JPH0240761A - 疎結合マルチプロセッサシステムにおけるデッドロック解除方式 - Google Patents

疎結合マルチプロセッサシステムにおけるデッドロック解除方式

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JPH0240761A
JPH0240761A JP19081288A JP19081288A JPH0240761A JP H0240761 A JPH0240761 A JP H0240761A JP 19081288 A JP19081288 A JP 19081288A JP 19081288 A JP19081288 A JP 19081288A JP H0240761 A JPH0240761 A JP H0240761A
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deadlock
resource
processor
control unit
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JP19081288A
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Masahiro Tajima
田嶋 雅広
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、疎結合マルチプロセッサシステムにおいて資
源の排他制御を行うときに発生し得るデッドロックの検
出およびその解除方式に関するものである。
〔従来の技術〕
各プロセッサで固有に使用されるローカルファイル等の
ローカル資源と複数のプロセッサ間で共有されるグロー
バルフ゛アイル等のグローバル資源とが存在する疎結合
マルチプロセッサシステムにおいて使用される排他制御
方式の一つに、各プロセッサのローカル資源の排他制御
はそのプロセッサに設けたローカル排他制御部において
行い、またグローバル資源の排他制御は特定のプロセッ
サに設けたグローバル排他vI御部において行うことに
より排他制御の高速化を図ったいわゆる階層化構造の排
他制御方式がある。そして、そのような排他制御方式に
おいて、各プロセッサのタスクがローカル資源、グロー
バル資源をロックし或いはそのロック解除待ちとなるこ
とにより発生し得るデッドロックを、外部に設けたデッ
ドロック検出装置で検出する方式が提案されている(例
えば特開昭62−196761号公報参照)。
この方式は、外部に設けたデッドロック検出装置を各プ
ロセッサと通信可能に接続し、各プロセッサのローカル
排他制御部および特定プロセッサのグローバル排他制御
部の排他制御において成るタスクが資源待ちになったと
き、プロセッサ塩。
資源待ちをしているタスクの名前、責源名、その資源を
ロックしているタスクの名前をデッドロック検出装置に
通知し、デッドロック検出装置では、今までに通知され
た上記と同様の情報から把握される現時点のローカル資
源およびグローバル資源の使用状況に照らして、今回の
資源待ちによってデッドロックが発生するか否かを調べ
、その結果を要求元のプロセッサに通知するものである
。そして、要求を出したプロセッサは、デッドロックが
発生する旨の結果を返された場合、今回資源待ちにする
タスクの実行を中断させることにより、そのタスクがロ
ックしていた資源を解放し、デッドロックを解除するも
のである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の方式によれば、外部に設けたデッドロッ
ク検出装置で各プロセッサのローカル資源およびグロー
バル資源の使用状況を管理することにより、システム全
体にまたがる形態のデッドロック即ちローカル資源およ
びグローバル資源の双方が関与したデッドロックをも検
出することが可能となる。しかしながら、デッドロック
検出装置が成るタスクの資源待ちにかかる情報を受ける
ことによりデッドロックを検出した場合、デッドロック
解除の為に必ずそのタスクが中断されてしまい、システ
ムにとって好ましくない事態を招来する可能性が高かっ
た。
そこで本発明の目的は、デッドロックを解除することに
よりシステムに与える影響を小さくすることができる疎
結合マルチプロセッサシステムにおけるデッドロック解
除方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の疎結合マルチプロセッサシステムにおけるデッ
ドロック解除方式は、上記の目的を達成するために、疎
結合マルチプロセッサシステムを構成する各プロセッサ
にローカル資源のローカル排他制御部を、特定のプロセ
ッサには更にグローバル資源のグローバル排他制御部を
設け、前記ローカル排他制御部および前記グローバル排
他制御部で資源待ちが生じたとき及び資源待ちの解除が
行われたとき所定の情報を外部のデッドロック検出g装
置に通知し、このデッドロック検出装置において前記ロ
ーカル資源および前記グローバル資源の使用状況を管理
することによりデッドロックの検出を行うように構成さ
れた疎結合マルチプロセッサシステムにおいて、前記ロ
ーカル排他制御部および前記グローバル排他制御部は、
資源待ちが生じたときに資源待ちとなったタスクおよび
その資源をロックしているタスクの優先度を前記所定の
情報中に含めて前記デッドロック検出装置に送出する構
成を有し、前記デッドロック検出装置は、デッドロック
の検出時、デッドロックの原因となる複数のタスクのう
ち最も優先度の低いタスクを強制終了させるタスクとし
て選択して該当するプロセッサに通知する構成を有する
〔作用〕
本発明の疎結合マルチプロセッサシステムにおけるデッ
ドロック解除方式においては、各プロセッサのローカル
資源に対する排他制御はそのプロセッサ内に設けられた
ローカル排他制御部が行い、各プロセッサで共有される
グローバル資源に対する排他制御は特定のプロセッサ内
に設けられたグローバル排他制御部が行い、それらの排
他制御部の制御において資源待ちが生じたとき、資源待
ちとなったタスク及びその資源をロックしているタスク
の優先度を含む所定の情報がデッドロック検出装置に通
知され、これに応答してデッドロック検出装置が、今ま
でのローカル資源およびグローバル資源の使用状況に照
6してデッドロックの検出を行い、若しデッドロックが
発生するのであれば、デッドロックの原因となる複数の
タスクのうち最も優先度の低いタスクを強制終了させる
タスクとして選択して該当するプロセッサに通知する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第2図を参照すると、本発明にかかるデッドロック解除
方式を適用した疎結合マルチプロセッサシステムの一実
施例は、n台のプロセッサ11〇−1〜110−nを含
み、各プロセッサ110−1〜110−nは外部のデッ
ドロック検出装置100にチャネルで接続されている。
各プロセッサ110−1〜110−nは、自プロセッサ
内において閉じて使用されるローカルファイル120−
1〜120−nの排他制御を行うローカルファイル排他
制御部125−1〜125−nを具備し、更にプロセッ
サ110−2は、複数のプロセッサ間で共有されるグロ
ーバルファイル130の排他制御を行うグローバルファ
イル排他制御部135を具備している。
各プロセッサ110−1〜110−n上のタスクは、自
プロセッサのローカルファイル120−1〜120−n
をアクセスするときは自プロセッサのローカルファイル
排他制W61S125−1〜125−nに対しロック要
求を出す、また、プロセッサ110−2上のタスクがグ
ローバルファイル130をアクセスするときは、自プロ
セッサ内に存在するグローバルファイル排他制御部13
5に対しロック要求を出す、更に、プロセッサ110−
2を除く他のプロセッサ110−1.・・・、110−
n上のタスクがグローバルファイル130をアクセスす
るときは、プロセッサ間通信140を使用して、プロセ
ッサ110−2内のグローバルファイル排他制御部13
5に対しロック要求を出す。
各プロセッサ110−1〜110−nのローカルファイ
ル排他制御部125−1〜125−nは、自プロセッサ
のローカルレフ1イル120−1〜120−nの使用状
況を管理しており、自プロセッサ上のタスクからロック
要求が為されると、現在のローカルファイル120−1
〜120−nの使用状況に照らしてロックすることがで
きるか或いはロック待ちをさせるかを判断し、その結果
に応じて現在の使用状況を示す管理情報を更新すると共
に結果を要求元のタスクに通知する。そして、ロック待
ちをさせた場合、自プロセッサ名と、ロック待ちをさせ
たタスクの名前及びその優先度と、ロック対象となる資
源の名前と、その資源をロックしているタスクの名前及
びその優先度とを含むデッドロックチエツク要求を自プ
ロセッサからデッドロック検出装置100に送出する。
また、自プロセッサ上のタスク等からロック解除要求が
為されると、ロック解除要求で示された資源をそのタス
クから解放すると共に、その資源のロック待ちをしてい
るタスクが存在すれば、その待ちを解除してその資源を
割り当て、同時に現在のローカルファイル120−1=
120−nの使用状況を更新する。そして、成るタスク
の待ちを解除すると、自プロセッサ名と、待ちが解除し
たタスクの名前と、待ちの解除した資源の名前と、その
資源のロックを解除したタスクの名前とを含む消去要求
を自プロセッサからデッドロック検出装置100に送出
する。
またプロセッサ110−2のグローバルファイル排他制
御部135は、グローバルファイル130の使用状況を
管理しており、自プロセッサ120−2上のタスクから
或いはプロセッサ間通信140を介して他プロセツサか
らロック要求が為されると、現在のグローバルファイル
130の使用状況に照らしてロックすることができるか
或いはロック待ちをさせるかを判断し、その結果に応じ
て現在の使用状況を示す管理情報を更新すると共に結果
を要求元に通知する。そして、ロック待ちをさせた場合
、自プロセッサ名と、ロック待ちをさせたタスクの名前
(当該タスクが動作するプロセッサ塩を含む)及びその
優先度と、ロック対象となる資源の名前と、その資源を
ロックしているタスクの名前(当該タスクが動作するプ
ロセッサ塩を含む)及びその優先度とを含むデッドロッ
クチエツク要求を自プロセッサ110−2からデッドロ
ック検出装置100に送出する。また、自プロセッサ1
20−2上のタスク等やプロセッサ間通信140を介し
て他プロセツサからロック解除要求が為されると、ロッ
ク解除要求で示された資源をそのタスクから解放すると
ともに、その資源のロック待ちをしているタスクが存在
すれば、その待ちを解除してその資源を割り当て、同時
に現在のグローバルファイル130の使用状況を更新す
る。そして、成るタスクの待ちを解除すると、自プロセ
ッサ名と、待ちが解除したタスクの名前(当該タスクが
動作するプロセッサ塩を含む)と、待ちの解除した資源
の名前と、その資源のロックを解除したタスクの名前(
当該タスクが動作するプロセッサ塩を含む)とを含む消
去要求を自プロセッサからデッドロック検出装置100
に送出する。
第1図を参照すると、第2図に示されたデッドロック検
出装置100の一構成例は、デッドロックチエツク制御
部200.入力制御部210.解析部220.情報記憶
部230および出力制御部240を含んでいる。プロセ
ッサ110−1〜110−nから送られてきたデッドロ
ックチエツク要求あるいは消去要求は、入力制御部21
0で受は取られ、解析部220へ送られる。解析部22
0は、受信した情報の解析を行い、解析した情報と解析
結果をデッドロックチエツク制御部200へ送る。デッ
ドロックチエツク制御部200は、情報に誤りがあるな
らばその旨を示すステータスを作成し、このステータス
を出力制御部240を介して要求元のプロセッサに送る
他方、情報に誤りがない場合、デッドロックチエツク要
求ならば、今回のデッドロックチエツク要求中に含まれ
るロック待ちをさせたタスクの名前及びその優先度、ロ
ック対象となる資源の名前。
その資源をロックしているタスクの名前及びその優先度
に基づいて、情報記憶部230中に必要な情報を記憶し
てローカルファイル120−1〜120−nおよびグロ
ーバルファイル130の使用状況を更新し、デッドロッ
クチエツク要求を出したプロセッサに対し待ちの終了ス
テータスを返す。
また、以下で詳しく説明するデッドロックチエツクを行
う、他方、消去要求ならば、今回の消去要求中に含まれ
る待ちが解除したタスクの名前、待ちの解除した資源の
名前、その資源のロックを解除したタスクの名前に基づ
き、情報記憶部230の該当する情報を消去して現在の
使用状況を更新し、その結果を示すステータスを作成し
て出力制御部240を介して要求元の、プロセッサに送
出する。
第3図および第4図は第1図に示された情報記憶部23
0のそれぞれ異なる時点の記憶内容例を示して右り、以
下、本実施例の動作を具体例を挙げて説明する。
今、プロセッサ110−2上のタスクAがグローバルフ
ァイル130中の資源αをロックして動作し、プロセッ
サ110−1上のタスクBがグローバルファイル130
中の資源βをロックして動作しているとする。このとき
、プロセッサ110−1上のタスクBが資源αのロック
要求をグローバルファイル排他制御部135に出すと、
資源αはタスクAによってロックさ′れているので、タ
スクBは資源αのロックが解除されるまで待たされるこ
とになる。このとき、グローバルファイル排他制御部1
35は、自プロセッサ名=110−2゜ロック待ちをさ
せたタスクBの名前及びその優先度Pb、資源αの名前
、その資源をロックしているタスクAの名前及びその優
先度Paを含むデッドロックチエツク要求を自プロセッ
サ110−2から−°デッドロック検出装置100に送
出する。
このデッドロックチエツク要求は、デッドロック検出装
置100の入力制御部210.解析部220を介してデ
ッドロックチエツク制御部200に加えられ、デッドロ
ックチエツク制御部200は情報の誤りチエツクを行っ
た後、今回のデッドロックチエツク要求に基づき情報記
憶部230に以下の如き操作を行う(第3図参照)。
■資源αをロックしているタスクAに対応するタスクエ
ントリ331を作成してタスクインデックステーブル3
20におけるタスクAの名前のハツシュ値に相当するエ
ントリにリンクする。ここで、タスクAの優先度P、a
はタスクエントリ331において保持される。なお、タ
スクインデックステーブル320はタスクAが動作する
プロセッサ110−2に対し一つ作られるものであり、
プロセッサ110−2に対応するプロセッサテーブル3
10にリンクされている。また、このプロセッサテーブ
ル310は、その作成時にデッドロックロックチエツク
エントリ300にリンクされている。
■資源αを待っているタスクBに対応するタスクエント
リ332を作成してタスクインデックステーブル321
におけるタスクBの名前のハツシュ(直に相当するエン
トリにリンクする。タスクBの優先度pbは上記のタス
クエントリ332において保持される。なお、タスクイ
ンデックステーブル321はタスクBが動作するプロセ
ッサ110−1に対し一つ作られるものであり、プロセ
ッサ110−1に対応するプロセッサテーブル311に
リンクされ、このプロセッサテーブル311は、その作
成時にプロセッサテーブル310にリンクされている。
■資源αに対応するリソースエントリ350を作成して
リソースインデックステーブル340における資源αの
名前のハツシュ値に相当するエントリにリンクする。こ
こで、リソースインデックステーブル340はデッドロ
ックチエツクテーブルエントリ300にリンクされるテ
ーブルである。
次に、ロック中を示すインデイケータ■を持つデッドロ
ックチエツクエントリ360を作成してリソースエント
リ350にリンクし、且つ、このデッドロックチエツク
エントリ360をタスクエントリ331にリンクするこ
とにより、タスクAが資源αをロック中である状態を管
理する。
■資源待ちのインデイケータ[有]を持つデッドロック
ロックチエツクエントリ361を作成してデッドロック
チエツクエントリ360およびタスクエントリ332に
リンクし、且つ、タスクエンドIJ 332とリソース
エントリ350とをリンクすることにより、タスクBが
資源αを待っている状態を管理する。
この後、デッドロックチエツク制御部200は今回のデ
ッドロックチエツク要求を出したプロセッサ110−2
に対し待ちのステータスの応答を返し、次いでデッドロ
ックチエツクテーブルエントリ300にリンクされてい
る各テーブル等をサーチすることによりデッドロックの
検出を行う。
このデッドロックの検出は、デッドロックチエツクテー
ブルエントリ300を出発点としてリンクをたどり、同
一のリソースエントリに再びたどりつくか否かにより行
うが、今の例では、デッドロックは検出されない。
さて、その後、プロセッサ110−2上のタスクAが資
源βのロック要求をグローバルファイル排他制御部13
5に出すと、資源βはタスクBによってロックされてい
るので、タスクAは資源βのロックが解除されるまで待
たされることになり、自プロセッサ名−110−2,ロ
ック待ちをさせたタスクAの名前及びその優先度Pa、
資源βの名前と、その資源βをロックしているタスクB
の名前及びその優先度pbを含むデッドロックチエツク
要求がプロセッサ110−2からデッドロック検出装置
100に送出される。
このデッドロックチエツク要求に基づきデッドロック検
出装置100のデッドロックチエツク制御部200は、
待ちのステータスをプロセッサ110−2に返した後、
情報記憶部230に対し以下の如き操作を行う(第4図
参照)。
■、■資源資源口ックしているタスクBに対応するタス
クエントリ332および資源βを待っているタスクAに
対応するタスクエントリ331が既に存在するので、次
の処理に移る。
■資源βに対応するリソースエントリ351が既に作成
されているので、ロック中を示すインディケータ■を持
つデッドロックチェックエントリ362を作成してリソ
ースエントリ351にリンクし、且つ、このデッドロッ
クチェックエントリ362をタスクエントリ332にリ
ンクすることにより、タスクBが資源βをロック中であ
る状態を管理する. ■資源待ちを示すインディケータ[有]を持つデッドロ
ックロックチェックエントリ363を作成してデッドロ
ックチェックエントリ362およびタスクエントリ33
1にリンクし、且つ、タスクエントリ331とリソース
エントリ351とをリンクすることにより、タスクAが
資源βを待っている状態を管理する。
この後、デッドロックチェック制御部200はデッドロ
ックチェックテーブルエントリ300にリンクされてい
る各テーブル等をサーチすることにより、同一リソース
エントリに戻るか否かを調べ、同一リソースエントリに
戻った場合、デッドロックになっていると判断する.今
の場合、デッドロックチェック制御部200は、デッド
ロックチェックテーブルエントリ300→リソースイン
デックステーブル340→リソースエントリ350→リ
ソースエントリ351→デッドロックチェックエントリ
362→タスクエントリ332→リソースエントリ35
0→デッドロックチェックエントリ360→タスクエン
トリ331→リソースエントリ351のようにリンクを
たどった時点で、同一リソースエントリ351に戻るの
で、デッドロックになっていると判断する。
デッドロックチェック制御部200は、デッドロソクを
検出すると、デッドロックの原因となる複数のタスクの
うち最も優先度の低いタスクを強制終了させるタスクと
して選択する.今、タスクBの優先度Pbがタスク八の
優先度Paより高いとすると、デッドロックチェック制
御部200はデッドロックの原因となるタスクA,Bの
うち優先度の低いタスクAを強制終了させるタスクとし
て選択し、出力制御部240を介してそのタスクAが動
作するプロセッサ110−2に対しアテンシ四ン(非同
期割込み)でタスクAの為にデッドロフクが発生したこ
とを通知する。この通知を受けたプロセッサ110−2
はタスクAを強制終了させると共にタスクAがロックし
ていた全ての資源の解放をグローバルファイル排他制御
部135およびローカルファイル排他制御部125−2
に要求する. これに応じてローカルファイル排他制御部125−2お
よびグローバルファイル排他制御部l35は、自己が管
理しているローカルファイル120−2およびグローバ
ルファイル130の使用状況情報のうちタスクAに関連
する情報を消去することにより使用状況の更新を行う.
これによって、タスクAがロックしていた資源αが解放
されるので、グローバルファイル排他制御部135はタ
スクBのロック待ちを解除することになる.これにより
、タスクBは待ちが解除されて動作を続けることができ
る.そして、ロック待ちを解除したので、自プロセッサ
名−110−2,待ちが解除したタスクBの名前.待ち
の解除した資源αの名前,その資源のロックを解除した
タスクAの名前を含む消去要求をデ7ドロンク検出装置
100に送出する. この消去要求を受けたデッドロック検出装置l00のデ
ッドロックチェック制御部200は、不要となった情報
を消去する.この情報の消去は、デッドロックチェック
テーブルエントリ300からリソースインデックステー
ブル340→リソースエントリ350→リソースエント
リ351へとリンクをたどり、例えばリソースエントリ
351からデッドロックチェックエントリ362へのリ
ンク等を消去することにより行う.また、不要となった
エントリ等は消去する. また、グローバルファイル排他制御部135において、
タスクAに関連する情報を消去すると、タスクBの待ち
が解除されると同時に、強制終了されたタスクAについ
ても恰もその待ちが解除されたと同様の状況が発生する
.この為、グローバルファイル排他制御部135は、自
プロセッサ名−110−2,待ちが解除したタスクへの
名前。
待ちの解除した資源βの名前、その資源のロックを解除
したタスクBの名前を含む消去要求をデッドロック検出
装置100に送出する。これに応じてデッドロック検出
装置100のデッドロックチエツク制御部200は、情
報記憶部230中の関連する情報の消去を行う。
以上のように、本発明においては、デッドロック検出装
置100が成るタスクの資源待ちにかかる情報を受ける
ことにより、その時点でデッドロックを検出した場合、
ニ律にそのタスクを強制終了させるタスクとするのでは
なく、デッドロックの原因となる複数のタスクのうち優
先度の最も低いタスクを強制終了させるタスクとして決
定するので、優先度の高いタスクが強制終了させられる
ことが防止される。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は以上
の実施例にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可
能である0例えば、前述した実施例では、デッドロック
チエツク要求があった場合、その要求で示される情報を
情報記憶部230に登録し要求元に待ちのステータスを
返してから、デッドロックの検出を行ったが、次のよう
に構成しても良い、即ち、今回の要求で示される情報と
それまでの情報記憶部230の登録内容とからデッドロ
ックの検出を行い、デッドロックが生じなければ、その
要求で示される情報を情報記憶部230に登録すると共
に待ちのステータスを返し、デッドロックが生じており
且つ今回待たせるタスクの優先度が最も低ければ、情報
の登録を行うことなくデンドロツクが発生した旨を通知
し、デッドロックが生じており且つ今回待たせるタスク
の優先度が最も低くなければ、情報の登録を行うと共に
待ちのステータスを要求元に返すと共に強制終了させる
タスクにかかるプロセッサにデッドロックが発生した旨
を通知する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、デッドロック検
出装置においてタスクの優先度を含めてローカル資源お
よびグローバル資源の使用状況を管理し、成るタスクの
資源待ちにかかる情報をプロセッサから受けることによ
りデッドロックを検出した場合、そのデッドロックの原
因となった複数のタスクのうち最も優先度の低いタスク
を強制終了の対象とするタスクとして決定するので、デ
ッドロックを解除することによりシステムに与える影響
を小さく抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用するデンドロツタ検出装置の構成
例を示すブロック図、 第2図は本発明を適用した疎結合マルチプロセッサシス
テムの構成例を示すブロック図および、第3図および第
4図はデッドロック検出装置100の情報記憶部230
の内容例を示す図である。 図において、 100・・・デッドロック検出装置、110−1〜11
0−n−・・プロセッサ、120−1〜120−n・・
・ローカルファイル、125−1〜125−n・・・ロ
ーカルファイル排他制御部、130・・・グローバルフ
ァイル、135・・・グローバルファイル排他制御部、
140・・・プロセッサ間通信、200・・・デ・2ド
ロツクチ工ツク制御部、210・・・入力制御部。 220・・・解析部、230・・・情報記憶部、240
・・・出力制御部、300・・・デッドロックチエツク
テーブルエントリ、310,311・・・プロセッサテ
ーブル、320.321・・・タスクインデックステー
ブル、331,332・・・タスクエントリ、340・
・・リソースインデックステーブル、350,351・
・・リソースエントリ、360〜363・・・デッドロ
ックチエツクエントリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  疎結合マルチプロセッサシステムを構成する各プロセ
    ッサにローカル資源のローカル排他制御部を、特定のプ
    ロセッサには更にグローバル資源のグローバル排他制御
    部を設け、前記ローカル排他制御部および前記グローバ
    ル排他制御部で資源待ちが生じたとき及び資源待ちの解
    除が行われたとき所定の情報を外部のデッドロック検出
    装置に通知し、該デッドロック検出装置において前記ロ
    ーカル資源および前記グローバル資源の使用状況を管理
    することによりデッドロックの検出を行うように構成さ
    れた疎結合マルチプロセッサシステムにおいて、 前記ローカル排他制御部および前記グローバル排他制御
    部は、資源待ちが生じたときに資源待ちとなったタスク
    およびその資源をロックしているタスクの優先度を前記
    所定の情報中に含めて前記デッドロック検出装置に送出
    する構成を有し、且つ、 前記デッドロック検出装置は、デッドロックの検出時、
    デッドロックの原因となる複数のタスクのうち最も優先
    度の低いタスクを強制終了させるタスクとして選択して
    該当するプロセッサに通知する構成を有することを特徴
    とする疎結合マルチプロセッサシステムにおけるデッド
    ロック解除方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070014A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 National Institute Of Advanced Industrial & Technology マルチタスク処理装置、及びマルチタスク処理方法、並びに、プログラム

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