JPH023534A

JPH023534A - 太陽電池を利用した移動車

Info

Publication number: JPH023534A
Application number: JP63141803A
Authority: JP
Inventors: Wakio Tanimura; 谷村　和貴夫; Kozo Mizutani; 孝三水谷; Kazuhiro Sawano; 澤野　一裕
Original assignee: Sumitomo Cement Co Ltd
Current assignee: Sumitomo Cement Co Ltd
Priority date: 1988-06-10
Filing date: 1988-06-10
Publication date: 1990-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は太陽電池を利用した移動車に関する。

〔従来の技術と課題〕

従来から太陽電池を各種電気機器の電源として利用し得
ることは知られているが、その適用範囲は限られたもの
となっており、一般的かつ広範囲での利用は図られてい
なかった。

そこで、本発明は最近の太陽電池およびインバータ等の
質の向上に鑑み、その適用範囲を拡大できるようにした
点にある。

（本発明の手段）本発明は上記課題解決のために、太陽電池パネルを表面
に設けた屋根板および側板によってボックス部を形成す
ると共に、側板の上縁部を回動可能に支持して側板が外
方へ所定角度だけ開くようにし、一方、ボックス部内に
は上記太陽電池パネルからインバータを介して得られた
電源を利用する構成体を設けたことを手段としている。

本発明に用いられる太陽電池は、シリコン素子、ガリウ
ムヒ素素子、その他等を用いた一般的なものであり、こ
れをパネル状に形成して光エネルギーを電気エネルギー
に変換する。

太陽電池パネルは移動車の屋根板および側板の表面に取
付けられるが、必ずしも全表面に取付けられるものでは
ない。また、移動車の用途に応じてその数量も異なる。

移動車が目的地に移動する間は側板な閉じ一般のトラッ
クと同様、ボックス部内を保護する一方、予定地に着い
た後は側板な外側へ回動して広げ、大きな面積で太陽か
らの光エネルギーを効率よく吸収して電気エネルギーを
得る。

一方、ボックス部内に設けられる構成体は、太陽電池で
得られた電気エネルギーを電源として作動し得るもので
あれば、いずれのものでよく、移動車の目的、用途等に
合わせて選択される。

例えば、ジュース類の移動販売を目的とする場合には、
構成体はジュース類の自動販売機であり、太陽電池をジ
ュース類の冷却又は加温のための電源に利用することが
できる。そして、海水浴場や野外コンサート会場等、平
生は電源を引き難い場所に移動車を設置し、その場所で
直接電気工東ルギーを得て、ジュース類を冷却又は加温
して販売をすることができる。

また、上記以外にも例えば、太陽電池を温水を作るため
の電源として用いることができる。この場合には、移動
車のボックス部内にシャワー室を構成体として設け、海
水浴場その他の場所において移動シャワー室として利用
することができる。

車等においても利用することができ、キャンピングカー
の場合にはキャンプのために必要となる種々の炊事用電
気機器やシャワー室が構成体となり、また移動層台車の
場合には、屋台の目的に応じた熱源用機器が構成体とな
る。電源の利用は、インバータから直接使うようにして
もよく、また−旦バッテリに蓄電してから使うようにし
てもよい。

インバータは、上記構成体に応じて直流０交流の変換お
よび所定電圧値に変換する機能をもつものである。

（本発明の作用）上述の手段によれば、目的場所に移動車を設置し、左右
の側板を外方に広げてほぼ水平位置に保持することで大
容量の電源を得ることができ、これを用途に応じてボッ
クス部内に設けた構成体に対し容易に利用することがで
きる。

（実施例）以下添付図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図および第２図は、ジュース類の移動販売車として
利用した場合の例を示したものである。

移動車１は、運転席２後方にボックス部３を装備するタ
イプのもので、このボックス部３を形成する屋根板４お
よび左右の側板５ａ、５ｂの全表面に太陽電池パネル６
が設けられている。

また、側板５ａ、５ｂの上縁部には、ヒンジ機構７が設
けられており、側板５ａ、５ｂはガスステー８によって
略水平位置、若しくはそれ以上にまで回動し保持される
構成となっている。

一方、ボックス部３の内部にはジュース類等の自動販売
機９が多数設置されており、側板５ａ。

５ｂを開いた時に各自動販売機９の前面が現われるよう
になりている。

そのため、太陽電池から電気を得る場合には、第２図に
示すように、側板５ａ、５ｂを外方へ回動して略水平位
置に保持し、屋根板４と同一平面上に保つことで広い面
積の太陽電池パネル６に太陽光を照射することができる
。また、太陽の位置によって側板５ａ、５ｂの回動角度
を適宜変化させることで、更に効率的に光エネルギーを
得ることができる。

更に、この実施例では、屋根板４および側板５ａ、５ｂ
の全面に太陽電池パネル６を設けであるので大容量の電
気を得ることができ、自動販売機９でのジュース類の冷
却又は加温が太陽電池からの電気エネルギーによって十
分に間に合うことになる。尚、太陽電池は、第３図に示
すように、移動車の表面に設けられた太陽電池パネル６
として保持されており、光エネルギーを電気エネルギー
に変換する。そして、連結ボックス１０を経てインバー
タ１１で所定電圧値に変換されたのち自動販売機９に供
給される。また、光エネルギーの供給が連続的に安定し
ていないことから、バッテリ１２と併用して電源とする
のが望ましい。

従って、このような移動販売車では、移動する際には、
第１図に示すように、側板５ａ、５ｂを閉じた状態にし
ておき、目的地に着いた所で、第２図に示した状態に側
板５ａ、５ｂを広げて蓄電し、用途に応える。そのため
、どこへでも自由に運べ、かつ電源線を必要とすること
なく設置することができるので、例えば、夏場での海水
浴場や野外コンサート場、スキー場、公園、野球場、運
動場、ゴルフ場、登山コース等でのジュース類（清涼炭
酸飲料水、日本茶、ウーロン茶等を含む）の販売等を容
易に行うことができ、限られた季節や限られた期間、又
は野外で臨時開設される催し物などには有効に働くこと
になる。

また、夜間での催し物などにも、昼間のうちに太陽電池
からバッテリ１２に電気を蓄えておくことにより、利用
することができる他、炊事用電源材及びシャワー室付キ
ャンピングカーや焼鳥、おでん、祭礼、夜店用移動層台
車でも上述と同様の手段で利用することができる。また
、この移動層台車は太陽電池による電源装置が付いてい
るので、屋台でのファミコン、ビデオ、ワープロ、パソ
コン、電子ゲーム装置などの操作が可能となり、新しい
夜店、屋台の形式を創り出すことができる。更に野外で
のビデオシアターも可能となる。

（効果）以上説明したように本発明に係る移動車によれば、車の
屋根板および側板の表面に太陽電池パネルを設け、利用
時には側板な開くことで大容量の電気を得られるように
したから、移動車内に設けた構成体を場所等に制約を受
けることなく利用ができ、広い用途範囲での太陽電池の
適用が可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る移動車の斜視図、第２図は側板を
広げた状態の移動車の斜視図、第３図は太陽電池を利用
する場合の回路を示す図である。１・・・移動車３・・・ボックス部４・・・屋根板５ａ、５ｂ・・・側板６・・・太陽電池パネル９・・・自動販売機（構成体）１１・・・インバータ＠１図」つ０１−一初動中３″″−ボックス部４−一屋銀稙５ａ、５ｂ−−イＱ・ＩＡ友６一一人場１；＝、ン乞ｌマネＩし

Claims

【特許請求の範囲】太陽電池パネルを表面に設けた屋根板および側板によっ
てボックス部を形成すると共に、側板の上縁部を回動可
能に支持して側板が外方へ所定角度開くようにし、一方、ボックス部内には上記太陽電池パネルからインバ
ータを介して得られた電源を利用する構成体を設けたこ
とを特徴とする太陽電池を利用した移動車。