JPH0242317A - オプティカル・エンコーダ - Google Patents

オプティカル・エンコーダ

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JPH0242317A
JPH0242317A JP19329188A JP19329188A JPH0242317A JP H0242317 A JPH0242317 A JP H0242317A JP 19329188 A JP19329188 A JP 19329188A JP 19329188 A JP19329188 A JP 19329188A JP H0242317 A JPH0242317 A JP H0242317A
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JP
Japan
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light
luminous flux
light emitting
slit
interference fringe
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Pending
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JP19329188A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamata
洋 鎌田
Tsuguto Hando
半藤 嗣人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IWATSUU SEIMITSU KK
Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
IWATSUU SEIMITSU KK
Iwatsu Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はオプティカル・エンコーダに関する。
具体的には、可干渉性の高い光を重ね合わせることによ
って形成される干渉縞を利用することにより、高分解能
で測定精度が高く、しかも低コストのオプティカル・エ
ンコーダを提供せんとするものである。
[従来の技術] 従来のオプティカル・エンコーダの構成例として、ロー
タリ・エンコーダを第4A図に示し説明する。
21はその円周方向に同じ幅のスリット31を等間隔で
前円周上に設けた回転円盤、22は回転円盤21を回転
せしめるための回転軸、23は光を射出するための、発
光ダイオードなどの発光素子、24は回転円盤21のス
リット31と同一幅のスリット32を等間隔で設けたイ
ンデックス・スケールであり、回転円盤21に密接した
位置に固定されている。25は発光素子23からの射出
光を受光して電気信号に変換するための、フォト・ダイ
オードなどの受光素子であり、回転円盤21およびイン
デックス・スケール24をはさんで発光素子23と対向
して配置されている。
このように構成されたロータリ・エンコーダを用いて被
測定物の回転角度や回転数などを検出する方法を説明す
ると、ロータリ・エンコーダの回転軸22を、図示され
てはいない被測定物の回転軸に、各軸の中心が一致する
ように取り付けて被測定物を回転せしめる。被測定物が
回転すると、発光素子23からは光が放射され、第4B
図に示すように、回転円盤21の移動するスリット31
の位置が、インデックス・スケール24の固定したスリ
ット32の位置と一致したときに通過する光を、受光素
子25により受光して、第4C図に示すような発光素子
23.ホト・トランジスタである受光素子25.シュミ
ット・トリガ素子26を含む回路を用いてパルスを発生
せしめ、得られるパルス数をカウントすることにより、
被測定物の回転角度などの回転に関する情報を得ている
第4A図に示したロータリ・エンコーダによる被測定物
の回転方向の検出は、第4D図に示すように、インデッ
クス・スケール24に設けるスリットを2列として、双
方の位置関係を、たとえば、1/4ピツチずらして、そ
れぞれの列のスリットを通過する光を2つの受光素子に
よりそれぞれ受けて電気信号に変換して、いずれの列の
受光素子が先に受光(消光)したかを検出することによ
り、行われている。
以上説明したロータリ・エンコーダとは別に物体の移動
口を光学系を用いて測定する方法として、回折体による
回折波の位相変化が回折体の移動量に比例する性質に着
目して、回折波を分離干渉せしめて生ずる干渉縞の変化
から回折体の移動量を検出することにより、この回折体
を付着した物体の移動口を測定するという方法もあった
(従来例2、特公昭50−23617号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] 第4A図に示した従来例により分解能を高めるために、
回転円盤21およびインデックス・スケール24のスリ
ット31.32のピッチを細かくすると、回折を生じて
スリットの像にぼけが発生するため、光信号としてのコ
ントラストが低下して、受光素子25による信号の読取
りがむずかしくなるという解決すべき課題があった。
また、被測定物からの機械的振動により回転軸22のス
ラスト(軸)方向におけるガタが生ずるため、回転円盤
21とインデックス・スケール24との間隔が変化し、
その結果光信号のコントラストが変化したり、あるいは
高調波を伴ったりするという欠点があり、しかも回転軸
22のガタをなくしたり、小ざくすることは困難であり
、この面からも高分解能化が実現され得なかった。
さらに、被測定物の回転方向を検出する手段として、第
4D図に示したような構成を用いると、スリット・パタ
ーンが複雑となるためコスト高となるとともに、微小な
ピッチで1/4ピツチがずらした2列のスリット33.
34を製造することは容易ではないという課題もあった
他方、光学系を用いた従来例2では、回折体による多数
の回折波の中から特定の次数の回折波を分離干渉せしめ
る方法を採用しているため、光学系が複雑となり測定装
置の小形化、薄型化は実現し難く、加えて回折波の位相
変化を光を干渉せしめて検出することから、多数の回折
波の中から分離した2つの回折波の光軸が一致するよう
に高精度の光軸合わせを必要とするため、測定結果に充
分な信頼性を期待することができないという未解決の課
題があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような課題を解決するためになされたも
のであり、発光手段として可干渉性の光を放射するレー
ザ・ダイオードなどを用い、その放射光を平行光束に変
えたうえで、2分し交差せしめて形成される干渉縞を、
インデックス−・スケール24(第4A図)のかわりと
して利用するという手段を講じた。
[作用] このような手段を用いたことにより、空間に光の干渉に
よるインデックス・スケールを形成することができ、高
分解能であると同時に測定精度が高められ、構成も簡素
化されるので、測定時の操作が容易となった。
[実施例] 本発明によるオプティカル・エンコーダの一実施例を第
1A図に示し説明する。ここで、第4A図に対応する構
成要素には同じ記号を付している。
11は、たとえばレーザ・ダイオードなどの可干渉性の
高い光を放射する発光源であり、その射出光をコリメー
タ・レンズ12を通して平行光束に変え、得られた平行
光速をビーム・スプリッタ13を用いて2分する。ビー
ム・スプリッタ13により2分されたそれぞれの平行光
束は、所定の角度をもって向かい合って配置された平面
ミラー14A、14Bで反射し、それぞれの反射光は交
叉角θで重ね合わされて回転円盤21に照射される。
第1B図には、各平面ミラー14A、14Bからのそれ
ぞれの反射光を重ね合わせたときに空間に形成される干
渉、縞の様子を示しており、各平行光束が重ね合わさっ
た部分において、回転円盤21の周面に対して垂直の方
向に干渉縞が形成され、その形成される位置が固定して
いることから、第4A図に示した従来例におけるインデ
ックス・スケール24と同じまたはそれ以上の機能を実
現する。このようにして形成される干渉縞の間隔Wは、
w=(λ/2)X(Sin(θ/2>)−1(ただし、
λは光の波長) である。
そこで、第1A図において、回転円盤21に設ける図示
されてはいないスリットの間隔を上記Wと等しくして、
回転円盤21のスリットの位置が干渉縞の明線部と一致
したときに通過する光を受光素子25により受光すれば
、被測定物の回転角度や回転数に比例した電気信号を得
ることができる。
いま、発光源11として波長λが780nmの半導体レ
ーザを用い、ビーム・スプリッタ13により2分され平
面ミラー14A、14Bで反射された各平行光束が重な
り合う角度θを22.49゜とすると、形成される干渉
縞の間隔Wは、(1)式より、 w=2.0(μm )        (2>であり、
回転円盤21の円周を10cmとすると、1回転につき
受光素子25が受光することにより発生するパルス数N
は、(2)式を用いて、N=5X10’ となり、1150000の高い分解能を得ることができ
る。
このように、スリット32を設けたインデックス・スケ
ール24(第4A図)のかわりに、2つの平行光束が重
なり合って形成される干渉縞を用いれば、回転円盤21
に設けるスリットの間隔をより細かくして高密度のもの
とすることができ、分解能の高いロータリ・エンコーダ
を実現することが可能となる。
また、干渉縞は回転円盤21の局面に対して垂直方向に
形成されるので、図示されてはいない回転軸のスラスト
方向にガタがあったとしても、第4A図に示した従来例
におけるような回転円盤21とインデックス・スケール
24との間隔が変化するというようなことはなく、した
がって、回転円盤21のスリットを通過する回折波の強
度も変化することなく常に一定なものとなる。
ざらに、回折波の位相変化ではなく、回折波の強度変化
を利用するので、従来例2のように特定の次数の回折波
を分離干渉せしめる必要がないため、光学系を著しく簡
素化することができ、そのうえ干渉縞の強度変化が正弦
波状であることから、受光素子25への光信号の強度変
化も正弦波となり、正確な電気信号への変換も容易に得
ることができる。
第2図は本発明の他の実施例を示しており、第1A図に
対応する構成要素には同じ記号を付して説明する。
第2図において、第1A図に示した実施例と異なるとこ
ろは、コリメータ・レンズ12を通して得られた平行光
束を2分して交叉せしめる手段として、ロイド鏡15を
用いていることである。
すなわち、発光21111からの放射光はコリメータ・
レンズ12を通して平行光束となってロイド鏡15の頂
角を形成する2つの面から入射されて、それぞれ交叉す
る方向に屈折して進み、各平行光束が重なり合う部分に
干渉縞を生ずる。
このように、ロイド鏡15を用いれば、ビーム・スプリ
ッタ13および平面ミラー14A、14B(第1A図)
を配置する必要がな・くなり、各部品の固定具や固定位
置の調整を簡素化できるため、少ない部品点数でしかも
精度の高い装置とすることができる。その他の構成要素
については、第1A図に示した実施例において説明した
ところと同じである。
第3図は本発明のさらに他の実施例の要部をなすロイド
鏡15の他の実施例15Bを示すものであり、第2図に
示した実施例におけるロイド鏡15と異なるところは、
ロイド@15Bの一部をなす2つの面ABCDとABE
Fのうちの平行斜線で示す1つの面ABCDに誘電体膜
を蒸着していることである。 ここで、屈折率nの誘電
体膜の厚ざdをたとえば、 d=nxλ=π/4 (ただし、λは光の波長) とすると、ロイドm15Bの面ABCDから入射された
平行光束と、面ABEFから入射される平行光束とが交
叉して形成する干渉縞は、面BGHCから入射された平
行光束と、面BGIEがら入射された平行光速とが交叉
して形成される干渉縞に対して、その位相が45°遅延
されたものとなる。したがって、形成される干渉縞は、
正確に1/4ピツチずれた2相となり、第4D図の場合
と同様にして2個の受光要素を用いて受光するならばそ
の位相関係から被測定物の回転方向を識別することがで
き、第4D図に示したような1/4ピッ2列のスリット
を設ける方法よりも、コストの低減化およびスリットの
ピッチとずれ凹の高精度化が可能となる。なお、その他
の構成要素は第2図に示した実施例と同じである。
以上においては、被測定物の回転に関する情報を得るた
めのロータリ・エンコーダを例として説明したが、被測
定物の直線移動に関する情報を得るためのリニア・エン
コーダにも本発明は適用され得るものであり、また、ロ
ータリ・エンコーダにおいて、第1の光源および受光素
子の組と回転軸に関して対称な位置(180”回転した
位置)に、第2の光源および受光素子の組を配置して、
第1の組のパルス数と第2の組のパルス数の平均値をと
れは、回転軸のラジアル(径)方向のガタとタオレによ
る効果を補正することになり、測定精度を高めることが
できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によるならば、
可干渉性の高い光を重ね合わせることにより形成される
干渉縞の明線部を、スリットのかわりに利用することか
ら、高分解能かつ測定精度が高く、しかも操作が容易な
オプティカル・エンコーダを低価格で実現することがで
きるので、本発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の一実施例の構成図、第1B図は第1
A図における各平面ミラーからの反射光により形成され
る干渉縞の様子を示す光干渉図、 第2図は本発明の他の実施例の構成図、第3図は本発明
のさらに他の実施例の要部の構成を示す斜視図、 第4A図は従来例の構成を示す斜視図、第4B図は第4
A図における回転円盤およびインデックス・スケールの
、スリットの幅方向の断面図、 第4C図は第4A図における受光素子が受ける光信号を
電気信号に変換するための回路図、第4D図は第4A図
における被測定物の回転方向を検出するためのインデッ
クス・スケールの一例を示す平面図である。 11・・・発光源 12・・・コリメータ・レンズ 13・・・ビーム・スプリッタ 14A、14B・・・平面ミラー 15.158・・・ロイド鏡 21・・・回転円盤   22・・・回転軸23・・・
発光素子 24・・・インデックス・スケール 25・・・受光素子 26・・・シュミット・トリガ素子 31.32,33.34・・・スリット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可干渉性の光を放射するための発光手段(11)と
    、 前記発光手段からの放射光を平行光束とするためのコリ
    メータ手段(12)と、 前記コリメータ手段を通して得られる平行光束を2分し
    交差させて干渉縞を形成するための干渉縞形成手段(1
    3、14A、14B、15、15B)と、 前記干渉縞形成手段により形成される干渉縞の間隔と実
    質的に同一幅の複数のスリットを設けた移動体(21)
    と、 前記干渉縞の明線部と前記スリットの位置とが一致した
    ときに通過する光を電気信号に変換するための受光手段
    (25)と、 を含むオプティカル・エンコーダ。
JP19329188A 1988-08-02 1988-08-02 オプティカル・エンコーダ Pending JPH0242317A (ja)

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