JPH024104Y2 - - Google Patents

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JPH024104Y2
JPH024104Y2 JP7814685U JP7814685U JPH024104Y2 JP H024104 Y2 JPH024104 Y2 JP H024104Y2 JP 7814685 U JP7814685 U JP 7814685U JP 7814685 U JP7814685 U JP 7814685U JP H024104 Y2 JPH024104 Y2 JP H024104Y2
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JP7814685U
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガラス切断具に関するものであ
る。
〔従来の技術およびその問題点〕
筒形ホルダの先端部にヘツドを接続し、そのヘ
ツド先端部に円形のカツタを回転可能に設け、こ
のカツタ外周の切れ刃に上記ホルダ内部に充填し
た油を導いて切断作業を行なうようにしたガラス
切断具は従来から存在する。
ところで、従来のガラス切断具はホルダの後端
部に設けた空気置換用通路を開放してカツタの外
周に油を導く構成であるため、切断作業の休止時
に空気置換用通路が開放していると、油がぼた落
ちし、これを防止するため、切断作業後には必ら
ず通路を閉鎖しなければならず、きわめて不便で
あつた。
〔考案の課題〕
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、切
断作業時にのみカツタの外周に給油し得るように
することを技術的課題としている。
〔考案の構成〕
上記の課題を解決するために、この考案は、開
閉可能な空気置換用通路を後端部に有する筒形ホ
ルダの先端部にヘツドを設け、そのヘツドにホル
ダの内部と連通してヘツド先端面で開口する段付
きのロツド挿入孔を形成し、このロツド挿入孔に
挿入されたロツドの先端部にカツタを取付け、上
記ロツドには先端の開口がカツタ上部に臨み、他
端の開口がロツド挿入孔の小径孔部に位置してロ
ツドの押し込みによる軸方向の移動時に他端の開
口がロツド挿入孔の大径孔部に臨む通路を形成
し、この通路の他端の開口がロツド挿入孔の小径
孔部で閉鎖される方向にロツドを軸方向に押圧す
るスプリングを設けた構成としたのである。
〔作用〕
上記の構成から成る切断具において、ホルダ内
部に油を充填し、空気置換用通路を開放して先端
のカツタをガラス板に押し付けると、ロツドが軸
方向に移動してそのロツドに設けた通路の他端の
開口がロツド挿入孔の大径孔部に臨む。このた
め、ホルダ内部の油はロツド挿入孔およびロツド
の通路を流れ、その通路先端の開口から流出する
ので、カツタの外周に油を供給することができ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
図示のように、全体又は一部が透明な材料から
成る筒形ホルダ1の後端部内側には栓体2のねじ
軸3がねじ込まれ、そのねじ軸3の外周に形成し
た軸方向のフラツト面4とホルダ1の内周面との
間に空気置換用通路5が設けられている。この通
路5は栓体2の回動によつて開閉し、栓体2を締
め付けて下端のパツキン6をホルダ1の端面に押
付けることにより通路5は閉鎖される。
また、ホルダ1の先端部にはヘツド10に設け
た接続筒11がねじ結合されている。実施例の場
合は、ヘツド10と接続筒11とが別部材である
が、ヘツド10に接続筒11を一体に設けてもよ
い。このヘツド10は扁平な角形に形成され、図
示では省略したが外周の平面が定規に対する案内
面になつている。
またヘツド10には、ホルダ1の内部に連通す
る段付きのロツド挿入孔12が設けられ、そのロ
ツド挿入孔12はヘツド10の先端面で開口して
いる。このロツド挿入孔12にはロツド13がス
ライド可能に挿入され、そのロツド13の上部に
設けた大径の頭部14はロツド挿入孔12の大径
孔部12′においてスライド可能になつている。
上記頭部14の外周面には軸方向のガイド溝1
5が設けられ、ヘツド10の側面からロツド挿入
孔12に向けてねじ込んだビス16の先端部を上
記ガイド溝15に挿入してロツド13を回り止め
してある。なお、ロツド挿入孔12を角孔とし、
ロツド13を角軸とすることにより、上記の回り
止め機構を不要とすることができる。
また、頭部14の下面にはパツキン17が取付
けられ、上記頭部14の上部に配置したスプリン
グ18の弾力はその頭部14を押し下げてパツキ
ン17をロツド挿入孔12の内周の段部19に押
し付けるようになつている。このパツキン17
は、段部19に取付けることもできる。
上記ロツド13の先端部は、ヘツド10の先端
面から前方に突出し、その先端部に二股片20を
形成し、この二股片20で円形のカツタ21を回
転可能に支持してある。また、ロツド13には軸
方向の通路22が設けられ、その通路22の一端
開口はカツタ21の外周上部で開口し、他端の開
口はロツド13の外周面で開口している。通路2
2の他端の開口は、通常、ロツド挿入孔12の小
径孔部12″によつて閉鎖され、上記ロツド13
を軸方向に押し込むと、大径孔部12′の内側に
臨むようになつている。なお、通路22の他端の
開口が大径孔部12′に臨む状態でロツド13を
停止させる移動量制限機構を設けておくのが好ま
しい。その制限機構として、ガイド溝15にねじ
16が当接する段を設ける方法、大径孔部12′
の内周に突起を設け、その突起に頭部14の端面
を当接させる方法など採用することができる。
実施例で示すガラス切断具は上記の構造から成
り、このガラス切断具は、ホルダ1の内部に油を
充填した状態でガラスの切断作業を行なうように
する。
いま、ホルダ1の内部に油を充填した状態にお
いて、栓体2の回動によつて空気置換用通路5を
開放し、そしてガラス板にカツタ21を押し付け
ると、ロツド13が軸方向に押し込められるた
め、パツキン17は段部19から離反し、ロツド
13に設けた通路22の他端の開口は、ロツド挿
入孔12の大径孔部12′に臨む。このため、ホ
ルダ1の内部と通路22とが連通し、ホルダ1内
部の油は上記通路22に流れて通路22の一端開
口から流出し、カツタ21の外周に油を供給する
ことができる。
ガラス板の切断作業は、カツタ21を押し付け
た状態で行なうようにし、その切断作業の完了
後、カツタ21の押し付けを解除すると、ロツド
13が軸方向に移動してパツキン17が段部19
に当接し、また通路22の他端の開口はロツド挿
入孔12の小径孔部12″の内周面で閉鎖される
ため、通路22とホルダ1の内部の連通は遮断さ
れ、カツタ21に対する油の供給を自動的に停止
させることができる。このように、通路22は小
径孔部12″によつて閉鎖されるため、パツキン
17を省略することもできる。
〔効果〕
以上のように、この考案によれば、ガラス板に
カツタを押し付けることによりロツドが軸方向に
押し込まれてホルダ内部に充填した油がロツドに
形成した通路に流れ、この通路の一端の開口から
流れ出るため、ロツドの先端部に取付けたカツタ
の外周に自動給油することができると共に、ガラ
ス板の切断時のみ給油することができる。したが
つて、ガラス板の切断作業の能率向上に大きな効
果を挙げることができ、切断作業の完了後におけ
る油の漏洩を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るガラス切断具の一実施
例を示す縦断正面図、第2図は同上のロツドを示
す斜視図、第3図は第1図の−線に沿つた拡
大断面図である。 1……ホルダ、5……空気置換用通路、12…
…ロツド挿入孔、12′……大径孔部、13……
ロツド、18……スプリング、22……通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉可能な空気置換用通路を後端部に有する筒
    形ホルダの先端部にヘツドを設け、そのヘツドに
    ホルダ内部と連通してヘツド先端面で開口する段
    付きのロツド挿入孔を形成し、このロツド挿入孔
    にスライド可能に挿入されたロツドの先端部にカ
    ツタを取付け、上記ロツドには先端の開口がカツ
    タ上部に臨み、他端の開口がロツド挿入孔の小径
    孔部に位置してロツドの押し込みによる軸方向の
    移動時に他端の開口がロツド挿入孔の大径孔部に
    臨む通路を形成し、この通路の他端の開口がロツ
    ド挿入孔の小径孔部で閉鎖される方向にロツドを
    軸方向に押圧するスプリングを設けたガラス切断
    具。
JP7814685U 1985-05-22 1985-05-22 Expired JPH024104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7814685U JPH024104Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

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JP7814685U JPH024104Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

Publications (2)

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JPS61191438U JPS61191438U (ja) 1986-11-28
JPH024104Y2 true JPH024104Y2 (ja) 1990-01-31

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ID=30621857

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JP7814685U Expired JPH024104Y2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9138910B2 (en) 2005-12-01 2015-09-22 Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. Scribe device, scribe method, and tip holder
KR101182539B1 (ko) * 2005-12-01 2012-09-12 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 스크라이브 장치의 팁홀더 교환 방법
KR101200390B1 (ko) * 2007-06-06 2012-11-12 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 핸드 커터용 팁 홀더 및 그것을 구비한 핸드 커터
JP5239547B2 (ja) 2008-06-23 2013-07-17 三星ダイヤモンド工業株式会社 チップホルダ、ホルダユニット、スクライブヘッド及びスクライブ装置

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JPS61191438U (ja) 1986-11-28

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