JPH0238739Y2 - - Google Patents

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JPH0238739Y2
JPH0238739Y2 JP5151386U JP5151386U JPH0238739Y2 JP H0238739 Y2 JPH0238739 Y2 JP H0238739Y2 JP 5151386 U JP5151386 U JP 5151386U JP 5151386 U JP5151386 U JP 5151386U JP H0238739 Y2 JPH0238739 Y2 JP H0238739Y2
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JP
Japan
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wrist
plate
claw
attached
support
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JP5151386U
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JPS62164030U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は顕微鏡操作のもとに脳外科或いは眼科
等の手術を行なう際に使用する術者椅子に取付け
る術者の手首受けに関するものである。
従来顕微鏡操作のもとに脳外科或いは眼科等の
手術、いわゆるマイクロサージヤリーを行なう際
に使用する術者椅子には長時間の手術にも術者が
疲れぬように、椅子にひじ受けを上下及び前後に
調節できるように取付けたものが使用されている
が、従来のものはあくまでひじ、腕のみを受ける
目的のものであるので、術者が手術を行なう際、
前屈姿勢を取り、長時間にわたる手術においては
術者は手首が疲労し、きめ細かな手術操作に支障
を来すおそれがある。
〔考案の目的〕
そこで本考案は上記の如き問題に対処するもの
で、従来この種、椅子のひじ受に、さらに手首受
を取付け、その手首受けをひじ受の長手方向に移
動して固定でき、またその手首受けの手首受け部
分の角度を術者自身で適度な角度に調節して、術
者が手術操作に適した楽な腕姿勢に保持されて疲
労少なく手術を行なえるようになしたものであ
る。
〔考案の構成〕
本考案の手首受は、マイクロサージヤリー用椅
子のひじ受にその長手方向に挿込み固定できるよ
うに、断面が角形扁平の管状板に形成され、その
角形管状板の内部両側にひじ受の両側縁に圧接す
る板ばねを有し、この管状板の上面前方部には、
手首部分を受ける手首受板の後端部がその手首受
板の傾斜角度を調節できるように軸着されてい
る。またこの手首受板の中間部下面には、手首受
板を支持し、かつ、手首受板の傾斜角度を調節す
る支桿が取付けられている。この支桿の下端は爪
形に形成されていて、手首受板下面に設置された
術者操作桿の出し入れ操作により、管状板側壁に
固着された爪受板周壁上の複数個の山形歯に段階
的に係止して手首受板の傾斜を調節できるように
なつている。
〔考案の実施例〕 第1図は従来のマイクロサージヤリー用椅子の
一例を示すもので、その左方のひじ受に本考案の
手首受を取付けた実施例の斜視図を示す。第2図
は左ひじ受に取付ける本考案手首受の斜視図を示
すもので、右ひじ受に取付けるものは左ひじ受に
取付けるものと構造は同じであるが、ひじ受に挿
込まれる管状板7に対して手首受板2の内方に向
く傾きが左と右は反対になつているだけの相違で
ある。第3図は本考案手首受の側面図、第4図は
第3図の上面図、第5図は下面図である。図面に
おいて1はマイクロサージヤリー用椅子のひじ受
a,bに挿込めるように、断面が扁平角形3に形
成された管状板で、この管状板内部両側に椅子の
ひじ受a,bの両側縁に圧接する板ばね4,5が
取付けられている。手首受板2は管状板1の上面
前方部において、その下端部を軸6として上下回
動できるように軸着されている。7は手首受板2
の中間部下面において、その下面部に取付けられ
た軸受金具8,9に上端10を軸止めされた支腕
で、この支腕の下端は爪11に形成されていて、
管状板1の前方側壁に固着された三角状の爪受板
12の周壁上に形成された複数個の山形歯13に
段階的に係合して固定されるようになつている。
14は手首受板2の下面で、爪付支腕7の軸受金
具8,9の取付位置より上方位置において、手首
受板下面に設置された爪付支腕操作用の術者操作
桿で手首受板下面に取付けられた挾持バンド金具
15によつて、上下方向に押したり、戻したりで
きるように保持されている。この操作桿14の先
端16は爪付支腕7の支軸10より上方に突出さ
せて支腕の上端に突設させた突起部17を押した
り、引いたりできるように連結されている。18
は操作桿14に嵌挿されて、押した操作桿14を
元に戻す力を操作桿に付与するように設置された
コイルスプリングである。19は操作桿14の上
端部に取付けられた操作釦である。
〔考案の作用効果〕
本考案の手首受1は角形扁平の管状板に形成さ
れているので、従来のマイクロサージヤリー用椅
子のひじ受a,bに挿込むことができ、かつその
前後方向の調節はその内部両側に取付けた板ばね
4,5がひじ受a,bの両側縁と圧接しているの
で管状扁平板を術者が自由に前後に移動すること
ができる。またその扁平板に取付けた手首受板2
の上下方向の傾きは、手首受板2に取付けた操作
桿14を術者が握つて下方に押せば、その先端が
手首受板下面に軸着された爪付支腕7の上端突起
部17を押し、その支腕下端爪部11を外方に回
動させ、支腕爪部11が下部爪受板12の係止歯
部13より外れるので、術者は手首受板2を自身
の手をもつて所望の傾き角度に調節した後、操作
桿14の握り釦を離せば、操作桿14はこれに嵌
挿されているコイルスプリング18によつて復元
し、操作桿先端に連結されている支腕7の上端突
起部17を引き戻して支腕7を回動させ、その下
端爪部11を固定爪受12の歯部13に係止させ
て手首受板2をその調節された傾き角度に保持さ
せてロツクする。
本考案はの手首受は上述のように、断面が角形
の扁平管状板でその内部両側に板ばねが取付けら
れているので、従来のマイクロサージヤリー用椅
子のひじ受に挿入して術者自身で前後に移動停止
させることができ、また手首受に、内方に傾けて
手首受板が上下の傾斜角度を調節できるように取
付けられていて、その調節は術者の手元の操作桿
の操作によつて所望の角度に調節して、その操作
桿から手を離せば自動的にその調節位置に手首受
板をロツクするので術者は安心して手術を行なう
ことができる。従来のマイクロサージヤリー用椅
子に取付けたひじ受は主としてひじ,腕のみを受
ける目的のものであるので、術者が前屈姿勢で長
時間にわたる手術を行なう際に、手術操作中最も
多く動かす手首部の疲労解消には従来のひじ受だ
けでは不充分である。本考案ではこのひじ受にさ
らに手首受を取付け、この手首受を術者自身で調
節し、手術に適応した姿勢で手首部を手首受板に
保持させて手術を行なうことができるので、術者
は長時間にわたる手術にも疲労少なく楽に手術を
行なうことができる特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマイクロサージヤリー用椅子の
一例の斜視図を示す。第2図はマイクロサージヤ
リー用椅子の左ひじ受に取付ける本考案手首受の
斜視図、第3図は本考案手首受の側面図、第4図
は第3図の上面図、第5図は下面図である。 1……ひじ受に挿込まれる角形扁平管状板、
a,b……ひじ受、2……手首受板、4,5……
板ばね、7……手首受板下面に取付けた爪付支
腕、8,9……爪付支腕上端部の軸受金具、12
……支腕下端爪部を係止させる爪受板、13……
係止歯止、14……手首受板の傾き調節用操作
桿、18……操作桿に嵌挿された操作桿引き戻し
用コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイクロサージヤリー用椅子のひじ受a,bに
    挿込む手首受1を断面が角形扁平の管状板に形成
    し、この扁平管状板には、その内部両側に板ばね
    4,5を取付け、またその上面前方部に、内方に
    傾けて手首受板2の下端部を軸着し、この手首受
    板2の中間部下面には手首受板を支持し、かつ手
    首受板の上下傾き角度を調節する下端爪付支腕7
    の上端を軸着し、また下部扁平管状板1の前方側
    壁には手首受板の爪付支腕7の爪部11を係止さ
    せる複数個の山形歯部13を有する爪受板12を
    固着し、また手首受板2の下面には、支腕7の上
    端を押しまたは引いて、支腕7の爪部11の係脱
    を行う操作桿14を取付けてなるマイクロサージ
    ヤリー術者椅子用手首受け。
JP5151386U 1986-04-08 1986-04-08 Expired JPH0238739Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5151386U JPH0238739Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5151386U JPH0238739Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62164030U JPS62164030U (ja) 1987-10-19
JPH0238739Y2 true JPH0238739Y2 (ja) 1990-10-18

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ID=30875844

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JP5151386U Expired JPH0238739Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063579Y2 (ja) * 1990-11-27 1994-02-02 美和医療電機株式会社 手術用上肢固定器

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JPS62164030U (ja) 1987-10-19

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