JPH0236506Y2 - - Google Patents

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JPH0236506Y2
JPH0236506Y2 JP7083688U JP7083688U JPH0236506Y2 JP H0236506 Y2 JPH0236506 Y2 JP H0236506Y2 JP 7083688 U JP7083688 U JP 7083688U JP 7083688 U JP7083688 U JP 7083688U JP H0236506 Y2 JPH0236506 Y2 JP H0236506Y2
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JP
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coffin
corner posts
side plates
rectangular frame
bottom plate
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JP7083688U
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、棺桶の構造に関するものである。
従来の技術 従来における矩形状の棺桶は、第5図に示す如
く対向する一対の側板21,22の内側面側縁に
直接各々の妻板23,24を嵌着することにより
棺桶本体を構成しており、側板には木材(化粧合
板)の規格寸法である六尺(180cm)長のものを
用いるのが一般であつて、そのため棺桶の内部の
長さ寸法は、両側端の妻板23,24の板厚分を
差し引いた174〜176cm程度の実寸であるのが標準
型の棺桶寸法である。
解決しようとする問題点 然しながら、近年においては体格の向上から死
者の身長が前記した標準型の棺桶寸法を上回る場
合が増え、それがために標準型の棺桶の長さ寸法
を拡大する棺桶の大型化が望まれている。
そのためには、側板を長くしなければならない
が、側板は前記した通り六尺長の規格寸法の木材
を用いており、これを一規格長い寸法とすると七
尺長(210cm)となつて長きに過ぎ、これを切断
して用いるのでは材料ロスが大きく製造コストを
大幅に高めることとなる問題点があつた。
本考案は、かかる問題点を解決すべく案出した
ものであつて、従来の六尺長の規格寸法の側板を
使用しながらも棺桶の大型化を実現する構造簡単
にして製造コストの抑制を図り得る新規な棺桶の
構造を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1図乃至第4図を用いて説明
すると、本考案に係る棺桶の構造は、対向する一
対の側板1,2の両端部に各々隅柱3,4,5,
6を固着すると共に対応する各々の隅柱3と5,
4と6間に妻板7,8を各々嵌着して矩形枠9を
形成し、該矩形枠9に底板10を取着して棺桶本
体11を構成し、棺桶本体11の四隅に各々隅柱
3,4,5,6を配設して成ることを特徴とする
ものである。
作 用 本考案は前記の手段により、妻板7,8は従来
の如く対向する側板1,2の両側縁部には位置せ
ず、側板1,2の両端面に各々固着した隅柱3,
4,5,6に固着せしめられるために、側板1,
2は両側の各々の隅柱3,4,5,6の幅だけ伸
長したと同じ作用をなし、その結果、側板1,2
の長さをそのまま棺桶本体11内の実寸長とする
ことができ、大型化を実現できる。また、上記の
各々の隅柱3,4,5,6は、矩形状の棺桶本体
11における四隅に配設されることから、棺桶本
体11の強度を高め堅牢であると共に、側板1,
2の伸長部材としての不自然な外観を呈さず、棺
桶の角隅に立設せしめた柱の外観を呈して自然で
体裁がよく、更には該隅柱3,4,5,6の外表
面に適宜の形状或は造形を施すことが容易にで
き、これにより従来に見られない新規な意匠効果
を発揮せしめることができる。
実施例 以下、図面について本考案の実施例を説明する
と、対向する一対の側板1,2の各々の左右両端
面に隅柱3,4と5,6をダボとダボ穴或は接着
材等の手段を用いて固着し、各々対向する隅柱3
と5,4と6との間に妻板7,8を同じくダボと
ダボ穴或は接着剤等を用いて嵌合固着して、矩形
枠9を形成する。このように形成した矩形枠9に
適宜底板10を取着して棺桶本体11を構成し、
前記隅柱3,4,5,6が棺桶本体11の四隅に
各々位置するよう配設されている。
上記矩形枠9への底板10の取着は、従来公知
の手段で足り、第2図に示す如く側板1,2の内
側下端部に切欠溝11を形成し、該切欠溝11に
底板10を嵌合して釘着等で固着しているが、第
4図に示す如く側板1,2の下端面に底板10を
固着するも任意であり種々の手段が考えられるも
のであつて、本考案は底板10の取着構造を特定
するものではない。
考案の効果 本考案は上記の如くなり、側板1,2は従来と
同じ六尺長の規格寸法でありながら、側板1,2
の長さをそのまま棺桶本体11内の実寸長となし
て従来に比して棺桶を大型化することができ、規
格寸法の木材を用いることができ且つ構造簡単で
あるから、大型棺桶の製作コストを低廉に抑える
ことができる。また矩形状の棺桶本体11におけ
る四隅に各々の隅柱3,4,5,6を配設するこ
とから、棺桶の堅牢性が高まると共に四隅に位置
する隅柱3,4,5,6の外表面に適宜の形状或
は造形を施すことにより意匠効果をも発揮せしめ
ることが可能である等の優れた実用的効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す棺桶本体の斜視
図、第2図は第1図A−A線断面図、第3図は第
1図B−B線断面図、第4図は他の実施例を示す
同断面図、第5図は従来例の斜視図である。 1,2……側板、3,4,5,6…隅柱、7,
8……妻板、9……矩形枠、10……底板、11
……棺桶本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する一対の側板1,2の両端面に各々隅柱
    3,4,5,6を固着すると共に対応する各々の
    隅柱3と5,4と6間に妻板7,8を各々嵌着し
    て矩形枠9を形成し、該矩形枠9に底板10を取
    着して棺桶本体11を構成し、棺桶本体11の四
    隅に各々隅柱3,4,5,6を配設して成ること
    を特徴とする棺桶の構造。
JP7083688U 1988-05-27 1988-05-27 Expired JPH0236506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7083688U JPH0236506Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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JP7083688U JPH0236506Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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Publication Number Publication Date
JPH01172830U JPH01172830U (ja) 1989-12-07
JPH0236506Y2 true JPH0236506Y2 (ja) 1990-10-04

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JP7083688U Expired JPH0236506Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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