JPH0238981B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0238981B2
JPH0238981B2 JP59018526A JP1852684A JPH0238981B2 JP H0238981 B2 JPH0238981 B2 JP H0238981B2 JP 59018526 A JP59018526 A JP 59018526A JP 1852684 A JP1852684 A JP 1852684A JP H0238981 B2 JPH0238981 B2 JP H0238981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
shift register
board
sequencer
response
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59018526A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59151268A (ja
Inventor
Jei Waasu Rarii
Jii Hooruson Rarii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PATAAN PUROSESHINGU CORP
Original Assignee
PATAAN PUROSESHINGU CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PATAAN PUROSESHINGU CORP filed Critical PATAAN PUROSESHINGU CORP
Publication of JPS59151268A publication Critical patent/JPS59151268A/ja
Publication of JPH0238981B2 publication Critical patent/JPH0238981B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
    • G06V10/74Image or video pattern matching; Proximity measures in feature spaces
    • G06V10/75Organisation of the matching processes, e.g. simultaneous or sequential comparisons of image or video features; Coarse-fine approaches, e.g. multi-scale approaches; using context analysis; Selection of dictionaries

Description

【発明の詳細な説明】
(利用分野) この発明は、アドレスストリームの手段によつ
て、イメージまたはパターンを識別するためのシ
ステムに関するものである。 特に、この発明は、アドレスストリームを発生
するためのアドレスシーケンサに関するものであ
る。 (従来技術) デイジタル電子技術(特に、デイジタル計算
機)は、ほとんど全ての面で現在の生活様式を変
化させてしまつた。デイジタル技術の応用がたえ
ず増大しているにもかかわらず、生活はなおアナ
ログ様式で進められている。視覚的、触覚的、お
よび聴覚的なイメージは、今なお、その大部分
は、人間の感覚的な経験から成りたつている。デ
イジタル技術の完全な利用は、これらのアナログ
イメージをデイジタルデータに変換し、またその
イメージを互いに他から区別するという能力によ
つて制限されてきた。 視覚的なイメージ、または一連の音をデイジタ
ル化することのできるコンバータは、今や周知で
ある。どのような聴覚的または視覚的なイメージ
も、一連のデイジタルデータに変換されることが
できる。しかしながら、問題は、これらのデータ
を意味のある様式で処理することである。 従来のパターンまたはイメージ認識技術には、
一般に、従来のデイジタル計算機処理アーキテク
チヤーを利用することから発生する、重大な処理
速度上の制約が存在した。このようなアーキテク
チヤーは、大量のパラレル情報を容易には扱うこ
とのできない、直列処理アルゴリズムの使用を必
要とした。 パターンを認識するために、従来技術では通常
2つの方法、すなわち「テンプレート照合
(MATCHING)」および「特徴抽出」の方法が
用いられている。 テンプレート照合法においては、それぞれの応
答のために基準パターンが記憶される。そして、
それぞれの入力イメージは、照合が成立するま
で、それぞれの基準パターンと比較される。照合
のために、直列的にサーチを行なうためには相当
な時間とメモリが必要となるので、認識されるこ
とのできる基準パターンの数には明らかに制限が
ある。 処理速度およびメモリに関する実用上の制約の
ために、この技術は、普通の話し言葉
(SPEECH)の入力や、視覚によつて案内される
運動や、または目標物の追跡などの応用には適合
させることができなかつた。 一方の特徴抽出法は、このプロセスのスピード
を向上させることを試るものである。全体のイメ
ージを照合するのではなく、少数の特徴がイメー
ジから抽出され、基準の特徴の組と比較される。 この方法は、長時間を必要とするばかりではな
く、また非常に複雑でもある。特徴抽出技術に含
まれる複雑性の一例は、人間の顔を認識する際の
問題である。人間の顔の特徴を数学的(数値的)
に定義し、さらにイメージ内にあるこれらの特徴
を認識するための手順を書出すことの困難性は、
想像を絶するものである。 パターン認識に関する従来のほとんどの試みに
おいては、空間的あるいは時間的な統合または集
成(INTEGRATION)と両立しないようなフオ
ーマツトで、イメージからの情報が表現されてい
る。例えば、それぞれのイメージの種類やイメー
ジ源は、典型的には、特有のプロセス・アルゴリ
ズムを有しているので、その結果は容易には組合
わせることはできない。 例えば、話し言葉(SPEECH)においては、
音響のレベルからワード(語)、フレーズ、また
は意味論のレベル(時間的な統合)までの情報
を、共通に表現するものは存在しない。その結
果、従来の話し言葉認識方法では、あるゆるレベ
ルにおいて、両立しない情報フオーマツトを、典
型的には取扱つている。このような状態に適応す
るために、きびしいプロセスの要求がなされてい
る。 多重の視覚的映像(例えば、それぞれの原色の
イメージ、あるいは、それぞれのカメラからのイ
メージ)の場合には、それぞれのイメージからの
記述言語(インフオーメーシヨン フオーマツ
ト)を組合わせて、単一のイメージ本体を表現す
る(空間的な統合)のは容易なことではない。 もう1つの明確な実例においては、目的物の可
視的な像(領域や全周囲など)のために典型的に
利用される記述言語は、間違いなく、その目的物
が発生しているかもしれない音響に対する記述言
語とは両立することができない。 従来の技術は、一般に、それぞれの特殊の応用
に適するような特別のコンピユータプログラムを
必要とする。それぞれの応用はしばしば、 (1) 期待されている入力イメージを詳細に分析し
てそれらの差異を認識すること、 (2) その差異をコンピユータ言語で定義するため
の、モデル(通常は数学的な)の開発、および (3) イメージから特徴を抽出するための、通常は
複雑な方法の開発、 などを必要とする。このことは熟練した技術者
が、デイジタルコンピユータのための複雑なアル
ゴリズムを特定し、かつプログラムすることを必
要とし、さらに、高価なコンピユータプログラム
の開発のための設備を必要とする。このような開
発プロセスは、また一般に、新しい型の入力イメ
ージがある度に、その都度繰り返さなければなら
ないものである。 入力イメージが全体的に特定されることができ
るような応用の場合には、従来の技術でも大抵の
場合は成功していた。その例は、光学的文字認識
の分野であり、それは過去25年以上の間にわたつ
て、多くの研究および開発の目標となつてきた。 その半面、予め特定することができないよう
な、時間的に変化するイメージを取扱う応用分野
においては、従来の技術は、技術的な解決の方法
を得ることができなかつたか、あるいは極端に複
雑で、費用のかかるシステムとなつていた。 話し言葉の認識、ロボツト、視覚的な認識シス
テム、および保安システムなどを含む多くの分野
においては、改良されたパターン認識システムに
対する継続的な強い要求が存在している。一般
に、このような分野で現に存在しているパターン
認識システムは大きな欠点があり、その用途は極
めて限られている。 (発明の概要) この発明は、一連のアドレスを発生するアドレ
スシーケンサを提供するものであり、そこでは、
それぞれのシーケンスのネクスト(次の)アドレ
スは、シーケンスの少なくとも1つ前のアドレス
に応答して受信される入力データに基づいてい
る。 この発明のアドレスシーケンサは、特にパター
ン処理システムに用いるのに有用である。パター
ン処理システムは、例えば特開昭59−151271号公
報に記載されるように、入力パターンの個々のピ
クセル値がアドレスされたときに発生されるアド
レスループに基づいて、イメージ入力パターンを
識別するものである。 最も簡単な構成の場合には、この発明のアドレ
スシーケンサは、マルチビツトアドレスを与える
ことにより、そしてさらに、前記マルチビツトア
ドレスに応答して入力データを与えることによ
り、一連のアドレスを発生する。アドレスシーケ
ンサは、多数のステージにビツトを記憶するため
のシフトレジスタ手段を含んでいる。 シフトレジスタ手段の内容は、すでに発生され
ていたマルチビツトアドレスに関連する。それか
ら、前記シフトレジスタ手段は、予め定められた
段数だけ、ビツトをシフトさせられる。ビツトが
1段シフトされる度ごとに、前記シフトレジスタ
手段の第1段に、フイードバツクビツトがロード
される。 このフイードバツクビツトは、シフトレジスタ
手段の選択された段からのビツトの関数であり、
それ故に、シフトされた後のシフトレジスタ手段
の内容は、シフトされる前の内容の関数である。
シーケンスのネクストアドレスは、入力データの
関数として選択され、予め決められた段数だけシ
フトされた後、シフトレジスタ手段の内容から引
き出される。 この発明の好ましい実施例においては、アドレ
スシーケンサは、多くのインターリーブされたシ
ーケンスの(一連の)アドレスを含むアドレスス
トリームを発生する。このような実施例において
は、アドレスシーケンサは、シーケンス識別数を
発生するための手段を含み、前記識別数は、多く
のインターリーブされたシーケンスの中の選択さ
れたシーケンスを識別する。 選択されたシーケンスの「現在の」アドレス
は、シーケンス識別数に応答して与えられ、また
入力データは、前記の現在のアドレスに応答して
与えられる。シフトレジスタ手段の内容は、当初
は、選択されたシーケンスの現在のアドレスに基
づいて定められる。その後で、前記内容は予め決
められた段数ずつシフトされる。 アドレスシーケンサはまた、シーケンス識別数
の関数として、シフトレジスタ手段の選択された
段からビツトを引き出すための手段を含んでい
る。フイードバツクビツトをシフトレジスタ手段
の最初の段にフイードバツクするための手段は、
選択された段から引き出されれるビツトの関数と
して、フイードバツクビツトを発生する。 選択されたシーケンスにおけるネクストアドレ
スは、現在のアドレスに応答して受信された入力
データ、およびその内容が予め定められた段数だ
けシフトされてしまつた後の、シフトレジスタ手
段の内容の関数として選択される。このように選
択されたネクストアドレスは、その後、記憶手段
によつて記憶され、つぎにシーケンス識別数が発
生されたときに利用される。 これらの実施例においては、アドレスシーケン
サは、実際上、多重化された様式で動作する多数
のアドレスシーケンサとして機能する。アドレス
ストリームにおける異なつたシーケンスの数は、
利用されるシーケンス識別数の全数によつて決定
される。 (実施例) この発明は、イメージ入力パターンを特徴づけ
るアドレスループの発生を基体としている。 これらのアドレスループは、提供されるイメー
ジ入力パターンを識別するのに用いられる。アド
レスループは、この発明のアドレスシーケンサ手
段によつて発生される。前記アドレスシーケンサ
は、多くのインターリーブされたシーケンスのア
ドレスを含むアドレスストリームを発生する。 それぞれのシーケンスは、イメージ入力パター
ンのアドレス指定に応答して受信される入力デー
タの関数である。シーケンスのそれぞれのアドレ
スは、先行のアドレス、および前記先行のアドレ
スに応答して受信される入力データに基づいてい
る。 アドレスシーケンサの動作は首尾一貫したもの
(CONSISTENT)であり、それ故に、シーケン
スのアドレスが一旦繰り返されると、そのシーケ
ンスはアドレスループを形成することになり、イ
メージ入力パターンが変化しない状態に留まる限
り、そのループを循環発生する。 このようなアドレスシーケンサの動作を説明す
るために、第3図および第4図に図解してある極
めて単純な例を使用する。 この単純な例においては、イメージ・バツフア
ー112が、2進数パターンの形式でイメージ入
力を格納し、パターン処理モジユール110が、
第3図に示された「パターンA」と「パターン
B」を識別するものと仮定する。パターンAは、
アドレス番号3,5及び7において「1」を含
み、アドレス番号1,2,4,6,8及び9には
「0」を含む。パターンBは、アドレス番号1,
3,4,6,7及び9において「1」を含み、ア
ドレス番号2,5及び8において「0」を含む。 第3図には、イメージ・バツフアー112から
のサンプル値が「0」又は「1」か否かに応じ
て、アドレス・シーケンサー114によつて発生
される次のアドレスが、「アドレス・シーケンサ
ー114」の表示の下側の左側及び右側のマトリ
スブロツクに、それぞれ図解されている。例え
ば、アドレス番号2が「0」を含む場合には、ア
ドレス・シーケンサー114によつて発生される
次のアドレスは、左側のマトリクスブロツクから
得られるアドレス番号5である。アドレス番号2
におけるサンプル値が「1」である場合には、ア
ドレス・シーケンサー114によつて発生される
次のアドレスは、右側のマトリクスブロツクを参
照して得られるアドレス番号8である。 この例においては、アドレス・シーケンサー1
14は、アドレス番号1から始まるものと仮定す
る。 パターンAがイメージ・バツフアー112内に
存在している場合には、アドレス番号1のサンプ
ル値が「0」であるから、左側のマトリクスブロ
ツクにより次のアドレスは8、アドレス番号8の
サンプル値も「0」であるから同じく左側のマト
リクスブロツクにより次のアドレスは3、アドレ
ス番号3のサンプル値は「1」であるから右側の
マトリクスブロツクにより次のアドレスは6とい
うように、順々に次のアドレスを決定する。 結果として、アドレス・シーケンサー114は
「1,8,3,6,9,8,3,6,9,8……」
の如きアドレス・ストリームを発生する。発生さ
れるアドレス・ループは「8,3,6,9」であ
る。この例から分るように、同じアドレスループ
が、アドレス・シーケンサー114の始動する場
所(アドレス番号)とは無関係に発生される。 多数のアドレスが発生された後、最終的にアド
レス・シーケンサー114はアドレス番号8(す
なわち、アドレス・ループの先頭)に到達する。
次にアドレス・シーケンサーは、シーケンスの
「8,3,6,9……」でロツクし、パターンA
が存在する限り、そのアドレス・ループを循環す
る。 パターンBの場合、前述と同様にして、アドレ
ス・シーケンサー114は、次のアドレス・スト
リーム即ち「1,9,2,5,1,9,2,5,
1……」を発生する。発生されるアドレス・ルー
プは「1,9,2,5」である。 トレーニング中、「A」又は「B」のいずれか
一方のトレーニング・コード入力が、トレーニン
グ・コントローラー118によつて、レスポン
ス・メモリー116内に書込まれる。この例にお
いては、パターンAがトレーニング中に最初に提
供されたものと仮定する。更に、トレーニング・
コントローラー118は、アドレスされているレ
スポンス・メモリー116の全てのロケーシヨン
に、トレーニング・コード入力を格納させる。 この例においては、アドレスのシーケンスがア
ドレス番号1から始まることから、第3図の「レ
スポンス・メモリー116」の表示の下左側のマ
トリクスブロツクに示したように、ロケーシヨン
1,8,3,6及び9にトレーニング・コード
「A」が書込まれる。 トレーニング中にパターンBが引続き提供され
た場合、トレーニング・コード入力「B」が、ト
レーニング・コントローラー118により、レス
ポンス・メモリー116内のロケーシヨン1,
9,2及び5に書込まれる。この場合、トレーニ
ング・コントローラー118は、アドレス番号1
とアドレス番号9において、以前格納されたトレ
ーニング・コード「A」にかぶせてトレーニン
グ・コード「B」を書込ませる。 トレーニングが完了した後の、レスポンス・メ
モリー116の内容を、第3図の「レスポンス・
メモリー116」表示の下右側のマトリクスブロ
ツクに示す。最終的に、トレーニング・コード
「A」はアドレス番号3,6及び8に格納され、
一方、トレーニング・コード「B」はアドレス番
号1,2,5及び9に格納される。 この例において、イメージ入力は、通常の認識
動作中、パターンA又はパターンBのいずれか一
方の形態で提供される。イメージ・バツフアー1
12とレスポンス・メモリー116の連続したア
ドレシングが、再びアドレス・シーケンサー11
4によつて行なわれる。 パターンAが存在する場合には、アドレス・シ
ーケンサー114は、再び、アドレス・ループ
「8,3,6,9,8,3,6,9,8……」を
発生する。これによつて、レスポンス・メモリー
116はコード列「A,A,A,B,A,A,
A,B,A……」を順次に読み出される。 パターンBが存在する場合、アドレス・シーケ
ンサー114は再びアドレス・ループ「1,9,
2,5,1,9,2,5,1……」を発生する。
従つて、レスポンス・メモリー116の出力はコ
ード列「B,B,B,B,B,B,B,B,B…
…」となる。 レスポンス検出器120は、レスポンス・メモ
リー116の出力を監視し、レスポンス・メモリ
ー116から読み出された2つのコードの中、ど
のコードが最も頻繁に発生されたかを決定する。 パターンAがイメージ・バツフアー112に提
供された際、レスポンス・メモリー116の出力
は、最も頻繁に「A」である。一方、イメージ・
バツフアー112に対するイメージ入力がパター
ンBであつた場合、レスポンス・メモリー116
の出力は、最も頻繁に「B」である。レスポンス
検出器120は、レスポンス・メモリー116か
ら読み出される特定のコードの発生頻度に応じ
て、「A」又は「B」のいずれか一方の高頻度レ
スポンス・コード出力を提供する。 この簡単な例から、本発明は、同じ入力イメー
ジがイメージ・バツフアー112に対して提供さ
れる場合はいつでも、パターン処理モジユール1
10に同じレスポンス・コードを発生させる、イ
メージ入力とトレーニング・コード入力との間の
連係(関連付け)を提供することが理解出来る。 アドレスループの発生は、大幅なデータの減少
を実現することができ、広い範囲でのパターン処
理応用に適用できるという大きな利点をもたら
す。この発明は、特に優れたアドレスシーケンサ
を提供するものである。前記アドレスシーケンサ
は、アドレスループを含むアドレスストリームを
決定する。 この発明の動作をより良く理解し、評価するた
めに、以下の詳細な説明には、アドレスシーケン
サを構成する回路のみでなく、全体のシステムの
説明が含まれている。 この発明は、種々の広い範囲のパターン処理の
要求に応用できるものである。これらの応用に
は、話し言葉の認識、可視的な像の認識、ロボツ
ト、および保安ならびに監視などか含まれる。以
下の説明では、この発明を視覚による監視に応用
した場合について特に触れているが、この発明が
この特定な応用に限定れるものでないことは理解
されるべきである。 以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明
する。 第1図は、ビデオの検閲およびモニタのための
システムの好ましい実施例を示すものであり、ワ
ークステーシヨン200およびパターンプロセツ
サ202を含んでいる。 ワークステーシヨン200は、映像信号源とし
て動作するビデオカメラ204、コントローラ2
06、ビデオモニタ208、機械的固定装置21
0、および部品212を含んでいる。前記部品2
12は、機械的固定装置210によつて処理さ
れ、かつビデオカメラ204によつて監視され
る。 前記パターンプロセツサ202は、種々のプリ
ント回路ボード−すなわちビデオデイジタル化ボ
ード214、イメージ・バツフアボード216、
コントローラ・インターフエイスボード218、
マイクロコンピユータボード220、応答メモリ
ボード222、アドレスシーケンサボード22
4、およびレスポンス検知/トレーニングボード
226を含んでいる。 アナログビデオ信号は、ビデオカメラ204か
らケーブル228を介して、ビデオデイジタル化
ボード214に供給される。前記アナログビデオ
信号は、さらにビデオデイジタル化ボード214
からケーブル230を介して、ビデオモニタ20
8に供給される。 ケーブル232は、ワークステーシヨン200
にあるコントローラ206と、パターンプロセツ
サ202にあるコントローラ・インターフエイス
ボード218との間で、通信を行なうのに役立
つ。コントローラ206はまた、制御ライン23
4を介して機械的固定装置210に制御信号を供
給し、部品212をコントローする。 コントローラ206はキーボード(図示せず)
を含むのが望ましく、前記キーボードは、オペレ
ータが、データやトレーニングコードや、その他
の制御情報を入力したり、あるいは作動モードを
選択することを可能にする。 (1) ワークステーシヨン200 ワークステーシヨン200は2つのモード−す
なわち、トレーニングモードまたは作動モードの
いずれか一方で作動する。 トレーニングモードにおいては、オペレータ
が、パターンプロセツサ202に、ワークステー
シヨン200が作動モードにあるときに実行すべ
きタスク(仕事)を教えこむ。前記のようなタス
クの、いくつかの例は次のとおりである。 (1) 連続プロセスの視覚による監視、 (2) 視覚によつて案内された運動(イメージ認識
と作動制御のためのフイードバツク信号発生)、 (3) 部品の欠陥の検査。 本発明の種々の応用においては、前記した3つ
のすべてのタイプのタスクが行なわれることが要
求される。 例えば、視覚による監視タスクにおいては、オ
ペレータは、パターンプロセツサ202が、連続
プロセスまたは一連のプロセスを監視し、プロセ
スを管理することによつて応答し、あるいはまた
正常な動作からの逸脱を検知するように、これを
トレーニングしている。多くの応用において、こ
のことは、高速度プロセスを監視したり、あるい
は部品がジヤムになるような誤動作に直ちに応答
したりすることを含んでいる。 作動モードが選択されたとき、正常な動作から
の逸脱はパターンプロセツサ202によつて直ち
に検知され、かつ、コントローラ206によつ
て、適当な処置(例えば、機械的固定装置210
に制御信号を与えるとか、あるいは視覚または聴
覚による警報信号を発生するとかの形で)が実行
される。 視覚によつて案内される運動、すなわちイメー
ジ認識と作動制御のためのフイードバツク信号発
生のタスクのためには、入力パターンがレスポン
スコードと関連づけられる。前記レスポンスコー
ドは、例えば、部品212や、工具(図示せず)
や、あるいはビデオカメラ204などの運動を指
令する。多くの応用において、部品212は、固
定位置の公差が限られていることのために、機械
的固定装置210によつて、組立てあるいは検査
のような後続の工程のための、適正な位置に配置
されることができないことが多い。 このような場合に、パターンプロセツサ202
は、部品212またはビデオカメラ204の位置
を正すのに必要な移動の、量および方向を表わす
コードに応答するように、トレーニングされる。
パターンプロセツサ202は、目的物の同一性や
その変位に対して、高速度で応答するようにトレ
ーニングされることができるので、パターンプロ
セツサ202は、コントローラ206が移動して
いる物体を識別し、かつ追跡するために必要な応
答を生ずることができる。 このような、視覚に案内された運動タスクにお
いて、コントローラ206は、位置ずれを補償す
るように運動を指令することによつて、目的物の
識別コードの最大の応答を保持している。一つの
応用は、監視されている移動ターゲツトを識別
し、かつ追跡することである。 さらに他の、視覚に案内される運動タスクにお
いては、目的物のそれぞれの可視映像がその目的
物の次の運動を指令するコードに応答するよう
に、トレーニングされる。この場合には、視覚に
案内された運動は、自動組立て作業において、組
になるべき部品を適当に配列することができた
り、あるいは、例えば工具を、部品上の特定の位
置に移動させることができる。 例えば、組立てられたプリント回路ボードなど
の部品212の検査のような、視覚による検査タ
スクのためには、オペレータは、コントローラ2
06を介してトレーニングコードを指定すること
により、例えば、ビデオカメラ204が、完成さ
れた回路ボードの色々な検査点を見るように、パ
ターンプロセツサ202をトレーニングする。 作動モードにおいては、パターンプロセツサ2
02からの応答コードにしたがつて、コントロー
ラ206内の単一のプログラムが、予めプログラ
ムされた動作を開始する。前記の動作には次のよ
うなことが含まれる。 (1) 部品が存在しているならば、検査タスクを開
始し、検査点に欠陥がある場合には、これをオ
ペレータに通報する。 (2) 次の監視点へ移動を開始する。 (3) 監視作業が終了したならばその旨を報知す
る。 (4) オペレータによつて、欠陥の表示が変更可能
であるように決定されているならば、検査点に
対するトレーニングをオペレータが更新できる
ようにする。 検査点における欠陥は、その検査点に割当てら
れているコードに対応するヒストグラムにおい
て、レスポンス検知器が累算したカウントの総数
に基づいて決定される。もしも、前記のカウント
がトレーニングの間に得られたものよりも小さい
ならば、その検査点は欠陥があることになる。 (2) パターンプロセツサ202 パターンプロセツサ202は、トレーニングモ
ードの間に発生されるアドレスループに基づい
て、所望のトレーニングコードを入力パターンに
関連づける。すなわち、例えば、アドレスループ
を構成するアドレスによつて指定される応答メモ
リボードの記憶位置に、トレーニングに用いた入
力パターンに対応するトレーニングコード(ワー
ド)を書込む。その後、作動モードの間に同じ入
力パターンが存在する場合には、発生されたアド
レスループに基づいて、メモリボードから前記コ
ード(ワード)を読出して応答出力を発生する。 ビデオデイジタル化ボード214は、ビデオカ
メラ204からのアナログビデオ信号をデジタル
化する。そして、前記のようにデジタル化された
データは、イメージ・バツフアボード216によ
つて記憶される。アドレスシーケンサボード22
4は、イメージ・バツフアボード216に記憶さ
れるデータをアドレスするための、アドレススト
リームを発生する。 アドレスストリームに応答して、イメージ・バ
ツフアボード216から読み出された値は、アド
レスシーケンサボード224によつて、そこから
のアドレスの発生に使用される。前記のアドレス
ストリームはまた、応答メモリボード222のア
ドレスを決定する。 トレーニングモードの間に、レスポンス検知/
トレーニングボード226上のトレーニングコン
トローラによつて、応答メモリボード222のア
ドレスストリームに応じて選択されたアドレス位
置にコードが書込まれる。 作動モードの間に、応答メモリボード222の
アドレスストリームに応じてアドレスされた位置
に記憶されているコードが続出され、レスポンス
検知/トレーニングボード226のレスポンス検
知器が、最も頻繁に読み出されるコードに基づい
て出力を発生する。 コントローラ・インターフエイスボード218
およびマイクロコンピユータボード220が、コ
ントローラ206を、パターンプロセツサ202
の回路にインターフエイスするので、トレーニン
グモードの間には、トレーニングコードが、コン
トローラ206からレスポンス検知/トレーニン
グボード226のトレーニングコントローラに与
えられ、一方、作動モードの間には、応答出力が
レスポンス検知/トレーニングボード226のレ
スポンス検知器からコントローラ206へ与えら
れる。 第1図に示した、パターンプロセツサ202の
好ましい実施例は、標準のIEEE−796(インテ
ル・マルチバス:INTEL MULTI−BUS)のア
ーキテクチヤーを用いて設計されている。 パターンプロセツサ202内に、実線で描かれ
ているそれぞれのブロツクは、全体として単一の
プリント回路ボードを表わしている。なお、ただ
一つの例外は、この実施例において、アドレスシ
ーケンサボード224が、一対のプリント回路ボ
ードよりなつていことである。すなわち、一つの
ボードには第2A図の回路が形成され、もう一方
のボードには第2B図の回路が形成されている。 それぞれのボードの寸法、ならびにポートP1
およびP2のためのエツジコネクタは、IEEE−
796の標準を満足している。ポートP3は、パタ
ーンプロセツサ202のためのカスタム設計ポー
トである。 パターンプロセツサ202のポートP1は86個
の端子を有し、パターンプロセツサ202のため
のセツトアツプ(SETUP)および制御通信を提
供する。コントローラ・インターフエイスボード
218が、コントローラ206をポートP1に接
続するので、回路ボード214,216,21
8,220,222,224および226のそれ
ぞれの機能は、コントローラ206によつて制御
されることができるようになる。 ポートP2は60個の端子を有しており、イメー
ジ・バツフアボード216および応答メモリボー
ド222への、高速度アクセスを可能にする。こ
の高速度アクセスポートは、アドレスシーケンサ
ボード224およびレスポンス検知/トレーニン
グボード226の上の、専用の(DEDI−
CATED)論理によつて制御される。それ故に、
それぞれのボード224および226は、その専
用メモリに対して、それ自身の高速度ポートを有
しているものと考えられることができる。 ポートP3は、アドレスシーケンサボード22
4によつて発生されるアドレスストリームを、レ
スポンス検知/トレーニングボード226へ転送
するのに利用される。 前記のポートP1,P2およびP3は、プリン
ト回路ボード上の入出力(I/O)端、またはピ
ン接点である。前述の接点に加えて、ビデオデイ
ジタル化ボード214にはビデオ入力端子および
出力端子があり、また、コントローラ・インター
フエイスボード218にはIEEE−488型コネクタ
がある。 基本的に、パターンプロセツサ202の内部ア
ーキテクチヤーはIEEE−796標準を用いており、
それ故に、メモリ、端子インターフエイス、マイ
クロコンピユータボード、グラフイツクス、およ
びその他のデイジタルシステムの種々の機能のた
めの、市販されているプリント回路ボードとのコ
ンパテイビリテイを可能にしている。 回路ボード214ないし226の中で、アドレ
スシーケンサボード224およびレスポンス検
知/トレーニングボード226のみが、カステム
デザインとされている。 ビデオデイジタル化ボード214、マイクロコ
ンピユータボード220、コントローラ・インタ
ーフエイスボード218、および応答メモリボー
ド222は、好ましくは、一般に市販されている
回路ボードである。さらに、イメージ・バツフア
ボード216も、望ましくは市販の回路ボードで
あるが、これは、P2ポートを介して高速度アク
セスが可能なように、必要な限度で修正されるこ
とができる。 外部に対しては、パターンプロセツサ202
は、工業上の広範なビデオ標準に従つたビデオカ
メラ204、およびビデオモニタ208に、イン
ターフエイスされるのが望ましい。このようにす
れば、種々の広い範囲のカメラや、モニタや、レ
コーダを、パターンプロセツサ202と共に使用
することが可能になる。 さらに、コントローラ・インターフエイスボー
ド218は、プロセス制御や検査のための環境
(ENVIRONMENT)を作り出すために、広く
実用されているIEEE−488標準を利用している。
それ故に、パターンプロセツサ202は、すでに
IEEE−488インターフエイスを用いている非常に
多種の、現存の製作システムと組合わせて使用さ
れることができる。 (A) ビデオデイジタル化ボード214 ビデオデイジタル化ボード214は、ビデオカ
メラ204からのアナログビデオ信号をデイジタ
ル信号に変換し、そのデイジタルデータをイメー
ジ・バツフアボード216に蓄積することを可能
にする。情報の全てのイメージ(ここではフレー
ムと呼ぶ)は、1秒間に30回デイジタル化され
る。ビデオデイジタル化ボード214はまた、イ
メージ・バツフアボード216に蓄積されたデイ
ジタル化データを、アナログビデオ信号に再度変
換し、ビデオモニタ208に表示させる。 それ故に、ビデオモニタ208は、イメージ・
バツフアボード216の内容を表示することにな
る。ビデオデイジタル化ボード214のセツトア
ツプおよび制御機能は、コントローラ・インター
フエイスボード218およびP1ポートを介し
て、コントローラ206から指令される。 イメージ・バツフアボード216は、ビデオデ
イジタル化ボード214から、1フレーム分のデ
ータを任意に取り出すことができる。ケーブル2
36は、ビデオデイジタル化ボード214および
イメージ・バツフアボード216の、オンボード
コネクタの間に直接接続され、デイジタル化され
たデータの転送を可能にする。 この発明の好ましい実施例においては、ビデオ
デイジタル化ボード214は、マトロツクス社
(MATROX)から発売されているVAF−512型
ビデオデイジタル化回路ボードである。前記の
VAF−512型は、1フレーム分のビデオ信号を
128Kの点に変換し、それぞれの点は16段階の強
度レベル(すなわち、16段階のグレイ・レベル)
を有している。 他の実施例においては、ビデオデイジタル化ボ
ード214は、データキユーブ社(DATE
CUVE)から発売されているVJ−121型のデイジ
タル化回路ボードであることができる。前記の
VJ−121型は、1フレームのビデオ信号を128K
の点に変換し、それぞれの点は64段階のグレイ・
レベルを有している。VJ−121型回路ボードは、
共通の回路ボード上に、ビデオデイジタル化回路
とイメージバツフアの両方を含んでいる。したが
つて、その場合には、ビデオデイジタル化ボード
214とイメージ・バツフアボード216とが、
単一の回路ボードを構成することになる。 (B) イメージ・バツフアボード216 イメージ・バツフアボード216は、ビデオデ
イジタル化ボード214から1フレーム分のデー
タを取り出し、前記データをそのメモリ内に記憶
し、さらに、P2ポートを介して、アドレスシー
ケンサボード224に前記データを供給する。イ
メージ・バツフアボード216に記憶されている
それぞれのエレメント(ELEMENT)は、P2
ポートのアドレスラインを介してアクセスされる
ことができる。 多くの市販されているイメージバツフアボード
はまた、ある種のグラフイツク機能を有してい
る。これらのグラフイツク機能は、ビデオモニタ
208上で、映像が処理されることを可能にす
る。例えば、オペレータは、あるイメージの一部
分をより詳細に検査することを希望することがあ
る。線引きやズーミングのような、グラフイツク
機能の助けを借りることによつて、オペレータは
より一層容易に、パターンプロセツサ202によ
つてより詳細に検査しようとする部分領域を、規
定することができる。 好ましい実施例においては、イメージ・バツフ
アボード216(グラフイツク機能を有してい
る)は、マトロツクス社のモデルRGBグラフ、
またはデータキユーブ社のモデルVG121である。
前述のようなボードのいずれかを、パターンプロ
セツサ202に用いるために必要な唯一の変形
は、これらがP2ポートを介して高速度アクセス
できるようにすることである。 (C) コントローラ・インターフエイス ボード218およびマイクロ コンピユータボード220 これらの2つの回路ボードは、共同して、コン
トローラ206からの標準IEEE−488ケーブル2
32を、マルチバス・P1ポートにインターフエ
イスするのに役立つ。マイクロコンピユータボー
ド220は、コントローラ206からの命令を、
コントローラ・インターフエイスボード218を
介して傍受し、ポートP1に接続されている種々
のボード上に配置された適当なメモリレジスタ
に、これをロードする。 さらに、マイクロコンピユータボード220
は、これらのボードからの情報を受信して、これ
を配列し直し、コントローラ・インターフエイス
ボード218およびケーブル232を介してコン
トローラ206へ転送する。 マイクロコンピユータボード220はまた、ポ
ートP1を介して信号を供給し、イメージ・バツ
フアボード216のリフレツシユ時間を制御す
る。さらに、マイクロコンピユータボード220
は、P1ポートを介して、レスポンス検知/トレ
ーニングボード226に制御語の形で信号を供給
し、レスポンス検知器のためのダブルバツフアリ
ングスワツプタイム(DOUBLE BUFFER−
ING SWAP TIMES)を制御する。 さらにまた、前記マイクロコンピユータボード
220は、レスポンス検知/トレーニングボード
226上のレスポンス検知器からのヒストグラム
データに対して、データ解析タスクを実行するの
に使用されることもできる。 (D) 応答メモリボード222 応答メモリボード222は、例えば、512Kワ
ードの容量を有する市販のマルチバス・コンパチ
ブル・リード/ライト・ランダムアクセスメモリ
であるのが望ましい。応答メモリボード222
は、P1およびP2マルチバスポートの両方を介
して、高速度でアクセスされることができる。応
答メモリボード222としては、例えば、マイク
ロバー(MICROBAR)のモデルDBR50を用い
ることができる。 (E) アドレスシーケンサボード224 (第2A図および第2B図) アドレスシーケンサボード224は、イメー
ジ・バツフアボード216内の個々のピクセル
(PIXEL)をアクセスするための、インターリー
ブされた複数シーケンスのアドレスを発生するの
に用いられる。1つのアドレスシーケンスにおけ
るネクストアドレスは、擬似乱数発生器248か
らのマルチビツト数および現在のアドレスに対応
するピクセルのグレイ・レベルによつて決定され
る。 もしも、現在のピクセルのグレイ・レベルが基
準値よりも大きいならば、ある数のビツトの組合
わせがネクストアドレスとして用いられる。ま
た、もしもグレイ・レベルが基準値に等しいか、
あるいはそれ以下であるならば、他の組合わせの
ビツトが用いられる。 それ故に、それぞれのグレイ・レベルは、ピク
セルの値が基準値より大きいか、あるいは小さい
か等しいかに応じて、2進化されたイメージとし
て表現される。それぞれのグレイ・レベル像は、
相互に異なる閾値で2値化した2値像に相当し、
それに割り当てられた少なくとも1つのアドレス
シーケンサを有している。 アドレスシーケンサボード224の動作は首尾
一貫したものである。すなわち、擬似乱数発生器
248からの同じマルチビツト数、およびピクセ
ルの同じグレイ・レベルの値は、常に同じネクス
トアドレスを発生する。この特徴が、アドレスル
ープを発生するためのキーであり、前記アドレス
ループは、前述したように、パターンプロセツサ
202において、トレーニングボードを入力イメ
ージに関連づけるのに用いられる。 第2A図に示すように、シフトレジスタ25
0、タツプPROM252、タツプ・ラツチ25
4、タツプ・マスク256、排他的OR回路25
8、およびバースト発生器260が、擬似乱数発
生器248を構成する。 シフトレジスタ250は、17段のパラレルイ
ン/パラレルアウト・シフトレジスタである。シ
フトレジスタ250の特定の段からの排他的OR
フイードバツクは、タツプ・マスク256および
排他的OR回路258を介して行なわれる。シフ
トレジスタ250へのフイードバツクを実現する
ために、適当なタツプの組合わせが選択されるこ
とができる。 タツプ・マスク256は、タツプPROM25
2内においてプログラムされ、かつタツプ・ラツ
チ254を介して供給される出力ラインを、排他
的OR回路258へゲート(選択的に接続)す
る。排他的OR回路258の出力(1または0)
は、シフトレジスタ250の最初の段にフイード
バツクされる。タツプPROM252はシーケン
サID数カウンタ262によつてアドレスされる。 ランダム性を確保してそれぞれの擬似乱数を発
生させるために、マルチプルシフトが用いられ
る。バースト発生器260は、シフトレジスタ2
50を駆動するための、予定数のクロツクパルス
よりなる高速度バーストを発生させるために用い
られる。 プログラマブルタツプを用いることによつて、
擬似乱数発生器248の特性は、既知の方法で変
化させることができる。タツプPROM252内
のタツプを、多重化された態様にプログラムする
ことにより、それぞれがイメージ・バツフアボー
ド216をアクセスすることのできる、多くの独
立の擬似乱数発生器248が実現される。 トランシーバ264,266、ラツチ268お
よび比較器270は選択回路を形成し、この選択
回路は、現在のピクセルのグレイ・レベルの値
(すなわち、入力イメージデータ)に応じて、シ
フトレジスタ250内に含まれる擬似乱数の2つ
の可能なビツトの組合わせのうちから1つを選択
する。もしも、グレイ・レベルの値が、カウンタ
262に記憶されている数よりも大きいか、ある
いは等しいならば、トランシーバ264が選択さ
れる。またもしも、現在のピクセルが、カウンタ
262に記憶された数よりも小さい値のグレイ・
を有するならば、トランシーバ266が選択され
る。 比較器270は前述の比較を行なうものであ
り、またラツチ268は、ゼネレータ制御部27
2によつて決められている適当なタイミングで、
トランシーバ264または266を作動させる。
ラツチ268は、トランシーバ264および26
6の間の出力の衝突を避けるように設計されてい
る。 選択ジヤンパ(導通線)274および276
は、シフトレジスタ250を、それぞれトランシ
ーバ264および266に接続する。前記選択ジ
ヤンパ274および276は、トランシーバ26
4および266がシフトレジスタ250内に含ま
れている数値の、相異なるようにスクランブルさ
れた組合せ(VERSION)をそれぞれ出力するよ
うに、接続がなされている。 この発明のある実施例においては、比較器27
0はカウンタ262の選択された最下位ビツトか
ら遮断されている。このことは、それぞれのグレ
イ・レベル面において、擬似乱数発生器248の
多重(MULTIPLE)サイクルを可能にする。そ
の場合に、カウンタ262内に含まれている数
は、シーケンサID数(すなわち、使用中のアド
レスストリームの特定のシーケンスを識別するた
めの数値)を表わしており、一方、比較器270
に供給される前記数のビツトは、現在のグレイ・
レベル面を表わしている。 RAM278およびPROM280には「種」
(SEED)記憶が蓄積されている。電源投入から
の正常な、かつ繰り返し可能な始動を確実にする
ために、PROM280内には1組の初期乱数−
−すなわち「種」が記憶されるのである。前記の
種は、カウンタ262によつて規定されるシーケ
ンサID数のそれぞれに対する、極く初期の現在
アドレスを構成する。 シーケンサID数を最初に一巡した後、記憶さ
れていた「ネクストアドレス」乱数が、順次に
RAM278から取り出される。前述のシーケン
サID数の最初の一巡の後、フリツプフロツプ2
82がセツトされ、順次にRAM278への読出
しアクセスを指令する。ラツチ284は、現在の
アドレス(乱数)を、イメージ・バツフアボード
216のアクセスに用いるために、保持する働き
をする。 バツフア286はカウンタ262のバツフア作
用をなし、レスポンス検知/トレーニングボード
226に接続されているポートP3にシーケンサ
ID数を転送する。ある実施例においては、シー
ケンスID数から導き出された基準値が、シーケ
ンサID数の代りに、あるいはこれに加えて、ポ
ートP3へ転送される。 ゼネレータ制御部272はPROM288、ラ
ツチ290、クロツク292、シンクロナイザ2
94、および再始動(RESUME)回路296を
含んでいる。 PROM288の出力は、クロツク292から
のそれぞれのクロツクパルスに応答して、ラツチ
290によつてラツチされる。ラツチ290から
の6本のラインが、PROM288のアドレスラ
インに接続され、これによつて、ゼネレータ制御
部272は循環(CYCLE)することが可能にな
る。図においてHからQまでの文字符号をつけら
れたラツチ290の他の出力は、アドレスシーケ
ンサボード224上の種々の制御点に接続され
る。前記の出力HないしQは次のような種々の機
能を実行する。 出力Q…シフトレジスタ250のローデイングお
よびアンローデイング 出力H…トランシーバ264および266の方向
の選択 出力O…カウンタ262に含まれるシーケンサ
ID数の更新 出力LおよびM…種記憶RAM278の制御 出力N…種記憶PROM280の制御 出力IおよびJ…ラツチ268の制御 シンクロナイザ294は任意に選択できる回路
であり、メモリの確認(アクノレジ)信号のよう
な外部信号を、ローカルのクロツク292に同期
させるのに用いられる。再始動回路296は、ア
クノレジ信号MYOK/およびバーストダン
(BURST DONE)信号を共に通過させ、これに
よつて、プログラムが終了した後に、ゼネレータ
制御部272を再始動させる。 それぞれの作動サイクルの間に、ゼネレータ制
御部272は、まず始めに、カウンタ262を新
しいシーケンサID数カウントへ進ませる。それ
からゼネレータ制御部272は、新しいシーケン
サID数に対応して記憶されている「種」アドレ
スを、RAM278(あるいは、最初の始動時に
おいてはPROM280)からラツチ284へロ
ードさせる。ラツチ284の出力は、ポートP3
を介してレスポンス検知/トレーニングボード2
26へ、またポートP2を介してイメージ・バツ
フアボード216へ(第2B図参照)供給される
アドレスとなる。 比較器270に受信されるイメージのデータ
は、ラツチ284に含まれるアドレスに対応する
サンプル値である。比較器270は、イメージの
データを、カウンタ262から引き出されたグレ
イ・レベルのカウントと比較し、ラツチ268を
セツトし、さらに選択されたトランシーバ26
4,266を付勢して、RAM278(あるい
は、PROM280)からの種アドレスをシフト
レジスタ250にロードすることを可能にする。 カウンタ262からのシーケンサID数は、タ
ツプPROM252に供給される。ゼネレータ制
御部272は、タツプ・ラツチ254をイネーブ
ルとし、前記シーケンサID数に対応するタツプ
PROM252からのタツプをラツチさせる。 その後で、ゼネレータ制御部272は、バース
ト発生器260を始動し、シフトレジスタ250
の内容がシフトされるようにする。シフト動作の
間中、選択されたタツプに基づいて、シフトレジ
スタ250の最初の段へのフイードバツクが、排
他的OR回路258によつて行なわれる。 シフト動作が完了したとき、ゼネレータ制御部
272は、選択されたトランシーバ264あるい
は266の方向に反転させる。シフトレジスタ2
50に記憶された新しい数は、選択ジヤンパ27
4あるいは276によつてスクランブルされ、選
択されたトランシーバ264または266を介し
てRAM278へ転送される。そこで、前記のス
クランブルされた数は、シーケンサID数に対応
する場所に記憶され、次にカウンタ262がその
シーケンサID数に復帰したときに、アドレスと
して用いられる。 以上のようにしてサイクルが完了し、カウンタ
262を他のシーケンサID数に進めることによ
つて、次のサイクルを開始するように、ゼネレー
タ制御部272が準備される。 アドレスシーケンサボード224の残りの部分
は第2B図に示されている。 命令ラツチ298は、アドレスシーケンサボー
ド224の作動モードを選択するための命令信号
を保持するために、オペレータによつて利用され
る。命令ラツチ298は、自動インクリメントモ
ード、乱数モード、ユーザのリード/ライトモー
ドなどの各種の機能をイネーブルにする。命令ラ
ツチ298は、マルチバス・アドレス空間のシス
テムアドレスに配置される。 Xカウンタ300およびYカウンタ302は、
オペレータが、イメージ・バツフアボード216
に対して直接の読取り書込みを実行しようとする
ときに用いられる。Xカウンタ300およびYカ
ウンタ302は、マルチバス・システムアドレス
の空間に配置される。 読取りまたは書込みを実行するために、オペレ
ータは、あるアドレスをXカウンタ300および
Yカウンタ302にロードする(これはXY座標
に類似している)。そして、転送アドレスからの
読取りあるいはそこへの書込みを実行する。バツ
フア304は、読取り動作の間にピクセルの値を
転送する。書込み動作の間、データはマルチプレ
クサ306によつて、イメージ・バツフアボード
216にマルチプレクサ(多重化)モードで入力
される。自動インクリメント制御部308は、オ
ペレータがイメージ・バツフアボード216内の
メモリ位置を順次に読出し、または書込みたいよ
うな場合に用いられる、自動インクリメント機能
を提供する。 アドレスデコーダ310は、マルチバスによつ
てアドレスすることのできる、種々の回路のため
のチツプセレクト(CHIP SELECT)を発生す
る−−言い換えれば、これらの回路をイネーブル
にするのに用いられる。ベースアドレスは、ジヤ
ンパ(図示せず)によつて設定される。 マルチプレクサ306および312、バストラ
ンシーバ314、およびマルチプレクサ選択回路
316は多重化されたイメージ・バツフア・イン
ターフエイスを構成する(すなわち、アドレスお
よびデータはポートP2の同じライン上で、時分
割される)。 マルチプレクサ312は、Xカウンタ300お
よびYカウンタ302に含まれている乱数または
数値のいずれかを、アドレスソースとして選択す
るのに用いられる。マルチプレクサ306は、ア
ドレスソース(マルチプレクサ312)あるいは
データソース(P1データライン)のいずれかを
選択し、これをバストランシーバ314に転送す
るのに用いられる。 バストランシーバ314は、イメージ・バツフ
ア・バス(ポートP2)をドライブするのに用い
られる。マルチプレクサ選択回路316は、マル
チプレクサ306およびバストランシーバ314
の間の出力の衝突を防止するように、前記マルチ
プレクサ306およびバストランシーバ314を
イネーブルする。 アクノレジ発生器318は、マルチバスポート
P1のためのXACK/信号を発生し、またイメ
ージ・バツフア・メモリ転送に用いるための、マ
ルチバス読取り/書込み信号(MRDC/および
MWTC/)信号を有効化するのに用いられる。 高速バス・メモリ制御器320は、PROM3
22、ラツチ324よびシクロナイザ326を含
んでいる。 高速バス・メモリ制御器320は、イメージ・
バツフアボード216へのアクセスが必要とされ
るとき、適当な制御信号を発生する。これらは、
イメージバツフアのための読取り、ストローブお
よびアクノレジライン(図では、それぞれ
HSREAD/、HSMSTR/、および
HSMYOK/と表示されている)、ならびにマル
チバスのためのアクノレジ信号を含んでいる。イ
メージメモリのサイクルは、イメージへのマルチ
バスアクセスからも、あるいは乱数アクセスから
も開始されることができる。 PROM322の出力は、クロツク292から
クロツクパルスが受信されるたびに、ラツチ32
4によつてラツチされる。ラツチ324の5本の
ラインは、PROM322のアドレスラインに接
続される。前記の5本のラインは、高速バス・メ
モリ制御器320が循環することを可能にする。
ラツチ324の他の出力は、種々のメモリ・イン
ターフエイス機能のために用いられる。シンクロ
ナイザ326は選択可能な回路であり、
HSMYOK/で示されたような外部信号を、ロー
カルクロツクに同期させるのに用いられる。 要約すれば、第2Aおよび2B図に詳細に示さ
れているアドレスシーケンサボード224は、イ
メージ・バツフアボード216に記憶されている
イメージの、個々のピクセルをアクセスするため
のアドレスを発生する。 あるID数のアドレスシーケンスにおけるネク
ストアドレスは、現在のアドレスに応答して読出
され、比較器270にイメージデータとして供給
される現在のピクセルのグレイ・レベル、ならび
に現在のアドレスの関数である。もしも、現在の
ピクセルのグレイ・レベルがカウンタ262内の
値から引出される基準値を超えているならば、ト
ランシーバ264が選択され、シフトレジスタ2
50から出力されて選択ジヤンパ274でスクラ
ンブルされた1組のビツトを出力する。反対に、
もしも前記グレイ・レベルが前記の基準値よりも
小さいならば、トランシーバ266が選択され、
このトランシーバ266は、シフトレジスタ25
0から出力されて選択ジヤンパ276でスクラン
ブルされた他のビツトの組を出力する。 それ故に、カウンタ262によつて発生される
基準値は、それぞれがアドレスシーケンサボード
224によつて処理されることのできる「グレ
イ・レベル面」を規定する。さらに、カウンタ2
62に含まれるカウント値は、擬似乱数発生器2
48を制御するために用いられるシーケンサID
数を代表する。 擬似乱数発生器248は、タツプ・マスク25
6および排他的OR回路258によつて、シフト
レジスタの特定の段から取出される排他的ORフ
イードバツクと共に、シフトレジスタ250を含
んでいる。 この実施例においては、タツプは、シーケンサ
ID数に基づいてタツプPROM252によつて選
択され、最大長さのシーケンスを発生する。プロ
グラマブルタツプを用いることによつて、アドレ
スシーケンサボード224は、擬似乱数発生器2
48の特性を既知の方法で変化させることができ
る。タツプをマルチプレツクス方式でプログラム
することにより、それぞれが順次にイメージ・バ
ツフアボード216をアクセスする、多くの個々
の乱数発生器と同じ結果が得られる。 このことは、パターンプロセツサ202の解像
力を大幅に改善する。なぜならば、実際上、多重
化された乱数発生器が並列に動作することになる
からである。種記憶RAM278は、発生された
アドレスを、多重化サイクルの次の順番まで保持
するために設けられる。このことは擬似乱数発生
器248の動作が首尾一貫したものであり、かつ
予測可能なものであることを確実にする。 この発明の他の実施例においては、全ての平面
が、多重化されたシーケンスのそれぞれにおいて
参照されるように、全てのアドレスシーケンサ数
が、個々のグレイ・レベル平面に割当てられる。
その結果として、通常の光強度における、変動に
対する不感性(免疫性)が可視のパターンに対し
て発揮される。ある特定のグレイ・イメージは、
たとえそのレベルが変化したとしても、同じアド
レスループを発生させるであろう。なぜならば、
同じパターンは相異なるグレイ・レベル平面の上
にしか存在しないであろうからである。 アドレスシーケンサボード224はまた、イメ
ージ・バツフアボード216やマルチバスポート
P1およびP2、ならびにレスポンス検知/トレ
ーニングボード226へのインターフエイスを管
理するのに必要な回路を含んでいる。 第2B図に示したXカウンタ300、Yカウン
タ302、およびその関連回路の手段によつて、
オペレータは、イメージ・バツフアボード216
への書込み、またはそこからの読出しを行なうこ
とができるようになる。このことは、イメージ・
バツフアボード216をテストしたり、また意図
されたイメージパターンをロードするような場合
に、特に有用である。 (F) レスポンス検知/トレーニング ボード226 レスポンス検知/トレーニングボード226
は、大別して2つの部分、すなわちトレーニング
制御器およびレスポンス検知器より成りたつてい
る。 トレーニングモードの間、トレーニング制御器
は、コントローラ206から受信されるトレーニ
ングコードに基づいて、アドレスストリームによ
つて指定された応答メモリボード222の各アド
レスの書込みを行ない、トレーニングコードを入
力パターンに関連づける。また、動作モードの間
には、レスポンス検知器が、アドレスストリーム
によつて指定された応答メモリボード222の各
アドレスをアクセスし、レスポンス出力を読み出
して出力する。レスポンス検知/トレーニングボ
ード226の構成および動作は、先に述べた本出
願人の出願にかかる特願昭59−19563号(特開昭
59−151271号公報)に詳細に述べられている。 トレーニング制御器およびレスポンス検知器の
動作を理解するためには、まず最初に、アドレス
シーケンサボード224からのアドレストリーム
(それはポートP3に供給される)の性質が考慮
されなければならない。 前に第2Aおよび第2B図を参照して説明した
ように、アドレスシーケンサボード224は、あ
たかもそれがマルチプレツクス様式で動作する多
くの個々のアドレスシーケンサで構成されている
かのように作動する。それぞれのシーケンスは、
識別数(すなわち、バツフア286から供給され
るシーケンサID数)を有しており、それぞれの
シーケンスの出力アドレスは、他の出力アドレス
とインターリーブされる。 P3ポートのラインは、アドレスライン、シー
ケンサIDラインおよび制御ラインを含んでいる。
1つの実施例においては、例えば、もしも16の
アドレスシーケンスが有効(ACTIVE)である
とすれば、それぞれのシーケンスが、その出力を
順々にアドレスストリームに出すのにつれて、バ
ツフア286からのシーケンサID数は、0から
15まで増加し、再び0に戻る。 他の実施例においては、シーケンサID数は、
数字の順序ではない他の形式で表わされることが
できる。前の述べたように、もし望まれるなら
ば、1つのグレイ・レベルに対して1つ以上のシ
ーケンスを準備することも可能である(ある場合
には、その方が望ましい)が、一般に、それぞれ
のシーケンスはイメージの1つのグレイ・レベル
に関連づけられる。 そのような応用においては、シーケンサID数
の代りに、あるいはこれに加えて、グレイ・レベ
ル基準値をP3に転送するのが有利である。それ
ぞれのシーケンスは、他のシーケンスから独立に
作動していると考えられることができ、従つて、
それぞれ独自のアドレスループを形成する。 レスポンス検知/トレーニングボード226
は、P3ポートを介して、アドレスシーケンサボ
ード224から、アドレスストリームおよびその
関連制御ラインを受ける。イメージ・バツフアボ
ード216がダブルバツフア機能を有しない状態
で、イメージのフレームが取込まれている間を除
けば、アドレスストリームは連続的に発生する。
レスポンス検知/トレーニングボード226は、
アドレスストリームを受け入れてこれに同期す
る。 アドレスストリームが停止すると、レスポンス
検知/トレーニングボード226も停止する。レ
スポンス検知/トレーニングボード226が停止
しているならば、それは、アドレスストリームや
アドレスシーケンサボード224に対しては、何
の影響も及ぼさない。言い換えれば、レスポンス
検知/トレーニングボード226は、アドレスシ
ーケンサボード224に対しては、完全に受動的
である。このことは、レスポンス検知/トレーニ
ングボード226が独立なモジユールとして動作
することを可能にする。 トレーニング制御器の基本的な機能は、応答メ
モリボード222の、アドレスストリームに相応
するアドレスに、入力イメージに対応するトレー
ニングワード(コード)を書込むことである。ト
レーニング制御器の回路の多くは、アドレスシー
ケンサボード224からのアドレスストリームへ
の、トレーニングワードの書込みがいつ発生する
かを決定する働きをしている。起動および制御の
ための命令は、コントローラ206から発生さ
れ、そしてマルチバスP1ポートを介してトレー
ニング制御器の色々なレジスタへ転送される。 マイクロコンピユータボード220は、トレー
ニング制御器の種々のレジスタへの実際のローデ
イングを制御し、また前記レジスタは、基本的に
は、マイクロコンピユータボード220のアドレ
ス可能なメモリ空間にあるメモリ位置である。 トレーニング制御器は、P3ポートからの制御
ライン、アドレスライン、およびシーケンサID
数ラインを有している。データ、アドレス、およ
び読取り/書込みラインがP2ポートから応答メ
モリボード222へ設けられている。 レスポンス検知器は、パターンプロセツサ20
2へ供給されたイメージの同一性(すなわち応
答)を決定する(すなわち検出する)。このこと
は、アドレスシーケンサボード224からのアド
レスストリームによつてアドレスされる。応答メ
モリボード222の内容を連続的に読取り、そし
て読取られているコードのうち最も頻繁に発生し
ているものを識別することによつて行なわれる。 もしも、イメージ・バツフアボード216に記
憶されているイメージが、トレーニングの間に提
供されたイメージと同じであるか、または類似で
あるならば、アドレスストリームは類似なもので
あり、また前記アドレスストリームに応答して応
答メモリボード222から読出されるコードも、
類似なものとなるであろう。 それ故に、レスポンス検知器は、トレーニング
の間に用いられたコードを識別することになる。
静止したイメージの場合には、アドレスストリー
ムは常に繰返し的となり、また可能なアドレスの
全体集合(TOTAL SET)中の小さな部分集合
(SUBSET)を含むことになる。それ故に、イメ
ージが出力されている限り、同じ組合せのアドレ
スがアクセスされ、また同じレスポンスコードが
検知されるであろう。 レスポンス検知器は、アドレスストリームによ
つてアドレスされる応答メモリボード222の内
容だけを受信する。レスポンス検知器はアドレス
ストリームをそれ自体は取扱わない。アドレスス
トリームが制御される(例えば、発生されたり消
滅されたりする)のに従つて、レスポンス検知器
へ送られるレスポンスコードも、同様に、発生し
たり消滅したりする。 レスポンス検知器は、ポートP1を介してコン
トローラ206から転送される命令、およびレス
ポンス検知器の種々のレジスタに記憶される命令
によつて起動され、また制御される。前記のレジ
スタは、マイクロコンピユータボード220のア
ドレス可能なメモリ空間内にあり、その読出しお
よび書込み動作は、マルチバスP1ポートを介し
て行なわれる。 (G) 語彙の増加および解像能力 第1図に示したパターンプロセツサ202の1
つの重要な特徴は、そのアーキテクチヤーのモジ
ユール性である。前に述べたように、レスポンス
検知/トレーニングボード226および応答メモ
リボード222は、アドレスシーケンサボード2
24に対して完全に受動的である。その結果、多
重化されたレスポンス検知/トレーニングボード
226およびこれに対応して多重化された応答メ
モリボード222を使用すれば、より大きな応答
語彙が可能になる。 前記のモジユールは独立的に動作するので、そ
れらは全てマルチバス上に配置されることがで
き、したがつて、付加的なレスポンスメモリ空間
を提供し、また違つたトレーニングコードのため
の、より大きな空間を可能とする。 多重化されたイメージ・バツフアボード216
およびアドレスシーケンサボード224を用いる
ことにより、解像度の改善も達成される。追加的
なサンプル点が、同じイメージから連続的にサン
プルされるので、解像度が高められ、またそれ故
に、全体のアドレスストリームはより少ないピク
セル(画素)の変化に対してより高感度になる。 イメージ・バツフアボード216およびアドレ
スシーケンサボード224を含む、それぞれの追
加的なモジユールは、レスポンス検知/トレーニ
ングボード226および応答メモリボード222
の追加を必要とする。その理由は、レスポンス検
知/トレーニングボード226および応答メモリ
ボード222はただ1つのアドレスストリームし
か受けられないからである。より大きな解像度を
得るために、レスポンス検知/トレーニングボー
ド226および応答メモリボード222を追加す
ることはまた、より大きなレスポンス語彙をもた
らすことになる。 (H) 結論 この発明のアドレスシーケンサを用いたパター
ン処理システムは、広範囲な種々のパターン認識
への応用に対して、非常に強力な手段となる。ア
ドレスシーケンサによるアドレスループの発生
は、データの大幅な減少をもたらし、それは所望
のレスポンスをイメージ入力に関連づけることを
可能にする。その結果、この発明は、従来のイメ
ージ処理技術を用いた場合に比べて、複雑な入力
イメージに対しても非常に高速な応答を可能にす
る。 この発明のアドレスシーケンサボード224は
実際上、多重化された擬似乱数発生器248の多
重化出力であるような、アドレスストリームを発
生する。このことがグレイ・レベルのパターン処
理を可能にし、また解像度および雑音への不感性
の大幅な改善を可能にする。 この発明は、より好ましい実施例を参照して説
明されたが、この分野の技術者にはよく理解され
るように、この発明の精神および範囲からはずれ
ることなしにその構成および詳細を変更すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアドレスシーケンサを用いた
パターン処理システムの電気的なブロツク図であ
り、第2A図および第2B図は第1図のシステム
におけるアドレスシーケンサの電気的ブロツク
図、第3図はアドレスループを説明するための簡
略例を示す図、第4図はそのための構成を示すブ
ロツク図である。 200……ワークステーシヨン、202……パ
ターンプロセツサ、204……ビデオカメラ、2
06……コントローラ、208……ビデオモニ
タ、210……機械的固定装置、212……部
品、214……ビデオデイジタル化ボード、21
6……イメージ・バツフアボード、218……コ
ントローラ・インターフエイスボード、220…
…マイクロコンピユータボード、222……応答
メモリボード、224……アドレスシーケンサボ
ード、226……レスポンス検知/トレーニング
ボード、228……ケーブル、230……ケーブ
ル、232……ケーブル、234……制御ライ
ン、236……ケーブル、248……擬似乱数発
生器、250……シフトレジスタ、254……タ
ツプ・ラツチ、256……タツプ・マスク、25
8……排他的OR回路、260……バースト発生
器、262……カウンタ、264……トランシー
バ、266……トランシーバ、268……ラツ
チ、270……比較器、272……ゼネレータ制
御部、274……選択ジヤンパ、278……
RAM、282……フリツプフロツプ、284…
…ラツチ、288……PROM、290……ラツ
チ、294……シンクロナイザ、296……再始
動回路、298……命令ラツチ、300……Xカ
ウンタ、302……Yカウンタ、306……マル
チプレクサ、308……自動インクリメント制御
部、310……アドレスデコーダ、312……マ
ルチプレクサ、314……バストランシーバ、3
16……マルチプレクサ選択回路、318……ア
クノレジ発生器、322……PROM、326…
…シンクロナイザ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アドレスを記憶する手段284と、 前記アドレス記憶手段284から発生されたマ
    ルチビツトアドレスに応答して入力データを発生
    する手段216と、 前記マルチビツトアドレスに関連しているビツ
    トを多数の段に記憶するためのシフトレジスタ手
    段250と、 前記シフトレジスタ手段の内容を、予め決めら
    れた段数だけビツトのシフトを起させる手段26
    0と、 フイードバツクビツトをシフトレジスタ手段に
    ロードするためのフイードバツク手段252,2
    54,256,258と、 予め定められた段数だけシフトされ、かつフイ
    ードバツクビツトを加えられた後の、シフトレジ
    スタ手段の内容、および入力データの関数とし
    て、ネクストアドレスを発生するための手段26
    4,266,268,270と、 発生されたネクストアドレスを前記のアドレス
    記憶手段に供給する手段とを具備したことを特徴
    とするパターン処理システムのアドレスシーケン
    サ。 2 アドレスを記憶する手段284と、 前記アドレス記憶手段284から発生されたマ
    ルチビツトアドレスに応答して入力データを発生
    する手段216と、 前記マルチビツトアドレスに関連しているビツ
    トを多数の段に記憶するためのシフトレジスタ手
    段250と、 前記シフトレジスタ手段の内容を、予め決めら
    れた段数だけビツトのシフトを起させる手段26
    0と、 フイードバツクビツトをシフトレジスタ手段に
    ロードするためのフイードバツク手段252,2
    54,256,258と、 予め定められた段数だけシフトされ、かつフイ
    ードバツクビツトを加えられた後の、シフトレジ
    スタ手段の内容、および入力データの関数とし
    て、ネクストアドレスを発生するための手段とを
    具備したパターン処理システムのアドレスシーケ
    ンサにおいて、 入力データはグレイ・スケール値で表され、 ネクストアドレスを発生するための手段が、 入力データを基準値と比較し、比較結果に応じ
    て第1および第2の出力を発生する比較手段27
    0と、 予め定められた段数だけシフトされ、かつフイ
    ードバツクビツトを加えられた後の、シフトレジ
    スタ手段の内容を、互いに異なる2つの配列に並
    べ換える手段274,276と、 前記比較器の第1の出力に応答して、第1の配
    列のシフトレジスタの内容をネクストアドレスと
    して選択し、また一方、前記比較器の第2の出力
    に応答して、第2の配列のシフトレジスタの内容
    をネクストアドレスとして選択するための選択手
    段264,266,268とよりなることを特徴
    とするパターン処理システムのアドレスシーケン
    サ。 3 複数のインターリーブされたアドレスシーケ
    ンスを含むアドレスストリームを発生するための
    パターン処理システムのアドレスシーケンサであ
    つて、 複数のシーケンスの中から選択されたシーケン
    スを識別するための、シーケンス識別数を発生す
    る手段262と、 後述するアドレス記憶手段から発生されたシー
    ケンスのアドレスに応答して入力データを供給す
    る手段216と、 最初は、選択されたシーケンスのアドレスに依
    存しているビツトを、複数の段に記憶するシフト
    レジスタ手段250と、 シフトレジスタ手段の内容を、予め決められた
    段数だけシフトする手段260と、 シーケンス識別数の関数として、シフトレジス
    タ手段の選択された段からビツトを引き出すため
    の手段252,254,256と、 選択された段から引き出されたビツトの関数で
    あるフイードバツク・ビツトを、シフトレジスタ
    手段250へフイードバツクする手段258と、 シーケンス識別数と入力データ、および、その
    内容が予め決められた段数だけシフトされ、かつ
    フイードバツク・ビツトを加えられた後のシフト
    レジスタ手段250の内容の関数として、選択さ
    れたシーケンス内のネクストアドレスを発生する
    ための手段264,266,268,270と、 シーケンス識別数に応答して選択されたシーケ
    ンスのアドレスを発生し、かつシーケンス識別数
    が再び発生されたときに利用するために、発生さ
    れたネクストアドレスを記憶するためのアドレス
    記憶手段278,280,284とを具備したこ
    とを特徴とするパターン処理システムのアドレス
    シーケンサ。 4 ネクストアドレスを発生する手段が、 入力データをシーケンス識別数に依存する基準
    値と比較し、比較結果に応じて第1および第2の
    出力を発生する比較手段270と、 予め定められた段数だけシフトされ、かつフイ
    ードバツクビツトを加えられた後の、シフトレジ
    スタ手段の内容を、互いに異なる2つの配列に並
    べ換える手段274,276と、 前記比較器の第1の出力に応答して、第1の配
    列のシフトレジスタの内容をネクストアドレスと
    して選択し、また一方、前記比較器の第2の出力
    に応答して、第2の配列のシフトレジスタの内容
    をネクストアドレスとして選択するための選択手
    段264,266,268とよりなることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載のパターン処理
    システムのアドレスシーケンサ。 5 シフトレジスタ手段の内容をシフトするのに
    先立つて、選択されたマルチビツトアドレスが、
    前記選択手段264,266を介してシフトレジ
    スタ手段にロードされることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載のパターン処理システムのア
    ドレスシーケンサ。 6 アドレス記憶手段が、 それぞれのシーケンスの第1サイクルの動作の
    間に用いられる、各シーケンス識別数のための、
    最初のアドレスを記憶する第1の記憶手段280
    と、 それぞれのシーケンス識別数に対して選択され
    た、ネクストアドレスを記憶するための第2の読
    出し/書込み可能な記憶手段278とよりなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のパタ
    ーン処理システムのアドレスシーケンサ。 7 ビツトを引き出すための手段が、 それぞれのシーケンス識別数に対応するデイジ
    タル語を記憶し、かつ、前記シーケンス識別数に
    よつてアドレスされることのできるタツプ記憶手
    段252と、 シーケンス識別数に応答して、タツプ記憶手段
    から読出されたデイジタル語に基づいて、選択さ
    れた段からフイードバツク手段へビツトを伝送す
    る手段256,258とからなることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第3項記載のパターン処理
    システムのアドレスシーケンサ。
JP59018526A 1983-02-07 1984-02-06 パタ−ン処理システムのアドレスシ−ケンサ Granted JPS59151268A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US464588 1983-02-07
US06/464,588 US4550431A (en) 1983-02-07 1983-02-07 Address sequencer for pattern processing system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59151268A JPS59151268A (ja) 1984-08-29
JPH0238981B2 true JPH0238981B2 (ja) 1990-09-03

Family

ID=23844511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59018526A Granted JPS59151268A (ja) 1983-02-07 1984-02-06 パタ−ン処理システムのアドレスシ−ケンサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4550431A (ja)
EP (1) EP0118978A3 (ja)
JP (1) JPS59151268A (ja)
CA (1) CA1204868A (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4541115A (en) * 1983-02-08 1985-09-10 Pattern Processing Technologies, Inc. Pattern processing system
US4628477A (en) * 1983-10-17 1986-12-09 Sanders Associates, Inc. Programmable push-pop memory stack
US5007018A (en) * 1983-11-10 1991-04-09 General Signal Corp. Vital processor implemented with non-vital hardware
US4984151A (en) * 1985-03-01 1991-01-08 Advanced Micro Devices, Inc. Flexible, next-address generation microprogram sequencer
US4783828A (en) * 1986-06-02 1988-11-08 Honeywell Inc. Two-dimensional object recognition using chain codes, histogram normalization and trellis algorithm
US5065256A (en) * 1987-09-21 1991-11-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of and apparatus for processing image signal
US5278672A (en) * 1989-01-20 1994-01-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image signal processing apparatus
JPH05506526A (ja) * 1990-01-05 1993-09-22 マスパー・コンピューター・コーポレイション クワッドクロスバー及びハイパーバーパーソナリティを備えるラウタチップ
US5416308A (en) * 1991-08-29 1995-05-16 Video Lottery Technologies, Inc. Transaction document reader
US6002865A (en) * 1992-05-28 1999-12-14 Thomsen; Erik C. Location structure for a multi-dimensional spreadsheet
US5473707A (en) * 1993-08-16 1995-12-05 Electro-Sensors, Inc. Pattern processing system with weighted training codes
US5473708A (en) * 1993-08-16 1995-12-05 Electro-Sensors, Inc. Pattern processing system using minimum length address loops
US6079007A (en) * 1998-03-10 2000-06-20 Pan Atlantic Corporation System and method for generating pseudo-random codes
US6237075B1 (en) * 1998-03-10 2001-05-22 Pan Atlantic Corporation System and method for generating pseudo-random codes
JPH11353225A (ja) * 1998-05-26 1999-12-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 逐次実行型でグレイ・コード体系のアドレッシングを行うタイプのプロセッサがアクセスするメモリ、及びメモリにコード/データを格納する方法
US6292506B1 (en) 1998-12-04 2001-09-18 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Length selectable, hardware efficient pseudorandom code generator
US6618508B1 (en) * 1999-07-09 2003-09-09 Ati International Srl Motion compensation device
US8945197B1 (en) 2005-10-24 2015-02-03 Lockheed Martin Corporation Sight-restoring visual prosthetic and method using infrared nerve-stimulation light
US8956396B1 (en) 2005-10-24 2015-02-17 Lockheed Martin Corporation Eye-tracking visual prosthetic and method
US7883536B1 (en) 2007-01-19 2011-02-08 Lockheed Martin Corporation Hybrid optical-electrical probes
US8055599B1 (en) 2007-07-13 2011-11-08 Werth Larry J Pattern recognition using cycles or traces in an associative pattern memory (APM), vertical sensors, amplitude sampling, adjacent hashes and fuzzy hashes
US10387804B2 (en) 2014-09-30 2019-08-20 BoonLogic Implementations of, and methods of use for a pattern memory engine applying associative pattern memory for pattern recognition
US10872290B2 (en) 2017-09-21 2020-12-22 Raytheon Company Neural network processor with direct memory access and hardware acceleration circuits
WO2021003108A1 (en) 2019-07-01 2021-01-07 Elkem Silicones USA Corp. Two-part curable liquid silicone rubber composition
US20210070945A1 (en) 2019-09-06 2021-03-11 Elkem Silicones USA Corp. Process and premix for incorporating optical brighteners into a polymeric composition
JP7412581B2 (ja) 2020-01-30 2024-01-12 エルケム・シリコーンズ・ユーエスエイ・コーポレーション 循環経済に有用であって、剥離可能でありかつ綺麗に剥離可能な特性を有するシリコーンエラストマーを含む、物品
WO2021158745A1 (en) 2020-02-06 2021-08-12 Elkem Silicones USA Corp. Highly stretchable adhesive silicone compositions and uses thereof as sealing/bonding agents
US11643555B2 (en) 2020-04-15 2023-05-09 Elkem Silicones USA Corp. Use of aryl group containing organopolysiloxane gums as additives to increase rheological behavior

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3074050A (en) * 1956-12-31 1963-01-15 Ibm Character recognition machine
US3879728A (en) * 1959-03-13 1975-04-22 Maxson Electronics Corp Digital map matching
US3167746A (en) * 1962-09-20 1965-01-26 Ibm Specimen identification methods and apparatus
US3504164A (en) * 1964-04-10 1970-03-31 Sperry Rand Corp Data processing system for classifying unknown waveform
US3579252A (en) * 1965-09-30 1971-05-18 David M Goodman Computer driven displays employing pattern recognition techniques
US3539994A (en) * 1967-09-14 1970-11-10 Ibm Adaptive template pattern categorizing system
US3816722A (en) * 1970-09-29 1974-06-11 Nippon Electric Co Computer for calculating the similarity between patterns and pattern recognition system comprising the similarity computer
US3737852A (en) * 1971-03-08 1973-06-05 Ibm Pattern recognition systems using associative memories
US3816764A (en) * 1971-06-03 1974-06-11 Receptors Binary sequence generator
US3846752A (en) * 1972-10-02 1974-11-05 Hitachi Ltd Character recognition apparatus
JPS51112236A (en) * 1975-03-28 1976-10-04 Hitachi Ltd Shape position recognizer unit
US4028673A (en) * 1975-10-31 1977-06-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Crosswind measurements through pattern recognition techniques
US4032889A (en) * 1976-05-21 1977-06-28 International Business Machines Corporation Palm print identification
JPS538034A (en) * 1976-06-30 1978-01-25 Toshiba Corp Electronic computer
GB1590950A (en) * 1976-12-11 1981-06-10 Emi Ltd System for comparing representations of a scene
US4110737A (en) * 1977-08-22 1978-08-29 The Singer Company Character recognition apparatus for serially comparing an unknown character with a plurality of reference characters
JPS5579590A (en) * 1978-12-13 1980-06-16 Hitachi Ltd Video data processor
SE422714B (sv) * 1979-01-16 1982-03-22 Ibm Svenska Ab Anordning med styrdator for optisk teckenlosning, vilken styrdator bl a bereknar startpunkter for identifiering av ett tecken
US4295198A (en) * 1979-04-02 1981-10-13 Cogit Systems, Inc. Automatic printed circuit dimensioning, routing and inspecting apparatus
US4305130A (en) * 1979-05-29 1981-12-08 University Of Rhode Island Apparatus and method to enable a robot with vision to acquire, orient and transport workpieces
US4277775A (en) * 1979-10-01 1981-07-07 Ncr Canada Ltd - Ncr Canada Ltee Character recognition system
US4355301A (en) * 1980-05-27 1982-10-19 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical character reading system
US4484265A (en) * 1981-11-06 1984-11-20 Westinghouse Electric Corp. Corner turn memory address generator

Also Published As

Publication number Publication date
EP0118978A3 (en) 1986-10-15
CA1204868A (en) 1986-05-20
EP0118978A2 (en) 1984-09-19
JPS59151268A (ja) 1984-08-29
US4550431A (en) 1985-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0238981B2 (ja)
EP0118182B1 (en) Pattern processing method
US4504970A (en) Training controller for pattern processing system
US4435835A (en) Method and device for detecting the position of an object
US4606065A (en) Image processing-system
US5524223A (en) Instruction accelerator for processing loop instructions with address generator using multiple stored increment values
US4366551A (en) Associative memory search system
US5317747A (en) Multiprocessor system and interruption control device for controlling interruption requests between processors and peripheral devices in the multiprocessor system
US4551850A (en) Response detector for pattern processing system
KR0171488B1 (ko) 마이크로 컴퓨터
DE19900299A1 (de) Speichertestvorrichtung und -verfahren, die in der Lage sind, einen schnellen Speichertest ohne Erhöhung einer Chip-Stiftzahl zu erzielen
US4670788A (en) Gray scale transformation circuit
JP2809644B2 (ja) イメージ処理方法
US5719953A (en) Image processing apparatus for determining positions of objects based on a projection histogram
US4924307A (en) Image processor
EP0084374A2 (en) Digital image processing and display techniques utilizing differential image intensity determinations
EP0803820A2 (en) An integrated digital processing device and method for examining the operation thereof
US5428801A (en) Data array conversion control system for controlling conversion of data arrays being transferred between two processing systems
US6032281A (en) Test pattern generator for memories having a block write function
US4754490A (en) Linked-list image feature extraction
US5075843A (en) Method and apparatus for processing graphical information
JP3315350B2 (ja) シーケンス制御装置及びシーケンスプログラム作成装置並びにプログラム記憶媒体
Wyeth Implementing active vision in embedded systems
KR100189894B1 (ko) 비젼 응용 검사 시스템의 제어방법
JPS6213690B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees