JPH0242346A - 管内面の複製像を得る方法及び装置 - Google Patents

管内面の複製像を得る方法及び装置

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JPH0242346A
JPH0242346A JP1093237A JP9323789A JPH0242346A JP H0242346 A JPH0242346 A JP H0242346A JP 1093237 A JP1093237 A JP 1093237A JP 9323789 A JP9323789 A JP 9323789A JP H0242346 A JPH0242346 A JP H0242346A
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JP
Japan
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tube
mold material
chamber
tubular member
dye penetrant
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JP1093237A
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English (en)
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Michael Joseph Metals
マイケル・ジョゼフ・メタラ
Jr William G Clark
ウィリアム・ガイ・クラーク、ジュニア
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
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    • F22B37/002Component parts or details of steam boilers specially adapted for nuclear steam generators, e.g. maintenance, repairing or inspecting equipment not otherwise provided for
    • F22B37/003Maintenance, repairing or inspecting equipment positioned in or via the headers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C39/00Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor
    • B29C39/02Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C39/026Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles characterised by the shape of the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C39/22Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1旦Ω宜遣 本発明は、表面の欠陥(以下、被検出部という)の検査
に関し、特に表面にる比較的に小さな被検出部を永久的
に記録することができると共に正確に測定することがで
きるように管状部材の内面を検査する方法及び装置に関
するものである。
原子力蒸気発生器の管のような管状部材の内面には、同
管状部材における応力やその腐食により、当該技術分野
において通常被検出部と呼ばれている表面傷もしくは内
部傷が生じることがある。かかる応力及び腐食は原子力
蒸気発生器の運転中に起こることがある。当該技術分野
で周知のように、原子力蒸気発生器は、放射性の一次流
体を非放射性の二次流体から分離する熱伝達境界を介す
る熱伝達により熱が運ばれる時に蒸気を発生する装置で
ある。蒸気発生器は複数の管状部材を含み、次流体は同
管状部材を通って流れる。管状部材の壁は、−次流体か
らの熱を、管状部材の外面を取り囲む二次流体に伝達す
る熱伝達境界として機能する。−次流体は二次流体より
も高い温度を有し、従って、熱は管状部材の管壁を介し
て一次流体から二次流体に流れる。−次流体から二次流
体への連続的な熱の移動により、二次流体の温度が上昇
するので、二次流体は飽和温度に達する。二次流体の温
度がその飽和温度以上に上昇すると、二次流体のうち気
相になる部分が増加して蒸気を発生する。この蒸気は、
原子力発電の分野で周知のように、発電のため蒸気ター
ビン発電機に運ばれる。
上述のように、原子力蒸気発生器の管内を流れる一次流
体は放射性である。従って、非放射性の二次流体が放射
性の一次流体によって汚染されないように、どこの場所
でも一次流体を二次流体から隔離しておくことが望まし
い、しかし、運転中の応力及び腐食による管壁の薄肉化
及び割れ発生のため、蒸気発生器の管には屡々表面傷及
び内部傷が生ず、ることがあり、その場合には漏洩のな
いようにしておくことができない、応力及び腐食割れの
始まりの詳しいメカニズムは未だ分かっていない、しか
し、典型的な原子力蒸気発生器の運転条件にシミュレー
トさせた実験によると、次の3つの要因、即ち原子炉冷
却材の高温と、管のハードローリングによる応力及び歪
みの状態と、管材料のミクロ構造の結晶粒界応力及び腐
食に対する敏感性とが恐らく相互に作用して応力及び腐
食割れに寄与していることが確認された。欠陥を有する
管が発見されれば、この管にプラギングもしくは栓塞す
るような補修作業が必要になろう。
しかし、補修作業を行う前に、当該技術分野において管
の被検出部と通常呼ばれている傷が・どの程度のもので
あるか、また、どの管に傷があるかについての情報を得
ておくことが望ましい、欠陥を有する管が識別もしくは
同定されたら、この管を栓塞、即゛ち欠陥のある管の適
切な部分にスリーブを付けることができる。非破壊検査
の分野で周知のように、どの管に栓塞を必要とする傷即
ち被検出部があるかについての決定は、傷の疑いがある
管を電磁的もしくは音響的に走査することができる渦電
流もしくは超音波検査装置を使用して管を検査すること
によって行い得る。管状部材を音響的に検査するのに適
する超音波検査装置の一例は米国特許第4,597,2
94号明細書に開示されている。管状部材を電磁的に検
査するのに道する渦電流検査装置の一例は米国特許第4
,668,912号明細書に開示されている。渦電流技
術は管の傷を検出するために電磁束を使用する。渦電流
技術は、割れ、凹み、摩耗等のような種々の型式の管の
劣化を検出し特徴を明らかにするのには有効であるが、
寸法が管壁の厚さの約10%以下のような小さな不連続
部の検出のためには信頼性がないことが分がつた。従っ
て、企図した特性を評価するために管の損傷の精密な特
徴を解明する必要がある時には、渦電流による方法は必
ずしも適切ではない、一方、超音波検査装置は被検査構
造体の内部への音響信号の伝播を使用している。超音波
検査装置の反射信号は被検査構造体についての情報を提
供する。
反射信号の振幅及び周波数は、超音波検査装置への電力
入力、被検査構造体の密度、被検出部の配向角度及びそ
の他の要因のような種々の要因の関数として変化する。
しかし、上述の要因相互間の作用のために反射信号を明
確に解釈もしくは判断することが時々難しいことがある
。その結果、管状部材の内面を所望の精度で検査するに
は、超音波技術も同様に必ずしも適切もしくは信頼性が
あるとは言えない、従って、超音波検査及び渦電流検査
を補って完全なものとすると共に、管内面の損傷につい
ての明瞭且つ明確な判断を与えしかも信号判断の諸問題
を解決することができる手段となる検査技術を使用する
ことが望ましい、かかる検査技術は、管の傷即ち被検出
部の明確で目視可能な確認及び寸法測定を可能にすべき
である。
管状部材の内面を検査するのに渦電流技術にも超音波技
術にも頼らない技術の一つが米国特許第3.986,8
71号明細書に開示されている。この米国特許により開
示された2つの堰板(dam)の形態の装置は、管に挿
入することができ、空気が吹き付けられ、検査すべき領
域に動かされる。同堰板の後端はそれと一緒にエラスト
マー搬送管を運ぶ。
堰板は、膨張管を備えた膨張体でよく、空気により所定
位置に吹き付けられる時に一緒に運ぶ、2つの膨張体が
可視性の相互結合部を備えているので、エラストマーは
、2つの堰板間に開口している搬送管を通るように強制
される。エラストマーは、堰板間に圧入され、同堰板を
それ等の相互結合部により規制される限界まで同堰板を
強制的に荒そうとするので、エラストマーは検査を必要
とする表面の型を取る。硬化後、膨張管、搬送管及び/
又は相互結合部は弾性的に変形可能な堰板と注型品とを
空所から引っ張るのに使用できる。この米国特許は、硬
化して注型品になるエラストマーを使用して管状空所を
検査する方法及び装置を開示するかも知れないが、同米
国特許は、上述したように小さな被検出部を検出するた
めに染料浸透剤を用いて管状部材の内面を検査するため
の方法及び装置を開示するものではない。
管状部材を傷のような被検出部について非破壊的に検査
するため渦電流もしくは超音波技術に頼らない別の装置
は、米国特許第4,859,530号明細書に開示され
ている。この米国特許による方法は、管状部材の内径の
ある領域の凹こんを取るために、2つの可視性膜の間に
流延材料を入れ、同流延材料を外側に広げて検査すべき
領域に係合させ、そこで流延材料を弾性のある型に形成
する手段を備えた工具を使用している。可撓性膜及び型
に対する力が取り除かれると、可撓性膜及び型が崩れて
、型及び工具を孔から回収するのが可能になる。しかし
、同米国特許は、この明細書に記載されているような比
較的に°小さな被検出部を検出するために染料浸透剤を
使用して管状部材の内面を検査する方法及び装置を開示
するものではない。
従って、上述した幾つかの米国特許は、流延材料を使用
して管状部材を非破壊的に検査する方法及び装置を開示
してはいるが、比較的に小さな被検出部を検出するため
に染料浸透剤を使用して管状部材の内面を検査する方法
及び装置を開示゛してはいない。
従って、管状部材の内面に存在する比較的に小さな被検
出部の恒久的な記録を得て精確に測定できるように同内
面を検査する方法及び装置の必要性がある。
九肌立12 本発明は、管状部材の内面に存在する比較的に小さな傷
及び欠陥(即ち、被検出部という)の恒久的な雌型複製
像を得て精確に測定することができるように、同内面を
検査する方法及び装置を提供する。
本発明の第1実施例においては、管状部材に挿入可能な
装置は、型材料を収容するため内部に型材料室を画成す
るほぼ円筒形の容器を備えている。
この型材料室には、一方の側部にピストン頭部を有し、
他方の側部にピストン底部を有するほぼ円柱形のピスト
ンが配置されている。型材料室は、更に、ピストン底部
の近くに第1室端を、ピストン頭部の近くに第2室端を
有する。第1室端を経て型材料室に延びているのは通路
であり、導管から流体の供給を受けるために、この通路
には前記導管の−、端が連通している。導管の他端は流
体溜めと連通していて、同流体溜めは、ピストンを第2
室端に向かって並進させるために、流体を導管に流入さ
せ、通路を介して型材料室に入れ、ピストン底部へ供給
する。第2室端は、可撓性の軸の螺刻された一端を受け
入れると共に型材料室から型材料が出られるように、型
材料室に連通した螺刻された貫通孔を有する。この貫通
孔に螺合できる軸には、型材料室に連通ずるように長手
方向に延びるほぼ円筒形の通路が内部に形成されていて
、液圧下に作動するピストンがピストン頭部側にある型
材料を第2室端にある螺刻された貫通孔に向かって押す
時に、前記型材料室から型材料を受け取る。この通路か
らは軸の外面まで横方向に延びる出口ポートが形成され
ていて、内面の恒久的な雌型複製像が得られるように型
材料を通路から管状部材の内面に出すようになっている
。また、軸には、同軸から管状部材の内面近くまで外方
に延びる上側フランジ及び下側フランジが相互に離間し
た関係で設けられている。上側フランジ及び下側フラン
ジは離間しているので、出口ポートは両フランジ間にあ
る。上述の装置が管状部材に挿入されると、上側フラン
ジ、下側フランジ、軸の外面及び管状部材の内面が、型
材料を受け入れて検査すべき管状部材の領域に同型部材
を封じ込むための複製もしくは模写用空所番画成する1
本発明による装置の好適な実施例は液圧により駆動され
るピストンを用いるが、本発明の装置の別の実施例は機
械的に駆動されるピストンを使用する。
また、本発明の装置は、適当な染料浸透剤を管状部材の
内面上に散布するために実質的に可撓性の細長い散布枠
からなる染料浸透剤アプリケータ装置を備えている。管
状部材内に挿入されてその内面に沿って進むことができ
る散布枠は、染料浸透剤を受け入れる中空部を内部に有
する。散布枠の長さに沿った所定位置には、中空部に流
体連通する少なくとも1つの散布孔が形成されていて、
この散布孔が散布枠から管状部材の内面への染料浸透剤
の出口になっている。散布枠は、管状部材内に挿入可能
であると共に同散布棒を管状部材の内面に沿って搬送可
能な実質的に可視性の管状搬送体に接続されている。こ
の搬送体は染料浸透剤溜めに接続された圧送装置に結合
されていて、同圧送装置が作動される時に、染料浸透剤
は、同搬送体を介して散布枠の中空部に流入し、散布孔
から出て、管状部材の内面に散布される。
更に、本発明の装置は、染料浸透剤を付着させる前に、
また、内面から過剰の染料浸透剤を除去するために染料
浸透剤を付着させた後に、管状部材の内面を洗浄する管
状片式洗浄装置を備えている。この洗浄装置は、一端に
ホース端取付具が一体的に接続されたほぼ可撓性の液圧
ホースを含んでいる。ホース端取付具は管状部材の端部
に組み合って同端部を受容するほぼ円筒形の凹所を有す
る。液圧ポースの他端は、空気のような流体を管状部材
の内部に供給するため流体圧力溜めに接続されている。
管状部材内には滑動自在に管状片が設けられており、同
管状片は、流体圧力溜めから十分な流体圧力が管状部材
の内部に付与された時に、管状部材の内面に沿って滑動
できる。流体圧力の作用により管状片が内面に沿って移
動する時に、管状片は、異物及び/又は過剰の染料浸透
剤を除去することにより内面を洗浄する。
また、本発明の装置は管状部材の内面を洗浄するための
別の洗浄袋πを備えることができる。この別の洗浄装置
は、染料浸透剤を付着させる前に、また、内面から過剰
の染料浸透剤を除去するために染料浸透剤を付着させた
後に、管状部材の内面を洗浄する円板・縦棒式洗浄装置
を備えている。
同円板・縦棒式洗浄装置は、少なくとも1つのほぼ円筒
形の円板を有する細長くてほぼ円筒形の縦棒を備えてお
り、該MI棒の一端にはキャップが着脱自在に接続され
ている。このキャップは円板が縦棒から滑落するのを防
止する。また、円板・縦棒式装置装置は、円板を支持す
るため縦棒に調節可能に取着されたほぼ円筒形の皿形支
持台を備えている。管状部材の内面の洗浄に加えて染料
浸透剤を付着させるために、前述した管状片式洗浄装置
又は円板・縦棒式洗浄装置のどちらを使用してもよい。
本発明の装置を使用して実施される方法は、管状部材の
恒久的な雌型複製像が得られるように同管状部材の内面
を検査する方法を提供する0本発明の方法は、内面の明
瞭な複製像を得ることができるように、同内面から異物
を除去するため、管状片式洗浄装置又は円板・縦棒式洗
浄袋=を使用して、管状部材の内面を先ず洗浄する0次
に、散布枠を管状部材内に挿入すると共に圧送装置を駆
動することにより、検査すべき内面の部分を、適当な蛍
光もしくは非蛍光染料浸透剤で被覆する。
染料浸透剤は、内面に存在するかも知れない被検出部の
浸透のために十分な時間、同内面に留どまっている。或
は、染料浸透剤は、内面を染料浸透剤で拭くような態様
で管状片式洗浄装置又は円板縦棒式洗浄装置を使用する
ことによっても、内面に付着させうる。過剰の洗浄浸透
剤は、管状片式洗浄装置が内面を染料浸透剤で拭くのに
使用されていなければ、この管状片式洗浄装誼を使用し
て内面から除去しうる。その後、型材料を収容した本発
明の装置を管状部材内に挿入してから、被検出部の雌型
複製像を得るため同被検出部の位置へ移動させる。装置
が被検出部の位置に達したら、型材料室内でピストンを
(機械的にもしくは液圧により)並進させると、型材料
は、型材料室から強制的に出されて軸の通路に入り、軸
の出口ポートを介して出て、内面に達する。型材料は、
同内面において、被検出部の弾性的な型を得るために十
分な時間、硬化させられる。型が硬化した後、本発明の
装置を管状部材から回収する。
本発明の装置を管状部材から回収した後、残留する染料
浸透剤を管状部材の内面から除去するために、管状片式
洗浄装置又は円板・縦棒式洗浄装置を使用して管状部材
を洗浄してもよい、型は、被検出部の雌型複製像につい
て目視検査されるが、染料浸透剤が毛細管作用により複
製像内に入り込んでいるために、雌型複製像は目立って
いるであろう、非蛍光染料浸透剤を使用した場合には、
被検出部の雌型複製像は通常の照明条件下で目視できる
。蛍光染料浸透剤が使用された場合は、被検出部の雌型
複製像は黒色光で目視できる。
t−の!■ 、比較的に小さな傷や割れのような被検出部が存在する
か否か、原子力蒸気発生器の管のような管状部材の内面
を被破壊的に検査して、内面に存在するかも知れない被
検出部の永久的な記録を得て正確に測定する必要が屡々
ある。
第1図を参照すると、符号10で示された原子力蒸気発
生器は、はぼ円筒形の胴部20を備えており、この胴部
20内に、工場で焼きなましされ熱処理された登録商標
・インコネル600から製作しうる複数(図には2本の
みを図示)の垂直なU形管(管状部材)40を有する管
束30が配置されている。容管40は内面45(第2図
参照)を有する。管束30の長さに沿って種々の位置に
配設されているのは複数の水平な円形の管支持板50で
あり、405ステンレス鋼から形成しうる同支持板50
は、容管40を受け入れて横方向から支持し、流れによ
り生ずる管40の振動を軽減するための貫通孔60を有
する。管40のその他の支持は、管束30のUベンド領
域においてクロムメツキされたインコネル製でよい複数
の耐振棒(図示せず)によって行なわれる。
再び第1図を参照すると、胴部20内で最も下方の支持
板65よりも下方に配置されているのは、水平な円形の
管板70であり、同管板70には管4oの端部を受け入
れるために複数の垂直な貫通孔8oがある。管40の端
部は貫通孔80を通り抜けその下方まで所定距離延長し
ている。管板7oはその周縁で胴部20に溶接のような
手段で封止状態に取着されている。また、管板70の下
方の胴部20内には、垂直の半円形分割板90が配設さ
れており、同分割板9゜は、その周縁に沿って胴部20
に溶接のような手段により封止状態で取着されると共に
、その水平な縁部に沿って管板70に溶接のような手段
により封止状態で取着されている0分割板9oは管板7
oの下方の領域を入口ブレナム室100と出口ブレナム
室110とに分割する。管板70より下方で胴部20に
設けられているのは、それぞれ入口ブレナム室100と
出口プレナム室110とに流体連通する第1の入口ノズ
ル120及び第1の出口ノズル130である。入口プレ
ナム室100及び出口プレナム室110に接近もしくは
ア、クセス可能にするため2.管板70の下方胴部20
を貫通するように複数のマンホール140(1つのみを
図示)が設けられている。また、胴部20には最上方の
管支持板50より上方に、非放射性の二次流体を胴部2
0内に流入させるための第2の入口ノズル150と、蒸
気が胴部20から出るための第2の出口ノズル160と
が設けられている。
蒸気発生器10の運転中、水でよい放射性の一次流体は
第1の入口ノズル120から入口プレナム室100に入
り、U形管40を貫流して出口ブレナム室110へ流れ
、そこから第1の出口ノズル130を経て蒸気発生器1
0を去る。水である二次流体は第2の入口ノズル150
を経て刷部20に入り、同人ロノズル150から環状下
降通路(図示せず)を通り、管板70との連通状態に達
するまで流下する8次に、二次流体は環状下降通路を出
て自然対流により管束30の回りを上方に流れ、そこで
、管束30を構成する管40の壁体を介する一次流体か
ら二次流体への熱伝達により、二次流体は沸騰し気化す
る。気化した水即ち蒸気は、管束30から上方に流れ、
第2の出口ノズル160を経て蒸気発生器10を出る。
蒸気は、第2の出口ノズル160から蒸気発生器10を
出た後、原子力発電の分野において周知の方法で、発電
のため蒸気タービン・発電機(図示せず)に最終的に搬
送される。放射性の一次流体が非放射性の二次流体を放
射能により汚染するのを防止するために、管40は溜洩
のないようにしておくことが望ましい、従って、管40
の内面45は割れや傷のような被検出部について検査し
て、管40に漏洩がないことを確保している。このよう
な検査は、管40の内面45の恒久的な雌型複製像を得
ることにより本発明の方法で実施しうる。複製像は管4
0の検査された部分におけるどんな被検出部の存在も、
またその程度も正確に示す。
第2図を参照すると、符号170”C総括的に示された
押入式ゴム型製作装置である本発明の要部が図示されて
いる6本発明は、第2図において、管板70の貫通孔8
0内に受け入れられた管40内に作動のため配設され図
示されている。ゴム型製作装置170は、遠隔操作され
る機械的アーム(図示せず)のような、当該技術分野で
周知の適当な手段で管40へ運ぶことができる。第2図
に示すように、管40は、間管40を管板70に結合す
る溶接部180により貫通孔80内に支持しうる。後か
ら詳細に説明するが、ゴム型製作装置170は、型材料
192(第3図参照)を内部に保持するためのほぼ円筒
形の容器190を備えている。容器190は、外面20
0と、第1容器端部210と、第2容器端部220とを
有する。更に、ゴム型製作装fi170は、中空のほぼ
円筒形の可撓性継手240により容器190の第2容器
端部220に結合しうるほぼ円柱形の軸230を備えて
いる。軸230は、後からもっと詳細に説明するような
方法で容器190から型材料192を受け取ることがで
きる。軸230は上側フランジ250と下側フランジ2
60とを有する。これ等の上側フランジ250及び下側
フランジ260は水平横断面が円形状のものでよい、f
&から詳細に説明するように、上側フランジ250と、
下側フランジ260と、軸230と、内面45とは、硬
化触媒と混合されるシラスティ・ンク(商品名)封入剤
でよい型材料192を受け入れるための複製もしくは模
写空所270を画成している。このシラスティック封入
剤は管40の内面45の弾性的な雌型複製像を得るため
のシリコンゴムでよい、硬化触媒は、当該技術分野にお
いて容易に入手し得るものから遭択すればよい、 f&
から詳細に説明するように、第1容器端部210に結合
されているのはほぼ円筒形の導管280であり、この導
管280は、容器190に流体を供給したり同容器19
0から流体を受け入れたりするための流体溜め290に
流体連通してb)る。
更に、軸230は、破損することなく管40のUベンド
領域を往復しうるように十分に可視性であり且つ十分に
屈曲性がある。また、軸230は、管40のUベンド領
域を往復する時の応力に耐えるように適当な耐疲労性を
もっていなければならなり1.これから説明する理由に
より、軸230は溶剤による腐食に対しても適当な耐性
を示す、また、上側フランジ250及び下側フランジ2
60は、管40の内面45に沿って滑動するので、管4
0の内面に沿って容易に滑動しうるように、また、内面
45の傷付きを防止するために、低摩擦係数を有すると
共に、可能な限り滑りを止めないようになっている。従
って、軸230、上側フランジ250及び下側フランジ
260は、米国ペンシルバニア州のモンロービルにある
カデイラック・プラスチック・アンド・ケミカル社(C
idillac Plastic and Chemi
calCompany)から入手することができるCA
DCODELItIN(商品名)のような熱可塑性ポリ
マーでよい、或は、軸230は、同社から入手しうるC
AT)Co tlllMV(商品名)のようなポリエチ
レン成形材料でよい。
上述した型材料192は硬化触媒と適当に混合したシリ
コンゴムとすることができる。このシリコンゴムは、米
国ミシガン州ミツドランド所在のダウ°コーニング社(
Dow CorningCopporation)から
入手しうるダウ・コーニング31110RTVシリコン
ゴム(商品名)のような任意の適当なシリコンコニ材料
でよい、このダウ・コーニング31110RTVシ!J
コンゴムと混合しうる触媒は、同ダウ・コーニング、社
から入手しうるダウ・コーニングRTV触媒S、触媒F
、触媒1又は触媒4とするのが好ましい。
触媒に対するダウ・コーニング31110RTVシリコ
ンゴムの混合比と、型材料が管の被検出部に流入して同
被検出部を満たすのに要する時間(通常、型製作時間と
呼ばれる)と、上述した4種の触媒についての型材料硬
化時間と゛は、下記の表のようにするのが好ましい。
1−−1  几皇此 【R生苔訓 咬上ユ訓RTV触媒
S   10:1   50分   6.5時間RTV
触媒FIO:11分   2時間RTV触媒1  10
:1   150分   24時間RTV触媒4 10
0:1   4分   20分更に、シリコンゴム及び
触媒型材料の混合物は、同混合物内に空気が混入しない
ように適当に混合するのが好ましい、しかし、この混合
物を水銀柱で約71cm(28in)の真空に露出する
ことにより、捕獲された空気を混合物から取り除くこと
ができる。
上述のように混合した場合、その型材料は約21℃〜2
05℃(70″F〜約400°F)で可視性を維持する
。勿論、上述したシリコンゴム及び触媒材料が上に述べ
た特定の比率以外の割合で混合されれば、型製作時間及
び硬化時間は異なってくる。
第3図−及び第4図を参照すると、ゴム型製作装置17
0は、管40の内面45の恒久的な雌型複製像を得るた
めに作動可能状態で管40内に配置されて示されている
。第3図及び第4図に示すように、容器190はその内
部にほぼ円筒形の型材料室300を画成しており、同型
材料室300が型材料を受け入れる。型材料室300は
、第1容器端部210の近くに第1室端310を有し、
第2容器端部220の近くに第2室端320を有する。
容器190の第1容器端部210は、流体のような液圧
作動手段を導管280がら受け入れるために容器190
の外面200がら型材料室300へ貫通して延びる通路
330を有する。後から説明する理由のため、流体は、
流体溜め290がら導管280を通り通路330を経て
型材料室300に流入する。 f&から説明する理由に
より、第2容器端部220には雌ねじ部336を有する
孔335が貫通形成されている。
型材料室300内には、型材料192を型材料室300
内で押すためは、はぼ円筒形のピストン340が摺動自
在に組み合い配設されている。ピストン340は、第1
容器端部210に対峙する一方の側にある実質的に平ら
なピストン底部350と、第2容器端部220に対峙す
る他方の側にある実質的に平らなピストン頭部360と
を有する。型材料192はピストン頭部360により支
持されるように型材料室300内に入れられていて、流
体が流体溜め290から導管280を通って通路330
を介し型材料室300に流入する時にピストン340が
第2室端320に向かって流体の力により並進する際に
、前記ピストン頭部360が、型材料室300内で押さ
れる型材料192の押し付は表面をも提供している。
更に、第3図及び第4図を参照すると、可撓性の軸23
0は一端370と他端380とを有する。一端370は
、ゴム型製作装置170が挿入された管40の端部に近
い軸230の端部として画成されている。軸230の他
端380は、ゴム型製作装置170が挿入された管40
の端部から遠い軸230の端部と−して画成されている
。軸230の一端370には、雄ねじ部390を有する
可撓性の継手240が一体的に取着されていて、これが
孔335の雌ねじ部336に螺合しうる。しかし、軸2
30は可撓性の継手240を必要とするわけではなく、
むし、ろ、継手240は可撓性の軸230の中断される
ことなく連続する部分に代えることができる。
継手240の可撓性は、継手230に運動の自由度を与
えると共に曲げに対する適応性を与えるので、管40へ
のゴム型製作装置の挿入を容易にすると共に同管内のペ
ン状ゴム型製作装置の可撓運動を容易にする。しかし、
軸230が可撓性の継手240を含んでいないとしても
、軸230は雌ねじ部336に適当に係合する雄ねじ部
390をその一端に含んでいなければならない、勿論、
雄ねじ部390が雌ねじ部336に適当に螺合し係合す
る時には、軸230は容器190に螺着されるようにな
る。
再び第3図及び第4図を参照すると、軸230には、型
材料室300からの型材料192を受け取るために型材
料室300と連通ずるように長手方向に延びるほぼ円筒
形の通路400が形成されている0連邦400は軸23
0の一端3フOから他端380近くまで延びている。他
端380は、管40の内面45の恒久的な雌型複製像が
得られるように、型材料192を通路から管40の内面
まで放出するために同通路400から軸230の外面ま
で延びるほぼ円筒形の出口ボー1−410を有する。上
述のように、軸230は上側フランジ250と下側フラ
ンジ260とを含んでいる。上側フランジ250及び下
側フランジ260は、離間した関係で、軸230から管
40の内面45の近くまで外方へ延びている。上側フラ
ンジ250の方が軸230の他端380に近い、下側フ
ランジ260の方が軸230の一端370に近いが、下
側フランジ260は上側フランジ250と第2容器端部
220との間に配置されている。上側フランジ250及
び下側フランジ260は離間しているので、出口ポート
410はそれ等の間にある。ゴム型製作装置170が管
40に挿入されると、上側フランジ250、下側フラン
ジ260、軸230及び内面45が複製空所270を画
成する。また、上側フランジ250及び下側フランジ2
60は、型材料192を支持すると共に、同型材料19
2を管40の内面45の被検出部に閉じ込めるために、
対峙して配置された上側テーパ面420と下側テーパ面
430とをそれぞれ有する。上側テーパ面420は軸2
30から管40の内面45の近くまで上向きに延びる。
下側テーパ面430は軸230から管40の内面45の
近くまで下向きに延びる。また、型材料192が空所2
70から漏れないように、且つ内面45の傷付きを避け
るために、弾性シール435が上側フランジ250及び
下側フランジ260の周縁回り゛に延在していて、空所
270を封止している。上側フランジ250及び下側フ
ランジ260の周縁を囲むこの弾性シール435は、上
側フランジ250及び下側フランジ260が凹みもくし
は繊れを通って滑動する際に同弾性シール435が凹み
に接触する時に、時的に変形するので、上側フランジ2
50及び下側フランジ260の周縁が管40の内面45
上を滑動しどんな凹みでも通り越すことを許容する。
第5図を参照すると、ピストン340は液体により駆動
する必要がないことが分かる0例えば、ピストン340
は、同ピストン340を型材料室300内で並進させる
ためにピストン底部350に一体に結合されたほぼ円筒
形の柱体440のような機械的駆動手段によって、型材
料室300内で機械的に駆動することができる。可視性
のものでよい柱体440は、適当な駆動モータ450か
ら通路330を経てピストン底部350へと延びている
。駆動モータ450は、柱体440に摩擦係合しうるロ
ーラ(図示せず)を内部に有するものなら当該技術分野
で容易に入手しうるちのから遷択された駆動モータでよ
く、駆動モータ450内に配設された前記ローラの回転
動作により柱体440が前進・後退させられる。或は、
柱体440はその積極的な牽引及び精確な運動のために
雄ねじ部(図示せず)を有していてもよい、勿論、柱体
440が雄ねじ部を有する場合、駆動モータ450は適
当な歯車列を内部に有することができ、これが柱体44
0の雄ねじ部に適当に噛み合って、駆動モータ450の
歯車の作動により柱体440を精確に前進・後退させる
ことができる。
次に、第6図を参照すると、間に型材料を受け入れるた
め離間して対峙した状態で配置された上側フランジ25
0及び下側フランジ260を有する本発明の別の゛実施
例が図示されている6本発明のこの実施例においては、
上側フランジ250及び下側フランジ260は、型材料
192を受けるため軸230に対して実質的に垂直な上
側平坦面460及び下側平坦面4フ0を、それぞれ備え
ている。即ち、この別の実施例では、上側フランジ25
0及び下側フランジ260は、上側テーパ面420及び
下側テーパ面430の代わりに、上側平坦面460及び
下側平坦面470を有する。
直ぐ後で説明するように、軸230に関する上側平坦面
460及び下側平坦面470の特定の配向により、ゴム
型製作装置170をU形管40のUベンド領域を通過さ
せる場合に、上側フランジ250及び下側フランジ26
0が曲げにより良く耐えることができる。
この点について、ゴム型製作装置1フOが管40のUベ
ンド領域を往復する時に、該Uベンド領域の曲率に一致
するようにゴム型製作装置170が変形しようとするこ
とが分かる。勿論、ゴム型製作装置170がUベンド領
域を往復する時に、そしてゴム型製作装W17Qが変形
しようとする時に、上側フランジ250及び下側フラン
ジ260の周縁は、管40の内面45に接触し同内面4
5上を滑動する。上側フランジ250及び下側フランジ
260が管40のUベンド領域において内面45に接触
する時に、内面45に対する上側フランジ250及び下
側フランジ260の滑り摩擦係数のために、上側フラン
ジ250及び下側フランジ260は、ゴム型製作装置 
170の移行方向とは反対の方向に変形しようとする。
上側フランジ250及び下側フランジ260が変形する
時、同上側フランジ250及び下側フランジ260は、
それ等が軸230に一体的に交差する交差箇所を中心と
する曲げモーメントを受ける。上側平坦面460及び下
側平坦面470は、上側フランジ250及び下側フラン
ジ260が、それぞれ上側テーパ面420及び下側テー
パ面430を有する場合よりも、大きな曲げモーメント
に耐えることを可能にすることが分かる。また、上側平
坦面460及び下側平坦面470をそれぞれ有する上側
フランジ250及び下側フランジ260の平らな形状は
、上側テーパ面420及び下側テーパ面430により画
成された空所270の容積に比較して、空所270の容
積を実質的に増大させる。勿論、空所270の容積を増
大させることにより、離間した上側フランジ250及び
下側フランジ260間の所定距離当たりについて、空所
270がより多くの型材料192を受け入れることを可
能にする。
第7図を参照すると、間に型材料192を受け入れるた
め離間して対峙した状態で配置された上側フランジ25
0及び下側フランジ260を有する本発明の更に別の実
施例が図示されている1本発明のこの実施例においては
、上側フランジ250及び下側フランジ260は、型材
料192を受け入れるため、実質的に凹状の上側湾曲面
480及び下側湾曲面490をそれぞれ有する。後から
直ぐ説明するように、上側湾曲面480及び下側湾曲面
490の湾曲形状は、ペン状ゴム型製作装置170をU
形管40のUベント領域を通過させる場合に、上側テー
パ面420及び下側テーバ而430と比較して、上側フ
ランジ250及び下側フランジ260が曲げにより良く
耐えることができる。上に述べた理由により上側フラン
ジ250及び下側フランジ260の周縁は、管40の内
面45に接触し同内面45上を滑動する。上側フランジ
250及び下側フランジ260が変形する時に、同上側
フテンジ250及び下側フランジ260は、湾曲面48
0及び490の最も大きな曲率の領域を画成する点の軌
跡を中心とする曲げモーメントを受ける。下側湾曲面4
80及び下・側湾曲面490は、上側フランジ250及
び下側フランジ260が、それぞれ上側テーパ面420
及び下側テーバ而430を有する場合よりも、大きな曲
げモーメントに耐えることを可能にすることが分かる。
また、下側湾曲面480及び下側湾曲面490をそれぞ
れ有する上側フランジ250及び下側フランジ260の
湾曲形状は、上側テーパ而420及び下側テーパ面43
0により画成された空所270の容積に比較して、空所
270の容積を実質的に増大させる。勿論、空所270
の容積を増大させることにより、離間した上側フランジ
250及び下側フランジ260間の所定距離当たりにつ
いて、空所270がより多くの型材料192を受け入れ
ることを可能にする。
上に述べたように、ゴム型製作装置170は管40の内
面45の恒久的な雌型複製像を得ることができるので、
内面45に存在する被検出一部の恒久的な記録が得られ
精確に測定される。しかし、被検出部の可視性を高める
ために、被検出部の雌型複製1象により吸収される一時
的なスティン(stain)により、検査すべき内面4
5の一部を最初に被覆しておくことが好ましい、当該技
術分野においては染料浸透剤と呼ばれているこのスティ
ンは、よく知られた毛細管作用により、被検出部から引
かれ型材51192の雌型複製像内に入る。この点に関
し、染料浸透剤は次の2タイプのうちの一つとすること
ができる。即ち、第1のタイプは、可視もしくは非蛍光
染料であって、通常の照明条件下で目視できる。第2の
タイプは、蛍光染料であって、殆ど無色であるが、黒色
光で見ると可視光線を放出する。可視もしくは蛍光染料
浸透剤は、米国カリフォルニア州ロス・アンジェルス所
在のシャーウィン社(Sheru+in Incorp
orated)がら入手しうる可視もしくは蛍光1)I
’51染料浸透剤(商品名)のような−般に手に入るも
のから選択すればよい。
上述のように、染料浸透剤は内面45から型材t1の表
面に引き出されて、被検出部の雌型複製像の可視性を強
める6本発明を使用して確認しうる雌型複製像の大きさ
は型にある被検出部の像の大きさを検出する人間の視力
によってのみ制限される。
従って、本発明は、2.54cm(1in)の約1/3
秒はどの小さな長さを有すると共に、5〜10ミル程度
の幅を有する比較的に小さな被検出部の像を表示するこ
とができる。
従って、次に第8図を参照するに、総括的に符号500
で示された染料浸透剤アプリケータ装置は、内面45に
適当な染料浸透剤を散布するように動作可能に配置され
ている。染料浸透剤アプリケータ装置500は、細長く
て実質的に可視性の円筒形の散布体510を備えており
、この棒510を管40内に挿入してその内面に沿って
往復動させることができる。散布体510は、染料浸透
剤を受け入れるために中空部(図示せず)を有する。散
布体510から内面45に染料浸透剤を放出するために
、散布体510の長さに沿った□所定位置に、散布体5
10の中空部に流体連通する少なくとも1つの散布孔5
20が設けられている。散布体510は、符号525に
より総括的に示された可視性の結合部材によって、実質
的に可撓性の管状搬送体530に結合されている。この
搬送体530は、管40内に挿入可能であると共に、管
40の内面45に沿って散布体510を支持することが
できる。搬送体530は、同搬送体530に摩擦係合す
るために内部に複数のローラ536を有する搬送体押動
装置535のような適当な手段により、管40で進退す
ることができる。搬送体530は、スペースを節約する
ような方法で同撤送体530を収容するために、搬送体
巻回装置もしくは巻取ホイール540の回りに巻回して
おくことができる。また、搬送体530は、巻取ホイー
ル540の下流にある圧送装置550にも適当に接続さ
れている。この圧送装置550は、染料浸透剤を貯蔵し
た染料浸透剤容器560に接続されていて、同染料浸透
剤容器560から圧送装置550に染料浸透剤を供給す
る。更に、圧送装置550は、染料浸透剤容器560か
らの染料浸透剤を搬送体530を介して散布体510内
に送り込み、その散布孔520から内面45上に圧送す
ることができる。
第9図を参照すると、総括的に符号5フ0で示された管
状片式洗浄装置が、染料浸透剤を内面45に吹き付ける
前(即ち、前洗浄)とf&(即ち、後洗浄)とに内面4
5を洗浄するよう動作可能に配設されて図示されている
。内面45の前洗浄は、管の被検出部の明瞭な雌型複製
像を得るのに役立つ。内面45の後洗浄は、過剰の染料
浸透剤を除去するのに役立つ、洗浄装置570は、ホー
ス端取付具590が端部に一体的に接続された液体ホー
ス580を備える。
ホース端取付具590は、管40の端部に組み合って同
端部を受け入れるほぼ円筒形の凹所600を有する。液
体ホース580の他端は、空気もしくは同様のガスもし
くは液体のような流体を管40の内面に供給するために
、流体圧力溜め〈図示せず)に接続されている。管40
内に組み合って滑動自在に配置されているのは管状片6
10であって、この管状片は、前述の流体圧力溜めから
十分な流体圧力が管40の内面45に作用した時に、内
面45に沿って滑動できる。管状片610は綿花のよう
な任意の適当な吸収材料でよい。管状片610は、内面
45に沿って移動する時に、同内面45から異物もしく
は染料浸透剤を機械的に除去する。二とによって、同内
面45を洗浄する。また、前洗浄中に、管状片610の
機械的洗浄作用と組み合わせて染料浸透剤の適当な化学
リム−バーを使用し、管状片610の洗浄能力を増進す
るようにしてもよい、管状片610は、同管状片610
が流体の力により内面45に沿って押し動かされる時に
化学リムーバーが内面45に適当に付着するように、管
40内への挿入前に化学リムーバーに浸けておく、内面
45を被覆するために水で洗浄可能な染料浸透剤が使用
されている時には、化学リムーバーの代わりに、ホース
580及び管40に水を通してフラッシュ洗浄するか、
又は管状片610を水に浸けておき流体の力により管4
0に強制的に通して、過剰の染料浸透剤を内面45から
洗浄してもよい。
第10図を参照すると、符号620で総括的に表わされ
た円板・縦棒式洗浄装置は、染料浸透剤を内面45に付
着させる前(即ち、前洗浄)又は後に(即ち、後洗浄)
内面45を洗浄するように動作可能に配設されている。
内面45の前洗浄は管の被検出部の明瞭な雌型複製像を
得るのに役立つ、また、内面45の後洗浄は内面45か
ら過剰の染料浸透剤を除去するのに役立つ。従って、円
板・縦棒式洗浄装置620は、管状片式洗浄装W 57
0の代わりに内面45の洗浄に使用することができる1
円板・廐棒式洗浄装fi 620は、少なくとも1つの
円板635を有すると共に一端632を有する細長いほ
ぼ円柱形の縦棒630を備えている0円板635は縦棒
630を受け入れるために縦方向の貫通孔636を含ん
でいる0円板635は綿花のように当該分野で入手可能
な任意の適当な吸収材料とすることができろ、また5こ
の円板・縦棒式洗浄装置620は、縦棒630の一端6
32に螺合のような手段により着脱自在に結合されたキ
ャップ640を備えている。キャップ640は、円板6
35が縦棒630の一端632から滑り落ちるのを防止
する。更に、キャップ640は、円板635をgt棒6
30に取り付けたり円板635を縦棒630から取り外
したすするために、着脱自在であることが好都合である
。即ち、キャップ640を一端632に螺合させたり、
この螺合から解放することにより円板635を縦棒63
0に取り付けたり取り外したりすることができる。
第10図及び第11図に最も良く示すように、上述の円
板・縦棒式洗浄装置620は、円板635を支持するた
めに縦棒630に調節可能に取着された水平な皿状の円
板支持台650を更に備えている。支持台650は、あ
る部材を細長い物体に滑動自在に且つ調節可能に取着す
るために当該技術分野において通常知られている任意の
手段により、縦棒630に調節可能に取着しうろことが
分かる。支持台650は、調節可能であるから、同支持
台650上に1つ以上の円板635を収容するため縦棒
630に沿って調節可能に滑動し位置決めすることがで
きる。支持台65.0は、円板635がキャップ640
に当接するまで、縦棒630に沿って調節できる。また
、支持台650は円板635が縦棒630に当接した時
に縦棒630に取着することができるので、縦棒630
上の円板635の滑動はキャップ640と支持台650
との間のm棒630の部分に制限される。この点に関し
、支持台650はその周縁部から縦棒630に向かい延
びる横方向のねじ孔655を備えていてよく、このねじ
孔655には、縦棒630に対して締め付は可能なねじ
656を受け入れることができる。ねじ656は縦棒6
30に対して締め付けられた時に縦棒630に係合する
円錐形の先端657を有するので、支持台650は縦棒
630に対してしっかり固定されるようになる6 支持
台650を縦棒630に沿って調節したい場合には、ね
じ656を緩めてから支持台を縦棒630に沿って調節
する。
支持台650を縦棒630上の特定位置に固定したい場
合には、支持台650をその特定位置に移動させてから
ねじ656を縦棒630に対して締め付ける。また、円
板・縦棒式洗浄装置620は、縦棒630の外面に接触
可能でるあると共に縦棒630を管40内で進退するよ
うに邪勤可能な摩擦ローラを有する可逆式の縦棒駆動モ
ータ(図示せず)のような任意の適当な手段により、管
40の内部を進退することができる。
前述したゴム型製作装W170に関連してこれから説明
する本発明の方法は、管40の内面45に存在するかも
知れない被検出部の恒久的な雌型複製像を得るのに使用
することができる。被検出部の大体の位置及び程度は、
最初に管40を超音波もしくは渦電流走査装置で走査す
ることによって測定することができる0次いで、被検出
部の精確な位置、角度及び程度が本発明の方法により測
定される。
本発明の方法は、管状片式洗浄装=570を使用して内
面45を最初に洗浄して(即ち、前洗浄)、内面45か
ら異物を取り除き、被検出部の明瞭な雌型複製像が得ら
れるようにする。内面45は、凹所600内に受け入れ
られた管40の端部に対してホース端取付具590の凹
所600を組み合わせ封止状態に押し付けることにより
、前洗浄しうる。ホース580に一体的に結合されたホ
ース端取付具590は、遠隔操作される機械的アーム(
図示せず)のような適当な手段により管40の端部に運
びそこに支持させることができる。管状片610は最初
にホース580又は管40内に置かれる1次に、空気、
類似のガス又は液体のような流体を流体圧力溜め(図示
せず)からホース580に供給して、管状片610を管
40の内面45に沿って押す。管状片610が内面45
に沿って運動する時に、同管状片610は、内面45上
に存在するかも知れない異物を機械的に除去することに
より内面45を洗浄する。流体圧力は管状片610が管
40の他端から出るまで管状片610に加え続けられる
ので、管40の他端から管状片610を受け取ることが
できる0代わりに、管40を洗浄するために流体圧力を
加えた後、真空を管40に作用させて管状片610を管
40から引き出してもよい、もつと完全に内面45の前
洗浄をしたい場合には、上述の工程を繰り返せばよい。
また、管状片610には適当な化学薬品もしくは溶剤を
含浸させておいてもよく、同化学薬品もしくは溶剤が内
面45に付着して、前洗浄工程を強力にする。前洗浄工
程が終了したら、洗浄装置570を管440から取り出
す。
円板・縦棒式洗浄装置620は、内面45を前洗浄する
別の方法を実施する。この別の方法においては、キャッ
プ640を先ず一端632から外す0次いで、貫通孔6
36を有する少なくとも1つの円板635を、縦棒63
0がこの貫通孔636に貫通状態で岨み合うように且つ
円板635が支持台650により支持されるように、縦
棒630に取り付ける。その後、キャップ640を縦+
1!630の一端632に螺合させてから、円板635
がキャップ640に当接するまで、支持台650を縦棒
630に沿って滑動させ調節する0円板635が縦棒6
30に当接したら、ねじ656を縦棒630に対し締め
付けることによって、支持台650を縦棒630に取着
する0円板635が接続された円板・縦棒式洗浄装置6
20は、遠隔操作される機械的アーム(図示せず)のよ
うな適当な手段により管40の端部に運ばれそこに挿入
される1次に、内面45の洗浄のために縦棒630の外
面に接触して管40内で縦棒630を移動させることが
できる摩擦ローラを内部に有する可逆式の縦棒駆動モー
タ(図示せず)のような適当な手段を走査することによ
って、縦棒630を管40内で進退させることができる
。縦棒630が管40内を移動する時に、内面45上に
存在するかも知れない異物を円板635が機械的に除去
して、内面45を洗浄する。もっと完全に内面45の前
洗浄をしない場合には、上述の工程を繰り返せばよい、
また、円板635には適当な化学薬品もしくは溶剤を含
浸させておいてもよく、同1ヒ学薬品もしくは溶剤が内
面45に付着して、前洗浄工程を強力にする。前洗浄工
程が終了したら円板・縦棒式洗浄装置620を管440
から取り出す。
ゴム型製作装fi170を使用する本発明の方法は、更
に、検査すべき内面45の部分を適当な蛍光もしくは非
蛍光染料浸透剤でコーティングもしくは被覆する工程を
含んでいる。内面45の被覆は、散布@ 510を管4
0内に挿入し、圧送装置550を運転して、染料浸透剤
を染料浸透剤溜め560から管状搬送体530内に圧送
することにより、行うことができる。
圧送装置 550は、染料浸透剤が染料浸透剤溜め56
0から管状搬送体530(搬送体巻回装置540の回り
に部分的に巻かれている)内に流入し、散布棒510に
入り、散布孔520から出て内面45上に到達するよう
に、運転される。染料浸透剤は、内面45上に存在する
かも知れない表面の被検出部に入り込むのに十分な時間
(例えば、約10分)、内面45上に留どまっている。
染料浸透剤は毛細管作用により被検出部内に引き込まれ
る。或は、管状片式洗浄装置570を使用して、最初に
管状片610に染料浸透剤を含浸させてから、内面45
が染料浸透剤で拭かれるように上述した方法で洗浄装π
570を運転することによって、染料浸透剤を付着させ
ることができる。また、染料浸透剤を付着させる別の手
段として円板・縦棒式洗浄装置620を使用して、最初
に円板635に染料浸透剤を含浸させてから、上述した
ような方法で円板・縦棒式洗浄装置620を運転しても
よい、管40の内面45に染料浸透剤を付着させた後、
洗浄装W570を管40かち取り出す。
また、本発明の方法は、管40にある被検出部の恒久的
な雌型複製像を得るのに使用される型材料192を用意
する工程を含んでいる。型材料192は、硬化触媒と適
当に釣り合いが取れて混合されるシリコンゴムでよい、
このシリコンゴム及び硬化触媒は、被検出部の明瞭な雌
型複製像が得られるように混合物内に空気が混入するの
を避けるべく、任意の適当な装置により適切に混合すべ
きである。
しかし、混合工程中に空気が型材料192内に混入して
も、この空気は混合物を真空にさらすことにより除去で
きる。以下に説明するように、適切に用意された型材料
192はその後から型材料室300内に入れる。
用意した型材料192を型材料室300内に入れるため
に、軸230の一端370にある雄ねじ部390と孔3
35の雌ねじ部336との螺合を外すことによって、軸
230と容器190との結合を解く0次に、型材料19
2を孔335を介して型材料室300内に導入する。型
材料室300内に導入される型材料192の量はゴム型
製作装置170を作動させる時に通路400及び空所2
70を満たすのに十分にすべきでる。軸230を孔33
5内に螺合させることによって、軸230を容器190
に再結合する。@h 230が結合された容器190と
その内部の型材料192とは、遠隔操作される機械的ア
ーム(図示せず)のような任意の適当な手段によって、
管40に搬送されそこに挿入される。その後、ゴム型製
作装=170は、管の被検出部がある所定の位置まで内
面45に沿って管40内で並進される。管40内のゴム
型製作装置170の並進は、導管280に係合して管4
0内でゴム型製作装置l!!170を進退させる摩擦ロ
ーラを内部に有する可逆式の摩擦駆動モータ(図示せず
)のような適当な手段により行なわれる。
ゴム型製作装置170は、管の内面45にある被検出部
が上側フランジ250と下側フランジ260との間に位
置して2、複製空所270が検査すべき被検出部を含む
ようになるまで、管40内を進められる。
ゴム型製作装置170を被検出部がある所定位置まで進
めた後、流体溜め290から流体を導管280内に流入
させ、通路330を介して型材料室300に入れ、ビス
I・ン底部350に作用させて、同ピストン底部350
に圧力を加え、ピストン340を第2室端320に向か
って移動させる。或は、柱体440(ここにピストン底
部350を結合しうる)、従ってピストン340を第2
室端320に向かって押すような態様で、ビス1〜ン3
40を適当に作動する駆動モータ450により、ピスト
ン340を第2室端320に向がって移動させてもよい
。勿論、ピストン340が第2室端320に向がって押
される時に、型材料は第2室端320に向かつて押され
、通路400内に入る。ピストン340が第2室端32
0に向かって移動し続けると、通路400内に入ってい
た型材fJ192は、出口ポート410がら通路400
を出て空所270に流入する。被検出部が型材料により
覆われるように、十分な及の型材料192を空所270
に流入させるべきである。型材料192は、弾性のある
型を形成すべく所定の硬化時間、被検出部のある場所に
留とまっている。型材料192の硬化後、ゴム型製作装
置170は適当に作動される駆動モータ450及び/又
は上述した機械的アームのような任意の適当な手段によ
り管40がら回収される。
管40からのゴム型製作装置170の回収後、型は被検
出部の雌型複製像について目視検査される。
上述した型製作工程の間、被検出部内に存在していたか
も知れない染料浸透剤は、毛細管作用により被検出部の
雌型i調像内に引き込まれてしまっている。従って、型
材料192は、染料浸透剤を毛細管作用により被検出部
から引っ張るのに役立つ。
このように、管40からのゴム型製作装置170の回収
に続いて型を目視検査する時に、被検出部の雌型複製像
は容易にくっきりと確認しうる。目視可能の染料浸透剤
が内面45に付着されれば、被検出部の雌型複’JJ(
!Aは、通常の照明条件下で目視可能であり、また、精
確に測定可能である。他方、雌型複製像の可視性を高め
るために蛍光染料浸透剤が内面45に付着された場合に
は、被検出部の雌型複製像は黒色光にさらされた時に目
視可能であろう、型は、ナイフ等で型を長手方向に切断
して型を軸230から剥がすすることによって、M 2
30から除去しろる。所望ならば、前洗浄工程と同様の
工程である後洗浄工程により、ゴム型製作装f 170
の回収後に内面45を洗浄してもよい、後洗浄工程は内
面45に残留している染料浸透剤を除去する。
また、上述の方法は、管40の内側寸法を精確に測定す
ると共に、内面45に存在する被検出部の程度を精、確
に測定するのに使用することができる。
幾つかの実施例について本発明を説明したが、本発明は
それ等の細部に限定されるものではなく、本発明の精神
やその均等物の範囲がら逸脱することなく種々の改変が
可能である。
従って、本発明は、管状部材の内面に存在する比較的に
小さな被検出部の恒久的な記録を得て精確に測定できる
ように、管状部材の内面を検査する装置及び方法を提供
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、明瞭にするため諸部材を除去した原子力蒸気
発生器の垂直断面図、第2図は、蒸気発生器の管板にあ
る貫通孔に挿通された管内に配設された本発明の装置を
示す断面図、第3図は、蒸気発生器の管内に配設された
本発明の装Wを垂直方向の断面で示す斜視図、第4図は
、蒸気発生器の管内に配設された本発明の装置の垂直断
面図、第5図は、蒸気発生器の管内に配設された本発明
の第1実施例の垂直断面図、第6図は、蒸気発生器の管
内に配設された本発明の第2実施例の垂直断面図、第7
図は、蒸気発生器の管内に配設された本発明の第3実施
例の垂直断面図、第8図は、管の内面に染料浸透剤を付
着させるために作動状態で配設された染料浸透剤アプリ
ケータ装置の概要図、第9図は、管の内面を洗浄するた
めに作動状態で配設された管状片式洗浄装置の斜視断面
図、第10図は、管の内面を洗浄するために作動状態で
配設された円板・縦棒式洗浄装置の斜視断面図、第11
図は、円板支持台の垂直断面図である。 40・・・管状部材(U形管)45・・・管状部材の内
面170・・・ゴム型製作装置190・・・容器192
・・・型材料      230・・・軸300・・・
型材料室     310・・・第1室端320・・・
第2室@      340・・・ピストン350・・
・ピストン底部   360・・・ピストン頭部400
・・・型材料室に連通ずる通路 410・・・出口ポート 出願人  ウェスチングハウス・エレクトリック・コー
ポレーション FIG、 4 FIG、 5 FIG、 6 FIG、7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)管状部材の内面の像を得る方法であつて、(a)前
    記内面の尖鋭な像を得るため前記内面の異物を取り除く
    よう洗浄し、 (b)型材料を造るためある量のシリコンゴムとある量
    の硬化触媒とを所定の比率で混合し、(c)被検出部の
    記録の可視性を高めるために前記内面を蛍光もしくは非
    蛍光染料浸透剤で被覆する、 諸ステップからなる、管状部材の内面の像を得る方法。 2)管状部材の内面にある小さな被検出部の雌型複製像
    を得る装置であって、 (a)第1室端と第2室端とを有する、型材料を受け入
    れるための型材料室を画成する容器と、(b)前記型材
    料を前記型材料室内を通して押すために前記型材料室内
    に滑動自在に配設されると共に、前記第1室端に対峙す
    るピストン底部と前記第2室端に対峙するピストン頭部
    とを有するピストンと、 (c)前記容器に結合されて、前記型材料室から型材料
    を受け取るため同型材料室に連通する通路を内部に有す
    ると共に、外面を有し、そして前記型材料を前記通路か
    ら前記管状部材の内面に出すために前記通路から前記外
    面へと延びる出口ポートを有する軸と、 を備えた管状部材の内面の複製像を得る装置。
JP1093237A 1988-04-15 1989-04-14 管内面の複製像を得る方法及び装置 Pending JPH0242346A (ja)

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US182,018 1988-04-15

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