JPH0239900Y2 - - Google Patents

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JPH0239900Y2
JPH0239900Y2 JP1985056481U JP5648185U JPH0239900Y2 JP H0239900 Y2 JPH0239900 Y2 JP H0239900Y2 JP 1985056481 U JP1985056481 U JP 1985056481U JP 5648185 U JP5648185 U JP 5648185U JP H0239900 Y2 JPH0239900 Y2 JP H0239900Y2
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JP
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yoke
rack
housing
sliding surface
metal
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JP1985056481U
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JPS61172864U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ラツクアンドピニオン式ステアリン
グギヤーに使用されるラツク押えヨークの改良に
関する。
従来技術 従来、この種のラツク押えヨークとしては、金
属または焼結材料で一体型に成形したものや、樹
脂材料で一体型に成形したものが知られている。
しかしながら、このように金属または樹脂材料
の一体型構成品はそれぞれの材料の欠点を回避す
ることができなかつた。
また、金属または焼結品のラツクバー摺動部に
樹脂コーテイングを施したものや、金属または焼
結品のラツクバー摺動部に樹脂製摺動部材を装着
したものあるいは金属または焼結材料の一体型ヨ
ーク当接面部に弾性パツドを装着したものが知ら
れている。
しかしながら、これらの構成品では、金属と樹
脂の両長所を取入れるため、部品を組合わせて使
用するので、寸法及び形状の累積誤差が大きくな
り、精度が低下し、また使用時の組付性も悪いと
いう欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 従つて、従来の製品では、それぞれの材料の欠
点を回避できず、また当接面に弾性パツドを装着
した製品では、寸法及び形状の累積誤差が大きく
なり、精度が低下し、組付性も悪いという欠点が
あつた。
本考案の構成 本考案は、ラツクアンドピニオン式ステアリン
グギヤーのラツク押えヨークにおいて、ハウジン
グに設けた穴に対して軸方向に摺動する本体の円
筒面に金属または焼結材料を使用し、ラツクとの
摺動面部とヨークストツパーとの当接面部とを合
成樹脂で形成して上記本体と一体成形することを
特徴とする。
作 用 本考案は、金属の特性と樹脂の特性の両長所を
取入れるように一体成形することにより、寸法、
形状の精度が得られ、組付使用時の作業性が良
く、信頼性が向上する。実施例 図は本考案の1実施例のラツク押えヨークの断
面図で、ハウジング1の穴にヨークストツパー2
を設け、このヨークストツパー2の上部にコイル
バネ3を介してヨーク本体4を摺動するように設
け、このヨーク本体4の少なくともハウジング1
との軸方向摺動面部4′に金属または焼結材料を
使用し、寸法精度と剛性強度を確保している。ま
たヨーク本体4の上部にラツクバー5が設けら
れ、、ヨーク本体4とラツクバー5の摺動面6a
及びストツパー2との当接面6bとを樹脂部材6
により一体成形する。
一般に、樹脂製ヨークは摺動特性及び音や振動
特性には適した特性を多く持つているが、温度に
対する寸法精度や強度性能に関して満足できるも
のではない。また、金属または焼結材料のものは
寸法精度や強度面に関して良い特性を持つている
が、摺動特性や音または振動特性に関して充分な
特性を持つていない。
しかし、本考案では、上記実施例のように構成
することにより、ハウジング1とヨーク本体4と
の摺動面部4′に寸法精度と剛性強度を確保し、
ラツクバー5の摺動面6aとストツパー2との当
接面6bを樹脂材料とすることにより、優れた摺
動特性、音や振動特性を得ることができる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案は、金
属の特性と樹脂の特性の両長所を取入れるように
ヨーク本体の少なくともハウジングとの摺動面を
金属及び焼結材料で構成し、ラツクとの摺動面及
びストツパーとの当接面をヨーク本体と樹脂で一
体成形することにより、寸法、形状の精度が得ら
れ、組付使用時の作業性が良く、信頼性が向上す
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の1実施例のラツク押えヨークの断
面図である。 1……ハウジング、2……ヨークストツパー、
3……コイルバネ、4……ヨーク本体、5……ラ
ツクバー、6……樹脂材料、6a……ラツクとの
摺動面、6b……ストツパーとの当接面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラツクアンドピニオン式ステアリングギヤーの
    ラツク押えヨークにおいて、ハウジングに設けら
    れた穴の中にラツクバーに接近したり離反したり
    するように摺動自在に挿入されたヨーク本体と、
    該ヨーク本体に固定されラツクバーを受ける摺動
    面を有する樹脂部材と、前記ハウジングに取付け
    られたヨークストツパーと、前記樹脂部材の摺動
    面がラツクバーに接触するように前記ヨーク本体
    を付勢するコイルバネとを備え、前記ヨーク本体
    のハウジングとの摺動面部に金属又は焼結材料が
    設けられ、且つ前記樹脂部材には前記ヨークスト
    ツパーに接触可能な当接面が設けられていること
    を特徴とするラツク押えヨーク。
JP1985056481U 1985-04-16 1985-04-16 Expired JPH0239900Y2 (ja)

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JPS61172864U JPS61172864U (ja) 1986-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60105568U (ja) * 1983-12-26 1985-07-18 オイレス工業株式会社 ラツクピニオン式ステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61172864U (ja) 1986-10-27

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