JPH0236968Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236968Y2 JPH0236968Y2 JP16064687U JP16064687U JPH0236968Y2 JP H0236968 Y2 JPH0236968 Y2 JP H0236968Y2 JP 16064687 U JP16064687 U JP 16064687U JP 16064687 U JP16064687 U JP 16064687U JP H0236968 Y2 JPH0236968 Y2 JP H0236968Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- pipe
- seat plate
- nut
- cylindrical shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、パイプの端部に取付け、パイプを
ボルトで結合するために用いる打込み座金ナツト
に関するものである。
ボルトで結合するために用いる打込み座金ナツト
に関するものである。
例えば、飾り棚におけるパイプ柱を互に結合し
たり、棚板部分と固定化するためには、パイプの
端部にボルトと螺合連結するねじ孔を設ける必要
があり、このため、パイプ端部に打込み座金ナツ
トを固定し、パイプ柱の装飾性を向上させると共
に、ねじ孔を配置することが行なわれている。
たり、棚板部分と固定化するためには、パイプの
端部にボルトと螺合連結するねじ孔を設ける必要
があり、このため、パイプ端部に打込み座金ナツ
トを固定し、パイプ柱の装飾性を向上させると共
に、ねじ孔を配置することが行なわれている。
上記打込み座金ナツトは、パイプ内へ打込む栓
部の一端に大径のベース部を設け、このベース部
にねじ孔を設けた構造を採用するのが一般的であ
る。
部の一端に大径のベース部を設け、このベース部
にねじ孔を設けた構造を採用するのが一般的であ
る。
従来、上記のような打込み座金ナツトは、鋳物
やダイカストを用いて製作していたため、重量が
大となるだけでなく、材料コストが高くつくとい
う問題がある。
やダイカストを用いて製作していたため、重量が
大となるだけでなく、材料コストが高くつくとい
う問題がある。
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、深絞りの金属プレス加
工を採用することにより、軽量で安価な打込み座
金ナツトを提供することが目的である。
めになされたものであり、深絞りの金属プレス加
工を採用することにより、軽量で安価な打込み座
金ナツトを提供することが目的である。
上記のような目的を解決するため、この考案
は、金属板を深絞り成形して形成した圧入栓部
と、中央にねじ孔が設けられたナツト座板との組
合せからなり、前記圧入栓部は、筒軸部と、この
筒軸部の一端から連なつて外方へ拡開するベース
部と、このベース部の外周に設けた周壁とで形成
され、ナツト座板を嵌合した周壁を折り曲げるこ
とにより、圧入栓部とナツト座板を固定化した構
成としたものである。
は、金属板を深絞り成形して形成した圧入栓部
と、中央にねじ孔が設けられたナツト座板との組
合せからなり、前記圧入栓部は、筒軸部と、この
筒軸部の一端から連なつて外方へ拡開するベース
部と、このベース部の外周に設けた周壁とで形成
され、ナツト座板を嵌合した周壁を折り曲げるこ
とにより、圧入栓部とナツト座板を固定化した構
成としたものである。
パイプの端部に圧入栓部の筒軸部を打込むと、
パイプの端部にベース部が突出する状態で座金ナ
ツトがパイプに固定化され、ベース部がパイプ端
部の装飾になると共に、ナツト座板に設けたねじ
孔にボルトを螺合することにより、パイプ相互の
連結やパイプと棚板等の結合を行なうものであ
る。
パイプの端部にベース部が突出する状態で座金ナ
ツトがパイプに固定化され、ベース部がパイプ端
部の装飾になると共に、ナツト座板に設けたねじ
孔にボルトを螺合することにより、パイプ相互の
連結やパイプと棚板等の結合を行なうものであ
る。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図のように、パイプAの端部に打込んで取
付ける座金ナツト1は、金属板を深絞り成形して
形成した圧入栓部2と、中央にねじ孔3が設けら
れたナツト座板4との組合せによつて構成されて
いる。
付ける座金ナツト1は、金属板を深絞り成形して
形成した圧入栓部2と、中央にねじ孔3が設けら
れたナツト座板4との組合せによつて構成されて
いる。
上記圧入栓部2は、パイプAの内部に圧入する
筒軸部5と、この筒軸部5の端部から連なつて外
方へ拡開するベース部6と、このベース部6の外
周に立上り状に設けた環状の周壁7とで形成さ
れ、筒軸部5は深絞り加工により、先端が閉鎖さ
れ、かつパイプに対して十分な嵌合強度を得るこ
とのできる長さに形成され、ベース部6との境界
には、パイプAの端部が当接する段部8が設けら
れている。
筒軸部5と、この筒軸部5の端部から連なつて外
方へ拡開するベース部6と、このベース部6の外
周に立上り状に設けた環状の周壁7とで形成さ
れ、筒軸部5は深絞り加工により、先端が閉鎖さ
れ、かつパイプに対して十分な嵌合強度を得るこ
とのできる長さに形成され、ベース部6との境界
には、パイプAの端部が当接する段部8が設けら
れている。
前記ナツト座板4は、金属板を用い、周壁7内
に嵌合する円板状に形成され、中央をねじ孔3が
貫通していると共に、表面の周囲には、周壁7の
板厚に等しい深さの環状段部9が周設されてい
る。
に嵌合する円板状に形成され、中央をねじ孔3が
貫通していると共に、表面の周囲には、周壁7の
板厚に等しい深さの環状段部9が周設されてい
る。
上記ナツト座板4と圧入栓部2の結合は、第2
図に示すように、周壁7内にナツト座板4を嵌込
んだ後、周壁7の周囲をナツト座板4上へカシメ
加工によつて折曲げることによつて行ない、ベー
ス部6の端面を平坦面に形成している。
図に示すように、周壁7内にナツト座板4を嵌込
んだ後、周壁7の周囲をナツト座板4上へカシメ
加工によつて折曲げることによつて行ない、ベー
ス部6の端面を平坦面に形成している。
上記座金ナツト1のパイプAに対する固定は、
パイプA内に筒軸部5を打込んで嵌合させればよ
く、筒軸部5の圧入により、パイプAに対して強
固に固定化できる。
パイプA内に筒軸部5を打込んで嵌合させればよ
く、筒軸部5の圧入により、パイプAに対して強
固に固定化できる。
この考案の座金ナツト1は上記のような構成で
あり、飾棚において支柱となるパイプAの両端に
この座金ナツト1を打込み固定し、パイプAの端
部に突出するベース部6が装飾部分を形成する。
あり、飾棚において支柱となるパイプAの両端に
この座金ナツト1を打込み固定し、パイプAの端
部に突出するベース部6が装飾部分を形成する。
第2図は、上下パイプAをその間に棚板Bを挟
み込んだ状態で結合した場合の使用例を示してお
り、棚板Bの縦孔B1にボルト10を挿通し、棚
板Bの両面に突出するボルト10の両端に各パイ
プAの座金ナツト1におけるねじ孔3を螺合し、
棚板Bを両面から座金ナツト1で挟み、上下のパ
イプAと棚板Bを固定化する。
み込んだ状態で結合した場合の使用例を示してお
り、棚板Bの縦孔B1にボルト10を挿通し、棚
板Bの両面に突出するボルト10の両端に各パイ
プAの座金ナツト1におけるねじ孔3を螺合し、
棚板Bを両面から座金ナツト1で挟み、上下のパ
イプAと棚板Bを固定化する。
以上のように、この考案によると、パイプの端
部に打込んで固定する座金ナツト金属板をプレス
加工によつて形成することができ、座金ナツトの
軽量化と材料コストの低減を図ることができる。
部に打込んで固定する座金ナツト金属板をプレス
加工によつて形成することができ、座金ナツトの
軽量化と材料コストの低減を図ることができる。
第1図はこの考案に係る座金ナツトの分解斜視
図、第2図は同上を組立てた使用状態を示す縦断
面図である。 1……座金ナツト、2……圧入栓部、3…ねじ
孔、4……ナツト座板、5……筒軸部、6……ベ
ース部、7……周壁、10……ボルト、A……パ
イプ。
図、第2図は同上を組立てた使用状態を示す縦断
面図である。 1……座金ナツト、2……圧入栓部、3…ねじ
孔、4……ナツト座板、5……筒軸部、6……ベ
ース部、7……周壁、10……ボルト、A……パ
イプ。
Claims (1)
- 金属板を深絞り成形して形成した圧入栓部と、
中央にねじ孔が設けられたナツト座板との組合せ
からなり、前記圧入栓部は、筒軸部と、この筒軸
部の一端から連なつて外方へ拡開するベース部
と、このベース部の外周に設けた周壁とで形成さ
れ、ナツト座板を嵌した周壁を折り曲げることに
より、圧入栓部とナツト座板を固定化した打込み
座金ナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16064687U JPH0236968Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16064687U JPH0236968Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0165914U JPH0165914U (ja) | 1989-04-27 |
JPH0236968Y2 true JPH0236968Y2 (ja) | 1990-10-08 |
Family
ID=31442894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16064687U Expired JPH0236968Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236968Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP16064687U patent/JPH0236968Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0165914U (ja) | 1989-04-27 |
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