JPH0236864A

JPH0236864A - 下肢治療装置

Info

Publication number: JPH0236864A
Application number: JP63186851A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Arimitsu; 有光　茂; Ryozo Hasegawa; 長谷川　僚三
Original assignee: Teijin Ltd
Current assignee: Teijin Ltd
Priority date: 1988-07-28
Filing date: 1988-07-28
Publication date: 1990-02-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野」本発明は、身体機能の回復及び改善を目的とする治療装
置に関覆るものであり、特に下肢の治療に適した治療装
置に関する。

Ｉ従来技術」従来、四肢とくに下肢の治療または訓練装置としては、
自転車型のもので必り、治療または訓練対象者かサドル
に腰掛け、上半身を立てた姿勢で使用するものであった
。このような両下肢の能動的運動を行うには平衡姿勢と
相当な運動量を要し、病弱者、とくに離床できない患者
には不適当なものであった。一方、座位または仰臥位で
使用できる装置も考案されているが能動運動及び受動運
動の選択及び安全機構において不十分なものであった。

１本発明の目的］本発明の目的は、病弱召や離床できない患者の身体機能
の回復及び改善を図る、能動運動及び受動運動の選択が
可能で、かつ安全に使用できる下肢治療装置を提供Ｊる
ことである。

［発明の構成］本発明省らは、かかる目的を）平成するために鋭意研究
した結果、動力部にブレーキ手段及び動力伝達部にクラ
ッチ部を有する構成により、下肢の能動運動及び受動運
動か選択可能となり、か′つ安全に使用できることを見
出し、本発明の下肢治療装置に到達したものである。

即ち、本発明は、支柱と、該支柱に移動可能に取り付け
られた動ノフ部と、該動力部に連結した動力伝達部と、
該動力伝達部に降り付けられた足受ペダル部を有Ｊる装
置において、該動力伝達部か伝達制御手段と伝達媒体を
右するクラッチ部を右する下肢治療装置である。

ざらに好ましくは、該動力部が無段変速方式て該足受ペ
ダルの回転数を変えうる下肢治療装置、及び該動り部か
、該足受ペダル部に対する負荷過剰に応じて作動し得る
該足受ペダル部の回転のブレーキ手段を有した装置であ
る。

また、本発明の装置は、支柱と、該支柱に移動可能に取
り付けられた動力部と、該動力部に連結した動力伝達部
と、該動力部３１部に取り付けられた足受ペダル部を有
する装置において、該動力部が昇降手段を有するもので
ある。さらに好ましくは、該昇降手段が、支柱に付設さ
れ、」ニ下方向及び横方向に移動し得る下肢治療装置、
該足受ペダル部の足受ペダルが、両方のペダルを同じ高
さにした状態で回転を停止する装置、及び該支柱にベッ
ドとの係合手段を付設した装置である。

また、本発明の装置は、支柱と、該支柱に移動可能に収
り何けられた動力部と、該動力部に連結した動）９伝達
部に、該動力伝達部に取り付けられた足受ペダル部を有
する装置において、該足受ペダル部の回転数に応じた情
報を出力する出力手段を備えたものである。さらに好ま
しくは、該出力手段が、映像及び／または音声を出力す
る下肢治蒸装置、該出力が、下肢治療メニューに関する
装置、及び該下肢治療メニューが、選択可能な情報記録
媒体による装置である。

即ち本発明は、かかる構成を具備した治療装置に関する
もので必って、より好ましくは、これらの構成の二つ以
上を組合せて具備したもの、特に好ましくは、全ての構
成を具備したものか実用的に有利である。

以下本発明について図面を使ってさらに詳細に説明する
。第１図は本発明の下肢治療装置の概念図である。第２
図は本発明の装置の一態様の斜視図である。ざらに第３
図は、本発明の装置にお（プるクラッチ部の一態様を縦
断面図で示したものである。

第１図及び第２図において、動力部１０は電動機１１、
及び減速機１２から構成され、電動機１１にはブレーキ
手段１３がイｑ設されているインバーター式交流電動機
、または交流サーボ電動機を用いることかできる。動力
部１０は無段変速方式で足受ペダル部３０の回転数を変
え得るもので必り、変速手段としては入力電力制限手段
または電動機の機構変更手段等を用いることができる。

該クラップ部２３は伝達制御手段２４と伝達媒体２５か
らなり、伝達軸（人力＄１１）２１と、被伝達軸（出ノ
フ’ＩＩＩＩ）２２を連結自在となす。

クラッチ部２３か伝達媒体２５に磁性粉体を用いる態様
を第３図に示す。伝達軸２１側の伝達制御手段２４で必
る励磁コイル２６の通電により磁性粉体２５が鎖状架橋
して、被伝達軸２２側の出力リング２８がロタ−２７と
固着してクラップ部２３を連結する。さらに被伝達＠２
２は、足受ペタル部３０のクランク回転手段３２へ直交
伝達手段３１により回転運動を伝達する。足受ペダル３
４はクランクアーム３３によりクランク回転手段３２に
結合する。

患者の受動運動、即ら足受ペダル部３０の自動運動によ
り、患者の下肢部か受動的に足踏クランク運動する場合
には、制御部４０により所定の治療メニューまたは処方
による回転数にて運転する。患者の安全を守り、または
過剰な受動運動を抑止するために、クラッチ部２３の動
７Ｊ伝達制御手段２４の励磁コイル２６の電流値を適宜
設定でき、黒石か足を止めようと力を入れた時等の足受
ペダル部３０に所定以上の過剰の停止負荷が７ＪＯわっ
た場合に、クラッチ部２３の動力伝達を自動的に切り足
受ペダル３４の回転を緊急停止することができる。また
、足受ペダル部３０に付設された回転検出手段３６によ
り受動運動回転数を検出し、制御部４０を通して情報出
力手段５０にて、治療メニューとしての目標値、さらに
データ及び実績値または達成度として出力表示してもに
い。さらに治療メニューのプロ１グラム選択を行い、そ
れに応じた受動運動の実行と表示を行ってもよい。尚治
療メニュー等は、あらかじめ入力手段により入力されて
記憶手段により記憶されたもので必って、その記・臣手
段が検出手段３６と出力手段５０に連結されていること
が望ましい、。

受動運動の選択、回転数の設定、運転の開始及び停止（
緊急停止を含む）を制御部４０または（＝Ｊ設され手元
スイッチ４１で行うことができる。

患者の能動運動、即ち、患者か停止している足受ペダル
３な意図的に回転ざｌ自律的な運動を行う場合、及び受
動運動時の足受ペダル３４の回転数に上まわった回転数
で自律的な運動をした場合には、クラッチ部２３の制御
範囲内で患者の能動運動は動力部１０に伝わる。動力部
１０の電動機１１には電磁ブレーキ手段１３か必り、こ
の能動運動の電動機に対する負荷過剰、即ち過剰な回転
に応じて発電ブレーキとして作動しうる。さらに、別途
電磁式または機械式ブレーキ手段１３を構成してもよい
。

さらに治療メニューによる回転数と負荷により、ブレー
キ手段１３をプログラム制御してもよい。

該動力部３０は動力伝達部２０及び足受ペダル部３０と
一体となっていて、使用時にはベッド上の患者の仰臥位
に応じた、下肢を伸ばし、かつベッド床面より下肢を少
し上げた姿勢に対応した高さに配買する。また、不使用
時には、例えばベッドの下に収納することが好ましい。

そのため、本装置の支柱６０には、動力部３０の昇降手
段６１が付設されている。昇降手段６１は、上下方向及
び横方向、ざらに両者の合成された斜方向に移動し得て
、回旋運動、並進運動などが可能である。さらに足受ペ
ダル部３０の足受ペダル３４、両方のペダルを同じ高さ
にした状態で回転を停止覆ることにより、ベッド下収納
を容易とすることができる。支柱６０には、ベッドとの
係合手段６２をイ」設し、また台座６３を有する。台座
６３には制御部４０を置いてもよい３３台座には副輪６
な付設にして運搬耐重としてもＪ、い。

情報出力手段５０は、足受ペダル部３０の回転数に応じ
て情報、即ち下肢部の受動または能動運動に関する情報
を患者に伝達するものであり、テレご画面等の映像によ
るもの及び／又はスピーカー等の音声によるものを用い
る。また、この情報出力は、治療メニュー、即ら、処方
ブ［１グラム、目標値、データ実績値、及び達成度てあ
って、文章及び図表であり、また訓練者２歩行環境、患
者の想定歩行、または動機イ」なり励行する映像及び／
又は音声でおる。治療メニューは選択可能な情報記録媒
体５１、即ち、ディスク、テープ等により、あらかじめ
作成、記録されたものから再生して使用しうる。また、
記録媒体５１は制御部４０とも連携して本装置の運転に
供しうる。例えば、歩行環境プログラムにより、自転車
操行時の様に平坦な通。

上り坂、下り坂と現色映像を出し、これに応じた能動運
動又は受動運動で、この現色を見ながら身体機能回復及
び改善が図れる。さらに環境音声として鳥の鳴き声や森
の風音等を与えて歩行の臨場感を高めて、治療を容易に
することか望ましい。

治療プログラムに応じて目標値の設定と、達成度を示す
ことによりバイオフィードバックによる治療や、継続的
記録によるリハビリテーション総合管理を行うことがで
きる。さらに娯楽的映像及び／又は音声を出力してもよ
い。情報出力手段５０は支柱６０の上部近傍に付設して
もよいし、独立してベッド近傍に置いてもよい。また、
手元スイッチ４１はリモートコン（・ロールとして情報
出力手段５１を介すか、または直接制御部４０への信号
送信をなしてもよい。

［発明の効果］本発明の効果は、病弱者や離床できない患者とりねり下
肢の廃用症候群の患者の身体機能の回復及び改善をもた
らすことである。特に安全な治療が行えるという優れた
効果を発揮する。あるいは治療メニューにより種々の治
療プ［１グラムか実行でき、バイオフィードバック、リ
ハビリテーション管理が行え、心身的に満足できる映像
及び／′又は音声環境を再現でき、治療効果を高める優
れＩ：効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の下肢治療装置の概念図である、。第２図は本発明の一態様の斜視図である。第３図はクラ
ッチ部の一態様の縦断面図である。１０・・・動力部、１１・・・電動機、１２・・・減速
機、１３・・・ブレーキ手段、２０・・・動力伝達部、
２１・・・伝達軸、２２・・・被伝達軸、２３・・・ク
ラッチ部、２４・・・伝達制御手段。２５・・・伝達媒体、２６・・・励磁コイル、２７・・
・ローター。２８・・・出力リング、２９・・・玉軸受、３０・・・
足受ペダル部。３１・・・直交伝達手段、３２・・・クランク回転手段
、３３・・・クランクアーム、３４・・・足受ペダル、
　４０・・・制御部。

Claims

【特許請求の範囲】１、支柱と、該支柱に移動可能に取り付けられた動力部
と、該動力部に連結した動力伝達部と、該動力伝達部に
取り付けられた足受ペダル部を有する装置において、該
動力伝達部が伝達制御手段と伝達媒体を有するクラッチ
部を有することを特徴とする下肢治療装置。２、該動力部が無段変速方式で該足受ペダル部の回転数
を変え得るものである請求項１記載の下肢治療装置。３、該動力部が、該足受ペダル部に対する負荷過剰に応
じて作動し得る該足受ペダル部の回転のブレーキ手段を
有したものである請求項１記載の下肢治療装置。４、支柱と、該支柱に移動可能に取り付けられた動力部
と、該動力部に連結した動力伝達部と、該動力伝達部に
取り付けられた足受ペダル部を有する装置において、該
動力部の昇降手段を有することを特徴とする下肢治療装
置。５、該昇降手段は、該支柱に付設され上下方向及び横方
向に移動し得るものである請求項４記載の下肢治療装置
。６、該足受ペダル部の足受ペダルが、両方のペダルを同
じ高さにした状態で回転を停止するものである請求項４
記載の下肢治療装置。７、該支柱にベッドとの係合手段を付設した請求項４記
載の下肢治療装置。８、支柱と、該支柱に移動可能に取り付けられた動力部
と、該動力部に連結した動力伝達部と、該動力伝達部に
取り付けられた足受ペダル部を有する装置において、該
足受ペダル部の回転数に応じた情報を出力する出力手段
を備えたものであることを特徴とする下肢治療装置。９、該出力手段が、映像及び／又は音声を出力するもの
であり、該出力が、下肢治療メニューに関するものであ
る請求項８記載の下肢治療装置。１０、該下肢治療メニューは、選択可能な情報記録媒体
によるものである請求項９記載の下肢治療装置。