JPH024203Y2 - - Google Patents

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JPH024203Y2
JPH024203Y2 JP215884U JP215884U JPH024203Y2 JP H024203 Y2 JPH024203 Y2 JP H024203Y2 JP 215884 U JP215884 U JP 215884U JP 215884 U JP215884 U JP 215884U JP H024203 Y2 JPH024203 Y2 JP H024203Y2
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JP
Japan
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bolt
washer
hole
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thin plate
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JP215884U
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JPS60115334U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、コンクリート型枠の穴埋材に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
メタルフオームの型枠は、合板型枠に比べて耐
久性に富み転用回数が多いというメリツトがある
が、転用に際しては緊張用のボルト穴やその他の
小さな開孔を塞いで用いることが多い。かかる穴
塞ぎには打ち込みプラグ系のものと取り外しプラ
グ系のものがあり、後者は前者に比べて転用可能
で経済性に富みまた穴の大きさに左右されないの
で汎用性があるという利点を有する。この取り外
しプラグ系のものとして、従来第1図に示すよう
に金属製円板11の裏面に中心部から左右にひげ
状に突出する板スプリング12,12′を取付け
たものが存在する。
使用法は第2図に示すように、例えばメタルフ
オームの型枠13の穴13aの周囲を板1とスプ
リング2,2′とで挟み込むようにして該円板1
1を穴13aの内側に固定する。ところで、この
従来の穴埋材は転用回数が増すとスプリング1
2,12′の弾力性が低下してしまい、スプリン
グ12,12′が穴13aから内側に抜け出て全
体が脱型の際に躯体の方に取り残されるおそれが
ある。また、スプリング12,12′の適正な弾
性を得られる型枠13の厚さはかなり限定された
ものとなるので、合板型枠等面板の厚いものでは
使用できない。
〔考案の目的〕
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
数多い転用が可能であり、型枠面板の厚さに左右
されず強い力で確実に着装でき、しかも構成部品
毎の補充が可能なので無駄がなく、また着脱作業
が簡単なコンクリート型枠の穴埋材を提供するこ
とにある。
〔考案の要点〕
しかしてこの目的は本考案によれば、中心部か
らボルトを垂設した薄板と、該ボルトが貫通し薄
板との対向面にずれ止め用の打ち出し部を突設し
た座金と、この座金をボルトに沿つて押圧する螺
合手段との組合せからなることにより達成され
る。
〔考案の実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第3図は本考案の穴埋材の実施例を示す正面
図、第4図は同上側面図で、図中1は厚さ約1mm
程度の薄板で、金属製円板からなり、銅製若しく
はアルミニウム製とする。例えば銅板の場合は表
面にアルミメツキを施すとか、他の金属板の場合
も含めて熱溶着の合成樹脂コーテイングを施すこ
とも考えられる。
この薄板1の中心部からボルト2を垂設する
が、該ボルト2は低温スポツト溶接で取付ければ
板1に影響を与えないですむ。
3は前記ボルト2付きの薄板1に組合せる座金
であり、板1の直径とほぼ同程度の縦長の矩形
で、中心部にボルト2を貫通させる孔4を形成
し、またその両側に打ち出し部5,5′を突設し
た。この打ち出し部5,5′は座金3をボルト2
に嵌めた際に、板1に対向する面に突出し、その
突出長は約2mm程度でまた打ち出し部5,5′の
相互間隔に塞ごうとする型枠側の穴の直径よりも
わずかに小さ目なものとする。
図中6は蝶ナツトで、座金3を挟んでボルト2
に螺合するものである。
なお、合成樹脂で板1とボルト2を一体成形
し、座金3や蝶ナツトも合成樹脂で製造してもよ
く、さらに板1を第2図において右側面がへこむ
ように全体としてゆるやかな凹面状に形成すれ
ば、後述のように型枠面板に当接させたときにバ
ネ効果を発揮できる。
また、他の実施例として前記蝶ナツト6を用い
ずに第5図に示すように座金3′を中央を膨出さ
せたリブ7を設けたものとし、このリブ7にネジ
穴8を形成した。このようにすれば座金3′自体
がナツトを兼ね、部品数を削減することができ
る。
次に使用法及び作用について説明すると、第6
図はメタルフオームの型枠13に使用する場合の
例を示す斜視図で、穴13aを塞ぐには、コンク
リート打設側から板1を当て貫通突出したボルト
2に反対側から座金3を嵌め、さらに蝶ナツト6
を螺合してこれで締め付ける。このようにすれ
ば、第7図に示すように型枠13の穴13aの周
囲は薄板1と座金3とで狭まれ、穴13aは薄板
1でしつかりと塞がれる。なお、打ち出し部5,
5′は穴13a内に挿入して全体がずれるのを防
止するものであるが、5,5′のうちいずれか一
つが穴13aの縁に接していればズレ防止の効果
は発揮できるので、穴13aが割と大きなもので
あつても不都合は生じない。また、薄板1を凹面
状に弯曲した場合周縁を型枠13にしつかりと密
着させることができるのでコンクリートのノロが
にじみでるのも防止できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のコンクリート型枠の
穴埋材は、ボルトによる締付けを利用するので丈
夫で数多い転用が可能であり、メタルフオーム等
金属製型枠のみならず厚さの厚い合板製型枠にも
使用でき、型枠面板の厚さに左右されず強い力で
確実に着装できるものである。また、構成部品の
補充が可能なので無駄が少なく、着脱作業も迅速
かつ簡単に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の穴埋材を示す正面図、第2図は
同上使用状態を示す横断平面図、第3図は本考案
の穴埋材の実施例を示す正面図、第4図は同上側
面図、第5図は他の実施例を示す座金の側面図、
第6図は使用状態を示す斜視図、第7図は同上縦
断側面図である。 1…薄板、2…ボルト、3,3′…座金、4…
孔、5,5′…打ち出し部、6…蝶ナツト、7…
リブ、8…ネジ穴、11…金属製円板、12,1
2′…板スプリング、13…型枠、13a…穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中心部からボルトを垂設した薄板と、該ボル
    トが貫通し薄板との対向面にずれ止め用の打ち
    出し部を突設した座金と、この座金をボルトに
    沿つて押圧する螺合手段との組合せからなるこ
    とを特徴とするコンクリート型枠の穴埋材。 (2) 螺合手段は、ボルトに取付ける蝶ナツトであ
    る実用新案登録請求の範囲の第1項記載のコン
    クリート型枠の穴埋材。 (3) 螺合手段は、座金にリブを設けここに形成し
    たネジ穴である実用新案登録請求の範囲の第1
    項記載のコンクリート型枠の穴埋材。
JP215884U 1984-01-11 1984-01-11 コンクリ−ト型枠の穴埋材 Granted JPS60115334U (ja)

Priority Applications (1)

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JP215884U JPS60115334U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 コンクリ−ト型枠の穴埋材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP215884U JPS60115334U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 コンクリ−ト型枠の穴埋材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60115334U JPS60115334U (ja) 1985-08-05
JPH024203Y2 true JPH024203Y2 (ja) 1990-01-31

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ID=30475573

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP215884U Granted JPS60115334U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 コンクリ−ト型枠の穴埋材

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JP (1) JPS60115334U (ja)

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JPS60115334U (ja) 1985-08-05

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