内側板T2を貼設
    した構成に於いて、前記波板状中芯紙Sと平滑板
    状内側板T2間に、20〜30μ程度の鉄箔Xを介在せ
    しめて構成した鉄箔入り段ボール材10を全面的
    に利用し、鉄箔入り段ボール材10の無数の通気
    孔部6の内壁面に、前記通気孔部6に合致する通
    気孔8aを穿孔した同材10の補強板11を貼設
    せしめ、同外壁面に、防菌フイルター9を貼設し
    て通気窓部4を一体構成したことを特徴とする動
    物運搬箱体。
JP2597487U 1987-02-23 1987-02-23 Expired JPH0244694Y2 (ja)

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JP2597487U JPH0244694Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JP2597487U JPH0244694Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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Publication Number Publication Date
JPS63132559U JPS63132559U (ja) 1988-08-30
JPH0244694Y2 true JPH0244694Y2 (ja) 1990-11-27

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