JPH0238531Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238531Y2 JPH0238531Y2 JP10715784U JP10715784U JPH0238531Y2 JP H0238531 Y2 JPH0238531 Y2 JP H0238531Y2 JP 10715784 U JP10715784 U JP 10715784U JP 10715784 U JP10715784 U JP 10715784U JP H0238531 Y2 JPH0238531 Y2 JP H0238531Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- rib
- handset
- fixed
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電話機用ハンドセツトのカバー内側に
板状の重りを固定する構造に関するものである。
板状の重りを固定する構造に関するものである。
(従来の技術)
従来、このような分野における固定構造は第4
図に示すように、カバー1内に形成された複数の
ボス1a,1b(この場合は2ケ所)に板状の重
り3を装着し、タツプタイトねじ2により固定す
る構造或は接着剤等で固定する構造であつた。
図に示すように、カバー1内に形成された複数の
ボス1a,1b(この場合は2ケ所)に板状の重
り3を装着し、タツプタイトねじ2により固定す
る構造或は接着剤等で固定する構造であつた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の構造のうち前者は複数の
ねじ2を使用し、また有効ねじ長さをもつように
形成されたボス1a,1bを設けるようにしたか
ら組立工数や部品点数が多く、その上スペースフ
アクターが悪い等の欠点があつた。また後者は接
着剤を使用するため剥れに対する信頼性や作業性
等に欠点があつた。そこで本考案はハンドセツト
への重りの固定を確実に行ない、信頼性を向上さ
せ、部品点数などを削減し、作業性の向上を計る
ようにすることである。
ねじ2を使用し、また有効ねじ長さをもつように
形成されたボス1a,1bを設けるようにしたか
ら組立工数や部品点数が多く、その上スペースフ
アクターが悪い等の欠点があつた。また後者は接
着剤を使用するため剥れに対する信頼性や作業性
等に欠点があつた。そこで本考案はハンドセツト
への重りの固定を確実に行ない、信頼性を向上さ
せ、部品点数などを削減し、作業性の向上を計る
ようにすることである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、板状の重りをハンドセツトカバーの
内側に固定するため、片側を成形品カバーの金型
抜きテーパを利用して、その抜き方向にリブとピ
ンを一体に成型し、板状の重りの一方をリブの抜
けテーパに当てて保持し反対側をピンの塑性変形
で固定できるようにしたものである。
内側に固定するため、片側を成形品カバーの金型
抜きテーパを利用して、その抜き方向にリブとピ
ンを一体に成型し、板状の重りの一方をリブの抜
けテーパに当てて保持し反対側をピンの塑性変形
で固定できるようにしたものである。
(実施例)
第1図は本考案ハンドセツト重り固定構造の一
実施例を示す要部断面図、第2図は第1図の部分
Z矢視図、第3図は同じくその斜視図である。
実施例を示す要部断面図、第2図は第1図の部分
Z矢視図、第3図は同じくその斜視図である。
図に示すようにカバー1の内面に板状の重り3
の厚さより高いリブ1Aとその相対する他方には
重り3の厚さより高いピン1Bを、また中央附近
にはベース11とねじ12により固定されるボス
1Cをそれぞれ成形品の抜き方向に突出させて成
形する。重り3にはピン1Bの外径より大きい切
欠き穴3Aが形成され、その相対する辺3Bには
リブ1Aの成形時にできるテーパに嵌合するよう
傾斜部を設けておいてもよい。
の厚さより高いリブ1Aとその相対する他方には
重り3の厚さより高いピン1Bを、また中央附近
にはベース11とねじ12により固定されるボス
1Cをそれぞれ成形品の抜き方向に突出させて成
形する。重り3にはピン1Bの外径より大きい切
欠き穴3Aが形成され、その相対する辺3Bには
リブ1Aの成形時にできるテーパに嵌合するよう
傾斜部を設けておいてもよい。
このような構成において重り3をカバー1内に
固定するには切欠き穴3Aが形成されている反対
側の辺3Bをリブ1Aに接触保持させた後、対面
の切欠き穴3Aにピン1Bを挿入した後、ピン1
Bを熱等によりかしめて重り3を固定する。な
お、リブ1Aは重り3の3方向を囲むように設け
てあるが対面の一辺だけでもよいことは当然であ
る。また重り3に設けた切欠き穴3Aも単なる穴
でよい。
固定するには切欠き穴3Aが形成されている反対
側の辺3Bをリブ1Aに接触保持させた後、対面
の切欠き穴3Aにピン1Bを挿入した後、ピン1
Bを熱等によりかしめて重り3を固定する。な
お、リブ1Aは重り3の3方向を囲むように設け
てあるが対面の一辺だけでもよいことは当然であ
る。また重り3に設けた切欠き穴3Aも単なる穴
でよい。
このようにすると重り3はカバー1の内側に確
実に固定され、外れることはない。その上、固定
も簡単にできる。
実に固定され、外れることはない。その上、固定
も簡単にできる。
(考案の効果)
以上詳細に説明したように、本考案によれば重
りを固定する片側を成形品カバーの抜きテーパを
利用し、反対側を成形品の塑性変形によるかしめ
により重力方向に重りを保持するようにしたの
で、組立工数や部品点数が少くてすみ、その上ス
ペースフアクターが良くなるという効果がある。
りを固定する片側を成形品カバーの抜きテーパを
利用し、反対側を成形品の塑性変形によるかしめ
により重力方向に重りを保持するようにしたの
で、組立工数や部品点数が少くてすみ、その上ス
ペースフアクターが良くなるという効果がある。
第1図は本考案ハンドセツト重り固定構造の一
実施例を示す要部断面図、第2図は第1図の部分
Z矢視図、第3図は同じくその斜視図、第4図は
従来の要部切欠断面図である。 1……カバー、1A……リブ、1B……ピン、
3……重り、3A……切欠き穴、3B……辺、1
1……ベース、12……ねじ。
実施例を示す要部断面図、第2図は第1図の部分
Z矢視図、第3図は同じくその斜視図、第4図は
従来の要部切欠断面図である。 1……カバー、1A……リブ、1B……ピン、
3……重り、3A……切欠き穴、3B……辺、1
1……ベース、12……ねじ。
Claims (1)
- 電話機用ハンドセツトに内蔵する重り保持構造
において、同一方向の成形抜きテーパで設けられ
たリブとピンを有する成形品カバーに、板状の重
りの片側を該リブの側面に当てて保持し、反対側
に設けた該ピンを重りに設けた切欠き穴に挿入し
て熱あるいは超音波加工による塑性変形かしめで
重りを固定することを特徴とするハンドセツト重
り固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10715784U JPS6123758U (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | ハンドセツト重り固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10715784U JPS6123758U (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | ハンドセツト重り固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6123758U JPS6123758U (ja) | 1986-02-12 |
JPH0238531Y2 true JPH0238531Y2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=30666418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10715784U Granted JPS6123758U (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | ハンドセツト重り固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6123758U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0274694U (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-07 | ||
JPH0287196U (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-10 |
-
1984
- 1984-07-17 JP JP10715784U patent/JPS6123758U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6123758U (ja) | 1986-02-12 |
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