JPH0240970Y2 - - Google Patents

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JPH0240970Y2
JPH0240970Y2 JP1987133012U JP13301287U JPH0240970Y2 JP H0240970 Y2 JPH0240970 Y2 JP H0240970Y2 JP 1987133012 U JP1987133012 U JP 1987133012U JP 13301287 U JP13301287 U JP 13301287U JP H0240970 Y2 JPH0240970 Y2 JP H0240970Y2
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mesh
paint
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attached
wire
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JP1987133012U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は塗装作業や粉塵環境下での作業で使用
する安全眼鏡の改良に関するものである。
(従来の技術) 一般に吹付け塗装作業や、サンダー処理、清
掃、解体などの粉塵環境下で作業を行う場合、マ
スクをすると共に、眼を保護するために安全眼鏡
を掛けている。
従来の安全眼鏡は軟質のプラスチツクで筒状に
形成した保護カバーの前面に、透明なガラス板や
プラスチツク板を取付けた構造のものが用いられ
ている。
この保護眼鏡は、バンドで頭に固定し、保護カ
バーが顔に密着するようになつているので、保護
カバーに空気抜きが設けられていても、作業中に
汗をかくとガラス面が内側から曇つてしまい、特
にマスクをしての作業のため汗をかき易く、5〜
10分程度で視界が悪くなつてしまう問題があつ
た。
また吹付け塗装を行う場合、エアーだ霧状に吹
付けるため、塗料が被塗装面で跳ね返つて保護眼
鏡のガラスの前面に付着し、特に上向きでの作業
の場合には一瞬のうちに視界が妨げられ作業性が
悪く、危険でもある。
またガラス面に付着した塗料はシンナーなどの
溶剤で洗い落とすことができるが、ガラスは高価
で洗浄もめんどうであるため、通常は透明なプラ
スチツク板が多く用いられている。
しかしながらプラスチツクは溶剤で洗浄できな
いため、保護カバーが使用できてもプラスチツク
板と一体となつているので使い捨てとなり通常の
塗装作業では1日の作業で10数個使用しておりそ
の費用も多くかかつていた。
またこのような問題があることから、保護眼鏡
をしないで作業する人もあるが、塗料が眼に入つ
たり、サンダー作業のときに鉄片や、砂、切れた
ワイヤーなどが眼に入つて怪我をすることも多か
つた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記欠点を除去し、吹付け塗装やサ
ンダー作業を行つても、跳ね返つてくる霧状の塗
料や粉塵が保護カバー内に侵入せず、眼を保護で
きると共に、視界も良好で、汗もかきにくく作業
性も向上し、しかも塗料で汚れた場合には前面側
の化学繊維で形成した安価なメツシユだけを交換
できる安全眼鏡を提供することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、針金のメツシユを張付けた眼鏡枠を
筒状の保護カバーの前面に取付けると共に、前記
眼鏡枠の前方に、細い化学繊維を編んだメツシユ
を張付けた眼鏡枠を保護カバーに着脱自在に取付
て二重にした安全眼鏡である。
また本考案に用いるメツシユの網目の大きさは
0.2〜100番程度が好ましく、0.2番以上では網目
が大きく、霧状の塗料や粉塵の遮蔽効果が少な
く、また100番以下の細かい網目では、視界性が
悪くなるので上記範囲が好ましい。
またメツシユを構成する化学繊維としてはナイ
ロン糸などを用い、また針金としては例えば亜鉛
メツキ鉄線やステンレス線などを用いる。
またメツシユの形成方法としては、平織した格
子状のものに限らず、シームレスストツキング地
のように、細いナイロン糸を編んだもの、あるい
は網状に射出成型したもの、または金属板に多数
の小さな丸孔や角孔を打抜き成型したパンチング
メタルでも良い。
(作用) 本考案の安全眼鏡を掛けて、吹付け塗装作業を
行うと、跳ね返つてくる霧状の塗料は前面側の細
い化学繊維を編んだメツシユで遮られ、更に裏側
の針金で形成したメツシユで遮断され保護カバー
内に侵入せず、眼を保護できると共にメツシユに
付着した塗料は網目に沿つて捕集されて付着する
ので視界が妨げられない。
また、筒状の保護カバーは前面にメツシユが設
けられ内部は密閉されていないので、作業中に汗
をかいても、湿気はメツシユを通して外部に排出
されて曇ることがなく、視界も良好である上、汗
もかきにくいので、作業も楽である。
また塗装前のサンダーや、壁面のサンダーによ
る清掃を行う場合、粉塵が舞い上り、砂や鉄片、
切れたワイヤーなどが飛散することがあるが、細
かい粉塵は前面側の化学繊維で形成されたメツシ
ユで阻止され、更に砂や鉄片、切れたワイヤーな
どは裏面側の針金のメツシユで阻止された保護カ
バー内に侵入せず、同様に眼の保護を行うことが
できる。
更に前面側のメツシユに塗料や粉塵が付着して
汚れてきたときには、この細い化学繊維で形成さ
れたメツシユを張付けた眼鏡枠だけを交換すれば
よい。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図を
参照して詳細に説明する。
1aは針金を平織して格子状に形成したメツシ
ユで、これを第2図に示すように鉄板を打抜き成
型した眼鏡枠2の表面に付着されている。
3は軟質のプラスチツクで筒状に形成された保
護カバーで、第2図に示す眼鏡枠2aに針金のメ
ツシユ1a張つたものを、第4図に示すように保
護カバー3の前面に眼鏡枠2に沿つた形状で設け
た凹型の嵌合溝4に嵌合されている。
また1bはシームレスストツキング地と同様に
細いナイロン糸を編んだメツシユで、これを厚紙
で形成した眼鏡枠2bに張付けたものを、前記針
金のメツシユ1aを張付けた眼鏡枠2aの前側
の、保護カバー3の前面にスナツプ7で着脱自在
に取付けて二重構造としたものである。
この場合、針金で形成したメツシユ1aは、ナ
イロン糸で形成したメツシユ1bよりも網目が大
きく、太いものを用いる。
上記安全眼鏡を掛けて吹付け塗装作業を行う場
合、通常はマスクも掛けて行う。吹付けガンを持
つて被塗装面に塗料を吹付けると、塗料が跳ね返
つてくる。このとき霧状の塗料は安全眼鏡の前面
側のナイロン糸で形成されたメツシユ1aと裏面
側の針金で形成されたメツシユ1bとで内側への
侵入が阻止される。
これはメツシユ1a,1bの通気抵抗が大き
く、また保護カバー3は顔に密着して取付けてい
るので内部に空気の侵入がほとんどなく、霧状の
塗料は大部分は前面側のメツシユ1aで跳ね返
る。
また一部の塗料6は、第3図に示すようにナイ
ロン糸で形成された前面側のメツシユ1aに付着
する。
このため、上向きの塗装作業を行つても、霧状
の塗料は保護カバー3内に侵入せず、眼を保護で
きると共に、メツシユ1aに付着した塗料は編目
に沿つて捕集されて付着するので視界が妨げられ
ず安全に作業することができる。
また、従来のガラスやプラスチツクの如く、保
護カバー3内に密閉されていないので、作業中に
汗をかいても、湿気はメツシユ1a,1bを通し
て外部に排出されてガラス板のように曇ることが
なく、視界も良好である上、汗もかきにくいの
で、作業も楽である。
また塗装前のサンダーや、壁面のサンダーによ
る清掃を行う場合、粉塵が舞い上り、砂や鉄片、
切れたワイヤーなどが飛散することがあるが、裏
面側の針金で形成したメツシユ1aは、前面側の
弱いナイロン糸のメツシユ1bをバツクアツプし
て補強し、砂や鉄片の侵入が防止されて保護カバ
ー3内に侵入せず、眼の保護を行うことができ
る。
なお、ナイロン糸のメツシユ1bに塗料6が付
着して汚れてきたときには、スナツプ7を取外し
て使い捨て、新しいメツシユ1aを張付けた眼鏡
枠2bに交換する。また裏面側の針金で形成した
メツシユ1aまで塗料が付着したときには溶剤で
簡単に洗い流すことができる。
なお上記実施例では眼鏡枠2a,2bとして鉄
板や紙を用いたものについて示したが、プラスチ
ツクでも良く、またメツシユ1bと眼鏡枠2bを
プラスチツクで一体に射出成型したものでも良
い。
なお本考案の安全眼鏡は塗装や、清掃作業にか
ぎらず、粉塵環境下でのあらゆる作業に使用する
ことができる。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案に係わる安全眼鏡によ
れば、吹付け塗装やサンダー作業を行つても跳ね
返つてくる霧状の塗料や粉塵が化学繊維で形成し
た前面側のメツシユでほとんど遮蔽されると共
に、砂や鉄片などは裏面側の針金で形成したメツ
シユで遮蔽して保護カバー内に侵入せず眼を保護
できると共に、視界も良好で、汗もかきにくいの
で作業性も向上し、しかも化学繊維で形成した前
面側のメツシユに塗料が付着して汚れてきたとき
にはこれだけを使い捨て、新しいメツシユに交換
できるので安価であるなど種々の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は安全眼鏡の斜視図、第2図はメツシ
ユを張付けた眼鏡枠の正面図、第3図はメツシユ
の拡大正面図、第4図は安全眼鏡の前面側を示す
縦断側面図である。 1a,1b……メツシユ、2a,2b……眼鏡
枠、3……保護カバー、4……嵌合溝、5……締
付けバンド、6……塗料、7……スナツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 針金のメツシユを張付けた眼鏡枠を筒状の保
    護カバーの前面に取付けると共に、前記眼鏡枠
    の前方に、細い化学繊維を編んだメツシユを張
    付けた眼鏡枠を保護カバーに着脱自在に取付け
    たことを特徴とする安全眼鏡。 (2) メツシユの網目の大きさが0.2〜100番である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の安全眼鏡。
JP1987133012U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0240970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987133012U JPH0240970Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987133012U JPH0240970Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6437225U JPS6437225U (ja) 1989-03-07
JPH0240970Y2 true JPH0240970Y2 (ja) 1990-10-31

Family

ID=31390498

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013512752A (ja) * 2009-12-06 2013-04-18 シネロン メディカル リミテッド 個人用美容皮膚トリートメントのための眼の保護物品

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JPS5843427B2 (ja) * 1974-08-09 1983-09-27 三井化学株式会社 ポリオレフインフイルム用接着剤
JPH0211243U (ja) * 1988-07-05 1990-01-24

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JPS6437225U (ja) 1989-03-07

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