JPH0238612Y2 - - Google Patents

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JPH0238612Y2
JPH0238612Y2 JP1984133802U JP13380284U JPH0238612Y2 JP H0238612 Y2 JPH0238612 Y2 JP H0238612Y2 JP 1984133802 U JP1984133802 U JP 1984133802U JP 13380284 U JP13380284 U JP 13380284U JP H0238612 Y2 JPH0238612 Y2 JP H0238612Y2
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JP
Japan
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light
light emitting
box
light source
irradiation
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JP1984133802U
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JPS6147265U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、単一の人工光源で複数の単色光を得
ると共に、必要により波長の異なる複数の単色光
を複合させて1又は2以上の植物育成箱内を照射
し得るように構成した植物育成箱の単色光強エネ
ルギー複合照射装置に関するものである。
〔従来の技術〕
植物育成箱に単色光を照射する方法としては、
分光方式と干渉フイルタ方式とがあり、特に強エ
ネルギーを必要とする場合や単色光を複合させる
必要がある場合には干渉フイルタ方式が用いられ
ていた。これらの方式を具体化する従来の単色光
照射装置として、前者はランプハウス内の中心部
に光源を設置し、その周囲に採光窓を設ける構造
に成り、また後者は一つの光源に一つの干渉フイ
ルタを組み合わせた構造の単色光照射装置を複数
台設置することにより、夫々から照射される波長
の異なる単色光を複合させる構造に成つていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、これら従来の単色光照射装置は、前者
については、光源から放射される光出力が周辺に
分散されてしまい、一つの採光窓から得られる光
出力が光源本来の出力に比較して極めて小さなも
のに成つてしまい、また後者については、異なる
波長の単色光ごとにその照射装置を設置しなけれ
ばならず、装置全体が大がかりなものとなるばか
りでなく、電力消費量も多く、コスト高となり、
また光源ごとにその変動や寿命による固体差を生
じ、安定した複合光が得にくいというような問題
を有するものであつた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、単一の光源から単色光強エネルギーを得る
と共に、1又は2以上の植物育成箱に対して任意
自由に複合照射をすることができる植物育成箱の
単色光強エネルギー複合照射装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る植物
育成箱の単色光強エネルギー複合照射装置は、ラ
ンプ室と、植物育成箱と、人工光源と、複数本の
光フアイバー束と、発光部とにより構成したもの
であり、前記ランプ室は、背面に集光ミラーを配
設して成る人工光源を収容すると共に、該人工光
源に前記複数本の光フアイバー束の受光端側を対
向させて成るものであり、また前記植物育成箱
は、内部に昇降試料台を配置すると共に、該植物
育成箱内に連通する空気調和機を並設し、かつ該
植物育成箱の受光窓に前記発光部を脱着自在に接
続すると共に、該発光部に前記複数本の光フアイ
バー束の発光端側を単独で又は複合させて脱着自
在に接続したものであり、更に前記発光部は、干
渉フイルタその他の光出力調整機構、光軸調整機
構及び拡散角調整ズームを具備する照射光制御機
構を組み込んで成るものであることを要旨とする
ものである。
〔作用〕
而して、上記構成によれば、単一の人工光源か
ら放射される光出力は、第3図に示すように、ま
ず集光ミラーで集束され、光フアイバー束の受光
端部に集光入射され、それらの内部を透過して発
光端側から外部へ放射される。この時光フアイバ
ー束の発光端から放射される光出力は、拡大レン
ズによつて、エネルギー損失のない状態で単色光
を植物育成箱内に照射することができる。しか
も、各光フアイバー束の発光端には、夫々植物の
育成条件に対応して制御された同一波長又は異な
る波長の光出力を送出する干渉フイルタその他の
光出力調整機構を装着してあるため、複数の植物
育成箱に同時に同一又は異なる波長等の単色光を
照射することができ、また一つの植物育成箱に波
長の異なる干渉フイルタを装着した複数の光フア
イバー束の発光端を接続することにより、波長の
異なる複数の単色光を複合照射することもでき
る。
また、光出力の照射方向及び照射面の位置は、
光軸調整機構及び拡散角調整ズームを構成した照
射光制御機構を操作することにより自由に調整す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る植物育成箱の単色光強エネ
ルギー複合照射装置の好適な実施例を図面に従つ
て説明する。
第1図及び第2図において、11はランプ室で
あり、略中央部に所定出力の人工光源1と集光ミ
ラー2を配置すると共に、光源1の冷却用ブロア
ー12を併置する。本実施例においては、ランプ
室11の上部、即ち光源1から放射される光出力
の集束方向側に、集束された光出力から熱線部を
除去するための熱線反射フイルタ3を配置し、更
にその前方に集光レンズ4を設け、熱線部を除去
された光出力がこの集光レンズ4を透過して更に
集束され、その外力へ投射されるように構成し、
この集光レンズ4の外側方に複数本の光フアイバ
ー束5の受光端を接続してある。これら複数本の
光フアイバー束5の発光端側には、夫々光出力の
光路修正用レンズ6、干渉フイルタその他光出力
調整用の機構を脱着させる取付枠7、拡大レンズ
9、光軸調整ねじ19及び拡散角調整ズーム20
を具備する照射光制御用の機構等を組み込み、か
つ上記取付枠7には所望の干渉フイルタ8等を脱
着自在に装着すことができるように構成した発光
部21から所定の光出力を放射することができる
ように構成する。この発光部21を仕切ガラス1
6で密閉された植物育成箱10の受光窓22に脱
着自在に接続し、この接続部を露光防止用のジヤ
バラ15で被覆する。
なお、発光部21における干渉フイルタ8等の
接着部分には冷却用チユーブ14の排気口側を開
口させ、吸気口側から冷却用エアーポンプ13に
よつて圧送された空気を放出して干渉フイルタ8
等を冷却し得るように構成する。本実施例におい
ては、冷却用エアーポンプ13をランプ室11側
に配置し、光フアイバー束5の最大装着数分だけ
の冷却用チユーブ14の吸気口側を集束し、冷却
用エアーポンプ13から送風される空気を同時に
各光フアイバー束5の発光端側へ圧送することが
できるようになつている。但し、冷却用エアーポ
ンプ13と冷却用チユーブ14の吸気口側とをラ
ンプ室11とは別の位置に設置し、又は別の冷却
構造を構成することも可能である。
植物育成箱10内には、高さ位置を自由に調整
することができる昇降試料台17を設置すると共
に、空気調和機18を並設して植物育成箱10内
と連通し、植物育成箱10内の温度や湿度等植物
育成環境を調節し得るように構成してある。ま
た、昇降試料台17に対する光出力の照射面は、
上記光軸調整ねじ19と拡散角調整ズーム20を
操作することによつて適宜植物の成育に関し最適
な照射状態を設定することができる。
〔考案の効果〕
本考案に係る植物育成箱の単色光強エネルギー
複合照射装置は、以上のように構成したから、単
一の光源で複数台の植物育成箱に任意所望の単色
光を従来技術に係る照射装置に比較して数倍の強
エネルギーで供給照射することができると共に、
単一の光源で任意所望の単色光を自在に複合照射
することもでき、しかも複数台の植物育成箱に対
して個体差のない安定した単色光の照射が可能で
ある等実用上の効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る植物育成箱の単色光強エ
ネルギー複合照射装置の縦断面図、第2図は同じ
く複合照射組合せ時の植物育成箱の部分縦断面
図、第3図は同じくブロツク図である。 1……光源、2……集光ミラー、4……集光レ
ンズ、5……光フアイバー束、8……干渉フイル
タ、9……拡大レンズ、10……植物育成箱、1
7……試料台、19……光軸調整ねじ、20……
拡散角調整ズーム、21……発光部、22……受
光窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ランプ室と、植物育成箱と、人工光源と、複数
    本の光フアイバー束と、発光部とを有し、 前記ランプ室は、背面に集光ミラーを配設して
    成る人工光源を収容すると共に、該人工光源に前
    記複数本の光フアイバー束の受光端側を対向させ
    て成るものであり、 前記植物育成箱は、内部に昇降試料台を配置す
    ると共に、該植物育成箱内に連通する空気調和機
    を並設し、かつ該植物育成箱の受光窓に前記発光
    部を脱着自在に接続すると共に、該発光部に前記
    複数本の光フアイバー束の発光端側を単独で又は
    複合させて脱着自在に接続したものであり、 前記発光部は、光出力調整機構及び照射光制御
    機構を組み込んで成り、前記植物育成箱内に照射
    する光出力の照射方向及び照射面を調整するもの
    であることを特徴とする 植物育成箱の単色光強エネルギー複合照射装
    置。
JP13380284U 1984-09-03 1984-09-03 植物育成箱の単色光強エネルギ−複合照射装置 Granted JPS6147265U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13380284U JPS6147265U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 植物育成箱の単色光強エネルギ−複合照射装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13380284U JPS6147265U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 植物育成箱の単色光強エネルギ−複合照射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6147265U JPS6147265U (ja) 1986-03-29
JPH0238612Y2 true JPH0238612Y2 (ja) 1990-10-17

Family

ID=30692337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13380284U Granted JPS6147265U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 植物育成箱の単色光強エネルギ−複合照射装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186996A (ja) * 2007-04-20 2007-07-26 Ever Kk 屋根の構造

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JP2635370B2 (ja) * 1988-06-27 1997-07-30 千代田化工建設株式会社 植物裁培用光供給装置
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JPS57186418A (en) * 1981-05-09 1982-11-16 Shinsaku Murakami Cultivation of plant
JPS6012913A (ja) * 1983-07-01 1985-01-23 森 敬 植物栽培装置

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JPS6147265U (ja) 1986-03-29

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