JPH0238166Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238166Y2 JPH0238166Y2 JP9416182U JP9416182U JPH0238166Y2 JP H0238166 Y2 JPH0238166 Y2 JP H0238166Y2 JP 9416182 U JP9416182 U JP 9416182U JP 9416182 U JP9416182 U JP 9416182U JP H0238166 Y2 JPH0238166 Y2 JP H0238166Y2
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- Japan
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- heat exchanger
- drilling
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- diameter
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- Expired
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 15
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
Description
本考案はボイラの高温過熱部の管寄せの構造に
関する。 従来管寄せでつながれた伝熱管内の流体流量を
均一化する方法としては、 1 伝熱管径を細くするか、その本数を減少させ
て管内流体の圧力損失を増大させる。 2 流体の伝熱管群への分配器・集合器の機能を
持つ入口及び又は出口管寄せの径を大にして圧
力損失を減少させる。 3 入口連絡管、出口連絡管の管寄せへの取付け
位置を適当にする。 等があつたがこれらは、1,3項は伝熱管の管外
の条件及び伝熱管群の配置上の条件より適用でき
る場合は極めて少なく、伝熱管本来の設計に自由
度を持たせる為に比較的効果のある2項の案が採
用されて来た。しかし管寄せの径を大にすること
は管寄せの重量増大となり、例えば発電ボイラで
は蒸気温度は540〜600℃でその管寄せ材料は高級
合金鋼を用いねばならず、これの重量増は極めて
不経済である。 本考案は管寄せでつながれた多数の伝熱管に対
する流量の均一化には、「連絡管取付位置が同一
の場合で比較すれば、管寄せの流体圧力損失△PH
と管内の流体圧力損失△PTとの比△PH/△PTを
できる丈小さくすることが有効」という原理から
特に伝熱管と管寄せの接続部で第1図に示すアン
ダードリリングを管寄せに行ない、管寄せ側から
見てあたかも伝熱管内の流体圧力損失が増大する
如くにしたものである。この方法による均一化は
伝熱管、管寄せ、入口連絡管、出口連絡管の各設
計に際し、流量の均一化の因子を考慮する必要が
なくなり、さらに管寄せの小口径化を計ることが
できる。 このアンダードリリングとは管寄せの伝熱管へ
の接続孔径を伝熱管内径より小さくするものであ
るが、伝熱管内流量の均一化に必要な圧力損失は
アンダードリリング部の孔の径及び深さによつて
調整されるもので、このアンダードリリングは流
体の入口側、出口側又はその双方の管寄せで、又
伝熱管では全数又は選ばれた管について施工され
る。 一般的には伝熱管列で管相互の間に管外からの
受熱量に偏よりがある場合は、アンダードリリン
グの形状決定の基になるアンダードリリング部圧
力損失の計算精度を良くする為に、アンダードリ
リング部は入口側管寄せに設けられる。 本考案に用いるアンダードリリング部の基本的
な構造は、管寄せと伝熱管との接続部の管寄せの
軸に直角な断面図の第1図と、同軸に平行な伝熱
管側から見た第2図に示す通りで、1が管寄せ、
関する。 従来管寄せでつながれた伝熱管内の流体流量を
均一化する方法としては、 1 伝熱管径を細くするか、その本数を減少させ
て管内流体の圧力損失を増大させる。 2 流体の伝熱管群への分配器・集合器の機能を
持つ入口及び又は出口管寄せの径を大にして圧
力損失を減少させる。 3 入口連絡管、出口連絡管の管寄せへの取付け
位置を適当にする。 等があつたがこれらは、1,3項は伝熱管の管外
の条件及び伝熱管群の配置上の条件より適用でき
る場合は極めて少なく、伝熱管本来の設計に自由
度を持たせる為に比較的効果のある2項の案が採
用されて来た。しかし管寄せの径を大にすること
は管寄せの重量増大となり、例えば発電ボイラで
は蒸気温度は540〜600℃でその管寄せ材料は高級
合金鋼を用いねばならず、これの重量増は極めて
不経済である。 本考案は管寄せでつながれた多数の伝熱管に対
する流量の均一化には、「連絡管取付位置が同一
の場合で比較すれば、管寄せの流体圧力損失△PH
と管内の流体圧力損失△PTとの比△PH/△PTを
できる丈小さくすることが有効」という原理から
特に伝熱管と管寄せの接続部で第1図に示すアン
ダードリリングを管寄せに行ない、管寄せ側から
見てあたかも伝熱管内の流体圧力損失が増大する
如くにしたものである。この方法による均一化は
伝熱管、管寄せ、入口連絡管、出口連絡管の各設
計に際し、流量の均一化の因子を考慮する必要が
なくなり、さらに管寄せの小口径化を計ることが
できる。 このアンダードリリングとは管寄せの伝熱管へ
の接続孔径を伝熱管内径より小さくするものであ
るが、伝熱管内流量の均一化に必要な圧力損失は
アンダードリリング部の孔の径及び深さによつて
調整されるもので、このアンダードリリングは流
体の入口側、出口側又はその双方の管寄せで、又
伝熱管では全数又は選ばれた管について施工され
る。 一般的には伝熱管列で管相互の間に管外からの
受熱量に偏よりがある場合は、アンダードリリン
グの形状決定の基になるアンダードリリング部圧
力損失の計算精度を良くする為に、アンダードリ
リング部は入口側管寄せに設けられる。 本考案に用いるアンダードリリング部の基本的
な構造は、管寄せと伝熱管との接続部の管寄せの
軸に直角な断面図の第1図と、同軸に平行な伝熱
管側から見た第2図に示す通りで、1が管寄せ、
【表】
グの有・無の場合の比較であり、これはアンダー
ドリリングの伝熱管流量の均一化への効果を示し
ている。アンダードリリングなしで曲線C程度の
伝熱管流量の均一性を得るためには曲線Bを結果
する管寄せ径入口側、出口側何れも305m/m、
すなわち曲線Cでの場合のそれぞれ15%、25%増
の管口径とせねばならず、これは本考案による管
寄せの経済性、設計自由度の増大を示すものであ
る。 このアンダードリリングは管寄せの伝熱管取付
孔の穿孔を所要の径あるいは長さにする丈なので
従来のこの部分の工作に比し費用の増大をもたら
すものは殆どない。なお第6図のように伝熱管2
にその管寄せ1への接続個所において孔11aの
あるつめ物11をしてもアンダードリリングと同
様の効果を得られる。
ドリリングの伝熱管流量の均一化への効果を示し
ている。アンダードリリングなしで曲線C程度の
伝熱管流量の均一性を得るためには曲線Bを結果
する管寄せ径入口側、出口側何れも305m/m、
すなわち曲線Cでの場合のそれぞれ15%、25%増
の管口径とせねばならず、これは本考案による管
寄せの経済性、設計自由度の増大を示すものであ
る。 このアンダードリリングは管寄せの伝熱管取付
孔の穿孔を所要の径あるいは長さにする丈なので
従来のこの部分の工作に比し費用の増大をもたら
すものは殆どない。なお第6図のように伝熱管2
にその管寄せ1への接続個所において孔11aの
あるつめ物11をしてもアンダードリリングと同
様の効果を得られる。
第1図は本考案の管寄せと伝熱管との接続部の
アンダードリリング状態を示す管寄せの軸に直角
な断面図、第2図は同軸に平行な伝熱管側から見
た正面図、第3図は高温過熱部の模式図、第4図
は同側面図、第5図は伝熱管同志における流量比
の比較を示す曲線図、第6図は伝熱管にその管寄
せへの接続個所に孔のあるつめ物をした状態を示
す管寄せの軸に直角な断面図である。 1……管寄せ、1a……出口管寄せ、1b……
入口管寄せ、2……伝熱管、3……管寄せに設け
られたアンダードリリング、4……燃焼排ガス、
5……出口連絡管、6……入口連絡管、9……蒸
気、10……高温過熱部中心線、11……つめ
物、11a……孔。A曲線;入口管寄せ内径m/
m267 アンダードリリング無 B曲線;入口管寄せ内径m/m305 アンダード
リリング無 C曲線;入口管寄せ内径m/m267 アンダード
リリング入口管寄せのみ有。
アンダードリリング状態を示す管寄せの軸に直角
な断面図、第2図は同軸に平行な伝熱管側から見
た正面図、第3図は高温過熱部の模式図、第4図
は同側面図、第5図は伝熱管同志における流量比
の比較を示す曲線図、第6図は伝熱管にその管寄
せへの接続個所に孔のあるつめ物をした状態を示
す管寄せの軸に直角な断面図である。 1……管寄せ、1a……出口管寄せ、1b……
入口管寄せ、2……伝熱管、3……管寄せに設け
られたアンダードリリング、4……燃焼排ガス、
5……出口連絡管、6……入口連絡管、9……蒸
気、10……高温過熱部中心線、11……つめ
物、11a……孔。A曲線;入口管寄せ内径m/
m267 アンダードリリング無 B曲線;入口管寄せ内径m/m305 アンダード
リリング無 C曲線;入口管寄せ内径m/m267 アンダード
リリング入口管寄せのみ有。
Claims (1)
- ボイラの高温過熱器の入口側管寄せと伝熱管と
の接続孔径を伝熱管内径より小さくした構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9416182U JPS58194303U (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | ボイラの高温過熱器の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9416182U JPS58194303U (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | ボイラの高温過熱器の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58194303U JPS58194303U (ja) | 1983-12-24 |
JPH0238166Y2 true JPH0238166Y2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=30100990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9416182U Granted JPS58194303U (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | ボイラの高温過熱器の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58194303U (ja) |
-
1982
- 1982-06-21 JP JP9416182U patent/JPS58194303U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58194303U (ja) | 1983-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |