JPH0238775A - 圧電体駆動回路 - Google Patents
圧電体駆動回路Info
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- JPH0238775A JPH0238775A JP63187616A JP18761688A JPH0238775A JP H0238775 A JPH0238775 A JP H0238775A JP 63187616 A JP63187616 A JP 63187616A JP 18761688 A JP18761688 A JP 18761688A JP H0238775 A JPH0238775 A JP H0238775A
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- JP
- Japan
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- voltage
- piezoelectric
- piezoelectric body
- piezoelectric element
- driving circuit
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims 1
- 238000013508 migration Methods 0.000 abstract description 7
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- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000004332 silver Substances 0.000 abstract description 3
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Landscapes
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、圧電バルブ、X−Yテーブルなどにおいて用
いられる圧電素子の駆動回路に関するものである。
いられる圧電素子の駆動回路に関するものである。
従来、圧電パルプ等に用いられる圧電体は、電圧による
発生変位により位置決めを行っているため、印加される
電圧は定常的に、直流電圧であった。具体的には、第5
図に示すような回路で、トランジスタ1のベース電圧に
直流電圧を加え、それに応じて、コレクターエミッタ間
の電圧が変化し、その変化分により、圧電素子2が変位
する構成になっていた。
発生変位により位置決めを行っているため、印加される
電圧は定常的に、直流電圧であった。具体的には、第5
図に示すような回路で、トランジスタ1のベース電圧に
直流電圧を加え、それに応じて、コレクターエミッタ間
の電圧が変化し、その変化分により、圧電素子2が変位
する構成になっていた。
しかしながら、従来の駆動方式では圧電体に直流電圧し
か印加されない為、はとんど電流が流れず、圧電素子が
発熱しなかった。さらに現在、多くの圧電素子の電極に
は、銀電極が用いられており、湿度によって生じる電極
のマイグレーションにより、圧電素子の絶縁破壊が生じ
る。従って、前記の駆動方式では、圧電素子の温度が上
らない為、素子周辺の相対湿度が下がらず、マイグレー
ションを誘発する原因になっていた。
か印加されない為、はとんど電流が流れず、圧電素子が
発熱しなかった。さらに現在、多くの圧電素子の電極に
は、銀電極が用いられており、湿度によって生じる電極
のマイグレーションにより、圧電素子の絶縁破壊が生じ
る。従って、前記の駆動方式では、圧電素子の温度が上
らない為、素子周辺の相対湿度が下がらず、マイグレー
ションを誘発する原因になっていた。
本発明は、前記の問題点を解決すべく、従来圧電素子を
駆動するための直流電圧に第1図の如く交流成分を加え
て、周囲温度よりも圧電素子を昇温させ、素子周辺の相
対湿度を下げることにより、マイグレーションの発生を
減少させることを特徴とする圧電体駆動回路である。
駆動するための直流電圧に第1図の如く交流成分を加え
て、周囲温度よりも圧電素子を昇温させ、素子周辺の相
対湿度を下げることにより、マイグレーションの発生を
減少させることを特徴とする圧電体駆動回路である。
〔実施例)
本発明の一実施例を第2図に示す。図に従って回路の動
作説明を行う。圧電体2の制御電圧Viaは、R6を介
してオペアンプの■端子へ接がれている。この直流利得
GはG=R3/R4となり、オペアンプの出力には、V
L nを6倍した電圧が発生する。この電圧がトラン
ジスタ1のベースへ印加され、ベース電圧が大きくなれ
ば、圧電素子2への印加電圧■。が小さくなり、ベース
電圧が小さいと、■、は大きくなる。このveにより、
圧電素子の変位が制御される。しかし、本発明では、制
御電圧V i+sに、発振器4により交流を乗せるため
、圧電素子の印加電圧は直流電圧V、を中心に交流的な
振幅を得る。さらにその振幅の速さを圧電体が機械的に
追従できない程度の高周波にすることにより、圧電体高
周波のインピーダンスが低いため、電流が流れ発熱を起
こす。しかし、機械的な変位は直流電圧■、に対応した
変位を示す。従って、本回路では、制御電圧V anの
みで圧電素子の変位を制御でき、かつ圧電体が発熱する
ため、圧電体の相対湿度が下がり、マイグレーションが
防げる。
作説明を行う。圧電体2の制御電圧Viaは、R6を介
してオペアンプの■端子へ接がれている。この直流利得
GはG=R3/R4となり、オペアンプの出力には、V
L nを6倍した電圧が発生する。この電圧がトラン
ジスタ1のベースへ印加され、ベース電圧が大きくなれ
ば、圧電素子2への印加電圧■。が小さくなり、ベース
電圧が小さいと、■、は大きくなる。このveにより、
圧電素子の変位が制御される。しかし、本発明では、制
御電圧V i+sに、発振器4により交流を乗せるため
、圧電素子の印加電圧は直流電圧V、を中心に交流的な
振幅を得る。さらにその振幅の速さを圧電体が機械的に
追従できない程度の高周波にすることにより、圧電体高
周波のインピーダンスが低いため、電流が流れ発熱を起
こす。しかし、機械的な変位は直流電圧■、に対応した
変位を示す。従って、本回路では、制御電圧V anの
みで圧電素子の変位を制御でき、かつ圧電体が発熱する
ため、圧電体の相対湿度が下がり、マイグレーションが
防げる。
第2図において、発振器の周波数を40kHzとし、v
iが0〜5■に対し、Vc カl 50 V−OVにな
るような回路に設定し、圧電体には、PZT系の積層型
圧電体、05f1m×20IIIlOものを用いて、制
御を行った結果を第3図に示す0本実験では圧電体の変
位の測定を静電式の変位計で測定したが、4QkHzの
振幅はほとんど確認されず、かつ、圧電体の温度は最高
で50’C〜60°Cまで上昇した。
iが0〜5■に対し、Vc カl 50 V−OVにな
るような回路に設定し、圧電体には、PZT系の積層型
圧電体、05f1m×20IIIlOものを用いて、制
御を行った結果を第3図に示す0本実験では圧電体の変
位の測定を静電式の変位計で測定したが、4QkHzの
振幅はほとんど確認されず、かつ、圧電体の温度は最高
で50’C〜60°Cまで上昇した。
次にマイグレーションの影響を調べるために、温度40
”C1湿度80%の恒温槽の中で、一方は従来の通り交
流振幅をゼロとし、印加電圧り、C。
”C1湿度80%の恒温槽の中で、一方は従来の通り交
流振幅をゼロとし、印加電圧り、C。
150Vとし、もう一方は、周波数を4QkHzとして
、■、を150v印加し続けた際の印加時間に対する絶
縁抵抗の変化を第4図に示した。0は交流振幅がゼロの
もの、・は交流振幅を加えたものである。交流振幅のな
いものは約300時間で絶縁破壊を起こしたが、本発明
により駆動したものは、550時間すぎても絶縁抵抗値
に大きな変化は表われていない。
、■、を150v印加し続けた際の印加時間に対する絶
縁抵抗の変化を第4図に示した。0は交流振幅がゼロの
もの、・は交流振幅を加えたものである。交流振幅のな
いものは約300時間で絶縁破壊を起こしたが、本発明
により駆動したものは、550時間すぎても絶縁抵抗値
に大きな変化は表われていない。
本発明のよれば、従来高温環境の中で生じていた、圧電
体の銀電極によるマイグレーションを防ぐことができ、
大幅に圧電体の寿命が向上した。
体の銀電極によるマイグレーションを防ぐことができ、
大幅に圧電体の寿命が向上した。
第1図は、本発明に係る模式図、
第2図は、本発明に係る一実施例の回路図、第3図は、
本発明による実施例の実験結果、第4図は、本発明によ
る実施例の別の実験結果、第5図は、従来の駆動装置で
ある。 1:トランジスタ、2:圧電素子、3:オペアンプ、4
:発振器、5:直流電源。 第1図
本発明による実施例の実験結果、第4図は、本発明によ
る実施例の別の実験結果、第5図は、従来の駆動装置で
ある。 1:トランジスタ、2:圧電素子、3:オペアンプ、4
:発振器、5:直流電源。 第1図
Claims (1)
- 電界を印加すると変位を生じる圧電あるいは電歪素子
の駆動回路において、直流電圧に、矩形波あるいは正弦
波等の交流電圧を加算して、上記素子を駆動することを
特徴とする圧電体駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187616A JPH0238775A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 圧電体駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187616A JPH0238775A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 圧電体駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0238775A true JPH0238775A (ja) | 1990-02-08 |
Family
ID=16209226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63187616A Pending JPH0238775A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 圧電体駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0238775A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04130783A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-01 | Nec Corp | 圧電アクチュエータの駆動方法 |
JPH04315484A (ja) * | 1991-04-15 | 1992-11-06 | Nec Corp | 圧電アクチュエータの駆動方法 |
US8273671B2 (en) | 2002-05-23 | 2012-09-25 | Schott Ag | Glass material for radio-frequency applications |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63187616A patent/JPH0238775A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04130783A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-01 | Nec Corp | 圧電アクチュエータの駆動方法 |
JPH04315484A (ja) * | 1991-04-15 | 1992-11-06 | Nec Corp | 圧電アクチュエータの駆動方法 |
US8273671B2 (en) | 2002-05-23 | 2012-09-25 | Schott Ag | Glass material for radio-frequency applications |
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