JPH0241488A - 高濃度抄紙用ドライヤ - Google Patents
高濃度抄紙用ドライヤInfo
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- JPH0241488A JPH0241488A JP18661588A JP18661588A JPH0241488A JP H0241488 A JPH0241488 A JP H0241488A JP 18661588 A JP18661588 A JP 18661588A JP 18661588 A JP18661588 A JP 18661588A JP H0241488 A JPH0241488 A JP H0241488A
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Links
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- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は高濃度抄紙に於ける紙匹の紙力向上のために改
良された高濃度抄紙用ドライヤに関するものである。
良された高濃度抄紙用ドライヤに関するものである。
[従来の技術]
高濃度抄紙は従来の抄紙法にくらべて水分含量が少ない
ため、乾燥工程でエネルギーを節約出来ることや、ワイ
ヤーの縮少が可能である等、種々の利点があることから
、近年注目されている。
ため、乾燥工程でエネルギーを節約出来ることや、ワイ
ヤーの縮少が可能である等、種々の利点があることから
、近年注目されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、高濃度抄紙では従来の低濃度で抄紙した紙とは
繊維の配向が異なり、第4図に示す従来のドライヤドラ
ム1による乾燥では繊維間の結合が弱いため紙力が劣る
ことが確認されている。
繊維の配向が異なり、第4図に示す従来のドライヤドラ
ム1による乾燥では繊維間の結合が弱いため紙力が劣る
ことが確認されている。
本発明は上記のような、紙力か弱いという高濃度抄紙の
欠点をなくすことを目的としてドライヤに改良を加えた
ものである。
欠点をなくすことを目的としてドライヤに改良を加えた
ものである。
[課題を解決するための手段]
本発明はドライヤパート中に、少なくとも2個の大径ド
ラムを近接して配列し、該大径ドラムの周囲に少なくと
も2個の押付ロールを設けてなることを特徴とする高濃
度抄紙用ドライヤにかかるものである。
ラムを近接して配列し、該大径ドラムの周囲に少なくと
も2個の押付ロールを設けてなることを特徴とする高濃
度抄紙用ドライヤにかかるものである。
[作 用]
高濃度抄紙されたウェットシートは大径ドラムに巻かれ
押付ロールにより押付けられて走行方向に張力及び厚み
方向に圧力か加えられた状態で加熱乾燥されるので、紙
匹はしまり、繊維間結合が強まる。
押付ロールにより押付けられて走行方向に張力及び厚み
方向に圧力か加えられた状態で加熱乾燥されるので、紙
匹はしまり、繊維間結合が強まる。
紙匹が乾燥して水分がなくなった状態では、元にもどる
量は少な(、圧力を加えなかった場合に比較して紙力が
強化される。
量は少な(、圧力を加えなかった場合に比較して紙力が
強化される。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の一実施例であり、従来のドライヤドラ
ムlの間に大径ドラム2を近接して配置し、該大径ドラ
ム2周囲に押付ロール3を配置した例である。
ムlの間に大径ドラム2を近接して配置し、該大径ドラ
ム2周囲に押付ロール3を配置した例である。
該大径ドラム2の径は3〜6mであり、少なくとも2個
、二股には偶数個配列する。該大径ドラム2間の距離は
出来るだけ小さくする。該大径ドラム2は水分蒸発の多
いゾーンに配列するとよい。
、二股には偶数個配列する。該大径ドラム2間の距離は
出来るだけ小さくする。該大径ドラム2は水分蒸発の多
いゾーンに配列するとよい。
押付ロール3は大径ドラム2の周囲に配置するが、ゴム
ロール、纏巻ロール、サクション付網巻ロール等を用い
、その数も少なくとも2個以上で各大径ドラム2に同数
配置するとよい。
ロール、纏巻ロール、サクション付網巻ロール等を用い
、その数も少なくとも2個以上で各大径ドラム2に同数
配置するとよい。
該ドラムの乾燥条件は、温度80〜150℃、ニップ圧
90〜150Kg/amである。
90〜150Kg/amである。
又乾燥用カンバス5としては通気度が高く、表面の密な
ものが望ましく、乾燥中加工するので、継手か用具厚み
の内におさまるようにして、紙匹4に皺等が生じないよ
うにする。
ものが望ましく、乾燥中加工するので、継手か用具厚み
の内におさまるようにして、紙匹4に皺等が生じないよ
うにする。
以下作用について述べる。
高濃度抄紙された紙匹4はプレスパートを出て、従来型
のドライヤ1に入る。最初のドライヤlに入った紙匹4
では、紙匹4の温度上昇のためにのみ熱は消費され、水
分の蒸発にまでは至らない。この部分は第2図の左部分
で加熱ゾーンという。
のドライヤ1に入る。最初のドライヤlに入った紙匹4
では、紙匹4の温度上昇のためにのみ熱は消費され、水
分の蒸発にまでは至らない。この部分は第2図の左部分
で加熱ゾーンという。
次に加熱された紙匹4は、第2図中央の恒率乾燥ゾーン
に入る。
に入る。
該ゾーンは水分の蒸発割合か一定で最も水分蒸発が著し
い。
い。
本発明の大径ドラム2は該ゾーンに配列されているので
、紙匹4は大径ドラム2と押付ロール3の間で加圧、加
熱されながら水分を失って行く。
、紙匹4は大径ドラム2と押付ロール3の間で加圧、加
熱されながら水分を失って行く。
従って、紙匹4は大径ドラム2に巻き付けられ更に押付
ロール3によりニップされて、紙匹4の走行方向に張力
がかかると共に紙匹4の厚み方向に圧力がかかるので、
繊維間の結合がゆるむことなく乾燥されるので繊維間の
結合が強化され、紙力が大幅に向上する。
ロール3によりニップされて、紙匹4の走行方向に張力
がかかると共に紙匹4の厚み方向に圧力がかかるので、
繊維間の結合がゆるむことなく乾燥されるので繊維間の
結合が強化され、紙力が大幅に向上する。
ニップ圧は、近接配置された偶数本の大径ドラム2て同
数回加えられるので、大径ドラム2間の非拘束の範囲が
短かいため繊維間の結合のゆるみか生ずることなく、又
紙匹4の両面性が強調されず、製品になった時のカール
等の危険が生じない。
数回加えられるので、大径ドラム2間の非拘束の範囲が
短かいため繊維間の結合のゆるみか生ずることなく、又
紙匹4の両面性が強調されず、製品になった時のカール
等の危険が生じない。
更に紙匹4は再び従来型ドライヤlに入る。
ここでは、紙匹4の乾燥は第2図右側の減率乾燥ゾーン
となり、水分が殆んど離脱して、水分の蒸発は漸次減少
する。
となり、水分が殆んど離脱して、水分の蒸発は漸次減少
する。
紙匹4は所定の水分含量となって、次の工程に移る。
押付ロール2は一般にゴムロールであるが、纏巻ロール
やサクション付網巻ロールを使用すれば、空気の巻き込
みがなく、紙匹4がばたつかず、通紙が円滑に行われて
、皺や紙切れの危険かなくなる。但し用いるカンバス5
が通気度が高いときはソリッドロールでもよい。
やサクション付網巻ロールを使用すれば、空気の巻き込
みがなく、紙匹4がばたつかず、通紙が円滑に行われて
、皺や紙切れの危険かなくなる。但し用いるカンバス5
が通気度が高いときはソリッドロールでもよい。
第3図は本発明の他の実施例であり、前記実施例と略同
様の構成において、大径ドラムをより大径にして2個配
列し、押付ロールは本実施例では各々8個づつ配置した
例である。高濃度抄紙に於て、紙匹は押付ロールで圧力
がかけられて乾燥されるので繊維間の結合が強化され、
紙力が大幅に向上する。
様の構成において、大径ドラムをより大径にして2個配
列し、押付ロールは本実施例では各々8個づつ配置した
例である。高濃度抄紙に於て、紙匹は押付ロールで圧力
がかけられて乾燥されるので繊維間の結合が強化され、
紙力が大幅に向上する。
尚、本発明の高濃度抄紙用ドライヤは、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
。
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の高濃度抄紙用ドライヤに
よれば、大径ドラムと押付ロールの間で、高濃度抄紙し
た紙匹を加°圧しつつ乾燥するようにしたので、繊維が
密着し、結合力か強化されて従来加圧しなかった場合に
比較して、紙力が著しく増強する等の種々の優れた効果
を奏し得る。
よれば、大径ドラムと押付ロールの間で、高濃度抄紙し
た紙匹を加°圧しつつ乾燥するようにしたので、繊維が
密着し、結合力か強化されて従来加圧しなかった場合に
比較して、紙力が著しく増強する等の種々の優れた効果
を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は乾燥工程
中に於ける水分蒸発の状態図、第3図は本発明の他の実
施例の説明図、第4図は従来のドライヤドラムの一例を
示す説明図である。 1は従来のドライヤドラム、2は大径ドラム、3は押付
ロール、4は紙匹、5は乾燥用カンバスを示す。
中に於ける水分蒸発の状態図、第3図は本発明の他の実
施例の説明図、第4図は従来のドライヤドラムの一例を
示す説明図である。 1は従来のドライヤドラム、2は大径ドラム、3は押付
ロール、4は紙匹、5は乾燥用カンバスを示す。
Claims (1)
- 1)ドライヤパート中に、少なくとも2個の大径ドラム
を近接して配列し、該大径ドラムの周囲に少なくとも2
個の押付ロールを設けてなることを特徴とする高濃度抄
紙用ドライヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18661588A JPH0241488A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 高濃度抄紙用ドライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18661588A JPH0241488A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 高濃度抄紙用ドライヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241488A true JPH0241488A (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=16191679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18661588A Pending JPH0241488A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 高濃度抄紙用ドライヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241488A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739296A (en) * | 1980-07-02 | 1982-03-04 | Buratsukuukurooson Intern Ltd | Method and apparatus for producing paper and paperboad |
JPS58500256A (ja) * | 1981-02-17 | 1983-02-17 | ウエイエルホイザ−・カンパニ− | 高速紙乾燥 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP18661588A patent/JPH0241488A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739296A (en) * | 1980-07-02 | 1982-03-04 | Buratsukuukurooson Intern Ltd | Method and apparatus for producing paper and paperboad |
JPS58500256A (ja) * | 1981-02-17 | 1983-02-17 | ウエイエルホイザ−・カンパニ− | 高速紙乾燥 |
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