JPH0243620B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243620B2 JPH0243620B2 JP58124449A JP12444983A JPH0243620B2 JP H0243620 B2 JPH0243620 B2 JP H0243620B2 JP 58124449 A JP58124449 A JP 58124449A JP 12444983 A JP12444983 A JP 12444983A JP H0243620 B2 JPH0243620 B2 JP H0243620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body member
- ruled lines
- container
- grooves
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多角形(三角以上)の断面形状を有す
る胴部を含む容器の製造方法に関するもので、特
に角筒状の胴部の上下開口端に閉鎖部材を設けた
容器の製造において、一定間隔をおいて複数の罫
線を設けた胴部材を、該罫線と平行かつ同一の間
隔をおいて周上に凸条および凹溝を設けた相対向
する雄ロールと雌ロールの間に、前記胴部材の罫
線と凸条および凹溝とが一致するように通過させ
て罫線に沿つて胴部材に折りぐせを付けた後、重
ね合わせ部を接着して多角筒状とし、上下開口端
に閉鎖部材を固着することを特徴とし、ジユース
等の高温充填、常温流通用の紙容器を製造する方
法として適している。
る胴部を含む容器の製造方法に関するもので、特
に角筒状の胴部の上下開口端に閉鎖部材を設けた
容器の製造において、一定間隔をおいて複数の罫
線を設けた胴部材を、該罫線と平行かつ同一の間
隔をおいて周上に凸条および凹溝を設けた相対向
する雄ロールと雌ロールの間に、前記胴部材の罫
線と凸条および凹溝とが一致するように通過させ
て罫線に沿つて胴部材に折りぐせを付けた後、重
ね合わせ部を接着して多角筒状とし、上下開口端
に閉鎖部材を固着することを特徴とし、ジユース
等の高温充填、常温流通用の紙容器を製造する方
法として適している。
従来、ジユース等の高温充填用の紙容器におい
ては充填・密閉後の充填物の冷却に伴なう負圧現
象による容器の凹み、不規側な変形を防止すべく
胴部に規則的形状の罫線を設けるという考え方が
知られている。しかし、この罫線を胴部に設けた
容器の場合にも負圧現象によつて必ずしも規則的
形状に変形する(凹む)とは限らず、罫線とは関
係なく、不恰好に変形して品質、外観が損なわれ
るという問題が生じた。
ては充填・密閉後の充填物の冷却に伴なう負圧現
象による容器の凹み、不規側な変形を防止すべく
胴部に規則的形状の罫線を設けるという考え方が
知られている。しかし、この罫線を胴部に設けた
容器の場合にも負圧現象によつて必ずしも規則的
形状に変形する(凹む)とは限らず、罫線とは関
係なく、不恰好に変形して品質、外観が損なわれ
るという問題が生じた。
そこでこのような問題点を解消すべく、上記罫
線を設けた胴部を、充填前に予め、罫線に沿つて
胴部を凹ませておく方法が考えられているが、そ
の場合には胴部を、断面多角形状のマンドレルに
嵌挿して胴部を外側から何らかの機械的手段によ
り押圧する型式が考えられるが、本発明において
は押圧する型式ではなく、一定間隔をおいて罫線
を設けた胴部材を相対向する雄ロールと雌ロール
との間に通過させて罫線に沿つて胴部材に予め、
折りぐせを付けておくようにして、充填密閉後の
負圧現象によつて確実に断面多角形状に変形する
容器を連続的、効率的に製造できるようにしたも
のである。
線を設けた胴部を、充填前に予め、罫線に沿つて
胴部を凹ませておく方法が考えられているが、そ
の場合には胴部を、断面多角形状のマンドレルに
嵌挿して胴部を外側から何らかの機械的手段によ
り押圧する型式が考えられるが、本発明において
は押圧する型式ではなく、一定間隔をおいて罫線
を設けた胴部材を相対向する雄ロールと雌ロール
との間に通過させて罫線に沿つて胴部材に予め、
折りぐせを付けておくようにして、充填密閉後の
負圧現象によつて確実に断面多角形状に変形する
容器を連続的、効率的に製造できるようにしたも
のである。
以下、図面の実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。
説明する。
まず、本発明に用いる胴部材Bは第1図、第2
図に示すように、一定間隔をおいて複数の折線
l,l……を設けた方形状を有している。ただ
し、逆円錐台筒状の容器とする場合は、通常の紙
コツプと同様の扇形状の胴部材であつてもよい。
図に示すように、一定間隔をおいて複数の折線
l,l……を設けた方形状を有している。ただ
し、逆円錐台筒状の容器とする場合は、通常の紙
コツプと同様の扇形状の胴部材であつてもよい。
このような胴部材Bを、第3図に示すように前
記罫線l,l……と平行かつ同一の間隔をおいて
周上に断面逆V字形状の凸条1,1……を設けた
雄ロール3と、該雄ロール3の凸条1,1……と
同一間隔同一個数の断面V字形状の凹溝2,2…
…を設けた雌ロール4との間に通過させて胴部材
Bに折線l,l……を介して折りぐせを付ける。
なお、このとき第4図に示すように胴部材Bの罫
線l,l……の谷5が雄ロール3の凸条1側に向
くようにすることが必要であり、また凸条1およ
び凹溝2の断面の大きさ(高さ、または深さ)は
罫線l……の断面の大きさよりも大きくしておけ
ば、罫線l,l……を境界として、その周辺a,
a′まで折りぐせが付けられ、折りぐせが戻るのを
防止することができる。
記罫線l,l……と平行かつ同一の間隔をおいて
周上に断面逆V字形状の凸条1,1……を設けた
雄ロール3と、該雄ロール3の凸条1,1……と
同一間隔同一個数の断面V字形状の凹溝2,2…
…を設けた雌ロール4との間に通過させて胴部材
Bに折線l,l……を介して折りぐせを付ける。
なお、このとき第4図に示すように胴部材Bの罫
線l,l……の谷5が雄ロール3の凸条1側に向
くようにすることが必要であり、また凸条1およ
び凹溝2の断面の大きさ(高さ、または深さ)は
罫線l……の断面の大きさよりも大きくしておけ
ば、罫線l,l……を境界として、その周辺a,
a′まで折りぐせが付けられ、折りぐせが戻るのを
防止することができる。
このようにして折りぐせを付けられた胴部材B
の相対向する端部を重ね合わせて接着して筒状と
して、上下どちらか一方の開口端に閉鎖部材8ま
たは9を固着した後、ジユース等を90℃位で充填
して、他方の開口端に閉隙部材9また8を固着す
れば第5図に示すように、内容物冷却後の負圧現
象により筒状部材7が内方に凹み、罫線l,l…
…を稜線として断面多角形状の紙容器とすること
ができる。
の相対向する端部を重ね合わせて接着して筒状と
して、上下どちらか一方の開口端に閉鎖部材8ま
たは9を固着した後、ジユース等を90℃位で充填
して、他方の開口端に閉隙部材9また8を固着す
れば第5図に示すように、内容物冷却後の負圧現
象により筒状部材7が内方に凹み、罫線l,l…
…を稜線として断面多角形状の紙容器とすること
ができる。
本発明は以上のように構成されているので次の
ような優れた実用上の効果を有する。
ような優れた実用上の効果を有する。
(イ) 筒状に形成する前の状態の胴部材(ブランク
ス)を雄雌の間を通過させる方法なので、能率
的であり、連続的かつ短時間で多数の容器を製
造することができる。
ス)を雄雌の間を通過させる方法なので、能率
的であり、連続的かつ短時間で多数の容器を製
造することができる。
(ロ) 筒状に形成する前に、予め、雄雌ロールによ
り折りぐせを付けるようになつているので、確
実に、強固に折りぐせを付けられ、内容物充
填・密閉前に既に胴部を断面多角形状とするこ
とができるため、高温内容物充填・密閉後の負
圧現象により胴部が正確に罫線に沿つて凹み、
外観の優れた容器とすることができる。
り折りぐせを付けるようになつているので、確
実に、強固に折りぐせを付けられ、内容物充
填・密閉前に既に胴部を断面多角形状とするこ
とができるため、高温内容物充填・密閉後の負
圧現象により胴部が正確に罫線に沿つて凹み、
外観の優れた容器とすることができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明に係る容器の胴部材の展開平面図、第2
図は同A−A′線断面図、第3図は本発明の工程
を示す断面的説明図、第4図は同部分拡大図、第
5図は本発明により製造された容器の一例を示す
斜視図である。 1……凸条、2……凹溝、3……雄ロール、4
……雌ロール、5……谷、6……山、7……筒状
胴部、8,9……閉鎖部分、B……胴部材、l…
…罫線。
は本発明に係る容器の胴部材の展開平面図、第2
図は同A−A′線断面図、第3図は本発明の工程
を示す断面的説明図、第4図は同部分拡大図、第
5図は本発明により製造された容器の一例を示す
斜視図である。 1……凸条、2……凹溝、3……雄ロール、4
……雌ロール、5……谷、6……山、7……筒状
胴部、8,9……閉鎖部分、B……胴部材、l…
…罫線。
Claims (1)
- 1 多角筒状の胴部の上下開口端に閉鎖部材を設
けた容器の製造において、一定間隔をおいて複数
の罫線を設けた胴部材を該罫線と平行かつ同一の
間隔をおいて周上に凸条および凹溝を設けた相対
向する雄ロールと雌ロールの間に、前記胴部材の
罫線と凸条および凹溝とが一致するように通過さ
せて罫線に沿つて胴部材に折りぐせを付けた後、
重ね合わせ部を接着して多角筒状とし、上下開口
端に閉鎖部材を固着して成る多角筒状容器の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58124449A JPS6015137A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 角筒状容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58124449A JPS6015137A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 角筒状容器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015137A JPS6015137A (ja) | 1985-01-25 |
JPH0243620B2 true JPH0243620B2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=14885790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58124449A Granted JPS6015137A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 角筒状容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015137A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6432175B1 (en) | 1998-07-02 | 2002-08-13 | 3M Innovative Properties Company | Fluorinated electret |
US6375886B1 (en) | 1999-10-08 | 2002-04-23 | 3M Innovative Properties Company | Method and apparatus for making a nonwoven fibrous electret web from free-fiber and polar liquid |
US6406657B1 (en) | 1999-10-08 | 2002-06-18 | 3M Innovative Properties Company | Method and apparatus for making a fibrous electret web using a wetting liquid and an aqueous polar liquid |
US6454986B1 (en) | 1999-10-08 | 2002-09-24 | 3M Innovative Properties Company | Method of making a fibrous electret web using a nonaqueous polar liquid |
EP2957510A1 (en) * | 2014-06-17 | 2015-12-23 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | A packaging material |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5689937A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-21 | Tetra Pak Int | Method and device for feeding web material |
JPS5855007B2 (ja) * | 1977-07-16 | 1983-12-07 | 株式会社クボタ | エンジンの走行停止装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855007U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | 東洋製罐株式会社 | バキユ−ム容器 |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP58124449A patent/JPS6015137A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855007B2 (ja) * | 1977-07-16 | 1983-12-07 | 株式会社クボタ | エンジンの走行停止装置 |
JPS5689937A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-21 | Tetra Pak Int | Method and device for feeding web material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015137A (ja) | 1985-01-25 |
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