JPH0244533B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244533B2 JPH0244533B2 JP60294650A JP29465085A JPH0244533B2 JP H0244533 B2 JPH0244533 B2 JP H0244533B2 JP 60294650 A JP60294650 A JP 60294650A JP 29465085 A JP29465085 A JP 29465085A JP H0244533 B2 JPH0244533 B2 JP H0244533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductor
- cardiac
- magnetic
- image sensor
- magnetizing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、生体に取付けられた発磁体の変位に
より、生体の心機能情報を検出する心機図センサ
に関する。
より、生体の心機能情報を検出する心機図センサ
に関する。
従来、発磁体たる永久磁石を検出対象に固定し
て、それに対して所定間隔を保つて設置した検出
部によつてその磁気的変位を検出することによつ
て位置を検出する変位センサが提案されており、
特に人体等の生体の動きを検出するのに好適とさ
れている。
て、それに対して所定間隔を保つて設置した検出
部によつてその磁気的変位を検出することによつ
て位置を検出する変位センサが提案されており、
特に人体等の生体の動きを検出するのに好適とさ
れている。
しかしながら、検出対象たる生体等に固定した
永久磁石に対して検出部を浮かした状態、即ち、
絶対空間に設置することが好ましいが、完全に生
体と離れた状態で検出部を設置すると生体が不用
意な動きをした場合には永久磁石との対応がとれ
なくなり、検出精度を悪化させるという問題があ
り、発磁体や検出部の位置決めや取付けが困難と
なり実用的価値が低かつた。
永久磁石に対して検出部を浮かした状態、即ち、
絶対空間に設置することが好ましいが、完全に生
体と離れた状態で検出部を設置すると生体が不用
意な動きをした場合には永久磁石との対応がとれ
なくなり、検出精度を悪化させるという問題があ
り、発磁体や検出部の位置決めや取付けが困難と
なり実用的価値が低かつた。
また、従来の変位センサは外乱磁界、例えば電
子・電子機器等より生ずる磁気あるいは地磁気の
影響を非常に受け易く、その対象として、磁気シ
ールドルームなどの設備を必要としている。
子・電子機器等より生ずる磁気あるいは地磁気の
影響を非常に受け易く、その対象として、磁気シ
ールドルームなどの設備を必要としている。
さらに、変位センサは、永久磁石を人体に固定
することにより、人体の生体情報、特に心臓の機
能情報を収集するのに用いられるが、検出部の構
造上、比較的大型となるため、人体に装置した場
合に人体の自由を奪い易いという問題を生じてい
る。近年、人体の生活時(活動時)における心機
能情報の収集の要請があるが、従来の変位センサ
は上記理由によりこの要請に到底応え得るもので
はない。
することにより、人体の生体情報、特に心臓の機
能情報を収集するのに用いられるが、検出部の構
造上、比較的大型となるため、人体に装置した場
合に人体の自由を奪い易いという問題を生じてい
る。近年、人体の生活時(活動時)における心機
能情報の収集の要請があるが、従来の変位センサ
は上記理由によりこの要請に到底応え得るもので
はない。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであ
り、その目的とするところは、外乱磁界の影響が
小さく、しかも小型なる心機図センサを提供する
ことにある。
り、その目的とするところは、外乱磁界の影響が
小さく、しかも小型なる心機図センサを提供する
ことにある。
発磁体の変位より、生体の心機能情報を検出す
る心機図センサにおいて、発磁体と、この発磁体
を中心にして、磁心にコイルを巻装して成るイン
ダクタを放射状に複数個配置し、これらのインダ
クタを1個おきに直列に接続して第1のインダク
タ群と第2のインダクタ群を構成し、各インダク
タ群のインダクタンス値を等しくした検出部とを
有することを特徴とするものである。
る心機図センサにおいて、発磁体と、この発磁体
を中心にして、磁心にコイルを巻装して成るイン
ダクタを放射状に複数個配置し、これらのインダ
クタを1個おきに直列に接続して第1のインダク
タ群と第2のインダクタ群を構成し、各インダク
タ群のインダクタンス値を等しくした検出部とを
有することを特徴とするものである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
第1図aは本発明の一実施例たる心機図センサ
の平面図であり、第1図bは同図aのA′−A断
面図である。
の平面図であり、第1図bは同図aのA′−A断
面図である。
この心機図センサ10は、検出対象たる生体の
表面に固定される発磁体(永久磁石)M、ホルダ
11、このホルダ11上に設けられた検出部12
とを有して成る。
表面に固定される発磁体(永久磁石)M、ホルダ
11、このホルダ11上に設けられた検出部12
とを有して成る。
前記発磁体Mは5mm径の円柱状をなしており、
生体の表面とは両面テープなどによつて接着され
る。
生体の表面とは両面テープなどによつて接着され
る。
前記ホルダ11は第1、第2、第3の絶縁部材
11a,11b,11c(いずれも1.6mm厚)を積
層して成る。第1の絶縁部材11aの中央部には
10mm径の円形状の孔14が穿設され、この孔14
内に前記発磁体Mが遊挿されるように成つてい
る。また、第2の絶縁部材11bの中央部には前
記孔14と同心状に20mm径の孔13が穿設され、
この絶縁部材11b上に前記検出部12が設けら
れている。
11a,11b,11c(いずれも1.6mm厚)を積
層して成る。第1の絶縁部材11aの中央部には
10mm径の円形状の孔14が穿設され、この孔14
内に前記発磁体Mが遊挿されるように成つてい
る。また、第2の絶縁部材11bの中央部には前
記孔14と同心状に20mm径の孔13が穿設され、
この絶縁部材11b上に前記検出部12が設けら
れている。
この検出部12は、磁心例えば7mm長のアモル
フアスワイヤAF(組成Co68Fe4Si13B15原子%、
110μm径)にコイルを巻装して成るインダクタ
L1〜L24を放射状に配置して成る。そして各コイ
ルは第2図にその結線図を示すように、インダク
タ1個置きに直列接続されており、インダクタ
L1,L2,L23,L24のコイル端からリード線21,
22,23が引き出される。尚、このような接続
により、2系統のインダクタ群が形成されるた
め、インダクタL1,L3,L5,…,L23を第1のイ
ンダクタ群24と、また、インダクタL2,L4,
L6,…,L24を第2のインダクタ群25と総称す
る。
フアスワイヤAF(組成Co68Fe4Si13B15原子%、
110μm径)にコイルを巻装して成るインダクタ
L1〜L24を放射状に配置して成る。そして各コイ
ルは第2図にその結線図を示すように、インダク
タ1個置きに直列接続されており、インダクタ
L1,L2,L23,L24のコイル端からリード線21,
22,23が引き出される。尚、このような接続
により、2系統のインダクタ群が形成されるた
め、インダクタL1,L3,L5,…,L23を第1のイ
ンダクタ群24と、また、インダクタL2,L4,
L6,…,L24を第2のインダクタ群25と総称す
る。
第1、第2のインダクタ群24,25より引き
出されたリード線21,22,23は後述する処
理回路に接続される。処理回路としては、種々の
回路構成が考えられるが、ここでは第3図30で
示すように、マルチバイブレータ回路とアクテイ
ブフイルタとを組合せたものを適用する。
出されたリード線21,22,23は後述する処
理回路に接続される。処理回路としては、種々の
回路構成が考えられるが、ここでは第3図30で
示すように、マルチバイブレータ回路とアクテイ
ブフイルタとを組合せたものを適用する。
第3図において24,25は第1、第2のイン
ダクタ群であり、この第1、第2のインダクタ群
24,25より引き出されたリード線21,22
は、それぞれトランジスタTr1,Tr2及び信号線
31,33を介してアクテイブフイルタACFの
入力端に接続されている。各トランジスタTr1,
Tr2のベースには各信号線31,33に接続され
た転流回路(コンデンサCB、抵抗RBからなる)
の出力がクロスされて印加されるようになつてい
る。また信号線31,33間には負荷抵抗RL,
RLが直列接続され、これと並列に可変抵抗VRが
接続され、この抵抗VRと前記抵抗RL,RLの接続
点は共通接地されている。尚、前記リード線22
には電源電圧E(正極側)が印加され、アクテイ
ブフイルタACFから出力Eoutが取り出せること
となる。即ち、この回路は第1、第2のインダク
タ群24,25を用いたマルチバイブレータブリ
ツジとして構成されている。
ダクタ群であり、この第1、第2のインダクタ群
24,25より引き出されたリード線21,22
は、それぞれトランジスタTr1,Tr2及び信号線
31,33を介してアクテイブフイルタACFの
入力端に接続されている。各トランジスタTr1,
Tr2のベースには各信号線31,33に接続され
た転流回路(コンデンサCB、抵抗RBからなる)
の出力がクロスされて印加されるようになつてい
る。また信号線31,33間には負荷抵抗RL,
RLが直列接続され、これと並列に可変抵抗VRが
接続され、この抵抗VRと前記抵抗RL,RLの接続
点は共通接地されている。尚、前記リード線22
には電源電圧E(正極側)が印加され、アクテイ
ブフイルタACFから出力Eoutが取り出せること
となる。即ち、この回路は第1、第2のインダク
タ群24,25を用いたマルチバイブレータブリ
ツジとして構成されている。
また、前記アクテイブフイルタACFはフイル
タ特性の選択が可能で、例えば50Hz以上をカツ
ト、20Hz以上をカツト、20Hz以下をカツト、
DC〜20Hz帯域と20Hz〜50Hz帯域の双方を通過
等の各種モードが選択できる。
タ特性の選択が可能で、例えば50Hz以上をカツ
ト、20Hz以上をカツト、20Hz以下をカツト、
DC〜20Hz帯域と20Hz〜50Hz帯域の双方を通過
等の各種モードが選択できる。
次に、上記構成による心機図センサの試験結果
について説明する。
について説明する。
第4図は、心機図センサ10のインダクタL1
〜L24配列面に対して垂直にDC磁界を印加した場
合の出力(処理回路30の出力)Eoutプロツト
したものである。同図より明らかなように、±
2OeのDC磁界を印加しても出力Eoutに変動は見
られない。
〜L24配列面に対して垂直にDC磁界を印加した場
合の出力(処理回路30の出力)Eoutプロツト
したものである。同図より明らかなように、±
2OeのDC磁界を印加しても出力Eoutに変動は見
られない。
また、第5図は心機図センサ10を実験室内で
回転させた場合の出力Eoutをプロツトしたもの
である。尚、実験室内には多くの電子機器が配置
されているのにもかかわらず、心機図センサ10
の周囲に磁気シールドを設けていない。インダク
タL1〜L24のコイル長は6mm、コイル巻回数は40
回、電源電圧Eは2.8Vである。同図より明らか
なように、心機図センサ10を360゜回転させても
出力Eoutの変動は0.06mV以下である。発磁体M
により、各インダクタL1〜L24の磁心に対して平
行に磁界を印加した場合の出力Eoutは最大±150
mVとなるため、上記0.06mVの変動は0.04%以
下であり、著しく小さい。
回転させた場合の出力Eoutをプロツトしたもの
である。尚、実験室内には多くの電子機器が配置
されているのにもかかわらず、心機図センサ10
の周囲に磁気シールドを設けていない。インダク
タL1〜L24のコイル長は6mm、コイル巻回数は40
回、電源電圧Eは2.8Vである。同図より明らか
なように、心機図センサ10を360゜回転させても
出力Eoutの変動は0.06mV以下である。発磁体M
により、各インダクタL1〜L24の磁心に対して平
行に磁界を印加した場合の出力Eoutは最大±150
mVとなるため、上記0.06mVの変動は0.04%以
下であり、著しく小さい。
次に、この心機図センサ10を用いて生体情報
を検出した結果について説明する。
を検出した結果について説明する。
第6図は、人体の胸(中央寄り)に発磁体Mを
両面テープで接着し、処理回路30の出力Eout
を基に得られた心音図であり、第7図は肘部動脈
波、第8図は第7図の波形のフイルタリング(高
速フーリエ変換による)結果をそれぞれ示すもの
である。いずれの場合も、外乱磁界の影響を受け
ることなく、信頼性の高い生体情報として医用診
断等に供することができる。
両面テープで接着し、処理回路30の出力Eout
を基に得られた心音図であり、第7図は肘部動脈
波、第8図は第7図の波形のフイルタリング(高
速フーリエ変換による)結果をそれぞれ示すもの
である。いずれの場合も、外乱磁界の影響を受け
ることなく、信頼性の高い生体情報として医用診
断等に供することができる。
尚、第9図に発磁体Mの変位と出力Eoutとの
関係を示すように、電流電源Iの値にかかわら
ず、出力Eoutの変化が大きく、しかも直線的に
変化する位置が存在するため、この領域内で使用
するのが好ましい。本実施例においては、インダ
クタL1〜L24配列面から発磁体Mの端面までの距
離を1mm以内として使用している。
関係を示すように、電流電源Iの値にかかわら
ず、出力Eoutの変化が大きく、しかも直線的に
変化する位置が存在するため、この領域内で使用
するのが好ましい。本実施例においては、インダ
クタL1〜L24配列面から発磁体Mの端面までの距
離を1mm以内として使用している。
このように本実施例にあつては、磁心にコイル
を巻装して成るインダクタL1〜L24を放射状に配
置すると共に、各インダクタL1〜L24を1個置き
に直列接続して検出部12を構成したものである
から、外乱磁界の影響を打ち消し合うことがで
き、磁気シールドルーム等を使用しなくとも信頼
性の高い生体情報(心機能情報)を得ることがで
きる。また、心機図センサ10の厚みは5mm以下
とすることができ、この厚みであれば人体に容易
に装着でき、しかも人体の自由を奪うことはな
い。従つてこの心機図センサ10を用いることに
より、人体の活動時における心機能情報を適確に
収集することができる。例えばテレメータ技術を
利用し、出力Eoutを無線で伝達するようにすれ
ば、検査対象たる人体の生活時における心機能情
報を容易に、しかも高精度で得ることができる。
を巻装して成るインダクタL1〜L24を放射状に配
置すると共に、各インダクタL1〜L24を1個置き
に直列接続して検出部12を構成したものである
から、外乱磁界の影響を打ち消し合うことがで
き、磁気シールドルーム等を使用しなくとも信頼
性の高い生体情報(心機能情報)を得ることがで
きる。また、心機図センサ10の厚みは5mm以下
とすることができ、この厚みであれば人体に容易
に装着でき、しかも人体の自由を奪うことはな
い。従つてこの心機図センサ10を用いることに
より、人体の活動時における心機能情報を適確に
収集することができる。例えばテレメータ技術を
利用し、出力Eoutを無線で伝達するようにすれ
ば、検査対象たる人体の生活時における心機能情
報を容易に、しかも高精度で得ることができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の変形実施が可能であるのはいうまでもな
い。
発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の変形実施が可能であるのはいうまでもな
い。
例えば上記実施例では第1、第2のインダクタ
群24,25共に、12個のインダクタによつて構
成したものについて説明したが、このインダクタ
の数に限定されるものではなく、最低2個、望ま
しくは4個以上のインダクタを有して第1、第2
のインダクタ群24,25をそれぞれ構成して
も、本発明の目的を達成することができる。
群24,25共に、12個のインダクタによつて構
成したものについて説明したが、このインダクタ
の数に限定されるものではなく、最低2個、望ま
しくは4個以上のインダクタを有して第1、第2
のインダクタ群24,25をそれぞれ構成して
も、本発明の目的を達成することができる。
また、ホルダ11における孔13,14によつ
て形成される段部等を利用し、アモルフアス円板
等をヨークとして配置すれば、発磁体Mより発せ
られる磁力線の磁路を規制することができるた
め、発磁体Mの横方向への動きによる影響を抑制
することができるという利点がある。
て形成される段部等を利用し、アモルフアス円板
等をヨークとして配置すれば、発磁体Mより発せ
られる磁力線の磁路を規制することができるた
め、発磁体Mの横方向への動きによる影響を抑制
することができるという利点がある。
さらに、インダクタL1〜L24配列面を介して発
磁体Mに対向する発磁体を追加し(対向面同士を
N極又はS極とする)、インダクタL1〜L24配列面
に対して平行となるように磁束を修整すれば、よ
り多くの磁束をインダクタL1〜L24に鎖交させる
ことができ、センサ感度を向上させることができ
る。
磁体Mに対向する発磁体を追加し(対向面同士を
N極又はS極とする)、インダクタL1〜L24配列面
に対して平行となるように磁束を修整すれば、よ
り多くの磁束をインダクタL1〜L24に鎖交させる
ことができ、センサ感度を向上させることができ
る。
尚、インダクタL1〜L24個々のインダクタ値が
全て等しいか否かはあまり重要ではなく、全体と
して、すなち第1、第2のインダクタンス群2
4,25双方のインダクタンス値を等しくすれば
よい。また、本発明に係る心機図センサの特徴点
は検出部12の構成にあり、従つて発磁体Mを生
体内に埋め込むなどの変形実施も当然に可能とな
る。
全て等しいか否かはあまり重要ではなく、全体と
して、すなち第1、第2のインダクタンス群2
4,25双方のインダクタンス値を等しくすれば
よい。また、本発明に係る心機図センサの特徴点
は検出部12の構成にあり、従つて発磁体Mを生
体内に埋め込むなどの変形実施も当然に可能とな
る。
以上詳述したように本発明によれば、外乱磁界
の影響が小さく、しかも小型なる心機図センサを
提供することができる。
の影響が小さく、しかも小型なる心機図センサを
提供することができる。
第1図aは本発明の一実施例たる心機図センサ
の平面図、第1図bは同図aのA′−A断面図、
第2図は本実施例におけるインダクタの結線図、
第3図は第1図a,bに示す心機図センサの一適
用例を示す回路図、第4図乃至第9図は前記心機
図センサの試験結果を示すものであり、第4図は
DC電界に対する出力Eoutを示す特性図、第5図
はセンサ回転角に対する出力Eoutを示す特性図、
第6図は心音図、第7図は肘部の動脈波形図、第
8図は第7図に示す波形のフイルタリング結果を
示す波形図、第9図は発磁体の変位に対する出力
Eoutを示す特性図である。 10……心機図センサ、12……検出部、24
……第1のインダクタ群、25……第2のインダ
クタ群、AF……磁心、L1〜L24……インダクタ、
M……発磁体。
の平面図、第1図bは同図aのA′−A断面図、
第2図は本実施例におけるインダクタの結線図、
第3図は第1図a,bに示す心機図センサの一適
用例を示す回路図、第4図乃至第9図は前記心機
図センサの試験結果を示すものであり、第4図は
DC電界に対する出力Eoutを示す特性図、第5図
はセンサ回転角に対する出力Eoutを示す特性図、
第6図は心音図、第7図は肘部の動脈波形図、第
8図は第7図に示す波形のフイルタリング結果を
示す波形図、第9図は発磁体の変位に対する出力
Eoutを示す特性図である。 10……心機図センサ、12……検出部、24
……第1のインダクタ群、25……第2のインダ
クタ群、AF……磁心、L1〜L24……インダクタ、
M……発磁体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発磁体の変位より、生体の心機能情報を検出
する心機図センサにおいて、発磁体と、この発磁
体を中心にして、磁心にコイルを巻装して成るイ
ンダクタを放射状に複数個配置し、これらのイン
ダクタを1個おきに直列に接続して第1のインダ
クタ群と第2のインダクタ群を構成し、各群のイ
ンダクタンス値を等しくした検出部とを有するこ
とを特徴とする心機図センサ。 2 前記磁心はアモルフアスワイヤである特許請
求の範囲第1項に記載の心機図センサ。 3 前記インダクタは、前記発磁体のNS極を結
ぶ軸に直交する面上に配置されたものである特許
請求の範囲第1項又は第2項に記載の心機図セン
サ。 4 前記発磁体は永久磁石である特許請求の範囲
第1項乃至第3項のいずれかに記載の心機図セン
サ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60294650A JPS62155833A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 心機図センサ |
US06/931,699 US4765321A (en) | 1985-12-27 | 1986-11-14 | Displacement sensor for a living body |
DE8686308971T DE3674750D1 (de) | 1985-12-27 | 1986-11-18 | Verschiebungssensor. |
EP86308971A EP0228178B1 (en) | 1985-12-27 | 1986-11-18 | Displacement sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60294650A JPS62155833A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 心機図センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62155833A JPS62155833A (ja) | 1987-07-10 |
JPH0244533B2 true JPH0244533B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=17810511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60294650A Granted JPS62155833A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 心機図センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62155833A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0467129U (ja) * | 1990-10-17 | 1992-06-15 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420403Y2 (ja) * | 1987-08-13 | 1992-05-11 | ||
JP3511030B2 (ja) * | 1996-09-11 | 2004-03-29 | 新潟大学長 | 生体信号検出装置 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60294650A patent/JPS62155833A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0467129U (ja) * | 1990-10-17 | 1992-06-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62155833A (ja) | 1987-07-10 |
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