JPH0237493Y2 - - Google Patents

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JPH0237493Y2
JPH0237493Y2 JP8854785U JP8854785U JPH0237493Y2 JP H0237493 Y2 JPH0237493 Y2 JP H0237493Y2 JP 8854785 U JP8854785 U JP 8854785U JP 8854785 U JP8854785 U JP 8854785U JP H0237493 Y2 JPH0237493 Y2 JP H0237493Y2
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JP
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solder
jet
nozzle
rotating disk
impeller
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JP8854785U
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JPS61203363U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、噴流式はんだ槽において用いられる
噴流はんだ用流速測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、噴流式はんだ槽において、ノズルから噴
流する溶解はんだの流速を測定するものはなかつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、従来は、実際にノズルから噴流して
いる溶解はんだの流速が、はんだ付けに適するも
のであるかどうかを知ることが容易でなく、試行
錯誤の結果、噴流はんだの流速を決定している。
本考案の目的は、噴流はんだの流速を客観的に
かつ瞬時に測定できる噴流用はんだ流速測定装置
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、噴流式はんだ槽本体の内部において
ノズルから噴流する溶解はんだの流速を測定する
装置であり、前記はんだ槽本体に取付けられ前記
ノズルの近傍に突出される支持部材の先端部に回
転軸を回転自在に設け、この回転軸に、前記噴流
はんだ中に挿入される羽根車と、回転速度検出用
の回転円板とを一体的に設け、前記回転円板に対
して回転速度検出用のセンサを設けた。
〔作用〕
本考案は、前記ノズルから噴流する溶解はんだ
中に羽根車を挿入すると、この羽根車が噴流はん
だの流れを受けて回転し、この羽根車と共通の回
転軸に設けた回転円板も等しく回転するので、こ
の回転円板の回転速度を前記センサにより検出す
ると、前記噴流はんだの流速がわかる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
詳細に説明する。
第1図および第2図は、噴流式はんだ槽を示
し、そのはんだ槽本体1の内部を浮遊物除去板2
によりノズル室3とポンプ室4とに区画形成し、
前記ノズル室3では、はんだ槽本体1の全体にわ
たつて設けた水平仕切板5の吐出口6の上側にノ
ズル7を立設し、また前記ポンプ室4では、前記
水平仕切板5の吸込穴8の下側にポンプ羽根9を
設ける。また前記はんだ槽本体1の下部に通電に
より加熱されるヒータ10を挿入し、このヒータ
10により、はんだを溶解するとともに、その溶
解温度を制御する。
そうして、前記ポンプ羽根9により、前記ポン
プ室4から前記吸込口8を経て吸込んだ溶解はん
だを前記吐出口6に圧送し、前記ノズル7から噴
流させ、はんだ付け処理時は、このノズル7上で
搬送されるプリント配線基板等にはんだ付けを行
なう。前記ノズル7から噴流して前記ノズル室3
に落ちた溶解はんだは、前記浮遊物除去板2の下
部に設けられた図示しない通孔を経て前記ポンプ
室4に循環する。
このような噴流式はんだ槽において、第1図に
示すように、前記はんだ槽本体1の一側部と他側
部との間に前記ノズル7と平行に支持部材として
の支持バー11を掛渡して設け、この支持バー1
1に支持部材としての支持アーム12を取付け、
この支持アーム12の先端部を前記ノズル7の一
側のフイン7a上に突出させる。
第3図に示すように、前記支持バー11は、そ
の両端部の下面に断熱用の硬質アスベスト13を
介して固定用金具14を取付けてなり、この金具
14を前記はんだ槽本体1の上縁フランジ部1a
に嵌合して、この金具14の下部に螺着した長ね
じ15で前記フランジ部1aを締付けることによ
り、前記はんだ槽本体1に前記支持バー11を固
定する。また、前記支持アーム12は、逆T字形
の取付板16を介して前記支持バー11上に取付
ける。その際、前記取付板16の下側板部16a
と前記支持バー11とを、これらに挿入したボル
ト17とこのボルト17に螺合する板部材18と
により締付けるようにする。
第4図に示すように、前記取付板16は、前記
支持バー11のほぼ全長にわたつて設けた長孔2
1に前記ボルト17を挿入して固定することによ
り、前記支持アーム12を横方向(X方向)に移
動調整できるようにする。また第5図に示すよう
に、前記支持アーム12は、前記取付板16に穿
設した上下方向の長孔22と、前記支持アーム1
2に穿設した水平方向の長孔23とにボルト24
を挿入し、このボルト24と螺合するナツト25
で締付けて前記取付板16に固定することによ
り、前記支持アーム12を、前後方向(Y方向)
および上下方向(Z方向)に移動調整できるよう
にする。さらに第4図に示すように、前記支持バ
ー11に測定位置決め用の目盛26を設けるとと
もに、前記取付板16の下部に羽根車32の位置
に対応する指針印27を設ける。
また、第4図および第5図に示すように、前記
支持アーム12の先端部に回転軸31を回転自在
に設け、この回転軸31の一端部に前記ノズル7
からの噴流はんだA中に挿入される羽根車32を
一体的に設けるとともに、前記回転軸31の他端
部に回転速度検出用の回転円板33を一体的に設
ける。前記羽根車32は、回転基板34から多数
の支持棒35を放射状に突設し、この各支持棒3
5の先端に3角羽根36を設けたものである。ま
た前記回転円板33は、外周部に凹部37および
凸部38を交互に規則正しく形成してなる。
さらに、前記回転円板33に対して回転速度検
出用のセンサ41を設ける。このセンサ41は、
前記回転円板33の外周部を挟んで位置する投光
部42および受光部43を有するフオトマイクロ
センサであり、取付金具44を介して前記支持ア
ーム12の側面に取付ける。
また第4図および第5図に示すように、前記支
持バー12の先端部に、取付金具51により噴流
はんだの温度を直接測定するための熱電対52を
取付け、この熱電対52の下端を前記羽根車32
の下側にやや突出させる。
さらに、前記支持バー12の上面に、前記熱電
対52のコード61を保持するための金具62を
設けるとともに、前記熱電対52および前記セン
サ41のコードを保持するための金具63を設け
る。
そうして、この装置を用いて前記ノズル7から
噴流する溶解はんだAの流速を測定する場合は、
前記はんだ槽本体1上を経てはんだ付け物を搬送
する図示しないコンベヤを停止するとともに、そ
のコンベヤに装着されているはんだ付け物保持用
ホルダの一部を前記はんだ槽本体1上から取外す
などして、前記はんだ槽本体1に前記の要領で前
記支持アーム12を取付ける。
このとき、前記羽根車32の下部の3角羽根3
6と前記熱電対52の下端部とが、所定位置、例
えば、前記ノズル7のはんだ付け物搬入側フイン
7a上において、噴流はんだA中に浸漬されるよ
うに、前記支持アーム12を前記の要領でX,Y
およびZ方向に移動調整し固定する。
そうすると、前記ノズル7から噴流する溶解は
んだの流れを前記各羽根36が順次受けて、前記
羽根車32が回転し、前記回転軸31を介して前
記回転円板33が回転する。
この円板33の回転によつて、その外周部に形
成された前記凹部37と凸部38とが、交互に前
記センサ41を通過し、投光部42から照射され
た光が前記凹部37を経て受光部43に到達する
状態と、前記凸部38によつて遮られる状態とが
交互に繰返されるので、前記受光部43からはパ
ルス信号が取出され、したがつて、単位時間当り
のパルス数を計数器によりカウントすることによ
り、前記回転円板33の回転速度を得ることがで
きる。
この回転円板33の回転速度は、前記噴流はん
だAの流速に比例するから、その比例定数をあら
かじめ求めておいて計数器にセツトしておけば、
前記噴流はんだAの流速が前記計数器に直ちに表
示される。
このようにして、前記ノズル7の寸法、前記ポ
ンプ羽根9の駆動速度等の相違によつて異なる噴
流はんだAの流速を正確に把握し、噴流式はんだ
槽の設計および調整に役立てる。
同時に、前記熱電対52により噴流はんだAの
温度を直接測定し、そのはんだ温度が適正値に保
たれるように、前記ヒータ10への通電を制御す
る。
このようにして、噴流はんだの流速と温度とを
測定した後は、前記支持バー11をはんだ槽本体
1から取外し、はんだ付けを開始する。
なお、本考案は、回転速度検出用のセンサを、
実施例のようにフオトセンサ41に限定されるも
のではなく、例えば、回転円板に磁石を取付ける
とともに、前記支持アーム12に前記磁石に応動
するリードスイツチのような磁気センサを取付
け、この磁気センサにより前記磁石が1回転する
時間を測定することにより、噴流はんだの流速を
得るようにしてもよい。
また、前記センサ41の下側に図示しない遮熱
板を設ければ、センサ41を溶解はんだの熱から
効果的に保護できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、はんだ槽本体に取付けられノ
ズルの近傍に突出される支持部材の先端部に回転
軸を回転自在に設け、この回転軸に、噴流はんだ
中に挿入される羽根車と、回転速度検出用の回転
円板とを一体的に設け、前記回転円板に対して回
転速度検出用のセンサを設けたから、前記ノズル
から噴流する溶解はんだ中に羽根車を挿入する
と、この羽根車が噴流はんだの流れを受けて回転
し、この羽根車と共通の回転軸に設けた回転円板
も等しく回転するので、この回転円板の回転速度
を前記センサにより検出すると、前記噴流はんだ
の流速を客観的にかつ瞬時に測定でき、実際にノ
ズルから噴流している溶解はんだの流速が、はん
だ付けに適するものであるかどうかを容易に知る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の噴流はんだ用流速測定装置を
装着したはんだ槽の平面図、第2図はその断面
図、第3図は前記流速測定装置の側面図、第4図
はその平面図、第5図はその正面図である。 1……はんだ槽本体、7……ノズル、11,1
2……支持部材、31……回転軸、32……羽根
車、33……回転円板、41……センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 噴流式はんだ槽本体の内部においてノズルから
    噴流する溶解はんだの流速を測定する装置であつ
    て、前記はんだ槽本体に取付けられ前記ノズルの
    近傍に突出される支持部材の先端部に回転軸を回
    転自在に設け、この回転軸に、前記噴流はんだ中
    に挿入される羽根車と、回転速度検出用の回転円
    板とを一体的に設け、前記回転円板に対して回転
    速度検出用のセンサを設けたことを特徴とする噴
    流はんだ用流速測定装置。
JP8854785U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0237493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8854785U JPH0237493Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8854785U JPH0237493Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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Publication Number Publication Date
JPS61203363U JPS61203363U (ja) 1986-12-20
JPH0237493Y2 true JPH0237493Y2 (ja) 1990-10-11

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ID=30641793

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JPS61203363U (ja) 1986-12-20

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